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国際特許分類[F16J12/00]の内容

国際特許分類[F16J12/00]に分類される特許

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【課題】より簡単に成形されるインサートリングを備える高圧ガスタンクを提供することである。
【解決手段】高圧ガスタンクは、筒状のタンク本体部の内壁に沿って設けられ、樹脂で構成されるライナー部14と、ライナー部14の内径側に組み付けられる口金部20と、ライナー部14と口金部20との間の境界面25をシールするOリング24と、プレス成形したインサートリング26であって、ライナー部14に一体化成形されるインサートリング26を備え、インサートリング26は、境界面25のうちシール部材が当接する領域であるシール領域25aとインサートリング26との間のライナー部14の径方向の樹脂の厚みが、インサートリング26が設けられていないライナー部14の径方向の樹脂の厚みよりも小さくなるように折り曲げられた形状を有する。 (もっと読む)


【課題】可使時間(ポットライフ)および硬化時間を短縮しつつ、FRP層の耐久性を維持及び向上させる高圧タンクの製造方法および高圧タンクの製造装置を提供する。
【解決手段】高圧タンクの製造方法は、主剤を硬化剤により反応させて得られる熱硬化性樹脂を用いた高圧タンクの製造方法であって、主剤を含浸した繊維を基材にフィラメントワインディング法を用いて巻回させプレFRP層を形成する工程(S100)と、プレFRP層が形成された基材を後述する硬化用金型の収容部に収容し(S102)、硬化用金型に設けられた注入配管を介してプレFRP層に硬化剤を加圧条件下で注入し(S104)、プレFRP層の主剤と硬化剤とを反応させて、基材に熱硬化性樹脂と繊維とを含むFRP層を形成する工程(S106)と、を有する。 (もっと読む)


アクセス穴を囲む封止面と、封止面に着座する周縁フランジを有してアクセス穴を覆うダイアフラムまたはインサートと有する、圧力容器のアクセス穴の蓋。インサートまたはダイアフラムはアクセス穴内にまで達する連続的丸み部分を有し、蓋体はインサートまたはダイアフラムを覆うように広がっている。インサートのフランジと封止面との間にガスケットを介在させるか、または隅肉溶接によってダイアフラムのフランジを封止面に固定する。ロック装置によって蓋体を圧力容器の壁に固定し、フランジを封止面に圧接させる。
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本発明は、高圧ボトルのためのカラー(4)(及びその実施のための方法)に関し、カラーは、互いに結合可能な2つの部品より構成され、複合材料、金属合金、合成材料、樹脂及び強化繊維で形成される容器自体(3)において一体化されることを特徴とする。筒口(4)の内側(取り出し可能)部品(4.2)は、その内部に六角形の貫通穴(9)を有し、一方で上部は、バルブ又はコックの固定のためのねじを有する。外側上部には、外側部品(4.9)との結合のためのねじが設けられ、一方で下部には、コア(2)と直接接触するシール(5)を受けるための環状座面がある。同様のシール(5)は、外側部品(4.9)にも設けられる。2つの部品(4.2、4.9)の下部の間に、コア(2)の末端部が固定される。その後、その組立体は、その外面で強化繊維及び合成樹脂で作られた複数の被覆層で取り囲まれる。
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【課題】軽量であり、かつ、耐圧性に優れた容器を提供するする。
【解決手段】容器本体10は、ポリエチレンテレフタレートにより構成された中空形状の第1層110と、この第1層110の外側に被せられた、ガラス繊維で編まれた第2層120と、第2層120の周囲に、樹脂を含侵させた強化繊維を巻き付けて固化された第3層130とからなる。ポリエチレンテレフタレートからなる第1層110は、ポリエチレンよりも融点が高いため、火炎暴露試験に対して高い性能が期待できる。また、第2層120及び第3層130は、共にガラス繊維を含有し、一体となってFRP層となるため、高い耐圧性能が期待できる。 (もっと読む)


【課題】繊維強化プラスチック材料の硬化完了までの時間を短縮可能な車両搭載用高圧タンクの製造方法を提供すること。
【解決手段】この製造方法は、抵抗発熱体が設けられたライナを準備する工程(ステップS01〜S04)と、ライナの周囲に繊維強化プラスチック材料を巻きつける工程(ステップS05)と、繊維強化プラスチック材料を硬化させて繊維強化プラスチック層と成す工程(ステップS06〜S10)と、を含み、繊維強化プラスチック材料を硬化させる過程において、抵抗発熱体を発熱させるものである。 (もっと読む)


【課題】危険場所と非危険場所との壁を貫通する駆動シャフトがある装置では、駆動シャフトの貫通部において引火性ガスが危険場所から非危険場所へ漏れるため、このような装置は使用できないという防爆上の問題があった。
【解決手段】危険場所と非危険場所との境界部の非危険場所側に機密性の高い内圧室を有する内圧ケースを設け、その内圧ケースを内圧防爆構造にすることにより、危険場所と非危険場所との壁を貫通する駆動シャフトがある装置でも使用できるようにする。 (もっと読む)


【課題】ライナと繊維強化プラスチック層とが接着されてしまわずに、繊維強化プラスチック層の変形も防止できる車両搭載用高圧タンクの製造方法を提供すること。
【解決手段】この製造方法は、ライナを準備する工程(ステップS01)と、前記ライナの周囲に繊維強化プラスチック材料を巻きつける工程(ステップS01)と、前記繊維強化プラスチック材料を硬化させて繊維強化プラスチックと成す工程(ステップS02〜S08)と、を含み、前記繊維強化プラスチック材料を硬化させる工程(ステップS02〜S08)は、大気圧よりも高い内圧を前記ライナに付与する高圧過程(ステップS02〜S03)と、大気圧よりも低い内圧を前記ライナに付与する低圧過程(ステップS04〜S05)とを有しており、前記高圧過程を行った後に前記低圧過程を行うものである。 (もっと読む)


【課題】部材の変形、劣化をより効果的に低減でき得る高圧ガスタンクを提供する。
【解決手段】高圧ガスタンク10は、その内部にガスが貯留される中空形状体であるライナ12と、前記ライナ12の外側面を覆う補強層16と、前記ライナの端部に配置されるとともにバルブアッセンブリ100が装着される口金14と、を有する。口金14は、前記ライナ12の内外を連通する略筒状の筒部30と、当該筒部30の外側面から外側に張り出して前記ライナ12と補強層16との間に位置する鍔部32と、を含む。高圧ガスタンク10は、さらに、前記口金12に連結されるとともに、その一部が前記ライナ12の内側面に接触する応力緩和プレート17も有している。口金14等の突出力が、鍔部32だけでなく、この応力緩和プレート17にも分散されて伝達されることで、応力の集中が緩和され、部材(補強層16など)の変形、劣化をより効果的に防止または低減できる。 (もっと読む)


【課題】圧力サイクル耐久性能が向上し、また従来製品と同等の圧力サイクル耐久性能を維持しつつ肉厚を薄肉にすることができる圧力容器構造を提供する。
【解決手段】内部の貯蔵空間に流体が充填されるライナー(11)と、ライナー(11)の周囲に設けられた補強層(12)と、を含む圧力容器構造である。そして補強層(11)は、少なくとも3層以上の複数層(12−1〜12−7)であって外周側の層(12−6,12−7)の引張弾性率が内周側の層(12−1〜12−5)の引張弾性率以下である。 (もっと読む)


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