説明

サーマルプリンターおよびそのラベル用紙検出方法

【課題】ラベル片21と、ラベル片21の間にギャップ部22を設け、等間隔に連続的にラベル片21を台紙23上に仮着させているラベル用紙2を搭載するサーマルプリンター1において、ラベル用紙2を移送中にラベル用紙2がなくなっても(紙なし)所定量分検出することなしに、用紙なし状態を検出可能とするサーマルプリンターおよび用紙検出方法を提供すること。
【解決手段】ラベル用紙2の幅方向の同一線上に配置する第1センサー5は、ラベル片21と、ギャップ部22と、の検出が判断可能な閾値Xであり、第2センサー6は、ラベル用紙2の台紙23の有無の検出が判断可能な閾値Yとすることで、長手方向に所定量分検出することなしに、パルスモーター12の1回のステップ駆動により、ラベル用紙2の有無、ラベル片21、ギャップ部22のそれぞれを検出可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサーによりラベル用紙の位置を検出し、ラベル用紙に所定の情報を印字するプリンター及びラベル用紙検出方法に関する。
【背景技術】
【0002】
台紙上に仮着されたラベル用紙をロール状に巻回したロール状ラベル連続紙を搭載したラベルプリンターにおいて、用紙なし等のアラーム発生検出や、印字位置を開始するための位置検出は、反射又は透過タイプのセンサーを用い、用紙の有無を判断していた。つまり用紙の一面側に発光素子と受光素子を備え、用紙の長手方向に一定間隔で印刷された複数の黒色の矩形マークに光を出射してその反射光の受光量によって用紙の位置を検出する反射型センサーと、長尺状の台紙に間隔を空けて一定間隔で長手方向に仮着されたラベル片からなる用紙の表裏面側に対向する位置に発光素子と受光素子を備え、連続紙を介して透過された受光量の差異によって台紙位置かラベル位置かを検出するものがある。
【0003】
しかし、このようなセンサーを具備するラベルプリンターにおいて、用紙なし等のアラーム発生検出や上述した印字開始位置である台紙位置(ギャップ部に相当)の検出などは、1つの透過型センサーで検出していた。図5(ラベル用紙2においてセンサーの入力レベルに伴う出力状態を示した図)より、ラベル用紙2は、ラベル片21の表面にサーマル印字用の感熱発色剤層を塗布形成し、その裏面に粘着層を有し、その粘着層と台紙23とが仮着されている。ラベル片21とラベル片21との間にはギャップ部22を有し、ギャップ幅25は所定量であり、たとえば、3mmである。1つの透過型センサーで供給部の移送路上に上流方向からラベル用紙2を下流方向に移送し、用紙なし状態が所定量分検出されると「用紙なし」と判断しアラーム処理を行っていた。つまり、紙なし判断量W以上検出すると「用紙なし」と認識可能であるが、3mm分移送したラベル用紙2の検出では、用紙なしと、ギャップ部22検出と、を識別できなかった。また、どちらを検出するにしても移送路上で、最低でも所定量分(3mm分)のラベル用紙2を移送させる必要があり、無駄な動作であり問題であった。
【0004】
さらに、ラベル用紙のラベル片には、多種多様の形状やサイズの仕様があり、例えば、ラベル片間同士のギャップ幅を大きく設け、ラベル片同士の電磁波障害の発生を回避するRFID(Radio Frequency Identification)をラベル片と台紙へ挟み込んだRFID用ラベル用紙の場合(図示せず)、ラベルプリンターの「用紙なし」を認識する紙なし判断量Wを超えたラベル片間同士のギャップ幅の場合、ラベルプリンターは、たとえ順次ラベル片が連続して仮着していても、「用紙なし」と誤認識する不具合となることが問題であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−216515号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、ラベル片と、ラベル片の間にギャップ部(間隔)を設け、等間隔に連続的にラベル片を台紙上に仮着させているラベル用紙を搭載するサーマルプリンターにおいて、ラベル用紙を移送中にラベル用紙がなくなっても所定量分検出することなしに、用紙なし状態を検出可能とするサーマルプリンターの提供を課題とする。
【0007】
また、「用紙なし」と認識するための紙なし判断量よりも大きいギャップ幅を形成しているラベル用紙または、RFID用ラベル用紙であっても、正常にラベル用紙の状態を判断可能なサーマルプリンターの用紙なし状態検出方法の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明におけるサーマルプリンターは、ラベル用紙の供給部から移送路に帯状に繰り出した長尺状の台紙に仮着された複数のラベル片と、このラベル片同士間に所定の隙間となるギャップ部を有し、前記ラベル片に印字を行う印字ヘッドおよびこの印字ヘッドに対向して回転するプラテンローラーを有する印字部を備えたサーマルプリンターであって、前記ラベル用紙の位置をそれぞれ検出可能であるとともに前記印字ヘッドの上流側に第1センサーおよび第2センサーを前記ラベル用紙の幅方向の同一線上に、それぞれ前記移送路に設け、前記第1センサーの出力は、前記ラベル片と、前記ギャップ部と、を異なる出力を検出可能な第1の閾値に設定し、前記第2センサーの出力は、前記ラベル用紙の有無により、異なる出力を検出可能な第2の閾値に設定することを特徴とする。
また、前記第1センサーの第1閾値と、前記第2センサーの第2閾値とは、それぞれ異なる閾値とすることを特徴とする。
サーマルプリンターの用紙検出方法は、ラベル用紙の供給部から移送路に帯状に繰り出した長尺状の台紙に仮着された複数のラベル片と、このラベル片同士間に所定の隙間となるギャップ部を有し、前記ラベル片に印字を行う印字ヘッドおよびこの印字ヘッドに対向して回転するプラテンローラーを有する印字部を備えたサーマルプリンターであって、前記ラベル用紙の位置をそれぞれ検出可能であるとともに前記印字ヘッドの上流側に第1センサーおよび第2センサーを前記ラベル用紙の幅方向の同一線上に、それぞれ前記移送路に設け、前記第1センサーの出力は、前記ラベル片と、前記ギャップ部と、を異なる出力を検出可能な第1の閾値に設定し、前記第2センサーの出力は、前記ラベル用紙の前記台紙の有無により、異なる出力を検出可能な第2の閾値に設定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明のサーマルプリンターによれば、移送路上に第1センサーと第2センサー6と、をラベル用紙の幅方向の同一直線上に設け、互いの閾値レベルを異なる値に設定することで、ラベル用紙の有無を、無駄な移送することなしに”用紙なし”を認識可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施例によるサーマルプリンター1の構成を示す概略側面図である。
【図2】同、サーマルプリンター1にラベル用紙2を搭載し、上から見た概略平面図である。
【図3】同、ラベル用紙2において第1センサー5、第2センサー6の入力レベルに伴う各出力状態を示した図である。
【図4】同、ラベル用紙検出方法を示すフローチャート図である。
【図5】従来のサーマルプリンターにラベル用紙2を搭載し、そのラベル用紙2において、センサーの入力レベルに伴う出力状態を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るサーマルプリンター1の構成を示す概略側面図であり、図2はサーマルプリンター1にラベル用紙2を装填し、上から見た概略平面図であり、図3はラベル用紙2において第1センサー5、第2センサー6の入力レベルに伴う各出力状態を示した図であり、図4は、ラベル用紙検出方法を示すフローチャート図である。
【0012】
図1に示すように、本実施の形態のサーマルプリンター1は、ラベル用紙2の供給部3と、移送路4と、印字ヘッド9と、プラテンローラー10と、第1センサー5、第2センサー6(側面図では2つのセンサーが重なっている状態)と、制御部7を備えている。たとえば外部のパソコン(図示せず)などから印字データなどを受信可能である。もちろん、スタンドアローンタイプのプリンターとしても構成することができる。
【0013】
ラベル用紙2は、サーマル印字が可能であれば、ラベルや下げ札(タグ)その他任意の構成のものを採用可能であり、任意のデザインで所定内容の情報を印字可能とする。
図2はサーマルプリンター1にラベル用紙2を装填し、上から見た概略平面図であって、ラベル用紙2は、ラベル片21の表面にサーマル印字用の感熱発色剤層を塗布形成しているとともに、その裏面に粘着層を有し、その粘着層と台紙23とが仮着されている。ラベル片21とラベル片21との間にはギャップ部22を有し、印字開始位置の検出用として利用可能である。ここで、ギャップ部22とは、隣接する2つのラベル片21の間の台紙23のみの部分である。よって、台紙23のギャップ部22の検出によりラベル片21の有無が検出される。
【0014】
供給部3は、帯状のラベル用紙2をロール状に保持して、移送路4に帯状に繰り出し可能である。
【0015】
印字部8は、移送路4上に帯状に繰り出したラベル用紙2に印字を行う印字ヘッド9と、この印字ヘッド9に対向してその間にラベル用紙2を挟持して回転するプラテンローラー10と、プラテンローラー10を、ギヤ11を介して伝達されるパルスモーター12のステップ駆動によって回転し、台紙23とともにラベル片21を移送するパルスモーター12を有する。印字ヘッド9は、供給部3にセットされたラベル用紙2を構成する台紙23上に剥離可能に貼付されたラベル片21に対して印字を行う。
【0016】
制御部7は、上述の第1センサー5、第2センサー6、印字部8を制御するとともに、ラベル用紙検出動作を制御する。
【0017】
図2に示すように、第1センサーの位置15および第2センサーの位置16は、それぞれ移送路4上に有し、ラベル用紙2の幅方向の同一線上に配置され、上流側に供給部3、下流側にプラテンローラー10や印字ヘッド9が配置されている。
【0018】
第1センサー5は、所定の光を出射する発光部と、発光部から出射された光を受光し、受光した光の強度(単位時間当たりの受光量)に対応する電気信号を出力する受光部とを有する、たとえば透過型のセンサーであって、ラベル用紙2のギャップ部22を検出することにより該ラベル片21の印字開始位置を検出する。
【0019】
図3より、第1センサー5の出力(図3の第1センサー出力)は、ラベル片21と、ギャップ部22と、を異なる出力を検出できる閾値Xに設定し、(図3のセンサー位置Cに相当。)ラベル片21とラベル片21のないギャップ部22と、を検出する。さらに第1センサー5は、サーマルプリンター1にラベル用紙2を装填する際のラベル用紙2の最終端部24を検出可能であるとともに、ラベル用紙2がなくなって供給部3からその最終端部24が繰り出されてきたときに、その最終端部24が通過したことも検出可能である。
【0020】
第2センサー6も、たとえば透過型のセンサーであって、図3より、第2センサー出力は、台紙23と、台紙なし状態(用紙なし)と、を検出できる閾値Yに設定することで(図3のセンサー位置Dに相当。)台紙23と、台紙なしと、を検出する。第1センサー5と同様に、サーマルプリンター1に、ラベル用紙2がなくなって供給部3からその最終端部24が繰り出されてきたときに、その最終端部24が通過したことを検出可能である。尚、この第2センサー6の代わりにリミットスイッチ(図示せず)を用いる場合、ラベル用紙2の台紙23側とリミットスイッチが接触する/しない、の検出となり、たとえば、台紙のないラベル連続体(図示せず)では、粘着層とリミットスイッチが接触するため糊が付着ことから、非接触型のセンサーが好適である。
【0021】
図4は、本発明によるラベル用紙2のラベル用紙検出方法を説明するフローチャート図であって、ステップS1において、印字用紙2がセットされているかを判断する。
ラベル用紙2のセットとは、供給部3にラベル用紙2を装填し、印字部8において印字ヘッド9とプラテンローラー10との間にラベル用紙2が挟持されているが、印字開始位置が不明な状態である。
【0022】
ステップS2において、プラテンローラー10を、ギヤ11を介して伝達されるパルスモーター12のステップ駆動によって回転し、台紙23とともにラベル片21を移送する。ステップS1の初期セット時では、印字する印字ヘッド9とプラテンローラー10に挟持されたラベル用紙2のラベル片21の位置が不明のため、このまま印字開始すると、正規のラベル印字レイアウトと異なる印字結果となるためである。
【0023】
ステップS3において、第2センサー6がラベル用紙2の台紙23を検出しているか、を判断する。
つまり、閾値Yとした第2センサー出力(図3)が、ラベル用紙2(台紙23)の存在の有無を判断するもので、仮にラベル用紙2が、ラベル片21と台紙23が仮着されている部位を検出した場合、図3に示すように、(図3のセンサー位置Bに相当する)入力レベルは閾値Yの上にあり、ラベル用紙2(ラベル片21)の存在を確認可能である。
【0024】
ステップS4において、第1センサー5がラベル片21と、ギャップ部22と、を判断するもので、閾値Xとした第1センサー出力(図3)が、ラベル用紙2(ギャップ部22)の存在の有無を判断するもので、ラベル片21の検出であった場合(Nの場合)長手方向に対し、正規の印字開始位置に至っていないため、再度、ステップS2でラベル用紙2の移送を行う。ギャップ部22の検出であった場合、(Yの場合)印字開始位置と判断し、ステップ5の印字処理へ進む。
【0025】
ステップS5では、印字ヘッド9とプラテンローラー10で狭持されているラベル用紙2のラベル片21が印字開始位置から印字される。
【0026】
ステップS6では、サーマルプリンター1の印字動作を直ちに停止させ、表示部(図示せず)などに「用紙なし」等のメッセージを表示するものである。
【0027】
かくして、供給部3に装填されているラベル用紙2を移送路4上で移送中にラベル用紙2がなくなっても(用紙なし)同一直線上に有する第1センサー5は、ラベル片21と、ギャップ部22と、の検出が判断可能な閾値Xであり、第2センサー6は、ラベル用紙2の台紙23の有無の検出が判断可能な閾値Yとすることで、長手方向に所定量分検出することなしに、「用紙なし」状態を検出可能となり、無駄な移送動作が不要となる。また、第1センサー5および第2センサー6をラベル用紙2の幅方向の同一線上に配置することは、パルスモーター12の1回のステップ駆動により、ラベル用紙2の「用紙なし」、「ラベル片21」、「ギャップ部22」のそれぞれを検出可能となる。
【0028】
さらに、多種多様の形状やサイズのラベル片21、ギャップ部を有するラベル用紙2において、ラベル片21同士のギャップ幅25が、紙なし判断量W(図5)よりも大きく形成しているラベル用紙2または、RFID用ラベル用紙であっても、上述した通りラベル用紙2の状態をそれぞれ検出可能となり、サーマルプリンター1の「用紙なし」の誤判断による誤動作を防止可能である。
【0029】
RFID用ラベル用紙(図示せず)においては、連続したRFIDラベル片のピッチ長が短いラベル仕様のRFID用ラベル用紙をRFID用プリンターに装填し印字する際、ギャップ幅が狭いと、RFID用プリンタに具備されているRFID用読み取り機と、複数のラベル片(ICチップ)と、の通信応答が複数返信され、その処理時間がかかり、プリンター自体のパフォーマンスが低下するケースが発生する。この場合、簡易対策として、RFID用ラベル用紙の隣接するラベル片との間隔(ギャップ幅)を大きく設ける場合、上述した「用紙なし」の誤動作を防止可能である。
【0030】
なお、第1センサー5、第2センサー6として、透過型センサーを記載したが、ラベル用紙2の台紙23側に一定間隔で識別マークを印刷することで、反射型センサーでも本発明はこれを適用可能である。
【符号の説明】
【0031】
1 サーマルプリンター(実施例、図1)
2 ラベル用紙
3 供給部
4 移送路
5 第1センサー
6 第2センサー
7 制御部
8 印字部
9 印字ヘッド
10 プラテンローラー
11 ギヤ
12 パルスモーター
15 第1センサーの位置(図2)
16 第2センサーの位置(図2)
21 ラベル片
22 ギャップ部
23 台紙
24 最終端部(図4)
25 ギャップ幅
W 紙なし判断量

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラベル用紙の供給部から移送路に帯状に繰り出した長尺状の台紙に仮着された複数のラベル片と、このラベル片同士間に所定の隙間となるギャップ部を有し、前記ラベル片に印字を行う印字ヘッドおよびこの印字ヘッドに対向して回転するプラテンローラーを有する印字部を備えたサーマルプリンターであって、
前記ラベル用紙の位置をそれぞれ検出可能であるとともに前記印字ヘッドの上流側に第1センサーおよび第2センサーを前記ラベル用紙の幅方向の同一線上に、それぞれ前記移送路に設け、
前記第1センサーの出力は、前記ラベル片と、前記ギャップ部と、を異なる出力を検出可能な第1の閾値に設定し、
前記第2センサーの出力は、前記ラベル用紙の有無により、異なる出力を検出可能な第2の閾値に設定することを特徴とするサーマルプリンター。
【請求項2】
前記第1センサーの第1閾値と、前記第2センサーの第2閾値とは、それぞれ異なる閾値とすることを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンター。
【請求項3】
ラベル用紙の供給部から移送路に帯状に繰り出した長尺状の台紙に仮着された複数のラベル片と、このラベル片同士間に所定の隙間となるギャップ部を有し、前記ラベル片に印字を行う印字ヘッドおよびこの印字ヘッドに対向して回転するプラテンローラーを有する印字部を備えたサーマルプリンターであって、
前記ラベル用紙の位置をそれぞれ検出可能であるとともに前記印字ヘッドの上流側に第1センサーおよび第2センサーを前記ラベル用紙の幅方向の同一線上に、それぞれ前記移送路に設け、
前記第1センサーの出力は、前記ラベル片と、前記ギャップ部と、を異なる出力を検出可能な第1の閾値に設定し、
前記第2センサーの出力は、前記ラベル用紙の前記台紙の有無により、異なる出力を検出可能な第2の閾値に設定することを特徴とするサーマルプリンターのラベル用紙検出方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−11389(P2011−11389A)
【公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−156019(P2009−156019)
【出願日】平成21年6月30日(2009.6.30)
【出願人】(307010993)株式会社サトー知識財産研究所 (588)
【出願人】(000130581)株式会社サトー (1,153)
【Fターム(参考)】