説明

国際特許分類[E02B3/06]の内容

国際特許分類[E02B3/06]の下位に属する分類

国際特許分類[E02B3/06]に分類される特許

181 - 190 / 474


【課題】台風等の高波による衝撃的な荷重が扉体部の転倒方向に作用しても、基台の浮き上がりを防止する。
【解決手段】起伏ゲート式防波堤11である。基台14a上で、基端側の回転軸12aを支点として起伏動作する扉体12と、中間の連結部13aで折れ曲がり自在に構成され、一方端部13bは扉体12の頂部に、他方端部13cは扉体12の倒伏側の回転軸12aから所定距離離れた基台14a上の位置に、それぞれ回転自在に枢支されたテンションロッド13と、基台14a部に設けた部屋14abと、部屋14abの水が出入りする連通部14aaより離れて設けた開口部14acに中心部25aを回転自在に枢支し、テンションロッド13の他方端部13cに一方の外周端部25bを連結した扇形の錘25を備えた。
【効果】部屋の容積増加で部屋内の水が膨張して水圧が下がるのと同時に港外側から下向きの水圧で基礎が押さえられて基礎の浮き上がりが防止できる。 (もっと読む)


【課題】高波による港外側の水面の上昇時における安定性を高める。
【解決手段】固定式防波堤11である。堤体12の底面12cの港外側壁面12aから港内側寄りの所定の位置に、堤体12の幅方向に連通する溝13を設ける。この溝13と堤体12の上面12dを、適数の枝管14で連通させる。
【効果】底面に作用する浮力を、従来の防波堤に比べて大幅に低減することができる。また、枝管内と港外側の水位変動のピークが重ならず、波浪によって生じる水平力と静水圧によって生じる揚圧力は、異なる位相で作用することになって、底面に作用する浮力の低減との相乗効果で港外側の水面上昇時における安定性が大幅に向上する。 (もっと読む)


【課題】水底地盤打込み部材を用いた水域構造物を提供すること。
【解決手段】多数の水底地盤打込み部材1が適宜間隔を隔てた状態で水底地盤2に打設され、前記水底地盤打込み部材1の上部から水底地盤2に向って斜め下向きに延長する多数の斜材3の上端部が、前記水底地盤打込み部材1に交差する方向に延長する中空鋼製部材からなる多数の上部梁材7にそれぞれ連結されて第1連結部を形成し、前記斜材3の下端部に杭挿通用下部筒体4が連結されて支持部材8が構成され、適宜間隔を隔てて配置されて水底地盤2に打設された多数の前方杭5に、それぞれ支持部材8における杭挿通用下部筒体4が挿入され、前記上部梁材7が水底地盤打込み部材1の上部および前方杭5の上部に連結されている。 (もっと読む)


【課題】津波が来襲する前に防波堤を確実に稼動させ、その機能を有効に発揮させることができるとともに、防波堤の延長が長い場合でも、その稼動を効率的に実行することのできる、可動式防波堤を提供する。
【解決手段】可動式防波堤100は、海底地盤KGに造成された掘削部KG1と、掘削部KG1内に収容された収容姿勢と海上にその一部を突出させた浮揚姿勢とを選択的にとり得る浮揚体1と、浮揚体1の収容姿勢および浮揚姿勢を保持し、該浮揚体1の収容姿勢から浮揚姿勢への第1の姿勢変更、および浮揚姿勢から収容姿勢への第2の姿勢変更、を調整する姿勢調整部材2と、からなり、人手(管理者3)が直接的に姿勢調整部材2に作用することにより、少なくとも第1の姿勢変更の調整が実行されるようになっている。 (もっと読む)


【課題】 例えば原子力発電の取水プールのような水中構造物の設置に際し、不陸な水底であっても、水底との隙間を形成せずに設置可能な水中構造物の施工方法を提供する。
【解決手段】 取水プール1は、例えば、原子力発電所2に設けられた取水口3を囲むように設けられた潜堤7により形成される。潜堤7は、海面5よりも低い位置に設けられた水中構造物である。取水プール1は、海面5が潜堤7の上端よりも低くなった場合であっても、取水プール1内の海水が流出せず、取水プール1内の海水を取水口3へ供給する必要がある。したがって、潜堤7の下部には、海水が取水プール1外へ流出させないための遮水部11が設けられる。すなわち、遮水部11は、潜堤7と海底との隙間を埋めて、海水が取水プール1外へ流出することを防止するためのものである。 (もっと読む)


【課題】構造が簡素で安価であり、且つ短期間の工事で水底ケーソンを波浪や地震による滑動及び転倒等から効果的に保護することのできる、水底ケーソン及び水底ケーソンの補強改修工事方法を提供する。
【解決手段】水底に設置されるケーソン本体14と、ケーソン本体14に連結されてケーソン本体14の平面外周輪郭線14a,14bよりも外側に位置するアンカー連結部21と、上端部がアンカー連結部21に連結され、下端部がケーソン本体14の平面外周輪郭線14a,14bの外側に位置するように水底の地盤G中に固定され、前記ケーソン本体14に水底側への張力(垂直力V)を付与するグラウンドアンカー28とを備えてなる水底ケーソン10としたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】地震による地盤の液状化に伴う側方流動の構造物への被害を防止できて、コストの削減や労力を軽減させることができる。
【解決手段】護岸13と建築物15との間の背後地盤14内に、護岸13の法線と平行な方向の複数の地中壁2が護岸13の側面に沿った方向に所定の間隔dをあけて配設されて、複数の地中壁2の中央部と直交し、下端部3aが非液状化層12に根入れされた配設壁3が構築される。地中壁2には下端部2aが地盤内の非液状化層12に達して十分に根入れされている非液状化層根入れ地中壁21と、下端部2aが地盤内の液状化層11にある液状化層内地中壁22とがあり、交互に配列される。 (もっと読む)


【課題】可動式防波堤の内部に搭載された機器と外部との間で、水中及び空気中で無線通信を可能にする。
【解決手段】可動式防波堤10は、外筒管11と、この外筒管11の内部に移動可能に配置されて、内部に供給される気体により浮力を発生して浮上可能な浮上管12とを有する。浮上管12の機械室CRには、制御機器21、蓄電池22及び通信機器24が配置される。浮上管12の蓋17には、電磁波を送受信可能な外側信号送受信部40が設けられ、また、水中には水中信号送受信部108が設けられ、陸上には陸上信号送受信部107が設けられる。通信機器24と監視・制御装置101とは、外側信号送受信部40と陸上信号送受信部107あるいは水中信号送受信部108とを介して通信可能に構成される。 (もっと読む)


【課題】可動式防波堤の可動部分の内部に搭載された機器に、水中での電力供給を可能にすること。
【解決手段】可動式防波堤10は、外筒管11と、この外筒管11の内部に移動可能に配置されて、内部に供給される気体により浮力を発生して浮上可能な浮上管12とを有する。浮上管12の機械室CRには、制御機器21及び蓄電池22が配置される。浮上管12の蓋17には、電力受信部30Bが設けられ、これと対向する外筒管11の部分に電力送信部30Aが設けられる。電力送信部30Aは、電気エネルギを磁気エネルギに変換する。また、電力受信部30Bは、電力送信部30Aから出力される磁気エネルギを電気エネルギに変換するとともに、変換後の電気エネルギを蓄電池22や制御装置21へ供給する。 (もっと読む)


【課題】送気管を介して可動式防波堤の内部に気体を供給することで可動部分を浮上させる可動式防波堤で、送気管に気体の漏洩箇所が発生したことを検出すること。
【解決手段】可動式防波堤10は、外筒管11と、この外筒管11の内部に移動可能に配置されて、内部に供給される気体により浮力を発生して浮上可能な浮上管12とを有する。浮上管12を浮上させる場合、送気管3を介して送気管3の気室13へ気体が供給される。送気管3には、送気管圧力検出センサ105が取り付けられている。送気管圧力検出センサ105によって送気管3内の圧力の変化を検出することにより、送気管3に気体の漏洩が発生したことが検出される。 (もっと読む)


181 - 190 / 474