サーチュイン調節薬としてのイミダゾピリジンおよび関連する類似体
本発明では、新規なサーチュイン調節化合物およびそれを用いる方法を提供する。サーチュイン調節化合物は、細胞の寿命の増加、ならびに、例えば、加齢もしくはストレスに関連する疾患または障害、糖尿病、肥満症、神経変性疾患、心血管疾患、血液凝固障害、炎症、癌、および/または潮紅、ならびにミトコンドリア活性の上昇の恩恵を受けるであろう疾患もしくは障害を含む広範囲にわたる種々の疾患および障害の治療、および/または予防に用いることができる。さらに、サーチュイン調節化合物を別の治療薬と組み合わせて含んでなる組成物も提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(III):
【化1】
〔ここで:
Z11、Z12、およびZ13は、各々独立して、NおよびCRから選択され、ここで、Rは、水素、ハロ、−OH、−C≡N、フルオロ置換C1‐C2アルキル、−O−(C1‐C2フルオロ置換アルキル)、−S−(C1‐C2フルオロ置換アルキル)、C1‐C4アルキル、−(C1‐C2アルキル)−N(R14)(R14)、−O−CH2CH(OH)CH2OH、−O−(C1‐C4)アルキル、−O−(C1‐C3)アルキル−N(R14)(R14)、−N(R14)(R14)、−S−(C1‐C4)アルキル、およびC3‐C7シクロアルキルから選択され;
Yは、NおよびCR13から選択され、ここで、R13は、水素、ハロ、−C1‐C4アルキル、−O−(C1‐C4アルキル)、および−O−(C1‐C2フルオロ置換アルキル)から選択され;
Z11、Z12、およびZ13、ならびにYのうちの2つ以下はNであり;
Xは、−NH−C(=O)−†、−C(=O)−NH−†、−NH−C(=S)−†、−C(=S)−NH−†、−NH−S(=O)−†、−S(=O)−NH−†、−S(=O)2−NH−†、−NH−S(=O)2−†、−NH−S(O)2−NR15−†、−NR15−S(O)2−NH−†、−NH−C(=O)O−†、O−C(=O)−NH−†、−NH−C(=O)NH−†、−NH−C(=O)NR15−†、−NR15−C(=O)NH−†、−NH−NR15−†、−NR15−NH−†、−O−NH−†、−NH−O−†、−NH−CR15R16−†、−CR15R16−NH−†、−NH−C(=NR15)−†、−C(=NR15)−NH−†、−C(=O)−NH−CR15R16−†、−CR15R16−NH−C(O)−†、−NH−C(=S)−CR15R16−†、−CR15R16−C(=S)−NH−†、−NH−S(O)−CR15R16−†、−CR15R16−S(O)−NH−†、−NH−S(O)2−CR15R16−†、−CR15R16−S(O)2−NH−†、−NH−C(=O)−O−CR15R16−†、−CR15R16−O−C(=O)−NH−†、−NH−C(=O)−NR14−CR15R16−†、−NH−C(=O)−CR15R16−†、および−CR15R16−NH−C(=O)−O−†から選択され、ここで、
†は、XがR11と結合している部位を表し、ならびに:
R15およびR16は、独立して、水素、C1‐C4アルキル、CF3、および−(C1‐C4アルキル)−CF3から選択され;
R11は、炭素環およびヘテロ環から選択され、ここで、R11は、ハロ、−C≡N、C1‐C3アルキル、C3‐C7シクロアルキル、C1‐C2フルオロ置換アルキル、=O、−O−R14、−S−R14、−(C1‐C4アルキル)−N(R14)(R14)、−N(R14)(R14)、−O−(C2‐C4アルキル)−N(R14)(R14)、−C(O)−N(R14)(R14)、−C(O)−O−R14、および−(C1‐C4アルキル)−C(O)−N(R14)(R14)から独立して選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく、ならびに、R11がフェニルの場合、R11はまた、3,4‐メチレンジオキシ、フルオロ置換3,4‐メチレンジオキシ、3,4‐エチレンジオキシ、フルオロ置換3,4‐エチレンジオキシ、O−(飽和へテロ環)、フルオロ置換−O−(飽和へテロ環)、およびC1‐C4アルキル置換O−(飽和へテロ環)で置換されていてもよく、ここで、
R14は、各々独立して、水素および−C1‐C4アルキルから選択されるか;または、
2つのR14が、それらが結合している窒素原子と共に一緒になって、N、S、S(=O)、S(=O)2、およびOから選択される追加の1つのヘテロ原子を含んでなっていてもよい、4から8員環飽和へテロ環を形成し、ここで:
R14がアルキルの場合、このアルキルは、1もしくは2つ以上の−OH、−O−(C1‐C4アルキル)、フルオロ、−NH2、−NH(C1‐C4アルキル)、−N(C1‐C4アルキル)2、−NH(CH2CH2OCH3)、または−N(CH2CH2OCH3)2で置換されていてもよく、および、
2つのR14が、それらが結合している窒素原子と共に一緒になって4から8員環飽和へテロ環を形成する場合、この飽和へテロ環は、炭素原子上にて、−OH、−C1‐C4アルキル、フルオロ、−NH2、−NH(C1‐C4アルキル)、−N(C1‐C4アルキル)2、−NH(CH2CH2OCH3)、または−N(CH2CH2OCH3)2で置換されていてもよく;および、置換可能であるいずれかの窒素原子上にて、−C1‐C4アルキル、フルオロ置換C1‐C4アルキル、または−(CH2)2−O−CH3で置換されていてもよく;ならびに、
R12は、炭素環原子を介して化合物の残りの部分と結合する炭素環およびヘテロ環から選択され、ここで、R12は、ハロ、−C≡N、C1‐C4アルキル、C3‐C7シクロアルキル、C1‐C2フルオロ置換アルキル、−O−R14、−S−R14、−S(O)−R14、−S(O)2−R14、−(C1‐C4アルキル)−N(R14)(R14)、−N(R14)(R14)、−O−(C2‐C4アルキル)−N(R14)(R14)、−C(O)−N(R14)(R14)、−(C1‐C4アルキル)−C(O)−N(R14)(R14)、−O−フェニル、フェニル、および第二のヘテロ環から独立して選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく、ならびに、R12がフェニルの場合は、R12はまた、3,4‐メチレンジオキシ、フルオロ置換3,4‐メチレンジオキシ、3,4‐エチレンジオキシ、フルオロ置換3,4‐エチレンジオキシ、または−O−(飽和へテロ環)で置換されていてもよく、ここで、R12のいずれかのフェニル、飽和へテロ環、もしくは第二のへテロ環置換基は、ハロ;−C≡N;C1‐C4アルキル、C1‐C2フルオロ置換アルキル、−O−(C1‐C2フルオロ置換アルキル)、−O−(C1‐C4アルキル)、−S−(C1‐C4アルキル)、−S−(C1‐C2フルオロ置換アルキル)、−NH−(C1‐C4アルキル)、および−N−(C1‐C4アルキル)2で置換されていてもよい〕
で表される化合物またはその塩(但し、前記化合物は:
【化2】
ではない)。
【請求項2】
Xが、−NH−C(=O)−†、−C(=O)−NH−†、−NH−C(=S)−†、−C(=S)−NH−†、−NH−S(=O)−†、−S(=O)−NH−†、−S(=O)2−NH−†、−NH−S(=O)2−†、−NH−S(O)2−NR15−†、−NR15−S(O)2−NH−†、−NH−C(=O)O−†、O−C(=O)−NH−†、−NH−C(=O)NH−†、−NH−C(=O)NR15−†、−NR15−C(=O)NH−†、−NH−NR15−†、−NR15−NH−†、−O−NH−†、−NH−O−†、−NH−CR15R16−†、−CR15R16−NH−†、−NH−C(=NR15)−†、−C(=NR15)−NH−†、−CR15R16−NH−C(O)−†、−NH−C(=S)−CR15R16−†、−CR15R16−C(=S)−NH−†、−NH−S(O)−CR15R16−†、−CR15R16−S(O)−NH−†、−NH−S(O)2−CR15R16−†、−CR15R16−S(O)2−NH−†、−NH−C(=O)−O−CR15R16−†、−CR15R16−O−C(=O)−NH−†、−NH−C(=O)−NR14−CR15R16−†、−NH−C(=O)−CR15R16−†、および−CR15R16−NH−C(=O)−O−†から選択され、ここで、Xが−NH−C(=O)−†である場合、R1およびR2は、同時に、置換されていてもよいフェニルではない、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
以下の構造:
【化3】
を有する化合物から選択され、ここで、各Xおよび各Rは請求項1に定める通りである、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
以下の構造:
【化4】
を有する化合物から選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Xが、−C(=O)−NH−†である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項6】
R12が、アリールおよびヘテロアリールから選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
R12が:
【化5−1】
【化5−2】
から選択され;ここで、R12はさらに置換されていてもよい、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
R12が:
【化6】
から選択される、請求項6に記載の化合物。
【請求項9】
R11が:
【化7】
から選択され;ここで、R11はさらに置換されていてもよい、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項10】
R11が:
【化8】
から選択される、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
化合物番号107、122、132、133、134、135、136、137、139、140、141、144、145、146、147、149、158、159、160、161、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、185、186、187、188、189、190、191、192、193、194、195、197、198、200、201、204、205、207、208、209、213、214、215、216、217、219、220、221、222、225、226、227、228、233、234、235、236、237、238、242、243、244、245、246、247、248、250、251、252、253、254、255、256、257、258、259、260、261、262、および264のいずれか1つから選択される化合物。
【請求項12】
請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬理学的に許容される塩、および薬理学的に許容される担体を含んでなる、医薬組成物。
【請求項13】
追加の活性剤をさらに含んでなる、請求項12に記載の医薬組成物。
【請求項14】
インスリン抵抗性、代謝症候群、糖尿病、もしくはこれらの合併症に罹患しているか、または罹患しやすい被験体を治療するための、または、被験体におけるインスリン感受性を高めるための方法であって、それを必要とする前記被験体に請求項12に記載の組成物を投与することを含んでなる、方法。
【請求項15】
被験体の体重を減少させるための、または被験体の体重が増加することを阻止するための方法であって、それを必要とする前記被験体に請求項12に記載の組成物を投与することを含んでなる、方法。
【請求項1】
式(III):
【化1】
〔ここで:
Z11、Z12、およびZ13は、各々独立して、NおよびCRから選択され、ここで、Rは、水素、ハロ、−OH、−C≡N、フルオロ置換C1‐C2アルキル、−O−(C1‐C2フルオロ置換アルキル)、−S−(C1‐C2フルオロ置換アルキル)、C1‐C4アルキル、−(C1‐C2アルキル)−N(R14)(R14)、−O−CH2CH(OH)CH2OH、−O−(C1‐C4)アルキル、−O−(C1‐C3)アルキル−N(R14)(R14)、−N(R14)(R14)、−S−(C1‐C4)アルキル、およびC3‐C7シクロアルキルから選択され;
Yは、NおよびCR13から選択され、ここで、R13は、水素、ハロ、−C1‐C4アルキル、−O−(C1‐C4アルキル)、および−O−(C1‐C2フルオロ置換アルキル)から選択され;
Z11、Z12、およびZ13、ならびにYのうちの2つ以下はNであり;
Xは、−NH−C(=O)−†、−C(=O)−NH−†、−NH−C(=S)−†、−C(=S)−NH−†、−NH−S(=O)−†、−S(=O)−NH−†、−S(=O)2−NH−†、−NH−S(=O)2−†、−NH−S(O)2−NR15−†、−NR15−S(O)2−NH−†、−NH−C(=O)O−†、O−C(=O)−NH−†、−NH−C(=O)NH−†、−NH−C(=O)NR15−†、−NR15−C(=O)NH−†、−NH−NR15−†、−NR15−NH−†、−O−NH−†、−NH−O−†、−NH−CR15R16−†、−CR15R16−NH−†、−NH−C(=NR15)−†、−C(=NR15)−NH−†、−C(=O)−NH−CR15R16−†、−CR15R16−NH−C(O)−†、−NH−C(=S)−CR15R16−†、−CR15R16−C(=S)−NH−†、−NH−S(O)−CR15R16−†、−CR15R16−S(O)−NH−†、−NH−S(O)2−CR15R16−†、−CR15R16−S(O)2−NH−†、−NH−C(=O)−O−CR15R16−†、−CR15R16−O−C(=O)−NH−†、−NH−C(=O)−NR14−CR15R16−†、−NH−C(=O)−CR15R16−†、および−CR15R16−NH−C(=O)−O−†から選択され、ここで、
†は、XがR11と結合している部位を表し、ならびに:
R15およびR16は、独立して、水素、C1‐C4アルキル、CF3、および−(C1‐C4アルキル)−CF3から選択され;
R11は、炭素環およびヘテロ環から選択され、ここで、R11は、ハロ、−C≡N、C1‐C3アルキル、C3‐C7シクロアルキル、C1‐C2フルオロ置換アルキル、=O、−O−R14、−S−R14、−(C1‐C4アルキル)−N(R14)(R14)、−N(R14)(R14)、−O−(C2‐C4アルキル)−N(R14)(R14)、−C(O)−N(R14)(R14)、−C(O)−O−R14、および−(C1‐C4アルキル)−C(O)−N(R14)(R14)から独立して選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく、ならびに、R11がフェニルの場合、R11はまた、3,4‐メチレンジオキシ、フルオロ置換3,4‐メチレンジオキシ、3,4‐エチレンジオキシ、フルオロ置換3,4‐エチレンジオキシ、O−(飽和へテロ環)、フルオロ置換−O−(飽和へテロ環)、およびC1‐C4アルキル置換O−(飽和へテロ環)で置換されていてもよく、ここで、
R14は、各々独立して、水素および−C1‐C4アルキルから選択されるか;または、
2つのR14が、それらが結合している窒素原子と共に一緒になって、N、S、S(=O)、S(=O)2、およびOから選択される追加の1つのヘテロ原子を含んでなっていてもよい、4から8員環飽和へテロ環を形成し、ここで:
R14がアルキルの場合、このアルキルは、1もしくは2つ以上の−OH、−O−(C1‐C4アルキル)、フルオロ、−NH2、−NH(C1‐C4アルキル)、−N(C1‐C4アルキル)2、−NH(CH2CH2OCH3)、または−N(CH2CH2OCH3)2で置換されていてもよく、および、
2つのR14が、それらが結合している窒素原子と共に一緒になって4から8員環飽和へテロ環を形成する場合、この飽和へテロ環は、炭素原子上にて、−OH、−C1‐C4アルキル、フルオロ、−NH2、−NH(C1‐C4アルキル)、−N(C1‐C4アルキル)2、−NH(CH2CH2OCH3)、または−N(CH2CH2OCH3)2で置換されていてもよく;および、置換可能であるいずれかの窒素原子上にて、−C1‐C4アルキル、フルオロ置換C1‐C4アルキル、または−(CH2)2−O−CH3で置換されていてもよく;ならびに、
R12は、炭素環原子を介して化合物の残りの部分と結合する炭素環およびヘテロ環から選択され、ここで、R12は、ハロ、−C≡N、C1‐C4アルキル、C3‐C7シクロアルキル、C1‐C2フルオロ置換アルキル、−O−R14、−S−R14、−S(O)−R14、−S(O)2−R14、−(C1‐C4アルキル)−N(R14)(R14)、−N(R14)(R14)、−O−(C2‐C4アルキル)−N(R14)(R14)、−C(O)−N(R14)(R14)、−(C1‐C4アルキル)−C(O)−N(R14)(R14)、−O−フェニル、フェニル、および第二のヘテロ環から独立して選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく、ならびに、R12がフェニルの場合は、R12はまた、3,4‐メチレンジオキシ、フルオロ置換3,4‐メチレンジオキシ、3,4‐エチレンジオキシ、フルオロ置換3,4‐エチレンジオキシ、または−O−(飽和へテロ環)で置換されていてもよく、ここで、R12のいずれかのフェニル、飽和へテロ環、もしくは第二のへテロ環置換基は、ハロ;−C≡N;C1‐C4アルキル、C1‐C2フルオロ置換アルキル、−O−(C1‐C2フルオロ置換アルキル)、−O−(C1‐C4アルキル)、−S−(C1‐C4アルキル)、−S−(C1‐C2フルオロ置換アルキル)、−NH−(C1‐C4アルキル)、および−N−(C1‐C4アルキル)2で置換されていてもよい〕
で表される化合物またはその塩(但し、前記化合物は:
【化2】
ではない)。
【請求項2】
Xが、−NH−C(=O)−†、−C(=O)−NH−†、−NH−C(=S)−†、−C(=S)−NH−†、−NH−S(=O)−†、−S(=O)−NH−†、−S(=O)2−NH−†、−NH−S(=O)2−†、−NH−S(O)2−NR15−†、−NR15−S(O)2−NH−†、−NH−C(=O)O−†、O−C(=O)−NH−†、−NH−C(=O)NH−†、−NH−C(=O)NR15−†、−NR15−C(=O)NH−†、−NH−NR15−†、−NR15−NH−†、−O−NH−†、−NH−O−†、−NH−CR15R16−†、−CR15R16−NH−†、−NH−C(=NR15)−†、−C(=NR15)−NH−†、−CR15R16−NH−C(O)−†、−NH−C(=S)−CR15R16−†、−CR15R16−C(=S)−NH−†、−NH−S(O)−CR15R16−†、−CR15R16−S(O)−NH−†、−NH−S(O)2−CR15R16−†、−CR15R16−S(O)2−NH−†、−NH−C(=O)−O−CR15R16−†、−CR15R16−O−C(=O)−NH−†、−NH−C(=O)−NR14−CR15R16−†、−NH−C(=O)−CR15R16−†、および−CR15R16−NH−C(=O)−O−†から選択され、ここで、Xが−NH−C(=O)−†である場合、R1およびR2は、同時に、置換されていてもよいフェニルではない、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
以下の構造:
【化3】
を有する化合物から選択され、ここで、各Xおよび各Rは請求項1に定める通りである、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
以下の構造:
【化4】
を有する化合物から選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Xが、−C(=O)−NH−†である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項6】
R12が、アリールおよびヘテロアリールから選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
R12が:
【化5−1】
【化5−2】
から選択され;ここで、R12はさらに置換されていてもよい、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
R12が:
【化6】
から選択される、請求項6に記載の化合物。
【請求項9】
R11が:
【化7】
から選択され;ここで、R11はさらに置換されていてもよい、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項10】
R11が:
【化8】
から選択される、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
化合物番号107、122、132、133、134、135、136、137、139、140、141、144、145、146、147、149、158、159、160、161、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、185、186、187、188、189、190、191、192、193、194、195、197、198、200、201、204、205、207、208、209、213、214、215、216、217、219、220、221、222、225、226、227、228、233、234、235、236、237、238、242、243、244、245、246、247、248、250、251、252、253、254、255、256、257、258、259、260、261、262、および264のいずれか1つから選択される化合物。
【請求項12】
請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬理学的に許容される塩、および薬理学的に許容される担体を含んでなる、医薬組成物。
【請求項13】
追加の活性剤をさらに含んでなる、請求項12に記載の医薬組成物。
【請求項14】
インスリン抵抗性、代謝症候群、糖尿病、もしくはこれらの合併症に罹患しているか、または罹患しやすい被験体を治療するための、または、被験体におけるインスリン感受性を高めるための方法であって、それを必要とする前記被験体に請求項12に記載の組成物を投与することを含んでなる、方法。
【請求項15】
被験体の体重を減少させるための、または被験体の体重が増加することを阻止するための方法であって、それを必要とする前記被験体に請求項12に記載の組成物を投与することを含んでなる、方法。
【公表番号】特表2011−521960(P2011−521960A)
【公表日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−511808(P2011−511808)
【出願日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【国際出願番号】PCT/US2009/045430
【国際公開番号】WO2009/146358
【国際公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【出願人】(507239341)サートリス ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (32)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【国際出願番号】PCT/US2009/045430
【国際公開番号】WO2009/146358
【国際公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【出願人】(507239341)サートリス ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (32)
【Fターム(参考)】
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