説明

キナーゼ活性のピリミジン阻害剤

式(I)の化合物


(式中、L、R、R、R、R、Rおよびmは、本明細書中で定義される。)またはこれらの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物を記載する。前記化合物を製造する方法、およびIGF−1Rなどのキナーゼの阻害に有用である前記化合物を含有する組成物も開示する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物
【化1】

またはこの化合物の医薬的に許容される塩、溶媒和物、プロドラッグ、もしくはこれらの組み合わせ
(式中:
mは、0、1、2、3または4であり;
は、NHまたはOであり;
存在する場合、Rのそれぞれの存在は、独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロゲン、ハロアルキル、CN、NO、−ORZ1、−OC(O)RZ2、−SRZ1、−S(O)RZ2、−S(O)Z2、−S(O)N(RZ3)(RZ4)、−N(RZ3)(RZ4)、−N(RZ3)C(O)RZ2、−N(RZ3)C(O)ORZ2、−N(RZ3)S(O)Z2、−N(RZ3)C(O)N(RZ3)(RZ4)、−N(RZ3)S(O)N(RZ3)(RZ4)、−C(O)RZ1、−C(O)ORZ1、−C(O)N(RZ3)(RZ4)、−(C1−6アルキレニル)−ORZ1、−(C1−6アルキレニル)−OC(O)RZ2、−(C1−6アルキレニル)−SRZ1、−(C1−6アルキレニル)−S(O)RZ2、−(C1−6アルキレニル)−S(O)Z2、−(C1−6アルキレニル)−S(O)N(RZ3)(RZ4)、−(C1−6アルキレニル)−N(RZ3)(RZ4)、−(C1−6アルキレニル)−N(RZ3)C(O)RZ2、−(C1−6アルキレニル)−N(RZ3)C(O)ORZ2、−(C1−6アルキレニル)−N(RZ3)S(O)Z2、−(C1−6アルキレニル)−N(RZ3)C(O)N(RZ3)(RZ4)、−(C1−6アルキレニル)−N(RZ3)S(O)N(RZ3)(RZ4)、−(C1−6アルキレニル)−C(O)RZ1、−(C1−6アルキレニル)−C(O)ORZ1、または−(C1−6アルキレニル)−C(O)N(RZ3)(RZ4)であり;
は、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロゲン、ハロアルキル、オキソ、CN、NO、G、−OR、−OC(O)R、−SR、−S(O)R、−S(O)、−S(O)N(R)(R)、−N(R)(R)、−N(R)C(O)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)S(O)、−N(R)C(O)N(R)(R)、−N(R)C(O)−(C1−6アルキレニル)−N(R)(R)、−N(R)S(O)N(R)(R)、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R)(R)、−(C1−6アルキレニル)−G、−(C1−6アルキレニル)−OR、−(C1−6アルキレニル)−OC(O)R、−(C1−6アルキレニル)−SR、−(C1−6アルキレニル)−S(O)R、−(C1−6アルキレニル)−S(O)、−(C1−6アルキレニル)−S(O)N(R)(R)、−(C1−6アルキレニル)−N(R)(R)、−(C1−6アルキレニル)−N(R)C(O)R、−(C1−6アルキレニル)−N(R)C(O)OR、−(C1−6アルキレニル)−N(R)S(O)、−(C1−6アルキレニル)−N(R)C(O)N(R)(R)、−(C1−6アルキレニル)−N(R)S(O)N(R)(R)、−(C1−6アルキレニル)−C(O)R、−(C1−6アルキレニル)−C(O)ORおよび−(C1−6アルキレニル)−C(O)N(R)(R)から成る群より独立して選択される1、2、3または4個の置換基で場合により置換されている複素環であり;
は、ベンズイミダゾリル、インダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリルまたはキノリニルであり;これらのそれぞれは、独立して、非置換であり、またはアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロゲン、G、−(C1−6アルキレニル)−G、−O(アルキル)、−O(ハロアルキル)、−SRZ1、−S(O)RZ2、−S(O)Z2、−C(O)N(RZ3)(RZ4)およびハロアルキルから成る群より独立して選択される1、2、3または4個の置換基で置換されており;但し、Rがキノリニルであるときには、Rは、1、2、3または4個の置換基(これらの置換基のうちの1つは、Gである。)で置換されていることを条件とし、
は、アルキル、ハロアルキル、ハロゲンまたは−CNであり;
は、水素、アルキル、ハロアルキル、ハロゲンまたは−CNであり;
およびRのそれぞれの存在は、それぞれ独立して、水素、アルキル、ハロアルキル、−(C1−6アルキレニル)−CN、−(C1−6アルキレニル)−OH、−(C1−6アルキレニル)−C(O)OH、Gまたは−(C1−6アルキレニル)−Gであり;
のそれぞれの存在は、独立して、アルキル、ハロアルキル、−(C1−6アルキレニル)−CN、−(C1−6アルキレニル)−OH、Gまたは−(C1−6アルキレニル)−Gであり;
のそれぞれの存在は、独立して、水素、アルキルまたはハロアルキルであり;
は、1、2、3、4または5個のR10基で場合により置換されている複素環であり;
のそれぞれの存在は、独立して、アリール、ヘテロアリール、複素環、シクロアルキルまたはシクロアルケニルであり、これらのそれぞれは、独立して、非置換でありまたは1、2、3、4もしくは5個のR10基で置換されており;
10のそれぞれの存在は、独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロゲン、ハロアルキル、オキソ、CN、NO、−ORZ1、−OC(O)RZ2、−SRZ1、−S(O)RZ2、−S(O)Z2、−S(O)N(RZ3)(RZ4)、−N(RZ3)(RZ4)、−N(RZ3)C(O)RZ2、−N(RZ3)C(O)ORZ2、−N(RZ3)S(O)Z2、−N(RZ3)C(O)N(RZ3)(RZ4)、−N(RZ3)S(O)N(RZ3)(RZ4)、−C(O)RZ1、−C(O)ORZ1、−C(O)N(RZ3)(RZ4)、−(C1−6アルキレニル)−ORZ1、−(C1−6アルキレニル)−OC(O)RZ2、−(C1−6アルキレニル)−SRZ1、−(C1−6アルキレニル)−S(O)RZ2、−(C1−6アルキレニル)−S(O)Z2、−(C1−6アルキレニル)−S(O)N(RZ3)(RZ4)、−(C1−6アルキレニル)−N(RZ3)(RZ4)、−(C1−6アルキレニル)−N(RZ3)C(O)RZ2、−(C1−6アルキレニル)−N(RZ3)C(O)ORZ2、−(C1−6アルキレニル)−N(RZ3)S(O)Z2、−(C1−6アルキレニル)−N(RZ3)C(O)N(RZ3)(RZ4)、−(C1−6アルキレニル)−N(RZ3)S(O)N(RZ3)(RZ4)、−(C1−6アルキレニル)−C(O)RZ1、−(C1−6アルキレニル)−C(O)ORZ1または−(C1−6アルキレニル)−C(O)N(RZ3)(RZ4)であり;
Z1、RZ3およびRZ4のそれぞれの存在は、それぞれ独立して、水素、アルキルまたはハロアルキルであり;ならびに
Z2のそれぞれの存在は、独立して、アルキルまたはハロアルキルである。)。
【請求項2】
mが、1であり、およびRが、ORZ1である式(I)を有する請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項3】
が、NHであり;および
が、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリルまたはベンゾチアゾリル(これらのそれぞれが、場合により置換されている。)である、
式(I)を有する請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物またはこれらの医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項4】
が、NHであり;
が、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリルまたはベンゾチアゾリル(これらのそれぞれが、場合により置換されている。)であり;
が、水素であり;
mが、1であり;および
が、ORZ1である、
式(I)を有する請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項5】
が、NHであり;
が、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリルまたはベンゾチアゾリル(これらのそれぞれが、場合により置換されている。)であり;
が、水素であり;および
が、場合により置換されている単環式複素環である、
式(I)を有する請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項6】
が、アルキル、ハロアルキル、GおよびN(R)(R)から成る群より独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換されている、
式(I)を有する請求項5に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項7】
が、1個のG基で置換されている、
式(I)を有する請求項5に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項8】
が、NHであり;
mが、0または1であり;
が、ORZ1であり、
が、1個のG基で置換されている単環式複素環であり;
が、場合により置換されている単環式複素環であり;および
が、アルキルおよび−S(O)から成る群より独立して選択される1個または2個の置換基で置換されているインダゾリルである、
式(I)を有する請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項9】
が、NHであり;
が、場合により置換されているキノリニルであり;および
が、1、2または3個の置換基で置換されている単環式複素環であり、前記置換基のうちの1個がGであり、ならびに他のものがアルキルおよびハロアルキルから成る群より独立して選択される、
式(I)を有する請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項10】
が、NHであり;
が、場合により置換されているキノリニルであり;および
が、1個のG基で置換されている単環式複素環である、
式(I)を有する請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項11】
が、Oであり;
が、場合により置換されているキノリニルであり;および
が、1、2または3個の置換基で置換されている単環式複素環であり、前記置換基のうちの1個がGであり、ならびに他のものがアルキルおよびハロアルキルから成る群より独立して選択される、
式(I)を有する請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項12】
が、Oであり;
が、場合により置換されているキノリニルであり;および
が、1個のG基で置換されている単環式複素環である、
式(I)を有する請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項13】
式(I−i)
【化2】

(式中、RZ1、R、R、R、RおよびLは、請求項1に記載のとおりである。)
を有する請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項14】
が、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリルまたはベンゾチアゾリル(これらのそれぞれが、場合により置換されている。)である、
式(I−i)を有する請求項13に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項15】
が、NHであり;および
が、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリルまたはベンゾチアゾリル(これらのそれぞれが、場合により置換されている。)である、
式(I−i)を有する請求項13に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項16】
が、NHであり;
が、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリルまたはベンゾチアゾリル(これらのそれぞれが、場合により置換されている。)であり;
が、水素である、
式(I−i)を有する請求項13に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項17】
が、NHであり;
が、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリルまたはベンゾチアゾリル(これらのそれぞれが、場合により置換されている。)であり;
が、水素であり;および
が、場合により置換されている単環式複素環である、
式(I−i)を有する請求項13に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項18】
が、アルキル、ハロアルキル、GおよびN(R)(R)から成る群より独立して選択される1個または2個の置換基で場合により置換されている、
式(I−i)を有する請求項17に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項19】
が、1個のG基で置換されている、
式(I−i)を有する請求項17に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項20】
が、NHであり;
が、1個のG基で置換されている単環式複素環であり;
が、場合により置換されている単環式複素環であり;ならびに
が、アルキルおよび−S(O)Z2から成る群より独立して選択される1個または2個の置換基で置換されているインダゾリルである、
式(I−i)を有する請求項13に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項21】
5−ブロモ−N−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル]−N−[2−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
−(2−ベンジル−1H−ベンゾイミダゾール−5−イル)−5−ブロモ−N−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル]−N−[2−(2−フェニルエチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
−(1−ベンジル−1H−ベンゾイミダゾール−5−イル)−5−ブロモ−N−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
−(1−ベンジル−1H−ベンゾイミダゾール−6−イル)−5−ブロモ−N−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル]−N−(2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−4−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル]−N−1H−インダゾール−5−イルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−クロロ−N−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル]−N−1H−インダゾール−5−イルピリミジン−2,4−ジアミン;
−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル]−N−1H−インダゾール−5−イル−5−メチルピリミジン−2,4−ジアミン;
2−{[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)ピリミジン−5−カルボニトリル;
−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル]−N−1H−インダゾール−5−イル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−1H−インダゾール−5−イルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−1H−インダゾール−5−イル−N−{2−メトキシ−4−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]フェニル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
−1,3−ベンゾチアゾール−5−イル−5−ブロモ−N−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル]−N−(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−4−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−(2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−4−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−クロロ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−(2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−4−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−クロロ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−(1−メチル−1H−インダゾール−5−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−(1−メチル−1H−インダゾール−5−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−(6−クロロ−1H−インダゾール−5−イル)−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−(6−メチル−1H−インダゾール−5−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−(2−メチル−1,3−ベンゾチアゾール−5−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−[6−(イソプロピルスルホニル)−1H−インダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−[6−(イソプロピルチオ)−1H−インダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−クロロ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−5−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−クロロ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−[6−(イソプロピルスルホニル)−1H−インダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−[6−(イソプロピルスルホニル)−1−メチル−1H−インダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−[6−(イソプロピルスルホニル)−1−メチル−1H−インダゾール−5−イル]−N−{2−メトキシ−4−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]フェニル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−[6−(イソプロピルスルホニル)−2−メチル−2H−インダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−[6−(エチルスルホニル)−1H−インダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]フェニル}−N−[6−(エチルスルホニル)−1H−インダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−[6−(エチルスルホニル)−1H−インダゾール−5−イル]−N−(2−メトキシ−4−モルホリン−4−イルフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−[6−(エチルスルホニル)−1−メチル−1H−インダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}−N−[1−メチル−6−(メチルスルホニル)−1H−インダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[5−ブロモ−2−({4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]−2−メトキシフェニル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}−N,1−ジメチル−1H−インダゾール−6−カルボキサミド;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]フェニル}−N−[6−(エチルスルホニル)−1−メチル−1H−インダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]フェニル}−N−[1−メチル−6−(メチルスルホニル)−1H−インダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−{[5−ブロモ−2−({4−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]フェニル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}−N,1−ジメチル−1H−インダゾール−6−カルボキサミド;
5−ブロモ−N−[6−(エチルスルホニル)−1−メチル−1H−インダゾール−5−イル]−N−(2−メトキシ−4−モルホリン−4−イルフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−(2−メトキシ−4−モルホリン−4−イルフェニル)−N−[1−メチル−6−(メチルスルホニル)−1H−インダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−({5−ブロモ−2−[(2−メトキシ−4−モルホリン−4−イルフェニル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N,1−ジメチル−1H−インダゾール−6−カルボキサミド;
5−ブロモ−N−[6−(エチルスルホニル)−1−メチル−1H−インダゾール−5−イル]−N−[4−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)−2−メトキシフェニル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−[4−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)−2−メトキシフェニル]−N−[1−メチル−6−(メチルスルホニル)−1H−インダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−[(5−ブロモ−2−{[4−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)−2−メトキシフェニル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]−N,1−ジメチル−1H−インダゾール−6−カルボキサミド;
5−ブロモ−N−[4−(1,1−ジオキシドチオモルホリン−4−イル)フェニル]−N−[6−(エチルスルホニル)−1−メチル−1H−インダゾール−5−イル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−[6−(エチルスルホニル)−1−メチル−1H−インダゾール−5−イル]−N−{2−メトキシ−4−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]フェニル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{2−メトキシ−4−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]フェニル}−N−(2−フェニルキノリン−6−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{2−メトキシ−4−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]フェニル}−N−(2−フェニルキノリン−7−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{2−メトキシ−4−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]フェニル}−N−キノリン−6−イルピリミジン−2,4−ジアミン;
5−ブロモ−N−{2−メトキシ−4−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]フェニル}−N−キノリン−7−イルピリミジン−2,4−ジアミン;および
5−ブロモ−N−{2−メトキシ−4−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]フェニル}−4−(キノリン−7−イルオキシ)ピリミジン−2−アミン
から成る群より選択される、請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項22】
請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物と1つ以上の医薬的に許容される担体とを含む医薬組成物。
【請求項23】
哺乳動物において癌を治療するための方法であって、請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物の治療有効量を該哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項24】
哺乳動物において腫瘍容積を減少させるための方法であって、請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物の治療有効量を該哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項25】
癌が、膀胱癌、乳癌、子宮頸癌、結腸癌、子宮内膜癌、食道癌、肺癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、直腸癌、皮膚癌、胃癌または甲状腺癌である、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
哺乳動物において癌を治療するための方法であって、請求項1に記載の化合物またはこの化合物の医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物の治療有効量を放射線療法と併用で該哺乳動物に投与することを含む方法。

【公表番号】特表2012−528177(P2012−528177A)
【公表日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−513204(P2012−513204)
【出願日】平成22年5月26日(2010.5.26)
【国際出願番号】PCT/US2010/036187
【国際公開番号】WO2010/138578
【国際公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】