説明

スイッチ装置

【課題】押圧接触用の可動接点部とその固定接点部との間のグリスによる接触不良発生を防止することができるスイッチ装置を提供する。
【解決手段】押圧接触用の固定接点部11A〜11Cを内蔵し、押圧接触用の固定接点部11A〜11Cと共にスイッチ回路を形成する摺動接触用の固定接点部21A〜23Aを有する装置本体1と、装置本体1に保持され、それぞれが操作ノブ30,60を有するプッシュスイッチ3,ロータリスイッチ6とを備え、プッシュスイッチ3は、押圧接触用の固定接点部11Aに対応する押圧接触用の可動接点部315を有し、ロータリスイッチ6は、摺動接触用の固定接点部21A〜23Aに対応する摺動接触用の可動接点部150A〜150Cを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチ装置に関し、特に押圧操作型のスイッチ及び摺動操作型のスイッチを備えたスイッチ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のスイッチ装置として、表示パネルを有するケースと、このケースの表示パネル上に露出する操作ノブを有する複数種のスイッチとを備えたものがある(特許文献)。
【0003】
ケースは、前述した表示パネルがスイッチ操作側に配置され、内部に複数種のスイッチ及び制御部を搭載する回路基板が収容されている。
【0004】
複数種のスイッチは、プッシュスイッチ及びロータリスイッチ等からなり、それぞれが操作可能に回路基板上に保持され、かつスイッチ回路及び制御部を介して駆動部に接続されている。そして、プッシュスイッチはその操作ノブの押圧操作によって、またロータリスイッチはその操作ノブの回動操作によってそれぞれ切り換えが行われる。
【0005】
以上の構成において、操作者が所望の駆動部にその機能を実行させるには、プッシュスイッチの操作ノブ又はロータリスイッチの操作ノブを手動で押圧操作又は回動操作する。この場合、プッシュスイッチの操作ノブ又はロータリスイッチの操作ノブが押圧操作又は回動操作されると、各種の操作ノブに対応するスイッチの切り換えが行われ、このスイッチから切り換え信号が制御部に出力される。制御部は、入力した切り換え信号に基づいて各種の駆動部に駆動信号を出力する。駆動部は、制御部からの駆動信号を入力してその機能を実行する。
【0006】
ところで、この種のスイッチ装置においては、プッシュスイッチ及びロータリスイッチにそれぞれ押圧接触用の可動接点部と摺動接触用の可動接点部が設けられ、また回路基板上に押圧接触用の可動接点部及び摺動接触用の可動接点部にそれぞれ対応する押圧接触用の固定接点部と摺動接触用の固定接点部が設けられている。このうちロータリスイッチの可動接点部に対応する固定接点部には、操作ノブの良好な回動操作(可動接点部の摺動)性を確保するためのグリスが通常塗布されている。
【特許文献1】特開平10−197035号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来のスイッチ装置によると、プッシュスイッチ(押圧接触用の可動接点部)に対応する固定接点部、及びロータリスイッチ(摺動接触用の可動接点部)に対応する固定接点部が共通の回路基板に設けられているため、グリス塗布後に振動等の作用によってグリスの一部が回路基板上を移動して摺動接触用の固定接点部から押圧接触用の固定接点部に到達し、この押圧接触用の固定接点部と押圧接触用の可動接点部との間にグリスが介在して接触不良を起こす虞があった。
【0008】
従って、本発明の目的は、押圧接触用の可動接点部に対応する固定接点部へのグリスの到達を阻止することができ、もって押圧接触用の固定接点部と押圧接触用の可動接点部との間のグリスによる接触不良発生を防止することができるスイッチ装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記目的を達成するために、押圧接触用の固定接点部を内蔵し、前記押圧接触用の固定接点部と共に回路を形成する摺動接触用の固定接点部を有する装置本体と、前記装置本体に保持され、それぞれが操作ノブを有する少なくとも1対のスイッチとを備え、前記少なくとも1対のスイッチのうち一方のスイッチは、前記押圧接触用の固定接点部に対応する押圧接触用の可動接点部を有する押圧操作型のスイッチからなり、他方のスイッチは、前記摺動接触用の固定接点部に対応する摺動接触用の可動接点部を有する摺動操作型のスイッチからなることを特徴とするスイッチ装置を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、押圧接触用の固定接点部へのグリスの到達を阻止することができ、押圧接触用の固定接点部と押圧接触用の可動接点部との間のグリスによる接触不良発生を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るスイッチ装置の全体を説明するために示す平面図である。図2は、本発明の実施の形態に係るスイッチ装置の全体を説明するために示す断面図である。図3は、本発明の実施の形態に係るスイッチ装置の全体を説明するために示す分解斜視図である。
【0012】
〔スイッチ装置の全体構成〕
図1〜図3において、符号1で示すスイッチ装置は、装置本体2と、押圧操作型スイッチとしてのプッシュスイッチ3〜5と、摺動操作型スイッチとしてのロータリスイッチ6,7(シーソースイッチ8)とから大略構成されている。
【0013】
(装置本体2の構成)
装置本体2は、図2に示すように、ケース底面部を形成するベース2A、このベース2Aに対向してケース天井部を形成するスイッチパネル2B、及びこのスイッチパネル2Bとベース2Aとの間に介在する中間筒2Cからなり、全体が例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂等のプラスチック(絶縁)材料からなる密閉ケースによって形成されている。
【0014】
ベース2Aは、車両用ECU(Electronic Control Unit)に接続するためのコネクタ20Aを有し、ベース内面にロータリスイッチ6,7及びシーソー(摺動操作型)スイッチ8と共に回路基板9を保持し得るように構成されている。ベース2Aには、コネクタ20Aに回路基板9のスイッチ回路(図示せず)を介して接続する摺動接触用の固定接点部21A〜23Aが設けられている。なお、固定接点部21A〜23Aは、ベース2上の導電部(図示せず)を介してコネクタ20A(端子)に接続することもできる。
【0015】
スイッチパネル2Bは、プッシュスイッチ3〜5、ロータリスイッチ6,7及びシーソースイッチ8の各操作ノブ(後述)を挿通するノブ挿通孔20B〜25Bを有し、中間筒2Cに装着されている。
【0016】
中間筒2Cは、回路基板9を収容する内部空間20Cを有し、ベース2Aに装着されている。中間筒2C内には、回路基板9にハウジング・端子からなるコネクタ10A,10Bを介して接続する回路基板11を保持する保持壁21Cが設けられている。保持壁21Cには、ベース側とスイッチパネル側とに開口するシャフト挿通孔210C、スイッチパネル側に開口する係止凹部211C、及びベース側に開口する凹孔212Cが設けられている。凹孔212Cには、ロータリスイッチ6,7のノブホルダ(後述)をベース2Aに圧接する押圧ピン12が進退可能に保持されている。押圧ピン12は、スプリング13によってベース側への弾撥力が常時付与されている。回路基板11には、押圧接触用の固定接点部11A〜11Cが設けられている。
【0017】
(プッシュスイッチ3〜5の構成)
プッシュスイッチ3〜5は略同一の構成である(ラバーシートとスイッチ機能子とを連結する連結部の厚さが異なる)ため、例えばプッシュスイッチ3のみの構成について説明し、プッシュスイッチ4,5の構成についての説明は省略する。
【0018】
プッシュスイッチ3は、図2に示すように、操作ノブ30及びラバーシート31からなり、装置本体2(中間筒2C)に回路基板11を介して進退可能に保持されている。そして、第1又は第2切り換え状態に切り換えるように構成されている。
【0019】
操作ノブ30は、外部に露呈するプッシュ操作面300、及びラバーシート31(後述するスイッチ機能子311)にプッシュ操作力を伝達するプッシュ操作力伝達面301を有し、スイッチ機能子311上に載置され、かつノブ挿通孔20B内に挿通されている。そして、プッシュ操作によってプッシュ方向に、またプッシュ操作解除によってプッシュ方向と反対の方向にそれぞれ変位するように構成されている。
【0020】
ラバーシート31は、シート本体310及びスイッチ機能子311を有し、操作ノブ30の下方に配置されている。そして、全体が例えばシリコーンなど軟質の絶縁性ゴムからなるプラスチック材料によって形成されている。
【0021】
シート本体310は、ノブ挿通孔20Bの軸線に沿って開口する平面円形状の貫通孔312を有し、回路基板11の操作ノブ側面(上面)に配設されている。
【0022】
スイッチ機能子311は、プッシュ操作力伝達面301に対応するプッシュ操作力受面313を有し、シート本体310における貫通孔312の上側開口周縁にスカート状の連結部(薄肉部)314を介して一体に設けられている。そして、操作ノブ30のプッシュ操作による連結部314の弾性変形によって第1切り換え状態となる位置に変位し、そのプッシュ操作解除による連結部314の弾性変形によって第2切り換え状態となる位置(初期位置)に復帰するように構成されている。スイッチ機能子311の下方端面(プッシュ操作力受面313と反対側の面)には、押圧接触用の固定接点部11Aに対応する導電性ゴムからなる押圧接触用の可動接点部315が配設されている。
【0023】
(ロータリスイッチ6,7の構成)
ロータリスイッチ6,7は略同一の構成であるため、例えばロータリスイッチ6のみの構成について説明し、ロータリスイッチ7の構成についての説明は省略する。
【0024】
ロータリスイッチ6は、図2に示すように、操作ノブ60及びノブホルダ61からなり、装置本体2(ベース2A及び中間筒2C)に回転(摺動)可能に保持されている。そして、第1,第2又は第3切り換え状態に切り換えるように構成されている。
【0025】
操作ノブ60は、外部に露呈する回転操作部600、及びノブホルダ61に回転操作力を伝達する回転操作力伝達部601を有し、ノブ挿通孔23Bに回転可能に挿通され、かつノブホルダ61に位置決めされている。そして、回転操作によって正逆方向(時計回り又は反時計回り)に回動するように構成されている。操作ノブ60(回転操作部600)の外周面とノブ挿通孔23Bの内周面との間には、回路基板11を挿通して係止凹部211Cに挿入する係止凸部140を有するシール部材14が介装されている。
【0026】
ノブホルダ61は、シャフト挿通孔210Cに摺動可能に挿通され、かつベース2Aの内面(固定接点部側面)に摺動可能に保持されている。ノブホルダ61の操作ノブ側端部には、操作ノブ60の回転操作力伝達部601から回転操作力を受ける回転操作力受部610が設けられている。ノブホルダ61の操作ノブ側端部と反対側の端部には、押圧ピン12による押圧力を受ける押圧力受部150、及び固定接点部21A〜23Aのうち固定接点部23Aを摺動可能な移動規制部151を有する鉤形状の突起15が一体に設けられている。押圧力受部150には、摺動接触用の固定接点部21A〜23Aにそれぞれ対応する導電接触片からなる摺動接触用の可動接点部150A〜150Cが設けられている。移動規制部151は、押圧力受部150に一体に設けられ、かつ固定接点部21Aに摺動可能に保持されている。
【0027】
〔スイッチ装置1の動作〕
本実施の形態に係るスイッチ装置の動作は「プッシュ操作」及び「摺動(回転)操作」からなるため、「プッシュ操作」についてはプッシュスイッチ3を、また「摺動(回転)操作」についてはロータリスイッチ6をそれぞれ用いて説明する。
【0028】
「プッシュ操作」
先ず、プッシュスイッチ3の第1切り換え状態から操作ノブ30のプッシュ操作面300(片側部)が操作者の手指によってプッシュ操作されると、操作ノブ30が下方(スイッチ機能子311の可動接点部315が回路基板11の固定接点部11Aに接近する方向)に移動してスイッチ機能子311を押圧し、これに伴い連結部314が屈曲した状態に弾性変形し、スイッチ機能子311が下方に移動して可動接点部315が固定接点部11Aに接触する。このため、可動接点部315と固定接点部11Aとが導通し、プッシュスイッチ3が第2切り換え状態となる。
【0029】
次に、プッシュスイッチ3の第2切り換え状態から操作ノブ30のプッシュ操作面300に対する操作者の手指によるプッシュ操作が解除されると、操作ノブ30によるスイッチ機能子311に対する押圧状態が解除され、これに伴い連結部314が伸張した状態(初期状態)に弾性変形(復帰)し、スイッチ機能子311が上方(スイッチ機能子311の可動接点部315が回路基板11の固定接点部11Aから離間する方向)に移動して固定接点部11Aから離間する。このため、可動接点部315と固定接点部11Aとの導通が解除され、プッシュスイッチ3が第1切り換え状態となる。
【0030】
「摺動(回転)操作」
先ず、ロータリスイッチ6の第1切り換え(中立)状態から操作ノブ60(回転操作部600)が操作者の手指によって時計回り又は反時計回りに摺動(回転)操作されると、操作ノブ60の回転力がノブホルダ61に伝達され、これに伴い可動接点部150A〜150Cが弾性変形した状態でベース2A上を摺動して固定接点部(第2又は第3切り換え状態に対応する固定接点部)21A〜23Aに接触する。このため、可動接点部150A〜150Cと固定接点部21A〜23Aとが導通し、ロータリスイッチ6が第2又は第3切り換え状態となる。
【0031】
次に、ロータリスイッチ6の第2又は第3切り換え状態から操作ノブ60(回転操作部600)が操作者の手指によって反時計回り又は時計回りに摺動(回転)操作されると、操作ノブ60の回転力がノブホルダ61に伝達され、これに伴い可動接点部150A〜150Cが弾性変形した状態でベース2A上を摺動して固定接点部(第2又は第3切り換え状態に対応する固定接点部)21A〜23Aから離間し、第1切り換え状態に対応する固定接点部に接触する。このため、可動接点部150A〜150Cと固定接点部(第2又は第3切り換え状態に対応する固定接点部)21A〜23Aとの導通が解除され、可動接点部150A〜150Cと第1切り換え状態に対応する固定接点部とが導通し、ロータリスイッチ6が第1切り換え(中立)状態となる。
【0032】
このようにして、各種の操作ノブ30,60に対応するプッシュスイッチ3,ロータリスイッチ6の切り換えが行われ、これらプッシュスイッチ3,ロータリスイッチ6から切り換え信号がスイッチ回路(コネクタ20A)を介して車両用ECUに出力される。車両用ECUは、入力した切り換え信号に基づいて各種の駆動部に駆動信号を出力する。駆動部は、車両用ECUからの駆動信号を入力してその機能を実行する。
【0033】
[実施の形態の効果]
以上説明した実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
【0034】
(1)押圧接触用の固定接点部11Aが回路基板11に、また摺動接触用の固定接点部21A〜23Aがベース2Aにそれぞれ設けられているため、グリス塗布後に振動等の作用によって摺動接触用の固定接点部21A〜23Aから押圧接触用の固定接点部11Aへのグリスの到達を阻止することができ、その固定接点部11Aと押圧接触用の可動接点部315との間のグリスによる接触不良発生を防止することができる。
【0035】
(2)ベース2Aにコネクタ20Aを有するため、車両用ECUに接続するための専用コネクタが不要になり、コストの低廉化を図ることができる。
【0036】
以上、本発明のスイッチ装置を上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば次に示すような変形も可能である。
【0037】
(1)本実施の形態では、摺動操作型のスイッチとしてロータリスイッチ6,7(シーソースイッチ8)である場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、スライドスイッチであっても本実施の形態と同様の効果を奏する。
【0038】
(2)本実施の形態では、ハウジング・端子からなるコネクタ10A,10Bによって回路基板9,11同士が接続されている場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、フレキシブル基板付きのコネクタによって回路基板同士を接続してもよい。
【0039】
(3)本実施の形態では、車両用ECUに接続する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、車両用ECU以外のECUにも本実施の形態と同様に接続可能である。
【0040】
(4)本実施の形態では、押圧操作型のスイッチ及び摺動操作型のスイッチとして共に3個(押圧操作型のスイッチとしてプッシュスイッチ3〜5、摺動操作型のスイッチとしてロータリスイッチ6,7及びシーソースイッチ8)である場合について説明したが、本発明における押圧操作型のスイッチ及び摺動操作型のスイッチの個数は特に限定されるものでないことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の実施の形態に係るスイッチ装置の全体を説明するために示す平面図。
【図2】本発明の実施の形態に係るスイッチ装置の全体を説明するために示す断面図。
【図3】本発明の実施の形態に係るスイッチ装置の全体を説明するために示す分解斜視図。
【符号の説明】
【0042】
1…スイッチ装置
2…装置本体
2A…ベース、20A…コネクタ、21A〜23A…固定接点部
2B…スイッチパネル、20B〜25B…ノブ挿通孔、
2C…中間筒、20C…内部空間、21C…保持壁、210C…シャフト挿通孔、211C…係止凹部、212C…凹孔
3〜5…プッシュスイッチ
30…操作ノブ、300…プッシュ操作面、301…プッシュ操作力伝達面
31…ラバーシート、310…シート本体、311…スイッチ機能子、312…貫通孔、313…プッシュ操作力受部、314…連結部、315…押圧接触用の可動接点部
6,7…ロータリスイッチ
60…操作ノブ、600…回転操作部、601…回転操作力伝達部
61…ノブホルダ、610…回転操作力受部
8…シーソースイッチ
9…回路基板(スイッチ回路形成用基板)
10A,10B…コネクタ
11…回路基板(プッシュスイッチ搭載用基板)、11A〜11C…押圧接触用の固定接点部
12…押圧ピン
13…スプリング
14…シール部材、140…係止凸部
15…突起、150…押圧力受部、150A〜150C…摺動接触用の可動接点部、151…移動規制部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
押圧接触用の固定接点部を内蔵し、前記押圧接触用の固定接点部と共に回路を形成する摺動接触用の固定接点部を有する装置本体と、
前記装置本体に保持され、それぞれが操作ノブを有する少なくとも1対のスイッチとを備え、
前記少なくとも1対のスイッチのうち一方のスイッチは、前記押圧接触用の固定接点部に対応する押圧接触用の可動接点部を有する押圧操作型のスイッチからなり、
他方のスイッチは、前記摺動接触用の固定接点部に対応する摺動接触用の可動接点部を有する摺動操作型のスイッチからなる
ことを特徴とするスイッチ装置。
【請求項2】
前記装置本体は、その内部に前記押圧接触用の固定接点部を有する回路基板が収容されている請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項3】
前記装置本体は、前記回路に接続するコネクタを有する請求項1に記載のスイッチ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−181711(P2009−181711A)
【公開日】平成21年8月13日(2009.8.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−17511(P2008−17511)
【出願日】平成20年1月29日(2008.1.29)
【出願人】(000003551)株式会社東海理化電機製作所 (3,198)
【Fターム(参考)】