説明

ナビゲーション装置

【課題】案内点までの距離と車両の移動速度に応じた案内情報を報知するナビゲーション装置を得る。
【解決手段】地図情報を記憶する地図情報記憶部2と、車両の位置情報および速度情報を取得する情報取得部1と、地図情報および位置情報を参照し、車両の現在位置を算出する位置情報生成部41と、地図情報を参照し、車両の現在位置から目的地までの経路を探索し、経路および当該経路に含まれる案内点を示す情報を生成する経路情報生成部44と、案内点を示す情報を参照し、車両の現在位置から案内点までの距離を算出する距離情報生成部44と、車両の現在位置から案内点に至るまでの間に、車両の速度情報および案内点までの距離に応じたタイミングで、タイミング毎の案内情報を生成する案内情報生成部46と、案内情報をタイミング毎に出力する案内情報出力部5を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、所定の地点に関する情報を運転者が認識し易い方法で報知するナビゲーション装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、車両が移動中に案内点に近づくと、音声案内を出力して案内点を報知する技術が用いられている。例えば、案内点に近づくと「およそ300m先、○○(交差点名)、右方向です。」などの音声案内を出力する。しかし、距離情報を音声で通知したとしても、使用者が目測で300mを判断するのが難しいなどの課題があった。
この課題を解決するため、特許文献1では信号を目印として「○○目(信号数)の信号を右折です。」や、信号がない交差点向けに「○○目の信号を通過後、100m先を左折です。」など、使用者の目測による確認の負荷を軽減した認識し易い報知技術が開示されている。
【0003】
しかし、特許文献1の技術を用いても目測する必要性は残っており、また車外の騒音などの影響により「100m先」などの重要な情報を聞き逃すと、案内点を通り過ぎてしまう可能性があった。そこで、特許文献2では、案内点までの距離に応じて回数を変化させて分かり易い効果音を出力する技術が開示されている。例えば、案内点の700m手前では「ポン」と出力し、400m手前では「ポンポン」と出力し、案内点では「ポーン」と出力するように変化させる。これらは使用者にとって認識し易い効果音であるため、重要な情報を聞き逃す可能性が低く、目測の負担を軽減していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−274544号公報
【特許文献2】特開2005−315630号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献2の報知制御装置では、案内点までの距離に応じて効果音の回数を変化させていることから、案内点までの到着時間は車両の速度によって変化し、速度が速い場合には早く案内を報知し、速度が遅い場合には遅く案内を報知するなど車両の運行状況に応じた制御を行うことができないという課題があった。また、効果音の回数により報知するため、案内点までの距離が遠く、さらに車両の速度が遅い場合には、効果音が何回出力されたか不明になるという課題があった。
【0006】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、案内点までの距離と車両の移動速度に応じた案内情報を報知することができるナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、地図情報を記憶する地図情報記憶部と、移動体の位置情報および速度情報を取得する情報取得部と、地図情報および位置情報を参照し、移動体の現在位置を算出する位置情報生成部と、地図情報を参照し、移動体の現在位置から目的地までの経路を探索し、経路および当該経路に含まれる案内点を示す情報を生成する経路情報生成部と、案内点を示す情報を参照し、移動体の現在位置から案内点までの距離を算出する距離情報生成部と、移動体の現在位置から案内点に至るまでの間に、移動体の速度情報および案内点までの距離に応じたタイミングで、タイミング毎の案内情報を生成する案内情報生成部と、案内情報をタイミング毎に出力する案内情報出力部とを備えるように構成したものである。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、移動体の速度情報および案内点までの距離に応じたタイミングで、各タイミング毎の案内情報を生成する案内情報生成部を備えるように構成したので、移動体の速度が速い場合には早く案内し、速度が遅い場合にはより案内点に近づいてから案内することができ、案内点までの距離と車両の移動速度に応じた報知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】実施の形態1によるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1によるナビゲーション装置の案内情報管理テーブルの一例を示す図である。
【図3】実施の形態1によるナビゲーション装置の案内情報生成部の動作を示すフローチャートである。
【図4】実施の形態4によるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
このナビゲーション装置10は、情報取得部1、地図情報記憶部2、メモリ部3、情報生成部4および案内情報出力部5で構成されている。
情報取得部1は、GPS装置、ジャイロセンサ、あるいは車速センサなどで構成され、車両(移動体)の位置情報および速度情報を検出する。地図情報記憶部2は、地図データを格納する記憶領域である。当該地図データは、ナビゲーション処理に必要な道路リンクデータ、建物データ、ランドマークデータおよび信号データなどで構成されている。
【0011】
メモリ部3は、例えばROMやRAMで構成され、ROMはナビゲーション装置10を動作させるための実行プログラムを格納し、RAMは当該プログラム実行時の一時的なデータを格納する領域である。以下説明する処理は、それぞれROMのプログラムデータを実行し、RAMに必要な情報を展開して処理を行う。また、情報生成部4において生成されるデータは、当該メモリ部3に記憶される。
【0012】
情報生成部4は、位置情報生成部41、地図データ処理部42、地点情報管理部43、経路情報生成部44、距離情報生成部45および案内情報生成部46で構成されている。
位置情報生成部41は、情報取得部1において検出された車両の位置情報および速度情報に基づき自車が地図上のどの位置に存在するかを自車位置情報として算出する。地図データ処理部42は、地図情報記憶部2に格納された地図データを元に表示用のデータに変換する。地点情報管理部43は、表示部52を介してユーザに提示される目的地選択画面において設定された目的地情報を管理する。
【0013】
経路情報生成部44は、地図情報記憶部2から取得した地図データ、位置情報生成部41から入力される自車位置情報および地点情報管理部43から入力される目的地情報に基づき、自車位置から目的地までの経路を算出する。当該算出には、例えばダイクストラ法が用いられる。また、算出した経路情報に基づき表示データを生成する。さらに、経路情報から車両が曲がるべき地点に関する情報を案内点情報として生成して距離情報生成部45に出力するとともに、案内音声情報を生成する。
【0014】
距離情報生成部45は、位置情報生成部41から入力される自車位置情報および経路情報生成部44から入力される案内点情報に基づき案内点までの距離情報を生成する。案内情報生成部46は、位置情報生成部41から入力される位置情報および速度情報、さらに距離情報生成部45から入力される案内点までの距離情報に基づき、各案内点について案内情報を生成する。
【0015】
案内情報出力部5は、音情報出力部51および表示部52で構成されている。
音情報出力部51は、情報生成部4の案内情報生成部46において生成される案内情報を、使用者が認識し易い音で通知する。音情報出力部51は、例えばスピーカなどで構成される。表示部52は、地図や目的地選択画面などを表示するディスプレイで構成される。地図表示の具体例としては、情報生成部4において生成されたデータを元に地図を表示し、当該地図に重ねて、目的地マーク、目的地までの経路、目的地までの各案内点に関する情報、および自車位置マークなどを表示する。
【0016】
次に、案内情報を生成する際に用いる案内情報管理テーブルについて説明する。図2は、実施の形態1によるナビゲーション装置の案内情報管理テーブルの一例を示す図である。案内情報管理テーブルは、例えば「案内時間」と当該時間に対応する「回数」で構成されている。「案内時間」は案内点に到達する何秒前に案内情報を出力するかを示す案内タイミングであり、「回数」は各案内時間に応じて音出力による案内情報を生成する回数を示している。図2では、案内点まで30秒の地点に到達した場合、5回の案内情報を出力する例を示している。
【0017】
案内情報管理テーブルの「案内時間」は車両の速度情報および案内点までの距離情報に基づき読出されるため、車両の速度が速い場合にはより早く案内情報を出力し、車両の速度が遅い場合にはより案内点に近くなったときに案内情報を出力することができる。例えば、車両が時速100km(秒速約28m)で走行中の場合、案内点まで30秒前の地点である840m手前で5回案内情報を出力し、案内点まで20秒前の地点である560m手前で4回出力する。同様に時速60km(秒速約17m)で走行中の場合、案内点まで30秒前の地点である510m手前で5回出力し、案内点まで20秒前の地点である340m手前で4回出力する。また、現在の車両の速度情報を常に監視して案内情報の出力回数を読出すため、現在の車両速度に応じた回数で案内情報を出力することができる。例えば、時速100kmで走行中に案内点まで30秒前の地点である840m手前で案内情報が出力されたため時速60kmに減速した場合は、840m手前で5回案内情報を出力し、340m手前で4回出力する。
【0018】
なお、案内情報管理テーブルは使用者が設定可能に構成してもよい。さらに、車両速度が速い場合には案内地点のより遠くから案内情報を出力し、一方車両速度が遅い場合には案内地点のより近くで案内情報を出力するような数式を用いて案内情報管理テーブルを構成する、あるいは速度と距離のテーブルを用意して構成してもよい。なお、当該案内情報管理テーブルはメモリ部3に格納されている。
【0019】
次に、実施の形態1のナビゲーション装置10における案内情報の生成について説明する。図3は、実施の形態1によるナビゲーション装置の案内情報生成部の動作を示すフローチャートである。
案内情報生成部46は、まず案内情報出力回数の最大値プラス1回の値を回数情報として、メモリ部3に格納する(ステップST1)。次に、距離情報生成部45から入力される案内点までの距離情報を取得し(ステップST2)、位置情報生成部41から車両の速度情報を取得する(ステップST3)。ステップST3において取得した速度情報を参照して、車両の現在の速度が「0」でないか否か判定を行う(ステップST4)。
【0020】
ステップST4において現在速度が「0」であると判定された場合には、ステップST3の処理に戻り上述の処理を繰り返す。この際、数秒など所定の時間を待ってからステップST3の処理を行うように構成してもよい。一方、ステップST4において現在速度が「0」より大きいと判定された場合には、距離情報と速度情報から案内点までの到達予想時間を算出する(ステップST5)。
【0021】
次に、図2において示した案内情報管理テーブルを参照し、ステップST5において算出した到達予想時間に近い案内時間が存在するか否か判定を行う(ステップST6)。図3のフローチャートでは、一例として到達予想時間に±3秒した値が案内情報管理テーブルの案内時間に存在するか否か判定する。ステップST6において、到達予想時間に近い案内時間(到達予想時間に±3秒した値)が存在しないと判定された場合にはステップST2の処理に戻り上述した処理を繰り返す。一方、ステップST6において、到達予想時間に近い案内時間(到達予想時間に±3秒した値)が存在すると判定された場合には、該当した案内時間に対応する回数を読出し(ステップST7)、当該回数がステップST1においてメモリ部3に格納された回数情報より小さいか否か判定を行う(ステップST8)。
【0022】
ステップST8において、読出した回数がメモリ部3に格納された回数情報と同一または大きいと判定された場合には、ステップST2の処理に戻る。一方、ステップST8において、読出した回数がメモリ部3に格納された回数情報よりも小さいと判定された場合には、ステップST7において読出した回数を案内情報として音情報出力部51へ通知する(ステップST9)。音情報出力部51は、通知された案内情報を参照し、例えば短い音などを所定回数スピーカから出力する。また、出力する回数に応じて音の長さや音色を変えてもよい。
【0023】
上述したステップST7およびST8の処理は、例えば前回読出した回数が「4回」であり、今回読出した回数が「4回」である場合、再度案内を行わないための処理である。また、急減速などにより、前回読出した回数が「3回」であり、今回読出した回数が「4回」であった場合も案内を行わないための処理である。
【0024】
ステップST9において、音情報出力部51への通知が完了するとステップST7において読出した回数をメモリ部3の回数情報に上書きする(ステップST10)。その後、ステップST10において上書きした回数情報を参照し案内回数が「1回」であるか否か判定を行い(ステップST11)、案内回数が「1回」でない場合にはステップST2の処理に戻り次の案内情報読出処理を実施する。一方、案内回数が「1回」であると判定されると案内点に到着したことを意味するため、その案内点が目的地であるか否か判定を行う(ステップST12)。ステップST12において、案内点が目的地であると判定された場合には案内情報生成処理を終了する。一方、ステップST12において、案内点が目的地でないと判定された場合には、次の案内点に対する処理を行うためステップST1の処理に戻る。
【0025】
以上のように、この実施の形態1によれば、音情報出力部51が案内情報に基づき使用者が認識し易い音を出力するように構成したので、使用者は案内点までの目測を行う必要がなく、さらに騒音による案内情報の聞き逃しを軽減することができる。
【0026】
また、この実施の形態1によれば、案内情報生成部46が距離情報と車両の速度情報に基づき案内情報を生成するように構成したので、車両速度が速い場合にはより早く案内情報を出力し、逆に車両速度が遅い場合には案内点により近づいてから案内情報を出力することができる。これにより、使用者は車両速度が速い場合には早めに減速し、案内点での右左折などに備えることができる。
【0027】
また、この実施の形態1によれば、案内情報生成部46において今回読出した回数とメモリ部3に格納された回数情報とを比較して回数情報を管理するように構成したので、同一の案内を繰り返すのを防止することができる。
【0028】
実施の形態2.
上述した実施の形態1では案内情報を音で通知する構成を示したが、この実施の形態2では、案内情報を画面表示により通知する構成を示す。
案内情報生成部46は、生成した案内情報を音情報出力部51へ通知する処理に替えて、表示部52へ通知する処理を行う。表示部52は、通知された案内情報を参照し、例えば案内情報に案内回数が「5回」と設定されている場合には「5」という数字を画面表示する。なお、経路情報および案内情報生成に関する処理は実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
【0029】
以上のように、この実施の形態2によれば、案内情報生成部46が生成した案内情報を表示部52へ通知し、表示部52において当該案内情報に設定された案内回数を表わす数字を画面表示するように構成したので、信号や渋滞で長時間停止している間も、使用者は案内情報が何回出力されたかを記憶する必要がなくなり、案内点までどの程度で到着するかを容易に認識することができる。
【0030】
なお、実施の形態2の構成を実施の形態1の構成に追加して設けてもよい。即ち、案内情報生成部46は、生成した案内情報を音情報出力部51および表示部52へ出力し、案内回数を音および画面表示により使用者へ通知するように構成してもよい。
【0031】
実施の形態3.
この実施の形態3では、実施の形態2の案内回数の数字を画面表示する構成に加えて、さらに案内回数分画面を点滅させて使用者に通知を行う構成について示す。
実施の形態2と同様に、案内情報生成部46は、生成した案内情報を表示部52へ通知する。表示部52は、通知された案内情報を参照し、例えば案内情報に案内回数が「5回」と設定されている場合、表示部52の画面を5回点滅させるとともに「5」という数字を表示する。なお、画面を所定回数点滅させる以外にも、画面の色を回数に応じて変えるあるいは所定回数変化させるように構成してもよい。また、画面の点滅または画面の色の変化は、画面全体で行う、あるいは画面の一部で行うなど適宜変更可能である。
【0032】
以上のように、実施の形態3によれば、案内情報生成部46が生成した案内情報を表示部52へ通知し、表示部52において当該案内情報に設定された案内回数分画面を点滅させる、あるいは画面の色を変化させるように構成したので、騒音が非常に激しく聞き取れない場合や、聴覚障害を有する使用者が利用する場合であっても、正確に案内情報を認識させることができる。
【0033】
実施の形態4.
上述した実施の形態1から実施の形態3では、案内情報を音または画面を介して使用者に通知する構成を示したが、この実施の形態4では案内情報を振動により使用者に通知する構成について示す。
図4は、実施の形態4によるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
案内情報出力部5の振動情報出力部53は、情報生成部4の案内情報生成部46において生成される案内情報を、使用者が認識し易い振動で通知する。例えば、振動情報出力部53は、例えばハンドルや座席などで構成され、案内情報生成部46から通知された案内情報に基づき所定回数振動する。その他実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略する。
【0034】
なお、振動により通知すると共に、実施の形態2で示した案内情報に設定された案内回数を表示部52において画面表示するように構成してもよい。具体的には、案内回数が「5回」と設定されている場合、ハンドルや座面が5回振動し、さらに画面上に「5」という数字が表示される。同時に画面を点滅させたり、画面の色を変化させたりしてもよい。また、振動により通知すると共に、実施の形態1で示した案内情報に応じて音を出力するように構成してもよい。
【0035】
以上のように、この実施の形態4によれば、振動情報出力部53を介して振動により案内情報を使用者に通知するように構成したので、騒音が非常に激しく聞き取れない場合や、聴覚障害を有する使用者が利用する場合であっても、正確に案内情報を認識させることができる。
【0036】
なお、上述した実施の形態1から実施の形態4において、案内情報に設定された案内回数に応じて通知する音の音量あるいは振動の強さを変化させるように構成してもよい。また、上述した実施の形態1から実施の形態4のそれぞれを組み合わせて実施してもよい。
【符号の説明】
【0037】
1 情報取得部、2 地図情報記憶部、3 メモリ部、4 情報生成部、5 案内情報出力部、10 ナビゲーション装置、41 位置情報生成部、42 地図データ処理部、43 地点情報管理部、44 経路情報生成部、45 距離情報生成部、46 案内情報生成部、51 音情報出力部、52 表示部、53 振動情報出力部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
地図情報を記憶する地図情報記憶部と、
移動体の位置情報および速度情報を取得する情報取得部と、
前記地図情報および前記位置情報を参照し、前記移動体の現在位置を算出する位置情報生成部と、
前記地図情報を参照し、前記移動体の現在位置から目的地までの経路を探索し、前記経路および当該経路に含まれる案内点を示す情報を生成する経路情報生成部と、
前記案内点を示す情報を参照し、前記移動体の現在位置から前記案内点までの距離を算出する距離情報生成部と、
前記移動体の現在位置から前記案内点に至るまでの間に、前記移動体の速度情報および前記案内点までの距離に応じたタイミングで、前記タイミング毎の案内情報を生成する案内情報生成部と、
前記案内情報を前記タイミング毎に出力する案内情報出力部とを備えたナビゲーション装置。
【請求項2】
前記案内情報は、前記タイミング毎に規定した出力回数を示す回数情報であることを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
前記案内情報出力部は、前記回数情報に基づいて、前記タイミング毎の出力回数で報知音を出力する音情報出力部を備えたことを特徴とする請求項2記載のナビゲーション装置。
【請求項4】
前記案内情報出力部は、前記回数情報に基づいて、前記タイミング毎の出力回数を視覚的に報知する表示部を備えたことを特徴とする請求項2または請求項3記載のナビゲーション装置。
【請求項5】
前記表示部は、前記回数情報に基づき、前記タイミング毎の出力回数分点滅する、あるいは表示色を変化させることを特徴とする請求項4記載のナビゲーション装置。
【請求項6】
前記案内情報出力部は、前記回数情報に基づき、前記タイミング毎の出力回数分振動する振動情報出力部を備えたことを特徴とする請求項2から請求項5のうちのいずれか1項記載のナビゲーション装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2012−58083(P2012−58083A)
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−201788(P2010−201788)
【出願日】平成22年9月9日(2010.9.9)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】