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国際特許分類[G01N30/84]の内容

国際特許分類[G01N30/84]に分類される特許

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【課題】
液体クロマトグラフ装置では、自動化がひとつの重要課題である。近年のユーザー層には、液体クロマトグラフィーに関する特別な教育訓練を受けなくとも、比較的簡単に装置を運転したいというニーズが高まってきている。
【解決手段】
パージとバブリングの自動化は、それぞれ高圧切替バルブおよび電磁弁をタイムプログラムで制御することにより実現できる。但し、常時、一定のタイムプログラムにより制御することにすると、余計にパージしたり、過剰にバブリングしたりと、インテリジェントな自動化装置ではなくなってしまう。インテリジェント化するためには、熟練者の知恵を取り込むような処理フローを考案する必要がある。パージの場合、ポンプが停止している時間に応じて、停止時間が短ければパージ時間も短く、停止時間が長ければ十分にパージ時間を長く取ってコントロールすることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】大気中のベンゼンの炭素安定同位体比(13C/12C)の測定値に基づいて、前記ベンゼンの炭素源を特定する。
【解決手段】所定範囲から採取した空気に含まれるベンゼンの炭素安定同位体比(13C/12C)を測定し、この測定結果からδ13C値(国際標準物質の炭素同位体比に対する、試料中の炭素同位体比の千分率偏差)を算出し、δ13C値が「−23〜−26‰」である場合に前記ベンゼンは石炭を炭素源とするベンゼンであり、δ13C値が「−27〜−29‰」である場合に前記ベンゼンは石油を炭素源とするベンゼンであると特定する。なお、δ13Cの算出値は、ベンゼンを含有する一般大気の影響が排除された値になるようにする。図1は分析装置の一例である。 (もっと読む)


【課題】冷媒を用いることなく3次元クロマトグラムを得ることのできるガスクロマトグラフを提供する。
【解決手段】上流側のカラム1の出口側にバルブ7等の流路スイッチ部を設け、この流路スイッチ部によってカラム1から溶出する試料成分をカラム2またはカラム3に振り分けるように構成し、前記流路スイッチ部を一定時間周期で切り換えるようにした。このような構成により、カラム1から溶出する試料成分を一定周期で切り分けた画分ごとにカラム2またはカラム3によるクロマトグラムが順次に多数得られるので、これらのクロマトグラムを時系列的に配列することにより3次元クロマトグラムを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】被験試料中に含まれる既知または未知の還元物質の全体像を簡便に把握することができる、還元物質の一斉分析法を提供することを目的とする。
【解決手段】液体クロマトグラフィーを用いて、(a)ゲルろ過材を固定相として用い、且つ酸性の含水有機溶媒を移動相として用いて、還元物質を含むかまたは含み得る被験試料を展開溶出する工程、 (b)カラム溶出液を分画する工程、及び(c)上記工程(b)で得られた各溶出画分の還元活性を測定する工程、を実施する。さらに(d)工程(b)で得られた各溶出画分について、逆相液体クロマトグラフィーを行う工程、(e)逆相液体クロマトグラフィーのカラム溶出液を分画する工程、及び(f)上記工程(e)で得られた各溶出画分の還元活性を測定する工程、を行うこともできる。 (もっと読む)


【課題】 液混合部で、試料中に含まれる複数種の有機酸から分離された各有機酸を含む溶離液と、該有機酸の酸度を測定するための電解液とを瞬時に混合し、より正確、且つ短時間で複数種の有機酸の測定が行なえる有機酸分離測定装置を提供する。
【解決手段】 分離された有機酸を含む溶離液と、該有機酸の酸度を測定するための電解液とを混合する液混合部5を、酸度測定用の電解液が流れる主管21に、酸分離用の溶離液が流れる側管22の一部を挿入して、該側管端部23を主管21の内径の中央位置で位置決めして構成するとともに、前記側管端部23の内側壁231に、螺旋状の溝を形成して構成する。
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【課題】劣化した溶液を使用して分析を行うことを防止し、カラムが十分にエイジングされていない場合等に、ピーク強度が安定せずに精密な測定を行うことができない場合に分析を行うことを防止し、精度の高い測定を保障することができる液体クロマトグラフ装置を提供する。
【解決手段】液体クロマトグラフ装置は、送液ポンプ2から送液される溶離液1と、送液ポンプ6から送液される第1の反応液8と、送液ポンプ7から送液される第2の反応液9等の溶液をインジェクタ3から試料を導入する前に、検出器11により反応液8が劣化しているか否かを測定する。制御装置により上記溶液が予め定められた規定値内にあるか否かが判定され、更に分離カラム5のエイジングを行うテスト測定を実施し、制御装置により予め定められた規定値内にあることが判定された後に、試料の分析を行う。 (もっと読む)


LCカラムから流れ出る溶離液流18内でフラクション採取を制御する方法および装置。トリガー式検出器12は、溶離液流18内のクロマトグラフピークの特徴に従って、目標物質の存在を認識し、フラクションコレクター14をトリガーするための遅延タイマ15を始動する。廃液流検出器16は、フラクションコレクター14から流れる廃液流20のピークを検出するために、フラクションコレクター14から任意の距離に配設される。フラクションコレクター作動のシグネチャは、廃液流検出器16によって見られ、目標成分の最低採取のために、遅延時間が調整されることが可能になる。廃液流検出器16によって検出される、ピークまたは残りのピークの特徴が有るか、無いかは、溶離液流18の目標成分が、フラクションコレクター14によって意図されるように採取されたことを確認するために使用される。
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試料から少なくとも1つの目的化合物を抽出するための方法は、過負荷量の試料をクロマトグラフ導管110内に注入するステップと、時間で変化する組成を有する溶媒を導管110を通り流すステップとを含む。試料から少なくとも1つの目的化合物を抽出するための装置は、クロマトグラフモジュールと、クロマトグラフモジュールからの溶出液の一部分を受け取るためにクロマトグラフモジュールと流体連通する質量分析モジュールと、クロマトグラフモジュールおよび質量分析モジュールと連絡する制御ユニットとを含む。
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【課題】目的成分の濃縮率をさらに高めた液体クロマトグラフィー装置を提供すること。
【解決手段】第一の移動相により導かれた試料中の成分を分離する第一の分析カラムと、前記成分を検出する第一の検出手段と、前記第一の検出手段で検出された成分を分画して分取部に保持する分画用流路と、前記分取部に保持された成分をトラップカラムに送り出して前記成分をトラップカラムに捕捉させて濃縮せしめるトラップ用流路と、第二の移動相により前記トラップカラムから溶出させられた前記トラップカラムに捕捉・濃縮された成分を分離する第二の分析カラムと、前記第二の分析カラムで分離された成分を検出する第二の検出手段とを備えた液体クロマトグラフィー装置において、第二の分析カラムがミクロカラムもしくはナノカラムであり、第二の検出手段の検出器セルがミクロセルもしくはナノセルであることを特徴とする液体クロマトグラフィー装置。 (もっと読む)


【課題】 ダイオキシン類の疎水性溶媒溶液から、バイオアッセイ法による分析に適した信頼性の高い親水性のダイオキシン類分析用試料を容易にかつ短時間で調製する。
【解決手段】 シリカゲル系充填材22aを充填した後段カラム22へダイオキシン類のヘキサン溶液を供給し、当該ヘキサン溶液が供給された後段カラム22に対して第一溶媒供給部60からジクロロメタン含有ヘキサンを供給する。後段カラム22へ供給されたジクロロメタン含有ヘキサンは、ヘキサン溶液中のダイオキシン類を溶解しながら後段カラム22を通過し、アルミナ系充填材30aを充填した溶媒置換用カラム30を通過する。ジクロロメタン含有ヘキサンに溶解したダイオキシン類は、アルミナ系充填材30aに捕捉される。溶媒置換用カラム30に対し、ジクロロメタン含有ヘキサンの通過方向とは逆方向へ第二溶媒供給部70からジメチルスルホキシドを供給して通過させ、それを確保すると、目的の分析用試料が得られる。 (もっと読む)


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