説明

シェーグレン症候群の治療方法

治療に適切な患者のシェーグレン症候群の治療方法であって、B細胞表面マーカーに結合するアンタゴニストの有効量を患者に投与して、視覚的類似尺度において乾燥、疲労および関節痛のうちの2つ以上の基準に対して有意な改善を示す方法と、そのための製造品が提供される。また、治療に適切な被検体のシェーグレン症候群を治療することを伴う方法及び製造品は、B細胞表面マーカーに結合する抗体の有効量を被検体に投与することを伴い、特定の投与計画期間内に抗体への初回曝露と続く曝露を提供するものと、そのための製造品を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者のシェーグレン症候群の治療方法であって、有効量のCD20抗体と抗マラリア剤とを患者に投与して、視覚的類似尺度において乾燥、疲労および関節痛のうちの2つ以上の基準に対して少なくともおよそ30%の改善を示す方法。
【請求項2】
乾燥、疲労および関節痛の3つに基準に対する改善がある、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
有効量によりCD20抗体なしで抗マラリア剤を投与する対照治療よりも改善がみられる、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記抗マラリア剤がヒドロキシクロロキンまたはクロロキンである、請求項1ないし3の何れか一に記載の方法。
【請求項5】
前記抗マラリア剤がヒドロキシクロロキンである、請求項1ないし4の何れか一に記載の方法。
【請求項6】
前記CD20抗体が第一医薬であり、前記抗マラリア剤が第二医薬である場合に、第三の医薬が有効量で投与される、請求項1ないし4の何れか一に記載の方法。
【請求項7】
前記第三の医薬が、化学療法剤、免疫抑制剤、疾患変更性抗リウマチ剤(DMARD)、細胞障害性剤、インテグリンアンタゴニスト、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)、サイトカインアンタゴニスト、分泌アゴニスト又はホルモンである、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第三の医薬がステロイド、口渇又は乾燥した眼のための分泌アゴニスト、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)又は免疫抑制剤である、請求項6又は7に記載の方法。
【請求項9】
前記第三の医薬がステロイドである、請求項6ないし8の何れか一に記載の方法。
【請求項10】
前記ステロイドが副腎皮質ステロイドである、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
ステロイドがプレドニゾン、メチルプレドニゾロン、ヒドロコルチゾン又はデキサメサゾンである、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記CD20抗体がステロイド治療を受けた患者に投与されない場合にステロイドが用いられるよりも少ない量で投与される、請求項9ないし11の何れか一に記載の方法。
【請求項13】
第三の医薬が口渇又は乾燥した眼のための分泌アゴニストである、請求項6ないし8の何れか一に記載の方法。
【請求項14】
分泌アゴニストは、塩酸ピロカルピン、セビメリン、ブロムヘキシン、ジクアフォゾル、システアミン点眼、潤滑油点眼、シクロスポリン眼用エマルジョン又はこれらの製薬的塩類である、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記第三の医薬が非ステロイド性抗炎症剤(NSAID)である、請求項6ないし8の何れか一に記載の方法。
【請求項16】
NSAIDが、アスピリン、ナプロキセン、イブプロフェン、インドメタシン又はトルメチンである、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
第三の医薬が免疫抑制剤である、請求項6ないし8の何れか一に記載の方法。
【請求項18】
免疫抑制剤がシクロフォスファミド、クロランブシル、アザチオプリン又はメトトレキセートである、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記患者が以前にCD20抗体で治療されたことがある、請求項1ないし18の何れか一に記載の方法。
【請求項20】
前記患者が前記症候群を再発したものである、請求項1ないし19の何れか一に記載の方法。
【請求項21】
前記抗体が完全な抗体である、請求項1ないし20の何れか一に記載の方法。
【請求項22】
前記抗体が他の分子とコンジュゲートされたものである、請求項1ないし20の何れか一に記載の方法。
【請求項23】
他の分子が細胞障害性剤である、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記抗体が静脈内に投与される、請求項1ないし23の何れか一に記載の方法。
【請求項25】
前記抗体が皮下に投与される、請求項1ないし23の何れか一に記載の方法。
【請求項26】
前記抗体がリツキシマブである、請求項1ないし25の何れか一に記載の方法。
【請求項27】
前記抗体が配列番号2及び8の可変ドメイン配列を含有するヒト化2H7である、請求項1ないし25の何れか一に記載の方法。
【請求項28】
患者は、抗核抗体(ANA)、抗リウマチ因子(RF)抗体、シェーグレン関連抗原A又はB(SS-A又はSS-B)に対する抗体、セントロメアプロテインB(CENPB)又はセントロメアプロテインC(CENPC)に対する抗体、ICA69に対する自己抗体、又はこのような抗体のうちの2以上の組合せのレベルが亢進している、請求項1ないし27の何れか一に記載の方法。
【請求項29】
SS-A及びSS-Bに対する抗体が、抗Ro/SS-A抗体、抗La/SS-A抗体、抗La/SS-B抗体、又は抗Ro/SS-B抗体である、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
シェーグレン症候群が二次的なシェーグレン症候群である、請求項1ないし29の何れか一に記載の方法。
【請求項31】
a.CD20抗体を具備する容器;
b.抗マラリア剤を具備する容器;及び
c.視覚的類似尺度において乾燥、疲労および関節痛のうちの2つ以上の基準に対して少なくともおよそ30%の改善が得られるために有効な抗体と抗マラリア剤の患者への投与量を示す、患者のシェーグレン症候群を治療するための指示書を有するパッケージ挿入物
を具備する製造品。
【請求項32】
前記CD20抗体が第一の医薬であり、抗マラリア剤が第二の医薬である場合に第三の医薬を具備する容器をさらに含んでなり、第三の医薬で患者を治療するための指示書をパッケージ挿入物に含んでなる、請求項31に記載の製造品。
【請求項33】
第三の医薬が化学療法剤、免疫抑制剤、細胞障害性剤、インテグリンアンタゴニスト、サイトカインアンタゴニスト、又はホルモンである、請求項32に記載の製造品。
【請求項34】
第三の医薬がステロイドである、請求項32又は33に記載の製造品。
【請求項35】
患者のシェーグレン症候群の治療方法であって、有効量のCD20抗体が患者に投与され、初回抗体曝露の後に第二抗体曝露が供給されることを含み、該第二の曝露が初回曝露からおよそ16から54週までに供給されない治療方法。
【請求項36】
前記第二の曝露が初回曝露からおよそ20から30週までに供給されない、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記第二の曝露が初回曝露からおよそ46から54週までに供給されない、請求項35又は36に記載の方法。
【請求項38】
前記初期および第二の抗体曝露がそれぞれおよそ0.5から4グラムの量で供給される、請求項35ないし37の何れか一に記載の方法。
【請求項39】
前記初期および第二の抗体曝露がそれぞれおよそ1.5から3.5グラムの量で供給される、請求項35ないし38の何れか一に記載の方法。
【請求項40】
前記初期および第二の抗体曝露がそれぞれおよそ1.5から2.5グラムの量で供給される、請求項35ないし39の何れか一に記載の方法。
【請求項41】
さらに、有効量のCD20抗体が被検体に投与され、第三抗体曝露が供給されることを含み、該第三の曝露が初回曝露からおよそ46から60週までに供給されない、請求項35ないし40の何れか一に記載の方法。
【請求項42】
前記第三の抗体曝露がおよそ0.5から4グラムの量で供給される、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
前記第三の抗体曝露がおよそ1.5から3.5グラムの量で供給される、請求項41又は42に記載の方法。
【請求項44】
前記第三の抗体曝露がおよそ1.5から2.5グラムの量で供給される、請求項41ないし43の何れか一に記載の方法。
【請求項45】
前記第三の曝露が初回曝露からおよそ46から55週までに供給されない、請求項41ないし44の何れか一に記載の方法。
【請求項46】
更なる抗体曝露が初回曝露から少なくともおよそ70から75週までに供給されない、請求項41ないし45の何れか一に記載の方法。
【請求項47】
更なる抗体曝露が初回曝露からおよそ74から80週までに供給されない、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
一又は複数の抗体曝露が単回抗体用量として被検体に供給される、請求項35ないし47の何れか一に記載の方法。
【請求項49】
それぞれの抗体曝露が単回抗体用量として被検体に供給される、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
一又は複数の抗体曝露が複数回抗体用量として被検体に供給される、請求項35ないし49の何れか一に記載の方法。
【請求項51】
それぞれの抗体曝露が複数回抗体用量として供給される、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記複数回用量がおよそ2から4回である、請求項50又は51に記載の方法。
【請求項53】
前記複数回用量がおよそ2から3回である、請求項50ないし52の何れか一に記載の方法。
【請求項54】
前記複数回用量が第一および第二の用量からなる、請求項52又は53に記載の方法。
【請求項55】
前記複数回用量が第一、第二および第三の用量からなる、請求項52又は53に記載の方法。
【請求項56】
後に続く用量が、前回の用量が投与されてからおよそ1から20日に投与される、請求項50ないし55の何れか一に記載の方法。
【請求項57】
後に続く用量が、前回の用量が投与されてからおよそ6から16日に投与される、請求項50ないし56の何れか一に記載の方法。
【請求項58】
後に続く用量が、前回の用量が投与されてからおよそ14から16日に投与される、請求項50ないし57の何れか一に記載の方法。
【請求項59】
前記複数回用量がおよそ1日から4週間の全期間の間に投与される、請求項50ないし58の何れか一に記載の方法。
【請求項60】
前記複数回用量がおよそ1日から25日の全期間の間に投与される、請求項50ないし59の何れか一に記載の方法。
【請求項61】
前記複数回用量がおよそ週ごとに投与される、つまり、第二用量が第一用量からおよそ1週間に投与され、任意の第三又は後に続く用量が前回の用量からおよそ1週間に投与されるものである、請求項50ないし60の何れか一に記載の方法。
【請求項62】
それぞれの複数回抗体用量がおよそ0.5から1.5グラムである、請求項50ないし61の何れか一に記載の方法。
【請求項63】
それぞれの複数回抗体用量がおよそ0.75から1.3グラムである、請求項50ないし62の何れか一に記載の方法。
【請求項64】
4から20の抗体曝露が被検体に投与される、請求項35ないし63の何れか一に記載の方法。
【請求項65】
前記CD20抗体が第一医薬である場合に、第二医薬が有効量の抗体曝露で投与される、請求項35ないし64の何れか一に記載の方法。
【請求項66】
前記第二の医薬が前記第一の曝露とともに投与される、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記第二の医薬が前記第一及び第二の曝露とともに投与される、請求項65又は66に記載の方法。
【請求項68】
前記第二の医薬がすべての曝露とともに投与される、請求項65ないし67の何れか一に記載の方法。
【請求項69】
前記第二の医薬が、化学療法剤、免疫抑制剤、疾患を修飾している抗リウマチ剤(DMARD)、細胞障害性剤、インテグリンアンタゴニスト、非ステロイド性抗炎症剤(NSAID)、サイトカインアンタゴニスト、口渇又は乾燥した眼のための分泌アゴニスト、又はホルモンである、請求項65ないし68の何れか一に記載の方法。
【請求項70】
前記第二の医薬が抗マラリア剤である、請求項65ないし69の何れか一に記載の方法。
【請求項71】
前記抗マラリア剤がヒドロキシクロロキン又はクロロキンである、請求項70に記載の方法。
【請求項72】
前記抗マラリア剤がヒドロキシクロロキンである、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記第二の医薬が他の医薬をさらに含有する、請求項70ないし72の何れか一に記載の方法。
【請求項74】
前記第二の医薬がステロイド、口渇又は乾燥した眼のための分泌アゴニスト、非ステロイド性抗炎症剤(NSAID)又は免疫抑制剤である、請求項65ないし73の何れか一に記載の方法。
【請求項75】
前記第二の医薬がステロイドを含有する、請求項65ないし74の何れか一に記載の方法。
【請求項76】
前記ステロイドが副腎皮質ステロイドである、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
ステロイドがプレドニゾン、メチルプレドニゾロン、ヒドロコルチゾン又はデキサメサゾンである、請求項75又は76に記載の方法。
【請求項78】
前記CD20抗体がステロイド治療を受けた患者に投与されない場合にステロイドが用いられるよりも少ない量で投与される、請求項75ないし77の何れか一に記載の方法。
【請求項79】
第二の医薬が口渇又は乾燥した眼のための分泌アゴニストである、請求項65ないし78の何れか一に記載の方法。
【請求項80】
分泌アゴニストは、塩酸ピロカルピン、セビメリン、ブロムヘキシン、シクロスポリン眼用エマルジョン、潤滑油点眼、システアミン点眼、ジクアフォゾル、又はこれらの製薬的塩類である、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
前記第二の医薬が非ステロイド性抗炎症剤(NSAID)を含有する、請求項65ないし80の何れか一に記載の方法。
【請求項82】
NSAIDが、アスピリン、ナプロキセン、イブプロフェン、インドメタシン又はトルメチンである、請求項81に記載の方法。
【請求項83】
第二の医薬が免疫抑制剤を含有する、請求項65ないし82の何れか一に記載の方法。
【請求項84】
免疫抑制剤がシクロフォスファミド、クロランブシル、アザチオプリン又はメトトレキセートである、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
前記第二の医薬が初回曝露とともに投与される、請求項65ないし84の何れか一に記載の方法。
【請求項86】
前記第二の医薬が第二の曝露とともに投与されないか、又は初回曝露で用いたよりも少ない量で投与される、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
およそ2〜3グラムの前記CD20抗体が初回曝露として投与される、請求項35ないし86の何れか一に記載の方法。
【請求項88】
およそ1グラムの前記CD20抗体が初回曝露としておよそ3週間の間、隔週投与される、請求項87に記載の方法。
【請求項89】
前記第二の曝露が初回曝露からおよそ6か月目であり、およそ2グラムの量で投与される、請求項87又は88に記載の方法。
【請求項90】
前記第二の曝露が初回曝露からおよそ6か月目であり、およそ1グラムの抗体として投与されてからおよそ2週間後にさらにおよそ1グラムの抗体が投与される、請求項87ないし89の何れか一に記載の方法。
【請求項91】
およそ1グラムの前記CD20抗体が投与されておよそ2週間後に、初回曝露としてさらにおよそ1グラムの抗体が投与される、請求項87に記載の方法。
【請求項92】
前記の第二の曝露が初回曝露からおよそ6か月目であり、およそ2グラムの量で投与される、請求項91に記載の方法。
【請求項93】
前記第二の曝露が初回曝露からおよそ6か月目であり、およそ1グラムの抗体として投与されてからおよそ2週間後にさらにおよそ1グラムの抗体が投与される、請求項91又は92に記載の方法。
【請求項94】
抗マラリア剤が初回曝露の前又は初回曝露とともに被検体に投与される、請求項87ないし93の何れか一に記載の方法。
【請求項95】
さらに、被検体にステロイドを投与することを含む、請求項94に記載の方法。
【請求項96】
前記ステロイドが前記第二の曝露とともに投与されないか、又は第二の曝露とともに投与されるが初回曝露で用いられるよりも少ない量で投与される、請求項95に記載の方法。
【請求項97】
前記ステロイドが第三又は後に続く曝露とともに投与されない、請求項95又は96に記載の方法。
【請求項98】
前記被検体が以前にCD20抗体で治療されたことがない、請求項35ないし97の何れか一に記載の方法。
【請求項99】
前記抗体が完全な抗体である、請求項35ないし98の何れか一に記載の方法。
【請求項100】
前記抗体が他の分子とコンジュゲートされたものである、請求項35ないし99の何れか一に記載の方法。
【請求項101】
他の分子が細胞障害性剤である、請求項100に記載の方法。
【請求項102】
前記抗体が静脈内に投与される、請求項35ないし101の何れか一に記載の方法。
【請求項103】
前記抗体がそれぞれの抗体曝露のために静脈内に投与される、請求項102に記載の方法。
【請求項104】
前記抗体が皮下に投与される、請求項35ないし101の何れか一に記載の方法。
【請求項105】
前記抗体がそれぞれの抗体曝露のために皮下に投与される、請求項104に記載の方法。
【請求項106】
前記CD20抗体以外の他の医薬がシェーグレン症候群の治療のために被検体に投与されない、請求項35ないし105の何れか一に記載の方法。
【請求項107】
前記抗体がリツキシマブである、請求項35ないし106の何れか一に記載の方法。
【請求項108】
前記抗体が配列番号2及び8の可変ドメイン配列を含有するヒト化2H7である、請求項35ないし106の何れか一に記載の方法。
【請求項109】
前記抗体が配列番号23及び24の可変ドメイン配列を含有するヒト化2H7である、請求項35ないし106の何れか一に記載の方法。
【請求項110】
患者は、抗核抗体(ANA)、抗リウマチ因子(RF)抗体、シェーグレン関連抗原A又はB(SS-A又はSS-B)に対する抗体、セントロメアプロテインB(CENP B)又はセントロメアプロテインC(CENP C)に対する抗体、ICA69に対する自己抗体、又はこのような抗体のうちの2以上の組合せのレベルが亢進している、請求項35ないし109の何れか一に記載の方法。
【請求項111】
SS-A及びSS-Bに対する抗体が、抗Ro/SS-A抗体、抗La/SS-A抗体、抗La/SS-B抗体、又は抗Ro/SS-B抗体である、請求項110に記載の方法。
【請求項112】
シェーグレン症候群が二次的なシェーグレン症候群である、請求項35ないし111の何れか一に記載の方法。
【請求項113】
a.CD20抗体を具備する容器;および
b.被検体のシェーグレン症候群を治療するための指示書を有するパッケージ挿入物を具備してなる製造品であって、該指示書が、初回抗体曝露の後に第二抗体曝露を供給するために有効な抗体の被検体への投与量を示すものであり、該第二曝露は初回曝露からおよそ16から54週後までに供給されないものである、製造品。
【請求項114】
初回抗体曝露と第二抗体曝露のそれぞれが0.5から4グラムの量で供給される、請求項113に記載の製造品。
【請求項115】
それぞれの抗体曝露がおよそ1から4回の用量で被検体に供給される、請求項113又は114に記載の製造品。
【請求項116】
それぞれの抗体曝露が抗体の単回用量として又は2ないし3回の複数回用量として被検体に供給される、請求項113ないし115の何れか一に記載の製造品。
【請求項117】
前記CD20抗体が第一医薬である場合に、第二の医薬を具備する容器をさらに含み、さらに第二の医薬で被検体を治療するための指示書をパッケージ挿入物に有する、請求項113ないし116の何れか一に記載の製造品。
【請求項118】
前記第二の医薬が化学療法剤、免疫抑制剤、細胞障害性剤、インテグリンアンタゴニスト、サイトカインアンタゴニスト、又はホルモンである、請求項117に記載の製造品。
【請求項119】
前記第二の医薬が抗マラリア剤である、請求項117又は118に記載の製造品。
【請求項120】
さらに第三の医薬を具備する容器を含み、さらに第三の医薬で被検体を治療するための指示書をパッケージ挿入物に有する、請求項117ないし119の何れか一に記載の製造品。
【請求項121】
前記第三の医薬がステロイドである、請求項120に記載の製造品。

【図1A】
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【図1B】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2008−507555(P2008−507555A)
【公表日】平成20年3月13日(2008.3.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−522800(P2007−522800)
【出願日】平成17年7月21日(2005.7.21)
【国際出願番号】PCT/US2005/026027
【国際公開番号】WO2006/012508
【国際公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】