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国際特許分類[G21C13/00]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 原子炉 (5,406) | 圧力容器;格納容器;格納一般 (289)

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【課題】発電プラントの設備コストを増大させることなく、主蒸気系で発生する音響共鳴に伴う圧力振動を抑制することができる沸騰水型原子炉を提供する。
【解決手段】蒸気ドーム6から高圧タービン10に至る蒸気配管9の下方にヘルムホルツ共鳴管12が設置されている。蒸気配管9を通過する蒸気2によって生成されたドレン122aは、ヘルムホルツ共鳴管12の共鳴減衰管122に貯えられる。水位発信器23が上限水位(HWL)を検出すると、電気/圧力変換器24を介してダイアフラム25を駆動して水位調節弁22を開にしてドレン122aを排水する。水位発信器23が下限水位(LWL)を検出すると、水位調節弁22を閉にしてドレン122aの排水を止める。よって、共鳴減衰管122の空間体積は、蒸気配管9を通過する蒸気2によって発生する音響共鳴を抑制するのに最適な体積となるように維持される。 (もっと読む)


【課題】建設工程短縮に寄与できる原子炉格納容器を提供し、これにより原子力発電所設備の経済性向上を図る。
【解決手段】一次原子炉格納容器の円筒壁外側とトップスラブ(天井)外側および圧力抑制プール下部に床にて仕切りされた機器室の内側側壁と、天井内側を表面に20mm程度の厚さを有した鋼板と鋼板をコンクリートに定着するためのスタッドからなる鋼板コンクリート構造とする。ESBWRにおいて、原子炉格納容器建設工期の短縮を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】ヘルムホルツ共鳴管の内部に非凝縮性ガスやドレンを停滞させることなく、主蒸気系で発生した音響共鳴を効果的に抑制することができる沸騰水型原子炉を提供する。
【解決手段】蒸気ドーム6から高圧タービン10に至る蒸気配管9の側部には、蒸気配管9に対して下り勾配をつけてヘルムホルツ共鳴管12が設置されている。蒸気配管9からは蒸気2に混じって非凝縮性ガスが輸送されるが、非凝縮性ガスは蒸気配管9の上部を通過する。従って、上記のようなヘルムホルツ共鳴管12の設置方法により、ヘルムホルツ共鳴管12の内部に非凝縮性ガスが停滞するおそれはなくなるので、稼動中におけるヘルムホルツ共鳴管12の安全性は維持される。さらに、ヘルムホルツ共鳴管12の内部にはドレンが停滞しないので、ヘルムホルツ共鳴管12の体積は一定に維持され、開度調整弁11の開度制御のみによって蒸気配管9で発生した音響共鳴を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】原子炉建屋の小型化および非常用炉心冷却系配管ルートの最短化を達成できる経済的な原子炉建屋を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器1の圧力抑制室22内のサプレッションプール6の下部に非常用炉心冷却系ポンプ10などの機器を配備するための機器室9を設置し、原子炉格納容器1を内包する原子炉建屋の平面積縮小を実現する。さらに原子炉圧力容器2を支持する圧力容器ペデスタル5に非常用炉心冷却系配管13の設置スペースを確保することにより、サプレッションプール6から原子炉圧力容器2への注水配管である非常用炉心冷却系配管の設置ルートを最短化する。 (もっと読む)


格納容器(2)を備え、その内室(14)が、気密隔壁(16)によって、原子炉圧力容器(8)と一次冷却回路(10)を収容する設備室(18)と、正常運転中に通行できる運転室(20)とに仕切られている原子力設備(4)は、特に設備室(18)内に水素を放出する故障状況下でも、安価な製造費および運転費において特に高い運転安全性が保証されるようにする。この目的のために、本発明に基づいて、隔壁(16)に複数の圧力逃がし開口(22a、22b、22c)が設けられ、その各圧力逃がし開口(22a、22b、22c)が、それぞれの圧力逃がし開口(22a、22b、22c)に割り当てられた解除条件に達した際に自動的に開く閉鎖装置(26)の閉鎖要素(24)によってそれぞれ閉じられ、その場合、圧力依存開放式並びに圧力に依存しない開放式閉鎖装置(26)が利用されている。この関係において特に目的に適った閉鎖装置(26)は、破裂膜(50)あるいは破裂板を含む閉鎖要素(24)を有し、その閉鎖要素は、所定の周辺解除温度に到達した際に圧力逃がし開口(22a、22b、22c)を自動的に開くように設計されている。 (もっと読む)


【課題】長寿命でしかも事故発生の場合の安全性の向上を図ることができる電気用ペネトレーションを提供する。
【解決手段】電気用ペネトレーションは、円筒容器1と、円筒容器1内に配設され電気線を接続する複数本の導体2と、円筒容器1内に挿入され導体2が貫通しガラス繊維強化樹脂から作製される絶縁板6と、円筒容器1内部の表面の一部又は全部に塗布された接着剤4と、円筒容器1の両端部に設けられ挿入された絶縁板6を固定する固定手段(例えば、固定リング8)と、を有する。 (もっと読む)


【課題】鋼板コンクリート構造において、常温を超える環境にさらされる場合の鋼板の座屈を防止または抑制する。
【解決手段】互いに間隔をあけて対向して配置された2枚の鋼板4と、2枚の鋼板4の対向する側に鋼板4それぞれに取り付けられ、互いに所定の間隔をあけて配列された複数のスタッド3と、2枚の鋼板4の間に充填されたコンクリート2と、を有し、2枚の鋼板4の内の少なくとも一方が常温を超える環境にさらされる可能性のある鋼板コンクリート構造物において、高温側の鋼板4の板厚をtとし、この鋼板4に取り付けられるスタッド3のピッチをBとするとき、Bとtとの比B/tを2から40までの範囲内とする。 (もっと読む)


【課題】 建設コストに有意な影響を与えずに、応力の発生要因である熱荷重自体を緩和し、原子炉の安全性の向上、プラントの経済性の向上を図る。
【解決手段】 外側に空間を介在させてガードベッセル(2)が設置された原子炉容器内の冷却材の液面近傍における前記原子炉容器の熱荷重を緩和する装置において、ガードベッセルを原子炉容器(1)より良熱伝導性の材料で構成し、液面下部の炉壁からの輻射熱でガードベッセルを加熱し、液面上部の炉壁を前記ガードベッセルからの輻射熱で加熱するようにしたものである。 (もっと読む)


本発明は、原子炉圧力容器(1)とその蓋(3)との間に存在する密封部位(8)における損傷箇所を手動加工する工具に関する。この工具は、本発明に基づいて、少なくとも1つのグリップ(12)を備えた本体(10)を有し、この本体(10)の片側面に、密封部位(8)の被加工面に当接支持するために用いられ且つ両者間に中間室(9)を空けている2つのすべり要素(14)が存在し、両すべり要素(14)の先端面(32)が平らに形成され、共通平面内を延び、前記中間室(9)内に、切削加工するための切除手段が、該切除手段がすべり要素(14)の先端面(32)から本質的に突出しないように配置されている。
れている。 (もっと読む)


【課題】極厚の板状部材の特性を考慮した合理的な設計思想に基づいて、コストの低減および施工性の向上を達成する。
【解決手段】地震時水平力に対する平均せん断応力度が、打設するコンクリートの短期許容せん断応力度以下である極厚壁構造1において、前記極厚壁の表層部11にひび割れ分散帯20を設けるとともに、表層部11に挟まれる内部領域12を無補強コンクリート13にて構成し、ひび割れ分散帯20を、表層部11の表面から所定のかぶり厚さt3以上離間した位置に配される横材21と、この横材21に接して内部領域12側に配される縦材22とで構成した。 (もっと読む)


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