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国際特許分類[H01J49/40]の内容

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国際特許分類[H01J49/40]に分類される特許

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【課題】プロダクトイオンの運動エネルギーの圧縮を可能とするタンデム型飛行時間型質量分析装置を提供する。
【解決手段】第1の飛行時間型質量分析装置と第2の飛行時間型質量分析装置の間に、両
飛行時間型質量分析装置のイオン軌道を連結し、イオンの運動エネルギーを圧縮する反射場から成るインターフェイスを設けた。2台の飛行時間型質量分析装置のうち、少なくとも一方は、らせん軌道型飛行時間型質量分析装置である。 (もっと読む)


【課題】検出したいフラグメントイオンのイオンピークがスキャンの範囲外にならないように、スキャンする質量対価数比の範囲を狭くできる質量分析装置を提供する。
【解決手段】質量対価数比をスキャンしながら試料をイオン化したイオン種を分離する分離部14と、質量対価数比毎にイオン種の検出強度を検出する検出部15とを有し、検出強度に基づいてマススペクトルのピークの出現する質量対価数比を抽出する質量分析装置1において、ピークの出現する質量対価数比に基づいて、ターゲットイオンの質量数の自然数分の1を測定上限値として設定する設定部4と、イオン種からターゲットイオンを選んで解離しフラグメントイオンを生成する解離部13とを有し、分離部14は測定上限値を上限とする範囲内で質量対価数比をスキャンしながらフラグメントイオンを分離し、検出部15は質量対価数比毎にフラグメントイオンの検出強度を検出する。 (もっと読む)


サンプル中に関係ある被分析物を検知するシステムおよび方法が提供される。方法は関係あるイオンでないイオンをろ過して取り除き、かつイオン易動度スペクトルを生成するために、サンプルからイオン易動度分光測定式探知器を通過して得られた1組のイオンを通過することを含んでいる。少なくともいくつかのイオンのマススペクトルは質量分析計を使用して生成される。また方法は、関係あるピークがイオン易動度スペクトルとマススペクトルの1つ以上で見つかる場合で、且つ、関係あるピークは、関係ある被分析物に関連したピークの所定パターンに従うか、イオン移動度分光分析によって確認される場合に、関係ある被分析物がサンプルにあることを決定することを含んでいる。この方法の変形例も開示される。 (もっと読む)


【課題】
装置の大型化を招くことなく、質量分析装置の質量数の計測結果の経時変化を抑える。
【解決手段】
飛行時間型質量分析装置のイオン加速部に出力する高圧電源回路16の温度を計測する機構を設け、同じ時間に測定した質量スペクトルデータについて、温度データを参照して、質量スペクトルデータの補正をデータ処理部18で実施する。すなわち、例えば、装置の主要な部分全体を恒温化するのではなく、飛行時間に最も大きな影響を与える個所を調べて、その個所の温度を常時計測し、温度変化と飛行時間の変化との相関関係から、得られる質量スペクトルを補正する。 (もっと読む)


イオンフラグメンテーションのための衝突セルを使用するタンデム質量分析計において、システム構成要素の放電上限に到達することなく、またはそれを超えることなく、衝突誘起解離(CID)のために必要とされる衝突エネルギーの上限が拡大され得る。本教示は、イオンの電位エネルギーをCIDフラグメンテーションのために十分な所定のレベルまで引き上げる一方、無放電条件を満たす方法について説明する。また、本教示は、生成イオンが質量分析のための十分なエネルギーを有するように、CIDフラグメンテーション後、フラグメントイオンの電位エネルギーを引き上げる方法について説明する。
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【課題】プリカーサイオンスキャンやニュートラルロススキャンが容易に行えるといった三連四重極型質量分析装置の特徴を活かしつつ、目的成分の質量精度を向上させたり構造解析に必要なMSスペクトルを取得したりできるようにする。
【解決手段】三連四重極型質量分析装置3とイオントラップ飛行時間型質量分析装置4とにほぼ同時並行的に試料を導入し、三連四重極型質量分析装置3ではニュートラルロスキャンを実行し、特定のイオンが検出されたときにデータ処理部38は制御部46に分析の実行を指示する。制御部46は、上記特定のイオンに対する高い精度での質量分析が実行されるように、イオントラップ飛行時間型質量分析装置4の各部を制御する。データ処理部38、47でそれぞれ得られた分析結果は、データ統合処理部5においてあたかも単一の質量分析装置で得られた結果のように統合され、例えば表示部6に表示される。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】イオントラップ(1)からイオン移動度分光計(2)中へのイオンの移送を最適化してイオンのフラグメンテーションを防ぐために、イオン移動度分光計(2)の上流に構成されたイオントラップ(1)の出口領域とイオン移動度分光計(2)の入口領域との間の電位差を時間と共に時間的に変化させるイオン移動度分光計(2)が開示される。 (もっと読む)


【課題】検出感度を向上させたレーザーイオン化質量分析装置およびレーザーイオン化質量分析方法を提供することにある。
【解決手段】真空チャンバー2と、真空チャンバー2内に試料分子線を放射する分子線発生装置1と、真空チャンバー2内に配置された1対の平面鏡4,5と、真空チャンバー2内にレーザー光6を入射するレーザー光発生装置7と、真空チャンバー2内に配置される、イオン化されたイオンを加速する1対の電極8,9と、加速されたイオンを検出するイオン検出器12とを備え、レーザー光6が平面鏡4,5間で反射を繰り返しながら平面鏡4,5における反射位置を移動する光路において前記試料分子線をイオン化することを特徴とするレーザーイオン化質量分析装置である。 (もっと読む)


【課題】
タンデム質量分析計にてMSの3乗を行う場合、装置構成の大型化やコストが増大するという課題がある。同様に、複数回のMS/MS分析においてはいっそう困難である。
【解決手段】
衝突室内に調和ポテンシャルを形成する電極を配置し、1回目の衝突誘起解離で生成したフラグメントイオンを捕捉する。捕捉したイオンの中から、次なる目的イオンを軸方向共鳴励起によりイオンを選択的に出射する。励起したイオンは軸方向に励起し、調和ポテンシャルを超えることで、後段に備える電位差により2回目の衝突誘起解離が行われる。さらに、イオンを調和ポテンシャル内部に戻す操作を加えることで、複数回のMS/MS分析を実施可能にする。 (もっと読む)


【課題】 従来のMS/MS分析方法では、スループットと前駆体イオンの質量分解能の両立ができないという課題を有していた。
【解決手段】 特定の質量範囲のイオンを排出するイオントラップと、イオントラップから排出されたイオンを解離させる衝突解離部と、衝突解離部から排出されたイオンの質量分析を行う質量分析部を有した質量分析装置によって、イオントラップに導入、蓄積されたイオンを質量選択的に共鳴排出する。衝突解離部への入射エネルギーが低い条件で測定を行い前駆体イオンのイオントラップ部の質量軸でのプロファイルと質量分析部でのプロファイルの組を取得する。次に衝突解離部への入射エネルギーが高い条件で測定を行い、得られた2次元質量スペクトルのイオントラップ部の質量軸でのプロファイルを質量分析部の質量軸でのプロファイルに置き換える。以上の方法により前駆体イオンとフラグメントイオンの両方のm/zを高い質量分解能で決定することができる。 (もっと読む)


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