説明

トナーカートリッジにおける感光素子と現像素子との距離を制御する方法及び装置

【課題】 トナーカートリッジの感光素子と現像素子との距離を制御する方法を開示する。
【解決手段】 本発明は、トナーカートリッジに設けられた、現像素子又は感光素子に弾性力を与えるための弾性素子によって、現像素子を感光素子へ移動又は感光素子を現像素子へ移動させ、弾性素子の弾性によってトナーカートリッジに対する製造精度の要求を低下している。本発明はさらにトナーカートリッジの感光素子と現像素子との距離を制御する装置を開示している。当該方法及びその装置により、トナーカートリッジに対する製造精度の要求を低下でき、擦り減りによる精度のばらつきに起因する悪影響を減軽し、生産コストが削減され、製品の寿命が向上される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真画像処理装置に関し、特に、電子写真画像処理装置に用いられるトナーカートリッジに関する。
【背景技術】
【0002】
レーザープリンタやコピー機、ファックス機などの従来の電子写真画像処理装置には、トナーカートリッジが用いられ、当該トナーカートリッジは、電子写真画像処理装置に着脱可能に設けられている。
【0003】
従来のトナーカートリッジは、一体型と分離型とを含み、一体型のトナーカートリッジには、少なくとも感光素子と、現像素子と、現像剤とが設けられ、分離型のトナーカートリッジには、少なくとも現像素子と現像剤とが設けられ、分離型のトナーカートリッジと合わせて用いられるドラムモジュールには、少なくとも感光素子が設けられている。
【0004】
図1は、従来技術における一体型のトナーカートリッジの主面図を示しており、そのトナーカートリッジは、接触型の現像方式を採用している。当該トナーカートリッジは、本体部分10と、第1の側板11と、第2の側板12とを備え、第1の側板11及び第2の側板12は本体部分10の両端にそれぞれ設けられ、また第1の側板11及び第2の側板12は、本体部分10の両端に着脱可能に設けられ、あるいは本体部分10と一体的に形成されている。
【0005】
図2は、図1におけるA−A方向の断面図を示しており、その図から分かるように、トナーカートリッジの本体部分10には、少なくとも感光素子13と、現像素子14と、トナー搬送素子15と、現像剤(図面せず)とが設けられている。トナーカートリッジが電子写真画像処理装置に設けらると、電子写真画像処理装置は、外部からのデータを受信し、電子写真画像処理装置上のレーザ走査素子は、感光素子13に静電潜像が形成されるようにトナーカートリッジ上の感光素子13を走査し、トナー搬送素子15は、電子写真画像処理装置からのパワーと電圧を受信して、トナーカートリッジ内に保存された現像剤を現像素子14へ搬送させ、現像素子14は、電子写真画像処理装置の供給するパワーと電圧により、現像剤を現像素子14の表面に吸着し、現像素子14は、感光素子13と密着されることにより、現像剤を感光素子13に搬送し、感光素子13上の静電潜像を現像している。
【0006】
図3及び図4に示すように、第1の側板11及び第2の側板12のそれぞれには、感光素子固定位23a及び23bと、現像素子固定位24a及び24bと、トナー搬送素子固定位25a及び25bとが設けられている。
【0007】
感光素子13、現像素子14及びトナー搬送素子15は、第1の側板11及び第2の側板12上の感光素子固定位23a及び23bと、現像素子固定位24a及び24bと、トナー搬送素子固定位25a及び25bとを介してトナーカートリッジにそれぞれ固定されている。感光素子固定位23a及び23bと、現像素子固定位24a及び24bと、トナー搬送素子固定位25a及び25bとの間の距離は第1の側板11及び第2の側板12を生産製造する際に既に設定されるため、感光素子13と、現像素子14と、トナー搬送素子15との間の中心距離は一定値に設定されている。第1の側板11及び第2の側板12上の感光素子13及び現像素子14の位置決め用の固定位(23a、23b、24a、24b、25a、25b)の製造精度は、感光素子13及び現像素子14の動作質量に直接に影響を与えるため、電子写真画像処理装置の動作品質にも影響を与える。また、第1の側板11及び第2の側板12上の感光素子13及び現像素子14の位置決め用の固定位は、生産製造する際に小さいばらつきが生じても、トナーカートリッジの動作質量に影響を与え、重大な場合には通常動作を行うこともできなる。そのため、第1の側板11及び第2の側板12の製造には高精度が要求されている。
【0008】
図5に示すように、従来技術における他の一体型のトナーカートリッジの主面図を示しており、当該トナーカートリッジには非接触型の現像方式が採用されている。図6は図5におけるB−B方向の断面図であり、図7及び図8は当該トナーカートリッジの両端をそれぞれ示す図である。
【0009】
図5〜図8に示すように、当該トナーカートリッジは、本体部分30と、第1の側板31と、第2の側板32とを備え、第1の側板31及び第2の側板32は本体部分30の両端にそれぞれ設けられ、第1の側板31及び第2の側板32は本体部分30の両端に着脱可能に設けられ、あるいは本体部分30と一体的に形成されている。
【0010】
トナーカートリッジの本体部分30には、少なくとも感光素子33と、現像素子34と、現像剤(図面せず)とが設けられている。トナーカートリッジの動作原理は、図1に示すトナーカートリッジの動作原理と同じである。特に、感光素子33は、有機光伝導ドラムの中の1種類であり、現像素子34は磁気ローラーの1種類であり、磁気ローラーは、磁気コアと磁気スリーブとからなり、現像剤は磁性トナーである。
【0011】
第1の側板31には、感光素子固定位43a及び現像素子固定位とが設けられ、第2の側板32には、感光素子固定位43bと、現像素子固定位44bとが設けられている。
トナーカートリッジにおける感光素子33及び現像素子34は、第1の側板31及び第2の側板32における感光素子固定位43a、43b及び現像素子固定位44bを介してトナーカートリッジにそれぞれ固定されている。電子写真画像処理装置の動作中における良好な印刷品質を保持するために、トナーカートリッジ上の感光素子33と現像素子34との間においてあくまでも一定の隙間量を保持し、且つその隙間量を一定値にすることが要求される。
【0012】
従って、第1の側板31及び第2の側板32上の感光素子固定位43a、43bと現像素子固定位44bとの間の距離を一定値にし、且つ動作中においてその距離を変わらないように保持することが要求される。このように、第1の側板31及び第2の側板32上の固定位(43a、43b、44b)の製造精度は、トナーカートリッジにおける感光素子33と現像素子34との間の隙間量に直接に影響を与え、トナーカートリッジの動作品質にも直接に影響を与えることになる。第1の側板31及び第2の側板32の製造ばらつきも、トナーカートリッジ及び電子写真画像処理装置の動作品質に影響を与えるため、第1の側板31及び第2の側板32の製造精度に対する要求は高くなっている。
【0013】
上記2つの従来技術から分かるように、トナーカートリッジにおける第1の側板11又は31及び第2の側板12又は32の生産製造には、いずれも高い精度が要求され、製造の際、小さなばらつきが生じても、トナーカートリッジを通常動作させることができない。トナーカートリッジにおける第1の側板11又は31及び第2の側板12又は32の高精度の要求により、製品は製造しにくくなり、製造コストも応じて高くなる。同時に、第1の側板11又は31及び第2の側板12又は32上の固定位(23a、23b、24a、24b又は43a、43b、44b)は、感光素子13又は33及び現像素子14又は34との長期的な擦り減りにより、使用の要求に達しなく、電子写真画像処理装置の通常動作を確保することが難しくなって、トナーカートリッジの使用寿命を低下している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
本発明は、従来のトナーカートリッジの感光素子及び現像素子の長期的な擦り減りにより、使用の要求に達しなく、電子写真画像処理装置の通常動作を確保しにくくなって、トナーカートリッジの使用寿命が低下するとの技術課題を解決するために、以下のようなトナーカートリッジの感光素子と現像素子との距離を制御する方法及び装置を提供している。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上記の技術課題を解決するために、本発明は、以下のような技術案を提供している。
トナーカートリッジに、現像素子を感光素子の方向へ移動するように現像素子に弾性力を与えるための弾性素子を設け、弾性素子は、トナーカートリッジの本体部分又は第1、第2の側板に設けられ、現像素子は、トナーカートリッジの本体部分に対して移動可能になっている、トナーカートリッジの感光素子と現像素子との距離を制御する方法。
【0016】
トナーカートリッジに、感光素子を現像素子へ移動するように感光素子に弾性力を与えるための弾性素子を設け、弾性素子は、トナーカートリッジの本体部分又は第1、第2の側板に設けられ、感光素子は、トナーカートリッジの本体部分に対して移動可能になっており、弾性素子は、本体部分に設けられ、感光素子フレームを介して感光素子に弾性力を与えている、トナーカートリッジの感光素子と現像素子との距離を制御する方法。
【0017】
本体部分と、感光素子と、現像素子とを備える、トナーカートリッジの感光素子と現像素子との距離を制御する装置において、現像素子を感光素子へ移動するように現像素子に弾性力を与える弾性素子をさらに備え、さらに、本体部分と第1、第2の側板とを備え、第1、第2の側板は本体部分の両側に設けられ、現像素子を支持して、現像素子を本体部分に対して移動可能にし、弾性素子は、本体部分又は第1、第2の側板に設けられている、ことを特徴とするトナーカートリッジの感光素子と現像素子との距離を制御する装置。
【0018】
感光素子と、現像素子とを備える、トナーカートリッジの感光素子と現像素子との距離を制御する装置において、感光素子を現像素子へ移動するように感光素子に弾性力を与える弾性素子をさらに備えていることを特徴とする。さらに、本体部分と第1、第2の側板とを備え、第1、第2の側板は本体部分の両側に設けられ、感光素子を支持して、感光素子を本体部分に対して自由移動可能にし、弾性素子は、本体部分又は第1、第2の側板に設けられている。さらに、感光素子を支持するための感光素子フレームを備え、感光素子フレームは本体部分に対して移動可能になっており、弾性素子は、感光素子フレームを介して感光素子に弾性力を与えている。
【0019】
ドラムモジュールに合わせて用いられる分離型のトナーカートリッジを備え、分離型のトナーカートリッジは、分離型の本体部分と、分離型のトナーカートリッジの第1の側面と、第2の側面と、現像素子とを含み、現像素子は、分離型のトナーカートリッジの第1の側面及び第2の側面に支持されている、トナーカートリッジの感光素子と現像素子との距離を制御する装置において、分離型のトナーカートリッジには弾性素子が設けられ、弾性素子は、現像素子をドラムモジュール上の感光素子へ移動するように、現像素子に弾性力を与えるために用いられることを特徴とする。現像素子は、分離型の本体部分に対して自由に移動可能になっており、弾性素子は、本体部分又は第1、第2の側面に設けられている。
【0020】
分離型のトナーカートリッジに合わせて用いられるドラムモジュールを備え、ドラムモジュールは、ドラムモジュールの本体部分と、ドラムモジュールの第1の側面と、第2の側面と、感光素子とを含み、感光素子は、ドラムモジュールの第1の側面及び第2の側面に支持されている、トナーカートリッジの感光素子と現像素子との距離を制御する装置において、ドラムモジュールには、弾性素子が設けられ、弾性素子は、感光素子を分離型のトナーカートリッジの現像素子へ移動するように、感光素子に弾性力を与えていることを特徴とする。
【0021】
感光素子は、ドラムモジュールの本体部分に対して移動可能になっており、弾性素子は、本体部分又は第1、第2の側面に設けられている。さらに、感光素子フレームを含み、感光素子フレームは、感光素子を支持するために用いられ、感光素子フレームは、ドラムモジュールの本体部分に対して移動可能になっており、弾性素子は、感光素子フレームを介して感光素子に弾性力を与えている。
【発明の効果】
【0022】
上記の技術案を採用すると、トナーカートリッジに、現像素子を感光素子へ移動又は感光素子を現像素子へ移動するように、現像素子又は感光素子に弾性力を与えるための弾性素子がそれぞれ設けられているため、弾性素子を介して与えられる弾性力によって、感光素子と現像素子との間の距離を調整し、トナーカートリッジの製造精度の要求及び製造コストを大幅に降下して、大量生産で克服しにくい技術課題を解決している。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】従来技術における一体型のトナーカートリッジの主面図である。
【図2】図1におけるA−A方向の断面図である。
【図3】図1に示した従来技術における一体型のトナーカートリッジの左面図である。
【図4】図1に示した従来技術における一体型のトナーカートリッジの右面図である。
【図5】従来技術における他の一体型のトナーカートリッジの主面図である。
【図6】図5におけるB−B方向の断面図である。
【図7】図5に示した従来技術における他の一体型トナーカートリッジの左面図である。
【図8】図5に示した従来技術における他の一体型トナーカートリッジの右面図である。
【図9】本発明に係る実施例のトナーカートリッジの左端を示す図である。
【図10】本発明に係る実施例のトナーカートリッジの右端を示す図である。
【図11】図9におけるC−C方向の断面図である。
【図12】図10におけるD−D方向の断面図である。
【図13】本発明に係る第2の実施例のトナーカートリッジの左両端を示す図である。
【図14】本発明に係る第2の実施例のトナーカートリッジの右両端を示す図である。
【図15】本発明に係る第3の実施例の分離型のトナーカートリッジ及びドラムモジュールを示す図である。
【図16】本発明に係る第3の実施例の分離型のトナーカートリッジ及びドラムモジュールの左端を示す図である。
【図17】本発明に係る第3の実施例における分離型のトナーカートリッジの主面図である。
【図18】図21におけるE−E方向の断面図である。
【図19】本発明に係る第3の実施例の分離型のトナーカートリッジの左両端を示す図である。
【図20】本発明に係る第3の実施例の分離型のトナーカートリッジの右両端を示す図である。
【図21】本発明に係る第3の実施例におけるドラムモジュールの主面図である。
【図22】図25におけるF−F方向の断面図である。
【図23】本発明に係る第4の実施例におけるドラムモジュールの左両端を示す図である。
【図24】本発明に係る第4の実施例におけるドラムモジュールの右両端を示す図である。
【図25】本発明に係る第5の実施例のトナーカートリッジの左端を示す図である。
【図26】本発明に係る第6の実施例のトナーカートリッジを示す図である。
【図27】本発明に係る第7の実施例のトナーカートリッジを示す図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
【実施例1】
【0025】
本実施例において、特別な説明を除いて、その構造はいずれも図1に示したトナーカートリッジの構造と同じである。
図9及び図10に示すように、トナーカートリッジは、本体部分10と、第1の側板110と、第2の側板120とを備え、第1の側板110及び第2の側板120はいずれも本体部分10に固定されている。本体部分10には、感光素子13と、現像素子14と、トナー搬送素子15と、現像剤(図面せず)とが含まれ、感光素子13、現像素子14及びトナー搬送素子15はいずれも第1の側板110と第2の側板120との間に設けられている。図9及び図10に示すように、第1の側板110及び第2の側板120には、感光素子固定位230a、230bと、第1の支持素子240aと、第2の支持素子240bと、第1の弾性素子260aと、第2の弾性素子260bと、トナー搬送素子固定位250a、250bとがそれぞれ設けられている。
感光素子固定位230a、230b及びトナー搬送素子固定位250a、250bの相対的位置は、電子写真画像処理装置の動作中においてあくまでも変わりなく保持されている。
感光素子13は、第1の側板110及び第2の側板120上の感光素子固定位230a、230bを介して第1の側板110及び第2の側板120に固定され、トナー搬送素子15は、トナー搬送素子固定位250a、250bを介して第1の側板110及び第2の側板120に固定されている。従って、感光素子13とトナー搬送素子15との位置は本体部分10に対してあくまでも変わりなく保持されている。
【0026】
現像素子14は、第1の側板110及び第2の側板120上の第1の支持素子240a及び第2の支持素子240bにより第1の側板110及び第2の側板120にそれぞれ支持され、第1の支持素子240a及び第2の支持素子240bは、第1の側板110及び第2の側板120において自由にスライド可能になっており、第1の弾性素子260a及び第2の弾性素子260bは、第1の支持素子240a及び第2の支持素子240bのそれぞれに弾性力を与え、当該弾性力の方向は、感光素子13の軸心及び現像素子14の軸心の連結線方向に沿って感光素子13を指している。現像素子14は、本体部分10に対して感光素子13の軸心及び現像素子14の軸心の連結線方向に沿ってスライド可能になっている。
【0027】
図11及び図12のそれぞれは、図9及び図10におけるC−C方向、D−D方向の断面図である。図11に示すように、第1の支持素子240a及び第1の弾性素子260aは、現像素子14に対して感光素子13から遠く離れた位置に設けられ、第1の支持素子240aは現像素子14を支持しており、第1の弾性素子260aは、第1の支持素子240aに弾性力を与えて、現像素子14を、感光素子13の軸心と現像素子14の軸心の連結線方向に沿って本体部分10に対して感光素子13の方向へ移動させ、当該弾性力は、感光素子13と現像素子14とを密着させ、感光素子13と現像素子14との間の締め代を調整する。
【0028】
同様に、図12に示すように、第2の支持素子240b及び第2の弾性素子260bは、現像素子14に対して感光素子13から遠く離れた位置に設けられ、現像素子14に弾性力を与えて、現像素子14を感光素子13の方向へ移動させ、感光素子13と現像素子14とを密着させ、且つ、当該弾性力により感光素子13と現像素子14との間の締め代を調整する。
【0029】
特に、当該第1、第2の弾性素子260a、260bは、圧縮ばねの中の1種類であり、当該弾性力は弾性推力である。
また、本実施例は、第1、第2の弾性素子260a、260b及び第1、第2の支持素子240a、
240bを本体部分10の両側に設けて、支持し現像素子14に弾性力を与えてもよい。
【0030】
さらに、本実施例は、第1、第2の弾性素子260a、260b及び第1、第2の支持素子240a、
240bを現像素子14と感光素子13との間に設け、第1、第2の弾性素子260a、260bは、弾性引張ばねの1種類であり、第1、第2の弾性素子260a、260bは、第1、第2の支持素子240a、
240bを介して、感光素子13の軸心と現像素子14の軸心の連結線方向に沿って感光素子を指している引っ張り力を現像素子14に与えて、現像素子14を感光素子13へ移動させてもよい。
【実施例2】
【0031】
本実施例において、特別な説明を除いて、その構造はいずれも図5に示したトナーカートリッジの構造と同じである。
図13及び図14に示すように、トナーカートリッジには本体部分30と、第1の側板111と、第2の側板121とが設けられ、第1の側板111及び第2の側板121はいずれも本体部分30に固定されている。本体部分30は、感光素子33と、現像素子34と、現像剤(図面せず)とを含み、感光素子33及び現像素子34は、第1、第2の側板111、121の間に設けられている。第1の側板111には、第1の弾性素子261aと、第1の支持素子231aと、現像素子固定位(図面せず)とが設けられ、第2の側板121には、第2の弾性素子261bと、第2の支持素子231bと、現像素子固定位241bとが設けられている。感光素子33の両端は第1、第2の支持素子231a、231bによりそれぞれ支持され、第1、第2の支持素子231a、231bは、第1の側板111及び第2の側板121上で自由にスライド可能になり、感光素子33は、本体部分30に対して自由にスライド可能になり、現像素子34の両端は、現像素子固定位241a、241b上にそれぞれ固定され、現像素子34は本体部分30に対して自由に移動することができない。
【0032】
図面に示すように、第1の弾性素子261a及び第2の弾性素子261bは、感光素子33に対して現像素子34から遠く離れた位置にそれぞれ設けられ、それぞれは第1の支持素子231a及び第2の支持素子231bを介して感光素子33の両端に弾性力を与え、当該弾性力の方向は、感光素子33の軸心及び現像素子34の軸心の連結線方向に沿って現像素子34を指し、当該弾性力は、感光素子33をトナーカートリッジにおいて本体部分30に対して現像素子34の方向へ移動させ、当該弾性力は、感光素子33を現像素子34と一定の隙間量を保持するようにし、感光素子33と現像素子34との間の隙間量は当該弾性力に調整される。
【0033】
特に、当該第1、第2の弾性素子261a、261bは、圧縮ばねの中の1種類であり、当該弾性力は弾性推力である。
また、本実施例は、第1、第2の弾性素子261a、261b及び第1、第2の支持素子241a、
241bを本体部分30の両側に設けて、支持し現像素子34に弾性力を与えてもよい。
さらに、本実施例は、第1、第2の弾性素子261a、261b及び第1、第2の支持素子241a、
241bを現像素子34と感光素子33との間に設け、第1、第2の弾性素子261a、261bは、弾性引張ばねの1種類であり、第1、第2の弾性素子261a、261bは、第1、第2の支持素子241a、
241bを介して、感光素子33の軸心と現像素子34の軸心の連結線方向に沿って感光素子を指している引っ張り力を現像素子34に与えて、現像素子34を感光素子33へ移動させてもよい。
【実施例3】
【0034】
図15に示すように、分離型のトナーカートリッジ及び分離型のトナーカートリッジに合わせて用いられるドラムモジュールを示しており、分離型のトナーカートリッジ及びドラムモジュールは接触型の現像方式を採用している。分離型のトナーカートリッジには、分離型の本体部分300と、分離型のトナーカートリッジの第1の側面310及び第2の側面320とが含まれ、ドラムモジュールには、ドラムモジュールの本体部分500と、ドラムモジュールの第1の側面510及び第2の側面520とが含まれている。
【0035】
図17に示すように、分離型のトナーカートリッジの第1の側面310及び第2の側面320は、トナーカートリッジの両端にそれぞれ設けられ、且つ、分離型の本体部分300と一体的に形成され、図21に示すように、ドラムモジュールの第1の側面510及び第2の側面520は、ドラムモジュールの本体部分500の両端にそれぞれ設けられ、且つ、ドラムモジュールの本体部分500と一体的に形成されている。
【0036】
図16、図18及び図22に示すように、ドラムモジュールの本体部分500には感光素子53が収納され、感光素子53は、ドラムモジュールの第1の側面510と第2の側面520との間に設けられ、且つ固定されて自由に移動することができなく、分離型のトナーカートリッジの本体部分300には現像素子54が収納され、トナー搬送素子55及び現像剤(図面せず)と、現像素子54及びトナー搬送素子55とは、分離型のトナーカートリッジの第1の側面310と第2の側面320との間に設けられている。
【0037】
図19及び図20に示すように、本実施例において、分離型のトナーカートリッジの第1の側面310には、現像素子支持孔440aと、トナー搬送素子支持孔450aと、第1の弾性素子460aとが設けられ、第2の側面320には、現像素子支持孔440bと、トナー搬送素子支持孔450bと、第2の弾性素子460bとが設けられている。第1の弾性素子460a、第2の弾性素子460bは、現像素子支持孔440a、440bに設けられて、現像素子54の両端を支持している。本実施例において、第1、第2の弾性素子460a、460bは、弾性ゴム材料により製造されるが、ばねでもよい。現像素子54は、現像素子支持孔440a、440bにおいて分離型の本体部分300に対してスライド可能になっている。トナー搬送素子55の両端は、トナー搬送素子支持孔450a、450bにより支持され、トナー搬送素子55は、第1の側面310及び第2の側面320を通したトナー搬送素子支持孔450a、450bに固定され、分離型の本体部分300に対して自由に移動することができない。
【0038】
図16に示すように、分離型のトナーカートリッジがドラムモジュールに設けられると、分離型のトナーカートリッジの本体部分300はドラムモジュールの本体部分500に固定され、自由に移動することができなく、分離型のトナーカートリッジの第1、第2の側面310、320はドラムモジュールの第1、第2の側面510、520に対向して設けられる。分離型のトナーカートリッジがドラムモジュールに設けられると、自由に移動することができなく、且つ分離型のトナーカートリッジとドラムモジュールが接触型の現像方式を採用しているため、現像素子54と感光素子53との間は締まりばめとなり、現像素子54は、現像素子支持孔440a、440bにおいて自由にスライド可能になり、感光素子53は自由に移動することができないため、現像素子54は、感光素子53から離れる方向に動く趨勢がある。その時、第1の弾性素子460a及び第2の弾性素子460bは、感光素子53の軸心及び現像素子54の軸心の連結線方向に沿って感光素子53を指す弾性力を現像素子54に与え、当該弾性力は、現像素子54の感光素子53から離れる動きを阻止し、現像素子54と感光素子53との締まりばめを保持し、当該弾性力の大きさを制御することによって、感光素子53と現像素子54との間の締め代を調整している。
【実施例4】
【0039】
本実施例に採用される構造は、特別な説明を除いて、いずれも実施例5に示した構造と同じである。
図23及び図24に示すように、ドラムモジュールの第1の側面510には、感光素子支持孔430a及び第1の弾性素子461aが設けられ、第2の側面520には、感光素子支持孔430b及び第2の弾性素子461bが設けられ、感光素子53の両端は、感光素子支持孔430a、430bにそれぞれ設けられ、且つ第1、第2の弾性素子461a、461bにより支持されており、感光素子53の両端は、感光素子支持孔430a、430bにおいて自由にスライド可能になり、第1、第2の弾性素子461a、461bは感光素子53の自由的スライドを制限している。
【0040】
図16に示すように、分離型のトナーカートリッジがドラムモジュールに取り付けると、分離型のトナーカートリッジはドラムモジュールに対して固定され、自由に移動することができなく、分離型のトナーカートリッジ上の現像素子54とドラムモジュール上の感光素子53は締まりばめになり、感光素子53が自由にスライドするため、感光素子53は現像素子54から離れる動きがあり、第1、第2の弾性素子461a、461bは感光素子53を支持し、感光素子53に、感光素子53と現像素子54との連結線方向に沿って現像素子54を指す弾性力を与え、その弾性力は、感光素子53から離れることを阻止し、感光素子53と現像素子54との密着状態を保持し、その弾性力の大きさを制御することによって、感光素子53と現像素子54との間の締め代を調整している。第1、第2の弾性素子461a、461bは、弾性ゴム又はばねの中の1種類である。
【実施例5】
【0041】
本実施例に採用される構造は、特別な説明を除いて、いずれも実施例3に示した構造と同じである。
図25に示すように、ドラムモジュールの第1の側面510には、感光素子支持孔431aが設けられ、分離型のトナーカートリッジ第1の側面310には、現像素子支持孔441aが設けられ、第1の弾性素子462aは、感光素子支持孔431aと現像素子支持孔441aとの間に設けられている。感光素子53の一方端は、感光素子支持孔431aに設けられ、現像素子54の一方端は、現像素子支持孔441aに設けられ、第1の弾性素子462aは、感光素子支持孔431a及び現像素子支持孔441aのそれぞれを介して、感光素子53に、感光素子の軸と現像素子の軸の連結線方向に沿って現像素子54を指す弾性力を与え、現像素子54に、感光素子の軸と現像素子の軸の連結線方向に沿って感光素子53を指す弾性力を与え、当該弾性力は、感光素子53を現像素子54に密着させる。
【0042】
同様に、ドラムモジュール及び分離型のトナーカートリッジの第2の側面320、520には、対応した感光素子支持孔と、現像素子支持孔と、第2の弾性素子とが設けられている。第1、第2の弾性素子は弾性ゴム又はばねの中の1種類である。
【0043】
また、本実施例において、第1、第2の弾性素子の一方端はドラムモジュールに固定され、他方端は分離可能に現像素子の一方端に接続され、分離型のトナーカートリッジは、ドラムモジュールに対して動かないように、ドラムモジュールの本体部分に固定され、感光素子は、ドラムモジュールに固定され、現像素子は、分離型のトナーカートリッジの本体部分に対して移動可能になり、分離型のトナーカートリッジは、ドラムモジュールに取り付けられると、現像素子は、第1、第2の弾性素子の与える弾性力によって、感光素子の方向へ移動するようになってもよい。
【0044】
さらに、本実施例において、第1、第2の弾性素子の一方端は分離型のトナーカートリッジに固定され、他方端は分離可能に感光素子の一方端に接続され、分離型のトナーカートリッジは、ドラムモジュールに対して動かないように、ドラムモジュールの本体部分に固定され、現像素子は、分離型のトナーカートリッジに固定されて動かなく、感光素子は、ドラムモジュールにおいて自由にスライド可能になり、感光素子は、第1、第2の弾性素子の与える弾性力によって、現像素子の方向へ移動するようになってもよい。
【実施例6】
【0045】
本実施例に採用されるトナーカートリッジの構造は、特別な説明を除いて、いずれも図5に示した構造と同じである。
図26に示すように、トナーカートリッジには、本体部分30と、感光素子33と、現像素子34とが含まれ、当該トナーカートリッジは、さらに、感光素子フレーム30a及び弾性素子264を含んでいる。
【0046】
感光素子フレーム30aには、少なくとも感光素子33が設けられているが、感光素子を充電するための充電素子及び感光素子を清潔する清潔素子などの他の素子を設けてもよい。感光素子フレーム30aは、本体部分30内に設けられ、本体部分30に対して移動可能になり、感光素子33は、感光素子フレーム30aに固定されるため、感光素子33は本体部分30に対して移動可能になっている。弾性素子264は、本体部分30と感光素子フレーム30aとの間に用いられ、感光素子フレーム30aに弾性力を与えて、感光素子33を、感光素子フレーム30aに追随して本体部分30に対してともに移動させる。現像素子34は、本体部分30に対して移動されないように本体部分30に設けれたため、感光素子33は、弾性素子264の与えた弾性力によって、感光素子フレーム30aに追随してともに現像素子34に対して移動され、感光素子53と現像素子54との間の距離を柔軟に調整している。
【実施例7】
【0047】
本実施例に採用される構造は、特別な説明を除いて、いずれも実施例3に示した構造と同じである。
図27に示すように、ドラムモジュールには、ドラムモジュールの本体部分500及び感光素子53が含まれ、さらに、感光素子フレーム500a及び弾性素子463も含めている。
【0048】
感光素子フレーム500aには、少なくとも感光素子53が設けられ、転写素子及び感光素子を充電するための充電素子などの他の素子を設けてもよい。感光素子53は、感光素子フレーム500aに固定され、感光素子フレーム500aは、本体部分500内に設けられ、本体部分500内において本体部分500に対して移動可能になっているため、感光素子フレーム500aに固定された感光素子53は、本体部分500に対して移動可能になっている。感光素子フレーム500aと本体部分500との間には、弾性素子463が設けられている。
【0049】
現像素子が設けられた分離型のトナーカートリッジをドラムモジュールに取り付けると、弾性素子463は押圧され、感光素子フレーム500aに弾性力を与え、感光素子53と現像素子54との間の距離が柔軟に調整されるように、感光素子53を現像素子の方向へ移動させる。
【0050】
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。用語「又は」に関して、例えば「A又はB」は、「Aのみ」、「Bのみ」ならず、「AとBの両方」を選択することも含む。



【特許請求の範囲】
【請求項1】
トナーカートリッジに、現像素子を感光素子の方向へ移動するように前記現像素子に弾性力を与えるための弾性素子を設けている、
ことを特徴とするトナーカートリッジにおける感光素子と現像素子との距離を制御する方法。
【請求項2】
前記弾性素子は、前記トナーカートリッジの本体部分又は第1、第2の側板に設けられ、前記現像素子は、前記トナーカートリッジの本体部分に対して移動可能になっている
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
トナーカートリッジに、感光素子を現像素子へ移動するように前記感光素子に弾性力を与えるための弾性素子を設けている、ことを特徴とするトナーカートリッジにおける感光素子と現像素子との距離を制御する方法。
【請求項4】
前記弾性素子は、前記トナーカートリッジの本体部分又は第1、第2の側板に設けられ、前記感光素子は、前記本体部分に対して移動可能になっている
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記弾性素子は、前記本体部分に設けられ、感光素子フレームを介して感光素子に弾性力を与えている
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項6】
本体部分と、感光素子と、現像素子とを備える、トナーカートリッジにおける感光素子と現像素子との距離を制御する装置において、
前記現像素子を前記感光素子へ移動するように前記現像素子に弾性力を与える弾性素子をさらに備えている
ことを特徴とする感光素子と現像素子との距離を制御する装置。
【請求項7】
本体部分と第1、第2の側板とをさらに備え、前記第1、第2の側板は本体部分の両側に設けられ、前記現像素子を支持しており、前記現像素子は本体部分に対して移動可能になっており、前記弾性素子は、前記本体部分又は第1、第2の側板に設けられている
ことを特徴とする請求項6に記載の装置。
【請求項8】
感光素子と、現像素子とを備える、トナーカートリッジにおける感光素子と現像素子との距離を制御する装置において、
前記感光素子を前記現像素子へ移動するように前記感光素子に弾性力を与える弾性素子をさらに備えている
ことを特徴とするトナーカートリッジにおける感光素子と現像素子との距離を制御する装置。
【請求項9】
本体部分と第1、第2の側板とをさらに備え、前記第1、第2の側板は前記本体部分の両側に設けられ、前記感光素子を支持しており、前記感光素子は前記本体部分に対して自由移動可能になっており、前記弾性素子は、前記本体部分又は第1、第2の側板に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記感光素子を支持するための感光素子フレームをさらに備え、前記感光素子フレームは前記本体部分に対して移動可能になっており、前記弾性素子は、前記感光素子フレームを介して感光素子に弾性力を与えている
ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
【請求項11】
ドラムモジュールに合わせて用いられる分離型のトナーカートリッジを備え、前記分離型のトナーカートリッジは、分離型の本体部分と、分離型のトナーカートリッジの第1の側面と、第2の側面と、現像素子とを含み、前記現像素子は、前記分離型のトナーカートリッジの第1の側面及び第2の側面に支持されている、トナーカートリッジにおける感光素子と現像素子との距離を制御する装置において、
前記分離型のトナーカートリッジには弾性素子が設けられ、前記弾性素子は、前記現像素子を前記ドラムモジュール上の感光素子へ移動するように、前記現像素子に弾性力を与えるために用いられる
ことを特徴とする感光素子と現像素子との距離を制御する装置。
【請求項12】
前記現像素子は、前記分離型の本体部分に対して自由に移動可能になっており、前記弾性素子は、前記本体部分又は第1、第2の側面に設けられている
ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項13】
分離型のトナーカートリッジに合わせて用いられるドラムモジュールを備え、前記ドラムモジュールは、ドラムモジュールの本体部分と、ドラムモジュールの第1の側面と、第2の側面と、感光素子とを含み、前記感光素子は、前記ドラムモジュールの第1の側面及び第2の側面に支持されている、トナーカートリッジにおける感光素子と現像素子との距離を制御する装置において、
前記ドラムモジュールには、弾性素子が設けられ、前記弾性素子は、前記感光素子を前記分離型のトナーカートリッジの現像素子へ移動するように、前記感光素子に弾性力を与えていることを特徴とする感光素子と現像素子との距離を制御する装置。
【請求項14】
前記感光素子は、前記ドラムモジュールの本体部分に対して移動可能になっており、前記弾性素子は、前記本体部分又は第1、第2の側面に設けられている
ことを特徴とする請求項13に記載の装置。
【請求項15】
感光素子フレームをさらに含み、前記感光素子フレームは、前記感光素子を支持するために用いられ、前記感光素子フレームは、前記ドラムモジュールの本体部分に対して移動可能になっており、前記弾性素子は、前記感光素子フレームを介して感光素子に弾性力を与えている
ことを特徴とする請求項13に記載の装置。




【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate

【図25】
image rotate

【図26】
image rotate

【図27】
image rotate


【公開番号】特開2010−92019(P2010−92019A)
【公開日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−186271(P2009−186271)
【出願日】平成21年8月11日(2009.8.11)
【出願人】(509090014)ツーハイ セイネ テクノロジー リミテッド (2)
【Fターム(参考)】