説明

ズームレンズ及び結像装置

【課題】本発明は、小型で且つ高変倍機能及び優れた結像品質を有するズームレンズ及び結像装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るズームレンズは、物体側から像側に向かって、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とが順に配列され、以下の条件式を満たす。
0.15<|L3|/Lt<0.25
ここで、L3は前記ズームレンズが広角端から望遠端まで変倍する過程における前記第3レンズ群の光軸上での移動ベクトルであり、Ltは前記ズームレンズが望遠端の状態になった際の、前記第1レンズの物体側に対向する表面から結像面までの長さである。また、本発明は、ズームレンズを有する結像装置にも関している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ズームレンズ及び結像装置に関する。
【背景技術】
【0002】
技術の発展に伴い、デジタルカメラ、デジタルビデオ及びモニターなどにおける結像装置も、小型化、高変倍機能及び優れた結像品質に関する進化が求められている。しかし、小型化を維持すれば、変倍機能及び結像品質は低下し、逆に高変倍機能及び結像の高品質を維持すれば、結像装置のレンズは長くなり、また体積も増加し易い。従って、現在、小型であり且つ高変倍機能及び優れた結像品質を有する結像装置の発明は、当業者の研究課題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、小型であり且つ高変倍機能及び優れた結像品質を有するズームレンズ及び結像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記目的を達成するため、本発明に係るズームレンズは、物体側から像側に向かって、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とが順に配列され、以下の条件式を満たす。
0.15<|L3|/Lt<0.25
ここで、L3は前記ズームレンズが広角端から望遠端まで変倍する過程における前記第3レンズ群の光軸上での移動ベクトルであり、Ltは前記ズームレンズが望遠端の状態になった際の、前記第1レンズの物体側に対向する表面から結像面までの長さである。
【0005】
前記目的を達成するため、本発明に係る結像装置は、前記ズームレンズ及び固体撮像素子を備え、前記ズームレンズの光軸と前記固体撮像素子の中心とは同じ直線上に位置し、前記ズームレンズは、物体側から像側に向かって、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とが順に配列され、以下の条件式を満たす。
0.15<|L3|/Lt<0.25
ここで、L3は前記ズームレンズが広角端から望遠端まで変倍する過程における前記第3レンズ群の光軸上での移動ベクトルであり、Ltは前記ズームレンズが望遠端の状態になった際の、前記第1レンズの物体側に対向する表面から結像面までの長さである。
【発明の効果】
【0006】
本発明のズームレンズ及び結像装置は、小型で且つ高変倍機能及び優れた結像品質を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の第一実施形態に係るズームレンズが広角端の状態である時の構造を示す図である。
【図2】本発明の第一実施形態に係るズームレンズが遠望端の状態である時の構造を示す図である。
【図3】図1に示す本発明の第一実施形態に係るズームレンズの球面収差図である。
【図4】図1に示す本発明の第一実施形態に係るズームレンズの像面湾曲図である。
【図5】図1に示す本発明の第一実施形態に係るズームレンズの歪曲収差図である。
【図6】図2に示す本発明の第一実施形態に係るズームレンズの球面収差図である。
【図7】図2に示す本発明の第一実施形態に係るズームレンズの像面湾曲図である。
【図8】図2に示す本発明の第一実施形態に係るズームレンズの歪曲収差図である。
【図9】本発明の第二実施形態に係るズームレンズが広角端の状態である時の構造を示す図である。
【図10】本発明の第二実施形態に係るズームレンズが遠望端の状態である時の構造を示す図である。
【図11】図9に示す本発明の第二実施形態に係るズームレンズの球面収差図である。
【図12】図9に示す本発明の第二実施形態に係るズームレンズの像面湾曲図である。
【図13】図9に示す本発明の第二実施形態に係るズームレンズの歪曲収差図である。
【図14】図10に示す本発明の第二実施形態に係るズームレンズの球面収差図である。
【図15】図10に示す本発明の第二実施形態に係るズームレンズの像面湾曲図である。
【図16】図10に示す本発明の第二実施形態に係るズームレンズの歪曲収差図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
【0009】
図1及び図2は、本発明の第一実施形態に係る結像装置100である。前記結像装置100は、ズームレンズ10及び固体撮像素子20を備え、前記ズームレンズ10の光軸と、前記固体撮像素子20の中心は、同じ直線上に位置する。
【0010】
前記ズームレンズ10は、物体側から像側に向かって、正の屈折力を有する第1レンズ群11と、負の屈折力を有する第2レンズ群12と、正の屈折力を有する第3レンズ群13と、正の屈折力を有する第4レンズ群14とが順に配列され、且つ前記第2レンズ群12と前記第3レンズ群13との間には、絞り15が設置されている。前記ズームレンズ10は、光軸に沿って、前記第1レンズ群11、前記第2レンズ群12、前記第3レンズ群13及び前記第4レンズ群14を移動させることによって変倍する。この変倍する過程において、前記第4レンズ群14は、変倍又は物体距離の変化によって起こる結像面21の位置移動を補正するために用いられる。前記ズームレンズ10が最小の焦点距離に調整された場合、広角状態となり、これとは逆に、前記ズームレンズ10が最大の焦点距離に調整された場合、望遠状態となる。
【0011】
前記第1レンズ群11は、物体側から像側に向かって、負の屈折力を有する第1レンズ111及び正の屈折力を有する第2レンズ112が順に配列される。前記第1レンズ111及び前記第2レンズ112は球面レンズである。前記第1レンズ111は、メニスカス形状であり、物体側に凸面を有する第一表面及び像側に凹面を有する第二表面を備える。また、前記第2レンズ112もメニスカス形状であり、物体側に凸面を有する第三表面及び像側に凹面を有する第四表面を備える。前記第1レンズ111の第二表面と前記第2レンズ112の第三表面とは接着されているため、従って、前記第1レンズ群11は、前記第1レンズ111及び前記第2レンズ112からなる。
【0012】
前記第2レンズ群12は、物体側から像側に向かって、負の屈折力を有する第3レンズ121と、負の屈折力を有する第4レンズ122と、正の屈折力を有する第5レンズ123とが順に配列される。前記第3レンズ121、前記第4レンズ122及び前記第5レンズ123は球面レンズである。前記第3レンズ121は、メニスカス形状であり、物体側に凸面を有する第五表面及び像側に凹面を有する第六表面を備える。前記第4レンズ122は凹レンズであり、物体側に凸面を有する第七表面及び像側に凹面を有する第八表面を備える。前記第5レンズ123は凸レンズであり、物体側に凸面を有する第九表面及び像側に凹面を有する第十表面を備える。
【0013】
前記第3レンズ群13は、物体側から像側に向かって、正の屈折力を有する第6レンズ131と、負の屈折力を有する第7レンズ132と、正の屈折力を有する第8レンズ133とが順に配列される。前記第6レンズ131は非球面レンズであり、前記第7レンズ132及び第8レンズ133は球面レンズである。前記6レンズ131は、物体側に凸面を有する第十一表面及び像側に凸面を有する第十二表面を備える。前記第7レンズ132は、物体側に凸面を有する第十三表面及び像側に凹面を有する第十四表面を備える。前記第8レンズ133は、物体側に凹面を有する第十五表面及び像側に凸面を有する第十六表面を備える。
【0014】
前記第4レンズ群14は、正の屈折力を有する第9レンズである。前記第9レンズは球面レンズであり、物体側に凹面を有する第十七表面及び像側に凸面を有する第十八表面を備える。
【0015】
前記ズームレンズ10は、以下の条件式を満たす。
【0016】
0.15<|L3|/Lt<0.25……(1)
【0017】
ここで、L3は前記ズームレンズ10が広角端から望遠端まで変倍する過程における前記第3レンズ群13の光軸上での移動ベクトルであり、前記第3レンズ群13の物体側から像側までの移動ベクトルを負値とし、前記第3レンズ群13の像側から物体側までの移動ベクトルを正値としたものである。また、Ltは前記ズームレンズ10の望遠端の状態になった際の、前記第1レンズ111の第一表面から前記結像面21までの長さである。
【0018】
条件式(1)を満たせば、前記ズームレンズ10は、小型であり且つ優れた結像品質を有する。
【0019】
前記ズームレンズ10は、以下の条件式を満たすことが好ましい。
【0020】
0.045<f3/(ft×fw)<0.055……(2)
【0021】
ここで、f3は前記第3レンズ群13の有効焦点距離であり、ftは前記ズームレンズ10が望遠端の状態である際の有効焦点距離であり、fwは前記ズームレンズ10が広角端の状態である際の有効焦点距離である。
【0022】
条件式(2)を満たせば、前記ズームレンズ10は、高倍率ズーム及び超広角の要求を満たし、小型化を維持するとともに収差が良好に補正される。
【0023】
前記ズームレンズ10は、前記第3レンズ群13を移動させることによって、像振れを補正するが、以下の条件式を満たすことが好ましい。
【0024】
0.15<f3/ft<0.25……(3)
【0025】
条件式(3)を満たせば、前記第3レンズ群13は短い距離を移動して、像振れを補正するが、以下の条件式を満たすことが好ましい。
【0026】
55<|V7−V8|<70……(4)
【0027】
ここで、V7は前記第7レンズのアッベ数であり、V8は前記第8レンズのアッベ数である。
【0028】
条件式(4)を満たせば、前記ズームレンズ10は、優れた結像品質を保証するとともに高倍率ズームを有することができる。
【0029】
本実施形態における、前記結像装置100の各々の光学素子のパラメーターの値は、表1〜表3に示される。ここで、Rは各々のレンズの光学表面の曲率半径であり、Dは対応する表面から次の表面までの軸上距離であり、Ndはレンズの屈折率であり、Vdはレンズのアッベ数であり、fは前記ズームレンズ10の有効焦点距離であり、D4は第四表面から第五表面までの軸上距離であり、D10は第十表面から第十一表面までの軸上距離であり、D16は第十六表面から第十七表面までの軸上距離であり、D18は第十八表面からフィルター22の物体側に対向する表面までの軸上距離である。
【0030】
【表1】

【0031】
【表2】

【0032】
【表3】

【0033】
レンズ表面の非球面形状は以下の数式によって表示される。
【0034】
【数1】

【0035】
hは光軸からレンズ表面までの高さであり、kは二次曲面係数であり、Aiは第i段階の非球面形状の係数であり、cはレンズ表面中心の曲率である。
【0036】
本実施形態に係る前記ズームレンズ10の異なる状態における絞り数及び対応する画角は表4に示す。2ωは前記ズームレンズ10の画角であり、Fnoは前記ズームレンズ10の絞り数である。
【0037】
【表4】

【0038】
表1及び表2の各々のパラメーターの値に基づいた条件式(1)〜(4)のパラメーターは表5に示す。
【0039】
【表5】

【0040】
また、算出することができる|L3|/Ltの値は約0.187であり、f3/(ft×fw)の値は約0.05であり、f3/ftの値は約0.23であり、V7−V8の値は約−62.7である。
【0041】
前記ズームレンズ10は、8倍で変倍することができる。
【0042】
本実施形態において、前記ズームレンズ10が広角端の状態である際、球面収差、像面湾曲及び歪曲収差は、図3乃至図5に示した。図3の曲線a1〜a5は、それぞれ波長が436nm、486nm、546nm、588nm、656nmである光線の球面収差曲線である。図4のt1〜t5は、それぞれ波長が436nm、486nm、546nm、588nm、656nmである光線のT(Tangential field curvature curve)特性曲線であり、s1〜s5は、それぞれ波長が436nm、486nm、546nm、588nm、656nmである光線のS(Sagittal field curvature curve)特性曲線である。図3に示したように、球面収差は、−0.10mm〜0.08mmの範囲内に制御される。図4に示したように、像面湾曲は、−0.04mm〜0.08mmの範囲内に制御される。図5に示したように、歪曲収差は、−12%〜0%の範囲内に制御される。
【0043】
前記ズームレンズ10が望遠端の状態である際、球面収差、像面湾曲及び歪曲収差は、図6乃至図8に示した。図6に示したように、球面収差は、−0.3mm〜0.5mmの範囲内に制御される。図7に示したように、像面湾曲は、−0.32mm〜0.56mmの範囲内に制御される。図8に示したように、歪曲収差は、−7%〜0%の範囲内に制御される。
【0044】
従って、前記ズームレンズ10は、小型で且つ高変倍機能を持つ。また、その球面収差、像面湾曲及び歪曲収差も、全て、より小さい範囲内に制御される。
【0045】
図9及び図10は、本発明の第二実施形態に係る結像装置200である。第二実施形態が前記第一実施形態と異なる部分は、前記結像装置200の第3レンズ群13aの第8レンズ133aの第十五表面は、物体側に凸面を有する点である。また、第4レンズ群14aの第9レンズは非球面レンズである。
【0046】
本実施形態に係るズームレンズ10aは、前記第一実施形態に係る条件式(1)〜(4)を満たす。
【0047】
本実施形態において、前記結像装置200の各々の光学素子のパラメーターの値は、表6〜表8に示す。表6〜表8の各々のパラメーターの内容は、第一実施形態と同じである。
【0048】
【表6】

【0049】
【表7】

【0050】
【表8】

【0051】
本実施形態に係る前記ズームレンズ10aの異なる状態における絞り数及び対応する画角は表9に示す。
【0052】
【表9】

【0053】
表6及び表7の各々のパラメーターの値に基づいた条件式(1)〜(4)のパラメーターは表10に示す。
【0054】
【表10】

【0055】
また、算出することができ、|L3|/Ltの値は約0.166であり、f3/(ft×fw)の値は約0.047であり、f3/ftの値は約0.21であり、V7−V8の値は約−62.7である。
【0056】
本実施形態において、前記ズームレンズ10aが広角端の状態である際、球面収差、像面湾曲及び歪曲収差は、図11乃至図13に示した。図11に示したように、球面収差は、−0.06mm〜0.08mmの範囲内に制御される。図12に示したように、像面湾曲は、0.01mm〜0.08mmの範囲内に制御される。図13に示したように、歪曲収差は、−10%〜0%の範囲内に制御される。
【0057】
また、前記ズームレンズ10aが望遠端の状態である際、球面収差、像面湾曲及び歪曲収差は、図14乃至図16に示した。図14に示したように、球面収差は、−0.2mm〜0.5mmの範囲内に制御される。図15に示したように、像面湾曲は、−0.24mm〜0.56mmの範囲内に制御される。図16に示したように、歪曲収差は、−3%〜0%の範囲内に制御される。
【0058】
以上、本発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能であることは勿論であって、本発明の保護範囲は、以下の特許請求の範囲から決まる。
【符号の説明】
【0059】
10、10a ズームレンズ
11 第1レンズ群
12 第2レンズ群
13、13a 第3レンズ群
14、14a 第4レンズ群
15 絞り
20 固体撮像素子
21 結像面
22 フィルター
100、200 結像装置
111 第1レンズ
112 第2レンズ
121 第3レンズ
122 第4レンズ
123 第5レンズ
131 第6レンズ
132 第7レンズ
133、133a 第8レンズ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物体側から像側に向かって、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とが順に配列され、以下の条件式を満たすことを特徴とするズームレンズ。
0.15<|L3|/Lt<0.25
ここで、L3は前記ズームレンズが広角端から望遠端まで変倍する過程における前記第3レンズ群の光軸上での移動ベクトルであり、Ltは前記ズームレンズが望遠端の状態になった際の、前記第1レンズの物体側に対向する表面から結像面までの長さである。
【請求項2】
前記ズームレンズは、以下の条件式を満たすことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
0.045<f3/(ft×fw)<0.055
ここで、f3は前記第3レンズ群の有効焦点距離であり、ftは前記ズームレンズが望遠端の状態である際の有効焦点距離であり、fwは前記ズームレンズが広角端の状態である際の有効焦点距離である。
【請求項3】
前記ズームレンズは、以下の条件式を満たすことを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
0.15<f3/ft<0.25
【請求項4】
前記第1レンズ群は、物体側から像側に向かって、負の屈折力を有する第1レンズ及び正の屈折力を有する第2レンズが順に配列され、前記第1レンズ及び前記第2レンズは、球面レンズであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項5】
前記第2レンズ群は、物体側から像側に向かって、負の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズとが順に配列されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項6】
前記第3レンズ群は、物体側から像側に向かって、正の屈折力を有する第6レンズと、負の屈折力を有する第7レンズと、正の屈折力を有する第8レンズとが順に配列されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項7】
前記ズームレンズは、以下の条件式を満たすことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のズームレンズ。
55<|V7−V8|<70
ここで、V7は前記第7レンズのアッベ数であり、V8は前記第8レンズのアッベ数である。
【請求項8】
ズームレンズ及び固体撮像素子を備え、前記ズームレンズの光軸と前記固体撮像素子の中心とが、同じ直線上に位置し、前記ズームレンズは、物体側から像側に向かって、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とが順に配列され、以下の条件式を満たすことを特徴とする結像装置。
0.15<|L3|/Lt<0.25
ここで、L3は前記ズームレンズが広角端から望遠端まで変倍する過程における前記第3レンズ群の光軸上での移動ベクトルであり、Ltは前記ズームレンズが望遠端の状態である際の前記第1レンズの物体側と対向する表面から結像面までの長さである。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2013−83921(P2013−83921A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−102572(P2012−102572)
【出願日】平成24年4月27日(2012.4.27)
【出願人】(503023069)鴻富錦精密工業(深▲セン▼)有限公司 (399)
【出願人】(500080546)鴻海精密工業股▲ふん▼有限公司 (1,018)
【Fターム(参考)】