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国際特許分類[F16J1/00]の内容

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本発明は、内燃機関のピストン(1)であって、複数のリング溝(3)を備えたピストンヘッド(2)と、該ピストンヘッド(2)に配置されたピストンスカート(4)とを有しており、該ピストンスカート(4)が、支持作用を有するピストンスカート壁部区分(5)を有していて、該ピストンスカート壁部区分(5)は、ピストン外径に対して引っ込んだ傾斜して延びる複数の接続壁(6)を介して互いに接続されており、前記接続壁(6)内に、ピストンピンを受容するためのピストンピンボス(7)が配置されている形式のものに関する。この場合、本発明によれば、前記接続壁(6)が、該接続壁(6)の下縁部(A)から斜めに延びて、この下縁部(A)よりも引っ込んだ中央領域(B)を経て、この中央領域(B)よりもさらに引っ込んだ端部領域(C)への途中で、前記ピストンヘッド(2)の下のピンボス支持領域(13)に同一平面状に移行している。
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【課題】 従来、成形して得られるピストン間にバラツキがあった。
【解決手段】 本発明のピストン形成方法は、ビレットを所定長に切断してビレット片を得、ビレット片を予備加圧してビレット片に芯出し位置決め部を形成し、その後に前記芯出し位置決め部を基準としてビレット片をパンチで加圧押出し成形して前記円筒状周壁と前記嵌合部を同心円状に同時に成形する方法である。この場合、円筒状周壁の外周面を切削しなくとも円筒状周壁の外径寸法が所定(設計)寸法になるように加圧押出し成形することができる。この場合、ビレットを拘束切断してビレット片を所定寸法長に切断することにより円筒状周壁の外周面を切削しなくとも円筒状周壁の外径寸法を設計寸法に加圧押出し成形できるようにしてある。本発明のピストンは前記方法でビレット片を加圧押出し成形して円筒状周壁と嵌合部を成形したものである。 (もっと読む)


【課題】 断面コの字状のピストンリングが嵌め込まれるトップランド部の機械的強度が熱によって低下することを抑制し、これによりトップランド部、さらにはピストン全体の機械的強度の向上を図ることが可能な内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】 断面コの字状のピストンリングであるコの字状リング2が嵌め込まれるトップランド部Tが形成された内燃機関のピストン1Aであって、トップランド部TにクーリングチャンネルC1が形成されている。クーリングチャンネルC1は具体的にはトップランド部Tの対向面S1、S2間に形成されている。またクーリングチャンネルC1は具体的にはさらにトップランド部Tからトップランド部Tの付け根N1、N2よりもピストン中心側の部分に亘って形成されている。さらにクーリングチャンネルC1は具体的にはトップランド部Tに沿って環状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】Fr方向側およびRr方向側に肉抜き部が設けられている内燃機関用ピストンにおいて、部材点数の削減やオイルポンプの負荷の軽減を図りながら、肉抜き部の周辺部分の冷却を十分に行う。
【解決手段】内燃機関用ピストン10は、最上部に設けられるヘッド部11と、このヘッド部11の周縁に設けられるランド部12と、このランド部12の下側に設けられるスカート部13と、そのヘッド部11の下方に設けられる一対のピンボス部14,14とを備えている。ヘッド部11の裏面側には肉抜き空間24が形成されている。各ピンボス部14の上部外側には鋳抜き部20が形成されている。各ピンボス部14には、ヘッド部11の裏面側の肉抜き空間24と鋳抜き部20とを連通する貫通孔21が形成されている。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用の複数部分から成るピストン(1)であって、ピストン上側部分(11)とピストン下側部分(12)とが設けられており、ピストン下側部分(12)がピストン上側部分(11)に向けられた側に、支持皿(32)を有している形式のものに関する。このような形式のピストンにおいて本発明の構成では、ピストン上側部分(11)がピストン下側部分(12)に向けられた側にねじ山付孔(31)を有しており、支持皿(32)がピストン上側部分(11)とは反対の側に、半径方向の接触面(34)を有していて、該接触面(34)に、ねじ(35)に形成されていて対応する半径方向の接触面(36)が接触しており、ねじ(35)がねじ山付孔(31)にねじ込まれている。
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【課題】冠面に開口した凹部を冠部に有して鋳造成形される内燃機関用ピストンにおいて、製造コストを低減するとともに凹部の形状自由度を増大する。
【解決手段】凹部13の周壁13aの少なくとも一部をアンダーカット形状となるように傾斜させて凹部13が金型22,25で形成される。 (もっと読む)


【課題】耐摩環の背面に冷却空洞を、溶出中子を使用せずに、ピストンの中心から偏心した燃焼室との距離を全周で一定に形成した内燃機関用ピストン。
【解決手段】燃焼室3をピストンの中心から偏心させて形成する内燃機関用ピストンにおいて、環状の冷却空洞5を画成した冷却空洞形成部材6を板金によって形成すると共に、耐摩環4の背面に冷却空洞形成部材6を、冷却空洞5と燃焼室3との距離が一定になるように、冷却空洞形成部材6の内周壁6aを燃焼室と同心に配置して鋳込んだ。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用の2部分から成るピストン(1)であって、上側部分(2)と下側部分(3)とが設けられており、下側部分(3)が、ピストン軸線(12)に対して同軸的に位置する開口(27)を備えた上側の底部分(25)を有しており、該底部分の開口(27)に上側部分(2)に一体成形されたピン(31)が導入されていて、該ピン(31)を介して上側部分(2)が、前記ピン(31)に螺合された6角形ナット(29)を用いて下側部分(3)とねじ結合されている形式のものに関する。このような形式のピストンにおいて本発明の構成では、上側部分と下側部分との間に伸長スリーブ(26)が配置されており、この伸長スリーブ(26)が一方では、ピストン頂部側に、半径方向内側に向かって延びるカラー(28)を有していて、該カラー(28)に6角形ナット(29)の端面(23)が接触しており、伸長スリーブ(26)が他方では、ピストン頂部とは反対側の領域に、ピストン頂部に向けられた接触面(19)を有していて、該接触面(19)が、開口(27)の内側における面(21)に接触している。これによって、互いにねじ結合される2つのピストン部分の間に伸長スリーブを備えた、2部分から成るピストンを、安価に製造することができ、しかも伸長スリーブによってねじ結合部に対して予負荷を加え、しかもねじ結合部に、弛みを阻止する確実性を与えることができる。
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ピストンクラウン(4)の縁範囲に配置された環状のクーリングチャンネル(6)を備えた、内燃機関に用いられる単一部分から成る一体型のピストン(1)が提案される。このクーリングチャンネル(6)はピンボス(10,10´)の側へ向かって、少なくとも2つの部分円形のカバーエレメント(19,20)から成る、支持エレメントとして形成されたクーリングチャンネルカバー(18)によって閉鎖され、このクーリングチャンネルカバー(18)の外縁部(23)が、環状壁(7)のピンボス側の端面(24)を支持している。
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【課題】アルミニウム合金製部材に対する攻撃性が低く、耐アルミ凝着性、耐摩耗性に優れたピストンリング、およびピストンを提供する。
【解決手段】ピストンリング5を、ピストンリング本体50と、ピストンリング本体50の表面の少なくとも一部を被覆する非晶質硬質炭素膜51と、から構成し、非晶質硬質炭素膜51のSi含有量は1at%以上10at%以下、H含有量は20at%以上40at%以下とする。また、非晶質硬質炭素膜51の硬さを7GPa以上20GPa以下、弾性率を70GPa以上160GPa以下とすることで、煤を含む潤滑油中であっても優れた摺動性を示す。
本発明のピストンは、ピストンリング溝が周設されたピストン本体と、該ピストンリング溝に配置された上記ピストンリング5と、を備えて構成する。 (もっと読む)


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