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国際特許分類[H01J47/02]の内容

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容量型電離箱,例.電位計として用いられる電極

国際特許分類[H01J47/02]に分類される特許

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【課題】イオンのフィードバックを低減して検出感度を維持することが可能な検出器を提供する。
【解決手段】光検出器1は、ガスによる電子増倍作用を利用した検出器において、複数の貫通孔8Aが表面9A上の一方向に沿って規則的に設けられ、電子増倍領域を生成するための電界を形成する平板電極3Aと、平板電極3Aに平行に配置され、複数の貫通孔8Bが一方向に沿って規則的に設けられ、ガス中に電子増倍領域を生成するための電界を形成する平板電極3Bと、平板電極3Aの反対側で平板電極3Bに対向して配置され、電子増倍領域によって増倍された電子を取り出す陽極5とを備え、貫通孔8Aの直径は貫通孔8Bの直径より小さく、貫通孔8Aの中心位置は貫通孔8Bの中心位置に対して一方向に沿ってずれている。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で空間中に存在するマイナスイオンおよびプラスイオンの量をできるだけ正確に検出すること。
【解決手段】気体中に存在するイオンの量を検出するための方法であって、ケーシング11の内部に、マイナスイオンを収集するための検出電極13a,13bおよびプラスイオンを収集するための検出電極12a,12bを、当該ケーシング11内を流れる気体に接触するようにかつ当該気体の流れ方向に直角の方向の断面において点対称となるような位置に設け、マイナスイオンを収集するための検出電極13a,13bにプラスの電圧を印加し、プラスイオンを収集するための検出電極12a,12bにマイナスの電圧を印加し、各電極12,13により収集されたイオンの電荷量に基づいて気体中に存在するマイナスイオンおよびプラスイオンのそれぞれの量を検出する。 (もっと読む)


【課題】2次元ストリップのX方向とY方向とで同等の電子入射感度(放射線検出精度)を実現できるようにする。
【解決手段】複数のX軸ストリップ11と複数のY軸ストリップ12とから成る2次元ストリップにおいて、X軸ストリップ11と同じ表層において複数のX軸ストリップ11の間にストリップの断片を断続的に配置することによってY軸ストリップ12を構成し、各断片を電気的に接続する配線13をY軸ストリップ12の裏層に設ける。そして、X軸ストリップ11をX軸読み出し回路15に接続するとともに、Y軸ストリップ12を構成する複数の断片を接続した配線13をY軸読み出し回路16に接続する構造とすることにより、Y軸ストリップ12の方がX軸ストリップ11に比べて電子が入射しにくくなるという感度低下を抑制できるようにする。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも二つの電離箱を含む、ソースからのエネルギー粒子ビーム用の線量測定デバイスに関し、各電離箱は収集電極及び分極電極を備え、各電離箱の電極は流体を含むギャップによって離隔されていて、単一のソースからのエネルギービームが電離箱を通過する。本デバイスは、電離箱が異なる電荷収集効率係数を有することを特徴とする。ビームによって付与された線量率用の計算アルゴリズムは、本デバイスの各電離箱の出力信号の測定、及び第一の電離箱に対する利得係数に基づき、その利得係数は、電離箱の内部パラメータ及び/又は外部パラメータに基づいて理論的に予め求められる。
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【課題】全体的に小型でかつ電極間に電極構造の位置ずれが生じることのない放電管のガラス間接合方法及び放電管を提供する。
【解決手段】正電極板と負電極板とを電極支持ピンを介して対向配置した状態で支持する台座ガラス120と、所望の光線を透過させる光線透過部を有し、電極板140を囲むように台座ガラスの外周縁部に接合される側面ガラスとを備える放電管のガラス間接合方法であって、台座ガラス及び側面ガラスの軟化温度よりも低い軟化温度を有する接合用ガラス成形体170を、台座ガラスと側面ガラスとの接合部に配置する工程と、台座ガラス及び側面ガラスの軟化温度未満かつ接合用ガラス成形体の軟化温度以上の温度で放電管のガラス間接続部を焼成する工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】光電面に対するイオンのフィードバックを防止して感度を維持すること。
【解決手段】この光電子増倍管1は、ガスによる電子増倍作用を利用した光電子増倍管において、入射光が入射する入射面板7に対向して設けられており、光入射面7aに対して傾斜する複数の傾斜部9が、光入射面7aに沿って配列され、該傾斜部9の入射面板7側に反射型の光電面10が形成された光電変換部3と、光電変換部3を挟んで入射面板7に対向して設けられ、光入射面7aに沿って複数の貫通孔8が形成された電子増倍部4とを備え、複数の傾斜部9は、入射面板7側から電子増倍部4が見通せないように互いに近接して配置されている。 (もっと読む)


【課題】放射線の二次元位置を正確に特定することができるガス電子増幅器及びこれを使用した放射線検出器を提供する。
【解決手段】電子発生電極101と検出部102との間に、板状絶縁層12とこの板状絶縁層12の片面に形成された平面状の導体層16とで構成された電子増幅板10が配置されている。この電子増幅板10には、電場を集束させるための貫通孔18が複数形成されている。また、これらの構成要素を収容するチャンバ104内には、所定の検出用ガスが充填されている。上記電子発生電極101と電子増幅板10とは密着しており、放射線の入射により電子発生電極101から発生した一次電子は、当該一次電子を発生させた放射線の入射位置に対応する位置に配置された貫通孔18に進入し、増幅される。 (もっと読む)


【課題】 空間分解能の向上が図れるX線撮像用ラインイメージセンサを提供する。
【解決手段】 X線検出用ガスが封入された容器5と、容器5内に配置されたプリント基板3と、プリント基板3の一方の主面に並行に配置された複数のストリップ状の第1の信号電極1aと、プリント基板3の他方の主面に並行に配置された複数のストリップ状の第2の信号電極1bと、容器5内に複数の第1の信号電極1aと対向配置され、所定電圧が第1の信号電極1aとの間に印加される第1の高電圧電極板2aと、容器5内に複数の第2の信号電極1bと対向配置され、所定電圧が第2の信号電極1bとの間に印加される第2の高電圧電極板2bとを備え、プリント基板3の主面に垂直な方向から見て隣合う第2の信号電極2bの間に第1の信号電極1aが位置するように、複数の第1の信号電極1a及び複数の第2の信号電極1bが配置されている。 (もっと読む)


【課題】β線の余分なエネルギー損失をなくし、α線、β線の感応部が独立して扱え、β線の感度保持とγ線の感度の抑制についてα線の影響を考慮せずに最適化できるようにする。
【解決手段】β線検出部30と、そのβ線入射面側に確保した一定容積の密閉された空気層31と、その空気層内に配置され、α線による空気の電離電流を測定するための電極32と、この電極に印加電圧を加える電源装置と、電離電流そのものを測定するための微少電流計測手段34とを備える。 (もっと読む)


【課題】従来型の薄膜入射窓式電離箱でアルファー線や数keV以下の低エネルギーX線を測定するときには、入射窓による放射線の吸収が問題となり真の値を評価することができなかった。そこで、入射窓部の薄膜またはグリッドを取り去り開放窓型とし、しかも外部からの静電誘導を受けないで高感度で安定な測定のできる電離箱とし、空気または気体中に放出された真の全エネルギーを測定できるようにする。
【解決手段】入射窓部が開放型なので、そこを通して外部からの静電誘導による擾乱を回避するために集電極3をシールド効果のある高圧電極1の陰に退避させ、電離電流は補助電極2を介して方向を変位させた電界に沿って集電極まで運ぶ電離箱にする。 (もっと読む)


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