説明

ステアリングスイッチ装置

【課題】操作ノブの良好な操作性を得ることができるステアリングスイッチ装置を提供する。
【解決手段】ステアリングホイールに配置され、第1スイッチ動作及び第2スイッチ動作によって互いに異なる機能を行うためのステアリングスイッチ2dと、第1スイッチ動作をプッシュ操作による移動によって、また第2スイッチ動作をプル操作による揺動によってそれぞれ行う操作ノブ2bとを備え、操作ノブ2bは、ステアリングホイールの表側で第1スイッチ動作に対応してプッシュ操作する第1操作部20b、及びステアリングホイールの裏側で第2スイッチ動作に対応してプル操作する第2操作部21bを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステアリングスイッチ装置に関し、特に車両用ステアリングホイールに配置されたステアリングスイッチ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のステアリングスイッチ装置として、例えば車両用変速機の変速比を手動操作によって切り換えるためのシフトアップスイッチ及びシフトダウンスイッチからなるステアリングスイッチ(パドルスイッチ)を備えたものがある(特許文献1)。
【0003】
シフトアップスイッチは、パドル形状の操作レバーを有し、ステアリングホイールの裏側に配置され、操作レバーのレバー(揺動)操作によってシフトアップ指令信号を出力するように構成されている。
【0004】
シフトダウンスイッチは、プッシュ式の操作ノブを有し、ステアリングホイールの表側に配置され、操作ノブのプッシュ(揺動)操作によってシフトダウン指令信号を出力するように構成されている。
【0005】
以上の構成により、車両用変速機のシフトアップが操作レバーの揺動操作によって、また車両用変速機のシフトダウンが操作ノブの揺動操作によってそれぞれ実行される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2003−118417号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に示すステアリングスイッチ装置によると、ステアリングホイールの表側に配置されたシフトダウンスイッチを操作する場合に操作者の手指から逃げる方向に操作ノブを押圧して揺動させるため、操作ノブの操作方向が変化し、操作ノブの操作性が悪いという問題があった。
【0008】
従って、本発明の目的は、ステアリングホイールの表側に配置されたスイッチを操作する場合に操作ノブの操作方向が変化せず、もって操作ノブの良好な操作性を得ることができるステアリングスイッチ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記目的を達成するために、(1)〜(3)のステアリングスイッチ装置を提供する。
【0010】
(1)ステアリングホイールに配置され、第1スイッチ動作及び第2スイッチ動作によって互いに異なる機能を行うためのステアリングスイッチと、前記第1スイッチ動作をプッシュ操作による移動によって、また前記第2スイッチ動作をプル操作による揺動によってそれぞれ行う操作ノブとを備え、前記操作ノブは、前記ステアリングホイールの表側で第1スイッチ動作に対応してプッシュ操作する第1操作部、及び前記ステアリングホイールの裏側で前記第2スイッチ動作に対応してプル操作する第2操作部を有するステアリングスイッチ装置。
【0011】
(2)上記(1)に記載のステアリングスイッチ装置において、前記ステアリングスイッチは、前記プッシュ操作によるプッシュ操作力によって移動するスイッチ部材を有し、前記スイッチ部材の移動力に前記プッシュ操作力を変換するためのカム面が前記スイッチ部材に設けられている。
【0012】
(3)上記(1)に記載のステアリングスイッチ装置において、前記ステアリングスイッチは、前記ステアリングホイールの表側で変速機のシフトアップ及びシフトダウンのうち一方を、また前記ステアリングホイールの裏側で前記変速機のシフトアップ及びシフトダウンのうち他方をそれぞれ行うためのスイッチからなる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によると、ステアリングホイールの表側に配置されたスイッチを操作する場合に操作ノブの操作方向が変化せず、操作ノブの良好な操作性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施の形態に係るステアリングスイッチ装置が適用された車両の内部を説明するために示す斜視図。
【図2】本発明の実施の形態に係るステアリングスイッチ装置が搭載されたステアリングホイールを説明するために示す正面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】本発明の実施の形態に係るステアリングスイッチ装置におけるステアリングスイッチの第1スイッチ動作を説明するために断面図。
【図5】本発明の実施の形態に係るステアリングスイッチ装置におけるステアリングスイッチの第2スイッチ動作を説明するために断面図。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
[実施の形態]
図1は車両の内部を示す。図2はステアリングホイールを示す。図3はステアリングスイッチ装置を示す。図1に示すように、ステアリングスイッチ装置2,3は、車両100のステアリングホイール101に配置され、車両用の変速機(図示せず)を手動操作するように構成されている。
【0016】
車両100は、運転者が着座可能な運転席102、及びこの運転席102の前方に位置するインストルメントパネル103を内部に有している。
【0017】
インストルメントパネル103には、各種メータ等の表示器105及び各種スイッチ106が配置されている。
【0018】
ステアリングホイール101は、図2に示すように、リング状のリム部101a、このリム部101aの中央部に位置するボス部101b、及びこのボス部101bとリム部101aとの間に介在するスポーク部101c〜101eを有し、運転席102(図1に示す)のインストルメントパネル側に配置され、かつステアリングコラム104(図1に示す)内のステアリングシャフト(図示せず)等を介して操舵機構(図示せず)に連結されている。
【0019】
リム部101aは、ステアリングホイール101の骨格としての芯金101f(図3に示す)の周囲に配置されている。ボス部101bはホーンスイッチ機構(図示せず)を収容するケースによって、またスポーク部101c,104dはステアリングスイッチ装置2,3の一部を収容するケースによってそれぞれ形成されている。
【0020】
スポーク部101cには一方のステアリングスイッチ装置2が、またスポーク部101dには他方のステアリングスイッチ装置3がそれぞれ一部を外部(車両内)に露出して配置されている。
【0021】
(ステアリングスイッチ装置2の構成)
ステアリングスイッチ装置2は、図3に示すように、1対の固定接点部4a,4b及び1対の可動接点部5a,5bを内蔵するスイッチ本体2aと、このスイッチ本体2aに進退(移動)かつ揺動可能な操作ノブ2bと、この操作ノブ2bの操作によって作動するスイッチ機構2cと、このスイッチ機構2cの作動による第1スイッチ動作及び第2スイッチ動作によって互いに異なる機能を実行するステアリングスイッチ2dとを備えている。
【0022】
<スイッチ本体2aの構成>
スイッチ本体2aは、上方に開口するベース20a、及びこのベース20aの開口部を閉塞するカバー21aを有し、全体が回路基板6を内部に収容する箱体によって形成されている。
【0023】
回路基板6には、固定接点部4a,4bがステアリングホイール101(図2に示す)の前後方向(図3では左右方向)に並列して配置されている。
【0024】
ベース20aは、回路基板6を保持する1対のホルダ部200a,200aを有し、芯金101dに取り付けられている。
【0025】
カバー21aは、上方に突出する1対の凸部210a,211aを有し、ベース20aに装着されている。カバー21aには、上方に突出するシャフト固定部7が配置されている。
【0026】
凸部210a,211aには、スイッチ機構2cのプッシャー9a,9b(後述)をそれぞれ挿通させて矢印b,b方向(及びこれら方向と反対の方向)に案内するプッシャー案内孔212a,213a、及びこれらプッシャー案内孔212a,213aに連通する内部空間214a,215aが設けられている。
【0027】
シャフト固定部7には、操作ノブ2bを進退かつ揺動可能に支持するノブ支持軸8が固定されている。
【0028】
<操作ノブ2bの構成>
操作ノブ2bは、車両100(図1に示す)の前後方向(図3では左右方向)に沿って互いに並列する第1操作部20b,第2操作部21b、及びこれら第1操作部20b,第2操作部21bを連結する連結部22bを有し、ノブ支持軸8に進退かつ揺動可能に配置され、かつ初期位置(図3に示す位置)に対する復帰習性が可動部材10a,10bの弾撥力(復帰力)によって付与されている。そして、操作ノブ2bは、ノブ非操作状態から第1操作部20bのプッシュ(押圧)操作によってノブ支持軸8の径方向にプッシュ操作方向(矢印a方向)に沿って移動するように、また第2操作部21bのプル操作によってノブ支持軸8の回りにプル操作方向(矢印a方向)に沿って揺動するようにそれぞれ構成されている。操作ノブ2bには、ノブ支持軸8を挿通させ、かつ図3の左右方向に延びる長孔23bが設けられている。
【0029】
第1操作部20bは、ステアリングホイール101の表側(運転席側)に配置され、かつ連結部22bの運転席側に一体に形成されている。そして、第1操作部20bは、ステアリングホイール101の表側で第1スイッチ動作に対応してプッシュ操作するように構成されている。
【0030】
第2操作部21bは、ステアリングホイール101の裏側(インストルメントパネル側)に操作者(運転者)によって運転席102側から一部が視認可能に配置され、かつ連結部22bのインストルメントパネル側に一体に形成されている。そして、第2操作部21bは、ステアリングホイール101の裏側で第2スイッチ動作に対応してプル操作するように構成されている。
【0031】
連結部22bには、ノブ支持軸8の第1操作部20b側で突出し、かつスイッチ機構2cのプッシャー9aに当接する第1当接部220bが一体に設けられている。また、連結部22bには、ノブ支持軸8の第2操作部21b側で突出し、かつスイッチ機構2cのプッシャー9bに当接する第2当接部221bが一体に設けられている。
【0032】
<スイッチ機構2cの構成>
スイッチ機構2cは、操作ノブ2bの進退及び揺動(傾動)によってそれぞれ進退する1対のプッシャー9a,9bと、これらプッシャー9a,9bの押圧によって弾性変形可能な1対の可動部材10a,10bとを有し、回路基板6上に保持されている。
【0033】
プッシャー9a(スイッチ部材)は、第1操作部20bの操作力(矢印a方向のプッシュ操作力)を受ける操作力受面90a、及び第1操作部20bの操作力を可動部材10aに伝達する操作力伝達面91aを有し、連結部22bの第1当接部220bと可動部材10aとの間に配置され、かつ凸部210aのプッシャー案内孔212aに進退可能に挿通されている。操作力受面90aは、第1操作部20bに対する矢印a方向へのプッシュ操作力をプッシャー9aの矢印b方向への移動力に変換するためのカム面で形成されている。
【0034】
プッシャー9bは、第2操作部21bの操作力(矢印a方向のプル操作力)を受ける操作力受面90b、及び第2操作部21bの操作力を可動部材10bに伝達する操作力伝達面91bを有し、連結部22bの第2当接部221bと可動部材10bとの間に配置され、かつ凸部211aのプッシャー案内孔213aに進退可能に挿通されている。
【0035】
可動部材10aは、固定接点部4aに対向する可動接点部5a、及びプッシャー9aからの押圧力を受けて弾性変形可能な弾性変形部5cを有し、固定接点部4aの周囲に配置され、かつ回路基板6上に保持され、全体がラバー部材によって形成されている。
【0036】
可動部材10bは、固定接点部4bに対向する可動接点部5b、及びプッシャー9bからの押圧力を受けて弾性変形可能な弾性変形部5dを有し、固定接点部4bの周囲に配置され、かつ回路基板6上に保持され、全体がラバー部材によって形成されている。
【0037】
<ステアリングスイッチ2dの構成>
ステアリングスイッチ2dは、1対の固定接点部4a,4b及び1対の可動接点部5a,5bからなり、可動部材10a,10bと回路基板6との間に配置されている。そして、ステアリングスイッチ2dは、第1スイッチ動作によって変速機のシフトダウン(第1機能)を、第2スイッチ動作によって変速機のシフトアップ(第2機能)をそれぞれ実行するように構成されている。
【0038】
(ステアリングスイッチ装置3の構成)
他方のステアリングスイッチ装置3は、ステアリングスイッチ装置2と同様に第1スイッチ動作によって変速機のシフトダウンを、また第2スイッチ動作によって変速機のシフトアップをそれぞれ行うように構成されている。他の構成については、ステアリングスイッチ装置2と略同一であるため、各部位の符号をステアリングスイッチ装置2の符号に対応して付し(例えば、ステアリングスイッチ装置3の操作ノブにはステアリングスイッチ装置2の操作ノブ2bに対応して3bを付す。)、その説明は省略する。
【0039】
〔ステアリングスイッチ装置2の動作〕
本実施の形態に示すステアリングスイッチ装置2の動作は、「変速機のシフトダウン」及び「変速機のシフトアップ」の各動作について説明する。図4及び図5は、本発明の実施の形態に係るステアリングスイッチ装置の動作状態を示す。図4はシフトダウン動作を、また図5はシフトアップ動作をそれぞれ示す。
【0040】
「変速機のシフトダウン」
変速機のシフトダウンは、運転者が左手の親指で操作ノブ2bの第1操作部20bにプッシュ操作力を付与し、図4に示すように操作ノブ2bを矢印a方向に移動させて所定の移動位置に配置することより行われる。この場合、操作ノブ2bが所定の移動位置に配置されると、第1操作部20bに対するプッシュ操作力が操作力受面90aでプッシャー9aの移動力に変換される。このため、プッシャー9aがプッシャー案内孔212aに案内されて固定接点部4aを可動接点部5aに接触させる方向(矢印b方向)に移動する。これにより、ステアリングスイッチ2dでは、可動接点部5aが固定接点部4aに接触して第1スイッチ動作状態とし、固定接点部4aからシフトダウン指令信号を変速機に出力する。一方、変速機では、ステアリングスイッチ2dからシフトダウン指令信号を入力すると、シフトダウンを実行する。
【0041】
「変速機のシフトアップ」
変速機のシフトアップは、運転者が左手の人差し指(中指)で操作ノブ2bの第2操作部21bにプル操作力を付与し、図5に示すようにノブ支持軸8を中心として操作ノブ2bを矢印a方向に揺動させて所定の揺動位置に配置することにより行われる。この場合、操作ノブ2bが所定の揺動位置に配置されると、第2操作部21bに対するプル操作力が操作力受面90bに伝達される。このため、プッシャー9bがプッシャー案内孔213aに案内されて固定接点部4bを可動接点部5bに接触させる方向(矢印b方向)に移動する。これにより、ステアリングスイッチ2dでは、可動接点部5bが固定接点部4bに接触して第2スイッチ動作状態とし、固定接点部4bからシフトアップ指令信号を変速機に出力する。一方、変速機では、ステアリングスイッチ2dからシフトアップ指令信号を入力すると、シフトアップを実行する。
【0042】
なお、変速機のシフトアップは、ステアリングスイッチ装置3から出力されるシフトアップ指令信号によっても実行されるため、ステアリングスイッチ装置3のスイッチ操作(操作ノブ3bのプル操作)によってシフトアップが可能である。また、変速機のシフトダウンは、ステアリングスイッチ装置3から出力されるシフトダウン指令信号によっても実行されるため、ステアリングスイッチ装置3のスイッチ操作(操作ノブ3bのプッシュ操作)によってシフトダウンが可能である。
【0043】
[実施の形態の効果]
以上説明した実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
【0044】
第1操作部20bを操作する場合、その操作方向が操作者の手指から逃げる方向であっても変化せず、操作ノブ2bの良好な操作性を得ることができる。
【0045】
以上、本発明のステアリングスイッチ装置を上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば次に示すような変形も可能である。
【0046】
(1)本実施の形態では、可動接点部5a,5bを固定接点部4a,4bに接触させることによりステアリングスイッチ装置2のスイッチ動作が行われる場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば近接センサ,光電センサなどの非接触センサを用いてステアリングスイッチ装置のスイッチ動作が行われるようにしてもよい。
【0047】
(2)本実施の形態では、ステアリングスイッチ装置2,3がステアリングホイール101の表側で変速機のシフトダウンを、またステアリングホイール101の裏側で変速機のシフトアップをそれぞれ行う場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、ステアリングスイッチ装置がステアリングホイールの表側で変速機のシフトアップを、またステアリングホイールの裏側で変速機のシフトダウンをそれぞれ行ってもよい。
【0048】
(3)本実施の形態では、ステアリングホイール101の左側にステアリングスイッチ装置2が、またステアリングホイール101の右側にステアリングスイッチ装置3がそれぞれ配置されている場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、ステアリングホイールの左右のいずれか一方側のみに単一のステアリングスイッチ装置を配置してもよい。
【符号の説明】
【0049】
2…ステアリングスイッチ装置、2a…スイッチ本体、20a…ベース、200a…ホルダ部、21a…カバー、210a,211a…凸部、212a,213a…プッシャー案内孔、214a,215a…内部空間、2b…操作ノブ、20b…第1操作部、21b…第2操作部、22b…連結部、220b…第1当接部、221b…第2当接部、2c…スイッチ機構、2d…ステアリングスイッチ、3…ステアリングスイッチ装置、3b…操作ノブ、30b…第1操作部、31b…第2操作部、4a,4b…固定接点部、5a,5b…可動接点部、5c,5d…弾性変形部、6…回路基板、7…シャフト固定部、8…ノブ支持軸、9a,9b…プッシャー、90a,90b…操作力受面、91a,91b…操作力伝達面、10a,10b…可動部材、100…車両、101…ステアリングホイール、101a…リム部、101b…ボス部、101c〜101e…スポーク部、101f…芯金、102…運転席、103…インストルメントパネル、104…ステアリングコラム、105…表示器、106…各種スイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ステアリングホイールに配置され、第1スイッチ動作及び第2スイッチ動作によって互いに異なる機能を行うためのステアリングスイッチと、
前記第1スイッチ動作をプッシュ操作による移動によって、また前記第2スイッチ動作をプル操作による揺動によってそれぞれ行う操作ノブとを備え、
前記操作ノブは、前記ステアリングホイールの表側で第1スイッチ動作に対応してプッシュ操作する第1操作部、及び前記ステアリングホイールの裏側で前記第2スイッチ動作に対応してプル操作する第2操作部を有する
ステアリングスイッチ装置。
【請求項2】
前記ステアリングスイッチは、前記プッシュ操作によるプッシュ操作力によって移動するスイッチ部材を有し、前記スイッチ部材の移動力に前記プッシュ操作力を変換するためのカム面が前記スイッチ部材に設けられている請求項1に記載のステアリングスイッチ装置。
【請求項3】
前記ステアリングスイッチは、前記ステアリングホイールの表側で変速機のシフトアップ及びシフトダウンのうち一方を、また前記ステアリングホイールの裏側で前記変速機のシフトアップ及びシフトダウンのうち他方をそれぞれ行うためのスイッチからなる請求項1に記載のステアリングスイッチ装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−23325(P2011−23325A)
【公開日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−170007(P2009−170007)
【出願日】平成21年7月21日(2009.7.21)
【出願人】(000003551)株式会社東海理化電機製作所 (3,198)
【Fターム(参考)】