説明

ギヤノイズ及び振動検査装置

【課題】実機組み付け状態と略同等の状態において、ギヤノイズ及び振動の発生の有無を検査するとともに、検査対象に対する振動の伝達を阻止する。
【解決手段】検査装置10の第1動力入力機構14及び第2動力入力機構16の各々は、検査対象物であるトランスファ22の駆動歯車32、従動歯車34に対して回転駆動力を伝達する。この中、第1動力入力機構14は、先端面に逆テーパ状孔部64が設けられたスピンドル62と、逆テーパ状孔部64に嵌合されるテーパ部70が設けられた治具66とを具備する。第1動力入力機構14と第2動力入力機構16の作用下に駆動歯車32、従動歯車34が互いに噛合しながら回転すると、振動センサ130によって振動が検出されるとともに、マイク132によってギヤノイズが集音される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2軸歯車機構である検査対象物における駆動歯車に対する従動歯車の相対的回転遅れに起因するギヤノイズ及び振動の発生の有無を検査することが可能なギヤノイズ及び振動検査装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、歯車伝達機構の駆動歯車を第1モータで駆動させ、且つ従動歯車に第2モータで回転負荷を付与しながら前記駆動歯車及び従動歯車を噛み合った状態で回転させ、前記両歯車の回転位相角をそれぞれの回転角検出器で検出して相互の位相差を演算することにより、両歯車の噛み合い伝達誤差を測定する伝達誤差測定装置が開示されている。
【0003】
この特許文献1では、駆動歯車と第1モータとの間の振動系の機械的接続を分離するために流体継手を設けるとともに、従動歯車と第2モータとの間の振動系を遮断するために慣性体(フライホイール)を設けることが開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開平6−74868号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前記特許文献1に開示された伝達誤差測定装置では、駆動歯車に対する従動歯車(被動歯車)の相対的回転遅れ(噛み合い伝達誤差)が、具体的な位相角度差(検出値)として測定されるものであり、測定対象である歯車伝達機構を実際の車両に組み付けた場合(実機組み付け状態)、ギヤノイズが発生するか否か、及び振動が発生するか否かの検査には、不向きである。
【0006】
本発明は、実機組み付け状態と略同等の状態において、ギヤノイズ及び振動の発生の有無を検査するとともに、検査対象に対する振動の伝達を阻止することが可能なギヤノイズ及び振動検査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成するために、本発明は、駆動歯車と従動歯車とを有する検査対象物を保持し、前記駆動歯車と前記従動歯車との相対的回転遅れに起因するギヤノイズ及び振動の発生の有無を検査するギヤノイズ及び振動検査装置であって、
前記駆動歯車に回転駆動力を入力する第1動力入力機構と、前記従動歯車に回転駆動力を入力する第2動力入力機構とを有し、前記第1動力入力機構及び第2動力入力機構の交差部位に前記検査対象物がセットされる室が設けられた装置本体と、
前記装置本体に設けられ、前記検査対象物を保持する保持手段と、
前記装置本体に設けられ、前記検査対象物から発生するギヤノイズを検出するギヤノイズ検出手段と、
前記装置本体に設けられ、前記検査対象物の振動を検出する振動検出手段と、
前記第1動力入力機構に設けられ、該第1動力入力機構の回転駆動力を前記検査対象物に伝達する治具と、
を備え、
前記第1動力入力機構は、逆テーパ状孔部が形成された伝達軸を具備し、
且つ前記治具には、前記逆テーパ状孔部に嵌挿されるテーパ部が設けられたことを特徴とする。
【0008】
本発明においては、第1動力入力機構と第2動力入力機構とが交差する室内に検査対象物がセットされた状態において、第1動力入力機構の回転駆動力が治具を介して検査対象物の駆動歯車側に伝達され、一方、第2動力入力機構の回転駆動力が検査対象物の従動歯車側に伝達される。その際、装置本体に配置された振動検出手段によって検査対象物で発生する振動を検出するとともに、ノイズ検出手段によって検査対象物で発生するノイズを検出する。
【0009】
さらに、前記振動検出手段からの検出信号及び前記ノイズ検出手段からのノイズ検出信号がそれぞれコントローラ等の判断機構に伝達され、前記判断機構は、予め設定された基準値と前記検出信号及び前記ノイズ検出信号とをそれぞれ比較して許容範囲内であれば適格と判断し、許容範囲外であれば不適格と判断する。
【0010】
このような検査を行う際、本発明によれば、第1動力入力機構に設けられた逆テーパ状孔部に対して治具のテーパ部を嵌挿することにより、前記第1動力入力機構の連結部位における間隙が零となり、振動(ガタ)の発生を抑制して検査対象物側へ振動が伝達されることを好適に阻止することができる。
【0011】
さらに、本発明では、前記治具を第1動力入力機構に対して着脱自在に設けることにより、各種検査対象物に対応して簡便に交換することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、検査対象物を実使用時と略近似した状態において、前記検査対象物からギヤノイズが発生するか否か、及び振動が発生するか否かを確実に検査することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明に係るギヤノイズ及び振動検査装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1は、本実施の形態に係るギヤノイズ及び振動検査装置(以下、単に検査装置という)10の上方平面一部切欠平面図であり、図2は、その要部斜視説明図である。この検査装置10は、ボックス状に形成された装置本体12と、平面視して互いに略直交するように配置された第1動力入力機構14及び第2動力入力機構16と、図示しないアクチュエータの作用下に、前記第1動力入力機構14と前記第2動力入力機構16との交差部位に設けられた室18を開閉するスライダ20(図2参照)とを有する。
【0015】
本実施の形態において、検査装置10の検査対象物は、図3に示されるトランスファ22である。周知のように、トランスファ22は、四輪駆動車両24において、トランスミッション26とプロペラシャフト28との間に配設され、フロント側エンジン30からトランスミッション26へ伝達された回転駆動力をリア側に向かって伝達する。
【0016】
図1に示すように、トランスファ22の内部には、駆動歯車32と従動歯車34が収容されている。後述するように、これら駆動歯車32、従動歯車34には、それぞれ、第1動力入力機構14、第2動力入力機構16から回転駆動力が入力される。
【0017】
前記第1動力入力機構14側には、図2に示すように、重量物からなり、検査対象物であるトランスファ22をセットするための保持ブロック36が配設される。前記保持ブロック36の側面には、前記トランスファ22を該保持ブロック36の所定位置にクランプするための複数のストッパブロック38と、前記トランスファ22を所定位置に位置決めするための図示しない位置決め用凹部とが設けられている。
【0018】
このストッパブロック38は、ボルト40を介してその一端部が回動可能に設けられ、前記ボルト40を支点としてストッパブロック38を所定角度回動させることにより、トランスファ22を保持ブロック36の一側面に係止することができる(図4及び図5参照)。
【0019】
また、前記第1動力入力機構14は1組の駆動歯車側モータ42、44と、軸受ユニット48とを有し、この中、駆動歯車側モータ42、44の各モータ軸には駆動プーリ50、52が連結されている。さらに、前記軸受ユニット48の入力軸54には従動プーリ56が連結されており、この従動プーリ56と前記駆動プーリ50、52には、ベルト58、60がそれぞれ巻回されている。
【0020】
図6に示すように、前記軸受ユニット48において、入力軸54にはスピンドル62が連結されている。すなわち、該スピンドル62は、入力軸54に回転駆動力が伝達されることに伴って回転動作する。
【0021】
図1、図6及び図7に示すように、このスピンドル62の一端部には、逆テーパ状孔部64が設けられている。すなわち、該逆テーパ状孔部64の内径は、スピンドル62の先端面から離間するに従ってテーパ状に縮径されている。
【0022】
この逆テーパ状孔部64には、治具66が挿入される。後述するように、この治具66は前記スピンドル62と一体的に回転し、これにより駆動歯車側モータ42、44の回転駆動力をトランスファ22に伝達する。
【0023】
ここで、治具66のフランジ部68を間にした一側面には、図7に示されるように、前記スピンドル62の逆テーパ状孔部64に対応して先端部に向かって徐々に外径が縮径するテーパ部70が突出して設けられ、他側面には、フランジ部68の略中央部から円柱状突起部72が突出形成されている。この円柱状突起部72の先端外周面にはセレーション74が刻設されており、該セレーション74は、トランスファ22の駆動歯車32に設けられた歯部に噛合する。
【0024】
なお、スピンドル62の先端面には、互いに180°離間した位置に四角柱形状の嵌合ブロック76が突出形成されている。一方、治具66のフランジ部68には、該フランジ部68を外周側から切り欠くようにして嵌合用切欠78が設けられている。治具66のテーパ部70がスピンドル62の逆テーパ状孔部64に挿入された際、嵌合用切欠78に嵌合ブロック76が嵌合する。
【0025】
さらに、フランジ部68には貫通孔80が複数個形成されており、各貫通孔80を通されたボルト82は、前記保持ブロック36に設けられたボルト穴84に螺合される。この螺合と、上記した嵌合用切欠78と嵌合ブロック76の嵌合とにより、治具66がスピンドル62に堅牢に固定される。
【0026】
この場合、スピンドル62の逆テーパ状孔部64に対して治具66のテーパ部70が相互に嵌着されることにより、芯ずれを防止して振動の発生を抑制するとともに、トランスファ22側に向かって振動が伝達されることを阻止することができる。
【0027】
図1に示すように、第2動力入力機構16は、1組の従動歯車側モータ88、90と、軸受ユニット92とを有する。そして、第1動力入力機構14における駆動歯車側モータ42、44及び軸受ユニット48と同様に、従動歯車側モータ88、90の各モータ軸に連結された駆動プーリ94、96と、軸受ユニット92の入力軸98に連結された従動プーリ100には、ベルト102、104がそれぞれ巻回されている。
【0028】
また、軸受ユニット92を構成する前記入力軸98には、スピンドル106が連結されている。従って、該スピンドル106は、入力軸98に回転駆動力が伝達されることに伴って回転動作する。この点も、第1動力入力機構14と同様である。
【0029】
スピンドル106は、変位ユニット108に挿通されている(図1参照)。図4及び図5に示すように、この変位ユニット108の脚部110はガイドレール112に摺動自在に載置されており、その一方で、該脚部110にはシリンダ114のロッド116が連結されている。このロッド116が前進・後退動作することに伴い、変位ユニット108、ひいてはスピンドル106を含む第2動力入力機構16がガイドレール112に沿って変位する。
【0030】
スピンドル106の先端には、該スピンドル106に比して大径な第1連結チャック120が嵌着されている。一方、トランスファ22は、従動歯車34の軸部に設けられた歯部と噛合する歯部が形成されたフランジ122を有し、このフランジ122の開口端部には、第2連結チャック124が嵌合されている。この第2連結チャック124と前記第1連結チャック120とが弾性カップリング126を介して連結されることにより、第2動力入力機構16の回転駆動力がスピンドル106を介して従動歯車34に入力可能となっている。
【0031】
弾性カップリング126は、周知のように、衝撃や振動等を効果的に吸収する連結継手である。従って、弾性カップリング126の介在により、第2動力入力機構16から従動歯車34に振動等が伝達されることが防止される。
【0032】
そして、図2、図4及び図5に示すように、前記保持ブロック36の上部側には、トランスファ22の振動を検出する振動センサ130が配設されており、前記振動センサ130の検出信号が図示しないコントローラに伝達される。また、前記保持ブロック36に近接する部位には、トランスファ22のケーシング内に設けられた駆動歯車32と従動歯車34とが噛合することによって発生するギヤノイズを集音するマイク132が設けられ、前記マイク132からのノイズ検出信号も、図示しない前記コントローラに伝達される。
【0033】
本実施の形態に係る検査装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について以下説明する。
【0034】
はじめに、図4に示すように、第1動力入力機構14と第2動力入力機構16とが交差する室18が開成された状態において、第1動力入力機構14の保持ブロック36の側面に対し、図5に示すように、複数のストッパブロック38を介して検査対象であるトランスファ22を係止する。その後、シリンダ114(図4及び図5参照)を付勢してロッド116を前進動作させ、第2動力入力機構16をガイドレール112に沿ってトランスファ22側に向かって接近させる。最終的に、弾性カップリング126を介して第1連結チャック120と第2連結チャック124とを連結する。
【0035】
さらに、図示しないアクチュエータを付勢してスライダ20を変位させ、該スライダ20によって前記室18を密閉する。このようにして密閉されたボックス状の室18内にトランスファ22がセットされた状態において、駆動歯車側モータ42、44及び従動歯車側モータ88、90を回転駆動させる。
【0036】
第1動力入力機構14の駆動歯車側モータ42、44の回転駆動力は、入力軸54、スピンドル62及び治具66を介してトランスファ22の駆動歯車32に伝達される。この際、スピンドル62から治具66に対し、嵌合用切欠78と嵌合ブロック76の嵌合(図7参照)を介して回転トルクが伝達される。
【0037】
一方、第2動力入力機構16の従動歯車側モータ88、90の回転駆動力は、入力軸98、スピンドル106、第1連結チャック120、弾性カップリング126及び第2連結チャック124を介してトランスファ22の従動歯車34に伝達される(図1参照)。
【0038】
このようにトランスファ22のケーシング内に収容された駆動歯車32及び従動歯車34にそれぞれ回転駆動力が伝達されることにより、これら駆動歯車32と従動歯車34が相互に噛合した状態を保持しながら回転する。
【0039】
その際、保持ブロック36の上部側に配置された振動センサ130からの検出信号及び前記保持ブロック36に近接するマイク132からのノイズ検出信号がそれぞれ図示しないコントローラに伝達され、前記コントローラは、予め設定された基準値と前記検出信号及び前記ノイズ検出信号とをそれぞれ比較して許容範囲内であれば適格と判断し、許容範囲外であれば不適格と判断する。
【0040】
この検査時、第2動力入力機構16からの振動等は、第1連結チャック120と第2連結チャック124との間に介在された弾性カップリング126によって遮断される。このため、駆動歯車32と従動歯車34の噛合の不適合による振動やノイズ以外の振動及びノイズが検出されることはない。また、室18が密閉されているので、トランスファ22に外乱が加わったり、外部の雑音がノイズとして検出されたりすることが防止される。従って、検査精度を向上させることができる。
【0041】
このように、本実施の形態では、検査対象であるトランスファ22を実際の車両に組み付けた時(実機組み付け時)と略近似した状態において、前記トランスファ22からギヤノイズが発生するか否か、及び振動が発生するか否かを確実に検査することができる。
【0042】
また、本実施の形態では、第1動力入力機構14においてスピンドル62の逆テーパ状孔部64に対して治具66のテーパ部70を嵌挿することにより、前記スピンドル62と治具66との連結部位における間隙が零となり、振動(ガタ)の発生を抑制してトランスファ22側へ振動が伝達されることを好適に阻止することができる。
【0043】
すなわち、本実施の形態では、治具66のテーパ部70が先端の小径部から徐々に拡径して大径部となるように形成され、スピンドル62の逆テーパ状孔部64に対して前記テーパ部70を連結する際に間隙が発生することがない。これに対して、例えば、円形状孔部からなるスプライン穴に対して僅かに小径な断面円形状のスプライン軸をスプライン嵌合させた場合、その嵌合部位には微小なクリアランスが発生する場合があり、前記クリアランスに起因して振動を完全に防止することが困難である。
【0044】
さらに、本実施の形態では、テーパ部を有する種々の治具を準備しておき、検査対象に対応して選択された治具と交換することにより、検査対象の段取り替えを簡便且つ迅速に遂行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本実施の形態に係るギヤノイズ及び振動検査装置の上方平面一部切欠平面図である。
【図2】図1に示すギヤノイズ及び振動検査装置を構成し、第1動力入力機構と第2動力入力機構とが交差する部位に設けられた室を有する装置本体の要部斜視説明図である。
【図3】車両に組み込まれたトランスファの配置状態を示す概略構造図である。
【図4】前記第2動力入力機構及び保持ブロックの側面図である。
【図5】前記保持ブロックに設けられた複数のストッパブロックによって検査対象であるトランスファが係止された状態を示す側面図である。
【図6】前記第1動力入力機構の軸線方向に沿った一部破断側面図である。
【図7】前記第1動力入力機構に設けられ、スピンドルの逆テーパ状孔部に対して嵌挿される治具のテーパ部を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0046】
10…ギヤノイズ及び振動検査装置 12…装置本体
14…第1動力入力機構 16…第2動力入力機構
18…室 20…スライダ
22…トランスファ 32…駆動歯車
34…従動歯車 36…保持ブロック
38…ストッパブロック 42、44…駆動歯車側モータ
48…軸受ユニット 54…入力軸
62…スピンドル 64…逆テーパ状孔部
66…治具 70…テーパ部
74…セレーション 76…嵌合ブロック
78…嵌合用切欠 88、90…従動歯車側モータ
92…軸受ユニット 98…入力軸
106…スピンドル 108…変位ユニット
112…ガイドレール 114…シリンダ
120…第1連結チャック 124…第2連結チャック
126…弾性カップリング 130…振動センサ
132…マイク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動歯車と従動歯車とを有する検査対象物を保持し、前記駆動歯車と前記従動歯車との相対的回転遅れに起因するギヤノイズ及び振動の発生の有無を検査するギヤノイズ及び振動検査装置であって、
前記駆動歯車に回転駆動力を入力する第1動力入力機構と、前記従動歯車に回転駆動力を入力する第2動力入力機構とを有し、前記第1動力入力機構及び第2動力入力機構の交差部位に前記検査対象物がセットされる室が設けられた装置本体と、
前記装置本体に設けられ、前記検査対象物を保持する保持手段と、
前記装置本体に設けられ、前記検査対象物から発生するギヤノイズを検出するギヤノイズ検出手段と、
前記装置本体に設けられ、前記検査対象物の振動を検出する振動検出手段と、
前記第1動力入力機構に設けられ、該第1動力入力機構の回転駆動力を前記検査対象物に伝達する治具と、
を備え、
前記第1動力入力機構は、逆テーパ状孔部が形成された伝達軸を具備し、
且つ前記治具には、前記逆テーパ状孔部に嵌挿されるテーパ部が設けられたことを特徴とするギヤノイズ及び振動検査装置。
【請求項2】
請求項1記載の装置において、前記治具は、第1動力入力機構に対して着脱自在に設けられることを特徴とするギヤノイズ及び振動検査装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−8443(P2009−8443A)
【公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−167960(P2007−167960)
【出願日】平成19年6月26日(2007.6.26)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】