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国際特許分類[C10L1/08]の内容

国際特許分類[C10L1/08]に分類される特許

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【課題】製造システムの温度制御を効果的に行え、触媒を全体的に再生可能な、接触分解法によるディーゼル燃料製造システムを提供する。
【解決手段】原料タンクから供給される原料油を炭化水素からなる分解油に変換するための触媒を有する反応器と、反応器で得られた分解油から軽質油を分離する第1分留器と、第1分留器で得られた軽質油から軽油留分を回収する第2分留器と、第2分留器で回収された軽油留分を冷却して製品油にする冷却器と、原料タンクから反応器に供給される原料油を、冷却器、第2分留器および第1分留器の順に熱媒体として利用してから反応器に供給可能にする原料油供給ラインを備え、原料油供給ラインは、原料油を下流側に供給するための原料油供給ポンプと、冷却器と第2分留器との間に設置されて原料油を加熱する第1予熱器と、第2分留器と第1分留器との間に設置されて原料油を加熱する第2予熱器とを有する。 (もっと読む)


【課題】原料油脂からバイオディーゼル燃料(BDF)を製造するのに有用な触媒組成物、当該触媒組成物の製法、当該触媒組成物を用いたBDFの製法、及び、当該製法の実施に適したBDF製造用装置を提供する。
【解決手段】この触媒組成物においては、メタノール、植物油及びバイオディーゼル燃料からなるグループより選ばれた溶媒中に、バイオディーゼル燃料製造用固体塩基触媒として、100μm以下の粒子径を有し、かつ、活性な酸化物状態となった表面を有する酸化カルシウム粉末が存在しており、この触媒組成物は、0.5mm以上の粒子径を有した焼成石灰石、例えば石灰製品工場で大量生産される安価な焼成石灰石を原料とし、上記の溶媒中で機械的粉砕を行うことにより製造できる。 (もっと読む)


【課題】低硫黄分でありながら、今後の使用環境として想定される、より高温な状態においても優れた酸化安定性を有する軽油組成物を提供する。
【解決手段】本発明の軽油組成物は、硫黄分が10massppm以下、フルオレン類含有量が200massppm以上、アセナフチレン類含有量が2500massppm以下である。フルオレン類とは、フルオレン、及びアルキル基置換フルオレンなどを示し、200ppm以上が必要である。500ppm以上が好ましく、1500ppm以上がより好ましい。アセナフチレン類とは、アセナフチレン、アルキル置換アセナフチレンなどを示す。25massppm以上とすることが好ましく、400massppm以上とすることがより好ましい。 (もっと読む)


【課題】使用済みの食用油を直接排水口へ流すことや燃えるごみとして捨てることが、水質汚濁や大気汚染と云った環境破壊の大きな要因となっている。
【解決手段】近隣に有る廃業で使わなくなったガソリンスタンドを製造・流通拠点に転用することで、廃棄されていた廃食油の再生処理拠点への回収を促進すると共に、廃棄処分量を減らし、相対的に資源の節減、省エネルギー推進、環境保護を低コストで実現する。 (もっと読む)


【課題】 パーム果房などの原料を生産地などで熱分解して粗油を製造し、粗油を集めてバイオディーゼル燃料油を効率よく製造する分散製造システムを提供する。
【解決手段】 原料の生産地又は生産地近くの集荷場所に設けられ、原料を熱分解し熱分解ガスが抽出される熱分解槽(11)、該熱分解槽の熱分解ガスから熱分解油を凝縮して粗油を製造する凝縮器(13)、及び製造された粗油を貯留する粗油タンク(1)を備えた粗油製造設備(30)と、生産地及び集荷場所と異なる精製場所に設けられ、移送された粗油を貯留する粗油タンク(15)、粗油から中質油を蒸留する蒸留塔(16)、及び中質油を精製する精製器(17)を備えた燃料油精製設備(31)と、粗油製造設備から燃料油精製設備に粗油を移送する粗油移送手段(32)と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 連続運転を可能とし、パーム果房などの原料を熱分解して低粘性・低流動点・高セタン価のバイオディーゼル燃料油を効率よく製造できるシステムを提供する。
【解決手段】 流動砂(11A)にはアルカリ化合物と分解触媒とが混合され、破砕された原料が槽内に投入され、炉床下方から高温水蒸気が供給されることにより、流動砂が原料とともに流動されるとともに加熱され、原料が熱分解されて熱分解ガスが槽外に抽出され、熱分解残渣が流動砂の一部とともに槽外に排出される流動床構造の熱分解槽(11)と、熱分解槽の熱分解ガスから熱分解油を凝縮する凝縮器(13)と、熱分解油を蒸留して軽質油及び重質油から中質油を分離する蒸留塔(16)と、分離された中質油からバイオディーゼル燃料油を得る精製器(17)と、を備える。 (もっと読む)


【課題】燃費の低下を抑えつつ着火性及び低温流動性に優れる軽油組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】GC-TOFMSを用いて軽油組成物の質量スペクトルを測定する工程と、質量スペクトルに基づいて、炭素数が同一である成分ごとに、ノルマルパラフィンに対する1分岐のイソパラフィン及び2分岐以上のイソパラフィンのモル比を求める工程と、を有する、炭素数10〜24のパラフィンの組成が下記式(1)で表される条件を満たし、徐冷曇り点が-6.0℃以下、流動点が-7.5℃以下である軽油組成物の製造方法。




(nは10〜24の整数を示し、a,b及びcはそれぞれ炭素数nのパラフィンの全量に占める炭素数nのノルマルパラフィン、炭素数nの1分岐のイソパラフィン及び炭素数nの2分岐以上のイソパラフィンの割合(モル換算値)を示す。) (もっと読む)


【課題】原料油からバイオディーゼル燃料を安定かつ連続的に合成することができる多段燃料合成装置および方法を提供する。
【解決手段】脂肪酸、油脂、脂肪酸エステルおよび水のクロマト反応器1からの流出形態を定めるクロマト反応器に関する物質収支式に含まれる反応特性因子の値が制御されることにより、第1バイオディーゼル燃料および油脂と、水とを分離して反応器1から流出させることができる。これにより、クロマト反応器1において脂肪酸のエステル化反応によって生成した水が油脂とともに触媒装置2に供給される事態が回避されうる。 (もっと読む)


【課題】排出ガス特性を改善しつつ、燃費を向上させる軽油組成物の提供。
【解決手段】常圧蒸留装置から留出する90%留出温度が330〜345℃の直留軽油留分と、流動接触分解装置から得られる90%留出温度が320〜350℃の接触分解軽油留分とを容量割合で95:5〜80:20で混合したものを、脱硫処理して得られる脱硫軽油基材を含む軽油組成物であって、(a)セタン価が50〜60、(b)90%留出温度が282〜336℃、(c)15℃密度が0.832〜0.848g/cm、(d)引火点が61℃以上、(e)40℃動粘度が1.9〜4.1mm/s、(f)硫黄分が50質量ppm以下、(g)全芳香族量が30質量%以下、(h)多環芳香族が4.5質量%以下、及び(i)HFRRが420μm以下であることを特徴とする軽油組成物。 (もっと読む)


【課題】パラフィンのみで構成された場合の特性が十分に活かされ、かつゴム膨潤性が改善された軽油燃料組成物を提供する。
【解決手段】本発明に係る軽油燃料組成物は、実質的にパラフィンのみで構成される主基材と、実質的にナフテンのみで、又は、実質的にナフテンとパラフィンのみで構成される副基材が混合されてなり、ナフテンの含有量が60容量%未満である。前記ナフテンの含有量は、10容量%以上であることが好ましい。更に、炭素数15以下のイソパラフィンとナフテンの合計含有量が8容量%以上であることがより好ましい。 (もっと読む)


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