説明

カラーフィルタ技術および適応調整された白色発光材料を有するフルカラー有機ディスプレイ並びにその使用

カラーフィルタ技術および適応調整された白色発光材料を伴うフルカラー有機ディスプレイ並びにその使用
本発明は、ピクセル(1)を有するカラー有機ディスプレイ(OLEDディスプレイ)に関する。このピクセルは赤色、緑色および青色を伴うサブピクセルセット(2,3,4)をそれぞれ有しており、以下のものを有しており:すなわち
・少なくとも部分的に可視光に対して透過性の基板(5)を有しており、
・前記サブピクセル(2,3,4)の色を生じさせ、前記基板(5)の上に続いて配置された構造化されたカラーフィルタ(6)を有しており、
・少なくとも部分的に可視光に対して透過性であり、前記カラーフィルタ(6)上に続く第1の電極(7,9)を有しており、
・前記第1の電極(7,9)上に続く、発光材料を含む少なくとも1つのアクティブ層(8)を有しており、当該発光材料は電磁ビームを生成するのに適しており、当該電磁ビームのスペクトルは、等しい電流信号による駆動制御時に前記ピクセル(1)が色位置がCIE色度図の白領域内に位置する光を送出するように、前記カラーフィルタ(6)に合わせて調整されており、
・前記アクティブ層(8)上に続く第2の電極(7,9)を有している、
ことを特徴とする、カラー有機ディスプレイ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、改善された色安定性を有するフルカラー有機発光ディスプレイ(有機発光ダイオードディスプレイ:略して「OLEDディスプレイ」)に関する。ここでは色は、カラーフィルタによって生じる。このカラーフィルタは、発光体の前に配置されている。さらに、本発明は、例えば通信、自動車、消費電子機器、ビジネス、医療技術、産業電子機器または家電機器の領域における、この種のOLEDディスプレイの使用に関する。
【0002】
例えば、以下のように構成されている、フルカラーディスプレイを製造するためのOLEDが知られている:すなわちITO(酸化インジウムスズ)が積層された基板上に発光層が被着される。これはしばしば、付加的な、平面化中間層および/またはホール輸送中間層の上に被着される。発光層は、ピクセル状に(個別の点で)構造化され、異なる発光材料から成る(典型的に赤、緑および青)か、または統一して発光する材料から成る。ここで個々のカラーピクセルは、前置接続されたカラーフィルタによって生じる(カラーフィルタ技術)。ここで、ディスプレイ上で所定の色(例えば白色点)を得るために、個々の色のサブピクセルが特定の電流割合で駆動される。これは発光材料およびカラーフィルタに依存する。
【0003】
人間が識別することができる全ての色は、例えば、いわゆるCIE色度図内の領域によって定められる。このような面内で、セグメントまたはサブセットの境界が示される。これは、フルカラーディスプレイの構成にとって充分である色に境界を付ける。いずれにせよこのサブセットによって、いわゆるホワイトポイントまたは白色点が囲まれる。ここでは各サブピクセルの数および強度は、色が白色に発光されるように選択される。
【0004】
有機発光ダイオードで白色発光を得るために、例えば、構造化された発光層を有する目下のフルカラーディスプレイでは、サブピクセル赤、緑および青は1.2(赤)対1(緑)対1.8(青)で駆動される。すなわち、青のサブピクセルは、緑のサブピクセルのほぼ2倍の電流密度で駆動されている。個々のサブピクセルセットが、フルカラーディスプレイの通常の使用時に平均して、白色点の平均的な色として再現されるように駆動されることを前提条件とすると、青のサブピクセルは緑のサブピクセルのほぼ2倍、経年劣化する。結果として、ディスプレイの経年劣化時には実際に示される色が変わってしまう。
【0005】
従って本発明の課題は、カラーフィルタ技術を伴う有機ディスプレイの全寿命にわって色が変化せずに保たれるフルカラーディスプレイを実現することである。
【0006】
前述の課題は、特許請求の範囲の請求項1の特徴部分の構成を有するカラーディスプレイによって解決される。有利な発展形態および使用は、従属請求項に記載されている。
【0007】
本発明の対象は、赤色、緑色および青色を有するサブピクセルセットをそれぞれ含むピクセルを有するカラー有機ディスプレイ(OLEDディスプレイ)である。このカラー有機ディスプレイは次のものを含む。すなわち、
・少なくとも部分的に可視光に対して透過性である基板。
・サブピクセルの色を生じさせ、基板の上に配置される、構造化されたカラーフィルタ。
・少なくとも部分的に可視光に対して透過性である、カラーフィルタの上に続く第1の電極。
・第1の電極の上に続く、発光材料を含む少なくとも1つのアクティブ層。この発光材料は電磁ビームを生成するのに適しており、この電磁ビームのスペクトルはカラーフィルタに次のように適応調整されている。すなわち、等しい電気信号による駆動制御時にピクセルが、CIE色度図の白色領域内に位置する色位置を有する光を送出するように適応調整されている。
・アクティブ層の上に続く第2の電極。
【0008】
有利な実施形態では、第1の電極はアノードとして機能し、少なくとも酸化インジウムスズ(ITO)を含む。なぜならITOは、電子に対して高い仕事関数を有する材料であり、実質的に可視光に対して透過性だからである。
【0009】
本発明の方法ではサブピクセルは、全ての同じ発光材料を含み、異なる色印象赤、緑および青は、構造化されたカラーフィルタによって生じる。カラーフィルタは、次のように構造化されている。すなわち、このカラーフィルタがサブピクセルの領域において各所望の色の可視光に対する透過を示すように構造化されている。これは、異なる色の発光体から成るサブピクセルを有するカラーディスプレイとは異なり、次のような製造技術的な利点を提供する。すなわち1つの材料のみが使用されればよいという利点を提供する。さらに統一された発光材料を使用する場合には、異なるサブピクセルの発光材料が僅かに混ざった場合にも、ディスプレイの質に影響が与えられない。
【0010】
本発明では、カスタムメイドの広帯域発光体が使用される。これはそれぞれカラーフィルタの透過性に同調されている。この組み合わせによってまずは、全ての3つのサブピクセルセットを同じ電流または強度または輝度で駆動することが可能になり、これによって、サブピクセルセットの経年劣化/寿命が同じではないという問題が克服される。この問題は、これまでインクジェット印刷方式でも、広帯域発光体の場合でも生じており、フルカラーディスプレイの実現時の大きな問題の原因となっていた。ここでこの広帯域発光体は大面積で被着され、カラーフィルタによって異なる色で発光する。個々のカラーフィルタの異なった透過が原因で、従来技術ではこのサブピクセルは、全て、異なる電流強さで駆動される。
【0011】
発光材料がカラーフィルタのスペクトルに合わせて設計されており、全てのサブピクセルは同じ電気信号で駆動されるので、発光層のアクティブ材料は、同じように経年劣化する。従って有利には、ディスプレイの色印象は運転持続時間にわたって実質的に一定である。
【0012】
3つのサブピクセルセットを同じ電流で駆動させることによって、フルカラーディスプレイのピクセルは、異なる色の平均的な均等な駆動制御時にほぼ同じ寿命を有する。
【0013】
ピクセルに対して運転中に使用される電流密度は、発光材料の寿命に直接的に影響を及ぼす。従って、ピクセルの輝度が電流密度の上昇によってファクタ2だけ上昇されると、ピクセルの寿命は少なくともファクタ2だけ低減する。
【0014】
本発明の対象は、OLEDディスプレイであり、そのサブピクセルセットの個々のサブピクセル赤、緑および青は同じ寿命を有している。
【0015】
カラー有機ディスプレイの1つの実施形態では、発光材料は緑の色印象を生じさせる第1の発色団と、赤の色印象を生じさせる第2の発色団を有するポリマーを含む。第1の(緑の)発色団と、第2の(赤の)発色団は前記ポリマーと混合されている(いわゆるポリマーブレンド)か、または前記ポリマーに共有結合されている。
【0016】
有利にはこの実施形態では、青色発光ポリマーが発光材料として使用されている。これは例えばポリスピロ化合物またはポリフルオレン化合物であり、このポリマーに赤および緑の発色団が共有結合される。青色発光ポリマーに赤および緑の発色団を共有結合させることによって、白色発光コポリマーが生成される。
【0017】
この発色団を異なるポリマーに結合させ、これを混合することも可能である。各発色団の成分は有利には次のように選択されている。すなわち、発光材料の発光スペクトルがカラーフィルタの透過スペクトルに次のように適応調整されるように選択されている。すなわち、サブピクセルが等しい電気信号によって駆動制御可能であるように適応調整されるように選択されている。
【0018】
カラー有機ディスプレイの有利な実施形態では、発光材料はさらに、青の色印象を生成する発色団を含む。付加的な青の発色団によって、発光材料の発光スペクトルが特に容易にかつ正確に、カラーフィルタの透過スペクトルに、赤、緑および青のサブピクセルを生成するために適応調整される。
【0019】
最後に、本発明の対象は、例えば次のような領域、すなわち通信、自動車、消費電子機器、ビジネス、医療技術、産業用電子機器または家庭用機器における、本発明に相応する、カラーフィルタ技術を用いた有機ディスプレイの使用である。
【0020】
以降の明細書で、本発明を以下の実施例に基づいて、図1〜4および5a〜5dに関連して説明する。
【0021】
図1は本発明に相応するカラーディスプレイの概略的な断面図であり、
図2はCIE色度図であり、
図3は2つのフィルタセット♯1および♯2の透過スペクトルであり、
図4は、青色発光ポリマーに共有結合された赤および緑の発色団を有する広帯域発光体の発光スペクトルであり、
図5a〜図5dは、発光材料の色を与えるサブユニットおよびホール輸送サブユニットの化学的構造である。
【0022】
実施例および図面では、同じ構成部分または同様に作用する構成部分にはそれぞれ、同じ参照符号が付与されている。図面の図示されたエレメント、殊に層の厚さは縮尺通りではない。むしろ、これはより良く理解するために、部分的に誇張されて大きく示されている。
【0023】
図1に記載された実施例では、それぞれ、カラー有機ディスプレイのピクセル1は、赤いサブピクセル2、緑のサブピクセル3および青いサブピクセル4に区分されている。これに加えて、基板5上には構造化されたカラーフィルタ6が設けられている。基板5は実質的に可視光に対して透過性であり、例えばガラスから成る。しかし殊にフレキシブルな用途の場合には、基板も光透過性のプラスチックから構成されてもよく、例えば、ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)、ポリ(ブチレンテレフタレート)(PBT)、ポリ(エチレンナフタレート)(PEN)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、ポリスルフォン(PSO)、ポリ(p−ポリフェニレンエーテルスルホン)(PES)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ(ビニルクロリド)(PVC)、ポリスチレン(PS)およびポリ(メチルメタクリレート)(PMMA)が使用される。
【0024】
構造化されたカラーフィルタ6は異なるフィールドを有している。これらのフィールドはそれぞれ、サブピクセル2、3、4の所望の色を有する光を伝送する。このフィールドは例えばポリアクリレートを含む。これには顔料が設けられており、所望の色印象を生じさせる。この材料は例えば湿式にホトリソグラフィプロセスによって積層される。
【0025】
構造化されたカラーフィルタ6上には、酸化インジウムスズ(ITO)から成るアノード7が積層される。これは完全に平坦である、または構造化されており、例えば、カラーフィルタ6のフィールドに相応して構成されている。ITOは例えばスパッタリングによって被着されている。
【0026】
これに続いて、アノード7上には、アクティブ層8が配置されている。このアクティブ層は発光材料を含む。これに続いて、アクティブ層8上には、カソード9が続く。これは有利には、電子に対する仕事関数が低い材料から製造される。カソード9は例えばマグネシウムまたはカルシウムを含む。アクティブ層8と電極の間に別の層、例えばホール輸送層または電子輸送層を配置することも可能である。
【0027】
図2は、人間の目に可視の全ての色のCIE座標と、一部としてここから三角形が示されている。この三角形は実質的に、例えばカラーテレビを今日の要求に応じて再現することができる多くの色を含んでいる。
【0028】
このサブセットは、いわゆる白色点を含む。白色点は規定ではCIE色度図においてX=0.33/Y=0.33に位置している。フルカラーディスプレイにおける色再現の均一性に対する尺度は、サブピクセルセットの同じ駆動制御のもとで生じる、混合点と白色点の距離である。
【0029】
多くの通常のカラーフィルタシステムの場合、発光材料が次のように適応調整されることが望ましい。すなわち、赤−緑−青(RGB)混合点が、一様の駆動制御のもとで、白色点(X=0.33/Y=0.33)上に位置するように適応調整されることが望ましい(図2)。しかしフィルタの通過スペクトルに応じて、他の色位置が得ようとされることも可能である。
【0030】
図3には、赤、緑および青に対する2つのカラーフィルタセット6の伝送が示されている。破線は、発光材料とフィルタセット♯1との相互に調整された組み合わせを示している。このフィルタセットは市販のフィルタから構成されている。
【0031】
図3内の実線は、発光材料とフィルタセット♯2(赤、緑および青を含む)との相互に調整された組み合わせを示している。これは一様の駆動制御のもとで、すなわち同じ駆動条件のもとで、ともに白色点(0.33;0.33)を生成する。
【0032】
フィルタセット♯2は、より良好な通過性に関して最適化されている。従って電流密度が同じ場合には、より高い伝送がより大きい輝度を可能にする。図3に示されているフィルタセット♯1の場合には(ここでは破線である)、市販のフィルタが選択されている。
【0033】
図4は、カラーフィルタセット♯2に適応調整された有機発光体の発光スペクトルを示している。この発光材料は、広帯域の発光スペクトルを有している。これは例えば3つの広帯域の成分すなわち赤、緑および青を含む。これは最大で約450、580および640nmを伴う。
【0034】
図4内に示された放射特性は、例えば、赤、緑および青に発光する構造要素から構成されている有機発光材料(小分子またはポリマー、およびそこでのブレンドまたはコポリマーに基づく)のもとで得られる。殊にポリスピロまたはポリフルオレンが公知である。これはこれらの赤、緑および青を発光する構造要素を介して、例えば図3に示された広帯域の発光特性を有する。材料は少なくとも3つの発色団10、11、12をポリマーの形状および/またはポリマーとこのコポリマーのブレンドまたは小分子の形状で含む。小分子は例えば蒸着技術によって被着される。これに対してポリマー発光材料は例えばスピンオンまたは印刷技術によって被着される。
【0035】
本発明に相応した、カラーフィルタセット6への発色団割合の整合によって、フィルタセット♯2に対する、0.18(赤)対0.91(緑)対1(青)のピーク強度の最適な割合が得られる。
【0036】
広帯域発光材料として実施例ではコポリマーが使用されている。これは以下の、色を与えるサブユニット(発色団)10、11、12を含む:すなわち、青色発光スピロビフルオレンユニット12(図5a参照)、緑色発光フェニレンビニレンオリゴマーユニット(OPV)10(図5c参照)および赤色発光ユニット11(図5d参照)である。さらに発光材料は共有結合されたホール輸送ユニット13を含む(図5b参照)。
【0037】
個々の発色団10、11、12の含有量が変化することによって、発光光の色位置が領域内で調整される。この領域はCIE色度図内の個々の発色団10、11、12の色位置によって定められ、調整されている。
【0038】
白色点(0.33;0.33)の近傍の色位置を有する光が保持されるように、発光材料を保持するために、例えば約1%の緑色発光OPVユニット10および約1%の赤色発光ユニット11が、青色発光スピロビフルオレンユニット12およびホール輸送ユニット13から成るコポリマーに共有結合されている。この発光材料は例えば、シルクスクリーン印刷方法またはスピンコーティング等によって被着される。
【0039】
本発明は初めに、カラーフィルタ技術を用いた有機ディスプレイを提供する。これは均一の駆動制御によって、サブピクセル2、3、4の経年劣化が均一でないという問題を解決する。
【0040】
本発明の範囲は、実施例に基づいた本発明の記載によって制限されるのではない。むしろ本発明は各新たな特徴並びに特徴の各組み合わせを含む。これは殊に、その組み合わせが特許請求の範囲内に明示されていない場合にも、特許請求の範囲内の特徴の各組み合わせを含む。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明に相応するカラーディスプレイの概略的な断面図
【図2】CIE色度図
【図3】2つのフィルタセット♯1および♯2の透過スペクトル
【図4】青色発光ポリマーに共有結合された赤および緑の発色団を有する広帯域発光体の発光スペクトル
【図5】発光材料の色を与えるサブユニットおよびホール輸送サブユニットの化学的構造

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ピクセル(1)を有するカラー有機ディスプレイ(OLEDディスプレイ)であって、
前記ピクセルは赤色、緑色および青色を伴うサブピクセルセット(2,3,4)をそれぞれ有しており、以下のものを有しており:すなわち
・少なくとも部分的に可視光に対して透過性の基板(5)を有しており、
・前記サブピクセル(2,3,4)の色を生じさせ、前記基板(5)の上に続いて配置された構造化されたカラーフィルタ(6)を有しており、
・少なくとも部分的に可視光に対して透過性であり、前記カラーフィルタ(6)上に続く第1の電極(7,9)を有しており、
・前記第1の電極(7,9)上に続く、発光材料を含んでいる少なくとも1つのアクティブ層(8)を有しており、当該発光材料は電磁ビームを生じさせるのに適しており、当該電磁ビームのスペクトルは、等しい電流信号による駆動制御時に、色位置がCIE色度図の白色領域内に位置する光を前記ピクセル(1)が送出するように、前記カラーフィルタ(6)に合わせて調整されており、
・前記アクティブ層(8)上に続く第2の電極(7,9)を有している、
ことを特徴とする、カラー有機ディスプレイ。
【請求項2】
前記発光材料はポリマーを含んでおり、当該ポリマーは、
・緑の色印象を生じさせる第1の発色団(10)と、
・赤の色印象を生じさせる第2の発色団(11)を有する、請求項1記載の有機ディスプレイ。
【請求項3】
前記ポリマーは、青の色印象を生じさせる発色団(12)を含む、請求項2記載の有機ディスプレイ。
【請求項4】
前記第1の電極(7,9)はアノードであり、ITOを含む、請求項1から3までのいずれか1項記載の有機ディスプレイ。
【請求項5】
前記アクティブ層(8)は、ポリスピロ化合物を含む、請求項1から4までのいずれか1項記載の有機ディスプレイ。
【請求項6】
前記アクティブ層(8)は、ポリフルオレン化合物を含む、請求項1から5までのいずれか1項記載の有機ディスプレイ。
【請求項7】
前記サブピクセルセットの個々のサブピクセル(2,3,4)は同じ寿命を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載の有機ディスプレイ。
【請求項8】
請求項1から7までのいずれか1項に記載された、カラーフィルタ技術(6)を伴う有機ディスプレイの、電子機器内での使用。
【請求項9】
請求項1から7までのいずれか1項に記載された、カラーフィルタ技術(6)を伴う有機ディスプレイの、調整可能な色を有する照明目的のための使用。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5A】
image rotate

【図5B】
image rotate

【図5C】
image rotate

【図5D】
image rotate


【公表番号】特表2007−516579(P2007−516579A)
【公表日】平成19年6月21日(2007.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−538653(P2006−538653)
【出願日】平成16年11月12日(2004.11.12)
【国際出願番号】PCT/DE2004/002509
【国際公開番号】WO2005/048366
【国際公開日】平成17年5月26日(2005.5.26)
【出願人】(599133716)オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (586)
【氏名又は名称原語表記】Osram Opto Semiconductors GmbH
【住所又は居所原語表記】Wernerwerkstrasse 2, D−93049 Regensburg, Germany
【Fターム(参考)】