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国際特許分類[C22B21/06]の内容

国際特許分類[C22B21/06]に分類される特許

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【課題】複雑な設備を使用することなく、簡便な方法で熱間圧延の初期段階に発生する厚板中央部のポロシティ粗大化を防止することができるアルミニウム合金厚板の製造方法を提供すること。
【解決手段】溶解されたアルミニウム合金中の水素ガス量を低減する脱ガス処理工程において、水素ガスの含有量を0.2cc/100g以下の脱ガス処理を行い、均質化処理工程において、スラブに保持温度470〜530℃、保持時間1〜10時間の均質化処理を施し、複数回の圧延パスを施す圧延工程において、圧延前の板厚(H1)に対して圧延後の板厚(H2)とした場合の一回の圧延の圧下率(δ)[δ={(H1−H2)/H1}×100%]を7%以上で複数回の圧延パスに亘って圧延して最終板厚100〜460mmのアルミニウム合金厚板を製造する。 (もっと読む)


【課題】金属溶湯中のHガスや介在物などの除去を十分に行なうことができる脱ガス装置を提供する。
【解決手段】本発明の脱ガス装置1は、金属溶湯を攪拌体5により回転攪拌して脱ガスをする脱ガス室4を備え、脱ガス室4から金属溶湯を流し出す開口部3を側壁1bに設け、該開口部3を囲う囲い板6を、回流する金属溶湯の下流側を開放させて配し、該囲い板6の金属溶湯の流れを受ける面を側壁1bに対して傾斜面6aとしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】容易で精度良く、アルミニウム精製における凝固界面を検出する方法およびその装置を提供すること。
【解決手段】本発明の容器内に融点以上に保持したアルミニウムの溶湯を攪拌機で攪拌しながら底部から冷却して精製アルミニウムを凝固体として成長させる際の凝固界面を検出する方法は、600〜800℃に加熱した鉄製の検知棒を溶湯内に昇降させて行うことを特徴とし、凝固界面の検出装置は、アルミニウムの溶湯内に挿入して凝固界面に接触させる鉄製の検知棒、該検知棒を600〜800℃に加熱する加熱炉、該検知棒を昇降させる昇降手段、該検知棒が凝固界面に接したときに稼働するセンサを有する界面検出器、ならびに該昇降手段および界面検出器からの信号を受信して昇降手段の動作を制御すると共に凝固界面位置を決定する制御手段を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 溶湯金属中に低温の処理ガスが放出されると、溶湯金属が冷却されて粘度が著しく上昇し、溶湯金属攪拌用回転体の回転時にシャフトのローター側の近傍に多大な負荷が掛かり、長時間運転を継続するとその部分に亀裂や破損を生じる。
【解決手段】 シャフト4の一方の端部に溶湯金属2を攪拌するローター5が、他方の端部に回転駆動機構に接続する連結具3が取り付けられ、シャフト4内に複数のガス供給管7を同軸状に配置して内側から外側へ順に間隙9を通して処理ガスを溶湯金属2に供給できる溶湯金属攪拌用回転体1である。複数のガス供給管7の間隙9を通り抜ける間に処理ガスは加熱され、この加熱された処理ガスを溶湯金属2中に放出することができるので、溶湯金属2が冷却されることによる粘度の上昇を抑制し、シャフト4のローター5側の近傍部分に多大な負荷が掛かることによる亀裂や破損の発生を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】小さな設備面積で短時間に共晶系不純物、包晶系不純物の低減を可能とし、精製時に発生する残留溶湯を極力低減し、精製処理時のエネルギー効率の向上が可能な高純度アルミニウムの連続精製システムを提供する。
【解決手段】アルミニウムの溶解炉11、21、31、溶解炉からの溶湯が順に送り込まれる、直列的に連結された複数の溶湯保持槽13、23、33、各溶湯保持槽と対を成す回転冷却体130、230、330を備えた一連の装置を1組のラインとする。このラインが複数組用いられたN次ライン(ただし2≦N)からなり、(n−1)次ライン(ただし2≦n≦N)で回転冷却体に付着凝固し回収された高純度アルミニウム塊は、続くn次ラインの溶解炉で溶解され、溶湯が順々に溶湯保持槽を通り排出される。n次ラインの保持槽及び回転冷却体の数は(n−1)次ラインより少ない。 (もっと読む)


【課題】小さな設備面積で短時間に共晶系不純物、包晶系不純物の低減を可能とし、精製時に発生する残留溶湯を極力低減し、精製処理時のエネルギー効率の向上が可能な高純度アルミニウムの連続精製システムを提供する。
【解決手段】アルミニウムの溶解炉11、21、31、溶解炉からの溶湯が順に送り込まれる、直列的に連結された複数の溶湯保持槽13、23、33、各溶湯保持槽と対を成す回転冷却体130、230、330を備えた一連の装置を1組のラインとする。このラインが複数組用いられたN次ライン(ただし2≦N)からなり、(n−1)次ライン(ただし2≦n≦N)で回転冷却体に付着凝固し回収された高純度アルミニウム塊は、続くn次ラインの溶解炉で溶解され、溶湯が順々に溶湯保持槽を通り排出される。n次ラインの保持槽及び回転冷却体の数は(n−1)次ラインより少ない。 (もっと読む)


【課題】長時間鋳造を行っても黒筋故障の発生を防止することができる平版印刷板用アルミニウム合金板の製造方法および製造装置の提供。
【解決手段】アルミニウム溶湯を、濾過手段、該濾過手段に連結した溶湯流路、該溶湯流路に連結した液面制御手段、および該液面制御手段に連結した溶湯供給ノズルを順次通過させる工程を含む、連続鋳造法による平版印刷版支持体用アルミニウム合金板の製造方法であって、前記アルミニウム溶湯が、アルミニウム原材料を溶解して得られた溶湯に、チタンおよびホウ素を含むアルミニウム合金を添加溶融させたアルミニウム溶湯であり、前記アルミニウム溶湯が前記流路を通過するtが下記式(1)を満たす、平版印刷版支持体用アルミニウム合金板の製造方法。
t(sec)≧270×1.2×D ・・・(1)
(式(1)中、Dは前記流路の溶湯深さ(m)である。) (もっと読む)


【課題】
【解決手段】溶融金属を処理する回転デバイスであって、前記デバイスが、その一端にロータ(40)がある中空シャフト(30)を備え、前記ロータ(40)が、離間して複数のディバイダ(50)によって接続されたルーフ(42)及びベース(44)と、各々の隣接するディバイダの対(50)とルーフ(42)とベース(44)との間に画定された通路(52)であって、各通路(52)が、ロータ(40)の内部表面の流入口(54)と、ロータ(40)の外周面の排出口(56)とを有し、各排出口(56)が、それぞれの流入口(54)よりも大きい断面積を有し、そこから半径方向外側に配置された通路(52)と、シャフト(30)を通して通路(52)の流入口(54)内と排出口(56)外に画定された流路と、溶融金属とガスとの混合が実行されるチャンバ(48)とを有し、複数の第1の切り欠き部(58a)がルーフ(42)に提供され、複数の第2の切り欠き部(58b)がベース(44)に提供され、第1及び第2の切り欠き部(58a,58b)の各々が通路(52)の1つに連続している回転デバイス。本発明は、また、ロータ(40)それ自体、本発明の回転デバイスを備えるガス抜き用及び/又は金属処理物質の添加用金属処理ユニット(170)並びに該デバイスを用いて溶融金属を処理する方法にも適用される。 (もっと読む)


【課題】ルツボ外部への溶融金属の飛散を抑制による安全性の向上と歩留まり低下の防止を、部品点数の増加を招くことなく実現することができる金属精製方法等を提供する。
【解決手段】溶融金属保持ルツボ2と、溶融金属保持ルツボ内の溶融金属4を加熱する加熱手段5と、回転可能な回転冷却体32を備えた金属精製装置を用い、保持ルツボ2内に収容された溶融金属4中に回転冷却体32を浸漬し、回転冷却体32を回転させながら、回転冷却体32に純度の高い金属を晶出させる金属精製方法であって、保持ルツボの深さ:H、ルツボ底からの溶融金属の高さ:h、ルツボ開口部内径:dとする時、H、h、dの関係が0.55≦(H-h)/dの条件を満たしている。 (もっと読む)


【課題】生産性に優れ、表面状態および平坦度の制御が容易であり、板厚精度を向上させたアルミニウム合金厚板の製造方法およびアルミニウム合金厚板を提供する。
【解決手段】Mgを所定量含有し、さらに、Si、Fe、Cu、Mn、Cr、Zn、Ti、Zrのうち少なくとも1種以上を所定量含有し、かつ、残部がAlおよび不可避的不純物からなるアルミニウム合金を溶解する溶解工程(S1)と、溶解されたアルミニウム合金から水素ガスを除去する脱水素ガス工程(S2)と、水素ガスを除去したアルミニウム合金から介在物を除去するろ過工程(S3)と、介在物を除去したアルミニウム合金を鋳造して鋳塊を製造する鋳造工程(S4)と、鋳塊を所定厚さにスライスするスライス工程(S5)と、スライスされたアルミニウム合金厚板を熱処理する熱処理工程(S6)と、をこの順に行うことを特徴とする。 (もっと読む)


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