説明

より成長が早いかつ/又はより収量が高い生物の作製

参照生物と比較してより成長が早い及び/又は収量が増加した非ヒト生物の作製方法であって、該生物又はその一以上の部分で配列番号2、107、125、129又は137の活性を参照生物に比較して増加させることを含む、上記方法。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
参照生物に比較して成長が早くかつ/又は収量が増加した非ヒト生物を作製する方法であって、該生物又はその1以上の部分において、配列番号2、107、125、129又は137の活性を参照生物に比較して増加させることを含む、上記方法。
【請求項2】
成長及び収量を増加させるタンパク質が、20以下のアミノ酸位置がXで置換され得る及び/又は20以下のアミノ酸がその配列中に挿入される配列番号2、107、125、129又は137に示される配列を含むか、あるいは、10以下のアミノ酸位置がXで置換され得る及び/又は10以下のアミノ酸がその配列中に挿入される配列番号4、6、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、99、101、103、105又は配列番号109、111、113、115、117、119、121、133又は135に示される配列を含むポリペプチドによりコードされる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
配列番号2、107、125、129又は137のポリペプチドの活性を、以下よりなる群から選択される核酸分子を含む核酸分子によってコードされる前記生物中の少なくとも1つのポリペプチド又はその一部分の活性を増加することによって、増加する、請求項1に記載の方法。
(aa)成長又は収量を増加させるポリペプチドをコードするか、又は少なくとも配列番号2、107、125、129又は137で表されるポリペプチドの成熟形態をコードする、核酸分子;
(bb)少なくとも配列番号1、106、124、128又は136に記載のコード配列の成熟ポリヌクレオチドを含む核酸分子;
(cc)その配列が、(aa)又は(bb)に記載の核酸分子によってコードされるポリペプチド配列から、遺伝子コードの縮重によって誘導できる核酸分子;
(dd)その配列が(aa)〜(cc)に記載の核酸分子によってコードされるポリペプチドのアミノ酸配列と少なくとも20%同一であるポリペプチドをコードする核酸分子;
(ee)(aa)〜(dd)に記載の核酸分子によってコードされる配列番号2、107、125、129又は137のポリペプチドから、(aa)〜(dd)の核酸分子によってコードされるポリペプチドのアミノ酸配列の1以上のアミノ酸の置換、欠失及び/又は付加によって誘導されるポリペプチドをコードする核酸分子;
(ff)(aa)〜(ee)に記載の核酸分子のいずれかによってコードされる、配列番号2、107、125、129、137のポリペプチドの断片又はエピトープをコードする核酸分子;
(gg)配列番号96及び97、122及び123、126及び127、130及び131、138及び139、あるいはその組合せのプライマーを用いたcDNAバンク又はゲノムバンクの増幅によって取得される核酸分子配列を含むポリヌクレオチドを含む核酸分子;
(hh)(aa)〜(gg)に記載の核酸分子のいずれかによってコードされるポリペプチドに対するモノクローナル抗体を用いて単離される、配列番号2、107、125、129又は137のポリペプチドをコードする核酸分子;
(ii)(aa)〜(hh)に記載の配列のいずれかを含むプローブ、あるいは(aa)〜(hh)で特徴付けられる核酸の、少なくとも15nt、好ましくは20nt、30nt、50nt、100nt、200nt又は500ntの断片を用いて、ストリンジェントな条件下で適当なライブラリーをスクリーニングすることによって取得可能であり、かつ配列番号2、107、125、129又は137のポリペプチドをコードする、核酸分子;並びに
(jj)図1及び/又は図2に記載されかつ参照生物に比較した成長の早さ及び/又は収量の増加に寄与するコンセンサス配列を含むポリペプチドをコードする核酸分子;
あるいはそれらの相補配列を含む核酸分子。
【請求項4】
活性を、
(a)配列番号2、107、125、129又は137のタンパク質の発現を増加させる;
(b)配列番号2、107、125、129若しくは137のRNA、又は配列番号2、107、125、129若しくは137のタンパク質の安定性を増加させる;
(c)配列番号2、107、125、129又は137のタンパク質の比活性を増加させる;
(d)配列番号2、107、125、129又は137の内因的遺伝子機能の発現を増加できる同種又は人工転写因子を発現させる;あるいは
(e)配列番号2、107、125、129若しくは137の活性、又は食物若しくは培地への配列番号1、106、124、128若しくは136の発現、を増加又は誘導する外因的因子を添加する、
ことによって増加する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記生物が微生物、又は好ましくは植物である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
配列番号2、107、125、129又は137のポリペプチドの活性を、以下よりなる群から選択される核酸分子によってコードされる、配列番号2、107、125、129又は137のポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを、前記生物、好ましくは植物、又はその1以上の部分に導入することによって増加する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
(a)配列番号2、107、125、129又は137のポリペプチドをコードする核酸分子;
(b)少なくとも配列番号1、106、124、128又は136に記載のコード配列の成熟ポリヌクレオチドを含む核酸分子;
(c)その配列が、(a)又は(b)に記載の核酸分子によってコードされるポリペプチド配列から、遺伝子コードの縮重によって誘導できる核酸分子;
(d)その配列が(a)〜(c)に記載の核酸分子によってコードされるポリペプチドのアミノ酸配列と少なくとも20%同一であるポリペプチドをコードする核酸分子;
(e)(a)〜(d)に記載の核酸分子によってコードされる配列番号2、107、125、129又は137のポリペプチドから、(a)〜(d)の核酸分子によってコードされるポリペプチドのアミノ酸配列の1以上のアミノ酸の置換、欠失及び/又は付加によって誘導されるポリペプチドをコードする核酸分子;
(f)(a)〜(e)に記載の核酸分子のいずれかによってコードされる、配列番号2、107、125、129、137のポリペプチドの断片又はエピトープをコードする核酸分子;
(g)配列番号96及び97、122及び123、126及び127、130及び131、並びに/又は138及び139、あるいはその組合せのプライマーを用いたcDNAバンク又はゲノムバンクの増幅によって取得される核酸分子の配列を含むポリヌクレオチドを含む核酸分子;
(h)(a)〜(g)に記載の核酸分子のいずれかによってコードされるポリペプチドに対するモノクローナル抗体を用いて単離される、配列番号2、107、125、129又は137のポリペプチドをコードする核酸分子;
(i)(a)〜(h)に記載の配列のいずれかを含むプローブ、あるいは(a)〜(h)で特徴付けられる核酸の、少なくとも15nt、好ましくは20nt、30nt、50nt、100nt、200nt又は500ntの断片を用いて、ストリンジェントな条件下で適当なライブラリーをスクリーニングすることによって取得可能であり、かつ配列番号2、107、125、129又は137のポリペプチドをコードする、核酸分子;並びに
(j)20以下のアミノ酸位置がXで置換され得る及び/又は20以下のアミノ酸がその配列中に挿入される配列番号2、107、125、129又は137に示される配列を含むか、あるいは10以下のアミノ酸位置がXで置換され得る及び/又は10以下のアミノ酸がその配列に挿入されるか若しくはその配列から欠失した配列番号4、6、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、99、101、103、105又は配列番号109、111、113、115、117、119、121、133若しくは135で示される配列を含む、成長又は収量を増加させるポリペプチドをコードする、核酸分子;
あるいはそれらの相補配列を含む核酸分子。
【請求項7】
内因的な配列番号2、107、125、129若しくは137のポリペプチド又は活性をコードするポリヌクレオチドが、配列番号2、107、125、129又は137のポリペプチドの発現の増加を生じる調節配列と機能的に連結している、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
収量又はバイオマスを増加させる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
以下よりなる群から選択される核酸分子を含む、成長又は収量を増加させるポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。
(a)配列番号2、107、125、129若しくは137で表されるポリペプチドの成熟形態を少なくともコードする、又は配列番号1、106、124、128若しくは136で表されるポリヌクレオチドの成熟形態を少なくとも含む、核酸分子;
(b)その配列が(a)に記載の核酸分子によってコードされるポリペプチド配列から、遺伝子コードの縮重によって誘導できる核酸分子;
(c)その配列が配列番号1、106、124、128若しくは136で表される配列又は配列番号1、106、124、128若しくは136で表される配列を含む配列によってコードされるポリペプチドのアミノ酸配列と少なくとも30%同一である配列番号2、107、125、129若しくは137のポリペプチドをコードする、核酸分子;
(d)核酸分子(a)〜(c)によってコードされるポリペプチドのアミノ酸配列の1以上のアミノ酸の置換、欠失及び/又は付加によって、(a)〜(c)に記載のポリヌクレオチドによってコードされる配列番号2、107、125、129又は137のポリペプチドから誘導されるポリペプチドをコードする核酸分子;
(e)(a)〜(d)に記載の核酸分子のいずれかによってコードされる配列番号2、107、125、129若しくは137のポリペプチドの断片又はエピトープをコードする核酸分子;
(f)配列番号96及び97、122及び123、126及び127、130及び131若しくは138及び139又はその組合せのプライマーを用いたcDNAバンク又はゲノムバンクの増幅により取得される核酸分子配列を含むポリヌクレオチドを含む核酸分子;
(g)(a)〜(f)に記載の核酸分子のいずれかによってコードされるポリペプチドに対するモノクローナル抗体を用いて単離された、配列番号2、107、125、129又は137のポリペプチドをコードする核酸分子;
(h)(a)〜(g)に記載の配列のいずれかを含むプローブを用いて、ストリンジェントな条件下で適当なライブラリーをスクリーニングすることによって取得可能であり、かつ配列番号2、107、125、129又は137のポリペプチドをコードする、核酸分子;
(i)20以下のアミノ酸位置がXで置換され得る及び/又は20以下のアミノ酸がその配列中に挿入される配列番号2、107、125、129若しくは137に示される配列、あるいは10以下のアミノ酸位置がXで置換され得る及び/又は10以下のアミノ酸がその配列中に挿入される配列番号4、6、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、99、101、103、105又は配列番号109、111、113、115、117、119、121、133若しくは135に示される配列、を含む成長又は収量を増加させるポリペプチドをコードする核酸分子;
あるいはそれらの相補鎖であって、(a)〜(h)に記載の前記ポリヌクレオチド又は前記核酸分子は、配列番号2、107、125、129若しくは137で表される配列又はその相補配列を含まない、上記相補鎖。
【請求項10】
DNA又はRNAである請求項9に記載のポリヌクレオチド。
【請求項11】
請求項9又は10に記載のポリヌクレオチドをベクターに挿入することを含む、ベクターの作製方法。
【請求項12】
請求項9若しくは10に記載のポリヌクレオチドを含むか、又は請求項11に記載されるように作製されたベクター。
【請求項13】
ポリヌクレオチドが原核又は真核宿主中での発現を可能にする調節配列と機能的に連結されている、請求項12に記載のベクター。
【請求項14】
請求項12若しくは13に記載のベクター又は請求項9若しくは10に記載のポリヌクレオチドで安定的に又は一過的に形質転換又はトランスフェクトされた宿主細胞。
【請求項15】
細菌細胞又は真核細胞、好ましくは単細胞微生物又は植物細胞である、請求項14に記載の宿主細胞。
【請求項16】
請求項9又は10に記載のポリヌクレオチドによってコードされるアミノ酸配列を含むか、あるいは20以下のアミノ酸位置がXで置換され得る及び/若しくは20以下のアミノ酸がその配列中に挿入される配列番号2、107、125、129若しくは137に示される配列、又は10以下のアミノ酸位置がXで置換され得る及び/若しくは10以下のアミノ酸がその配列中に挿入される若しくはその配列から欠失する配列番号4、6、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、99、101、103、105又は配列番号109、111、113、115、117、119、121、133若しくは135に示される配列を含む、成長又は収量を増加させるポリペプチドを含む、ポリペプチド。
【請求項17】
請求項16に記載のポリペプチドに特異的に結合する抗体。
【請求項18】
請求項9又は10に記載のポリヌクレオチドの相補配列を含む、アンチセンス核酸。
【請求項19】
トランスジェニック植物、植物細胞、植物組織、有用動物細胞、有用動物又はトランスジェニック微生物を作製する方法であって、そのゲノム中に請求項9若しくは10に記載のポリヌクレオチド又は請求項12若しくは13に記載のベクターを導入することを含む、上記方法。
【請求項20】
請求項9若しくは10に記載のポリヌクレオチド又は請求項12若しくは13に記載のベクターを含む、非ヒト生物、特に動物細胞、植物細胞又は微生物。
【請求項21】
請求項20に記載の植物細胞を含む、配列番号2、107、125、129若しくは137の活性又はタンパク質量が増加した非ヒト動物、特に植物組織又は植物。
【請求項22】
配列番号2、107、125、129若しくは137のタンパク質又は活性の量が増加したトランスジェニック微生物。
【請求項23】
請求項20に記載の有用動物細胞を含む、配列番号2、107、125、129又は137のタンパク質又は活性量が増加した、非ヒト生物、特に有用動物又は動物器官。
【請求項24】
請求項9若しくは10に記載のポリヌクレオチド又は請求項20に記載の植物細胞を含む、請求項21に記載の植物の種子、塊茎又は繁殖材料(propagation material)。
【請求項25】
請求項16に記載のポリペプチド、請求項20に記載の細胞、又は請求項9若しくは10に記載のポリヌクレオチドを含む、請求項22に記載の微生物のバイオマス。
【請求項26】
配列番号1、106、124、128又は136の核酸配列のいずれかを(過剰)発現する植物細胞、植物細胞の細胞小器官、植物組織、植物又はその一部分であって、乾燥重量が、最も早い寄託日が2005年の6月2日以前であるドイツ国植物遺伝学・作物研究所(IPK)(Corrensstrasse 3, D-06466 Gatersleben, Germany)に寄託されている品種と比較して、1%、2.5%、5%、10%、15%、20%、25%、30%、又は50%以上増加しており、その際、植物細胞、植物細胞の細胞小器官、植物組織、植物又はその一部分の乾燥重量が、植物細胞、植物細胞の細胞小器官、植物組織、植物又はその一部分の、植物細胞、植物細胞の細胞小器官、植物組織、植物又は一部分に含まれる水分量を差し引いた有機材料の重量を意味する、上記植物細胞、植物細胞の細胞小器官、植物組織、植物又はその一部分。
【請求項27】
配列番号1、106、124、128又は136の核酸配列のいずれかを(過剰)発現する植物細胞、植物細胞の細胞小器官、植物組織、植物又はその一部分であって、乾燥重量が以下よりなる群から選択される品種の乾燥重量と比較して1%、2.5%、5%、10%、15%、20%、25%、30%、又は50%以上増加しており、その際、乾燥重量が植物細胞、植物細胞の細胞小器官、植物組織、植物又はその一部分の、植物細胞、植物細胞の細胞小器官、植物組織、植物又はその一部分に含まれる水分量を差し引いた有機材料の重量を指す、上記植物細胞、植物細胞の細胞小器官、植物組織、植物又はその一部分。
(a)G.ヒルスツム(G. hirsutum)IPK登録番号GOS 6 (D 120)、GOS 7 (ST 446)、GOS 10 (D 1635)、GOS 17 (D 4302)若しくはGOS 21 (D 5553)、G.アレイシアナム(G. areysianum)Deflers、G.インカヌム(G. incanum)(Schwartz) Hillc.、G.ライモンディ(G. raimondii)Ulbr.、G.ストックシイ(G. stocksii)Masters、G.チュルベリ(G. thurberi Tod.)、G.トメントスム(G. tomentosum)Nutt.、G.トリフィルム(G. triphyllum)Hochr.、ゴシッピウム・アルボレウム(Gossypium arboreum)IPK登録番号GOS 13 (D 1634)、GOS 16 (D 4240)、GOS 18 (D 4505)、GOS 19 (D 4506)、GOS 20 (D 4750)、若しくはGOS 12 (D 1329)、ゴシッピウム・バルバデンセ(Gossypium barbadense)、又はゴシッピウム・ヘルバセウム(Gossypium herbaceum);
(b)ブラッシカ・ナプス(Brassica napus)のMika品種、ブラッシカ・ナプスのDigger品種、ブラッシカ・ナプスのArtus品種、ブラッシカ・ナプスのTerra品種、ブラッシカ・ナプスのSmart品種, ブラッシカ・ナプスのOlivine品種、ブラッシカ・ナプスのLibretto品種、ブラッシカ・ナプスのWotan品種、ブラッシカ・ナプスのPanther品種、ブラッシカ・ナプスのExpress品種、ブラッシカ・ナプスのOase品種、ブラッシカ・ナプスのElan品種、ブラッシカ・ナプスのAbility品種、ブラッシカ・ナプスのMohican品種;
(c)リヌム・ウシタティッシムム(Linum usitatissimum)のLibrina品種、リヌム・ウシタティッシムムのFlanders品種、リヌム・ウシタティッシムムのScorpion品種、リヌム・ウシタティッシムムのLivia品種、リヌム・ウシタティッシムムのLola品種、リヌム・ウシタティッシムムのTaurus品種、リヌム・ウシタティッシムムのGolda品種、リヌム・ウシタティッシムムのLirima品種;
(d) ジー・メイス(Zea mays)のArticat品種、ジー・メイスのNK Dilitop品種、ジー・メイスのTotal品種、ジー・メイスのOldham品種、ジー・メイスのAdenzo品種、ジー・メイスのNK Lugan品種、ジー・メイスのLiberal品種、ジー・メイスのPeso品種;
(e)グリシン・マックス(Glycine max)のOligata品種、グリシン・マックスのLotus品種、グリシン・マックスのPrimus品種、グリシン・マックスのAlma Ata品種、グリシン・マックスのOAC Vision品種、グリシン・マックスのJutro品種;
(f)ヘリアンサス・アヌウス(Helianthus annus)のHelena品種、ヘリアンサス・アヌウスのFlavia品種、ヘリアンサス・アヌウスのRigasol品種、ヘリアンサス・アヌウスのFlores品種、ヘリアンサス・アヌウスのJazzy品種、ヘリアンサス・アヌウスのPegaso品種、ヘリアンサス・アヌウスのHeliaroc品種、ヘリアンサス・アヌウス のSalut RM品種;
(g)カメリナ・サティバ(Camelina sativa)のDolly品種、カメリナ・サティバのSonny品種、カメリナ・サティバのLigena品種、カメリナ・サティバのCalinka品種;
(h)シナピス・アルバ(Sinapis alba)のMartigena品種、シナピス・アルバのSilenda品種、シナピス・アルバのSirola品種、シナピス・アルバのSito品種、シナピス・アルバのSemper品種、シナピス・アルバのSeco品種;
(i)カーサムス・チンクトリウス(Carthamus tinctorius)のSabina品種、カーサムス・チンクトリウスのHUS-305品種、カーサムス・チンクトリウスのlandrace品種、カーサムス・チンクトリウスのThori-78品種、カーサムス・チンクトリウスのCR-34品種、カーサムス・チンクトリウスのCR-81品種;
(j)ブラッシカ・ユンセア(Brassica juncea)のVittasso品種、ブラッシカ・ユンセアのMuscon M-973品種、ブラッシカ・ユンセアのRAPD品種、ブラッシカ・ユンセアのCo.J.86品種、ブラッシカ・ユンセアのIAC 1-2品種、ブラッシカ・ユンセアのPacific Gold品種;
(k)ココス・ヌシフェラL(Cocos nucifera L.)のMaypan品種、Ceylon Tall品種、Indian Tall品種、Jamaica Tall品種、Malayan Tall品種、Java Tall品種、Laguna品種、KingCRIC 60品種、CRIC 65品種、CRISL 98品種、Moorock tall品種、Plus palm tall品種、San Ramon品種、Typica品種、Nana品種又はAurantiaca品種;
(l)トリティカム・エスチバムL(Triticum aestivum L.)のAltos品種(Bundessortenamtファイル番号2646)、トリティカム・エスチバム L.のBussard品種(Bundessortenamtファイル番号1641)、又はトリティカム・エスチバム L.のCentrum品種(Bundessortenamtファイル番号2710);
(m)ベータ・ブルガリス(Beta vulgaris)のDieck 13品種(CPVOファイル番号19991828)、ベータ・ブルガリスのFD 007品種(CPCOファイル番号20000506)又はベータ・ブルガリスのHI 0169品種(CPVOファイル番号20010315);
(n)ホルデウム・ブルガレ(Hordeum vulgare)のDorothea品種(CPVOファイル番号20031457)、ホルデウム・ブルガレのColibri品種(CPVOファイル番号20040122)、ホルデウム・ブルガレのBrazil品種(CPVOファイル番号20010274)又はホルデウム・ブルガレのChristina品種(CPVOファイル番号20030277);
(o)セカレ・セレアレ(Secale cereale)のEsprit品種(CPVOファイル番号19950246)、セカレ・セレアレのResonanz品種(CPVOファイル番号20040651)又はセカレ・セレアレのUrsus品種(CPVOファイル番号19970714);
(p)オリザ・サティバ(Oryza sativa)のGemini品種(CPVOファイル番号20010284)、オリザ・サティバのTanaro品種(CPVOファイル番号20020177)又はオリザ・サティバのZeus品種(CPVOファイル番号19980388);
(q)ソラヌム・チュベロスムL(Solanum tuberosum L.)のLinda品種、Nicola品種、Solara品種、Agria品種、Sieglinde品種又はRusset Burbank品種;
(r)アラチス・ヒポガエア(Arachis hypogaea)の亜種ファスティジアタ(fastigiata)のValencia栽培品種;
(s)アラチス・ヒポガエア(Arachis hypogaea)の亜種ヒポガエア(hypogaea)の栽培品種Virginiaの「Holland Jumbo」品種、「Virginia A23-7」品種、又は「Florida 416」品種;
(t)アラチス・ヒポガエア(Arachis hypogaea)の亜種ヒルスタ(hirsuta)の栽培品種Peruvian runnerの「Southeastern Runner 56-15」品種、「Dixie Runner」品種、又は「Early Runner」品種;
(u)アラチス・ヒポガエア(Arachis hypogaea)の亜種ブルガリス(vulgaris)の栽培品種Spanishの「Dixie Spanish」品種、「Improved Spanish 2B」品種又は「GFA Spanish」品種。
【請求項28】
配列番号2、107、125、129又は137の活性が増加した細胞、組織又は非ヒト生物を準備すること、及び該細胞、組織又は生物を、該細胞、組織又は生物中での所望の精製化学物質の産生を可能にする条件下で培養することを含む、精製化学物質の製造方法。
【請求項29】
出発生物と比較して非ヒト生物の収量を増加する及び/又は成長を増加するための、請求項8又は9に記載の配列番号2、107、125、129若しくは137のポリペプチド、又は請求項16に記載のポリペプチドの使用。
【請求項30】
参照生物と比較して請求項16に記載のポリペプチドの活性が増加しており、かつ参照生物と比較して非生物的又は生物的ストレスに対する耐性が増加した非ヒト生物。
【請求項31】
以下のステップを含む、成長及び/又は収量の増加に寄与する遺伝子産物の同定方法。
(a)発現後に成長及び/又は収量の増加に寄与する遺伝子産物をコードする候補遺伝子を含み得るサンプルの核酸分子を、請求項9に記載の核酸分子と接触させること;
(b)緩いストリンジェント条件下で請求項9に記載の核酸分子とハイブリダイズする核酸分子を同定すること;
(c)成長及び/又は収量の増加を測定するのに適当な宿主細胞に候補核酸分子を導入すること;
(d)同定した核酸分子を宿主細胞内で発現させること;
(e)成長及び/又は収量の増加を宿主細胞中でアッセイし;かつその発現が発現後に野生型と比較して宿主細胞における成育及び/又は収量の増加に寄与する、核酸分子及びその遺伝子産物を同定すること。
【請求項32】
以下のステップを含む、成長及び/又は収量の増加に寄与する遺伝子産物の同定方法。
(a)発現後に生物又はその一部分に対する成長及び/又は収量の増加に寄与する遺伝子産物をコードする候補遺伝子を含み得る、かつ請求項9に記載の核酸分子と少なくとも30%同一である、生物の核酸分子をデータバンク中で同定すること;
(b)成長及び/又は収量の増加をモニタリングするのに適当な宿主細胞中に候補核酸分子を導入すること;
(c)同定した核酸分子を宿主細胞内で発現させること;
(d)宿主生物内で成長及び/又は収量レベルの増加をアッセイすること;並びに
(e)その発現が発現後に野生型と比較して宿主生物における成長及び/又は収量の増加に寄与する、核酸分子及びその遺伝子産物を同定すること。
【請求項33】
成長及び/又は収量の増加に寄与する核酸分子を同定するための、請求項9に記載の核酸分子の使用。
【請求項34】
マッピング及び育種プロセスにおいて、より成長が早い及び/又は収量が増加した植物品種を同定するための、請求項9に記載の核酸分子の使用。
【請求項35】
植物中での配列番号2、107、125、129又は137の活性を阻害する除草剤に対して耐性である除草剤耐性植物の作製のための、請求項9に記載の核酸分子の使用。

【図1−1】
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【図1−2】
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【図2】
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【図3−1】
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【図3−2】
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【図4】
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【公表番号】特表2008−507960(P2008−507960A)
【公表日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−522986(P2007−522986)
【出願日】平成17年7月21日(2005.7.21)
【国際出願番号】PCT/EP2005/007935
【国際公開番号】WO2006/013010
【国際公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【出願人】(507030645)メタノミクス ゲーエムベーハー (10)
【Fターム(参考)】