説明

インターネット経由データ転送装置

データ取得対象装置とシリアル接続するためのシリアル端子(9)と、携帯電話(5)と接続してデータ転送を可能とするためのデータ転送端子(12)と、シリアル端子を介したシリアル通信によりデータ取得対象装置から装置データを取得するデータ取得部(13)と、装置データに送信命令データを併せて転送データを作成し、その転送データをデータ転送端子を介して転送するデータ転送部(14)と、データ取得部による装置データを取得する動作及びデータ転送部による転送データを転送する動作を実行させる制御部(15)とを備え、送信命令データが、携帯電話に、インターネットを経由して装置データを所定のサーバに送信する動作を行わせる命令に対応するデータである。遠隔地からの血圧データ等の転送を、インターネットを経由して容易に行うことが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
本発明は、例えば血圧計から得られる装置データを、インターネットに接続されたサーバへ簡便に転送するための転送装置、およびそれを用いて装置データを転送する方法に関する。
【背景技術】
図4は、従来の装置データ収集システムの構成を模式的に示す図である。このデータ収集システムは、患者の血圧を測定するための血圧計31と、パーソナルコンピュータ32と、インターネット33に接続された血圧データを蓄積するためのサーバ34とから構成されている。
血圧計31は、シリアルケーブル35を介してパーソナルコンピュータ32に接続される。パーソナルコンピュータ32は、インターネット33を経由してサーバ34と接続可能である。このデータ収集システムにより、血圧計31によって測定された患者の血圧を示す血圧データを、サーバ34に蓄積することができる。
このように構成されたデータ収集システムにおいては、血圧計31によって患者の血圧が測定されると、測定された血圧を示す血圧データは、シリアルケーブル35を通ってパーソナルコンピュータ32へ転送される。パーソナルコンピュータ32へ転送された血圧データは、インターネット33を経由してサーバ34に蓄積される。
このデータ収集システムにより、遠隔地に居住する患者の血圧データを収集することが容易になり、遠隔地に居住する患者の血圧に関連する健康状態を医師が診断することができる(例えば、特開2002−355305号公報参照)。
しかしながら、このようなデータ収集システムの構成では、血圧計31によって測定された患者の血圧データをサーバ34へ転送するためには、パーソナルコンピュータ32を操作してインターネット33に接続する必要がある。パーソナルコンピュータ32は、電源をオンにしてから操作可能な状態になるまでの起動時間が長く、また血圧データをサーバ34へ転送するためのソフトウェアを動作させるために、マウスおよびキーボード等の入力機器の操作が煩雑である。
特に、患者が高齢者であったり、パーソナルコンピュータ等の情報機器の操作に習熟していない場合には、この問題は深刻である。血圧計31によって血圧を測定される患者は、パーソナルコンピュータ等の操作に習熟していない高齢者である場合が多い。
その結果、遠隔地に居住する患者が、自らの血圧データをインターネット33を経由してサーバ34に転送することが困難であるという問題があった。
【発明の開示】
本発明は、遠隔地に設けられた血圧計等の装置から取得される血圧データ等の装置データを、インターネットに接続されたサーバへ容易に転送することを可能とするデータ転送装置を提供することを目的とする。
本発明のデータ転送装置は、データ取得対象装置とシリアル接続するためのシリアル端子と、携帯電話と接続してデータ転送を可能とするためのデータ転送端子と、前記シリアル端子を介したシリアル通信により前記データ取得対象装置から装置データを取得するデータ取得部と、前記装置データに送信命令データを併せて転送データを作成し、その転送データを前記データ転送端子を介して転送するデータ転送部と、前記データ取得部による前記装置データを取得する動作及び前記データ転送部による前記転送データを転送する動作を実行させる制御部とを備える。前記送信命令データは、前記携帯電話に、インターネットを経由して前記装置データを所定のサーバに送信する動作を行わせる命令に対応するデータである。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の実施の形態におけるデータ転送装置を用いたデータ収集システムの構成を模式的に示すブロック図である。
図2は、同データ転送装置の構成を示すブロックである。
図3は、同データ転送装置の外観を示す斜視図である。
図4は、従来のデータ収集システムの構成を模式的に示す図である。
【発明を実施するための最良の形態】
本発明のデータ転送装置によれば、簡単な操作により、血圧計等の装置から取得された装置データを、携帯電話から、インターネットを経由して所定のサーバに転送することができる。
本発明のデータ転送装置において好ましくは、始動スイッチを備え、前記始動スイッチの操作により、前記制御部が前記データ取得部及び前記データ転送部の前記動作を開始させるように構成する。
また好ましくは、データ転送装置を相互に識別するためのシリアルナンバーが格納されたメモリをさらに具備し、前記データ転送部は、前記装置データに前記シリアルナンバーを付加して前記サーバに送信するデータを作成する。
また好ましくは、前記データ転送部は、前記携帯電話を動作させるためのキーボードエミュレーション形式に従ってデータをエミュレーションコードに変換するエミュレータを備え、前記転送データを前記エミュレーションコードに変換して転送する構成とする。
この構成において好ましくは、前記データ転送部は、データ作成部と転送処理部とを有し、前記データ作成部では、前記装置データ及び前記送信命令データを含むデータを作成して前記転送処理部に供給し、前記転送処理部では、前記データ作成部から供給されたデータを前記エミュレーションコードに変換してデータ転送端子から出力する。
また本発明のデータ転送装置において好ましくは、前記制御部は、前記データ取得対象装置及び前記携帯電話との接続状態の良否を検出する機能を有し、前記制御部により制御される点滅状態により前記接続状態の良否を示す表示部が設けられる。
本発明のデータ転送装置において、前記データ取得対象装置は、医療機器、電気の消費量を測定する電気メータ、水道水の消費量を測定する水道メータ、ログデータを出力可能な生産設備、または動作状態を示すデータを出力可能な家電製品とすることができる。前記医療機器は、血圧計、脈拍計、または血糖値計とすることができる。
本発明の装置データの転送方法は、上記いずれかの構成のデータ転送装置を用い、前記データ取得対象装置から得られる装置データを、前記携帯電話からインターネットを経由して転送する方法である。そして、前記携帯電話の電源をオンにすること、前記データ転送装置の電源と前記データ取得対象装置の電源とをオンにすること、前記データ転送装置を前記データ取得対象装置にシリアルケーブルによって接続すること、及び前記データ転送装置を前記携帯電話に転送ケーブルによって接続することを、上述の順序に限定されることなく適宜行った後、前記データ転送装置の前記制御部を始動させる手順により実行される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本実施の形態におけるデータ転送装置を用いたデータ収集システムの構成を模式的に示す。このデータ収集システムは、複数の血圧計1から、各患者の血圧をそれぞれ測定した血圧データを収集するためのシステムである。各血圧計1には、シリアルケーブル2を介してデータ転送装置3がそれぞれ接続される。各データ転送装置3は、転送ケーブル4を介して携帯電話5に接続される。各携帯電話5は、インターネット6に接続可能である。
データ収集システムはさらに、各血圧計1によって測定された血圧データを蓄積するためにインターネット6に接続されたサーバ7と、インターネット6に接続可能なドクター用パーソナルコンピュータ(以下ドクターPCと称する)8とを含む。ドクターPC8は、サーバ7に蓄積された血圧データを医師が分析するために設けられる。
図2は、データ転送装置3の構成、および血圧計1、携帯電話5との接続構造を示すブロック図である。データ転送装置3は、シリアルケーブル2の一端と接続されるシリアル端子9、及び転送ケーブル4の一端と接続される転送端子10を備えている。シリアルケーブル2の他端は、血圧計1に設けられたシリアル端子11と接続される。転送ケーブル4の他端は、携帯電話5の端子12と接続される。各ケーブルと端子とは、接続・分離が自在である。
データ転送装置3は、主要な要素として、データ取得部13、データ転送部14、及び制御部15を有する。それらの要素は、マイクロプロセッサにより構成することができる。データ取得部13には、シリアル端子11、シリアルケーブル2、及びシリアル端子9を介して、血圧計1の出力が供給される。データ取得部13の出力は、データ転送部14に供給される。データ転送部14の出力は、転送端子10、転送ケーブル4、及び転送端子12を経由して携帯電話5に供給される。制御部15は、データ取得部13及びデータ転送部14の動作を制御する。
制御部15には、押しボタンスイッチ6が接続され、その操作により、制御部15は、データ取得部13とデータ転送部14による一連の動作が開始されるように制御する。制御部15には、シリアル端子9及び転送端子10が接続され、シリアルケーブル2の接続状態と転送ケーブル4の接続状態の良否を判定する。判定方法は通常のどのような方法を用いてもよいので、具体的な説明は省略する。判定結果は、ランプ17により示される。
データ取得部13は、制御部15による制御により始動し、血圧計1から、測定された血圧データ、および血圧を測定した日時を特定するデータを含む血圧計データを、自動的に取得してデータ転送部14に供給する。
データ転送部14は、データ作成部18及び転送処理部19を含む。データ転送部14にはメモリ20が接続され、メモリ20には、各データ転送装置3を識別するためのシリアルナンバー、及び送信命令データが格納されている。データ作成部18は、データ取得部13から得られる血圧計データに、メモリ20から得られるシリアルナンバー及び送信命令データを付加して転送データを作成し、転送処理部19に供給する。転送処理部19では、キーボードエミュレーション形式に従って、転送データを、携帯電話5のキーなどを押した状態を表すエミュレーションコードに変換して携帯電話5に転送する。
携帯電話5では、転送されたデータに含まれる送信命令データに基づき、インターネット6への接続処理と、血圧計データ及びシリアルナンバーをサーバ7へ送信する処理が行われる。その結果、携帯電話5からインターネット6を経由して、サーバ7へ血圧計データ及びシリアルナンバーが転送される。
携帯電話5からの転送処理は、例えば、インターネットのPOST/GETメソッドに基づいて行われる。そのため、データ転送装置3のメモリ20に格納される送信命令データには、携帯電話5のメニュー選択、インターネットに接続するための携帯電話5の機能の起動及び接続、転送すべきサーバのURL入力に関するデータが含まれる。転送処理部19では、それらの送信命令データと、血圧計データ数値及びシリアルナンバーを、エミュレーションコードに変換して出力する。なお、携帯電話5がエミュレータを有する場合は、転送処理部19による変換処理は不要である。
データ転送装置3に設けられた電源21は、例えば乾電池によって構成されており、データ取得部13、データ転送部14、制御部15、ランプ17およびメモリ20が動作するための電圧を供給する。
図3は、本実施の形態に係るデータ転送装置3の外観を示す斜視図である。データ転送装置3は、略直方体形状をしており、その上面の中央に、楕円形状をした押しボタンスイッチ16が設けられている。押しボタンスイッチ16の隣には、三日月形状をしたランプ17が設けられている。
以上のように構成されたデータ収集システムの動作を説明する。データ転送装置3の電源がオンされると、制御部15は、シリアルケーブル2及び転送ケーブル4の接続状態の良否を検出する。接続状態が良好であるときはランプ17を点灯させ、シリアルケーブル2、または転送ケーブル4のいずれかの接続状態が不良であるときは、ランプ17を点滅させる。それにより、シリアルケーブル2または転送ケーブル4の接続状態を修正することができ、接続不良を原因とする血圧計データの転送エラーを防止することができる。
次に、押しボタンスイッチ16が患者によって押下されると、データ取得部13は、血圧計1によって測定された血圧計データを、シリアル通信によって取得する。取得された血圧計データは、データ転送部14に供給される。
次に、データ転送部14では、まずデータ作成部18により、メモリ20に格納されたシリアルナンバー及び送信命令データを血圧計データに付加して、転送処理部19に供給する。転送処理部19では、携帯電話5のキーボードエミュレーション形式に従ってデータを変換し、携帯電話5に転送する。
携帯電話5は、データ転送部14から受け取った転送データ中の送信命令データに従い、インターネット6と接続するための動作、血圧計データおよびシリアルナンバーを、インターネット6を介してサーバ7へ送信する動作を行う。そして、サーバ7は、各携帯電話5から送信された血圧計データおよびシリアルナンバーを受信して蓄積する。
以上の結果、ドクターPC8により、サーバ7に蓄積された血圧計データを、インターネット6を介して取得して分析することが可能となる。
このように、本実施の形態のデータ収集システムによれば、データ転送装置3は、血圧計1によって測定された血圧計データを、携帯電話5から、インターネット6を経由してサーバ7にほぼ自動的に転送する。従って、操作が煩雑なパーソナルコンピュータを使用することなく、血圧計データを簡便に送信することができる。すなわち、データ転送装置3の操作は、シリアルケーブル2及び転送ケーブル4の接続と、押しボタンスイッチ16のワンプッシュだけであるので、極めて簡単である。
また、データ転送装置3は、乾電池によって構成される電源21によって動作するので、取り扱いに便利である。データ転送装置3に接続すべき携帯電話は、広く普及して入手が容易であり、小型であるため取り扱いも便利である。従って、例えば、遠隔地の患者が血圧計1によって自らの血圧を毎日、1日に3回ないし4回測定し、その血圧計データを測定の都度サーバ7へ送信することは容易である。あるいは、1日分をまとめてサーバ7へ送信することも容易である。
送信する際の操作手順としては、例えば、まず携帯電話5の電源を入れ、そしてデータ転送装置3の電源と血圧計1の電源とを入れる。次に、データ転送装置3と携帯電話5とを転送ケーブル4によって接続し、またデータ転送装置3と血圧計1とをシリアルケーブル2によって接続する。その後、データ転送装置3の押しボタンスイッチ16を押すと、その時までに測定され血圧計1に蓄積された血圧データが、血圧計1から携帯電話5およびインターネット6を経由してサーバ7へ自動的に送信される。
また、携帯電話5からインターネット6上をサーバ7に向かって転送される血圧計データおよびシリアルナンバーは、数字の羅列によって構成されているので、インターネット6上においてこれらのデータを傍受しても、患者のIDを知ることはできない。このため、患者のプライバシーを守ることができる。
医師は、サーバ転送されたシリアルナンバーおよび患者IDを照合して、初めて患者を特定できる。上記シリアルナンバーは、各データ転送装置3に付与されているため、血圧計や携帯電話を識別するための手段は必要ない。例えば、血圧計や携帯電話にIDを入力する必要がなく、操作が簡便である。また、1台のデータ転送装置を1人の患者と対応させることができるので、血圧計や携帯電話は複数人で兼用可能である。さらに医師は、サーバ7に収集された血圧データを、ドクターPC8によって即時に分析することができるので、血圧データに異常値があれば、ジャストタイムで認識することができる。このため、患者に対して速やかに治療等を開始することができる。
なお、上述の実施の形態では、データ転送装置3を血圧計1に接続する例を示したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、取り扱うデータをシリアル通信によって転送可能な電気機器であれば、本実施の形態のデータ転送装置3に接続して、同様の効果を得ることが可能である。例えば、患者の脈拍を測定するための脈拍計、透析機器、血糖値計等の他の医療機器にデータ転送装置を接続してもよい。
また、電気の消費量を測定するための電気メータ、水道水の消費量を測定する水道メータ等にデータ転送装置3を接続してもよい。あるいは、物を生産するための生産設備にデータ転送装置3を接続し、生産設備の動作状態に関連するログデータを転送することもできる。あるいは、家電製品にデータ転送装置3を接続して、家電製品の動作状態を示すデータ、例えばバッテリー切れの有無を示すデータ等を転送することもできる。
産業上の利用の可能性
本発明によれば、遠隔地に設けられた血圧計等の装置から取得される血圧データ等の装置データを、インターネットに接続されたサーバへ容易に転送することを可能とするデータ転送装置を提供することができる。
【図1】

【図2】

【図3】

【図4】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
データ取得対象装置とシリアル接続するためのシリアル端子と、
携帯電話と接続してデータ転送を可能とするためのデータ転送端子と、
前記シリアル端子を介したシリアル通信により前記データ取得対象装置から装置データを取得するデータ取得部と、
前記装置データに送信命令データを併せて転送データを作成し、その転送データを前記データ転送端子を介して転送するデータ転送部と、
前記データ取得部による前記装置データを取得する動作及び前記データ転送部による前記転送データを転送する動作を実行させる制御部とを備え、
前記送信命令データは、前記携帯電話に、インターネットを経由して前記装置データを所定のサーバに送信する動作を行わせる命令に対応するデータであるデータ転送装置。
【請求項2】
始動スイッチを備え、前記始動スイッチの操作により、前記制御部が前記データ取得部及び前記データ転送部の前記動作を開始させる請求項1記載のデータ転送装置。
【請求項3】
データ転送装置を相互に識別するためのシリアルナンバーが格納されたメモリをさらに具備し、前記データ転送部は、前記装置データに前記シリアルナンバーを付加して前記サーバに送信するデータを作成する請求項1または2記載のデータ転送装置。
【請求項4】
前記データ転送部は、前記携帯電話を動作させるためのキーボードエミュレーション形式に従ってデータをエミュレーションコードに変換するエミュレータを備え、前記転送データを前記エミュレーションコードに変換して転送する請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ転送装置。
【請求項5】
前記データ転送部は、データ作成部と転送処理部とを有し、前記データ作成部では、前記装置データ及び前記送信命令データを含むデータを作成して前記転送処理部に供給し、前記転送処理部では、前記データ作成部から供給されたデータを前記エミュレーションコードに変換してデータ転送端子から出力する請求項4記載のデータ転送装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記データ取得対象装置及び前記携帯電話との接続状態の良否を検出する機能を有し、前記制御部により制御される点滅状態により前記接続状態の良否を示す表示部が設けられた請求項1記載のデータ転送装置。
【請求項7】
前記データ取得対象装置は、医療機器、電気の消費量を測定する電気メータ、水道水の消費量を測定する水道メータ、ログデータを出力可能な生産設備、または動作状態を示すデータを出力可能な家電製品である請求項1記載のデータ転送装置。
【請求項8】
前記医療機器は、血圧計、脈拍計、または血糖値計である請求項7記載のデータ転送装置。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれかに記載のデータ転送装置を用い、前記データ取得対象装置から得られる装置データを、前記携帯電話からインターネットを経由して転送する装置データの転送方法であって、
前記携帯電話の電源をオンにすること、
前記データ転送装置の電源と前記データ取得対象装置の電源とをオンにすること、
前記データ転送装置を前記データ取得対象装置にシリアルケーブルによって接続すること、及び
前記データ転送装置を前記携帯電話に転送ケーブルによって接続することを、上述の順序に限定されることなく適宜行った後、
前記データ転送装置の前記制御部を始動させる装置データの転送方法。

【国際公開番号】WO2004/104964
【国際公開日】平成16年12月2日(2004.12.2)
【発行日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−506334(P2005−506334)
【国際出願番号】PCT/JP2004/006718
【国際出願日】平成16年5月12日(2004.5.12)
【出願人】(000153030)株式会社ジェイ・エム・エス (452)
【出願人】(503174763)株式会社創朋 (2)
【出願人】(504292819)
【Fターム(参考)】