説明

チェックポイントキナーゼの阻害剤

本発明は、CHK1活性を阻害する置換されたピリジルアミノチアゾールを含む化合物を提供する。本発明は、このような阻害的化合物を含む組成物、及び癌の治療を必要とする患者に、前記化合物を投与することによってCHK1活性を阻害する方法も提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式A:
【化1】

の化合物。
(aは、0又は1であり;bは、0又は1であり;mは、0、1又は2であり;nは、0、1、2、3、4又は5であり;pは、0、1、2、3、4又は5であり;
環Aは、(C−C)シクロアルキル、アリール及びヘテロシクリルから選択され;
は、H、(C=O)−C10アルキル、(C=O)アリール、(C=O)−C10アルケニル、(C=O)−C10アルキニル、COH、ハロ、OH、O−Cペルフルオロアルキル、(C=O)NR、CN、(C=O)−Cシクロアルキル、S(O)NR、S(O)−(C−C10)アルキル、SH及び(C=O)ヘテロシクリルから選択され、前記アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル及びヘテロシクリルは、Rから選択される1つ又はそれ以上の置換基で場合により置換されており;
は、H、(C=O)−C10アルキル、(C=O)アリール、(C=O)−C10アルケニル、(C=O)−C10アルキニル、COH、Br、I、OH、O−Cペルフルオロアルキル、(C=O)NR、CN、(C=O)−Cシクロアルキル、S(O)NR、S(O)−(C−C10)アルキル、SH及び(C=O)ヘテロシクリルから選択され、前記アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル及びヘテロシクリルは、Rから選択される1つ又はそれ以上の置換基で場合により置換されており;
は、(C=O)−C10アルキル、(C=O)アリール、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、(C=O)ヘテロシクリル、COH、ハロ、CN、OH、O−Cペルフルオロアルキル、O(C=O)NR、オキソ、CHO、(N=O)R、S(O)NR、S(O)−(C−C10)アルキル、SH又は(C=O)−Cシクロアルキルであり、前記アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、ヘテロシクリル及びシクロアルキルは、R6aから選択される1つ又はそれ以上の置換基で場合により置換されており;
6aは、(C=O)(C−C10)アルキル、O(C−C)ペルフルオロアルキル、(C−C)アルキレン−S(O)、オキソ、OH、ハロ、CN、(C−C10)アルケニル、(C−C10)アルキニル、(C−C)シクロアルキル、(C−C)アルキレン−アリール、(C=O)ヘテロシクリル、(C=O)−N(R、(C−C)アルキレン−ヘテロシクリル、(C−C)アルキレン−N(R、C(O)R、(C−C)アルキレン−CO、C(O)H及び(C−C)アルキレン−COHから選択され、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール及びヘテロシクリルは、R、OH、(C−C)アルコキシ、ハロゲン、COH、CN、O(C=O)C−Cアルキル、オキソ及びN(Rから選択される最大3個の置換基で場合により置換されており;
及びRは、H、(C=O)O−C10アルキル、(C=O)O−Cシクロアルキル、(C=O)Oアリール、(C=O)Oヘテロシクリル、C−C10アルキル、アリール、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、ヘテロシクリル、C−Cシクロアルキル、SO及び(C=O)NRから独立に選択され、前記アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル及びアルキニルは、R6aから選択される1つ又はそれ以上の置換基で場合により置換されており、又はR及びRは、これらが結合している窒素とともに、各環中に3−7員を有し及び前記窒素の他に、N、O及びSから選択される1個若しくは2個の追加の複素原子を場合により含有する単環式若しくは二環式複素環を形成することが可能であり、前記単環式若しくは二環式複素環は、R6aから選択される1つ又はそれ以上の置換基で場合により置換されており;
は、H、(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル、アリール又はヘテロシクリルであり;並びに
は、独立に、H、(C−C)アルキル、アリール、ヘテロシクリル、(C−C)シクロアルキル、(C=O)OC−Cアルキル、(C=O)C−Cアルキル又はS(O)である。)
又は医薬として許容されるその塩若しくは立体異性体。
【請求項2】
Xが、N又はCHであり;及び
他の全ての置換基が、請求項1において定義されているとおりである、
式B:
【化2】

の、請求項1に記載の化合物又は医薬として許容されるその塩若しくは立体異性体。
【請求項3】
N−[5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−アミン;
4−[4−(2−モルホリン−4−イル−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル]−N−(5−ピリミジン−5−イル−1,3−チアゾール−2−イル)ピリジン−2−アミン;
(4−{2−[(5−ピリジン−3−イル−1,3−チアゾール−2−イル)アミノ]ピリジン−4−イル}モルホリン−2−イル)メタノール;
2−({2−[(5−ピリミジン−5−イル−1,3−チアゾール−2−イル)アミノ]ピリジン−4−イル}アミノ)エタノール;
−プロピル−N−(5−ピリミジン−5−イル−1,3−チアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミン;
4−[4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]−N−(5−ピリミジン−5−イル−1,3−チアゾール−2−イル)ピリジン−2−アミン;
N5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−[4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]ピリジン−2−アミン;
4−(4−アセチルピペラジン−1−イル)−N−[5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]ピリジン−2−アミン;
N[5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−モルホリン−4−イルピリジン−2−アミン;
N,N−ジメチル−4−{2−[(5−ピリミジン−5−イル−1,3−チアゾール−2−イル)アミノ]ピリジン−4−イル}ピペラジン−1−スルホンアミド;
4−ピペラジン−1−イル−N−(5−ピリミジン−5−イル−1,3−チアゾール−2−イル)ピリジン−2−アミン;
4−(4−アセチルピペラジン−1−イル)−N−(5−ピリミジン−5−イル−1,3−チアゾール−2−イル)ピリジン−2−アミン;
4−モルホリン−4−イル−N−(5−ピリミジン−5−イル−1,3−チアゾール−2−イル)ピリジン−2−アミン;
(4−{2−[(5−ピリミジン−5−イル−1,3−チアゾール−2−イル)アミノ]ピリジン−4−イル}モルホリン−2−イル)メタノール;
−(4−アミノブチル)−N−(5−ピリミジン−5−イル−1,3−チアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミン;
N−[5−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−モルホリン−4−イルピリジン−2−アミン;
N−[5−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−[4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]ピリジン−2−アミン;
N−[5−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−アミン;
N−[5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−6−ピペラジン−1−イルピリジン−2−アミン;
6−[4−(アミノメチル)シクロヘキシル]−N−(5−ピリミジン−5−イル−1,3−チアゾール−2−イル)ピリジン−2−アミン;
6−(4−アセチルピペラジン−1−イル)−N−[5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]ピリジン−2−アミン;
N−[5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−6−[4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]ピリジン−2−アミン;
N−[5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−6−モルホリン−4−イルピリジン−2−アミン;
N−(3−アミノプロプル)−N−[5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]ピリジン−2,6−ジアミン;
N−[5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−N−(2−ピロリジン−1−イルエチル)ピリジン−2,6−ジアミン;
6−ピペラジン−1−イル−N−(5−ピリミジン−5−イル−1,3−チアゾール−2−イル)ピリジン−2−アミン;
N−[5−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−6−ピペラジン−1−イルピリジン−2−アミン;
Ν−[5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−2−アミン;
Ν−[5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−{[4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]メチル}ピリジン−2−アミン;
Ν−[5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−2−アミン;
Ν−[5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−{[4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]メチル}ピリジン−2−アミン;
Ν−{5−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}−4−モルホリン−4−イルピリジン−2−アミン;
N−[5−(5−ブロモピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−アミン;
4−(2−{[5−(5−ブロモピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]アミノ}ピリジン−4−イル)−N,N−ジメチルピペラジン−1−カルボキサミド;
4−モルホリン−4−イル−N−{5−[5−(1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピリジン−2−アミン;
N−{5−[5−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}−モルホリン−4−イルピリジン−2−アミン;
N−[5−(3,3’−ビピリジン−5−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−モルホリン−4−イルピリジン−2−アミン;
4−モルホリン−4−イル−N−[5−(5−ピリミジン−5−イルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]ピリジン−2−アミン;
N−[5−(2’−メトキシ−3,3’−ビピリジン−5−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−モルホリン−4−イルピリジン−2−アミン;
N−[5−(6’−メトキシ−3,3’−ビピリジン−5−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−モルホリン−4−イルピリジン−2−アミン;
N−{5−[5−(2−メトキシピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル−4−モルホリン−4−イルピリジン−2−アミン;
4−ピペラジン−1−イル−N−{5−[5−(1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピリジン−2−アミン;
N−{5−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}−4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−アミン;
N−[5−(3,3’−ビピリジン−5−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−アミン;
N−[5−(5−イソチアゾール−4−イルピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−ピペラジン−1−イルピリジン−アミン;
N−[5−(6’−フルオロ−3,3’−ビピリジン−5−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−アミン;
N−メチル−5’−{2−[(4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}−3,3’−ビピリジン−6−アミン;
N−エチル−5’−{2−[(4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}−3,3’−ビピリジン−6−アミン;
N−{5−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}−4−ピペリジン−1−イルピリジン−2−アミン;
Ν−[2−(3−アミノプロポキシ)−5−クロロフェニル]−5−ピリミジン−5−イル−1,3−チアゾール−2−アミン;
N−[2−(3−アミノプロポキシ)−5−クロロフェニル]−5−(5−ブロモピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−アミン;
N−[5−(3−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−モルホリン−4−イルピリジン−2−アミン;
N−[5−(3−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−アミン;
5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
5−{2−[(4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチノニトリル;
5−{2−[(4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
5−{2−[(4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチン酸;
N−(5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ピリジン−3−イル)エタン−1,2−ジアミン;
N−(5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ピリジン−3−イル)プロパン−1,3−ジアミン;
2−[(5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ピリジン−3−イル)アミノ]エタノール;
4−モルホリン−4−イル−N−{5−[5−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピリジン−2−アミン;
4−モルホリン−4−イル−N−{5−[5−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピリジン−2−アミン;
Ν−(3−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェニル)エタン−1,2−ジアミン;
N−(3−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェニル)プロパン−1,3−ジアミン;
N,N−ジメチル−N’−(3−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェニル)エタン−1,2−ジアミン;
5−(2−{[4−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−N−(2−アミノエチル)ニコチンアミド;
5−[2−({4−[4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]ピリジン−2−イル}アミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]ニコチン酸;
5−(2−{[4−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−N−メチルニコチンアミド;
N−メチル−5−[2−({4−[4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]ピリジン−2−イル}アミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−[2−({4−[4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]ピリジン−2−イル}アミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]ニコチンアミド;
N−メチル−5−{2−[(4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
5−(2−{[4−(4−フルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)ニコチン酸;
5−(2−{[4−(4−フルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−N−メチルニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−(2−{[4−(4−フルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ−1,3−チアゾール−5−イル)ニコチンアミド;
5−{2−[(4−ピペリジン−1−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチン酸;
N−メチル−5−{2−[(4−ピペリジン−1−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
Ν−[5−(3−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−クロロピリジン−2−アミン;
5−{2−[(4−クロロピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
5−(2−{[4−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
1−(2−{[5−(5−{[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]カルボニル}ピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]アミノ}ピリジン−4−イル)ピペリジン−4−イルメタンスルホナート;
3−{2−[(4−クロロピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}安息香酸;
3−(2−{[4−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)安息香酸;
N−(2−アミノエチル)−3−(2−{[4−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ−1,3−チアゾール−5−イル)ベンズアミド;
5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
N−メチル−5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−(5−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)−5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}−N−1,3,4−チアジアゾール−2−イルニコチンアミド;
N−エチル−5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−(2−アセトアミジル)−5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N(3−アミノプロピル)−5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−シクロプロピル−5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−(2−ヒドロキシエチル)−5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−[2−(メチルアミノ)エチル]−5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
5−(2−{[4−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)ニコチン酸;
N−(2−アミノエチル)−5−(2−{[4−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)ニコチンアミド;
5−(2−{[4−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−N−プロプ−2−イン−1−イルニコチンアミド;
5−(2−{[4−(4−グリコロイルピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−Ν−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
5−(2−{[4−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−(2−{[4−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)ニコチンアミド;
3−カルボキシ−5−(2−{[4−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)ピリジニウム−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)ピリジニウム;
5−(2−{[4−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)ニコチン酸;
5−[2−({4−[4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]ピリジン−2−イル}アミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−(2−{[4−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ−1,3−チアゾール−5−イル)ニコチンアミド;
tert−ブチル[(2E)−3−(5−{2−[(4−ピペラジン−1−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ピリジン−3−イル)プロプ−2−エン−1−イル]カルバマート;
N−{5−[5−(3−アミノプロピル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル−4−モルホリン−4−イルピリジン−2−アミン;
tert−ブチル[(2E)−3−(5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ピリジン−3−イル)プロプ−2−エン−1−イル]カルバマート;
5−(2−{[4−(1,1−ジオキシドチオモルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
N−(5−{5−[(1E)−3−アミノプロプ−1−エン−1−イル]ピリジン−3−イル−1,3−チアゾール−2−イル)−4−モルホリン−4−イルピリジン−2−アミン;
4−(2−{[5−(5−{[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]カルボニル}ピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]アミノ}ピリジン−4−イル)ピペラジン−1−カルボキサミド;
N−メチル−4−(2−{[5−(5−{[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]カルボニル}ピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]アミノ}ピリジン−4−イル)ピペラジン−1−カルボキサミド;
ブチル5−(2−{[4−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)ニコチナート;
N−(2−フルオロエチル)−5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}−N−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル)ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ピリジン−2−カルボキサミド;
メチル5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ピリジン−2−カルボキシラート;
5−(2−{[4−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
4−モルホリン−4−イル−N−{5−[6−(モルホリン−4−イルカルボニル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピリジン−2−アミン;
5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ピリジン−2−カルボン酸;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(4−クロロピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ピリジン−2−カルボキサミド;
5−(2−{[4−(4−フルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
N−(3−アミノプロピル)−5−{2−[(4−クロロピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ピリジン−2−カルボキサミド;
5−{2−[(4−ピペリジン−1−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
4−モルホリン−4−イル−N−{5−[5−(モルホリン−4−イルカルボニル)ピリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イルピリジン−2−アミン;
tert−ブチル(3−{[(5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ピリジン−3−イル)カルボニル]アミノ}プロピル)カルバマート;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(3−クロロピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
5−{2−[(3−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチン酸;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(3−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
5−{2−[(3−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
5−{2−[(3−クロロピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(4−クロロピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
5−{2−[(4,6−ジメチルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチン酸;
5−{2−[(2−クロロフェニル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチン酸;
5−{2−[(3−クロロフェニル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチン酸;
Ν−(2−アミノエチル)−5−{2−[(4,6−ジメチルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(3−クロロフェニル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(2−クロロフェニル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−[2−(ピリジン−2−イルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(4−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(4,6−ジクロロピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−(2−{[6−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(3−ブロモピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−(2−{[4−(ジメチルアミノ)ピリジン−2−イル]アミノ−1,3−チアゾール−5−イル)ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−[2−(キノリン−2−イルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−[2−(イソキノリン−3−イルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−[2−(イソキノリン−1−イルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]ニコチンアミド;
5−{2−[(3−メチルキノリン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(6−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
5−{2−[(6−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
5−(2−{[6−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
5−{2−[(6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(5−メチル−6−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−(2−{[6−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)−5−メチルピリミジン−4−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(6−クロロ−5−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
5−(2−{[6−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
N−メチル−4−(6−{[5−(5−{[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]カルボニル}ピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)ピペラジン−1−カルボキサミド;
5−[2−({6−[4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]ピリミジン−4−イル}アミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
5―{2−[(5−メチル−6−モルホリン−4−イルピリミジン−4−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
5−{2−[(6−クロロ−5−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
5−(2−{[6−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)−5−メチルピリミジン−4−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−[2−(ピラジン−2−イルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(3,5−ジメチルピラジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−{2−[(3−クロロピラジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ニコチンアミド;
5−(2−{[3−メチル−4−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
5−(2−{[4−(ヒドロキシメチル)−3−メチルピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ニコチンアミド;
N−(2−アミノエチル)−5−(2−{[3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)ニコチンアミド;
5−{2−[(3−クロロピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}−N−メトキシ−N−メチルニコチンアミド;
1−(5−{2−[(3−クロロピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ピリジン−3−イル)エタノン;及び
3−(5−{2−[(4−モルホリン−4−イルピリジン−2−イル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}ピリジン−3−イル)プロパン−1−オール;
から選択される化合物又は医薬として許容されるその塩若しくは立体異性体。
【請求項4】
医薬担体を含み、及び請求項1に記載の化合物の治療的有効量がその中に分散された医薬組成物。
【請求項5】
癌の治療又は予防を必要とする哺乳動物中の癌の治療又は予防において有用な医薬の調製のための、請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項6】
請求項1に記載の化合物と医薬として許容される担体を組み合わせることによって作製される医薬組成物。

【公表番号】特表2008−543754(P2008−543754A)
【公表日】平成20年12月4日(2008.12.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−515809(P2008−515809)
【出願日】平成18年6月5日(2006.6.5)
【国際出願番号】PCT/US2006/021846
【国際公開番号】WO2006/135604
【国際公開日】平成18年12月21日(2006.12.21)
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【Fターム(参考)】