説明

トリアゾール化合物ならびにこれを作製する方法および使用する方法

本発明は、治療薬剤として有用なトリアゾール大環状化合物を提供する。さらに具体的には、これらの化合物は、抗感染剤、抗増殖剤、抗炎症剤および運動促進剤として有用である。これらの化合物は、以下の式(I)であらわされ、式中、R、Rなどは請求項1に定義されるとおりである。本発明は、抗感染剤および/または抗増殖剤として、例えば、抗生物質薬剤、抗菌剤、抗微生物剤、抗真菌剤、抗寄生虫剤、抗ウイルス剤および化学療法剤として有用な化合物を提供する。本発明はさらに、抗炎症剤および/または運動促進(胃腸調整)剤として有用な化合物も提供する。本発明はさらに、これらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシドまたはプロドラッグも提供する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の構造を有する化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ:
【化1】

〔式中、
Tは大環状の環炭素原子を介して結合する14員環または15員環のマクロライドであり;
およびRは独立して、(a)H、(b)C1〜6アルキル基、(c)C2〜6アルケニル基、(d)C2〜6アルキニル基、(e)−C(O)R、(f)−C(O)OR、(g)−C(O)−NR、(h)−C(S)R、(i)−C(S)OR、(j)−C(O)SRまたは(k)−C(S)−NRから選択され;
は水素または−OR12であり;
Aは、(a)C1〜6アルキル基、(b)C2〜6アルケニル基、(c)C2〜6アルキニル基、(d)C3〜12の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、(e)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜12員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環から選択され;ここで
(i)該Aが上の(a)〜(c)のいずれかである場合、0〜2個の炭素原子が場合によりO、S(O)およびNRから選択される部分と交換され、
(ii)該基(a)〜(e)はそれぞれ、場合により、1個以上のR基で置換され;
Gは、(a)−B’および(b)−B’−Z−B”から選択され、ここで
(i)B’およびB”はそれぞれ独立して、(aa)アリール基、(bb)ヘテロアリール基、(cc)ビアリール基、(dd)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を場合により含有する縮合した二環または三環の飽和、不飽和または芳香族の環系、(ee)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜10員環の飽和または不飽和の複素環、(ff)3〜10員環の飽和または不飽和の炭素環から選択され、ここで、(aa)〜(ff)はそれぞれ場合により、1個以上のR11基またはR11a基で置換され;
(ii)Zは、(aa)単結合、(bb)C1〜6アルキル基、(cc)C2〜6アルケニル基、(dd)C2〜6アルキニル基、(ee)−C(O)−、(ff)−C(O)O−、(gg)−C(O)NR−、(hh)−C(=NR)−、(ii)−C(=NR)O−、(jj)−C(=NR)NR−、(kk)−S(O)−、(ll)−OC(O)−、(mm)−C(S)−、(nn)−C(S)NR−、(oo)−C(NR)S−、(pp)−C(O)S−、(qq)−O−、(rr)−NR−、(ss)−NRC(O)−、(tt)−OC(NR)−、(uu)−NC(NR)−、(vv)−C(S)O−、(ww)−SC(O)−、(xx)−OC(S)−または(yy)−S(O)−から選択され;
はそれぞれの存在において、独立して、(a)H、(b)C1〜6アルキル基、(c)C2〜6アルケニル基、(d)C2〜6アルキニル基、(e)C6〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、(f)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜12員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環、(g)−C(O)−C1〜6アルキル、(h)−C(O)−C2〜6アルケニル、(i)−C(O)−C2〜6アルキニル、(j)−C(O)−C6〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、(k)−C(O)−3〜12員環の飽和、不飽和または芳香族の、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する複素環、(l)−C(O)O−C1〜6アルキル、(m)−C(O)O−C2〜6アルケニル、(n)−C(O)O−C2〜6アルキニル、(o)−C(O)O−C6〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、(p)−C(O)O−3〜12員環の飽和、不飽和または芳香族の、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する複素環、および(q)−C(O)NRから選択され、
ここで、(b)〜(p)のいずれかは、場合により、1個以上のR基で置換されるか、または、NRは、R基が結合した窒素原子を含む3〜7員環の飽和、不飽和または芳香族の環を形成し、該環は、場合により、R基が結合した窒素原子以外の位置でO、S(O)、NおよびNRから選択される1つ以上の部分で置換され;
は、(a)R、(b)C1〜8アルキル基、(c)C2〜8アルケニル基、(d)C2〜8アルキニル基、(e)C3〜12の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、および(f)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜12員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環から選択されるか、または(g)同じ炭素原子上に2個のR基が存在している場合には、この2個のR基がこれらの基が結合する炭素原子とともに、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜7員環の炭素環または複素環を形成することができ、または(h)同じ窒素原子上に2個のR基が存在している場合には、この2個のR基がこれらの基が結合する窒素原子とともに、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のさらなるヘテロ原子を含有する3〜7員環の複素環を形成することができるか、または(i)異なる炭素原子上に2個のR基が存在している場合には、この2個のR基がこれらの基が結合する炭素原子とともに、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜7員環の炭素環または複素環を形成することができるか、または(j)炭素原子上および窒素原子上に2個のR基が存在している場合には、この2個のR基がこれらの基が結合する炭素原子および窒素原子とともに、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のさらなるヘテロ原子を場合により含有する3〜7員環の複素環を形成することができ、(k)異なる窒素原子上に2個のR基が存在している場合には、この2個のR基がこれらの基が結合する窒素原子とともに、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のさらなるヘテロ原子を場合により含有する3〜7員環の複素環を形成することができ;
ここで、(b)〜(k)のいずれかは、場合により、1個以上のR基で置換され;
はそれぞれの存在において、独立して、(a)H、(b)C1〜6アルキル基、(c)C2〜6アルケニル基、(d)C2〜6アルキニル基、(e)C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、および(f)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環から選択され、
ここで、該(b)〜(f)のいずれかは、場合により、(aa)カルボニル基、(bb)ホルミル基、(cc)F、(dd)Cl、(ee)Br、(ff)I、(gg)CN、(hh)NO、(ii)−OR、(jj)−S(O)、(kk)−C(O)R、(ll)−C(O)OR、(mm)−OC(O)R、(nn)−C(O)NR、(oo)−OC(O)NR、(pp)−C(=NR)R、(qq)−C(R)(R)OR、(rr)−C(ROC(O)R、(ss)−C(R)(OR)(CHNR、(tt)−NR、(uu)−NROR、(vv)−NRC(O)R、(ww)−NRC(O)OR、(xx)−NRC(O)NR、(yy)−NRS(O)、(zz)−C(OR)(OR)R、(ab)−C(RNR、(ac)=NR、(ad)−C(S)NR、(ae)−NRC(S)R、(af)−OC(S)NR、(ag)−NRC(S)OR、(ah)−NRC(S)NR、(ai)−SC(O)R、(aj)C1〜8アルキル基、(ak)C2〜8アルケニル基、(al)C2〜8アルキニル基、(am)C1〜8アルコキシ基、(an)C1〜8アルキルチオ基、(ao)C1〜8アシル基、(ap)−CF、(aq)−SCF、(ar)C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、および(as)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環から選択される1つ以上の部分で置換されるか、
または、NRは、R基が結合した窒素原子を含む3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の環を形成し、該環は、場合により、R基が結合した窒素原子以外の位置でO、S(O)、NおよびNRから選択される1つ以上の部分で置換され;
または、CRはカルボニル基を形成し;
はそれぞれの存在において、(a)H、(b)=O、(c)F、(d)Cl、(e)Br、(f)I、(g)−CF、(h)−CN、(i)−N、(j)−NO、(k)−NR(CR、(l)−OR、(m)−S(O)C(R、(n)−C(O)(CR、(o)−OC(O)(CR、(p)−C(O)(CR、(q)−C(O)O(CR、(r)−NRC(O)(CR、(s)−C(O)NR(CR、(t)−C(=NR)(CR、(u)−C(=NNR)(CR、(v)−C(=NNRC(O)R)(CR、(w)−C(=NOR)(CR、(x)−NRC(O)O(CR、(y)−OC(O)NR(CR、(z)−NRC(O)NR(CR、(aa)−NRS(O)(CR、(bb)−S(O)NR(CR、(cc)−NRS(O)NR(CR、(dd)−NR、(ee)−NR(CR)、(ff)−OH、(gg)−NR、(hh)−OCH、(ii)−S(O)、(jj)−NC(O)R、(kk)C1〜6アルキル基、(ll)C2〜6アルケニル基、(mm)C2〜6アルキニル基、(nn)C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、および(oo)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環から選択され、
ここで、(kk)〜(oo)のいずれかは、場合により、1個以上のR基で置換されるか、
または、2個のR基は−O(CHO−を形成することができ;
は、(a)R、(b)H、(c)C1〜6アルキル基、(d)C2〜6アルケニル基、(e)C2〜6アルキニル基、(f)C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、(g)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環、(h)−C(O)−C1〜6アルキル、(i)−C(O)−C1〜6アルケニル、(j)−C(O)−C1〜6アルキニル、(k)−C(O)−C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、および(l)−C(O)−3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する複素環から選択され、
ここで、(c)〜(k)のいずれかは、場合により、(aa)H、(bb)F、(cc)Cl、(dd)Br、(ee)I、(ff)CN、(gg)NO、(hh)OH、(ii)NH、(j)NH(C1〜6アルキル基)、(kk)N(C1〜6アルキル基)、(ll)C1〜6アルコキシ基、(mm)アリール基、(nn)置換アリール基、(oo)ヘテロアリール基、(pp)置換ヘテロアリール基および(qq)アリール基、置換アリール基、ヘテロアリール基、置換ヘテロアリール基、F、Cl、Br、I、CN、NO、CF、SCFおよびOHから選択される1つ以上の部分で場合により置換されたC1〜6アルキル基から選択される1つ以上の部分で置換され;
はそれぞれの存在において、独立して、(a)R10、(b)C1〜6アルキル基、(c)C2〜6アルケニル基、(d)C2〜6アルキニル基、(e)C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、および(f)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環から選択され、
ここで、(b)〜(f)のいずれかは、場合により1個以上のR10基で置換され;
10はそれぞれの存在において、独立して、(a)H、(b)=O、(C)F、(d)Cl、(e)Br、(f)I、(g)−CF、(h)−CN、(i)−NO、(j)−NR、(k)−OR、(l)−S(O)、(m)−C(O)R、(n)−C(O)OR、(o)−OC(O)R、(p)NRC(O)R、(q)−C(O)NR、(r)−C(=NR)R、(s)−NRC(O)NR、(t)−NRS(O)、(u)−S(O)NR、(v)−NRS(O)NR、(w)C1〜6アルキル基、(x)C2〜6アルケニル基、(y)C2〜6アルキニル基、(z)C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、および(aa)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環から選択され、
ここで、(w)〜(aa)のいずれかは、場合により、R、F、Cl、Br、I、CN、NO、−OR、−NH、−NH(C1〜6アルキル基)、−N(C1〜6アルキル基)、C1〜6アルコキシ基、C1〜6アルキルチオ基およびC1〜6アシル基から選択される1つ以上の部分で置換され;
11およびR11aはそれぞれの存在において、独立して、(a)カルボニル基、(b)ホルミル基、(c)F、(d)Cl、(e)Br、(f)I、(g)CN、(h)NO、(i)OR、(j)−S(O)、(k)−C(O)R、(l)−C(O)OR、(m)−OC(O)R、(n)−C(O)NR、(o)−OC(O)NR、(p)−C(=NR)R、(q)−C(R)(R)OR、(r)−C(ROC(O)R、(s)−C(R)(OR)(CHNR、(t)−NR、(u)−NROR、(v)−NRC(O)R、(w)−NRC(O)OR、(x)−NRC(O)NR、(y)−NRS(O)、(z)−C(OR)(OR)R、(aa)−C(RNR、(bb)=NR、(cc)−C(S)NR、(dd)−NRC(S)R、(ee)−OC(S)NR、(ff)−NRC(S)OR、(gg)−NRC(S)NR、(hh)−SC(O)R、(ii)−N、(jj)−Si(CH、(kk)−O−Si(CH、(ll)−Si(CCH、(mm)−O−Si(CCH、(nn)C1〜8アルキル基、(oo)C2〜8アルケニル基、(pp)C2〜8アルキニル基、(qq)C1〜8アルコキシ基、(rr)C1〜8アルキルチオ基、(ss)C1〜8アシル基、(tt)C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、および(uu)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環から選択され、ここで、(nn)〜(pp)は場合により1つ以上のR基で置換され;
12は、(a)H、(b)C1〜6アルキル基、(c)C2〜6アルケニル基、(d)C2〜6アルキニル基、(e)−C(O)R、(f)−C(O)OR、(g)−C(O)−NR、(h)−C(S)R、(i)−C(S)OR、(j)−C(O)SR、(k)−C(S)−NR、(l)C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、または(m)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環、(n)−(C1〜6アルキル)−C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、または(o)−(C1〜6アルキル)3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する複素環から選択され、
(a)〜(d)および(l)〜(o)は場合により1個以上のR基で置換され;
pはそれぞれの存在において0、1または2であり;
rはそれぞれの存在において0、1または2であり;
tはそれぞれの存在において0、1または2であり;
uはそれぞれの存在において1、2、3または4である〕。
【請求項2】
以下の構造を有する請求項1に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ:
【化2】

(式中、A、G、T、R、RおよびRは請求項1に記載されるとおりである)。
【請求項3】
−A−がC1〜6アルキル基であり、
(i)該C1〜6アルキル基のいずれかの0〜2個の炭素原子が、場合によりO、S(O)およびNRから選択される部分と交換され、
(ii)該C1〜6アルキル基が、場合により1個以上のR基で置換される、請求項1または2に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項4】
−A−Gが、
(a)−CH−G、
(b)−(CH−G、
(c)−(CH−G、
(d)−(CH−G、
(e)−CHO(CH−G
(f)−(CHOCH−G、
(g)−(CHO−G、
(h)−CHΝR(CH−G、
(i)−(CHNRCH−G、
(j)−(CH−NR−G、
(m)−SO−(CH−G、
(n)−SO−(CH−G、
(o)−CHS(O)(CH−G、
(o)−(CHS(O)CH−G、
(p)−(CHS(O)−G、
(q)−CO(CH−G、
(r)−CHCO(CH−G、
(s)−(CHCOCH−G、
(t)−(CHCO−G、
(u)−CHCH(OR)(CH−G、
(v)−(CHCH(OR)CH−G、
(w)−(CHCH(OR)−G、
(x)−CHOR(CH−G、
(y)−CHCHOR(CH−G、
(z)−(CHCHORCH−G、
(aa)−(CHCHOR−G、
(bb)−CONR(CH−G、
(cc)−CHCONRCH−G、
(dd)−(CHCONR−G、
(ee)−CHNRCOCH−G、
(ff)−(CHNRCO−G、
(gg)−S(O)NR(CH−G、
(hh)−S(O)NR(CH−G、
(ii)−CHS(O)NRCH−G、
(jj)−(CHS(O)NR−G、
(kk)−NRS(O)(CH−G、
(ll)−CHNRS(O)CH−G、
(mm)−(CHNRS(O)−G、
(nn)−CHCH(CH)CHO−G、
(oo)−CHCH(OR)CHO−G、
【化3】

【化4】

から選択され、
pは、0、1または2であり、RおよびRは独立して、場合によりフッ素で置換されたC1〜6アルキルであり、該(a)〜(tt)のいずれかの場合には、炭素原子上の1個以上の水素が場合によりフッ素と交換される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項5】
−A−Gが、
(a)−(CH−G、
(b)−(CHOCH−G、
(c)−(CHO−G、
(d)−(CHNRCH−G、
(e)−(CH−NR−G、
(f)−(CHS(O)−G、
(g)−(CHCO−G、
(h)−CHCH(OR)CHO−G、
(i)−CHCH(CH)CHO−G、
(j)−(CHNRCO−G、
(k)−(CHNRS(O)−G
【化5】

から選択され、
pは、0、1または2であり、R、および該(a)〜(n)のいずれかの場合には、炭素原子上の1個以上の水素が場合によりフッ素と交換される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項6】
−A−Gが(a)−(CH−Gおよび(b)−(CHO−Gから選択される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項7】
がHである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項8】
がHである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項9】
がC1〜6アルキルである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項10】
がメチルである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項11】
GがB’である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項12】
B’は、(a)アリール基、(b)ヘテロアリール基、(c)ビアリール基および(d)1つ以上のカルボニル基と窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子とを場合により含有する縮合した二環または三環の飽和、不飽和または芳香族の環系から選択され、(a)〜(d)はそれぞれ、場合により1個以上のR11基で場合により置換される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項13】
Gが−B’−Z−B”である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項14】
B’およびB”が独立して、(a)アリール基、(b)ヘテロアリール基、(c)ビアリール基および(d)1つ以上のカルボニル基と、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子とを場合により含有する縮合した二環または三環の不飽和または芳香族の環系から選択され、(a)〜(d)はそれぞれ、1個以上のR11基で場合により置換され、Zは、(aa)単結合、(bb)−O−、(cc)−NR−、(dd)−C(O)−、(ee)−C(S)−、(ff)−S(O)−および(gg)C1〜6アルキル基から選択される、請求項13に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項15】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ:
【化6】

(式中、A、B”、T、Z、R、R、RおよびR11は請求項1に記載されるとおりである)。
【請求項16】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ:
【化7】

〔式中、A、B”、T、Z、R、R、RおよびR11は請求項1に記載されるとおりである〕。
【請求項17】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ:
【化8】

(式中、A、B”、T、Z、R、R、RおよびR11は請求項1に記載されるとおりである)。
【請求項18】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ:
【化9】

〔式中、A、B”、T、Z、R、R、RおよびR11は請求項1に記載されるとおりである〕。
【請求項19】
−A−がC1〜6アルキル基であり、
(i)該C1〜6アルキル基のいずれかの0〜2個の炭素原子が、場合によりO、S(O)およびNRから選択される部分と交換され、
(ii)該C1〜6アルキル基が、場合により1個以上のR基で置換される、請求項15〜18のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項20】
−AGが、(a)−(CH−G、(b)−(CH−G、(c)−(CH−G、(d)−(CHO−G、(e)−(CH−ΝH−G、(f)−CH(CHF)CHNHC(O)−G、(g)−CH(CHF)CHNHS(O)−G、(h)−(CHNHS(O)−G、(i)−(CHNHCH−G、(j)−(CHS−G、(k)−(CHS(O)−G、(l)−(CHN(CH)CH−G、(m)−(CHNHCH−G、(n)−CHCH(OH)CHO−G、(o)−CHCHFCHO−G、(p)−CHCH(CH)CHO−G、(q)−O−(CH−G、(r)−CH−O−(CH−G、(s)−(CH−O−CH−G、(t)−NH−(CH−G、(u)−CH−NH−(CH−Gおよび(v)−(CH−NH−CH−Gから選択される、請求項19に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項21】
−AGが、(a)−(CH−G、(b)−(CHO−G、(c)−(CH−ΝH−G、(d)−CH(CHF)CHNHC(O)−G、(e)−CH(CHF)CHNHS(O)−G、(f)−(CHNHS(O)−G、(g)−(CHNHCH−G、(h)−(CHS−G、(i)−(CHS(O)−G、(j)−(CHN(CH)CH−G、(k)−(CHNHCH−G、(l)−CHCH(OH)CHO−G、(m)−CHCHFCHO−G、(n)−CHCH(CH)CHO−Gおよび(o)−(CH−O−CH−Gから選択される、請求項20に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項22】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ:
【化10】

(式中、B”、T、Z、R、RおよびRは請求項1に記載されるとおりである)。
【請求項23】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ:
【化11】

(式中、B”、T、Z、R、RおよびRは請求項1に記載されるとおりである)。
【請求項24】
以下の構造を有する請求項2に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ:
【化12】

(式中、B”、T、Z、R、RおよびRは請求項1に記載されるとおりである)。
【請求項25】
−ZB”が以下:
【化13】

〔式中、R11aは請求項1に記載されるとおりである〕
から選択される、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項26】
Tが
【化14】

〔式中、
Mは、(a)−C((O)−、(b)−CH(−OR114)−、(c)−NR114−CH−、(d)−CH−NR114−、(e)−CH(NR114114)−、(f)−C(=NNR114114)−、(g)−NR114−C(O)−、(h)−C(O)NR114−、(i)−C(=NR114)−、(j)−CR115115−および(k)−C(=NOR127)−から選択され;
100は、(a)H、(b)F、(c)Cl、(d)Br、(e)−SR114および(f)C1〜6アルキルから選択され、
ここで、(f)は、1個以上のR115基で場合により置換され;
101は、(a)H、(b)Cl、(c)F、(d)Br、(e)I、(f)−NR114114、(g)−NR114C(O)R114、(h)−OR114、(i)−OC(O)R114、(j)−OC(O)OR114、(k)−OC(O)NR114114、(l)−O−C1〜6アルキル、(m)−OC(O)−C1〜6アルキル、(n)−OC(O)O−C1〜6アルキル、(o)−OC(O)NR1141〜6アルキル、(p)C1〜6アルキル、(q)C1〜6アルケニルおよび(r)C1〜6アルキニルから選択され、
ここで、(l)〜(r)のいずれかは1個以上のR115基で場合により置換され;
102は、H、(b)F、(c)Cl、(d)Br、(e)−SR114、(f)C1〜6アルキルであり、ここで、(f)は1個以上のR115基で場合により置換され;
103は、(a)H、(b)−OR114、(c)−O−C1〜6アルキル−R115、(d)−OC((O)R114、(e)−OC(O)−C1〜6アルキル−R115、(f)−OC(O)OR114、(g)−OC(O)O−C1〜6アルキル−R115、(h)−OC(O)NR114114、(i)−OC(O)NR114−C1〜6アルキル−R115および(j)
【化15】

から選択されるか;
または、R102およびR103はこれらが結合する炭素とともに、(a)カルボニル基または(b)1個以上のR114基で場合により置換可能な3〜7員環の飽和、不飽和または芳香族の炭素環または複素環を形成し;
または、R101およびR103はこれらの2つの基が結合するそれぞれの炭素の間の単結合であり、これにより、R100およびR102が結合する炭素との間に二重結合を形成し;
または、R101およびR103はこれらが結合する炭素とともに、1個以上のR114基で場合により置換可能な3員環の飽和、不飽和または芳香族の炭素環または複素環を形成し;
104は、(a)H、(b)R114、(c)−C(O)R114、(d)−C(O)OR114、(e)−C(O)NR114114、(f)−C1〜6アルキル−K−R114、(g)−C2〜6アルケニル−K−R114および(h)−C2〜6アルキニル−K−R114から選択され;
Kは、(a)−C(O)−、(b)−C(O)O−、(c)−C(O)NR114−、(d)−C(=NR114)−、(e)−C(=NR114)O−、(f)−C(=NR114)NR114−、(g)−OC(O)−、(h)−OC(O)O−、(i)−OC(O)NR114−、(j)−NR114C(O)−、(k)−NR114C(O)O−、(l)−NR114C(O)NR114−、(m)−NR114C(=NR114)NR114−および(o)−S(O)−から選択され;
または、R103およびR104は、これらが結合する原子とともに、
【化16】

を形成し;
ここで、R135およびR136は、(a)水素、(b)C1〜6アルキル、(c)C2〜6アルケニル、(d)C2〜6アルキニル、(d)C3〜14の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、(e)1つ以上の酸素、窒素または硫黄原子を含有する3〜14員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環、(f)F、(g)Br、(h)I、(i)OH、(j)−Nから選択され、(b)〜(e)は1個以上のR117で場合により置換され;または、R135とR136とで=O、=Sおよび=NR114、=NOR114、=NR114および=N−NR114,R114を形成し;
ここで、Vは、(a)−(C−C−アルキル)−、(b)−(C−アルケニル)−、(c)O、(d)Sおよび(e)NR114から選択され、(a)および(b)は、1個以上のR117で場合によりさらに置換され;
105は、(a)R114、(b)−OR114、(c)−NR114114、(d)−O−C1〜6アルキル−R115、(e)−C(O)−R114、(f)−C(O)−C1〜6アルキル−R115、(g)−OC(O)−R114、(h)−OC(O)−C1〜6アルキル−R115、(i)−OC(O)O−R114、(j)−OC(O)O−C1〜6アルキル−R115、(k)−OC(O)NR114114、(l)−OC(O)NR114−C1〜6アルキル−R115、(m)−C(O)−C2〜6アルケニル−R115および(n)−C(O)−C2〜6アルキニル−R115から選択され;
または、R104およびR105は、これらが結合する原子とともに、
【化17】

(式中、QはCHまたはNであり、R126は、−OR114、−NR114またはR114である)
を形成し;
または、R104およびR105は、これらが結合する原子とともに、
【化18】

を形成し;
式中、
(i)R101は上に定義されるとおりであり;
(ii)または、R101およびR109はこれらが結合した炭素とともにカルボニル基を形成し;
(iii)または、R101とR109とで基−O(CR116116O−を形成することができ;
または、R104およびR105は、これらが結合する原子とともに、
【化19】

を形成し;
上の構造で、点線は任意の二重結合を示し、
(v)R130は−OHまたはR114であり、
(vi)R131は−OHまたはR114であり、
(vii)または、R130およびR131は、これらが結合する炭素とともに、1個以上のR114基で場合により置換可能な3〜7員環の飽和、不飽和または芳香族の炭素環または複素環を形成し;
(viii)または、R130とこれが結合する炭素とが、またはR131とこれが結合する炭素とが、それぞれ独立して−C(=O)−であり;
または、R105、R132およびMは、これらが結合する原子とともに
【化20】

を形成し、
106は、(a)−OR114、(b)−C1〜6アルコキシ−R115、(c)−C(O)R114、(d)−OC(O)R114、(e)−OC(O)OR114、(f)−OC(O)NR114114および(g)−NR114114から選択され、
または、R105およびR106は、これらが結合する原子とともに、(a)−OC(R115O−、(b)−OC(O)O−、(c)−OC(O)NR114−、(d)−NR114C(O)O−、(e)−OC(O)NOR114−、(f)−NOR114−C(O)O−、(g)−OC(O)NNR114114−、(h)−NNR114114−C(O)O−、(i)−OC(O)C(R115−、(j)−C(R115C(O)O−、(k)−OC(S)O−、(l)−OC((S)NR114−、(m)−NR114C(S)O−、(n)−OC(S)NOR114−、(o)−NOR114−C(S)O−、(p)−OC(S)NNR114114−、(q)−NNR114114−C(S)O−、(r)−OC(S)C(R115−および(s)−C(R115C(S)O−から選択される化学部分を介して互いに結合して5員環を形成し;
または、R105、R106およびR133は、これらが結合する原子とともに、
【化21】

を形成し;
または、M、R105およびR106は、これらが結合する原子とともに、
【化22】

(上の構造で、点線は任意の二重結合を示す)
【化23】

【化24】

を形成し、
式中、JおよびJは、水素、Cl、F、Br、I、OH、−C1〜6アルキルおよび−O(C1〜6アルキル)から選択されるか、またはJとJとで=O、=Sおよび=NR114、=NOR114、=NR114および=N−NR114、R114を形成し;
または、MおよびR104は、これらが結合する原子とともに、
【化25】

または
【化26】

を形成し、
式中、Uは、(a)−(C−アルキル)−および(b)−(C−アルケニル)−から選択され、(a)および(b)は、1個以上のR117で場合によりさらに置換され;
または、MおよびR105は、これらが結合する原子とともに、
【化27】

を形成し;
107は、(a)H、(b)−C1〜4アルキル、(c)−C2〜4アルケニル(C1〜12アルキルまたは1個以上のハロゲンでさらに置換可能)、(d)−C2〜4アルキニル(C1〜12アルキルまたは1個以上のハロゲンでさらに置換可能)、(e)アリールまたはヘテロアリール(C1〜12アルキルまたは1個以上のハロゲンでさらに置換可能)、(f)−C(O)H、(g)−COOH、(h)−CN、(i)−COOR114、(j)−C(O)NR114114、(k)−C(O)R114および(l)−C(O)SR114から選択され、(b)は、(aa)−OR114、(bb)ハロゲン、(cc)−SR114、(dd)C1〜12アルキル(ハロゲン、ヒドロキシル、C1〜6アルコキシまたはアミノでさらに置換可能)、(ee)−OR114、(ff)−SR114、(gg)−NR114114、(hh)−CN、(ii)−NO、(jj)−NC(O)R114、(kk)−COOR114、(ll)−N、(mm)=N−O−R114、(nn)=NR114、(oo)=N−NR114114、(pp)=N−NH−C(O)R114および(qq)=N−NH−C(O)NR114114から選択される1個以上の置換基でさらに置換され;
または、R106およびR107は、これらが結合する原子とともに、エポキシド、カルボニル、オレフィン、または置換オレフィン、またはC〜C炭素環、カルボネートまたはカルバメートを形成し、前記カルバメートの窒素は、C〜Cアルキルでさらに置換可能であり;
108は、(a)C1〜6アルキル、(b)C2〜6アルケニルおよび(c)C2〜6アルキニルから選択され、
(a)〜(c)のいずれかは1個以上のR114基で場合により置換され、
111はHおよび−C(O)R114から選択され;
112は、H、OHおよびOR114から選択され;
113は、(a)H、(b)R114、(c)−C1〜6アルキル−K−R114、(d)−C2〜6アルケニル−K−R114および(e)−C2〜6アルキニル−K−R114から選択され、
(c)〜(e)のいずれかは1個以上のR115基で場合により置換され;
114は、それぞれの存在において、独立して、(a)H、(b)C1〜6アルキル、(c)C2〜6アルケニル、(d)C2〜6アルキニル、(e)C6〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、(f)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜12員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環、(g)−C(O)−C1〜6アルキル、(h)−C(O)−C2〜6アルケニル、(i)−C(O)−C2〜6アルキニル、(j)−C(O)C6〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、(k)−C(O)−3〜12員環の飽和、不飽和または芳香族の、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する複素環、(l)−C(O)O−C1〜6アルキル、(m)−C(O)O−C2〜6アルケニル、(n)−C(O)O−C2〜6アルキニル、(o)−C(O)O−C6〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、(p)−C(O)O−3〜12員環の飽和、不飽和または芳香族の、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する複素環、(q)−C(O)NR116116、(r)−NR116CO−C2〜6アルキル、(s)−NR116CO−C6〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環および(t)−NR116C(O)−3〜12員環の飽和、不飽和または芳香族の、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する複素環から選択され、
(b)〜(t)のいずれかは1個以上のR115基で場合により置換され、(b)〜(d)のいずれかの末端ではない1個以上の炭素部分が、場合により酸素、S(O)または−NR116と交換され、
または、NR114114は、R114基が結合した窒素原子を含み、場合によりO、S(O)、NおよびNR118から選択される1つ以上の部分を含む3〜7員環の飽和、不飽和または芳香族の環を形成し;
115は、(a)R117、(b)C1〜8アルキル、(c)C2〜8アルケニル、(d)C2〜8アルキニル、(e)C3〜12の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、(f)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜12員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環から選択され、
(b)〜(f)のいずれかは1個以上のR117基で場合により置換され;
116は、それぞれの存在において、独立して、(a)H、(b)C1〜6アルキル、(c)C2〜6アルケニル、(d)C2〜6アルキニル、(e)C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環および(f)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環から選択され、
(b)〜(d)のいずれかの末端ではない1個以上の炭素部分が、場合により酸素、S(O)または−NR114と交換され、(b)〜(f)のいずれかは、場合により、(aa)カルボニル、(bb)ホルミル、(cc)F、(dd)Cl、(ee)Br、(ff)I、(gg)CN、(hh)N、(ii)NO、(jj)OR118、(kk)−S(O)118、(ll)−C(O)R118、(mm)−C(O)OR118、(nn)−OC(O)R118、(oo)−C(O)NR118118、(pp)−OC(O)NR118118、(qq)−C(=NR118)R118、(rr)−C(R118)(R118)OR118、(ss)−C(R118OC(O)R118、(tt)−C(R118)(OR118)(CHNR118118、(uu)−NR118118;(vv)−NR118OR118、(ww)−NR118C(O)R118、(xx)−NR118C(O)OR118、(yy)−NR118C(O)NR118118、(zz)−NR118S(O)118、(ab)−C(OR118)(OR118)R118、(ac)−C(R118NR118118、(ad)=NR118、(ae)−C(S)NR118118、(af)−NR118C(S)R118、(ag)−OC(S)NR118118、(ah)−NR118C(S)OR118、(ai)−NR118C(S)NR118118、(aj)−SC(O)R118、(ak)C1〜8アルキル、(al)C2〜8アルケニル、(am)C2〜8アルキニル、(an)C1〜8アルコキシ、(ao)C1〜8アルキルチオ、(ap)C1〜8アシル、(aq)飽和、不飽和または芳香族のC3〜10炭素環および(ar)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環から選択される1つ以上の部分で置換され、
または、NR116116は、R116基が結合する窒素原子を含み、O、S(O)、NおよびNR118から選択される1つ以上の部分を場合により含む3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の環を形成し;
または、CR116116はカルボニル基を形成し;
117は、それぞれの存在において、(a)H、(b)=O、(c)F、(d)Cl、(e)Br、(f)I、(g)(CR116116CF、(h)(CR116116CN、(i)(CR116116NO、(j)(CR116116NR116(CR116116119、(k)(CR116116OR119、(l)(CR116116S(O)(CR116116)R119、(m)(CR116116C(O)(CR116116)R119、(n)(CR116116)OC(O)(CR116116)R119、(o)(CR116116SC(O)(CR116116119、(p)(CR116116C(O)O(CR116116119、(q)(CR116116NR116C(O)(CR116116119、(r)(CR116116C(O)NR116(CR116116119、(s)(CR116116C(=NR116)(CR116116119、(t)(CR116116C(=NNR116116)(CR116116119、(u)(CR116116C(=NNR116C(O)R116)(CR116116119、(v)(CR116116C(=NOR119)(CR116116119、(w)(CR116116NR116C(O)O(CR116116119、(x)(CR116116OC(O)NR116(CR116116119、(y)(CR116116NR116C(O)NR116(CR116116119、(z)(CR116116NR116S(O)(CR116116119、(aa)(CR116116S(O)NR116(CR116116119、(bb)(CR116116NR116S(O)NR116(CR116116119、(cc)(CR116116NR116116、(dd)C1〜6アルキル、(ee)C2〜6アルケニル、(ff)C2〜6アルキニル、(gg)(CR116116−C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、および(hh)(CR116116−3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する複素環から選択され、
(dd)〜(hh)のいずれかは1個以上のR119基で場合により置換され;
または、2個のR117基で−O(CHO−を形成してもよく;
118は、(a)H、(b)C1〜6アルキル、(c)C2〜6アルケニル、(d)C2〜6アルキニル、(e)C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、(f)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環、(g)−C(O)−C1〜6アルキル、(h)−C(O)−C1〜6アルケニル、(g)−C(O)−C1〜6アルキニル、(i)−C(O)−C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、および(j)−C(O)−3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する複素環から選択され、
(b)〜(j)のいずれかは、(aa)H、(bb)F、(cc)Cl、(dd)Br、(ee)I、(ff)CN、(gg)NO、(hh)OH、(ii)NH、(jj)NH(C1〜6アルキル)、(kk)N(C1〜6アルキル)、(ll)C1〜6アルコキシ、(mm)アリール、(nn)置換アリール、(oo)ヘテロアリール、(pp)置換ヘテロアリールおよび(qq)アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、F、Cl、Br、I、CN、NOおよびOHから選択される1つ以上の部分で場合により置換されたC1〜6アルキルから選択される1つ以上の部分で場合により置換され;
119は、それぞれの存在において、独立して、(a)R120、(b)C1〜6アルキル、(c)C2〜6アルケニル、(d)C2〜6アルキニル、(e)C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、および(f)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環から選択され、
ここで、(b)〜(f)のいずれかは、場合により、1個以上のR119基で置換され;
120は、それぞれの存在において、独立して、(a)H、(b)=O、(c)F、(d)Cl、(e)Br、(f)I、(g)(CR116116CF、(h)(CR116116CN、(i)(CR116116NO、(j)(CR116116NR116116、(k)(CR116116OR114、(l)(CR116116S(O)116、(m)(CR116116C(O)R116、(n)(CR116116C(O)OR116、(o)(CR116116−OC(O)R116、(p)(CR116116NR116C(O)R116、(q)(CR116116C(O)NR116116、(r)(CR116116C(=NR116)R116、(s)(CR116116NR116C(O)NR116116、(t)(CR116116NR116S(O)116、(u)(CR116116S(O)NR116116、(v)(CR116116NR116S(O)NR116116、(w)C1〜6アルキル、(x)C2〜6アルケニル、(y)C2〜6アルキニル、(z)(CR116116−C3〜10の飽和、不飽和または芳香族の炭素環、および(aa)(CR116116−3〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する複素環から選択され、
ここで、(w)〜(aa)のいずれかは、場合により、R116、F、Cl、Br、I、CN、NO、−OR116、−NH、−NH(C1〜6アルキル)、−N(C1〜6アルキル)、C1〜6アルコキシ、C1〜6アルキルチオおよびC1〜6アシルから選択される1つ以上の部分で置換され;
121は、それぞれの存在において、独立して、(a)H、(b)−OR118、(c)−O−C1〜6アルキル−OCR118、(d)−O−C1〜6アルキル−OC(O)OR118、(e)−O−C1〜6アルキル−OC(O)NR118118、(f)−O−C1〜6アルキル−C(O)NR118118、(g)−O−C1〜6アルキル−NR118C(O)R118、(h)−O−C1〜6アルキル−NR118C(O)OR118、(i)−O−C1〜6アルキル−NR118C(O)NR118118、(j)−O−C1〜6アルキル−NR118C(=N(H)NR118118、(k)−O−C1〜6アルキル−S(O)118、(l)−O−C2〜6アルケニル−OC(O)R118、(m)−O−C2〜6アルケニル−OC(O)OR118、(n)−O−C2〜6アルケニル−OC(O)NR118118、(o)−O−C2〜6アルケニル−C(O)NR118118、(p)−O−C2〜6アルケニル−NR118C(O)R118、(q)−O−C2〜6アルケニル−NR118C(O)OR118、(r)−O−C2〜6アルケニル−NR118C(O)NR118118、(s)−O−C2〜6アルケニル−NR118C(=N(H)NR118118、(t)−O−C2〜6アルケニル−S(O)118、(u)−O−C2〜6アルキニル−OC(O)R118、(v)−O−C2〜6アルキニル−OC(O)OR118、(w)−O−C2〜6アルキニル−OC(O)NR118118、(x)−O−C2〜6アルキニル−C(O)NR118118、(y)−O−C2〜6アルキニル−NR118C(O)R118、(z)−O−C2〜6アルキニル−NR118C(O)OR118、(aa)−O−C2〜6アルキニル−NR118C(O)NR118118、(bb)−O−C2〜6アルキニル−NR118C(=N(H)NR118118、(cc)−O−C2〜6アルキニル−S(O)118および(dd)−NR118118から選択され;
または、2個のR121基で=O、=NOR118または=NNR118118を形成し;
122はR115であり;
123は、(a)R116、(b)F、(c)Cl、(d)Br、(e)I、(f)CN、(g)NOおよび(h)−OR114から選択され;
または、R122とR123とで−O(CHO−を形成し;
124は、それぞれの存在において、独立して、(a)H、(b)F、(C)Cl、(d)Br、(e)I、(f)CN、(e)−OR114、(h)−NO、(i)−NR114114、(j)C1〜6アルキル、(k)C1〜6アシルおよび(l)C1〜6アルコキシから選択され;
125は、(a)C1〜6アルキル、(b)C2〜6アルケニル、(c)C2〜6アルキニル、(d)C1〜6アシル、(e)C1〜6アルコキシ、(f)C1〜6アルキルチオ、(g)飽和、不飽和または芳香族のC5〜10炭素環、(h)窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する5〜10員環の飽和、不飽和または芳香族の複素環、(i)−O−C1〜6アルキル−飽和、不飽和または芳香族の、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する5〜10員環の複素環、(j)−NR114−C1〜6アルキル−飽和、不飽和または芳香族の、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を含有する5〜10員環の複素環、(k)飽和、不飽和または芳香族の、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を場合により含有する10員環二環系、(l)飽和、不飽和または芳香族の、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子を場合により含有する13員環三環系、(m)−OR114、(n)−NR114114、(o)−S(O)114および(p)−R124から選択され、
(a)〜(l)のいずれかは1個以上のR115基で場合により置換され;
または、R125および1個のR124は、これらが結合する原子とともに、1個以上のR115基で場合により置換された5〜7員環の飽和または不飽和の炭素環を形成し;または、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上の原子を含有し、1個以上のR115基で場合により置換された5〜7員環の飽和または不飽和の複素環を形成し;
126は、それぞれの存在において、独立して、(a)水素、(b)電子吸引基、(c)アリール、(d)置換アリール、(e)ヘテロアリール、(f)置換ヘテロアリールおよび(g)1個以上のR115基で場合により置換されたC1〜6アルキルから選択され;
または、任意のR126および任意のR123は、これらが結合した原子とともに、1個以上のR115基で場合により置換された5〜7員環の飽和または不飽和の炭素環を形成し;または、窒素、酸素および硫黄から選択される1つ以上の原子を含有し、1個以上のR115基で場合により置換された5〜7員環の飽和または不飽和の複素環を形成し;
109はHまたはFであり;
127は、R114、単糖類または二糖類(アミノ糖およびハロ糖を含む)、−(CH−(O−CHCH−)−O(CHCHまたは−(CH−(O−CHCH−)−OHであり;
128はR114であり;
129はR114であり;
110はR114であり;
または、R109およびR110はこれが結合した炭素とともに、
【化28】

を形成し;
または、R128およびR129は、これらが結合した炭素とともに、1個以上のR114基で場合により置換され得る3〜6員環の飽和、不飽和または芳香族の炭素環または複素環を形成し;
132、R133およびR134はそれぞれ独立して、(a)H、(b)F、(c)Cl、(d)Br、(e)−OR114、(f)−SR114、(g)−NR114114および(h)C1〜6アルキルから選択され、(h)は1個以上のR115基で場合により置換され;
または、R132とR133とで炭素−炭素二重結合を形成し;
または、R133とR134とで=O、=S、=NOR114、=NR114および=N−NR114,R114を形成し;
または、R105およびR134は、これらが結合する炭素とともに3員環を形成し、この環は、場合により酸素原子または窒素原子を含有し、この環は、1個以上のR114基で場合により置換され;
または、Mが炭素部分である場合、R134とMとで炭素−炭素二重結合を形成し;
kは、それぞれの存在において、0、1または2であり;
mは、それぞれの存在において、0、1、2、3、4または5であり;
nは、それぞれの存在において、1、2または3であり;
pは、それぞれの存在において0、1または2であり;
rは、それぞれの存在において0、1または2であり;
tは、それぞれの存在において0、1または2であり;
uは、それぞれの存在において1、2、3または4である〕
である、請求項1〜25のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項27】
Tが
【化29】

(式中、M、R100、R101、R104、R105、R106、R107、R108、R109、R110およびR120は請求項25に記載されるとおりである)
から選択されるマクロライドである、請求項1〜26のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項28】
Tが
【化30】

【化31】

【化32】

(式中、M、R100、R101、R102、R104、R109、R114、R126およびR127は請求項25に記載されるとおりである)
から選択されるマクロライドである、請求項1〜27のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項29】
Tが
【化33】

【化34】

(式中、M、R、R、R104、R114、R109およびR127は請求項25に記載されるとおりである)
から選択されるマクロライドである、請求項1〜28のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項30】
TがT1〜T33
【化35】

【化36】

【化37】

【化38】

から選択されるマクロライドである、請求項1〜29のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項31】
表1に列挙された構造のいずれか1つに対応する構造を有する化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグ。
【請求項32】
請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグと、薬学的に受容可能なキャリアとを含む、薬学的組成物。
【請求項33】
有効量の請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグを必要とする哺乳動物に投与する工程を含む、哺乳動物の疾患状態を処置または予防する方法。
【請求項34】
有効量の請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグを哺乳動物に投与する工程を含む、哺乳動物の微生物感染症を処置する方法。
【請求項35】
前記微生物感染症が、合併症を伴わない皮膚または軟部組織感染症(uSSTI)である、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記微生物感染症が、市中獲得型の(community acquired)感染すなわち市中感染型の(community associated)感染である、請求項34に記載の方法。
【請求項37】
前記微生物感染症が、合併症を伴わない皮膚または軟部組織感染症(uSSTI)である、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
有効量の請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグを哺乳動物に投与する工程を含む、哺乳動物の真菌感染症を処置する方法。
【請求項39】
有効量の請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグを哺乳動物に投与する工程を含む、哺乳動物の寄生虫症を処置する方法。
【請求項40】
有効量の請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグを哺乳動物に投与する工程を含む、哺乳動物の増殖性疾患を処置する方法。
【請求項41】
有効量の請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグを哺乳動物に投与する工程を含む、哺乳動物のウイルス感染症を処置する方法。
【請求項42】
有効量の請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグを哺乳動物に投与する工程を含む、哺乳動物の炎症性疾患を処置する方法。
【請求項43】
有効量の請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグを哺乳動物に投与する工程を含む、哺乳動物の消化管の自動運動性の障害を処置する方法。
【請求項44】
有効量の請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグを必要とする哺乳動物に投与して、ナンセンス変異またはミスセンス変異の発現を抑制する工程を含む、ナンセンス変異またはミスセンス変異によって生じるかまたは媒介される哺乳動物の疾患状態を処置または予防する方法。
【請求項45】
前記化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグが経口投与、非経口投与または局所投与される、請求項33〜44のいずれか1項に記載の方法。
【請求項46】
請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグを合成する方法。
【請求項47】
請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物またはこれらの薬学的に受容可能な塩、エステル、N−オキシド、またはプロドラッグを含有する医療デバイス。
【請求項48】
前記デバイスがステントである、請求項47に記載の医療デバイス。

【公表番号】特表2009−506063(P2009−506063A)
【公表日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−528163(P2008−528163)
【出願日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【国際出願番号】PCT/US2006/033157
【国際公開番号】WO2007/025089
【国際公開日】平成19年3月1日(2007.3.1)
【出願人】(502427253)リブ−エックス ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド (22)
【氏名又は名称原語表記】Rib−X Pharmaceuticals, Inc.
【住所又は居所原語表記】New Haven, Connecticut,U.S.A.
【Fターム(参考)】