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国際特許分類[G21K5/04]の内容

国際特許分類[G21K5/04]に分類される特許

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【課題】治療における中性子線の照射時間を短く抑えることができる中性子線照射装置を提供する。
【解決手段】中性子線治療装置1は、荷電粒子を加速し荷電粒子線Pを出射する加速器と、加速器からの荷電粒子線Pが入射され中性子線を生成するターゲットTと、ターゲットTからの中性子線を減速させ出射するモデレータ50と、を備え、モデレータ50から出射される中性子線Nを水ファントム60の入射面60aから入射させた場合に、照射中心軸線C上で水ファントム60の入射面60aから20mmの深さの基準位置Q1における中性子束が5.0×108 neutrons/cm2/sec以上になるように加速器及びターゲットTが設定されている。 (もっと読む)


【課題】種々の大きさの患部に対して汎用的に使用可能な中性子線治療装置を提供する。
【解決手段】中性子線治療装置1は、加速器と、加速器からの荷電粒子線Pで中性子線を生成するターゲットTと、当該中性子線を減速させ治療用中性子線Nを出射するモデレータ50と、開口46aを通じてモデレータ50からの治療用中性子線Nを患者に照射させるコリメータ46と、を備える。開口46aから出射される治療用中性子線Nを水ファントム60中に入射させた場合に、所定の基準位置Q2、Q3,Q4における熱中性子束が、いずれも、治療用中性子線Nの照射中心軸線C上で入射面60aから20mmの深さの基準位置Q1における熱中性子束の0.2倍以上になるように設定されている。 (もっと読む)


【課題】線量やエネルギーの測定時間を従来に比して短縮するとともに、特段の作業を要することなく、また、ワークへの照射を継続しながら測定することを可能にする。
【解決手段】制御部140aによるスキャン電磁石130の電流値の制御により、加速器118の加速空間で加速された電子線の偏向量が可変されて導かれるスキャンホーン120は、加速器に接続される本体120a、加速器の加速空間に接続される導入部121、導入部を介して加速空間に真空を維持して連通する内部空間122、導入部に対向配置され内部空間を外部から隔てる電子線取出部材124、電子線取出部を通過する偏向量以上の偏向量の電子線が導かれる位置に設けられた測定窓125、測定窓に設けられ内部空間を外部から隔てるとともに、測定窓に導かれた電子線を外部に導出する測定線導出部材126、を備える。 (もっと読む)


【課題】窪部位を有する金型の成形面あるいは大きい部品の全面を均一に表面改質することが難しい。
【解決手段】チャンバ1の中に移動装置2と電子ビーム発生装置5を備える。移動装置2は、電子の加速空間Sとプラズマ空間Pと減速空間Gとが存在し得る範囲内でカソード電極5Aと被照射体6とを可能な限り短くするように被照射体6を位置させる。ラックピニオン機構7は、移動装置2に設けられる。移動体10が移動するとラック7Aが移動してピニオン7Bが回転する。ピニオン7Bの回転で回転冶具8の回転軸8Aが回転する。回転軸8Aの回転でチャック8Cに取り付けられている被照射体6が所定角度回転する。移動体10の所定ピッチの移動でバー9が移動すると、本体8Dはバー9に対して相対的にスライドする。被照射体6は、アノード電極5Bの直下に留まる。 (もっと読む)


【課題】窪部位を有する金型の成形面あるいは大きい部品の全面を均一に表面改質することが難しい。
【解決手段】チャンバ1の中を真空に近い状態にする。アノード電極5Bの中にアルゴンガスを供給する。電子の速度を窪部位のエッジの形状を喪失させない速度まで低下させるために必要十分な圧力のアルゴンガスをアノード電極5Bと被照射体6との間に介在させる。電子の加速空間Sとプラズマ空間Pと電子の減速空間Gが存在し得る範囲内でカソード電極5Aと被照射体6との間の距離を可能な限り短くする。アノード電極5Bに電圧を供給してプラズマ空間Pにプラズマを発生させる。カソード電極5Aと被照射体6との間に電圧を供給して電子ビームを発生させて被照射体6の選択された被照射面に電子ビームを照射する。 (もっと読む)


【課題】電子線の線量分布の平坦化を図る。
【解決手段】電子線照射装置100の電子銃110は、電子線EBを放出し、加速器118は、電子銃から放出された電子線を加速し、スキャンホーン120は、加速器で加速された電子線の照射方向を制御する。また、スキャンホーンは、被照射物Wに対して少なくとも一方向の走査処理を実行し、走査処理の折り返しにおいて、電子線の照射を所定時間滞留させる。こうして、被照射物の幅方向端部における線量不足を補い、被照射物に満遍なく電子線を照射して電子線の線量分布の平坦化を図ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】長期の運転によってもビーム電流の検知に異常が生じることのない電子線照射装置、および、電子線照射装置のドリフト管を提供する。
【解決手段】電子銃から放出された電子を加速する加速器と、当該加速器で加速された電子を放出する電子線取出部との間に接続可能であって、加速器から電子線取出部へ向けて放出される電子が内部空間に入射する電子線照射装置のドリフト管は、本体10の加速器側と電子線取出部側とを絶縁する絶縁部材40と、絶縁部材よりも加速器側に固定され、絶縁部材40の内周面を被覆する第1遮蔽部材70と、絶縁部材40よりも電子線取出部側に固定され、絶縁部材40の内周面を被覆する第2遮蔽部材71と、を備える。 (もっと読む)


【課題】MCPを支持する絶縁支持部に紫外線が照射された場合に生じる放電を防止する。
【解決手段】電子線照射装置は、紫外線を出射する紫外線出射部31、電子を増幅する複数のマイクロチャネルを2次元的に配列して有するMCP33、MCP33の外縁部に当接してMCP33を支持する絶縁支持部34、および、紫外線出射部31とMCP33との間における紫外線の経路上に配置されるマスク350を支持するマスク支持部35を有する。マスク支持部35は、マスク350の周囲における紫外線を遮蔽する環状部352を有することにより、マスク支持部35にマスク350が非装着の状態において、紫外線出射部31からの紫外線が照射されるMCP33上の照射領域が、絶縁支持部34に重ならない範囲に制限される。これにより、絶縁支持部34に紫外線が照射された場合に生じる放電が、マスク350の有無にかかわらず防止される。 (もっと読む)


【課題】 窓部材が劣化するのを抑制することができる電子線照射装置及び電子線透過ユニットを提供する。
【解決手段】 電子線透過ユニット50は、電子線を発生する電子銃と、電子銃が発生した電子線を通過させる電子線通過孔が設けられた筐体と、を具備する電子線照射装置において、電子線通過孔の出射側開口部に配置されて、電子線通過孔を通過した電子線を透過させるためのものである。電子線透過ユニット50は、出射側開口部に取り付けられるための窓枠体50Aと、窓枠体50Aの内側に配置されたメッシュ部52bを有する支持部材52と、メッシュ部52b上に支持された窓部材55と、メッシュ部52bと窓部材55との間に配置された介在層59と、を備えている。窓部材55は、炭素を含む材料からなり、メッシュ部52bは、鉄を含む材料からなる。 (もっと読む)


【課題】 窓部材及び窓枠体が高温になるのを抑制することができる電子線照射装置を提供する。
【解決手段】 電子線照射装置1は、電子線EBを発生する電子銃40と、電子銃40が発生した電子線EBを入射させる入射側開口部33a、及び電子線EBを出射させる出射側開口部33bが設けられた走査管33と、出射側開口部33bに配置された電子線透過ユニット50と、を備えている。電子線透過ユニット50は、出射側開口部33bに取り付けられた窓枠体50Aと、窓枠体50Aの内側に配置され、走査管33の内側を通過した電子線EBを透過させる窓部材55と、を有している。窓枠体50Aの熱伝導率は、走査管33の熱伝導率以上となっている。 (もっと読む)


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