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国際特許分類[C22B21/06]の内容

国際特許分類[C22B21/06]に分類される特許

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【課題】溶解貯留部内にノロの発生する箇所とノロの発生しない箇所を作り出すこと。
【解決手段】上下周囲が覆われた溶解室1と、処理材を溶解する渦室2を備え、溶解室に渦室を設け、渦室から一対の連通口を介して溶解室に溶湯が出入りするものとし、溶解室にはノロ掻出用の扉5を開閉可能に設けてある溶解炉において、溶解室内の少なくとも下部を平面視して二室8、9に仕切る仕切壁7を、渦室2から離れる方向に延在すると共に、二室のうち一室に一方の連通口3が連通し、二室のうち他室に他方の連通口が連通し、二室のうち一室を渦室2内に溶湯が取り込まれる受熱室8とし、二室のうち他室を渦室内から溶湯が排出されるノロ掻室9とし、仕切壁7の下部に二室を連通する湯道7aを形成してあることを特徴とする溶解炉。仕切壁は、溶解室内の下部のみを平面視して二室に仕切るものであって、仕切壁よりも上側では二室を連通してある。 (もっと読む)


【課題】
アルミニウム合金溶湯中の酸化物を除去する非ハロゲンフラックスの使用時に、溶湯温度を上昇させなければならないという問題点を解決することにある。
【解決手段】
本発明のアルミニウム又はアルミニウム合金溶融物の精錬用の非ハロゲンフラックスは、金属硫酸塩、アルカリ金属硫酸塩、或いはアルカリ土類金属硫酸塩のいずれかの10〜70重量%と黒鉛の30〜90重量%との混合物から成る。 (もっと読む)


【課題】不純物としてTi、Vその他の包晶系元素を含むアルミニウム或いはアルミニウム合金溶湯に対してこれらを効率良く、工業的規模で低減することが可能な溶湯処理方法を提供する。
【解決手段】不純物としてTi、Vその他の包晶系元素を含むアルミニウム又はアルミニウム合金溶湯を調製する際に、Ti及びBをそれぞれ単体金属或いはAlとの母合金の形でアルミニウム原料とともに溶解炉に装入して、前記Ti及びBをそれぞれ単体金属或いはAlとの母合金をアルミニウムと同時に溶解した後、この溶解されたアルミニウム又はアルミニウム合金溶湯よりサンプルを採取・分析し、この分析値を基にアルミニウム又はアルミニウム合金溶湯に含まれる包晶系元素と反応する当量のBに対して過剰に、B或いはB母合金を添加して撹拌する。 (もっと読む)


【課題】 アルミニウムの精製において、包晶不純物および共晶不純物を効率良く除去する。
【解決手段】 精製に供する原料として、包晶元素およびホウ素を含み、ホウ素が包晶元素との金属ホウ化物として計算される合計化学当量よりも5〜80質量ppm過剰に含有されてなるアルミニウム精製用原料を使用する。そして、溶解炉1においてアルミニウム精製用原料を溶解して溶湯とし、溶湯を反応室2Aに移動させる。反応室2Aにおいて、溶湯中の包晶元素とホウ素とを反応させて金属ホウ化物を生成させ、生成した金属ホウ化物および前記溶解工程で生成した金属ホウ化物を除去する。さらに溶湯を精製室2Bに移動させ、精製室2B,2C,2D,2Eにおいて、偏析凝固により未反応のホウ素を含む共晶元素が除去された高純度アルミニウムを晶出させる。 (もっと読む)


【課題】半導体関連装置部材に好適な、板厚精度および平坦性が良好であり、さらに、表面欠陥を抑制することができるアルミニウム合金厚板、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】所定成分のアルミニウム合金を溶解し(溶解工程S11)、水素ガスおよび介在物を除去し(脱水素工程S12、ろ過工程S13)、鋳造して鋳塊とする(鋳造工程S14)。この鋳塊を、必要に応じて熱処理により均質化し(均熱処理工程S20)、所定厚さに熱間圧延し(熱間圧延工程S30)、切断し(切断工程S50)、表面を平滑化して仕上げる(平滑化処理工程S70)。また、必要に応じて歪矯正(矯正工程S40)や焼鈍等の熱処理(焼鈍工程S60)を施してもよい。得られたアルミニウム合金厚板は、表面の平坦度が圧延方向長さ1m当たり0.2mm以下であり、板厚バラツキが所望板厚の±0.5%以内であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】凝固速度が大きな状態で晶出した金属が、精製初期の段階で冷却体から剥離するのを防止することにより、精製金属重量を大きくすることができる金属精製法及び装置等を提供する。
【解決手段】精製すべき溶融金属2中に冷却体3を浸漬し、この冷却体3を回転させながら冷却体表面に高純度金属を晶出させる金属の精製方法において、精製初期の冷却体3の平均周速をそれ以降の平均周速よりも小さく設定し、かつ精製初期の冷却体3の最大周速がそれ以降の平均周速を超えないように設定して精製を行う。 (もっと読む)


【課題】凝固速度が大きな状態で晶出した金属がある程度成長した後に冷却体から剥離する事態を回避して、精製効率の向上を図ることができ、しかも得られる精製金属重量も大きな金属精製方法及び装置等を提供する。
【解決手段】精製すべき溶融金属2中に冷却体3を浸漬し、この冷却体3を回転させながら冷却体表面に高純度金属を晶出させる金属の精製方法において、精製初期前半の冷却体3の最大周速を精製初期以降の平均周速よりも大きく設定し、かつ精製初期後半の冷却体の平均周速を精製初期以降の平均周速よりも小さく設定して精製を行う。 (もっと読む)


【課題】高い精製効率が得られるとともに、冷却体との密着性も良く、冷却体の回転に起因する遠心力による剥離を抑制でき、精製物質の回収量の多い物質精製法及び精製装置を提供する。
【解決手段】溶融物質中に冷却体を浸漬し、その冷却体の表面に前記物質の結晶を晶出、成長させる精製法である。冷却体の周速が700mm/s以上8000mm/s未満となるように冷却体を回転させながら溶融物質中に浸漬させていき、且つ溶融物質に浸漬するときの冷却体の温度を、前記物質の固相線温度×0.7以上とする。 (もっと読む)


【課題】精製すべき溶融金属中に冷却体を浸漬し、冷却体を回転させながら表面に高純度金属を晶出させる金属の精製方法に用いられる前記冷却体であって、冷却体が表面に経時的な摩耗劣化を生じても、冷却体の全体を交換する必要を無くして、材料面、コスト面等での無駄の発生を防止した冷却体等を提供する。
【解決手段】上下方向に分割された複数の分割体35、36、37の隣接するもの同士がねじ止め等により分離可能に連結固定されることにより、冷却体3が形成されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、アルミニウム・スクラップを溶解し、その溶解物が含有する不要成分を除去する真空精製を行ってから、所定の大きさのインゴットに鋳造し、再度アルミニウム地金に再生するまでを、従来より効率良く、且つ安価に行うことの可能なアルミニウム・スクラップの精製方法及びその装置を提供することを目的にしている。
【解決手段】アルミニウム・スクラップの溶解工程と精製工程とを分離し、精製工程と鋳造工程とを連結させることとし、前記溶解炉では、前記アルミニウム・スクラップの溶解だけを行って取鍋に出湯し、該取鍋を排気手段に連通した耐火物製蓋で覆い、取鍋内の雰囲気を所定圧力に減圧して所定時間保持し、溶湯から易揮発成分を除去した後、大気圧に再度復圧し、該溶湯を鋳型に連続的に注入するようにした。 (もっと読む)


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