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国際特許分類[F22B37/10]の内容

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国際特許分類[F22B37/10]に分類される特許

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【課題】熱吸収用フィンの焼損などの不具合が発生することは防止しながら、熱の吸収量をさらに増加する。
【解決手段】中心部を燃焼室10とし、燃焼室の周囲に多数の水管5・6を2重の環状に配置して内側水管列及び外側水管列としておき、まず燃焼室に面している水管を燃焼ガスによって加熱し、その後燃焼ガスを前記内側水管列及び外側水管列の間にできるガス通路9内へ燃焼ガス送るようにしているボイラにおいて、内側水管5の燃焼室10に面している部分と、外側水管6のガス通路9に面している部分には、水管の長手方向に対して垂直方向に延びる熱吸収用フィンを多数段設けており、内側水管の燃焼室に面している部分設けた燃焼室用熱吸収フィン7は、ガス通路9に面している部分に設けたガス通路熱吸収フィン8よりも水管表面からの高さが低く、かつ厚さが厚いものであって、ボイラ起動時におけるボイラ内水位よりも低い位置にのみ設置する。 (もっと読む)


【課題】伝熱管の減肉領域への施工が容易な伝熱管の減肉を抑制することができるボイラ伝熱管のプロテクタ構造を提供する。
【解決手段】ボイラ内で水平方向に延在して設置されるとともに上下方向に複数段配置される伝熱管に、該伝熱管の表面に沿うように形成される鞍型形状の保護体が配設されるボイラ伝熱管のプロテクタ構造において、最上段に位置する伝熱管のガス流れ上流側に鞍型保護体を配設して、該鞍型保護体の周方向の両端に略平板形状の保護体が夫々溶接され、前記鞍型保護体を設けた伝熱管を1段目として、少なくとも2段目まで平板保護体を下方に延在させる。 (もっと読む)


【課題】複合サイクル発電プラントの熱回収蒸気発生器内での伝熱効率を改善する。
【解決手段】複合サイクル発電プラントが、ガスタービンによって駆動される第1の発電機(20)と、ガスタービンからの排気ガスを受け取るように配置された熱回収蒸気発生器(20)を含む。熱回収蒸気発生器は、その中に水の流れを通す複数の管(42)を持つ蒸発器(22,24)を含む。前記複数の管(42)は排気ガスに露出されるように配置して、排気ガスの流れが該管(42)の周りを通過し、もって、排気ガスからの熱が該管(42)へ伝達され、これにより、水を蒸発させて蒸気にするのに充分な熱が該管の中を流れる水へ伝達されるようにする。前記複数の管(42)の各々は、排気ガスから該管への伝熱を高めるために排気ガスの流れの中に乱流を導入するのに充分な複数の変形部(68)が形成されている外面を持つ。 (もっと読む)


【課題】 曲げ剛性を容易に算出できるようにする。
【解決手段】 炉壁管パネルのたわみ解析モデルとして、矩形管2aとフィン3からなる単位構造が繰り返し配列されたたわみ解析モデルを作成する。単位構造を、局所座標x系にて、中実の矩形又は厚み方向中間部に空間を有する中空の矩形の部分はりモデルが形成されるように6つの区間に分割する。各区間に形成される部分はりモデルの形状寸法を基に、はり理論により各区間ごとのたわみ量を表す式を未知の係数を含んだ状態で算出すると共に、未知の係数を、隣接区間におけるたわみ量及びたわみ角の連続条件を基に決定してから、たわみ量を表す式をたわみ解析モデルの曲げ剛性の算出式に代入して曲げ剛性の導出式を得る。この導出式に、たわみ解析モデルの形状寸法を代入して炉壁管パネルの曲げ剛性を推定させる。 (もっと読む)


【課題】伝熱管の噴破を防止することができるボイラ伝熱管およびボイラを提供する。
【解決手段】内部に流体が流されるとともに、少なくともCrを含有する鋼材から形成されたボイラ伝熱管10と、ボイラ伝熱管10の内表面を冷間加工することにより形成された表面加工層と、が設けられ、表面加工層における加工度が、内表面における各区間11A,11B,11C,11D,12A,12B,12C,12Dにより異なることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ボイラ高さ方向距離に応じて異なる熱負荷に対応してボイラ蒸発管の圧力損失を低減し、給水ポンプ等の補器動力低減に加えて、流動安定性や自然循環特性の向上を可能にしたボイラ構造を提供する。
【解決手段】火炉2の壁面に配設された多数のボイラ蒸発管が火炉水冷壁4を形成し、ボイラ蒸発管に圧送された水が管内部を流れる際に火炉2内で加熱されて蒸気を生成するボイラ構造において、ボイラ蒸発管は、管肉厚を火炉熱負荷に応じて調整し、火炉熱負荷の大きい領域ほど管内径を小さくした複数種が接続されている。 (もっと読む)


【課題】部分負荷から定格負荷まで広い範囲の火炉熱負荷において、可動部のない簡単な構成で各火炉壁に対する適正な流量配分が可能になるボイラ構造を提供する。
【解決手段】火炉の壁面に配設された多数のボイラ蒸発管3が火炉水冷壁4を形成し、ボイラ蒸発管3に圧送された水が管内部を流れる際に火炉内で加熱されて蒸気を生成するボイラ構造において、火炉水冷壁4が複数に分割された各水冷壁の出口側を接続する出口連絡管10に内部流体の圧力損失調整部を設けた。 (もっと読む)


【課題】複合サイクル発電所の排熱回収ボイラの伝熱効率の向上。
【解決手段】排熱回収ボイラは、ガスタービンからガスタービン排気ガスを受け取り封じ込めるよう構成されたダクトを有する。排熱回収ボイラ内には、蒸気ボトミングサイクル(蒸気タービン及び/又はプロセス蒸気)に供される水及び/又は蒸気35を加熱するための伝熱管32が設置される。伝熱管32は、ガスタービン排気ガスと流体連通状態にある外面と、水及び/又は蒸気35が循環し水及び/又は蒸気35と流体連通状態にある内面とを有する。伝熱管32の外面には、ガスタービン排気ガスから水及び/又は蒸気35への伝熱効率が上昇するよう、多孔性拡張伝熱面40が取り付けられる。 (もっと読む)


本発明は外水管部と内水管部により形成される燃焼空間を炎の自然形状に最も似た形状に形成して炎との接触面積を増大させ、外水管部において加熱された水と蒸気を内水管部に供給して炉の水管部において加熱される水の温度を高めて熱効率を増大させた発電所用ボイラーの炉に関する。本発明は、外部から水を供給されて上方に移動させつつ高温の水(蒸気を含む)に加熱する外水管部と、前記外水管部の内部に位置し、外部から水を供給されて上方に移動させつつ高温の水(蒸気を含む)に加熱する内水管部と、を備え、前記外水管部は、底部から中央部位(M)に向かって徐々に拡径した形状もしくは実質的に同径の形状を呈し、中央部位(M)から頂部に向かって縮径してから拡径し、さらに縮径した形状を呈し、前記内水管部は、底部から中央部位に向かって徐々に縮径してから拡径した形状を呈し、中央部位(M)から頂部に向かって縮径してから拡径し、さらに縮径した形状を呈し、外内水管部の間に形成される燃焼空間は、底部から中央部位(M)に向かって徐々に拡径してから縮径した形状を呈し、中央部位(M)から頂部に向かって蛇行状に形成されていることを特徴とする。

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特に焼却炉で使用されるように意図された耐火性を有する壁が、ウェブ(12)により連結された管(11)の管壁(1)と、耐火性および防火性を有する保護ライニング(2)とを備え、該保護ライニングは、該管壁の上流側に距離を置いて配置され、相互に横および上下に並んで配置されるとともにそれぞれ少なくとも1つのプレート取付け部材(22)により前記管壁のウェブ(12)に固定された複数の耐火性プレートを有する。管壁(1)と保護ライニング(2)との間には中間スペース(3)が存在し、該中間スペースは、少なくとも特定の区域において、保護ライニングと管壁との間の熱伝導を増大させる粒状充填材料(P)が収容される。該粒状充填材料の材料選択と区域の局所的な分配とによって、該材料が量的にも局所的にも前記熱伝導に意図的に影響を与えることを可能にし、これにより、焼却炉の各運転要件に最適に適応し得る。
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