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国際特許分類[F17C1/16]の内容

国際特許分類[F17C1/16]に分類される特許

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【課題】 少なくとも一部を樹脂材料で構成した熱伝導率の低い高圧タンクにおいて、ガス放出時におけるタンクの過冷却を抑制する。
【解決手段】 ガスを貯蔵する容器本体10を備え、容器本体10の少なくとも一部が樹脂材料で構成されてなる高圧タンク1であって、容器本体10の最外層に撥水層13を形成する。高圧タンク1からのガス放出時に容器本体10表面が結露した場合に、撥水層13により容器本体10表面と水滴Wとの接触面積を小さくして、外気温によるタンクの温度上昇を阻害する水滴Wの影響を抑制し、タンクの過冷却を抑制する。
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【課題】高圧ガスを貯蔵する高圧ガス貯蔵容器において、金属ライナーの利点と樹脂ライナーの利点とを両立できるようにする。
【解決手段】本発明の高圧ガス貯蔵容器1は、容器本体となる樹脂ライナー2の内面に金属層4を形成したことにより水素透過量と温度上昇を抑えるとともに、樹脂ライナー2で容器を構成したことにより軽量化も実現し、樹脂ライナーの利点である軽量化と金属ライナーの利点である水素透過量及び温度上昇の抑制とを両立させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 耐圧強度が増大した圧力容器用ライナを提供する。
【解決手段】 圧力容器用ライナ1は、筒状の胴2および胴2の両端開口を閉鎖する鏡板3,4よりなる。圧力容器用ライナ1を、両端が開口した筒状体からなりかつ胴2を構成する第1ライナ構成部材10と、第1ライナ構成部材10の両端部に接合されかつ両鏡板3,4を構成する2つの第2ライナ構成部材11,12とにより形成する。第1ライナ構成部材10の強度を、第2ライナ構成部材11,12の強度よりも小さくする。 (もっと読む)


【課題】溶着時の不具合を生ずることなく、ライナ構成部材同士を適切に接合することができ、生産性を向上することができるガス容器の製造方法およびガス容器を課題とする。
【解決手段】少なくとも一端側が略円筒状のライナ構成部材21,22同士を接合して構成される中空内部の樹脂ライナ11を有するガス容器1の製造方法であって、ライナ構成部材21,22同士の接合部分を予備加熱した後で、レーザ溶着により接合した。仮接合状態の樹脂ライナ11を回転させて、ヒータ90により予備加熱を行うと共に、ヒータ90の下流側のレーザトーチによりレーザ照射を行い、ライナ構成部材21,22同士を周方向に亘って接合する。 (もっと読む)


【課題】 一対の樹脂部材の端部同士の位置ずれを簡易に抑制した状態で、その端部同士をレーザ溶着により適切に接合することができる二部材の接合構造および接合方法、並びにガス容器およびその製造方法を課題とする。
【解決手段】 樹脂部材1の略円筒状の端部12におねじ21を設け、樹脂部材の2の略円筒状の端部32にめねじ41を設ける。おねじ21をめねじ41に螺合した状態でレーザを照射して、端部12と端部32とをレーザ溶着により接合した二部材の接合構造である。また、この接合構造をガス容器101の樹脂ライナ111に適用して、ライナ構成部材121,122同士を螺合した状態でレーザ溶着により接合した。
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【課題】 金属箔の損傷やはく離を適切に抑制することができるガス容器およびその製造方法を課題とする。
【解決手段】 樹脂ライナ11およびこれに接合された金属箔12からなる内殻13と、内殻13の外周に配置された補強層からなる外殻14と、を有するガス容器1において、金属箔12に伸縮部41を設けた。伸縮部41は、金属箔12自体が樹脂ライナ11に沿って伸縮することを許容する。伸縮部41は、平面視、複数の円形の凸部42などからなり、この複数の凸部42は、金属箔12をプレス成形することなどにより形成される。
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【課題】 ライナ構成部材同士を適切に接合することができ、生産性を向上することができるガス容器およびその製造方法を課題とする。
【解決手段】 少なくとも一部が中空円筒状のライナ構成部材21,22同士を接合して構成された樹脂ライナ11と、樹脂ライナ11の外周に配置された補強層12と、を有するガス容器1であって、ライナ構成部材21の接合部34とライナ構成部材22の接合部44とを周方向に亘ってレーザ溶着により接合した。接合部34はレーザ透過性の樹脂で、接合部44はレーザ吸収性の樹脂で形成される。レーザ溶着の際に、接触状態のライナ構成部材21,22同士の内外に圧力差を付与することで、接合部34,44同士の密着性を高めた。
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低温液体燃料又は圧縮気体燃料を、低温若しくは室温で弾力性をもって貯蔵するための軽量低温適合圧力容器。圧力容器は、燃料貯蔵容積を囲む内部圧力容器と、内部圧力容器を囲み、それとの間に真空スペースを形成する外部容器と、熱伝達を抑止するための真空スペースの内部圧力容器を囲む断熱材とを有する。さらに、燃料透過による真空損失を、例えば、燃料不透過材料の層を備える容器ライナを内張りし、真空スペースに透過した燃料を捕捉し、又は真空スペースから透過した燃料を除去することによって、真空スペースで実質的に抑止する。
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本発明は、IV型複合タンク(1)のガス漏れ防止用の熱可塑性重合体のブラダ(2)の製造方法と、この方法によって得られることが可能なIV型タンク(1)に関する。本発明の方法は、前記熱可塑性重合体の前駆単量体の重合段階を含み、回転成形に結合された前記単量体の重合によって、かつ得られた熱可塑性重合体を溶解せずに前記ブラダ(2)を形成するように、前記単量体の融点以上、かつ前記重合体の融点未満の作業温度に加熱された回転式金型内で前記熱可塑性重合体を与える。
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金属性ノズルボスは、ライナー内部で弾性材のシールリングと締め具を利用してノズルボスとライナーとの接合部を堅固に密閉させると共に、金属性ノズルボスを使った複合材料容器を長期間使う時、ノズルボスとライナーとの接合部の分裂によるガス漏れを防止する。ノズル扁平部に逆テーパー状の固定溝を作り、固定溝の斜面に固定用凸部を作り、溶融プラスチック樹脂を固定用凸部を有する固定溝に注入した後、その内部で凝固させて接触長を増やし、ガス充填の時、繰り返される荷重の方向が分散されることで、ノズルボスとライナーが堅固な決着状態を維持する。
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