説明

国際特許分類[C12P7/40]の内容

国際特許分類[C12P7/40]の下位に属する分類

国際特許分類[C12P7/40]に分類される特許

41 - 50 / 163


【課題】微生物反応プロセスによるグリセリンを原料としたグリセリン酸あるいはジヒドロキシアセトンの生産において、グリセリン酸あるいはジヒドロキシアセトンの生産を選択的に切り替えることが可能で、かつこれらの生産量を飛躍的に増大させることができ、しかも、廃棄物として扱われるような安価な原料である粗グリセリンを煩雑な前処理なしで利用可能にする手段を新たに提供する。
【解決手段】グリセリン含有培地に、メタノールを含まないグリセリン含有アルカリ溶液、及びメタノール含有グリセリン溶液のいずれかを選択して培地にフィードしながら、グリセリンからグリセリン酸変換能を有する微生物を培養して、グリセリン酸またはジヒドロキシアセトンのいずれかを選択的に製造する。上記メタノールを含まないグリセリン含有アルカリ溶液、及びメタノール含有グリセリン溶液として、例えば、油脂のエステル交換の際副生する粗グリセリン酸溶液を使用する。 (もっと読む)


本発明は、6-アミノカプロン酸、カプロラクタム、ヘキサメチレンジアミン、又はレブリン酸経路を有する天然に存在しない微生物生物体を提供する。微生物生物体は、6-アミノカプロン酸、カプロラクタム、ヘキサメチレンジアミン、又はレブリン酸経路それぞれにおける酵素をコードする少なくとも1つの外因性の核酸を含有する。本発明は、6-アミノカプロン酸、カプロラクタム、ヘキサメチレンジアミン、又はレブリン酸を産生するための方法をさらに提供する。方法は、6-アミノカプロン酸、カプロラクタム、又はヘキサメチレンジアミンを産生する微生物生物体を培養することを含むことができ、微生物生物体は、6-アミノカプロン酸、カプロラクタム、ヘキサメチレンジアミン、又はレブリン酸経路酵素をコードする少なくとも1つの外因性の核酸を、それぞれの産物を産生するのに十分な量で、6-アミノカプロン酸、カプロラクタム、ヘキサメチレンジアミン、又はレブリン酸を産生するための条件下で、且つそれに十分な期間、発現する。 (もっと読む)


【課題】微生物の培養物から、医薬品、健康食品などに利用可能な、ホスホジエステラーゼ5阻害活性を有する新規化合物を提供する。
【解決手段】ストレプトミセス属に属する放線菌の培養液から単離した下記式(2)で代表される化合物およびその誘導体又はその製薬学的に許容される塩。
(もっと読む)


【課題】光学活性β−ヒドロキシアミノ酸を製造する方法であって、新規なD−フェニルセリンデアミナーゼ、該酵素の製造方法、該酵素を用い、DL−β−ヒドロキシアミノ酸のD体のみを分解することによりL−β−ヒドロキシアミノ酸を製造する方法の提供を課題とする。
【解決手段】アルスロバクター属、アクロモバクター属、ボルデテラ属、ステノトロフォモナス属、シュードモナス属に存在するD−3−フェニルセリンデアミナーゼを精製し、その酵素科学的性質を明らかにした。精製酵素の内部アミノ酸配列の一部を利用し、該酵素をコードする遺伝子を大腸菌にクローニングし、発現させた。得られた形質転換株により、D−3−フェニルセリンデアミナーゼが生産された。本酵素をDL−β−ヒドロキシアミノ酸に作用させ、光学分割することにより、L−β−ヒドロキシアミノ酸が生産できることを見いだした。 (もっと読む)


【課題】微生物細胞を低温殺菌するための改良された低温殺菌プロトコルを提供する。
【解決手段】プロトコルは3種の段階、第一加熱段階、第二プラトー段階であって細胞が(最大及び)一定の温度で維持される段階、第三冷却段階を有する。加熱及び冷却段階は、共に迅速であり、細胞の温度は、この加熱段階で、30分以下、40〜80℃である。加熱段階は、少なくとも0.5℃/分であり、冷却の間は、少なくとも−0.5℃/分である。プラトー最大温度は、70〜85℃である。時間(t,分)対温度(T,℃)のグラフにおいて低温殺菌プロトコルをプロットすることによって、13000℃・分未満の領域を有する台形を得る。より小さいエネルギー入力におけるこの結果(及びコストの削減)だけでなく、より良い品質の(及び酸化されにくい)油を得、1.5未満の過酸化物価(POV)及び1.0未満のアニシジン値(AnV)を有する。 (もっと読む)


【課題】酵素活性が高いβ−グルコシダーゼを産生する菌株、セルロース系物質分解物の生産効率に優れるβ−グルコシダーゼ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ペニシリウム・ピノフィラム(Penicillium pinophilum)Y−02株(受託番号:NITE P−678)又はその変異株を用いて、β−グルコシダーゼを製造する方法。 (もっと読む)


本発明は、内在性ピルビン酸ギ酸リアーゼ酵素活性の脱制御を備えるように遺伝子改変された、コハク酸の発酵生産のための炭素源としてグリセロールを利用することができる細菌株、及びそのような微生物を使用して有機酸、特にコハク酸を生産する方法に関する。本発明はまた、陽イオン交換クロマトグラフィーによる、生産された有機酸の下流処理に関する。 (もっと読む)


【課題】コクリア属に属する微生物内で複製可能なシャトルベクターであって、コクリア属に属する微生物内で外来蛋白質を誘導発現可能なベクターの提供を課題とする。
【解決手段】本発明者らは、各種有機溶媒中においても細胞構造を維持し、タンパク質の漏出がほとんどないコクリア リゾフィラ(Kocuria rhizophila)NBRC 103217株を宿主とする形質転換系の構築を行った。
その結果、本発明者らは、コクリア バリアンス(Kocuria varians) NBRC15358由来の新規シャトルベクターの開発によって、非水系で細胞構造を維持しタンパク質の漏出がほとんどないコクリア属に属する微生物内で外来蛋白質を誘導発現させることに成功した。 (もっと読む)


有用な産物、例えば、燃料、カルボン酸ならびにその等価物(例えば、エステルおよび塩)を産生するために、炭素含有材料、例えば、バイオマス(例えば、植物バイオマス、動物バイオマス、および都市廃棄物バイオマス)または石炭が加工される。例えば、供給材料、例えば、セルロース材料および/またはリグノセルロース材料および/またはデンプン材料を用いて、エタノール、ブタノール、もしくは有機酸(例えば、酢酸もしくは乳酸)、有機酸の塩、またはその混合物を産生することができるシステムが説明される。所望であれば、有機酸をアルコールに変換することができ、例えば、最初に、酸、酸の塩、または酸およびその塩の混合物をエステルに変換し、次いで、形成されたエステルを水素化することによって有機酸をアルコールに変換することができる。石炭またはバイオマスの熱化学変換に由来するシンガスを利用することができる酢酸生成菌またはホモ酢酸生成菌を用いて、望ましい産物を産生することができる。

(もっと読む)


本発明は、キシロースをキシルロースに直接異性化する能力を有する真核細胞に関する。異性化酵素に典型的な1つ又は複数の特異的配列要素を有し、酵母における機能的発現の能力を有するキシロース異性化酵素、例えば、クロストリジウム(Clostridium)属及びフソバクテリウム(Fusobacterium)属の細菌又はユウレイボヤ(Ciona)属の尾索類から得られるキシロース異性化酵素をコードするヌクレオチド配列で形質転換することによって、細胞はこの能力を獲得した。この細胞は、酵母又は糸状菌であることが好ましく、酵母は嫌気性アルコール発酵ができることがより好ましい。さらに、ペントースリン酸経路の流量を増加させ、非特異的アルドース還元酵素活性を減少させ、特異的キシルロースキナーゼ活性を増加させる能力を細胞に与え、L−アラビノースをD−キシルロース5−リン酸に変換し、キシロース及びアラビノースの少なくとも1種の宿主細胞への輸送を増加させ、異化代謝産物抑制に対する感受性を減少させ、エタノール、浸透圧若しくは有機酸に対する耐性を増加させ、並びに/又は副産物生成を減少させる1つ又は複数の遺伝子改変を含むことができる。細胞は、発酵産物、例えば、エタノール、乳酸、3−ヒドロキシ−プロピオン酸、アクリル酸、酢酸、コハク酸、クエン酸、アミノ酸、1,3−プロパン−ジオール、エチレン、グリセロール、β−ラクタム抗生物質及びセファロスポリンを生成する能力を有する細胞であることが好ましい。本発明はさらに、これらの発酵産物を生成する方法であってキシロースを発酵産物に発酵するために本発明の細胞を使用する方法に関する。
(もっと読む)


41 - 50 / 163