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国際特許分類[C10G9/00]の内容

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炭化水素源から出発して、1,2-ジクロロエタンを製造する方法であって、a) 該炭化水素源を、第一の分解工程、即ち分解炉内で実施される、熱分解工程に付して、分解生成物の混合物を製造する工程、b) 該分解生成物の混合物を、エチレン及び他の成分を含む、生成物の混合物を得ることを可能とする、一連の処理段階に掛ける工程、ここで該処理段階としては、水性急冷段階、少なくとも大部分の二酸化炭素を除去し、アルカリ性の溶液を生成するための、アルカリ洗浄段階、及び該分解生成物の混合物中に含まれる、硫化水素の除去を目的とする、酸化段階を含む工程、c) 該工程b)から導かれた、エチレンを含む該分解生成物の混合物を、エチレンを含む少なくとも一つの画分と、重質画分とに分離する工程、d) 該エチレンを含む画分を、塩素化反応器及び/又はオキシ塩素化反応器に搬送し、該反応器内で、存在するエチレンの殆どを、1,2-ジクロロエタンに転化する工程、及びe) 該得られた1,2-ジクロロエタンを、該塩素化及びオキシ塩素化反応器から導かれる生成物の流れから、分離する工程、を含む。 (もっと読む)


【課題】過剰な熱分解を抑制して、軽質油の収率を向上させることにある。
【解決手段】重質油W(炭化水素系重質原料)の一部を燃焼させることによって加熱すると共に、重質油Wのガス化を行うガス化部3と、重質油Wを収容すると共に、ガス化部3から供給される熱のうち第1熱交換器10で調整した後の熱を受けることにより内部の温度をガス化部3の温度より低い1次分解温度に維持する1次熱分解部1と、この1次熱分解部1で重質油Wから分離された軽質成分を収容すると共に、ガス化部3から供給される熱のうち第1熱交換器10及び第2熱交換器20で調整した後の熱を受けることにより内部の温度をガス化部3の温度より低くかつ1次分解温度より高い2次分解温度に維持する2次熱分解部2とを備えた構成になっている。 (もっと読む)


【課題】軽油等の価値の高い製品油の基材となる改質生成物を多く回収することを可能にすると共に、改質生成物への不純物の混入量を低減することを可能にし、また残留重質成分の取り扱いを簡単にすることにある。
【解決手段】炭化水素系重質原料に対して軽質化を伴う改質処理を行う方法であって、炭化水素系重質原料を、水蒸気を含む300〜500℃の第1の熱分解領域構成部(第1の熱分解領域)1に投入して改質処理を行った後、第1の熱分解領域構成部1において炭化水素系重質原料から熱分解により分離された成分(軽質成分)Aを水蒸気と共に400〜600℃の第2の熱分解領域構成部(第2の熱分解領域)2に移行させて更に改質処理し、改質生成物とする方法を用いている。 (もっと読む)


【課題】多数のプロセス工程及び輸送を一体化した、炭素質供給原料からのエチレン及び/又はプロピレンの製造法を提供する。
【解決手段】(aa)炭素質供給原料から一酸化炭素及び水素を製造する工程、(bb)工程(aa)で得られたガス状混合物を用いてフィッシャー・トロプシュ合成工程を行って、未転化の一酸化炭素及び水素を混合したフィッシャー・トロプシュ生成物を得る工程、(cc)工程(bb)の未転化一酸化炭素及び未転化水素と混合したフィッシャー・トロプシュ生成物を熱分解する工程を行う、炭素質供給原料からのエチレン及び/又はプロピレンの製造法。 (もっと読む)


【課題】フィッシャー・トロプシュ誘導合成生成物を低級オレフィンに転化できる方法を提供すること。
【解決手段】(a)フィッシャー・トロプシュ合成生成物の一部を希釈ガス流の存在下、ガス及び液体フラクション中に蒸発させ、更に残りのガス/油混合物から液体フラクションを分離する工程、(b)ガス/油混合物を高温に加熱する工程、及び(c)加熱したガス/油混合物に熱転化工程を行って、低級オレフィンを得る工程を行うことによるフィッシャー・トロプシュ合成生成物からの低級オレフィンの製造方法。 (もっと読む)


熱分解生成物の気体フラクションの水素:炭素比を求め、こうして求められた値を、熱分解炉への炭化水素供給物について求められた水素:炭素比から引くことにより、熱分解生成物の液体フラクションの水素:炭素の比を求めるための方法および装置。液体フラクションについて求められた水素:炭素比の値は、クラッキングの過酷さの目安として、また、液体フラクションの望みの水素:炭素比と実際のそれとの間の差に応じた熱分解炉の制御に用いられる。
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本発明は、エチレン処理システムの処理ユニットにおける異常事象を検知する方法である。本方法は、処理ユニットの動作を、これらのユニットの正常動作の主成分分析により構築されるモデルと比較する。処理ユニットの動作と正常動作との差違が異常状態を示す場合、異常状態の原因を特定して修正する。 (もっと読む)


本発明は、石油熱転化プロセス装置におけるファウリング源の決定方法に関する。より詳しくは、本発明は、ファウリングが、原料小滴の原料飛沫同伴により生じるか、蒸気相の凝縮により生じるかを区別するものである。 (もっと読む)


【課題】 重質油加熱用の蒸気の温度を必要以上に上昇、或いは改質器の高さを大きくすることなく、重質油と蒸気との混合流体を改質器にて5〜30MPaの圧力、350〜550℃の温度の短時間で反応させることができるようにする。
【解決手段】 高圧の重質油と高圧の蒸気よりなる混合流体の温度を改質反応温度まで上昇させる改質予熱器13を備え、この改質予熱器で改質反応温度にまで加熱された混合流体を、改質反応温度に保温された改質器14に流入させて重質油を改質するようにした。本発明によれば、均一或いはほぼ均一の温度場において改質に必要な滞留時間である1〜10分を達成することができ、結果として、大量の重質油からの改質燃料製造を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】 残渣油の中に含まれる改質可能な成分を、改質燃料として取り出すと同時に、連続的に残渣油を排出することによって、コークス化(炭化)を防ぐことである。
【解決手段】 ガスタービンの排熱を利用して得られる高温・高圧水を用いて高温・高圧水と重質油を混合し反応させ、重質油から改質燃料を製造する燃料改質器を有し、この改質器において残渣油を反応器内で一定時間滞留させることにより、残渣油の中に含まれる改質可能な成分を、更に効果的に改質燃料として得られると同時に、連続的に残渣油を排出することによって、コークス化(炭化)を防ぎ、排出管を閉塞することがなくなる。 (もっと読む)


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