スチームを利用する調理器具
本発明はスチーム発生器のスチームが流入するスチーム流入部と、スチーム流入部から流入したスチームを収容するスチーム収容部と、スチーム収容部に収容されたスチームを排出するスチーム排出部を備えるスチームを利用する調理器具において、スチーム流入管およびスチーム排出部はスチーム発生器のスチーム供給管およびスチーム回収管に各々連結されるスチーム流入管およびスチーム排出管と、スチーム供給管とスチーム流入管が結合され、スチーム回収管とスチーム排出管が各々結合される流入結合部および流出結合部から構成され、スチーム収容部は所定量のスチームを収容する内部空間部を有する平たいチューブ状であることを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はスチームを利用して調理する調理器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に飲食店または家庭で使われる肉類等を調理するための焼肉プレートは、肉類を焼く上板と、上板の下部に結合されると共に上板の外周縁下部に肉類から出た油がロースターの炎や食卓に落ちないように油を集めて収めるようにした溝部が形成される下部台板との二重構造から成っている。
【0003】
そして、焼肉プレートの外周縁に直接溝部を形成して肉類から出た油を外周縁の溝部に集めた状態で側部の孔を通じて収めるようにした段層構造の焼肉プレートが形成される。前記二重構造から成る焼肉プレートの上板、または単一層構造から成る焼肉プレートの上面には、肉が焼け付かないように石板またはコーティング処理される。
【0004】
また、焼肉プレートの中央を凸状にして、一定間隔の溝を形成し、外周縁には凹部が形成されて肉類を味付けするスープを溜めて調理できる焼肉プレートが使われている。
【0005】
しかしながら、従来では、ロースターの炎を利用して焼肉プレートの底面を直接加熱して肉類等を焼いている。このように直火によって肉を焼くと、肉が炭化して上板にこびり付く可能性が高い。また、肉の焼き付けを防止するために頻繁に焼肉プレートを新しいものに変えなければならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は前記のような問題点を解決するために案出されたものであり、本発明の目的は、スチームを利用して食材を調理することで食材が焦げ付いたり焼き付かない状態で調理できる、スチームを利用する調理器具を提供することである。
本発明の他の目的は、水が満たされる水タンクと、水を加熱するヒーターと、スチームの熱によって食材が調理される調理部が一つのケース内に一体に設置されるスチーム調理器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の目的の達成のため、本発明は、スチーム発生器から供給されるスチームが流入するスチーム流入部と、前記スチーム流入部から流入したスチームを収容するスチーム収容部と、前記スチーム収容部に収容されたスチームが排出されるスチーム排出部を含むスチームを利用する調理器具において、前記スチーム流入部およびスチーム排出部は、前記スチーム発生器のスチーム供給管およびスチーム回収管に各々連結されるスチーム流入管およびスチーム排出管と、前記スチーム供給管とスチーム流入管とを連結する流入結合部と、前記スチーム回収管とスチーム排出管とを連結する流出結合部とを有し、前記スチーム収容部は所定量のスチームを収容する内部空間を有し、上部面および下部面を有する平たいチューブ状であることを特徴とする。
【0008】
この様に、本発明はスチーム熱を利用して食材を調理するので、調理される食材が焦げ付いたり焼き付いたりすることがない。
【0009】
また、本発明は、スチーム熱を利用して調理するスチーム調理器において、水が満たされる水タンクと、前記水タンクに満たされる水に熱を加えるヒーターと、前記ヒーターの加熱によって前記水タンクから発生するスチームが供給されて食材が調理される調理部と、前記調理部の温度を調節するように前記調理部に供給されるスチームの圧力を調節する圧力調節部と、前記水タンクを収容する水タンク収容空間を有し、前記水タンク収容空間を開閉するドアと、前記調理部が設置される挿入穴と、前記圧力調節部が固定設置されるケースを含む。
【0010】
この様に、本発明は水が満たされる水タンクと、水を加熱するヒーターと、スチーム熱によって食材が調理される調理部が一つのケース内に一体に設置されるので、持ち運びに便利で、設置空間の制約がない長所がある。そして、本発明はケース内に前記構成部材等が収められて設置されるのでケースのサイズを最小化でき、携帯に便利である。
【0011】
また、本発明は、食材を収容する平坦部が形成され、前記平坦部に熱を加えるために平坦部の下部に水が満たされる水収容空間が形成されるように前記平坦部の外側と下側に一体に外側面が形成され、前記水収容空間に収容された水に熱を加えるためのヒーターが前記水収容空間の底面に設置され、側部に水が満たされるように前記外側面の側部に水供給孔が形成され、前記外側面の外側に係合部材が形成される食材調理部と、前記調理部の温度を調節するように前記調理部に供給されるスチームの圧力を調節する圧力調節部と、前記調理部が設置される挿入穴と、前記圧力調節部が固定される調理ケースを含む。
【0012】
本発明では、調理部に水が満たされるので別の水タンクとスチーム管が不要であり、これによってケースのサイズをさらに小さくすることができ、小型化および軽量化に有利である。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、スチームを利用して食材を調理するので、調理される食材が焦げ付いたり焼け付かないで調理できる長所がある。
また、本発明によれば、スチーム収容部はスチームを利用するので食材が焼け付いたり焦げ付かないので、長時間使うことができる長所がある。
また、本発明によれば、スチーム収容部の内部に形成された一つ以上の耐力柱によってスチーム収容部が高い圧力に耐えることができる長所がある。
また、本発明によれば、スチーム収容部の両端に具備されるスチーム流入管およびスチーム排出管は流入結合部および流出結合部を介してスチーム発生器に容易に着脱できる長所がある。
また、本発明によれば、水が満たされる水タンクと、水を加熱するヒーターと、スチーム熱によって食材が調理される調理部が一つのケース内に一体に設置されるので、持ち運びに便利で小型化できる長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明のスチーム発生器の連結状態図である。
【図2】本発明の第1実施例によるスチーム発生器の斜視図である。
【図3】本発明のスチーム発生器の内部を示す部分斜視図である。
【図4】本発明の耐力柱を有するスチーム発生器の斜視図である。
【図5】本発明の外壁を有するスチーム発生器の斜視図である。
【図6】本発明の流体排出部を有するスチーム発生器の斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例による流体排出部を有するスチーム発生器の斜視図である。
【図8】本発明の第3実施例によるスチーム発生器の平面図である。
【図9】本発明の第4実施例によるスチーム発生器の平面図である。
【図10】図8および図9に図示されたスチーム発生器に適用されるスチームガイド部を示す部分拡大図である。
【図11】本発明の第5実施例による分解斜視図である。
【図12】図11の結合状態を示す斜視図である。
【図13】図11の断面図である。
【図14】本発明の第6実施例による分解斜視図である。
【図15】図14の結合状態を示す斜視図である。
【図16】図14の断面図である。
【図17】本発明の第7実施例による分解斜視図である。
【図18】図17の結合状態を示す斜視図である。
【図19】図17の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の調理器具とスチーム発生器の連結状態図である。
図1に図示されるように、スチーム発生器(1)に本発明の調理器具を連結して使われる。この際、一つのスチーム発生器(1)に一つまたは複数の本発明の調理器具を連結して使うことができる。そして、本発明の調理器具と連結されるスチーム発生器(1)はスチーム供給管(3)およびスチーム回収管(5)が具備される。
【0016】
図2は本発明の第1実施例によるスチーム発生器の斜視図である。図3は本発明スチーム発生器の内部を示す部分斜視図である。図2および図3に図示されるように、スチームを収容するスチーム収容部(20)の両端には、スチームが流入するスチーム流入部(10)と、スチームが排出されるスチーム排出部(30)が形成されている。スチーム流入部(10)およびスチーム排出部(30)は、スチーム流入管(11)およびスチーム排出管(31)を介して前記スチーム供給管(3)およびスチーム回収管(5)に各々連結される。
【0017】
スチーム流入管(11)およびスチーム排出管(31)は、スチーム供給管(3)およびスチーム回収管(5)に流入結合部(13)および流出結合部(33)介して連結される。即ち、スチーム流入管(11)およびスチーム排出管(31)には各々流入雄ねじ山(15)および流出雄ねじ山(35)が形成され、スチーム供給管(3)およびスチーム回収管(5)には各々流入雌ねじ山(17)および流出雌ねじ山(37)が形成されている。
【0018】
この様に、スチーム収容部(20)はスチームを供給および回収するスチーム発生器(1)に連結されてスチームで加熱して食材を調理することができる。そして、スチーム収容部(20)は所定量のスチームを収容する内部空間(21)が形成され、上部面(22)および下部面(24)が形成されるように全体的に平たいチューブ状である。チューブ状のスチーム収容部(20)は、円型、三角形、四角形、五角形、六角形、八角形のうちの何れか一つの形状とする。
【0019】
図4は耐力柱を有するスチーム発生器の斜視図である。図4に図示されるように、チューブ状のスチーム収容部(20)には、内部空間(21)に収容されるスチームの圧力に耐えるために、前記上部面(22)および下部面(24)の間に少なくとも一つの耐力柱(23)が形成される。
【0020】
図5は外壁を有するスチーム発生器の斜視図である。図5に図示されるように、スチーム収容部(20)は、上面(22)の外側に形成される外壁(25)をさらに備える。この構成によれば、外壁(25)が形成されたスチーム収容部(20)は、外壁(25)の内側にスープ等を入れて調理することができる。
【0021】
図6は流体排出部を有するスチーム発生器の斜視図である。図6に図示されるように、スチーム収容部(20)は、その上部で調理される食材、即ち、肉類、野菜等から発生する流体を外に排出させるための流体排出部(27)をさらに含む。流体排出部(27)は、スチーム収容部(20)の中央に貫通穴(271)が形成されるようにスチーム収容部(20)の内部の中央に円筒状の支持壁(273)を有する。そして、スチーム収容部(20)の上部面(22)は貫通穴(271)に向けて斜めに形成される。即ち、斜めに形成される上部面(22)によって肉類や野菜から発生する流体が貫通穴(271)に容易に集められる。
【0022】
図7は第2実施例による流体排出部を有するスチーム発生器の斜視図である。図7に図示されるように、流体排出部(40)の他の実施例として、上部面(22)には複数の溝(29)が形成されている。肉類や野菜から発生する流体は、溝(29)に沿ってスチーム収容部(20)の外側に容易に排出される。
【0023】
図8は第3実施例によるスチーム発生器の平面図である。図8に図示されるように、スチーム収容部(20)の他の実施例として、前記スチーム流入部(10)およびスチーム排出部(30)には各々スチーム分配供給管(26)およびスチーム分配排出管(28)が連結され、スチーム分配供給管(26)とスチーム分配排出管(28)とは複数のスチーム収容管(50)により連結される。
【0024】
スチーム分配供給管(26)およびスチーム分配排出管(28)の各々の側部には、スチーム供給管(3)およびスチーム回収管(5)に連結するためのスチーム流入管(11)およびスチーム排出管(31)が設置される。スチーム分配供給管(26)およびスチーム分配排出管(28)の径は、スチーム収容管(50)の径よりも大きいことが好ましい。そして、多数のスチーム収容管(50)は所定間隔(a)で離間して設置され、食材から発生する流体が所定間隔(a)の間を通じて排出される。
【0025】
図9は第4実施例によるスチーム発生器の平面図である。図9に図示されるように、スチーム収容部(20)のさらに他の実施例として、スチーム収容部(20)はスチーム流入部(10)およびスチーム排出部(30)に両端が各々連結される螺旋管(60)を有する。この際、螺旋管(60)の両端にはスチーム供給管(3)およびスチーム回収管(5)に連結するためのスチーム流入管(11)およびスチーム排出管(31)が設置される。また、螺旋管(60)は所定間隔(b)で離間するように設置され、食材から発生する流体が所定間隔(b)を通じて排出される。
【0026】
図10は図8および図9に図示されたスチーム発生器に適用されるスチームガイド部を示す部分拡大図である。図10に図示されるように、スチーム収容管(50)および螺旋管(60)は該内部にスチームガイド部(70)をさらに有することが好ましい。スチームガイド部(70)は、スチーム収容管(50)および螺旋管(60)の各々の内周面に形成された螺旋形の突起(71)を有する。
【0027】
この様に構成された本発明によれば、スチーム発生器(1)から発生するスチームが本発明の調理器具を通過しながら食材を加熱するので、スチーム熱を利用する本発明の調理器具は長時間使用することができる。
【0028】
以下、本発明のさらに他の実施例等を図面に基づいて説明する。図11は本発明の第5実施例による分解斜視図である。図12は図11の結合状態を示す斜視図である。図13は図11の断面図である。
【0029】
図11乃至図13に図示されるように、本発明の調理器具は、水が満たされる水タンク(101)と、前記水タンク(101)に満たされた水に熱を加えるヒーター(301)と、前記ヒーター(301)の加熱によって前記水タンク(101)から発生するスチームが供給されて食材を調理する調理部(501)と、前記調理部(501)の温度を調節するように前記調理部(501)に供給されるスチームの圧力を調節する圧力調節部(701)と、前記圧力調節部(701)が固定されるケース(90)とを含む。ケース(90)は、前記水タンク(101)を収容する水タンク収容空間(91)と、前記水タンク収容空間(91)を開閉するドア(92)と、前記調理部(501)が挿入され支持される挿入穴(95)とを有する。
【0030】
また、水タンク(101)は内部に満たされる水の量を目で確認できるように透明または半透明材料から製造されることが好ましい。そして、水タンク(101)は蓋(111)によって開閉される。また、ケース(90)に設置されたドア(92)を開放させた後、水タンク(101)をケース(90)に収める。
【0031】
ケース(90)には圧力調節部の圧力を目で確認できる圧力ゲージ(97)がさらに設けられる。そして、圧力調節部(701)は圧力スイッチ(711)を用いて圧力を調節する。また、本発明のヒーター(301)は電線(131)によって供給される電力によって発熱する。
【0032】
前記圧力調節部(701)はスチーム管(201)によって調理部(501)に連結される。前記水タンク(101)はスチーム管(201)を通じてスチームを供給し、前記調理部(501)で使用されたスチームはスチーム管(201)を通じて水タンク(101)に回収される。
【0033】
スチーム管(201)は1つでもよく、この場合は1つのスチーム管を使ってスチームを供給または回収する。また、2つのスチーム管を使ってもよい。この場合は、一方のスチーム管はスチームを供給し、他方のスチーム管はスチームを回収するようにチェックバルブ(図示せず)が設置される。スチーム管(201)は、水タンク(101)と調理部(501)を連結するカプラ(図示せず)を有してもよく、またはスチーム管(201)にナット(211)を空転するように設置し、水タンク(101)と調理部(501)に各々ねじ山(231)を形成しても良い。スチーム管(201)は柔軟な材料で形成することが好ましい。
【0034】
前記ヒーター(301)は前記水タンク(101)内の水と接触するように前記水タンク(101)の内部の底面に設置される。
【0035】
前記調理部(501)の内部には、前記スチームが収容されるスチーム収容空間(511)が形成されている。調理部(501)は、その上部に形成され食材が調理される平坦部(531)を有する調理板(551)と、調理される食材が外にこぼれないように前記調理板(551)の上部外側に所定の高さに形成された外壁(571)と、前記スチーム収容空間(501)にスチームが供給または排出されるように前記調理板(551)の側部に形成されたスチーム孔(591)と、前記ケース(90)の挿入穴(95)に支持されるように前記外壁(571)の上部外側に設置される係合肩部(521)を含む。
【0036】
また、外壁(571)に所定の間隔で離間する多数の汁排出孔(541)を形成し、調理される食材から発生する汁が調理部(501)の下部に排出されるようにしても良い。スチーム孔(591)にはスチーム管(201)が連結される。
【0037】
図14は本発明の第6実施例による分解斜視図である。図15は図14の結合状態を示す斜視図である。図16は図14の断面図である。図14乃至図16に図示されるように、ケース(90')は該ケース(90')の挿入穴(95)に設置される。調理部(501')が収容されると共に前記調理部(501')から発生する食材の汁および食材の匂いを外に排出する排出ガイド(40)がさらに設けられる。
【0038】
前記排出ガイド(40)は、前記調理部(501')が収容されるように前記調理部の底面を支持する収容面(41)と、前記収容面(41)の外側に調理部(501')の高さより高く形成されて前記調理部(501')の外側面を支持する収容壁(43)と、前記収容面(41)および収容壁(43)の内部に形成される排出空間(45)と、前記調理部(501')から調理される食材の汁および食材の匂いが前記排出空間(45)を通じて排出されるように前記排出空間(45)に連結されて収容壁(43)の上部に形成される複数の排出孔(47)と、前記排出孔(47)を通じて流入した食材の汁を集めて排出するように前記排出空間(45)の下部に形成される漏斗状の斜め面(49)と、前記漏斗状の斜め面(49)の中央に形成される排出管(42)と、前記排出管(42)に設置されて前記食材の匂いを排出させるファン(44)と、前記収容面(41)から前記漏斗状の斜め面(49)に貫通する貫通穴(46)と、前記ケース(90)の挿入孔(95)に支持されるように前記収容面(41)の上部外側に形成されたガイド肩部(48)をさらに含む。前記調理部(501')に連結されたスチーム管(201)は、前記貫通穴(46)を通じて延びている。
【0039】
また、排出管(42)はケース(90')から外に貫通して延び、食材の匂いを外に排出する。ケース(90')の外壁に排出管(42)を隣接設置し、排出管(42)に隣接してケース(90')にケース排出孔(97)を形成しても良い。排出管(42)は柔軟な材料で形成されることが好ましい。ファン(44)はモータ(60)の駆動によって食材の匂いを外に排出させる。
【0040】
調理部(501')の高さは排出孔(47)の高さに等しいことが好ましい。前記排出ガイド(40)は、食材の匂いを浄化するように延長管(42)に設置されるフィルター(80)をさらに含む。また、フィルター(80)は、匂いを除去するための不織布または炭を含んだパッドから構成される。ケース(90')の高さは、排出ガイド(40)の全体の高さに基づいて決定される。
【0041】
図17は本発明の第7実施例による分解斜視図である。図18は図17の結合状態を示す斜視図である。図19は図17の断面図である。図17乃至図19に図示されるように、本発明の調理器具は、食材を収容する平坦部(510)が形成され、前記平坦部(510)に熱を加えるように平坦部(510)の下部に水が満たされる水収容空間(530)が形成されるように前記平坦部(510)の外側と下側に一体に外側面(520)が形成され、前記水収容空間(530)に満たされた水に熱を加えるためのヒーター(550)が前記水収容空間(530)の底面に設置され、側部に水が満たされるように前記外側面(520)の側部に水供給孔(570)が形成され、前記外側面(520)の外側に係合部材(590)が形成される食材調理部(500)と、前記食材調理部(500)の温度を調節するように前記調理部(500)に供給されるスチームの圧力を調節する圧力調節部(600)と、前記調理部(500)が挿入され支持される挿入孔(950)と、前記圧力調節部(600)が固定される調理ケース(900)を備える。
【0042】
水供給孔(570)は蓋(571)によって開閉される。水供給孔(570)と蓋(571)とはねじ山によって係合することが好ましい。
【0043】
前記食材調理部(500)の水供給孔(570)は、前記食材調理部(500)の水収容空間(530)に水が約50%満たされるように前記食材調理部(100)の中間高さに形成される。また、水が50%または50%未満に満たされると残りの空間からスチームが発生することができる。前記圧力調節部(600)には圧力調節スイッチ(610)と圧力ゲージ(620)が備えられている。
【0044】
図11乃至図19に図示されるように、前記ケース(90)および調理ケース(900)は、前記調理部(501)および食材調理部(500)から発生する汁を集めて貯留する汁容器(4)をさらに含む。汁容器(4)は調理部(501)および食材調理部(500)から排出される汁または他の異物質が収容されるように調理部より広く構成されることが好ましい。そして、汁容器(4)はケース(90)および調理ケース(900)の内部に引き出しのようにスライド自在に収容され、着脱自在に取り付けられる。
【0045】
前記ケース(90)および調理ケース(900)は、火災を防止できるように前記ケース(90)および調理ケース(900)が地面から離れることを感知して電源を切るセンサー(2)をさらに含む。
【0046】
前記調理部(501)および食材調理部(500)は上部を除いた部分に取り付けられた断熱材(800)(図19参照)をさらに含む。また、断熱材(800)には、セラミック繊維または多孔質の気泡プラスチック、ウレタン等を使うことが好ましい。前記セラミックは調理部(501)および食材調理部(500)から発生する熱が上部に集中するように調理部(501)および食材調理部(500)の外側面にコーティングして形成しても良い。
【0047】
尚、本発明はスチーム熱の代わりに伝熱媒体である蓄熱物質の熱を利用しても良い。即ち、水タンクおよび食材調理部にエチルベンゼン等の蓄熱物質を満たしてヒーターで加熱して食材を調理する。
【0048】
この様に本発明は食材を調理するとき直火でなくスチーム熱を利用して食材を調理するので食材が焼け付かない状態で調理される。
【0049】
以上本発明の好ましい実施例等について詳しく説明したが、本発明が属する技術分野において、通常の知識をもつ者であれば本発明の特許請求の範囲の内で実施例の変形または設計変更して多様の形に実施しうる。
【技術分野】
【0001】
本発明はスチームを利用して調理する調理器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に飲食店または家庭で使われる肉類等を調理するための焼肉プレートは、肉類を焼く上板と、上板の下部に結合されると共に上板の外周縁下部に肉類から出た油がロースターの炎や食卓に落ちないように油を集めて収めるようにした溝部が形成される下部台板との二重構造から成っている。
【0003】
そして、焼肉プレートの外周縁に直接溝部を形成して肉類から出た油を外周縁の溝部に集めた状態で側部の孔を通じて収めるようにした段層構造の焼肉プレートが形成される。前記二重構造から成る焼肉プレートの上板、または単一層構造から成る焼肉プレートの上面には、肉が焼け付かないように石板またはコーティング処理される。
【0004】
また、焼肉プレートの中央を凸状にして、一定間隔の溝を形成し、外周縁には凹部が形成されて肉類を味付けするスープを溜めて調理できる焼肉プレートが使われている。
【0005】
しかしながら、従来では、ロースターの炎を利用して焼肉プレートの底面を直接加熱して肉類等を焼いている。このように直火によって肉を焼くと、肉が炭化して上板にこびり付く可能性が高い。また、肉の焼き付けを防止するために頻繁に焼肉プレートを新しいものに変えなければならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は前記のような問題点を解決するために案出されたものであり、本発明の目的は、スチームを利用して食材を調理することで食材が焦げ付いたり焼き付かない状態で調理できる、スチームを利用する調理器具を提供することである。
本発明の他の目的は、水が満たされる水タンクと、水を加熱するヒーターと、スチームの熱によって食材が調理される調理部が一つのケース内に一体に設置されるスチーム調理器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の目的の達成のため、本発明は、スチーム発生器から供給されるスチームが流入するスチーム流入部と、前記スチーム流入部から流入したスチームを収容するスチーム収容部と、前記スチーム収容部に収容されたスチームが排出されるスチーム排出部を含むスチームを利用する調理器具において、前記スチーム流入部およびスチーム排出部は、前記スチーム発生器のスチーム供給管およびスチーム回収管に各々連結されるスチーム流入管およびスチーム排出管と、前記スチーム供給管とスチーム流入管とを連結する流入結合部と、前記スチーム回収管とスチーム排出管とを連結する流出結合部とを有し、前記スチーム収容部は所定量のスチームを収容する内部空間を有し、上部面および下部面を有する平たいチューブ状であることを特徴とする。
【0008】
この様に、本発明はスチーム熱を利用して食材を調理するので、調理される食材が焦げ付いたり焼き付いたりすることがない。
【0009】
また、本発明は、スチーム熱を利用して調理するスチーム調理器において、水が満たされる水タンクと、前記水タンクに満たされる水に熱を加えるヒーターと、前記ヒーターの加熱によって前記水タンクから発生するスチームが供給されて食材が調理される調理部と、前記調理部の温度を調節するように前記調理部に供給されるスチームの圧力を調節する圧力調節部と、前記水タンクを収容する水タンク収容空間を有し、前記水タンク収容空間を開閉するドアと、前記調理部が設置される挿入穴と、前記圧力調節部が固定設置されるケースを含む。
【0010】
この様に、本発明は水が満たされる水タンクと、水を加熱するヒーターと、スチーム熱によって食材が調理される調理部が一つのケース内に一体に設置されるので、持ち運びに便利で、設置空間の制約がない長所がある。そして、本発明はケース内に前記構成部材等が収められて設置されるのでケースのサイズを最小化でき、携帯に便利である。
【0011】
また、本発明は、食材を収容する平坦部が形成され、前記平坦部に熱を加えるために平坦部の下部に水が満たされる水収容空間が形成されるように前記平坦部の外側と下側に一体に外側面が形成され、前記水収容空間に収容された水に熱を加えるためのヒーターが前記水収容空間の底面に設置され、側部に水が満たされるように前記外側面の側部に水供給孔が形成され、前記外側面の外側に係合部材が形成される食材調理部と、前記調理部の温度を調節するように前記調理部に供給されるスチームの圧力を調節する圧力調節部と、前記調理部が設置される挿入穴と、前記圧力調節部が固定される調理ケースを含む。
【0012】
本発明では、調理部に水が満たされるので別の水タンクとスチーム管が不要であり、これによってケースのサイズをさらに小さくすることができ、小型化および軽量化に有利である。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、スチームを利用して食材を調理するので、調理される食材が焦げ付いたり焼け付かないで調理できる長所がある。
また、本発明によれば、スチーム収容部はスチームを利用するので食材が焼け付いたり焦げ付かないので、長時間使うことができる長所がある。
また、本発明によれば、スチーム収容部の内部に形成された一つ以上の耐力柱によってスチーム収容部が高い圧力に耐えることができる長所がある。
また、本発明によれば、スチーム収容部の両端に具備されるスチーム流入管およびスチーム排出管は流入結合部および流出結合部を介してスチーム発生器に容易に着脱できる長所がある。
また、本発明によれば、水が満たされる水タンクと、水を加熱するヒーターと、スチーム熱によって食材が調理される調理部が一つのケース内に一体に設置されるので、持ち運びに便利で小型化できる長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明のスチーム発生器の連結状態図である。
【図2】本発明の第1実施例によるスチーム発生器の斜視図である。
【図3】本発明のスチーム発生器の内部を示す部分斜視図である。
【図4】本発明の耐力柱を有するスチーム発生器の斜視図である。
【図5】本発明の外壁を有するスチーム発生器の斜視図である。
【図6】本発明の流体排出部を有するスチーム発生器の斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例による流体排出部を有するスチーム発生器の斜視図である。
【図8】本発明の第3実施例によるスチーム発生器の平面図である。
【図9】本発明の第4実施例によるスチーム発生器の平面図である。
【図10】図8および図9に図示されたスチーム発生器に適用されるスチームガイド部を示す部分拡大図である。
【図11】本発明の第5実施例による分解斜視図である。
【図12】図11の結合状態を示す斜視図である。
【図13】図11の断面図である。
【図14】本発明の第6実施例による分解斜視図である。
【図15】図14の結合状態を示す斜視図である。
【図16】図14の断面図である。
【図17】本発明の第7実施例による分解斜視図である。
【図18】図17の結合状態を示す斜視図である。
【図19】図17の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の調理器具とスチーム発生器の連結状態図である。
図1に図示されるように、スチーム発生器(1)に本発明の調理器具を連結して使われる。この際、一つのスチーム発生器(1)に一つまたは複数の本発明の調理器具を連結して使うことができる。そして、本発明の調理器具と連結されるスチーム発生器(1)はスチーム供給管(3)およびスチーム回収管(5)が具備される。
【0016】
図2は本発明の第1実施例によるスチーム発生器の斜視図である。図3は本発明スチーム発生器の内部を示す部分斜視図である。図2および図3に図示されるように、スチームを収容するスチーム収容部(20)の両端には、スチームが流入するスチーム流入部(10)と、スチームが排出されるスチーム排出部(30)が形成されている。スチーム流入部(10)およびスチーム排出部(30)は、スチーム流入管(11)およびスチーム排出管(31)を介して前記スチーム供給管(3)およびスチーム回収管(5)に各々連結される。
【0017】
スチーム流入管(11)およびスチーム排出管(31)は、スチーム供給管(3)およびスチーム回収管(5)に流入結合部(13)および流出結合部(33)介して連結される。即ち、スチーム流入管(11)およびスチーム排出管(31)には各々流入雄ねじ山(15)および流出雄ねじ山(35)が形成され、スチーム供給管(3)およびスチーム回収管(5)には各々流入雌ねじ山(17)および流出雌ねじ山(37)が形成されている。
【0018】
この様に、スチーム収容部(20)はスチームを供給および回収するスチーム発生器(1)に連結されてスチームで加熱して食材を調理することができる。そして、スチーム収容部(20)は所定量のスチームを収容する内部空間(21)が形成され、上部面(22)および下部面(24)が形成されるように全体的に平たいチューブ状である。チューブ状のスチーム収容部(20)は、円型、三角形、四角形、五角形、六角形、八角形のうちの何れか一つの形状とする。
【0019】
図4は耐力柱を有するスチーム発生器の斜視図である。図4に図示されるように、チューブ状のスチーム収容部(20)には、内部空間(21)に収容されるスチームの圧力に耐えるために、前記上部面(22)および下部面(24)の間に少なくとも一つの耐力柱(23)が形成される。
【0020】
図5は外壁を有するスチーム発生器の斜視図である。図5に図示されるように、スチーム収容部(20)は、上面(22)の外側に形成される外壁(25)をさらに備える。この構成によれば、外壁(25)が形成されたスチーム収容部(20)は、外壁(25)の内側にスープ等を入れて調理することができる。
【0021】
図6は流体排出部を有するスチーム発生器の斜視図である。図6に図示されるように、スチーム収容部(20)は、その上部で調理される食材、即ち、肉類、野菜等から発生する流体を外に排出させるための流体排出部(27)をさらに含む。流体排出部(27)は、スチーム収容部(20)の中央に貫通穴(271)が形成されるようにスチーム収容部(20)の内部の中央に円筒状の支持壁(273)を有する。そして、スチーム収容部(20)の上部面(22)は貫通穴(271)に向けて斜めに形成される。即ち、斜めに形成される上部面(22)によって肉類や野菜から発生する流体が貫通穴(271)に容易に集められる。
【0022】
図7は第2実施例による流体排出部を有するスチーム発生器の斜視図である。図7に図示されるように、流体排出部(40)の他の実施例として、上部面(22)には複数の溝(29)が形成されている。肉類や野菜から発生する流体は、溝(29)に沿ってスチーム収容部(20)の外側に容易に排出される。
【0023】
図8は第3実施例によるスチーム発生器の平面図である。図8に図示されるように、スチーム収容部(20)の他の実施例として、前記スチーム流入部(10)およびスチーム排出部(30)には各々スチーム分配供給管(26)およびスチーム分配排出管(28)が連結され、スチーム分配供給管(26)とスチーム分配排出管(28)とは複数のスチーム収容管(50)により連結される。
【0024】
スチーム分配供給管(26)およびスチーム分配排出管(28)の各々の側部には、スチーム供給管(3)およびスチーム回収管(5)に連結するためのスチーム流入管(11)およびスチーム排出管(31)が設置される。スチーム分配供給管(26)およびスチーム分配排出管(28)の径は、スチーム収容管(50)の径よりも大きいことが好ましい。そして、多数のスチーム収容管(50)は所定間隔(a)で離間して設置され、食材から発生する流体が所定間隔(a)の間を通じて排出される。
【0025】
図9は第4実施例によるスチーム発生器の平面図である。図9に図示されるように、スチーム収容部(20)のさらに他の実施例として、スチーム収容部(20)はスチーム流入部(10)およびスチーム排出部(30)に両端が各々連結される螺旋管(60)を有する。この際、螺旋管(60)の両端にはスチーム供給管(3)およびスチーム回収管(5)に連結するためのスチーム流入管(11)およびスチーム排出管(31)が設置される。また、螺旋管(60)は所定間隔(b)で離間するように設置され、食材から発生する流体が所定間隔(b)を通じて排出される。
【0026】
図10は図8および図9に図示されたスチーム発生器に適用されるスチームガイド部を示す部分拡大図である。図10に図示されるように、スチーム収容管(50)および螺旋管(60)は該内部にスチームガイド部(70)をさらに有することが好ましい。スチームガイド部(70)は、スチーム収容管(50)および螺旋管(60)の各々の内周面に形成された螺旋形の突起(71)を有する。
【0027】
この様に構成された本発明によれば、スチーム発生器(1)から発生するスチームが本発明の調理器具を通過しながら食材を加熱するので、スチーム熱を利用する本発明の調理器具は長時間使用することができる。
【0028】
以下、本発明のさらに他の実施例等を図面に基づいて説明する。図11は本発明の第5実施例による分解斜視図である。図12は図11の結合状態を示す斜視図である。図13は図11の断面図である。
【0029】
図11乃至図13に図示されるように、本発明の調理器具は、水が満たされる水タンク(101)と、前記水タンク(101)に満たされた水に熱を加えるヒーター(301)と、前記ヒーター(301)の加熱によって前記水タンク(101)から発生するスチームが供給されて食材を調理する調理部(501)と、前記調理部(501)の温度を調節するように前記調理部(501)に供給されるスチームの圧力を調節する圧力調節部(701)と、前記圧力調節部(701)が固定されるケース(90)とを含む。ケース(90)は、前記水タンク(101)を収容する水タンク収容空間(91)と、前記水タンク収容空間(91)を開閉するドア(92)と、前記調理部(501)が挿入され支持される挿入穴(95)とを有する。
【0030】
また、水タンク(101)は内部に満たされる水の量を目で確認できるように透明または半透明材料から製造されることが好ましい。そして、水タンク(101)は蓋(111)によって開閉される。また、ケース(90)に設置されたドア(92)を開放させた後、水タンク(101)をケース(90)に収める。
【0031】
ケース(90)には圧力調節部の圧力を目で確認できる圧力ゲージ(97)がさらに設けられる。そして、圧力調節部(701)は圧力スイッチ(711)を用いて圧力を調節する。また、本発明のヒーター(301)は電線(131)によって供給される電力によって発熱する。
【0032】
前記圧力調節部(701)はスチーム管(201)によって調理部(501)に連結される。前記水タンク(101)はスチーム管(201)を通じてスチームを供給し、前記調理部(501)で使用されたスチームはスチーム管(201)を通じて水タンク(101)に回収される。
【0033】
スチーム管(201)は1つでもよく、この場合は1つのスチーム管を使ってスチームを供給または回収する。また、2つのスチーム管を使ってもよい。この場合は、一方のスチーム管はスチームを供給し、他方のスチーム管はスチームを回収するようにチェックバルブ(図示せず)が設置される。スチーム管(201)は、水タンク(101)と調理部(501)を連結するカプラ(図示せず)を有してもよく、またはスチーム管(201)にナット(211)を空転するように設置し、水タンク(101)と調理部(501)に各々ねじ山(231)を形成しても良い。スチーム管(201)は柔軟な材料で形成することが好ましい。
【0034】
前記ヒーター(301)は前記水タンク(101)内の水と接触するように前記水タンク(101)の内部の底面に設置される。
【0035】
前記調理部(501)の内部には、前記スチームが収容されるスチーム収容空間(511)が形成されている。調理部(501)は、その上部に形成され食材が調理される平坦部(531)を有する調理板(551)と、調理される食材が外にこぼれないように前記調理板(551)の上部外側に所定の高さに形成された外壁(571)と、前記スチーム収容空間(501)にスチームが供給または排出されるように前記調理板(551)の側部に形成されたスチーム孔(591)と、前記ケース(90)の挿入穴(95)に支持されるように前記外壁(571)の上部外側に設置される係合肩部(521)を含む。
【0036】
また、外壁(571)に所定の間隔で離間する多数の汁排出孔(541)を形成し、調理される食材から発生する汁が調理部(501)の下部に排出されるようにしても良い。スチーム孔(591)にはスチーム管(201)が連結される。
【0037】
図14は本発明の第6実施例による分解斜視図である。図15は図14の結合状態を示す斜視図である。図16は図14の断面図である。図14乃至図16に図示されるように、ケース(90')は該ケース(90')の挿入穴(95)に設置される。調理部(501')が収容されると共に前記調理部(501')から発生する食材の汁および食材の匂いを外に排出する排出ガイド(40)がさらに設けられる。
【0038】
前記排出ガイド(40)は、前記調理部(501')が収容されるように前記調理部の底面を支持する収容面(41)と、前記収容面(41)の外側に調理部(501')の高さより高く形成されて前記調理部(501')の外側面を支持する収容壁(43)と、前記収容面(41)および収容壁(43)の内部に形成される排出空間(45)と、前記調理部(501')から調理される食材の汁および食材の匂いが前記排出空間(45)を通じて排出されるように前記排出空間(45)に連結されて収容壁(43)の上部に形成される複数の排出孔(47)と、前記排出孔(47)を通じて流入した食材の汁を集めて排出するように前記排出空間(45)の下部に形成される漏斗状の斜め面(49)と、前記漏斗状の斜め面(49)の中央に形成される排出管(42)と、前記排出管(42)に設置されて前記食材の匂いを排出させるファン(44)と、前記収容面(41)から前記漏斗状の斜め面(49)に貫通する貫通穴(46)と、前記ケース(90)の挿入孔(95)に支持されるように前記収容面(41)の上部外側に形成されたガイド肩部(48)をさらに含む。前記調理部(501')に連結されたスチーム管(201)は、前記貫通穴(46)を通じて延びている。
【0039】
また、排出管(42)はケース(90')から外に貫通して延び、食材の匂いを外に排出する。ケース(90')の外壁に排出管(42)を隣接設置し、排出管(42)に隣接してケース(90')にケース排出孔(97)を形成しても良い。排出管(42)は柔軟な材料で形成されることが好ましい。ファン(44)はモータ(60)の駆動によって食材の匂いを外に排出させる。
【0040】
調理部(501')の高さは排出孔(47)の高さに等しいことが好ましい。前記排出ガイド(40)は、食材の匂いを浄化するように延長管(42)に設置されるフィルター(80)をさらに含む。また、フィルター(80)は、匂いを除去するための不織布または炭を含んだパッドから構成される。ケース(90')の高さは、排出ガイド(40)の全体の高さに基づいて決定される。
【0041】
図17は本発明の第7実施例による分解斜視図である。図18は図17の結合状態を示す斜視図である。図19は図17の断面図である。図17乃至図19に図示されるように、本発明の調理器具は、食材を収容する平坦部(510)が形成され、前記平坦部(510)に熱を加えるように平坦部(510)の下部に水が満たされる水収容空間(530)が形成されるように前記平坦部(510)の外側と下側に一体に外側面(520)が形成され、前記水収容空間(530)に満たされた水に熱を加えるためのヒーター(550)が前記水収容空間(530)の底面に設置され、側部に水が満たされるように前記外側面(520)の側部に水供給孔(570)が形成され、前記外側面(520)の外側に係合部材(590)が形成される食材調理部(500)と、前記食材調理部(500)の温度を調節するように前記調理部(500)に供給されるスチームの圧力を調節する圧力調節部(600)と、前記調理部(500)が挿入され支持される挿入孔(950)と、前記圧力調節部(600)が固定される調理ケース(900)を備える。
【0042】
水供給孔(570)は蓋(571)によって開閉される。水供給孔(570)と蓋(571)とはねじ山によって係合することが好ましい。
【0043】
前記食材調理部(500)の水供給孔(570)は、前記食材調理部(500)の水収容空間(530)に水が約50%満たされるように前記食材調理部(100)の中間高さに形成される。また、水が50%または50%未満に満たされると残りの空間からスチームが発生することができる。前記圧力調節部(600)には圧力調節スイッチ(610)と圧力ゲージ(620)が備えられている。
【0044】
図11乃至図19に図示されるように、前記ケース(90)および調理ケース(900)は、前記調理部(501)および食材調理部(500)から発生する汁を集めて貯留する汁容器(4)をさらに含む。汁容器(4)は調理部(501)および食材調理部(500)から排出される汁または他の異物質が収容されるように調理部より広く構成されることが好ましい。そして、汁容器(4)はケース(90)および調理ケース(900)の内部に引き出しのようにスライド自在に収容され、着脱自在に取り付けられる。
【0045】
前記ケース(90)および調理ケース(900)は、火災を防止できるように前記ケース(90)および調理ケース(900)が地面から離れることを感知して電源を切るセンサー(2)をさらに含む。
【0046】
前記調理部(501)および食材調理部(500)は上部を除いた部分に取り付けられた断熱材(800)(図19参照)をさらに含む。また、断熱材(800)には、セラミック繊維または多孔質の気泡プラスチック、ウレタン等を使うことが好ましい。前記セラミックは調理部(501)および食材調理部(500)から発生する熱が上部に集中するように調理部(501)および食材調理部(500)の外側面にコーティングして形成しても良い。
【0047】
尚、本発明はスチーム熱の代わりに伝熱媒体である蓄熱物質の熱を利用しても良い。即ち、水タンクおよび食材調理部にエチルベンゼン等の蓄熱物質を満たしてヒーターで加熱して食材を調理する。
【0048】
この様に本発明は食材を調理するとき直火でなくスチーム熱を利用して食材を調理するので食材が焼け付かない状態で調理される。
【0049】
以上本発明の好ましい実施例等について詳しく説明したが、本発明が属する技術分野において、通常の知識をもつ者であれば本発明の特許請求の範囲の内で実施例の変形または設計変更して多様の形に実施しうる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スチーム発生器(1)から供給されるスチームが流入するスチーム流入部(10)と、前記スチーム流入部(10)から流入したスチームを収容するスチーム収容部(20)と、前記スチーム収容部(20)に収容されたスチームが排出されるスチーム排出部(30)を含むスチームを利用する調理器具において、
前記スチーム流入部(10)およびスチーム排出部(30)は、前記スチーム発生器(1)のスチーム供給管(3)およびスチーム回収管(5)に各々連結されるスチーム流入管(11)およびスチーム排出管(31)と、前記スチーム供給管(3)とスチーム流入管(11)とを連結する流入結合部(13)と、前記スチーム回収管(5)とスチーム排出管(31)とを連結する流出結合部(33)とを有し、
前記スチーム収容部(20)は所定量のスチームを収容する内部空間(21)を有し、上部面(22)および下部面(14)を有する平たいチューブ状であることを特徴とするスチームを利用する調理器具。
【請求項2】
前記チューブ状のスチーム収容部(20)は、内部空間(21)に収容されるスチームの圧力に耐えるために、前記上部面(22)および下部面(24)の間に形成される少なくとも1つの耐力柱(23)を有することを特徴とする請求項1に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項3】
前記スチーム収容部(20)は上部面(22)の外側に形成される外壁(25)をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項4】
前記スチーム収容部(20)は、その上部で調理される食材から発生する流体を外に排出するための流体排出部(27)をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項5】
前記流体排出部(27)は、前記スチーム収容部(20)の内部の中央に形成された円筒状の支持壁(273)を備えることを特徴とする請求項4に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項6】
前記流体排出部(27)は、前記上部面(22)に形成された複数の溝(29)を有することを特徴とする請求項4に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項7】
前記スチーム収容部(20)は、
前記スチーム流入部(10)およびスチーム排出部(30)に各々連結されるスチーム分配供給管(26)およびスチーム分配排出管(28)と、
前記スチーム分配供給管(26)とスチーム分配排出管(28)とを連結する複数のスチーム収容管(50)を含むことを特徴とする請求項1に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項8】
前記スチーム収容部(20)は、前記スチーム流入部(10)およびスチーム排出部(30)に両端が各々連結される螺旋管(60)であることを特徴とする請求項1に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項9】
前記スチーム収容管(50)および螺旋管(60)は、その内部に形成されたスチームガイド部(70)をさらに含むことを特徴とする請求項7または8に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項10】
スチーム熱を利用して調理するスチーム調理器において、
水が満たされる水タンク(101)と、
前記水タンク(101)に満たされた水に熱を加えるヒーター(301)と、
前記ヒーター(301)の加熱によって前記水タンク(101)から発生するスチームが供給されて食材を調理する調理部(501)と、
前記調理部(501)の温度を調節するように前記調理部(501)に供給されるスチームの圧力を調節する圧力調節部(701)と、
前記圧力調節部(701)が固定設置されるケース(90)とを備え、
前記ケース(90)は、前記水タンク(101)を収容する水タンク収容空間(91)と、前記水タンク収容空間(91)を開閉するドア(92)と、前記調理部(501)が挿入され支持される挿入穴(95)とを含むことを特徴とするスチーム調理器。
【請求項11】
前記水タンク(101)と調理部(501)は、前記水タンク(101)から供給されるスチームを供給し、前記調理部(501)で使われたスチームを水タンク(101)に回収するためのスチーム管(201)を介して連結されることを特徴とする請求項10に記載のスチーム調理器。
【請求項12】
前記ヒーター(301)は、前記水タンク(101)内の水と接触するように前記水タンク(101)の内部の底面に設置されることを特徴とする請求項10に記載のスチーム調理器。
【請求項13】
前記調理部(501)は、
前記スチームを収容するためのスチーム収容空間(511)が内部に形成され、上部には食材が調理される平坦部(531)が形成される調理板(551)と、
調理される食材が外にこぼれないように前記調理板(551)の上部外側に所定高さに形成された外壁(571)と、
前記スチーム収容空間(511)にスチームが供給または排出されるように前記調理板(551)の側部に形成されるスチーム孔(591)と、
前記外壁(571)の上部外側に形成され、前記ケース(90)の挿入穴(95)に支持される係合肩部(521)とを含むことを特徴とする請求項10に記載のスチーム調理器。
【請求項14】
前記ケース(90)は、挿入穴(95)に支持された排出ガイド(40)をさらに含み、該排出ガイド(40)は、前記調理部(501)が前記排出ガイド(40)に収容された状態で、前記調理部(501)から発生する汁および食材の匂いを外に排出することを特徴とする請求項10に記載のスチーム調理器。
【請求項15】
前記排出ガイド(40)は、
前記調理部(501)が収容されるように前記調理部(501)の底面を支持する収容面(41)と、
前記収容面(41)の外側に前記調理部(501)の高さより高く形成され、前記調理部(501)の外側面を支持する収容壁(43)と、
前記収容面(41)および収容壁(43)の内部に形成される排出空間(45)と、
前記調理部(501)から調理される食材の汁および食材の匂いが前記排出空間(45)を通じて排出されるように前記排出空間(45)に連結され、収容壁(43)の上部に形成される複数の排出孔(47)と、
前記排出孔(47)を通じて流入した食材の汁を集めて排出するように前記排出空間(45)の下部に形成される漏斗状の斜め面(49)と、
前記漏斗状の斜め面(49)の中央に形成される排出管(42)と、
前記排出管(42)に設置されて前記食材の匂いを排出させるファン(44)と、
前記調理部(501)に連結されるスチーム管(201)が貫通するように前記収容面(41)より前記漏斗状の斜め面(49)を貫通する貫通穴(46)と、
前記ケース(90)の挿入穴(95)に支持されるように前記収容面(41)の上部外側に形成されるガイド肩部(48)とを含むことを特徴とする請求項14に記載のスチーム調理器。
【請求項16】
前記排出ガイド(40)は、前記食材の匂いを浄化するための、前記排出管(42)に設置されるフィルター(80)をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載のスチーム調理器。
【請求項17】
スチーム熱を利用して調理するスチーム調理器において、
食材が置かれる平坦部(510)が形成され、前記平坦部(510)に熱を加えるために前記平坦部(510)の下部に水が満たされる水収容空間(530)が形成されるように前記平坦部(510)の外側と下側に一体に外側面(520)が形成され、前記水収容空間(530)に収容された水に熱を加えるためのヒーター(550)が前記水収容空間(530)の底面に設置され、側部に水が満たされるように前記外側面(520)の側部に水供給孔(570)が形成され、前記外側面(520)の外側に係合部材(590)が形成される調理部(500)と、
前記調理部(500)の温度を調節するように前記調理部(500)に供給されるスチームの圧力を調節する圧力調節部(600)と、
前記調理部(500)が挿入されて支持される挿入穴(910)を有し、前記圧力調節部(600)が固定される調理ケース(900)とを含むことを特徴とするスチーム調理器。
【請求項18】
前記調理部(500)の水供給孔(570)は、前記調理部の水収容空間に水が約50%満たされるように前記調理部の中間高さに形成されることを特徴とする請求項17に記載のスチーム調理器。
【請求項19】
前記ケース(90)および調理ケース(900)は、前記調理部(500)から発生する汁を集めて収容する汁容器(4)をさらに含むことを特徴とする請求項10または17に記載のスチーム調理器。
【請求項20】
前記ケース(90)および調理ケース(900)は、前記ケース(90)および調理ケース(900)が地面から離れたことを感知して電源を切るセンサー(2)をさらに含むことを特徴とする請求項10または17に記載のスチーム調理器。
【請求項21】
前記調理部(501)および食材調理部(500)は、側面に取り付けられた断熱材(800)をさらに含むことを特徴とする請求項10または17に記載のスチーム調理。
【請求項1】
スチーム発生器(1)から供給されるスチームが流入するスチーム流入部(10)と、前記スチーム流入部(10)から流入したスチームを収容するスチーム収容部(20)と、前記スチーム収容部(20)に収容されたスチームが排出されるスチーム排出部(30)を含むスチームを利用する調理器具において、
前記スチーム流入部(10)およびスチーム排出部(30)は、前記スチーム発生器(1)のスチーム供給管(3)およびスチーム回収管(5)に各々連結されるスチーム流入管(11)およびスチーム排出管(31)と、前記スチーム供給管(3)とスチーム流入管(11)とを連結する流入結合部(13)と、前記スチーム回収管(5)とスチーム排出管(31)とを連結する流出結合部(33)とを有し、
前記スチーム収容部(20)は所定量のスチームを収容する内部空間(21)を有し、上部面(22)および下部面(14)を有する平たいチューブ状であることを特徴とするスチームを利用する調理器具。
【請求項2】
前記チューブ状のスチーム収容部(20)は、内部空間(21)に収容されるスチームの圧力に耐えるために、前記上部面(22)および下部面(24)の間に形成される少なくとも1つの耐力柱(23)を有することを特徴とする請求項1に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項3】
前記スチーム収容部(20)は上部面(22)の外側に形成される外壁(25)をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項4】
前記スチーム収容部(20)は、その上部で調理される食材から発生する流体を外に排出するための流体排出部(27)をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項5】
前記流体排出部(27)は、前記スチーム収容部(20)の内部の中央に形成された円筒状の支持壁(273)を備えることを特徴とする請求項4に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項6】
前記流体排出部(27)は、前記上部面(22)に形成された複数の溝(29)を有することを特徴とする請求項4に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項7】
前記スチーム収容部(20)は、
前記スチーム流入部(10)およびスチーム排出部(30)に各々連結されるスチーム分配供給管(26)およびスチーム分配排出管(28)と、
前記スチーム分配供給管(26)とスチーム分配排出管(28)とを連結する複数のスチーム収容管(50)を含むことを特徴とする請求項1に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項8】
前記スチーム収容部(20)は、前記スチーム流入部(10)およびスチーム排出部(30)に両端が各々連結される螺旋管(60)であることを特徴とする請求項1に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項9】
前記スチーム収容管(50)および螺旋管(60)は、その内部に形成されたスチームガイド部(70)をさらに含むことを特徴とする請求項7または8に記載のスチームを利用する調理器具。
【請求項10】
スチーム熱を利用して調理するスチーム調理器において、
水が満たされる水タンク(101)と、
前記水タンク(101)に満たされた水に熱を加えるヒーター(301)と、
前記ヒーター(301)の加熱によって前記水タンク(101)から発生するスチームが供給されて食材を調理する調理部(501)と、
前記調理部(501)の温度を調節するように前記調理部(501)に供給されるスチームの圧力を調節する圧力調節部(701)と、
前記圧力調節部(701)が固定設置されるケース(90)とを備え、
前記ケース(90)は、前記水タンク(101)を収容する水タンク収容空間(91)と、前記水タンク収容空間(91)を開閉するドア(92)と、前記調理部(501)が挿入され支持される挿入穴(95)とを含むことを特徴とするスチーム調理器。
【請求項11】
前記水タンク(101)と調理部(501)は、前記水タンク(101)から供給されるスチームを供給し、前記調理部(501)で使われたスチームを水タンク(101)に回収するためのスチーム管(201)を介して連結されることを特徴とする請求項10に記載のスチーム調理器。
【請求項12】
前記ヒーター(301)は、前記水タンク(101)内の水と接触するように前記水タンク(101)の内部の底面に設置されることを特徴とする請求項10に記載のスチーム調理器。
【請求項13】
前記調理部(501)は、
前記スチームを収容するためのスチーム収容空間(511)が内部に形成され、上部には食材が調理される平坦部(531)が形成される調理板(551)と、
調理される食材が外にこぼれないように前記調理板(551)の上部外側に所定高さに形成された外壁(571)と、
前記スチーム収容空間(511)にスチームが供給または排出されるように前記調理板(551)の側部に形成されるスチーム孔(591)と、
前記外壁(571)の上部外側に形成され、前記ケース(90)の挿入穴(95)に支持される係合肩部(521)とを含むことを特徴とする請求項10に記載のスチーム調理器。
【請求項14】
前記ケース(90)は、挿入穴(95)に支持された排出ガイド(40)をさらに含み、該排出ガイド(40)は、前記調理部(501)が前記排出ガイド(40)に収容された状態で、前記調理部(501)から発生する汁および食材の匂いを外に排出することを特徴とする請求項10に記載のスチーム調理器。
【請求項15】
前記排出ガイド(40)は、
前記調理部(501)が収容されるように前記調理部(501)の底面を支持する収容面(41)と、
前記収容面(41)の外側に前記調理部(501)の高さより高く形成され、前記調理部(501)の外側面を支持する収容壁(43)と、
前記収容面(41)および収容壁(43)の内部に形成される排出空間(45)と、
前記調理部(501)から調理される食材の汁および食材の匂いが前記排出空間(45)を通じて排出されるように前記排出空間(45)に連結され、収容壁(43)の上部に形成される複数の排出孔(47)と、
前記排出孔(47)を通じて流入した食材の汁を集めて排出するように前記排出空間(45)の下部に形成される漏斗状の斜め面(49)と、
前記漏斗状の斜め面(49)の中央に形成される排出管(42)と、
前記排出管(42)に設置されて前記食材の匂いを排出させるファン(44)と、
前記調理部(501)に連結されるスチーム管(201)が貫通するように前記収容面(41)より前記漏斗状の斜め面(49)を貫通する貫通穴(46)と、
前記ケース(90)の挿入穴(95)に支持されるように前記収容面(41)の上部外側に形成されるガイド肩部(48)とを含むことを特徴とする請求項14に記載のスチーム調理器。
【請求項16】
前記排出ガイド(40)は、前記食材の匂いを浄化するための、前記排出管(42)に設置されるフィルター(80)をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載のスチーム調理器。
【請求項17】
スチーム熱を利用して調理するスチーム調理器において、
食材が置かれる平坦部(510)が形成され、前記平坦部(510)に熱を加えるために前記平坦部(510)の下部に水が満たされる水収容空間(530)が形成されるように前記平坦部(510)の外側と下側に一体に外側面(520)が形成され、前記水収容空間(530)に収容された水に熱を加えるためのヒーター(550)が前記水収容空間(530)の底面に設置され、側部に水が満たされるように前記外側面(520)の側部に水供給孔(570)が形成され、前記外側面(520)の外側に係合部材(590)が形成される調理部(500)と、
前記調理部(500)の温度を調節するように前記調理部(500)に供給されるスチームの圧力を調節する圧力調節部(600)と、
前記調理部(500)が挿入されて支持される挿入穴(910)を有し、前記圧力調節部(600)が固定される調理ケース(900)とを含むことを特徴とするスチーム調理器。
【請求項18】
前記調理部(500)の水供給孔(570)は、前記調理部の水収容空間に水が約50%満たされるように前記調理部の中間高さに形成されることを特徴とする請求項17に記載のスチーム調理器。
【請求項19】
前記ケース(90)および調理ケース(900)は、前記調理部(500)から発生する汁を集めて収容する汁容器(4)をさらに含むことを特徴とする請求項10または17に記載のスチーム調理器。
【請求項20】
前記ケース(90)および調理ケース(900)は、前記ケース(90)および調理ケース(900)が地面から離れたことを感知して電源を切るセンサー(2)をさらに含むことを特徴とする請求項10または17に記載のスチーム調理器。
【請求項21】
前記調理部(501)および食材調理部(500)は、側面に取り付けられた断熱材(800)をさらに含むことを特徴とする請求項10または17に記載のスチーム調理。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【公表番号】特表2010−502261(P2010−502261A)
【公表日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−526524(P2009−526524)
【出願日】平成19年8月17日(2007.8.17)
【国際出願番号】PCT/KR2007/003928
【国際公開番号】WO2008/026839
【国際公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【出願人】(509056906)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年8月17日(2007.8.17)
【国際出願番号】PCT/KR2007/003928
【国際公開番号】WO2008/026839
【国際公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【出願人】(509056906)
【Fターム(参考)】
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