説明

サーバ装置およびバッテリ交換制御方法

【課題】 サーバ装置を停止させることなく、容易にバッテリの交換が可能なサーバ装置およびバッテリ交換制御方法を提供する。
【解決手段】 メイン基板101に対して直行し、かつ接続部材7hが接続孔103に勘合するように装着されたRAIDコントローラボード7の一方の面の長手方向αに開閉蓋7iを解放し挿通することにより着脱可能に装着されたバッテリ7cによってバックアップされるキャッシュメモリがクリアーされていると判別した場合は、バッテリ7cの交換を促す処理を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、RAIDカードの制御技術に係り、特にRAIDカードが備えるバッテリの交換を容易に行うことが可能なサーバ装置およびバッテリ交換制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)カードにおいては、RAIDカードに搭載されたキャッシュメモリのバックアップ用として充電式のバッテリを備えている。このバッテリは充電式であるので、充放電を繰り返すと充電容量が減少することにより寿命となるため、交換する必要がある。例えば、特許文献1に示すように、バッテリを交換する場合は、RAIDカードが装着されているサーバ装置の電源を落とす。そしてRAIDカードにネジ止めされたバッテリを外すために、サーバ装置からRAIDカードを外し、RAIDカードにネジ止めされたバッテリを外して新しいバッテリのネジ止めを行い、新しいバッテリが装着されたRAIDカードをサーバ装置に装着し、サーバ装置の電源を入れて起動させるようにバッテリ交換を行う技術が開示されている。
【特許文献1】特開2004−152706号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、バッテリの交換時にサーバ装置の電源を落として停止させる必要がある。また、バッテリがRAIDカードにネジ止めされているためRAIDカードをサーバ装置から外してバッテリを交換する必要がある。
【0004】
そこで、本発明は、サーバ装置を停止させることなく、容易にバッテリの交換が可能なサーバ装置およびバッテリ交換制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様によれば、筐体と、前記筐体の内側の所定の面に設置されるメイン基板と、前記筐体の所定の面と直行する面に設けられた接続孔と、前記接続孔に勘合する接続部材を有し、前記メイン基板に対して直行し、かつ前記接続部材が前記接続孔に勘合するように装着された制御基板と、前記接続部材は開閉可能な開閉蓋を備え、前記制御基板の一方の面の長手方向に前記開閉蓋を解放し挿通することにより着脱可能に装着されたバッテリと、前記バッテリによってバックアップされるキャッシュメモリと、前記バッテリの交換命令を受けると、前記キャッシュメモリがクリアーされているかを判別し、前記キャッシュメモリがクリアーされていると判別した場合は、前記バッテリの交換を促す処理を行う制御部とを具備することを特徴とするサーバ装置が提供される。
【0006】
また、本発明の別の一態様によれば、筐体と、前記筐体の内側の所定の面に設置されるメイン基板と、前記筐体の所定の面と直行する面に設けられた接続孔と、前記接続孔に勘合する接続部材を有し、前記メイン基板に対して直行し、かつ前記接続部材が前記接続孔に勘合するように装着された制御基板と、前記接続部材は開閉可能な開閉蓋を備え、前記制御基板の一方の面の長手方向に前記開閉蓋を解放し挿通することにより着脱可能に装着されたバッテリと、前記バッテリによってバックアップされるキャッシュメモリとを備えたサーバ装置で用いられるバッテリ交換制御方法であって、前記バッテリの交換命令を受けると、前記キャッシュメモリがクリアーされているかを判別し、前記キャッシュメモリがクリアーされていると判別した場合は、前記バッテリの交換を促す処理を行うことを特徴とするバッテリ交換制御方法が提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0008】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
【0009】
まず、図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態に係るサーバ装置の構成について説明する。
【0010】
図1は本発明のサーバ装置の外観図である。
【0011】
図2は本発明のバッテリ交換制御方法を適用するサーバ装置の実施形態の要部を示すブロック図である。
【0012】
図2に示すように、本実施形態のサーバ装置10は、CPU4、主メモリ5、バス6、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)コントローラボード7、複数のインターフェース7jに接続されたHDD8等を有している。
【0013】
CPU4は、サーバ装置10の各種デバイスを総合的に制御する制御装置である。主メモリ5は、データを一時的に記憶しておくメインメモリである。RAIDコントローラボード7は、複数のインターフェース7jに接続されたHDD8のRAID制御のコントロールを行う。
【0014】
次に、RAIDコントローラボード7の構成について図3を参照して説明する。RAIDコントローラボード7は、プロセッサ(制御部)7a、キャッシュメモリ(記憶部:例えばRAM等)7b、バッテリ回路7p、バッテリ7c、BCR(Battery Control Register)202、PCR(PANEL Control Register)203、LED7l、Diskインターフェース部7j、PCI Expressコネクタ部7s等を備えている。
【0015】
プロセッサ7aは、インターフェース7jに接続されたHDD8とのデータの授受の制御、バッテリの活栓交換の制御等を行う。キャッシュメモリ7bは、プロッセサ7aとインターフェース7jに接続されたHDD8とでデータの授受を行う場合、一時的にデータを記憶することにより、データの授受のスピードを向上させる。バッテリ7cは、キャッシュメモリ7bのバックアップのための電源であり、BCR202によりバッテリ回路7pを制御することによって、バッテリバックアップ領域200をバックアップする。サーバ装置10本体からの電源供給が停止した場合等にもバッテリ7cから記憶部7bであるキャッシュメモリに電源を供給することにより、キャッシュメモリに記憶されたデータの消失を防ぐことができる。すなわち、バッテリ7cの交換時に停電等が発生した場合にもデータの損失を防止することができる。また、バッテリ7cは、充電式のバッテリを用いており、バッテリ7cの充電容量が十分でない場合、例えばバッテリ7cを交換した場合等には、バッテリ7cの充電容量が十分な容量に充電されるまでは(またはバッテリ7cが装着されていない場合)、キャッシュメモリは使用しないものとする。すなわち、バッテリ7cからの電源供給によるキャッシュメモリのバックアップが行えないため、データの損失の恐れがあるので、キャッシュメモリは使用しない。なお、データのリード(読み出し)処理においては、データの損失の恐れがないためキャッシュメモリの使用は可能である。
【0016】
PCR203は、パネル等のコントローラであり、取り出しスイッチ7kの動作の制御や、LED7l等の表示の制御を行う。取り出しスイッチ7kは、ユーザにより押下されるとバッテリ7cの取り出しのリクエスト信号を生成する。Diskインターフェース部7jは、例えばSAS 4 port Connector(SFF8087) x2であり、複数のHDD8等と接続されるインターフェースである。PCI Express コネクタ部7sは、PCI Expressスロット104と接続するためのコネクタである。なお、取り出しのリクエスト信号の生成は、上述した取り出しスイッチ7kの押下以外にも、オペレーティングシステム上のユーティリティ等からも行うことができる。
【0017】
次に、本実施形態のRAIDコントローラボード7等の構成について図4および図5を参照して説明する。
【0018】
まず、サーバ装置10の筐体は、所定の面100および所定の面100と直行する面102等を備えている。
【0019】
またサーバ装置10の筐体の内側の所定の面100にメイン基板101が設置されている。メイン基板101には、PCI Expressスロット104等の拡張スロット等が設けられている。また、筐体の所定の面100と直行する面102に設けられた接続孔103は、拡張ボードの接続部材7hをネジ50で固定するための格子状の孔である。
【0020】
RAIDコントローラボード7は、接続部材7h、バッテリ7d、Diskインターフェース部7j、PCI Express コネクタ部7s等を備えている。
【0021】
接続部材7hは接続孔103に勘合する形状となっている。またバッテリ7dはRAIDコントローラボード7の面Aに着脱自在に装着されている。Diskインターフェース部7jは、RAID形式で接続を行うデバイスとのインターフェースである。PCI Express コネクタ部7sは、PCI Expressスロット104等の拡張スロットに勘合する凸部である。
【0022】
接続部材7hは、メイン基板101に対して直行し、かつ接続部材7hが接続孔103に勘合するようにRAIDコントローラボード(制御基板)7が装着される。そしてネジ50等で接続部材7hが接続孔103に勘合するように固定されると同時に、RAIDコントローラボード7はPCI Expressスロット104に勘合される。
【0023】
また、RAIDコントローラボード7の接続部材7hは、開閉可能な開閉蓋7iを備える。さらにRAIDコントローラボード7は、バッテリ7cを備える。バッテリ7cは、RAIDコントローラボード7の一方の面(面A:図4参照)の長手方向(矢印α:図4参照)に開閉蓋を7i解放し挿通することにより着脱可能に装着される。着脱を行う場合は、バッテリ7cが備えるレール部材7dと、RAIDコントローラボード7が備えるレール部材7eとがRAIDコントローラボード7の面Aに対して互いに長手方向(矢印α:図4参照)に自在にスライドすることにより、滑動可能となる。また、バッテリ7cがRAIDコントローラボード7に装着される場合は、バッテリ7cが備えるコネクタ部7gとRAIDコントローラボード7が備えるコネクタ部7fとが互いに例えばラッチ機構により固定されることによりバッテリ7cがRAIDコントローラボード7に装着される。
【0024】
また、図5はRAIDコントローラボード7の接続部材7hの外側からの外観を示した図である。RAIDコントローラボード7の接続部材7hは、取り出しスイッチ7k、開閉ヒンジ部7mを備えた開閉蓋7i、LED7l等を備えている。取り出しスイッチ7kは、ユーザにより押下されるとバッテリ7cの取り出しのリクエスト信号を生成する。開閉蓋7iは開閉ヒンジ部7を軸にして例えば上方へ開閉を行うことができる。開閉蓋7iの解放位置では、バッテリ7cが解放されたスペースを挿通することによりバッテリを取り外すことが可能となる。LED7lは、RAIDコントローラボード7が備えるキャッシュメモリの状態に対応して表示する。例えば、キャッシュメモリが使用されている状態では「赤」の表示、キャッシュメモリが空となり使用されていない状態では「緑」の表示を行う等である。
【0025】
次に、以上のように構成された本発明の実施形態に係るサーバ装置を適用したバッテリ交換制御方法について図6のフローチャートを参照して説明する。
【0026】
RAIDコントローラボード7は、ユーザによる取り出しスイッチ7kの押下(バッテリ7cの取り出しのリクエスト信号)を検出すると(ステップS101のYES)、キャッシュメモリ(記憶部)7bの使用の中止のリクエストを発生させる(ステップS102)。RAIDコントローラボード7は、キャッシュメモリ7bが空(クリアー)となったか否かを判別する(ステップS103)。すなわち、キャッシュメモリ7b内のデータがHDD8等に転送されてクリアーになったか否かを判別する。ステップS103でRAIDコントローラボード7によって、キャッシュメモリ7bが空となったと判別されると、例えばLED7lの表示を「赤」から「緑」に変更する。さらに例えば図7に示すようにサーバ装置10のディスプレイ100に「キャッシュクリア完了」の表示101を表示する。ユーザは表示101のOKボタン102の押下を行うことで表示の確認をすると、バッテリ7cの取り出し処理を行う(ステップS104)。バッテリ7cの取り出し処理は、バッテリ7cのコネクタ部7gをRAIDコントローラボード7のコネクタ部7fのラッチ機構から外し、バッテリ7cのレール部7dとRAIDコントローラボード7のレール部7eとをスライド(滑動)させてRAIDコントローラボード7の面Aの長手方向(矢印α:図4参照)に取り外す。このとき、バッテリ7cは、RAIDコントローラボード7の接続部材7hが備える開閉蓋を7i解放し挿通する。なお、ステップS103でRAIDコントローラボード7によって、キャッシュメモリ7bが空となったと判別されると、バッテリ7cが自動的にラッチ機構より解放され、開閉蓋を7i解放し送出されるようにしてもよい。また、ステップS103でRAIDコントローラボード7によって、キャッシュメモリ7bが空となったと判別されるまでは、ラッチ機構等にロックがかかっており、不用意に取り出すことができないようになっているものとする。
【0027】
次に、バッテリ7cを取り出した後に、新しいバッテリの装着処理を行う(ステップS105)。新しいバッテリの装着処理が行われると、新しいバッテリの充電が完了するまでは充電容量が足りないため、キャッシュメモリ7bのバックアップを行うことができない場合がある。この場合、新しいバッテリの充電が完了するまではキャッシュメモリ7bの使用を行わない。すなわち、RAIDコントローラボード7によって新しいバッテリの充電が完了したと判別されると(ステップS106のYES)、キャッシュメモリ7bの使用を開始する(ステップS107)。
【0028】
上述した本実施形態によれば、サーバ装置を停止させることなく、安全かつ容易にハードウェアRAIDボード上のバッテリの交換が可能となる。また、HDD8が備えるファームウェアの書き換えの場合にもRAIDが構成された状態でも可能となる。すなわち、HDD8上にリザーブ領域を確保し、オペ-レーティングシステム上に必要なファームウェアと書換プログラムと指示ファイルとを確保し、メイン基板上のBIOSをメンテナンスモードにすることによって書換プログラムやサービスプログラムを起動することができる。このため、リザーブ領域に必要なコマンドやツール設定することによってRAIDが作成された状態でも書換が可能になり、安全に必要なファームウェアの書換やハードウェアの診断、設定などの一元処理が可能となる。
【0029】
なお、本発明は、上述した実施形態そのままに限定されるものではない。本発明は、実施段階では、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変更して具現化できる。
【0030】
また、上述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることで、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の一実施形態に係るサーバ装置を示す図。
【図2】本発明の一実施形態に係るサーバ装置の主要な構成を示すブロック図。
【図3】本発明の一実施形態に係るサーバ装置のRAIDコントローラボードの構成を示すブロック図。
【図4】本発明の一実施形態に係るサーバ装置のRAIDコントローラボードの構成を示す図。
【図5】本発明の一実施形態に係るサーバ装置のRAIDコントローラボードの構成を示す図。
【図6】本発明の一実施形態に係るサーバ装置のバッテリ交換制御方法を説明するためのフローチャート。
【図7】本発明の一実施形態に係るサーバ装置の表示情報の例を示す概念図。
【符号の説明】
【0032】
4…CPU、5…主メモリ、6…バス、7…RAIDコントローラボード、7a…、プロセッサ部、7b…キャッシュメモリ、7c…バッテリ、7d、7e…レール部、7f、7g…コネクタ部、7h…接続部材、7i…、開閉蓋部、7j…インターフェース部、7k…取り外しスイッチ、7l…LED、7m…ヒンジ部、7p…バッテリ回路、7s…PCI Expressコネクタ部、8…HDD、10…サーバ装置、50…ネジ、100…筐体の面、101…メイン基板、102…筐体の面、103…接続孔、202…BCR、203…PCR

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体と、
前記筐体の内側の所定の面に設置されるメイン基板と、
前記筐体の所定の面と直行する面に設けられた接続孔と、
前記接続孔に勘合する接続部材を有し、前記メイン基板に対して直行し、かつ前記接続部材が前記接続孔に勘合するように装着された制御基板と、
前記接続部材は開閉可能な開閉蓋を備え、前記制御基板の一方の面の長手方向に前記開閉蓋を解放し挿通することにより着脱可能に装着されたバッテリと、
前記バッテリによってバックアップされるキャッシュメモリと、
前記バッテリの交換命令を受けると、前記キャッシュメモリがクリアーされているかを判別し、前記キャッシュメモリがクリアーされていると判別した場合は、前記バッテリの交換を促す処理を行う制御部と
を具備することを特徴とするサーバ装置。
【請求項2】
請求項1に記載のサーバ装置において、
前記バッテリは第1のレール部材を備えており、前記第1のレール部材は、前記制御基板に配置された第2のレール部材と前記制御基板の一方の面の長手方向に自在に滑動可能であることを特徴とするサーバ装置。
【請求項3】
請求項1に記載のサーバ装置において、
前記バッテリはラッチ手段を備えており、前記バッテリと前記制御基板とを固定および解除する場合は、前記ラッチ手段により固定および解除することを特徴とするサーバ装置。
【請求項4】
請求項1に記載のサーバ装置において、
前記接続部材は前記筐体の外側と平行する面に表示部を備えており、前記キャッシュがクリアーされていると判別した場合は、前記表示部に所定の表示を行うことを特徴とするサーバ装置。
【請求項5】
請求項1に記載のサーバ装置において、
前記バッテリは充電式のバッテリであり、前記バッテリの交換後は、前記バッテリの充電の完了後に、前記キャッシュメモリの使用を開始することを特徴とするサーバ装置。
【請求項6】
筐体と、前記筐体の内側の所定の面に設置されるメイン基板と、前記筐体の所定の面と直行する面に設けられた接続孔と、前記接続孔に勘合する接続部材を有し、前記メイン基板に対して直行し、かつ前記接続部材が前記接続孔に勘合するように装着された制御基板と、前記接続部材は開閉可能な開閉蓋を備え、前記制御基板の一方の面の長手方向に前記開閉蓋を解放し挿通することにより着脱可能に装着されたバッテリと、前記バッテリによってバックアップされるキャッシュメモリとを備えたサーバ装置で用いられるバッテリ交換制御方法であって、
前記バッテリの交換命令を受けると、前記キャッシュメモリがクリアーされているかを判別し、前記キャッシュメモリがクリアーされていると判別した場合は、前記バッテリの交換を促す処理を行うことを特徴とするバッテリ交換制御方法。
【請求項7】
請求項6に記載のバッテリ交換制御方法において、
前記バッテリは第1のレール部材を備えており、前記第1のレール部材は、前記制御基板に配置された第2のレール部材と前記制御基板の一方の面の長手方向に自在に滑動可能であることを特徴とするバッテリ交換制御方法。
【請求項8】
請求項6に記載のバッテリ交換制御方法において、
前記バッテリはラッチ手段を備えており、前記バッテリと前記制御基板とを固定および解除する場合は、前記ラッチ手段により固定および解除することを特徴とするバッテリ交換制御方法。
【請求項9】
請求項6に記載のバッテリ交換制御方法において、
前記接続部材は前記筐体の外側と平行する面に表示部を備えており、前記キャッシュがクリアーされていると判別した場合は、前記表示部に所定の表示を行うことを特徴とするバッテリ交換制御方法。
【請求項10】
請求項6に記載のバッテリ交換制御方法において、
前記バッテリは充電式のバッテリであり、前記バッテリの交換後は、前記バッテリの充電の完了後に、前記キャッシュメモリの使用を開始することを特徴とするバッテリ交換制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−244963(P2009−244963A)
【公開日】平成21年10月22日(2009.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−87760(P2008−87760)
【出願日】平成20年3月28日(2008.3.28)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】