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国際特許分類[C22B21/06]の内容

国際特許分類[C22B21/06]に分類される特許

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【課題】アルミニウム合金中に含まれるマグネシウムを除去するもので、工程が簡便で短時間に作業することが可能であり、さらには使用済みの電池滓の再利用を図ることができる、低コストでアルミニウム中のMg濃度を低減させる方法を提供する。
【解決手段】マグネシウムを含有するアルミニウム合金に、ピロリン酸マンガン(Mn)を添加して加熱溶融するか又はマグネシウムを含有するアルミニウム合金を加熱溶融させた溶湯にピロリン酸マンガン(Mn)を添加して、アルミニウム中のマグネシウムを分離・除去することを特徴とするアルミニウム合金からのマグネシウムの除去方法。 (もっと読む)


【課題】旋回流抑止部材の溶湯中への設置により、不純物の除去を効率的に行うものでありながら、精製中に生じる気泡や酸化物が溶湯の表面近傍へ残留して溶湯表面が凝固するのを防止することができる金属精製法及び装置等を提供する。
【解決手段】容器1に収容された精製すべき溶湯2中に冷却体3を浸漬し、この冷却体3を前記容器に対して相対的に回転させながら冷却体表面に高純度金属を晶出させる金属の精製方法において、冷却体3の回転によって引き起こされる溶湯2の旋回流を抑止するように、旋回流抑止部材61、62を溶湯中に配置して精製を行い、精製途中で前記旋回流抑止部材の旋回流に対する抑止力を低下させる。 (もっと読む)


【課題】貯湯槽内を簡単かつ確実に外気と遮断できるアルミニウム溶湯処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の装置は、密閉型の貯湯槽1と、貯湯槽1の上壁に貫通する筒状シール部材3と、筒状シール部材3に挿通配置された処理ガス吹き込み用シャフト2と、貯湯槽1の周壁に貫通されるとともに、槽内引込部に入湯口45が設けられた入湯管路4と、貯湯槽1の周壁に密閉状態に貫通されるとともに、槽内引込部に出湯口55が設けられた出湯管路5と、を備える。筒状シール部材3の下端、入湯口45および出湯口55が、溶湯液面L1よりも下方に配置されて、記貯湯槽内において、溶湯液面上空がアルミニウム溶湯Lによって、筒状シール部材3、入湯管路4および出湯管路5の各内部に対しそれぞれ密閉される。 (もっと読む)


【課題】カスの回収を簡単に行えるアルミニウム溶湯処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の装置は、アルミニウム溶湯が貯留される貯湯槽1と、貯湯槽1の中央部に設けられ、軸心回りに回転駆動しつつ、溶湯液面L1よりも下方に配置された下端部から溶湯中に処理ガスが気泡状態で放出される処理ガス吹き込み用シャフト2と、下端が溶湯液面L1よりも下方に配置され、上端が溶湯液面L1よりも上方に配置され、シャフト2の周囲を覆うように設けられた筒状シャフトカバー3と、貯湯槽1の内周壁面における下側部に上下方向に沿って設けられ、シャフト2の回転に伴って貯湯槽1内を回転流動するアルミニウム溶湯を上方に流動させる整流板71〜73と、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、Alスクラップから高いSi除去率と高いAl回収率を同時に満足するAl精製体を得ることができ、かつ、高い効率性と高い生産性が実現できるAlスクラップの精製方法を提供することを目的とする。
【解決手段】容器1内の溶湯2を温度Tまで冷却させた後、所定圧力を付与し、回収固相5aと液相部分6aとに分離する工程とを有した第1段階の精製工程と、液相部分6aを液相線以上の温度に保ち、連続して液相部分6aを温度T2まで冷却させた後、所定圧力を付与し、回収固相5bと液相部分6bとに分離する工程と液相部分6bを液相線以上の温度に保ち、液相部分6bを温度T3まで冷却させた後、所定圧力を付与し、回収固相5cと液相部分6cとに分離する工程とを有した一連の工程を繰り返し、回収固相5a、5b、5cからなるAl精製体を回収する第2段階の精製工程と、を備えた構成である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、共晶系不純物を含む金属スクラップから不純物元素を高率で除去した金属精製体を高い回収率で得られる金属の連続精製方法を提供することを目的とする。
【解決手段】黒鉛製鋳型10に供給された初晶3を含む半凝固スラリー4に押し固め板16により1回目の圧搾を行ない、圧搾された初晶3の集積体20aと残りの液相部分21aとに分離し、この集積体20aを受台15とともに降下させることにより発生した空間Bに、新鮮な半凝固スラリー4を補充し、2回目の圧搾を連続して繰り返し、集積体20aと20bからなる積層した金属精製体を回収する工程を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は炉(2)を操作する方法に関し、少なくとも1種の金属元素を含む出発材料を溶融し、ある燃料体積流量の燃料およびある酸化剤体積流量の酸化剤で操作される少なくとも1つのバーナー(4)を使用して出発材料を加熱する。排気ガスライン(6)の二次燃焼領域下流の少なくとも1つの測定点(17)で炉(2)の排気ガス温度をモニタし、標準操作状態で目標燃料体積流量と目標酸化剤体積流量をバーナー(4)に送り、排気ガス温度の変化(26)を所定時間間隔で記録し所定限界値(25)と比較する。時間単位当たりの排気ガス温度の変化(26)が閾値(25)より大きい場合、バーナー(4)を所定減少期間、減少操作状態にし、燃料体積流量の酸化剤体積流量に対する比率を以下の動作:A)燃料体積流量の減少体積流量への急な減少およびB)酸化剤体積流量の増加体積流量への急な増加の少なくとも1つによって低下させ、低下期間が経過した後に前記比率を標準操作状態に戻す。 (もっと読む)


【課題】比較的簡単な方法で不純物を除去でき精製効率を向上した金属精製法及び装置等を提供する。
【解決手段】精製すべき溶融金属2中に冷却体3を浸漬し、この冷却体3を回転させながら冷却体表面に高純度金属を晶出させる金属の精製方法において、冷却体3の表面に晶出した金属に圧力を付加する。これにより、晶出金属5における凝固界面の不純物が晶出金属外に排出される結果、精製される金属の精製効率を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】初晶Siを微細化することができ且つ初晶Siを均一に分布させることのできる過共晶Al−Si系合金の鋳造方法を提供する。また、初晶Siが微細化され且つ均一に分布している過共晶Al−Si系合金の鋳塊を提供する。
【解決手段】初晶Si微細化剤を含有するAl−Si系合金の溶湯1を、ホットトップ部2の断熱湯溜部3から急冷鋳型4へ送って冷却凝固し、過共晶Al−Si系合金の鋳塊Bを製造する。断熱湯溜部3の溶湯吐出口6と急冷鋳型4の溶湯導入口7とは連続しており、溶湯吐出口6よりも溶湯導入口7が大径とされているため、急冷鋳型4と接するホットトップ部2の下端面が溶湯導入口7内に露出し、露出した下端面により庇部8が形成される。この庇部8の幅dは1mm以上10mm以下である。急冷鋳型4で冷却される溶湯1における液相線温度から共晶温度に至るまでの凝固時間は3秒以内である。 (もっと読む)


【課題】二酸化チタンによる溶湯内の金属酸化物を取り除き、より安価に効率良く、鋳造製品の品質を向上させることが可能な鋳造方法並びに鋳造装置と鋳造用具を提供する。
【解決手段】銅やアルミニウム、鉄等の溶融させる金属またはそれらの合金を溶かす溶融炉や坩堝10の、少なくとも溶融金属が触れる壁面の組成に、二酸化チタンを含有する。少なくとも溶融金属が触れる材料の表面の組成に二酸化チタンを含有させ、溶融した金属の溶湯を攪拌して、二酸化チタンを含有した材料に溶湯を万遍なく接触させて鋳造する。溶融させるアルミニウムや銅または鉄等の金属を含有した材料を溶解炉14に入れ、材料と二酸化チタンが接触可能な状態であるとともに、酸素が遮断された難酸化反応下で、材料を金属の溶融温度に加熱して金属の溶湯を造り、この溶湯を所定の型に注入する。 (もっと読む)


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