説明

タクシー用情報提供システム

【課題】乗客の行先に関連する情報を必要なときに取得して提供することができるタクシー用情報提供システムを提供する。
【解決手段】ナビ一体型タクシーメータ10の操作部15から入力された乗客の行先情報を通信モジュール17から無線通信装置32に送信し、無線通信装置32がPC31に乗客の行先情報を出力して、PC31がインターネット40から検索して蓄積した情報の中から乗客の行先関連情報を無線通信装置32に出力して、PC31がインターネット40から乗客の行先関連情報を検索して無線通信装置32を介して通信モジュール17に送信して、情報表示領域21bにその行先関連情報を表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タクシーメータを利用して乗客に対して行先に関する情報を提供することができるタクシー用情報提供システムに関する。
【背景技術】
【0002】
タクシーメータは、搭載されたタクシーの走行距離および走行時間と認可を受けた料金制とに基づいて料金を算出し、請求料金を逐次表示するものである。
【0003】
近年、GPS(Global Positioning System)受信機を用いて高精度に位置情報を獲得する技術が確立され、タクシーに当該GPS受信機を搭載し、得られた位置情報を移動無線で配車センターに伝送することにより、配車効率を向上させることが行われている。
【0004】
また、GPS受信機からの情報を利用して、カーナビゲーション装置として、車両の走行距離、走行速度および経過時間等に従って、予め設定された演算式に基づき乗車料金を演算してタクシーメータ画面の表示部に表示するようになした、タクシーメータ機能を備えたカーナビゲーション装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、車両内で、観光地や店舗などの情報を得るために、パーソナルコンピュータなどの家庭内の情報処理機器から携帯端末を介して車両内のカーナビケーションシステムなど情報を持ち出せるようにすることが特許文献2に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2002−298165号公報
【特許文献2】特開2003−344055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載されたタクシーメータ機能を備えたカーナビゲーション装置は、地図表示にした場合は、通常のカーナビゲーション装置、つまり、地図上に目的地までの経路が表示される以上のことは何ら触れられておらず、地図の表示は乗客に対する情報提供サービスとしての意味を持たされているものではない。
【0008】
また、特許文献2に記載されている方法をタクシーに置き換えた場合、つまり、事前にタクシー会社の事務所などから情報を持ち出して登録することは、乗客の乗車後でないと行先(目的地)は分からないため、登録情報必要な情報が無い場合もあり、タクシーにおけるサービス提供として見た場合は不十分である。
【0009】
そこで、本発明は、乗客の行先に関連する情報を必要なときに取得して提供することができるタクシー用情報提供システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、タクシー内でタクシーメータを利用して乗客に対して行先に関する情報を提供するタクシー用情報提供システムであって、インターネットと接続され、乗客の行先情報を取得してその行先に関する情報を前記インターネットから検索する情報検索手段と、前記情報検索手段と接続され、無線通信により前記タクシーから前記乗客の行先情報を受信して前記情報検索手段に出力するとともに前記行先に関する情報を前記情報検索手段から取得して前記タクシーに送信する事務所通信手段と、を備え、前記タクシーメータが、前記乗客の行先情報を入力する入力手段と、無線通信により前記乗客の行先情報を前記事務所通信手段に送信するとともに前記行先に関する情報を受信する車載通信手段と、前記車載通信手段が取得した前記行先に関する情報を表示する情報表示手段と、を備えていることを特徴とするタクシー用情報提供システムである。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記車載通信手段が前記行先に関する情報を受信した場合は、前記情報表示手段には、前記行先に関する情報を受信したことを示すアイコンが表示されることを特徴とするものである。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記タクシーメータにタクシー料金を表示する料金表示手段を備え、前記料金表示手段と前記情報表示手段とが、1つの表示画面を分割して設けられていることを特徴とするものである。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記タクシーメータに地図情報を格納する地図情報格納手段と、自車の位置を取得して前記乗客の行先情報までの経路を算出するナビゲーション手段と、を備え、前記情報表示手段には、前記行先に関する情報を表示しない際は、前記地図情報上に前記ナビゲーション手段が出力する経路を重ねて表示されていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0014】
請求項1に記載の発明によれば、入力手段から入力された乗客の行先情報を車載通信手段から事務所通信手段に送信し、事務所通信手段が情報検索手段に乗客の行先を出力し、情報検索手段がインターネットから検索して蓄積した情報の中から乗客の行先に関する情報を事務所通信手段に出力し、事務所通信手段が車載通信手段に行先に関する情報を送信して、情報表示手段がその行先に関する情報を表示するので、乗客の行先に関する情報を必要なときに取得して提供することができるために乗客へのサービス性を向上させることができる。また、個々のタクシーから公衆回線に接続する必要が無く通信にかかるコストを抑えることができる。また、一旦情報検索手段を介することで、一度検索した結果を蓄積して、蓄積した結果を再利用することができるために、通信にかかるコストをさらに抑えることができる。
【0015】
請求項2に記載の発明によれば、車載通信手段が行先に関する情報を受信した場合は、情報表示手段には、行先に関する情報を受信したことを示すアイコンが表示されるので、行先に関する情報を受信したことを通知することができるとともに、情報表示手段に他の情報が表示されていた場合に、突然行先に関する情報を表示されることで他の情報が隠されてしまうことがなく、他の情報の表示を継続したい場合に戻すなどの操作が不要となり、必要なときに行先に関する情報を表示させることができる。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、料金表示手段と情報表示手段とが、1つの表示画面を分割して設けられているので、それぞれの表示手段を個別に設ける必要が無く、設置スペースを節約することができる。
【0017】
請求項4に記載の発明によれば、情報表示手段には、乗客の行先に関する情報を表示しない際は、地図情報上にナビゲーション手段が出力する経路を重ねて表示されているので、情報表示手段をナビゲーション用の画面として利用することができ、ナビゲーション用の表示装置を独立して設置する必要が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施形態にかかるタクシー用情報提供システムの構成図である。
【図2】図1に示されたナビ一体型タクシーメータの構成を示したブロック図である。
【図3】図1に示されたナビ一体型タクシーメータの表示画面を示した正面図である。
【図4】図1に示されたナビ一体型タクシーメータの動作を示したフローチャートである。
【図5】図1に示されたPCの動作を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0019】
次に、本発明の一実施形態を図1ないし図5を参照して説明する。本発明の一実施形態にかかるタクシー用情報提供システム1は、ナビ一体型タクシーメータ10と、PC31と、無線通信装置32と、を備えている。ナビ一体型タクシーメータ10はタクシーの車両内に設置され、PC31と無線通信装置32はタクシー会社の事務所等に設置されている。
【0020】
ナビ一体型タクシーメータ10は図2に示したように、CPU11と、ROM12と、RAM13と、RTC14と、操作部15と、カードR/Wインタフェース16と、通信モジュール17と、プリンタ18と、GPS受信機19と、ETC車載器20と、ナビゲーション装置21と、を備えている。
【0021】
CPU11は、ナビ一体型タクシーメータ10における各種制御を司り、ROM12に記憶されている各種制御プログラムにしたがって本実施形態に係る制御を含む各種の処理を実行する。ROM12は、前記制御プログラムやタクシーの料金制を示す料金制情報などの各種情報を記憶している。RAM13は、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ、プログラム等が適宜記憶される。
【0022】
RTC14は、時計ICであり、日時、時刻等の時計データをCPU11に出力する。操作部15は、空車、賃走、累計、迎車、迎車待、3割増、高速、支払等のタリフ状態の変更操作用の各種操作ボタンを有している。そして、操作部15は、各操作ボタンの操作に応じたタリフ状態データをCPU11に出力する。また、入力手段としての操作部15は、乗客の行先を入力するためのボタン等も有している。
【0023】
カードR/Wインタフェース16は、CPU11に接続されている。カードR/Wインタフェース16は、挿入されたメモリカード、ICカード等のカードCに指定されたデータ等の書き込み、読み込みを行うもので、カードCのカードR/Wインタフェース16に対する挿入・抜去は手動又は自動で行う。
【0024】
車載通信手段としての通信モジュール17は、インタフェースを介してCPU11に接続されている。通信モジュール17は、CPU11の制御により、例えばタクシー無線または携帯電話などの移動体向けの通信網を介して後述する事務所に設置された無線通信装置32とデータ通信をする。
【0025】
プリンタ18は、インタフェースを介してCPU11に接続されている。プリンタ18は、CPU11の制御によってタクシー料金の支払い時に領収書等を出力する。プリンタ18は、タクシーメータ本体に組み込まれる又は外部機器として接続される。
【0026】
GPS受信機19は、搭載されたタクシーの現在位置を検出するために、GPSを構成する複数の人工衛星が発射する電波を受信して、このGPS受信機19の現在の位置情報を求め、この現在の位置情報をインタフェースを介してCPU11に出力している。
【0027】
ETC車載器20は、タクシーのダッシュボード等に、その進行方向に対して斜め上方を向くように搭載されている。ETC車載器20は、周知であるように、有料道路上のゲートに設置された無線式の料金処理装置との間で無線通信を行い、装着されたカードに記憶されている電子現金情報によって有料道路における通行料金の自動収受を行う自動料金収受システム(ETC)に用いられるものである。さらに、ETC車載器20は、路側器から電波信号を受信すると、該電波信号はA/D変換されて受信情報としてCPU11に出力する構成となっている。
【0028】
地図情報格納手段、ナビゲーション手段としてのナビゲーション装置21は、表示装置(モニター)を備えており、インタフェースを介してCPU11と接続され、前記表示装置が乗客や運転者等から視認可能なように設置されている。そして、ナビゲーション装置は、地図情報が格納され、CPU11を介して取得したGPS受信機19が求めた位置情報から操作部15から入力された行先までの経路を算出し、その経路を地図上に重ねて表示装置に表示する。また、表示装置は、ナビ一体型タクシーメータ10のタクシーメータとしての表示部も兼ね、図3に示すように、1つの画面を運賃やタリフ状態を表示する料金表示手段としてのタクシーメータ領域21aと、ナビゲーション用の地図や後述する行先関連情報を表示する情報表示手段としての情報表示領域21bとに分割して表示している。
【0029】
情報検索手段としてのPC31は、CPUやRAM、ROMおよびハードディスク、ネットワークインタフェースなどを備えたパーソナルコンピュータなどで構成され、ネットワークインタフェースを介してインターネット40に接続されている。PC31は、無線通信装置32を介してナビ一体型タクシーメータ10から入力された乗客の行先情報を取得して、乗客の行先に関する情報をインターネット40から検索して、乗客の行先に関する情報を無線通信装置32を介してナビ一体型タクシーメータ10へ出力する。
【0030】
事務所通信手段としての無線通信装置32は、PC31と接続され、例えばタクシー無線または携帯電話などの移動体向けの通信網を介してナビ一体型タクシーメータ10の通信モジュール17とデータ通信をする。
【0031】
次に、上述した構成のタクシー用情報提供装置1の動作を図4および図5のフローチャートを参照して説明する。図4はナビ一体型タクシーメータ10の動作を示し、CPU11で実行される。
【0032】
まず、ステップS101において、行先操作があったか(操作部15が操作されて行先が入力されたか)否かを判断し、行先操作があった場合(Yの場合)はステップS102に進み、行先操作が無い場合(Nの場合)は本ステップで待機する。なお、行先の入力は、操作部15に限らず、例えば、図示しないマイク等を用いた音声入力でもよいし、ナビゲーション装置21の表示装置をタッチパネルで構成して地図が表示されている情報表示領域21bの地図上をタッチすることで入力してもよい。
【0033】
次に、ステップS102において、ステップS101で操作されて入力された行先情報を、通信モジュール17を介してPC31(無線通信装置32)へ送信してステップS103に進む。
【0034】
次に、ステップS103において、PC31(無線通信装置32)から行先関連情報(行先に関する情報)を、通信モジュール17を介して受信したか否かを判断し、受信した場合(Yの場合)はステップS104に進み、受信しない場合(Nの場合)は本ステップで待機する。
【0035】
次に、ステップS104において、行先関連情報を受信したことを示すアイコン21c(以下、単にアイコン21cとする)を情報表示領域21bに表示してステップS105に進む。アイコン21cは、図3では情報表示領域21bの左上に表示させているが、この位置に限らないのは言うまでもない。また。アイコン21cは単に表示するだけでなく点滅させてもよい。
【0036】
次に、ステップS105において、行先関連情報表示の操作があったか、つまり、ステップS104で表示したアイコン21cが操作されたか否かを判断し、操作された場合(Yの場合)はステップS106に進み、操作されない場合(Nの場合)は本ステップで待機する。
【0037】
次に、ステップS106において、アイコン21cが操作されたので、行先関連情報を情報表示領域21bに表示するとともにアイコン21cを消灯する。
【0038】
なお、情報表示領域21bに表示する行先関連情報が複数ある場合は、複数ページに分けて表示するようにしてもよい。この場合、次ページがあることを示すボタン等を表示してページを移動することができるようにすればよい。
【0039】
次に、図5はPC31の動作を示している。まず、ステップS201でナビ一体型タクシーメータ10から乗客の行先情報を無線通信装置32を介して受信したか否かを判断し、受信した場合(Yの場合)はステップS202に進み、受信しない場合(Nの場合)は本ステップで待機する。
【0040】
次に、ステップS202において、ステップS201が受信した乗客の行先情報に基づいて行先関連情報をインターネット40から検索して、無線通信装置32を介して送信する。なお、行先関連情報は、例えば、観光地であればその周辺のイベント情報など、駅であれば列車発車時刻表などを検索する。つまり、例えば、駅の場合、「時刻表」、観光地の場合、「イベント」「お土産」などカテゴリごとに予め設定されたキーワードを行先情報に自動的に付加して検索する。また、検索結果は所定期間PC31内に保持(蓄積)し、例えば他のタクシーや別の乗客により同じ行先が指定された場合は保持している情報を送信してもよい。
【0041】
本実施形態によれば、ナビ一体型タクシーメータ10の操作部15から入力された乗客の行先情報を通信モジュール17から無線通信装置32に送信し、無線通信装置32がPC31に乗客の行先情報を出力して、PC31がインターネット40から検索して蓄積した情報の中から乗客の行先関連情報を無線通信装置32に出力して、PC31がインターネット40から乗客の行先関連情報を検索して無線通信装置32を介して通信モジュール17に送信して、情報表示領域21bにその行先関連情報を表示するので、乗客の行先関連情報を必要なときに取得して提供することができるために乗客へのサービス性を向上させることができる。また、個々のタクシーから公衆回線に接続する必要が無く通信にかかるコストを抑えることができる。また、一旦PC31を介することで、一度検索した結果を蓄積して、蓄積した結果を再利用することができるために、通信にかかるコストをさらに抑えることができる。
【0042】
また、通信モジュール17が行先関連情報を受信した場合は、情報表示領域21bには、行先関連情報を受信したことを示すアイコン21cが表示されるので、行先関連情報を受信したことを通知することができるとともに、情報表示領域21bにナビゲーションの地図が表示されていた場合に、突然行先関連情報を表示されることで他の情報が隠されてしまうことがなく、地図表示を継続したい場合に戻すなどの操作が不要となり、必要なときに行先関連情報を表示させることができる。
【0043】
また、タクシーメータ領域21aと情報表示領域21bとが、1つのモニターを分割して設けられているので、それぞれの表示領域を個別に設ける必要が無く、設置スペースを節約することができる。
【0044】
また、情報表示領域21bには、行先関連情報を表示しない際は、地図上にナビゲーション装置21が算出した経路を重ねて表示しているので、情報表示領域21bをナビゲーション用の画面として利用することができ、ナビゲーション用の表示装置を独立して設置する必要が無くなる。
【0045】
なお、上述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【符号の説明】
【0046】
1 タクシー用情報提供システム
10 ナビ一体型タクシーメータ(タクシーメータ)
11 CPU
15 操作部(入力手段)
17 通信モジュール(車載通信手段)
21 ナビゲーション装置(地図情報格納手段、ナビゲーション手段)
21a タクシーメータ領域(料金表示手段)
21b 情報表示領域(情報表示手段)
21c アイコン
31 PC(情報検索手段)
32 無線通信装置(事務所通信手段)
40 インターネット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タクシー内でタクシーメータを利用して乗客に対して行先に関する情報を提供するタクシー用情報提供システムであって、
インターネットと接続され、乗客の行先情報を取得してその行先に関する情報を前記インターネットから検索する情報検索手段と、
前記情報検索手段と接続され、無線通信により前記タクシーから前記乗客の行先情報を受信して前記情報検索手段に出力するとともに前記行先に関する情報を前記情報検索手段から取得して前記タクシーに送信する事務所通信手段と、を備え、
前記タクシーメータが、前記乗客の行先情報を入力する入力手段と、無線通信により前記乗客の行先情報を前記事務所通信手段に送信するとともに前記行先に関する情報を受信する車載通信手段と、前記車載通信手段が取得した前記行先に関する情報を表示する情報表示手段と、を備えている
ことを特徴とするタクシー用情報提供システム。
【請求項2】
前記車載通信手段が前記行先に関する情報を受信した場合は、前記情報表示手段には、前記行先に関する情報を受信したことを示すアイコンが表示されることを特徴とする請求項1に記載のタクシー用情報提供システム。
【請求項3】
前記タクシーメータにタクシー料金を表示する料金表示手段を備え、
前記料金表示手段と前記情報表示手段とが、1つの表示画面を分割して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のタクシー用情報提供システム。
【請求項4】
前記タクシーメータに地図情報を格納する地図情報格納手段と、自車の位置を取得して前記乗客の行先情報までの経路を算出するナビゲーション手段と、を備え、
前記情報表示手段には、前記行先に関する情報を表示しない際は、前記地図情報上に前記ナビゲーション手段が出力する経路を重ねて表示されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載のタクシー用情報提供システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−83984(P2012−83984A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−230368(P2010−230368)
【出願日】平成22年10月13日(2010.10.13)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【Fターム(参考)】