説明

シート排出装置及びこれを備えた画像形成装置

【課題】 設置面積を小さくすることができると共に操作性を向上させることのできるシート排出装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 シートSを挟持しながら排出する第1のシート排出手段191と、第1のシート排出手段191の下方に設けられ、シートSを挟持しながら排出する第2のシート排出手段192とのうち、どちらか一方の排出手段191,192によって排出されたシートを共通のシート積載収容手段20に積載収容する。そして、このシート積載収容手段20を第1のシート排出手段191及び第2のシート排出手段192よりも下方で、かつ第2のシート排出手段192の近傍に設けるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート排出装置及びこれを備えた画像形成装置に関し、特に画像が形成されたシートを排出するシート排出手段を複数備えたものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の種の画像形成装置においては、画像を形成した後のシートを装置本体外部に排出するシート排出装置を備えており、このようなシート排出装置としては、画像が形成されたシートを排出するシート排出手段を備え、このシート排出手段により排出されたシートをシート積載トレイ上に落下させて積載するようにしたものがある。
【0003】
ところで、このようなシート排出装置を備えた画像形成装置においては、例えば封筒や厚紙等のように厚い、或は剛性の高いシートに画像を形成する場合があり、このようなシートに画像した場合、シートを湾曲した排紙経路を通過させると、カールが生じる場合がある。そこで、このような厚い、或は剛性の高いシートを排出する際は、例えば通常のシートを排出するための湾曲した排紙経路の他、直線的な排紙経路を設け、この排紙経路からシートを排出するようにしている。
【0004】
ここで、このような画像形成装置に設けられるシート排出装置の一例として、排出するシートがカールを形成してしまうことを防ぐように構成された第1のシート排出手段と、第1のシート排出手段と異なる挟持状態によりシートを排出する第2のシート排出手段と、シートを第1のシート排出手段と第2のシート排出手段とのどちらに向けて搬送するかを選択する選択手段とを備えたものがある。
【0005】
そして、このようなシート排出装置においては、カール矯正が必要な通常のシートについては第1のシート排出手段によりカールを抑制しながら第1のシート積載トレイ上に排出し、カール矯正が不要な厚い、或は剛性の高いシートについては第2の排出手段によってスジ跡などが残ることなく第2のシート積載トレイ上に排出するようにすることにより、シートの厚みや材質に応じた排出を可能とし、安定したシート排出を行うようにしている(特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】特開平11−5660号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、このような従来のシート排出装置及びこれを備えた画像形成装置において、第1のシート積載トレイと、第2のシート積載トレイとを設けた場合、設置面積が広くなるばかりでなく、複数のシート積載トレイが上下方向に設置されることから、ユーザはそれぞれのシート積載トレイへのアクセスが必要になり、操作性が劣るという問題が生じていた。
【0008】
そこで、本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、設置面積を小さくすることができると共に操作性を向上させることのできるシート排出装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、シートを排出するシート排出装置において、前記シートのカールを防止するカール防止手段を備え、前記シートを排出する第1のシート排出手段と、前記第1のシート排出手段の下方に設けられ、前記シートを排出する第2のシート排出手段と、前記第1のシート排出手段及び前記第2のシート排出手段によって排出されたシートを積載して収容する共通のシート積載収容手段と、を備え、前記シート積載収容手段を前記第1のシート排出手段及び前記第2のシート排出手段よりも下方で、かつ前記第2のシート排出手段の近傍に設けたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、第1のシート排出手段又は第2のシート排出手段によって排出されたシートを共通のシート積載収容手段に積載収容するようにすることにより、設置面積を小さくすることができると共に、ユーザは常に同じシート積載収容手段へのアクセスで済むため操作性を向上することができる。さらに、このシート積載収容手段を第1のシート排出手段及び第2のシート排出手段よりも下方で、かつ第2のシート排出手段の近傍に設けるようにすることにより、積載枚数を確保することができると共に、シートを確実に積載することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0012】
図1は本発明の実施の形態に係るシート排出装置を備えた画像形成装置の構成を示す図である。なお、この画像形成装置は複写機モード、プリンタモード及びファクシミリモードを有している。
【0013】
図1において、50は画像形成装置、51は画像形成装置本体であり、この画像形成装置本体51の上部には、原稿の画像情報を読取るための走査光学系7及び画像読取手段8を備えた画像読取部1Aが配置されている。ここで、この画像読取部1Aは、複写機モードの場合には、走査光学系7を駆動し、原稿台6にセットされている不図示の原稿の画像を画像読取手段8により読み取ることにより、画像情報を取得するようにしている。
【0014】
また、この画像読取部1Aの下部には、画像読取部1Aにより取得した画像情報データに応じてシートSに画像を形成する画像形成部1Bが設けられており、この画像形成部1Bにはレーザスキャナ9、画像形成手段を構成する感光体ドラム5等が配置されている。なお、この画像形成部1Bは、プリンタモードまたはファクシミリモードの場合には、外部コンピュータや相手ファクシミリ装置から送られてきた画像情報データに応じてシートSに画像を形成するようになっている。
【0015】
また、この画像形成部1Bの下方にはシートSを収容するシートカセット2が配置されており、このシートカセット2に収納されたシートSはシート給送手段である給紙ローラ3により繰り出されるようになっている。
【0016】
そして、このような構成の画像形成装置50では、例えば複写機モードの場合には、まず原稿台6にセットした不図示の原稿を順次読取位置に給送し、この後、画像読取部1Aの走査光学系7を駆動することによって、この原稿の画像を画像読取手段8により読み取るようにしている。
【0017】
次に、このように原稿画像を読み取った後、レーザスキャナ9により、読取られた画像情報に基づいてレーザ光Lが射出され、このレーザ光Lによって反射ミラー10を介して、回転する感光体ドラム5の表面上を走査することにより、感光体ドラム5の表面に静電画像が形成される。さらにこの後、この静電画像に現像器からトナーを供給することにより、トナー画像が形成され、可視像化される。
【0018】
一方、このような感光体ドラム表面のトナー画像形成のタイミングに合わせ、シートSが給紙ローラ3によりシートカセット2から繰り出され、シート分離手段により一枚ずつ分離されながら給送される。そして、この後、レジストローラ対14により感光体ドラム5と、この感光体ドラム5に対向する転写帯電器15との間に搬送され、転写帯電器15へのバイアス印加によって感光体ドラム5に形成されたトナー画像がシートSに転写される。
【0019】
次に、このように画像が転写されたシートSは、定着装置16に搬送され、定着装置16内の定着ローラ16aと加圧ローラ16bとによって加熱及び加圧処理されてトナー画像がシートSに定着される。そして、この後、シートSは定着装置16のシート搬送方向下流側に設けられたシート排出装置17によりシート積載収納手段であるシート積載トレイ20に排出される。
【0020】
ところで、このシート排出装置17は、第1のシート排出手段を構成する第1の排出ローラ対191と、この第1の排出ローラ対191の下方に設けられると共に、第2のシート排出手段を構成する第2の排出ローラ対192を備えている。
【0021】
また、このシート排出装置17は、画像形成部1Bの下流に設けられ、画像が定着されたシートSを搬送すると共に、途中からシートSを第1の排出ローラ対191に搬送するための第1のシート排出搬送路221と、第2の排出ローラ対192に搬送するための第2のシート排出搬送路222とに分岐するシート排出搬送路22と、このシート排出搬送路22の第1のシート排出搬送路221と第2のシート排出搬送路222との分岐点に設けられ、画像が定着されたシートSを第1のシート排出搬送路221に向かわせる第1位置、又は第2のシート排出搬送路222に向かわせる第2位置に移動可能な切換手段24とを備えている。
【0022】
そして、本実施の形態においては、通常のシートSを排出する場合には、切換手段24を第1位置に切り換えるようにしており、このように切換手段24を切り換えることによりシートSは、この後、第1のシート排出ローラ対191により排出されてシート積載トレイ20に載置されるようになっている。
【0023】
ここで、第1のシート排出ローラ対191は、シート積載トレイ20との高さの差が大きくなるような位置に設置されており、このように高さの差が大きい場合には、排出するシートSの積載枚数を十分確保することができる。なお、第1のシート排出ローラ対191は、フランジ付きローラや櫛歯状のローラにより構成されており、これにより排出する際、シートS1を波打ち状とすることができる。
【0024】
そして、このようにフランジ付きローラや櫛歯状のローラにより構成されたカール防止手段によってシートSを波打ち状とすることにより、シートSに腰を付けることができ、これによりシート積載トレイ20に積載収納される際、シートSがカールするのを防止することができ、このように高い位置からシートSを排出する場合でも、シートSの積載性を向上させることができる。
【0025】
また、例えば製本用の表紙に利用されるような厚紙、封筒、特殊紙(例えばOHPシート)等の厚い、或は剛性の高いシートを排出する場合には、切換手段24を第2位置に切り換えるようにしており、これにより厚い、或は剛性の高いシートSは、この後、第2のシート排出ローラ対192により排出され、シート積載トレイ20に載置するようになっている。
【0026】
ここで、第2のシート排出ローラ対192は、シート積載トレイ20よりも高い位置に設置されているが、第1のシート排出ローラ対191よりも低い位置に設けられていることから、シート積載トレイ20との高さの差が小さい。そして、このように高さの差を小さくすることによって、シートSがシート積載トレイ20において、厚さや材質のばらつきにより積載に不具合が生じる厚い、或は剛性の高いシートであってもシート積載トレイ20に安定して積載することができ、シートSの積載性を向上させることができる。
【0027】
なお、本実施の形態においては、シート排出搬送路22の定着装置16から第1のシート排出搬送路221と第2のシート排出搬送路222との分岐点までの部分と、第2のシート排出搬送路222とを直線状の搬送路としており、これにより厚い、或は剛性の高いシートSを安定して搬送することができるようにしている。
【0028】
また、切換手段24の切り換えは、シートの厚みや材質等のシートの種類に応じて不図示の制御装置により行うようにしている。即ち、制御装置は、通常のシートSを排出する場合には、切換手段24を第1位置に移動させ、厚い、或は剛性の高いシートSを排出する場合には、切換手段24を第2位置に移動させるよう制御している。なお、このシートの種類に関する情報は、例えば不図示の操作部から入力されるようになっている。
【0029】
次に、このような構成のシート排出装置17におけるシート排出動作について説明する。
【0030】
まず、通常のシートを排出する場合について図2を用いて説明する。
【0031】
この場合、シートカセット2から給送された通常のシートS1は、既述したように、定着装置16を通過した後、制御装置により、図2に示す第1位置に切り換えられた切換手段24により第1のシート排出搬送路221に導かれた後、第1のシート排出ローラ対191から排出され、シート積載トレイ20に載置される。
【0032】
このとき、第1のシート排出ローラ対191はシート積載トレイ20よりも高い位置に設置されており、これにより排出するシートの積載枚数を十分確保することができる。またこのとき、第1のシート排出ローラ対191はフランジ付きローラや櫛歯状のローラ対により構成されているので、シート積載トレイ20に積載収納される際、カールが発生することはない。
【0033】
次に、厚紙、封筒や特殊紙等の厚い、或は剛性の高いシートS2を排出する場合について図3を用いて説明する。
【0034】
この場合、シートカセット2から給送されたシートS2は、既述したように定着装置16を通過した後、制御装置により図3に示す第2位置に切り換えられた切換手段24により、第2のシート排出ローラ対192に導かれた後、第2のシート排出ローラ対192から排出され、シート積載トレイ20に載置される。
【0035】
この場合、第2のシート排出ローラ対192とシート積載トレイ20との高さの差は小さくなっているので、厚さや材質にばらつきが有った場合でも、シートS2はシート積載トレイ20に安定して積載される。
【0036】
このように、第1のシート排出ローラ対191、又は第2のシート排出ローラ対192から排出されたシートを、一つの(共通の)シート積載トレイ20に積載収容することにより、複数のシート積載トレイを用いる場合に比べて設置面積を小さくすることができると共に、ユーザは常に同じシート積載トレイ20へのアクセスで済むため操作性が向上する。
【0037】
さらに、シート積載トレイ20を第1のシート排出ローラ対191及び第2のシート排出ローラ対192よりも下方で、かつ第2のシート排出ローラ対192との高さの差が小さい第2のシート排出ローラ対192の近傍に設けるようにすることにより、積載枚数を確保することができると共に、封筒や特殊紙等の厚い、或は剛性の高いシートを確実に積載することができる。
【0038】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0039】
図4は本実施の形態に係るシート排出装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。なお、図4において、図1と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0040】
図4において、23は、シート排出装置17の本体を形成する不図示のフレームに開閉可能に設けられているカバー部材である搬送カバーであり、この搬送カバー23は第1のシート搬送路221の一部底面を構成すると共に、下端部には切換手段24が固定されている。
【0041】
そして、図4に示すように、搬送カバー23が閉じられた状態では、切換手段24がシートS1を第1のシート排出ローラ対191へ搬送する第1位置に位置するようになっており、搬送カバー23が開いた状態では、図5に示すように切換手段24がシートSを第2のシート排出ローラ対192へ搬送する第2位置に移動するようになっている。
【0042】
ここで、この搬送カバー23はユーザが手動で開閉することができるようになっており、通常のシートを排出する場合には、この搬送カバー23を閉じることにより、図4に示すようにシートS1を第1のシート排出ローラ対191まで搬送し、この後、第1のシート排出ローラ対191によりシート積載トレイ20に排出することができる。
【0043】
また、封筒や特殊紙等の厚い、或は剛性の高いシートS2を排出する場合には、図5に示すように搬送カバー23を開くことにより、シートSを第2のシート排出ローラ対192まで搬送し、この後、第2のシート排出ローラ対192によりシート積載トレイ20に排出することができる。
【0044】
このように、シートの種類や状態に応じてユーザが開閉可能な搬送カバー22を選択的に開閉することにより、シートSを排出するシート排出ローラ対191,192を任意に選択することができ、これにより積載枚数を確保することができると共に、封筒や特殊紙等の厚い、或は剛性の高いシートを確実にシート積載トレイ20に積載することができる。
【0045】
ところで、これまでの説明においては、カールのし易さをシートの厚みや材質等のシートの種類によって判定しているが、温度、湿度等の環境条件によってはカールのし易さが異なる場合がある。即ち、温度、湿度が高い場合にはシートの水分量が増大し、シートの腰が弱くなってカールがし易くなり、逆に低温、低湿度の場合はシートの腰が強くなってカールがし難くなることから、環境条件によって切換手段24の切り換えを判定するようにしてもよい。
【0046】
そして、このように環境条件によって切換手段24の切り換えを判定することにより、積載枚数を確保することができると共に、封筒や特殊紙等の厚い、或は剛性の高いシートを確実に積載することができる。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシート排出装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図。
【図2】上記シート排出装置において通常のシートを第1のシート排出手段から排出するときの状態を示した図。
【図3】上記シート排出装置において厚い、或は剛性の高いシートを第2のシート排出手段から排出するときの状態を示した図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るシート排出装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図。
【図5】上記シート排出装置において厚い、或は剛性の高いシートを第2のシート排出手段から排出するときの状態を示した図。
【符号の説明】
【0048】
1A 画像読取部
1B 画像形成部
2 シートカセット
8 画像読取手段
16 定着装置
17 シート排出装置
20 シート排出積載トレイ
22 シート排出搬送路
23 搬送カバー
24 切換手段
50 画像形成装置
51 画像形成装置本体
221 第1のシート排出搬送路
222 第2のシート排出搬送路
191 第1のシート排出ローラ対
192 第2のシート排出ローラ対
S シート
S1 通常のシート
S2 厚い、或は剛性の高いシート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートを排出するシート排出装置において、
前記シートのカールを防止するカール防止手段を備え、前記シートを排出する第1のシート排出手段と、
前記第1のシート排出手段の下方に設けられ、前記シートを排出する第2のシート排出手段と、
前記第1のシート排出手段及び前記第2のシート排出手段によって排出されたシートを積載して収容する共通のシート積載収容手段と、
を備え、
前記シート積載収容手段を前記第1のシート排出手段及び前記第2のシート排出手段よりも下方で、かつ前記第2のシート排出手段の近傍に設けたことを特徴とするシート排出装置。
【請求項2】
前記カール防止手段は、前記第1のシート排紙手段を構成するフランジ付きローラ、又は櫛歯状のローラであることを特徴とする請求項1記載のシート排出装置。
【請求項3】
前記シートを排出すると共に、途中から該シートを前記第1のシート排出手段に搬送するための第1のシート排出搬送路と、前記第2のシート排出手段に搬送するための第2のシート排出搬送路とに分岐するシート排出搬送路を備え、
前記シート排出搬送路の前記第1のシート排出搬送路と前記第2のシート排出搬送路との分岐点までの部分と、前記第2のシート排出搬送路とを略直線状としたことを特徴とする請求項1又は2記載のシート排出装置。
【請求項4】
前記シート排出搬送路の分岐点に設けられ、前記シートを前記第1の排出搬送路に向かわせる位置と、前記第2の排出搬送路に向かわせる位置とに移動可能な切換手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート排出装置。
【請求項5】
前記シートの厚さ又は材質、環境条件に応じて前記切換手段の位置を切り換える制御手段を備えたことを特徴とする請求項4記載のシート排出装置。
【請求項6】
前記環境条件は、温度又は湿度であることを特徴とする請求項5記載のシート排出装置。
【請求項7】
シート排出装置本体に開放可能に設けられると共に、開放された際、前記切換手段を、前記シートを前記第1のシート排出搬送路に向かわせる位置から前記第2のシート排出搬送路に向かわせる位置に切り換えるカバー部材を備えたことを特徴とする請求項5記載のシート排出装置。
【請求項8】
前記カバー部材は、前記第1のシート排出搬送路を構成し、前記カバー部材を開放した際、前記第1のシート排出搬送路が開放されることを特徴とする請求項7記載のシート排出装置。
【請求項9】
シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成されたシートを装置本体外部に排出する前記請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート排出装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−117379(P2006−117379A)
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−307197(P2004−307197)
【出願日】平成16年10月21日(2004.10.21)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】