説明

国際特許分類[H01J49/06]の内容

電気 (1,674,590) | 基本的電気素子 (808,144) | 電子管または放電ランプ (32,215) | 粒子分光器または粒子分離管 (1,755) | 細部 (827) | 電子光学的またはイオン光学的装置 (279)

国際特許分類[H01J49/06]に分類される特許

221 - 230 / 279


【課題】 高強度のゼロロス電子を効率よく遮蔽できて且つエネルギー分散スリット開口部の散乱電子やコンタミネーションによる影響を軽減するエネルギー選択スリットを提供する。
【解決手段】 スリット開口部33を挟んで、スリット部材31のスリット構成辺34とスリット部材32のスリット構成辺35が対面するように配置する。スリット部材32をスリット部材31よりも薄くし、スリット構成辺34の側壁下部をテーパー部36のように、上方から下方に向かって広くする。高強度のゼロロス電子側がスリット部材31で遮蔽されるようにエネルギー選択スリット30を配置する。 (もっと読む)


1つ以上のイオン源を1つ以上の下流側デバイスへインターフェースするために質量分析において使用される多重デバイスインターフェース。該多重デバイスインターフェースは、多重極ロッドセットに印加される電位に依存して、入力ロッドセットまたは出力ロッドセットのどちらかとして構成される3つ以上の多重極ロッドセットを含む。入力ロッドセットとして構成される多重極ロッドセットは、1つ以上のイオン源に連結されることにより、該イオン源から生成されたイオンを受け入れて該イオンを出力多重極ロッドセットとして構成された少なくとも1つの多重極ロッドセットへ伝達する。該出力多重極ロッドセットは、下流側デバイスに連結され、生成されたイオンを該デバイスへ伝達できる。
(もっと読む)


本発明はマススペクトル解析用のイオントラップ、多重電極システム及び電極に関する。そのうち、前記電極(1)は柱形状を有し、その横断面の少なくとも片側部の形状が2階以上の階段形状に形成されている。本発明は前記電極の構成を改良することにより、前記電極(1)が適用される多重電極システムやイオントラップなどのマススペクトラメーターが、最適化されたフィールド形状を有するだけでなく、加工がし易くなり、製造コストが低くなる。
(もっと読む)


イオントラップのイオンを操作するための方法は、イオンを蓄積するステップと、空間的に圧縮するステップと、質量電荷比に従って選択されたイオンを放出するステップとを有する。イオントラップは、導入口と、イオンを閉じ込めて、空間的に圧縮するための第1端部および第2端部を有するアームと、イオンを第2端部から放出するための放出口とを有する。アームは、2対の対向電極を有し、イオントラップのどの断面でも四重極電場ポテンシャルを形成する。対向電極と電極の断面の間の距離は、第1端部から第2端部にかけて広がっている。電極は、テーパ状の円筒形のロッド、または、双曲線の断面であってもよい。放出するために選択されたイオンは、第2の(より広い)端部の領域のなかで空間的に圧縮される。イオントラップは、直交放出または軸放出を有する1つアーム、または、直交放出のための中央インサートを有する2本のアームを備える。 (もっと読む)


【課題】リニアイオントラップで生じる軸方向電界の不均一性を最小にすること
【解決手段】四極ロッドの構造上の完全性を維持しながら、生じ得る軸方向電界の不均一性を最小にするように最適にされたリニアイオントラップで使用するためのアパーチャー構造を提供する。一般に、本発明はイオンをトラップし、次にイオンを放出するためのリニアイオントラップを提供するものである。このリニアイオントラップは、長手方向に延びる軸線を有する内部トラッピング容積部を構成する複数のロッドを含む。ロッドの1つ以上は、アパーチャーを含み、このアパーチャーはロッドを通過するようにラジアル方向かつロッドに沿って長手方向に延びる。このアパーチャーは、内部トラッピング容積部からアパーチャーを通って内部トラッピング容積部の外側の領域までイオンが通過できるように構成されている。アパーチャーに少なくとも1つのリセスが隣接しており、このリセスは、ロッドに沿って長手方向に延びると共に、トラッピング領域に向いているが、このリセスはロッドをラジアル方向には貫通しない。 (もっと読む)


質量選択的イオントラップ(12)、及び質量選択的イオントラップ(12)の下流に配置される四重極ロッドセット質量フィルタ(14)を含む質量分析計が開示される。質量フィルタ(14)のデューティサイクルを向上させるために、イオンは、質量フィルタ(14)のスキャンに実質的に同期してイオントラップ(12)から質量選択的に排出される。 (もっと読む)


本発明は一般に多重反射静電システムに関し、より詳しくは、オービトラップ静電イオントラップにおける、またこれに関する改良に関する。単一の電極を模倣した動作が可能な電極アレイを有する静電イオン捕捉装置を操作する方法が提案され、この方法は、3つまたはそれ以上の電圧であって複数の電極の各電極に印加された場合に、単一の電極に電圧を印加することによって発生する電場に近似した静電捕捉電場を発生させる3つまたはそれ以上の電圧を決定するステップと、決定された3つまたはそれ以上の異なる電圧を各電極に印加するステップとを含む。さらなる改良点は、1つまたは複数の収集された質量スペクトルの強度の異なるピークから複数の特徴を測定して特質を導き出し、測定された特質を使って複数の電極に印加されるべき電圧を改善することにある。
(もっと読む)


電極構造を備えるオービトラップ等の静電トラップが開示される。U’(r,φ,z)の形態の捕捉静電場が生成されて、トラップ内にイオンを捕捉し、イオンが等時性振動を起こすようにする。捕捉電場U’(r,φ,z)は、たとえばオービトラップの場合は超対数的である理想的電場U(r,φ,z)に摂動Wを適用した結果として得られる。摂動Wはさまざまな方法で導入でき、たとえば、トラップの形状を、理想的フィールドU(r,φ,z)の等ポテンシャルに従わなくなるように歪めることによって、あるいは歪曲場(電気的または磁気的)を加えることによって導入できる。摂動の大きさは、捕捉されたイオンの少なくとも一部の絶対位相の拡散が、イオン検出期間Tmでゼロ以上であり、約2πラジアン未満となる程度である。 (もっと読む)


入口電極(2)及び出口電極(3)を有するイオンガイド又はイオントラップ(1)が開示される。出口電極(3)の電位は、比較的短期間の間、周期的に降下され、いくつかのイオンがイオンガイド又はイオントラップ(1)から出口電極(3)における開口を介して脱出することを可能にする。出口電極(3)の電位が降下される期間は、漸次増加され、イオンは、イオンガイド又はイオントラップ(1)から質量電荷比に依存して出現する。イオンガイド又はイオントラップ(1)は、質量セパレータ又は低分解能質量分析器として動作され得る。
(もっと読む)


イオンをイオントラップ内に導入する方法及びイオン蓄積装置について記述している。導入手段を使用し、イオントラップに対する導入開口部を通じて第1イオンをイオントラップ内に導入する。導入手段の動作条件を調節し、第1イオンとは異なる極性の第2イオンを同一の導入開口部を通じてイオントラップ内に導入している。
(もっと読む)


221 - 230 / 279