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国際特許分類[E02D5/04]の内容

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【課題】地盤中の汚染土壌を平面格子状壁で封じ込めても、動水勾配を小さくさせて遮水性能を向上させる。
【解決手段】汚染土壌12を構成する遮水壁100の平面格子状壁110の囲壁112で囲い、更に、囲壁112の内側を平面視において格子状に第一仕切壁114が仕切ることで、汚染土壌12に対する高い封じ込め性能が発揮される。平面格子状壁110の囲壁112の外側に外周壁150が設けられている。よって、外周壁150の外側の地盤10の地下水に水位差(高水位と低水位)があったとしても、囲壁112と外周壁150との間の地盤10の地下水の水位差が小さくなる。つまり、外周壁150の内側と囲壁112の内側との水位差が小さくなる。したがって、地盤10の汚染土壌12を平面格子状壁で封じ込めても、周囲の地盤10との動水勾配が小さくなるので、遮水性能が向上し、この結果、汚染土壌の高い封じ込め性能を発揮する。 (もっと読む)


【課題】鋼管矢板壁の外壁面を防食するうえで、ペトロラタム系防食材の鋼管本体や凹底部の底側壁面に対する密着性の向上を図ることを可能とする。
【解決手段】鋼管矢板壁9の外壁面9aに接触するペトロラタム系防食層13とその外側の耐食性金属板17との間に緩衝材15が介装されてなる複数の防食カバー11により、鋼管矢板壁9の外壁面9aが被覆される。複数の防食カバー11は、隣り合う鋼管本体5間に形成された凹底部6内において互いの側端側の一部を重ね合わせた状態で固定される。鋼管本体5の外周面5aを被覆している防食カバー11の断面円弧状の耐食性金属板17に、凹底部6内に設けられた張力導入装置31により周方向引張力が導入されている。 (もっと読む)


【課題】 製作し易く、支持力が向上する基礎杭兼用土留用鋼材を提供する。
【解決手段】 2枚の長尺矩形鋼板2の間にスペーサ4を介して鋼管3を支持する。スペーサ4は、鋼板2の中央に沿って長手方向にほぼ全長にわたり、その一方の側部を鋼管3に溶着し、他方の側部を鋼板2に溶着する。鋼板2と鋼管3との間にスペーサ4が介入するので、溶着工具の挿入スペースが確保される。鋼板2及び鋼管3の断面積にスペーサ4の断面積が加わり、基礎鋼としての支持力が増す。鋼板2の対向辺の内側対向部に長手方向に突条4を設ける。対向辺の端部に夫々他の鋼材1の突条4に嵌合できる長手方向の条溝6を備えた接続片5を設ける。相隣接するものの突条4と条溝6とを嵌合させて、複数を隙間なく並べて打設し、基礎杭兼用の擁壁を形成する。 (もっと読む)


【課題】鋼製の地中壁の引抜きに対する地盤の摩擦抵抗力を効果的に低減させることができる方法を提供する。
【解決手段】地盤3に埋設された鋼製の地中壁1を引抜く方法であって、一対の鋼材11、12を、その一方が地中壁1の一方の壁面に面し、その他方が地中壁1の他方の壁面に面するように、地盤3に埋設し、直流電源14の正極を一対の鋼材11、12に、直流電源14の負極を地中壁1に接続し、直流電源14により一対の鋼材11、12と地中壁1とに直流電圧を印加してから、地中壁1を地盤3から引抜く。 (もっと読む)


【課題】掘削断面の外周部位に鋼管を並列配置に押し込んで山留めを行うパイプルーフ工法の鋼管同士の連結構造及び連結工法を提供する。
【解決手段】鋼管1の端部に外側継手管2を取り付け、対峙する鋼管1の端部には内側継手管3を取り付けて、外側継手管2と内側継手管3を嵌め合わせて連結する。両継手管2、3の管軸方向の中間部の周方向に中心が一致する配置の通孔2c、3cを設けている。内側継手管3の内周面に、雌ネジ部材5をそのネジ孔5bの中心を内側継手管3の通孔3cの中心と一致させて設置する。内側継手管3を外側継手管2の中空部内へ嵌め込み、中心を一致させた外側継手管2の通孔2cと内側継手管3の通孔3cへ、ピン材6が嵌め込まれ、ピン材6のボルト通し孔6aへ挿入したボルト7を雌ネジ部材5のネジ孔5bへねじ込み、締結する。 (もっと読む)


【課題】
異形鋼矢板を使用せず安価且つ正確に長尺の鋼矢板を打設することができるとともに、気象・海象条件にも左右され難い鋼矢板の打設方法の提供。
【解決手段】
複数の本設鋼矢板1,1...をその長さ方向を上下方向に向けるとともに、幅方向で互いに隣接する配置に地盤A中に打ち込む場合であって、地盤Aの本設鋼矢板1の打ち込み予定位置に本設鋼矢板1より短いガイド用鋼矢板2をその長さ方向を上下方向に向けて打ち込むことにより上下方向に向けたガイド穴6,6...を形成し、しかる後、ガイド用鋼矢板2を引き抜き、引き抜いたガイド用鋼矢板2に代えてガイド穴6に本設鋼矢板1の下端側を挿入して設置し、その本設鋼矢板1を地盤A中の所定の深さまで打ち込む。 (もっと読む)


【課題】施工性に優れた組合せ鋼矢板、及び該組合せ鋼矢板によって形成された鋼矢板壁を得る。
【解決手段】本発明に係る組合せ鋼矢板は、ウェブ部と、該ウェブ部の両端にフランジ部を有するU形鋼矢板を3枚組み合わせてなる組合せ鋼矢板1であって、中央に配置する中央U形鋼矢板3と、中央U形鋼矢板3の両側に、中央U形鋼矢板3とはフランジ部のウェブ部に対する向きが反対になるように配置された側方U形鋼矢板5とを有し、中央U形鋼矢板3の断面係数をZc、断面2次モーメントをIcとし、各側方U形鋼矢板5の断面係数をZs、断面2次モーメントをIsとしたときに、2Zs/Zcまたは2Is/Icが0.8〜1.2となるように設定したことを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】地震時に液状化の発生が懸念される地盤に施工される壁体や護岸等に用いられる排水機能付き鋼矢板について、施工性およびコストメリットを改善する。
【解決手段】鋼矢板基体1と、その長手方向に沿って設けた排水部材2と、排水部材の表面を覆い、排水部材内部への土砂の侵入を防止するフィルター材3と、排水部材の前面に設けた防護板4とからなる。鋼矢板基体は有効幅500mm以上の鋼矢板であり、防護板は施工機械の把持力および地中の土圧に耐え得る剛性を有するものを用いる。防護板の施工機械が把持する位置近傍には少なくとも1つのリブ5を設ける。排水部材は鋼矢板基体の表面と防護板の本体およびリブとの間に形成される空間に配置する。防護板は、鋼矢板基体および排水部材とともにを地中に設置した後に、防護板のみ引き抜き可能となっている。 (もっと読む)


【課題】経済性と施工性共に最適化されたZ形鋼矢板の断面形状設定方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るZ形鋼矢板の断面形状設定方法は、ウェブと、その両端に形成されたフランジと、該フランジの端部に継手を備えてなるZ形鋼矢板の断面形状設定方法であって、
所望の断面二次モーメントI(cm4/m)、高さH(mm)および幅B(mm)を設定し、フランジ板厚tf、ウェブ板厚twを、ウェブ角度θが下式を満たす範囲で調整して断面形状を設定することを特徴とするものである。
2.65×10−4×I+22≦θ≦80 (30,000≦I<180,000)
70≦θ≦80 (180,000≦I<200,000) (もっと読む)


【課題】鋼製部材の土留め壁部材としての剛性を向上させて、土留め壁部材の変形抑制を行う場合に、より効率的な変形抑制を行い、工事費用の低減と施工期間の短縮を図り、更に必要な用地を極力少なくする。
【解決手段】地盤中に建て込まれた土留め壁部材4において、上端部の係止部材の土留め壁部材4の深さ方向における固着位置が異なるように鋼製部材11を複数本設ける際に、上側に位置する鋼製線材11から下側に位置する鋼製線材11の順に、掘削側土砂の掘削深さに応じて段階的に緊張力を導入する。具体的には、土留め壁部材4の上段から一段に亘って緊張力を導入し、前面掘削がある程度進展した段階で、土留め壁部材4の上段、中段の二段に亘って緊張力を導入する。さらに、前面掘削が深く進展した段階で、土留め壁部材4の上段、中段、下段の三段に亘って緊張力を導入する。 (もっと読む)


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