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国際特許分類[F16C33/10]の内容

国際特許分類[F16C33/10]に分類される特許

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【課題】 オイルポンプの検査時の作動油が内部に残留し難い軸受でありながら、オイルポンプの初の作動時には、軸受の内周面の全面に早期に作動油を供給することが可能なオイルポンプ用の軸受を提供する。
【解決手段】 軸受1の内周面には、軸受1の軸線方向の両端面に開放する油溝4と、軸受1の軸線方向の両端面に開放されず、油溝4とは接しない油溜り5と、を連通させる複数の周方向溝6が形成されている。これにより、オイルポンプの検査時の作動油を真空引きによって抜き取ることが可能となり、作動油の劣化により軸受合金層3が腐食することを防止することができる。また、オイルポンプの初の作動時には、油溝4を流れる作動油の一部が複数の周方向溝6に分岐して流れることにより、軸受1の内周面のうち油溝4から離間した内周面にも、油溜り5を介して早期に作動油を供給することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】回転抵抗の低減、及び、部品数の削減が可能となる回転体及びロッカーアームを提供する。
【解決手段】ローラ軸4を有しているロッカーアーム本体2と、ローラ軸4の中心線C回りに回転する回転体7とを備えている。回転体7は、ローラ軸4にすべり接触する径方向内側のすべり軸受部12と、このすべり軸受部12と一体回転する径方向外側のローラ本体部11とを有している。すべり軸受部12の内周面13に、回転体7が回転した際に、すべり軸受部12の内周面13とローラ軸4の外周面9との間で潤滑油による動圧を生じさせるラジアル動圧発生溝15が形成されている。 (もっと読む)


【課題】焼結軸受に粗大な気孔が形成されることを防止し、潤滑不良や動圧作用の低下を防止する。
【解決手段】焼結金属の原料に、主成分金属(Cu)と低融点金属(Sn)とからなる部分合金化粉を含む金属粉末を用いる。これにより、Snが焼結金属に均一に拡散されるため、Snの偏析を防止できる。また、部分合金化粉は、微細な粒子を簡単に製造できるため、焼結金属の組織を微細化できると共に、Snの溶融による気孔も微細化できる。以上により、表面開孔を微細化して最大径を100μm以下とすることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】オイルベーパーや油滴の軸受箱外部への漏れを確実に防止することができると共に、外形の増大を抑えて小型に構成でき、かつ分解も容易で保守点検の作業を容易に能率よく実施することができる横軸型すべり軸受装置を提供する。
【解決手段】軸受箱1と、この軸受箱1内に支持され、強制給油装置から供給される潤滑油により潤滑される分割型のすべり軸受2とを備え、軸受2に供給された潤滑油が排油として軸受2の排油穴10から排出され、その排油が軸受箱1の内底部に残留油14として溜まる横軸型すべり軸受装置において、排油穴10から排出される排油は、排油穴10とほぼ同じ大きさの断面径の排油誘導路25を通り、この排油誘導路を通ることで、オイルベーパーや油滴を発生することなく軸受箱1の内底部の残留油14中に導かれる。 (もっと読む)


【課題】耐衝撃性を維持しながら軽量化または薄型化に好適な回転機器を提供する。
【解決手段】記録ディスク8が載置されるべきハブ28とシャフト26とを有する回転体6と、スリーブ15とハウジング13とベース4とを有する固定体7と、を備える。回転体6と固定体7とに連続して潤滑剤40が介在する。スリーブ15は焼結金属から形成される。ハウジング13は環囲壁部13aとフランジ部13cと底部13bとがプレス加工により一体に形成される。 (もっと読む)


【課題】本発明は流体動圧軸受アセンブリー及びこれを備えたモータに関する。
【解決手段】ロータケースに連動して回転するシャフトと、上記シャフトを回転自在に支持するスリーブとを含み、上記シャフトと上記スリーブの少なくとも一方には軸方向上側に配置されるヘリンボーン状の第1動圧グルーブと、上記第1動圧グルーブから軸方向下側に離隔して配置されるスパイラル状の第2動圧グルーブとが形成される流体動圧軸受アセンブリーが開示される。 (もっと読む)


【課題】低温時の摺動抵抗の早期低減が可能で、高温時の潤滑油による冷却作用を阻害することのない軸部材のすべり軸受構造を提供する。
【解決手段】相対的に回転可能な軸部材10及び軸受部材12の摺動面間に潤滑油が供給される軸部材のすべり軸受構造において、半割りの2部品で構成され、各々の半割り部品の内周面における軸方向両端部に、所定の軸方向幅を有する周方向溝16が形成された軸受部材12と、半割りの2部品で構成され、周方向溝に対応する箇所に配置されたシール部材18であって、一方の半割り部品の周方向両端部と他方の半割り部品の周方向両端部とを互いに連結する連結部を有するシール部材とを備える。シール部材は、互いに連結された状態で、その内径が、低温時には軸受部材の内径よりも小さくなるように収縮し、高温時には軸受部材の内径と同一又はより大きくなるように膨張する熱膨張率を有する材料で形成されている。 (もっと読む)


【課題】多方向すべりに対応できて、流体潤滑特性及び混合潤滑特性の向上に寄与する摺動面構造を提供する。
【解決手段】第1部材1の摺動面1aと第2部材2の摺動面2aとが潤滑剤下で相対的に摺動する摺動面構造である。第1部材1と第2部材2との少なくともいずれか一方の摺動面にグレーティング状凹凸の周期構造部3を設ける。この周期構造部は、予定される摺動方向に対して線対称の形状となるとともに、摺動面1a,2aの相対的な摺動によって潤滑剤を摺動面中央部に引き込む。 (もっと読む)


【課題】ハスバ歯車を用いた遊星歯車減速機構において、回転速度変動を抑制した高精度回転が行なえ耐久性に優れた小型で安価な遊星歯車減速機構を提供する。
【解決手段】駆動モータ軸141の出力軸119側の端部と1段目のキャリア115の回転軸近傍の部分との回転接触点に球体171を設け、これを介して回転が行われるように、第1接触部を構成している。また、太陽歯車116の出力軸119側の端部と2段目のキャリア118の回転軸近傍の部分との回転接触点に球体172を設け、これを介して回転が行われるように、第2接触部を構成している。そして、球体171及び球体172の外周面に、微少な潤滑剤保持部である凹部をいくつか形成し、この凹部にオイル又は低粘度グリースを充填して組み込むこととした。 (もっと読む)


【課題】クランク軸にスラスト荷重が印加されて、クランク軸のフランジとスラストメタルとの間が狭くなっても潤滑油を充分に供給することができるようにする。
【解決手段】トルクコンバータ3内を循環する作動油の摩擦熱による熱膨張で、クランク軸5の出力軸2aから先端方向にスラスト荷重Ftが印加されると、オイルシール8にて油密が保持されている大径部5aと、クランクジャーナル5bを支持する滑り軸受11のスラストメタル部12bとの間の隙間が狭くなり、反対側のスラストメタル部12cと、これに対峙するクランクアーム5cとの間の隙間が広くなる。しかしスラストメタル部12cとクランクアーム5cとの間にはラビリンス隙間13が形成されているため粘性抵抗により潤滑油が流出し難く、相対的に大径部5aとスラストメタル部12bとの間に潤滑油が供給され、潤滑不足が回避される。 (もっと読む)


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