説明

スイッチ装置

【課題】 操作荷重による配線基板の破損を抑制しながら、装置の大型化を抑制可能とする。
【解決手段】 レバー3側に、レバー3の回動軸回りにレバー3と共に回動可能であり且つレバー3回動方向に傾斜した押圧斜面17及びレバー3回動方向に沿った押さえ面19を設け、ラバー・コンタクト21の押圧方向を前記レバー3回動軸に沿った方向に配置し且つラバー・コンタクト21を押圧動作させるためのプッシュ・ロッド29を押圧斜面17に対向させ、レバー3の回動操作により押圧斜面17がプッシュ・ロッド29に対し押圧移動してラバー・コンタクト21の可動接点を配線基板23の固定接点に押圧接触させ且つ押圧斜面17から押さえ面19による押圧へ移行可能であることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のステアリング・ホイールのコラムなどに取り付けられるパドル・スイッチ装置等として適用されるスイッチ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のパドル・スイッチとして例えば、図11〜図13に示すものがある。図11は、パドル・スイッチが取り付けられたステアリング・ホイールの正面図、図12は、図11のXII−XII線矢視断面図、図13は、図11のXII−XII線矢視における操作状態の断面図である。
【0003】
図11,図12のように、ステアリング・ホイール101のコラム103の左側に、シフト・アップ・スイッチ装置105が設けられ、同右側にはシフト・ダウン・スイッチ装置107が設けられている。
【0004】
前記シフト・アップ・スイッチ装置105は、操作体109を備え、操作体109は、コラム103の根元に設けられた保持部111に揺動可能に支持されている。シフト・ダウン・スイッチ装置107は、操作体113を備え、操作体113は、コラム103の根元に設けられた保持部115に揺動可能に支持されている。
【0005】
前記保持部111は、ケ−ス117を備え、ケース117内に操作体109の一端側が挿入されている。ケース117の裏側において、配線基板119が設けられている。配線基板119にラバー・コンタクト121が配置され、前記操作体109に対向している。
【0006】
前記シフト・アップ・スイッチ装置105において、操作者がシフト・アップするには、操作体109のパドル部123に指を掛けるなどして手前側に引く。この操作により、操作体109が回動軸125を回動中心として回動し、押圧部127がラバー・コンタクト121を押圧する。この押圧により、ラバー・コンタクト121が弾性変形し、ラバー・コンタクト121の裏面に設けられた可動接点129が配線基板119の固定接点131に接触する。この接触によりスイッチ・オン状態となりシフト・アップ動作を行わせることができる。
【0007】
しかし、かかる構造では、操作体109の回動操作方向とラバー・コンタクト121の押圧方向とが一致しているため、操作荷重がそのまま配線基板119に伝達され、操作荷重の増大により配線基板119破損の恐れがある。このような配線基板119の破損を抑制するためには、別途ストッパ等が必要となり、装置の大型化を招く恐れがある。
【0008】
【特許文献1】特開2004−349209号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
解決しようとする問題点は、操作荷重により配線基板の破損を抑制するには別途ストッパ等が必要となり、装置の大型化を招く恐れがある点である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、操作荷重による配線基板の破損を抑制しながら、装置の大型化を抑制可能とするため、レバー側に、レバーの回動軸回りにレバーと共に回動可能であり且つレバー回動方向に傾斜した押圧斜面及びレバー回動方向に沿った押さえ面を設け、ラバー・コンタクトの押圧方向を前記レバー回動軸に沿った方向に配置し且つラバー・コンタクトを押圧動作させるための押圧受け部を押圧斜面に対向させ、レバーの回動操作により押圧斜面が押圧受け部に対し押圧移動してラバー・コンタクトを配線基板に押圧接触させ且つ押圧斜面から押さえ面による押圧へ移行可能であることを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明のスイッチ装置は、レバー側に、レバーの回動軸回りにレバーと共に回動可能であり且つレバー回動方向に傾斜した押圧斜面及びレバー回動方向に沿った押さえ面を設け、ラバー・コンタクトの押圧方向を前記レバー回動軸に沿った方向に配置し且つラバー・コンタクトを押圧動作させるための押圧受け部を押圧斜面に対向させ、レバーの回動操作により押圧斜面が押圧受け部に対し押圧移動してラバー・コンタクトを配線基板に押圧接触させ且つ押圧斜面から押さえ面による押圧へ移行可能であるため、レバーの回動操作により押さえ面が押圧受け部を押さえたときには、ラバー・コンタクトに作用する押圧力の増大が抑制され、配線基板へ作用する操作力の増大が押さえられる。このため、配線基板へ作用する操作力が必要以上に増大せず、配線基板を保護することができる。
【0012】
また、押さえ面により操作力の増大を抑制するから、特別なストッパを設ける必要がなく、ストッパ設置のスペースによる装置の大型化を抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
操作荷重による配線基板の破損を抑制しながら、装置の大型化を抑制可能にするという目的を、レバーに対するラバー・コンタクトの配置方向を変えることで実現した。
【実施例1】
【0014】
[パドル・スイッチ装置の構造]
図1〜図7は、本発明の実施例1に係るスイッチ装置を適用したパドル・スイッチ装置の一部を断面にした平面図、図2は、パドル・スイッチ装置の側面図、図3は、軸支持を示す要部正面図、図4は、パドル・スイッチ装置の要部側面図、図5は、パドル・スイッチ装置の一部を断面にした要部平面図、図6,図7は、操作状態を示す要部側面図,要部平面図である。
【0015】
図1〜図3のように、パドル・スイッチ装置1は、例えば、図11と同様に自動車のステアリング・ホイールのコラムに取り付けられている。このパドル・スイッチ装置1は、単体で配置することもできるが、図11と同様に、ステアリング・ホイールの左右両側に配置されている。また、パドル・スイッチ装置は、種種の機能を付与することができ、本実施例では、図11と同様に、左側のパドル・スイッチ装置1をシフト・アップ・スイッチ装置とし、同右側のパドル・スイッチ装置をシフト・ダウン・スイッチ装置としている。
【0016】
シフト・アップ・スイッチ装置を構成するパドル・スイッチ装置1及びシフト・ダウン・スイッチ装置を構成するシフト・ダウン・スイッチ装置は、共に同様の構造を有しており、本実施例の説明は、左側のパドル・スイッチ装置1について行う。
【0017】
図1〜図3のように、前記パドル・スイッチ装置1は、レバー3を備えている。
レバー3の一側には、ステアリング・ホイールの湾曲に沿って延びる操作部としてパドル部5が設けられている。このパドル部5は、運転者がステアリング・ホイールを握って操舵したときでも、その握り位置を変えることなく操舵位置で指を掛けるなどしてレバー3を引き上げ操作できるようにしている。
【0018】
前記レバー3には、軸7によりスイッチ・ケース9に回動支持され、軸回りに回動操作可能となっている。スイッチ・ケース9は、ステアリング・ホイールのコラムに支持されている。
【0019】
前記レバー3は、前記軸7の他側にアーム部11が備えられている。アーム部11には、ガイド体13が取り付けられている。ガイド体13は、アーム部11において軸7の軸心に直交する面15に取り付けられている。ガイド体13には、押圧斜面17及び押さえ面19が設けられている。従って、押圧斜面17及び押さえ面19は、前記アーム部11側に設けられた構成となっている。
【0020】
前記押圧斜面17は、レバー3回動方向に傾斜し、レバー3の回動軸回りにレバー3と共に回動可能となっている。前記押さえ面19は、レバー回動方向に平行に沿っており、レバー3の回動軸回りにレバー3と共に回動可能となっている。 前記スイッチ・ケース9内には、ラバー・コンタクト21及び配線基板23を収容したベース25が備えられている。
【0021】
前記ラバー・コンタクト21は、前記配線基板23を備えたベース25の収容部27内に配置されている。このラバー・コンタクト21は、前記レバー3の回動操作により押圧受け部としてのプッシュ・ロッド29を介して押圧されるものである。ラバー・コンタクト21の押圧方向は、軸7の軸心方向であり、前記レバー3回動軸に沿った方向に配置された構成となっている。ラバー・コンタクト21には、周壁部30が設けられている。
【0022】
前記ベース25には、収容部27からアーム部11側へ貫通する貫通部31が設けられ、この貫通部31をプッシュ・ロッド29が貫通して配置され一側先端の球状の頭部33が前記押圧斜面17に対向し、当接している。プッシュ・ロッド29の他側には、収容部27の内径よりも僅かに小さな直径のフランジ35が設けられ、該他側がラバー・コンタクト21に対向し、当接している。
【0023】
前記収容部27内には、凹部27aが周回状に形成され、前記ラバー・コンタクト21の周壁部30が嵌合し、収容部27側の凹部27a内面に密接又は僅かな隙間で対向して前記貫通部31及び配線基板23間を閉止している。
[スイッチ動作]
前記レバー3のパドル部5に指を掛けるなどしてレバー3を軸7回りに回動操作すると、図4の状態から図6の状態へアーム部11が一体に軸7回りに回動する。この回動によりガイド体13の押圧斜面17がプッシュ・ロッド29に対して相対的に移動し、押圧斜面17がプッシュ・ロッド29の頭部33を斜面の傾斜に応じて押圧する。この押圧により、プッシュ・ロッド29が軸7の軸心に沿った方向でベース25内へ押し込まれ、ラバー・コンタクト21を押圧動作する。
【0024】
この押圧動作により、ラバー・コンタクト21が図5の状態から図7の状態へ押圧され、ラバー・コンタクト21の可動接点が配線基板23の固定接点に当接して接触し、この接触によりスイッチ・オン状態となりシフト・アップ動作を行わせることができる。
【0025】
この操作時に、ガイド体13の押圧斜面17が押圧移動したのちプッシュ・ロッド29の頭部33を過ぎると押さえ面19が頭部33を押さえるからラバー・コンタクト21の配線基板23に対する押圧力の増大を規制する。
【0026】
前記レバー3のパドル部5から指等を離して操作を止めると、レバー3がリターン・スプリングの付勢力により図6の回動位置から図4の操作前位置へ戻り、アーム部11と共にガイド体13が元の位置へ戻る。従って、プッシュ・ロッド29の頭部33に対し押さえ面19が外れ、押圧斜面17の操作前の位置が頭部33に対向する。
【0027】
この動作により、ラバー・コンタクト21は、自らの弾性により復帰し、図5のように配線基板23から離れる。
【0028】
前記周壁部30は、凹部27a内において収容部27側の内面に密接し又は僅かな隙間で対向するから、貫通部31及び配線基板23間を閉止する。
[実施例1の効果]
本実施例のパドル・スイッチ装置1は、レバー3側に、レバー3の回動軸回りにレバー3と共に回動可能であり且つレバー3回動方向に傾斜した押圧斜面17及びレバー3回動方向に沿った押さえ面19を設け、ラバー・コンタクト21の押圧方向を前記レバー3回動軸に沿った方向に配置し且つラバー・コンタクト21を押圧動作させるためのプッシュ・ロッド29を押圧斜面17に対向させ、レバー3の回動操作により押圧斜面17がプッシュ・ロッド29に対し押圧移動してラバー・コンタクト21の可動接点を配線基板23の固定接点に押圧接触させ且つ押圧斜面17から押さえ面19による押圧へ移行可能であるため、レバー3の回動操作により押さえ面19がプッシュ・ロッド29の頭部33を押さえたときには、ラバー・コンタクト21に作用する押圧力の増大が抑制され、配線基板23に作用する操作力の増大を押さえることができる。このため、配線基板23を操作力の増大から保護することができる。
【0029】
また、押さえ面19により操作力の増大を抑制するから、特別なストッパを設ける必要がなく、ストッパ設置のスペースによる装置の大型化を抑制することができる。
【0030】
前記レバー3は、前記軸7の一側に備えられたパドル部5と同他側に備えられたアーム部11とを備え、前記押圧斜面17は、前記アーム部11に設けられたため、アーム部11の長さ等の設定によりラバー・コンタクト21との配置関係を自由に確保することができる。
【0031】
前記プッシュ・ロッド29の頭部33は、球状であるため、押圧斜面17による押圧力伝達を円滑に行わせることができる。
【0032】
前記ラバー・コンタクト21は、前記配線基板23を備えたベース25の収容部27内に配置され、前記プッシュ・ロッド29は、前記ベース25の貫通部31を貫通して配置され一側が前記押圧斜面17に対向すると共に他側がラバー・コンタクト21に対向し、前記ラバー・コンタクト21に、前記収容部27側の内面に密接又は僅かな隙間で周回状に対向して前記貫通部31及び配線基板23間を閉止する周壁部30を設けたため、収容部27内面及び周壁部30間で貫通部31から侵入した埃等が配線基板23側に移動するのを抑制し、可動接点及び固定接点に埃が付着するのを押さえて正確な動作を維持することができる。
【実施例2】
【0033】
図8は、実施例2に係るパドル・スイッチ装置の要部断面図である。なお、実施例1と同一又は対応する構成部分には、同符号又は同符号にAを付して説明する。
【0034】
図8は、貫通部31と配線基板23との間の防塵構造を変更したものである。本実施例では、凹部27aAの高さを拡大し、周壁部30Aの高さを凹部27aAに合わせて拡大した。
【0035】
従って、本実施例では、周壁部30Aが凹部27aAの内面に密接又は僅かな隙間で対向する幅が増大し、貫通部31及び配線基板23間を閉止することによる防塵機能を寄り高めることができる。
【実施例3】
【0036】
図9は、実施例3に係るパドル・スイッチ装置の要部断面図である。なお、実施例1と同一又は対応する構成部分には、同符号又は同符号にBを付して説明する。
【0037】
図9は、実施例2と同様に貫通部31と配線基板23との間の防塵構造を変更したものである。本実施例では、プッシュ・ロッド29のフランジ35Bに周壁部3OBを設け、周壁部30Bを、収容部27Bの内面に密接又は僅かな隙間で対向させている。周壁部30Bの高さは、実施例1に比較して高くしている。
【0038】
従って、周壁部30Bが収容部27Bの内面に密接又は僅かな隙間で対向する幅が増大し、貫通部31及び配線基板23間を閉止することによる防塵機能を寄り高めることができる。
【実施例4】
【0039】
図10は、実施例4に係り、スイッチ装置を適用したパドル・スイッチ装置1Cの一部を断面にした平面図である。なお、実施例1と同一又は対応する構成部分には、同符号又は同符号にCを付して説明する。
【0040】
本実施例では、押圧受け部をプッシュ・ボール(スチール・ボール)29Cとした。ラバー・コンタクト21Cの先端側21Caは、貫通部31C内に嵌入した構造であり、先端の球状凹部21Cbによりプッシュ・ボール29Cを受けている。
【0041】
従って、プッシュ・ボール29Cが押圧斜面17に押圧され、押さえ面19により押さえられる。プッシュ・ボール29Cが押圧斜面17から押さえ面19へ移行し、また逆に戻るときは、球状凹部21Cb内でプッシュ・ボール29Cが回転することができる。プッシュ・ボール29Cの押圧によりラバー・コンタクト21Cが前記同様に動作して、スイッチ・オン状態となる。
【0042】
こうして、本実施例でも、実施例1と同様な効果を奏することができる。また、本実施例では、プッシュ・ボール29Cの回転により、押圧斜面17から押さえ面19へ移行し、また逆に戻る作用を円滑に行わせることができる。
[その他]
前記押圧受け部は、ラバー・コンタクトと一体に形成することもできる。
【0043】
前記押圧斜面17及び押さえ面19をアーム部11に一体に設けることもできる。
【0044】
前記アーム部11を設けずに、レバー3に押圧斜面17及び押さえ面19を設けることもできる。この場合、押圧斜面17及び押さえ面19をガイド体に設けてレバー3に取り付け、或いはレバー3に押圧斜面17及び押さえ面19を一体に設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】パドル・スイッチ装置の一部を断面にした平面図である(実施例1)。
【図2】パドル・スイッチ装置の側面図である(実施例1)。
【図3】軸支持を示す要部正面図である(実施例1)。
【図4】パドル・スイッチ装置の要部側面図である(実施例1)。
【図5】パドル・スイッチ装置の一部を断面にした要部平面図である(実施例1)。
【図6】操作状態を示す要部側面図である(実施例1)。
【図7】操作状態を示す要部平面図である(実施例1)。
【図8】パドル・スイッチ装置の要部断面図である(実施例2)。
【図9】パドル・スイッチ装置の要部断面図である(実施例3)。
【図10】パドル・スイッチ装置の一部を断面にした要部平面図である(実施例4)
【図11】パドル・スイッチが取り付けられたステアリング・ホイールの正面図である(従来例)。
【図12】図11のXII−XII線矢視断面図である(従来例)。
【図13】図11のXII−XII線矢視における操作状態の断面図である(従来例)。
【符号の説明】
【0046】
1,1C パドル・スイッチ装置(スイッチ装置)
3 レバー
5 パドル部(操作部)
7 軸
11 アーム部
13 接点アーム
17 押圧斜面
19 押さえ面
21,21A,21B,21C ラバー・コンタクト
23 配線基板
27,27A,27B,27C 収容部
29 プッシュ・ロッド(押圧受け部)
29C プッシュ・ボール(押圧受け部)
31,31C 貫通部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回動操作可能に軸回りに回動支持されたレバーと、
前記レバーの回動操作により押圧されるラバー・コンタクトと、
前記ラバー・コンタクトが押圧接触する配線基板とを備えたスイッチ装置であって、
前記レバー側に、レバーの回動軸回りにレバーと共に回動可能であり且つレバー回動方向に傾斜した押圧斜面及びレバー回動方向に沿った押さえ面を設け、
前記ラバー・コンタクトの押圧方向を前記レバー回動軸に沿った方向に配置し且つラバー・コンタクトを押圧動作させるための押圧受け部を前記押圧斜面に対向させ、
前記レバーの回動操作により前記押圧斜面が前記押圧受け部に対し押圧移動して前記ラバー・コンタクトを前記配線基板に押圧接触させ且つ前記押圧斜面から押さえ面による押圧へ移行可能である
ことを特徴とするスイッチ装置。
【請求項2】
請求項1記載のスイッチ装置であって、
前記レバーは、前記軸の一側に備えられた操作部と同他側に備えられたアーム部とを備え、
前記押圧斜面及び押さえ面は、前記アーム部側に設けられた
ことを特徴とするスイッチ装置。
【請求項3】
請求項1又は2記載のスイッチ装置であって、
前記押圧受け部は、前記押圧斜面に押圧されるプッシュ・ロッド又はプッシュ・ボールである
ことを特徴とするスイッチ装置。
【請求項4】
請求項1〜3の何れかに記載のスイッチ装置であって、
前記ラバー・コンタクトは、前記配線基板を備えたベースの収容部内に配置され、
前記押圧受け部は、前記ベースの貫通部を貫通して配置され一側が前記押圧斜面に対向すると共に他側がラバー・コンタクトに対向し、
前記ラバー・コンタクト又は前記押圧受け部に、前記収容部側の内面に周回状に密接又は僅かな隙間で対向して前記貫通部及び配線基板間を閉止する周壁部を設けた
ことを特徴とするスイッチ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2007−200634(P2007−200634A)
【公開日】平成19年8月9日(2007.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−15887(P2006−15887)
【出願日】平成18年1月25日(2006.1.25)
【出願人】(390001236)ナイルス株式会社 (136)
【Fターム(参考)】