説明

ハードディスク装置

【課題】テレビ番組の音声を音楽形式ファイルとしてハードディスクに記録することもでき、また、MP3プレイヤや携帯電話機などの音声出力機器に接続可能なハードディスク装置を提供する。
【解決手段】音声記録対応モードに設定されている場合、予約日の記録開始時刻になると、番組の映像音声データから音声データが抽出され、抽出された音声データは、所定の音楽形式の音声データに変換され、音楽形式ファイルとしてHDに記録される。映像音声/音声記録対応モードに設定されている場合、予約日の記録開始時刻になると、番組の映像音声データが通常にHDに記録され、この後、HDから読み出された番組の映像音声データから音声データが抽出され、この抽出された音声データは、所定の音楽形式の音声データに変換され、この変換された音声データが音楽形式ファイルとしてHDに記録される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハードディスクに情報を記録したり、ハードディスクに記録された情報を再生したりするハードディスク装置に関し、特に、音声出力機器に音楽形式ファイルを供給することもできるハードディスク装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、テレビジョン放送の番組を記録するのに大量のデータを記録できるハードディスク装置の普及が進んでいる。また、MP3プレイヤや携帯電話機などの音声出力機器の普及も急速に進んでいる。
【0003】
ところで、ハードディスクに番組を記録予約により記録させる場合、従来のハードディスク装置では、次のような処理により番組がハードディスクに記録される。
【0004】
先ず、ユーザはリモコンを操作し、記録予約画面をテレビジョン受像機のディスプレイ装置に表示させる。そして、ユーザは、その記録予約画面を見て、リモコンを操作して、記録したい番組に対する予約情報を入力して決定すると、当該番組の記録予約が完了する。
【0005】
例えば、スペシャルドラマと言う番組名の番組を記録予約する場合、記録予約画面に対して、予約日、チャンネル、記録開始時刻、記録終了時刻、および記録モードをリモコンの操作により入力する。そして、その予約日の記録開始時刻になれば、スペシャルドラマの記録が開始され、記録終了時刻になれば、その記録が終了する。
【0006】
このような処理により、ハードディスクにスペシャルドラマが記録された後、ユーザは、ハードディスクに記録されているスペシャルドラマを再生したい場合、リモコンを操作して、再生リスト画面をディスプレイ装置に表示させ、スペシャルドラマを選択して決定すると、ハードディスクからスペシャルドラマの映像音声ファイルが再生され、テレビジョン受像機からは、そのスペシャルドラマの映像および音声が出力される。
【特許文献1】特開2006−236540号公報
【特許文献2】特開2002−230890号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、テレビジョン放送の番組には種々の番組があり、映像を観なくても、音声だけでも十分楽しめる番組がある。例えば、漫才や落語、その他のお笑い番組、あるいは音楽番組などは、映像を観なくても音声だけでも十分に楽しめる。
【0008】
したがって、このような音声だけでも十分楽しめる番組の音声データだけをハードディスクに記録させ、その音声データだけをハードディスクから再生させ、この再生された音声データをMP3プレイヤや携帯電話機などの音声出力機器に供給し、音声出力機器において音声を出力したり、音声出力機器で音声データを記録したりできるような音声データを出力できるハードディスク装置が望まれるが、従来のハードディスク装置では、そのような機能が備えられていないので、番組の音声データだけをMP3プレイヤや携帯電話機などの音声出力機器に供給して、音声出力機器から音声を出力したり、音声出力機器で音声データを記録したりするようなことができないと言う課題があった。
【0009】
なお、特許文献1の従来技術では、光ディスクに記録の音楽ファイルを所定の音楽圧縮形式のファイルに変換してハードディスクに保存し、USBを介してMP3プレイヤに転送するようにしているが、番組の音声データだけをMP3プレイヤや携帯電話機などの音声出力機器に供給して、音声出力機器から音声を出力したり、音声出力機器で音声データを記録したりするようなことができる訳ではないので、前記課題を解決できるものではない。
【0010】
特許文献2の従来技術では、パーソナルコンピュータのハードディスクに記録の音楽ファイルをUSBインターフェイスを介して音響装置に転送し、再生するようにしているが、ハードディスク装置(ハードディスクレコーダ)についての開示がなく、前記課題を解決できるものではない。
【0011】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、テレビ番組の音声を音楽形式ファイルとしてハードディスクに記録することもでき、また、MP3プレイヤや携帯電話機などの音声出力機器に接続可能なハードディスク装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ハードディスクに情報を記録したり、ハードディスクに記録された情報を再生したりするハードディスク装置において、所定の音楽形式のファイルを再生可能または記録再生可能な構成を有する音声出力機器の音声入力端子にケーブルを介して接続可能な音声出力端子を設け、更に、テレビジョン放送の番組をハードディスクに記録するときに、前記番組の音声データを所定の音楽形式の音声データに変換して音楽形式ファイルとして前記ハードディスクに記録させる音声記録対応モードと、前記番組の映像音声データを映像音声ファイルとして通常に前記ハードディスクに記録させると共に音声データを所定の音楽形式の音声データに変換して音楽形式ファイルとして前記ハードディスクに記録させる映像音声/音声記録対応モードとを追加したことを特徴とするハードディスク装置を提供する。
【0013】
この構成において、ハードディスク装置が音声記録対応モードに設定されると、テレビジョン放送の番組がハードディスクに記録されるときに、前記番組の音声データが所定の音楽形式の音声データに変換されて音楽形式ファイルとしてハードディスクに記録される。ハードディスク装置が映像音声/音声記録対応モードに設定されると、テレビジョン放送の番組がハードディスクに記録されるときに、前記番組の映像音声データが映像音声ファイルとして通常にハードディスクに記録されると共に、音声データが所定の音楽形式の音声データに変換されて音楽形式ファイルとしてハードディスクに記録される。記録された後、ハードディスク装置の音声出力端子が音声出力機器の音声入力端子にケーブルを介して接続されると、ハードディスクに記録された音楽形式ファイルが音声出力機器に転送でき、音声出力機器で音声が出力でき、また、記録も可能な音声出力機器であった場合には、前記音楽形式ファイルを記録させることができる。
【0014】
この構成によれば、テレビ番組の音声を所定の音楽形式ファイルとしてハードディスクに記録することもできるようになり、また、所定の音楽形式ファイルを再生可能または記録再生可能な構成を有する音声出力機器の音声入力端子にケーブルを介して接続可能な音声出力端子を設けたことにより、ハードディスク装置から出力された番組の音声の音楽形式ファイルを音声出力機器に転送でき、これにより、音声出力機器に番組の音声の音楽形式ファイルを再生させることができ、また、音声出力機器が記録機能を有している場合、音声出力機器に前記音声形式ファイルを記録させることができる。
【0015】
したがって、ハードディスク装置に音声出力機器を接続した場合、漫才や落語、その他のお笑い番組、あるいは音楽番組などの音声を音声出力機器から出力できる。また、音声出力機器が記録機能も有している場合には、音声出力機器は、漫才や落語、その他のお笑い番組、あるいは音楽番組などを記録でき、再生時には、漫才や落語、その他のお笑い番組、あるいは音楽番組などの音声を、手軽に楽しむことができる。
【0016】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記番組の映像音声データから音声データを抽出する音声データ抽出手段と、前記抽出された音声データを所定の音楽形式の音声データに変換する音声データ変換手段と、前記変換された音声データを音楽形式ファイルとして前記ハードディスクに記録させたり前記番組の映像音声データを通常に前記ハードディスクに記録させたりする記録手段とを備え、音声記録対応モードに設定されている場合、予約日の記録開始時刻になると、前記番組の映像音声データから前記音声抽出手段により音声データを抽出し、前記抽出された音声データを前記音声データ変換手段により所定の音楽形式の音声データに変換し、前記変換された音声データを音楽形式ファイルとして前記記録手段により前記ハードディスクに記録させ、前記映像音声/音声記録対応モードに設定されている場合、予約日の記録開始時刻になると、前記番組の映像音声データを映像音声ファイルとして前記記録手段により通常に前記ハードディスクに記録させ、前記ハードディスクから読み出された前記番組の映像音声データから前記音声抽出手段により音声データを抽出し、前記抽出された音声データを前記音声データ変換手段により所定の音楽形式の音声データに変換し、前記変換された音声データを音楽形式ファイルとして前記記録手段により前記ハードディスクに記録させることを特徴とする。
【0017】
この構成において、音声記録対応モードに設定されている場合、予約日の記録開始時刻になると、番組の映像音声データから音声データが抽出され、この抽出された音声データは、所定の音楽形式の音声データに変換され、次に、変換された音声データは、音楽形式ファイルとしてハードディスクに記録される。
【0018】
映像音声/音声記録対応モードに設定されている場合、予約日の記録開始時刻になると、番組の映像音声データが映像音声ファイルとして通常にハードディスクに記録され、ハードディスクから読み出された番組の映像音声データから音声データが抽出され、この抽出された音声データは、所定の音楽形式の音声データに変換され、この変換された音声データが音楽形式ファイルとしてハードディスクに記録される。
【0019】
この構成によれば、音声記録対応モードに設定されている場合、番組の音声データのみを音楽形式ファイルでハードディスクに記録できるようになる。また、映像音声/音声記録対応モードに設定されている場合、番組の映像音声データを映像音声ファイルとして通常にハードディスクに記録できると共に、番組の音声データのみを音楽形式ファイルでハードディスクに記録できるようになる。
【0020】
請求項3の発明では、請求項1または請求項2の発明において、前記所定の音楽形式とは、MP3音楽形式であるので、ハードディスク装置にMP3音楽形式の音声出力機器を接続すれば、番組の音声を音声出力機器で再生できたり記録できたりする。
【0021】
請求項4の発明では、請求項1の発明において、音声出力機器の音声入力端子にケーブルを介して接続可能な音声出力端子は、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)端子で構成したので、USB接続可能な音声出力機器であれば、この音声出力機器は、ハードディスクから再生された音楽形式ファイルを再生または記録することが可能になる。
【発明の効果】
【0022】
以上のように本発明によれば、テレビ番組の音声を所定の音楽形式ファイルとしてハードディスクに記録することもできるようになり、また、所定の音楽形式のファイルを再生可能または記録再生可能な構成を有する音声出力機器の音声入力端子にケーブルを介して接続可能な音声出力端子を設けたことにより、ハードディスク装置から出力された番組の音声の音楽形式ファイルを音声出力機器に転送でき、これにより、音声出力機器に番組の音声の音楽形式ファイルを再生させたり、記録させたりすることができる。
【0023】
したがって、ハードディスク装置に音声出力機器を接続した場合、漫才や落語、その他のお笑い番組、あるいは音楽番組などの音声を音声出力機器から出力できる。また、音声出力機器が記録機能も有している場合には、音声出力機器は、漫才や落語、その他のお笑い番組、あるいは音楽番組などを記録でき、再生時には、漫才や落語、その他のお笑い番組、あるいは音楽番組などの音声を、手軽に楽しむことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係るハードディスク装置の構成を示すブロック図である。
【0025】
このハードディスク装置Aは、アンテナaを介してアナログテレビジョン放送信号を受信して所望のアナログテレビジョン放送局のテレビジョン放送信号を選局するアナログチューナ1、このアナログチューナ1からの映像音声信号を復調する信号処理部2、アンテナaを介してデジタルテレビジョン放送信号を受信して所望のデジタルテレビジョン放送局のテレビジョン放送信号を選局するデジタルチューナ3、このデジタルチューナ3からの映像音声信号を復調する信号処理部4、信号処理部2または信号処理部3で復調された映像音声データをMPEG方式で圧縮処理する圧縮処理部5、前記圧縮処理された映像音声データをハードディスク(HD)6に記録するHDD(ハードディスクドライブ)7、およびHDD7から読み出した映像音声データを元の映像音声データに復元する伸張処理部9を備えている。
【0026】
また、このハードディスク装置Aは、前記復元した映像音声データのうち映像データ(システムコントローラ14からのメッセージデータがある場合はメッセージデータを重畳した映像データ)を表示可能な映像信号に変換してテレビジョン受像機Tのディスプレイ装置T1に供給するOSD(オンスクリーンディスプレイ)部10、伸長処理部9で復元した映像音声データのうち音声データをデジタル信号からアナログ信号に変換してテレビジョン受像機TのスピーカT3に接続された音声出力装置T2に音声信号を供給するD/A変換部11、圧縮処理部5による圧縮処理時や伸張処理部9による伸張処理時に映像音声データを一時的に格納するRAM8、装置全体の動作を制御するシステムコントローラ14、このシステムコントローラ14に各種キー操作信号を入力する本体のキー入力部13、リモコン18からの赤外線の各種キー操作信号を受信するキー受信部15、システムコントローラ14の処理に必要なプログラムやデータなどが記録されたフラッシュROM12、音声信号を外部に出力するためのUSB出力端子16、およびシステムコントローラ14で処理された音声信号をUSB出力端子16に供給するためのUSBインターフェイス17を備えている。音声出力端子としてのUSB出力端子16には、USBケーブルKの一方の接続端子K1が接続され、他方の接続端子K2は、MP3プレイヤや携帯電話機などのような音声出力機器Bの音声入力端子B1に接続される。
【0027】
アナログテレビジョン放送局では、例えば、地上アナログテレビジョン放送の場合、映像信号をAM変調して送信すると共に、音声信号をFM変調して送信している。したがって、アナログチューナ1は、アンテナaから供給されたアナログテレビジョン放送の電波から所望の周波数の信号を選択して中間周波数信号として出力し、信号処理部2は、その中間周波数信号を所定処理して映像信号と音声信号とに分離し、アナログ/デジタル変換して、映像データと音声データを出力する。
【0028】
デジタルテレビジョン放送局では、例えば、地上デジタルテレビジョン放送の場合、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式により、映像と音声とデータとの圧縮符号化を行う。そして、MPEGの規定に従い、映像データと、音声データと、これらに付加される付加データをチャンネル毎およびデータ種類毎にパケット化し、時分割で多重化してトランスポートストリームと呼ばれるパケット列を生成する。次に、そのトランスポートストリームは、特定のユーザのみが視聴できるようにするためのスクランブル処理が施される。この後、スクランブル処理されたトランスポートストリームに対して、変調処理が施されて送信される。変調方式は、地上デジタルテレビジョン放送の場合、衛星デジタルテレビジョン放送とは異なり、山やビルなどによる反射波を考慮する必要があるため、マルチパスによる妨害に強いOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)変調方式が用いられている。
【0029】
したがって、デジタルチューナ3は、アンテナaから供給されたデジタルテレビジョン放送の電波から所望の周波数の信号を選択し、信号処理部4は、その信号に対して復調や誤り訂正などのMPEGデコード処理を施してトランスポートストリームを出力する。
【0030】
システムコントローラ14には、テレビジョン放送の番組をHD6に記録するときに、前記番組の音声データを所定の音楽形式(例えばMP3)の音声データに変換して音楽形式ファイルとしてHD6に記録させる音声記録対応モードと、前記番組の映像音声データを映像音声ファイルとして通常にHD6に記録させると共に音声データを所定の音楽形式の音声データに変換して音楽形式ファイルとしてHD6に記録させる映像音声/音声記録対応モードとが追加されている。
【0031】
また、システムコントローラ14は、番組の映像音声データから音声データを抽出する音声データ抽出手段141と、前記抽出された音声データを所定の音楽形式(例えばMP3)の音声データに変換する音声データ変換手段142と、前記変換された音声データをHD6に記録させたり前記番組の映像音声データを通常にHD6に記録させたりする記録手段143とを備えている。
【0032】
したがって、システムコントローラ14は、音声記録対応モードに設定されている場合、予約日の記録開始時刻になると、番組の映像音声データから音声抽出手段141により音声データを抽出し、前記抽出された音声データを音声データ変換手段142により所定の音楽形式(例えばMP3)の音声データに変換し、前記変換された音声データを音楽形式ファイルとして記録手段143によりHD6に記録させる。
【0033】
また、システムコントローラ14は、映像音声/音声記録対応モードに設定されている場合、予約日の記録開始時刻になると、番組の映像音声データを記録手段143により通常にHD6に記録させ、HD6から読み出された前記番組の映像音声データから音声データを音声データ抽出手段141により抽出し、この抽出された音声データを音声データ変換手段142により所定の音楽形式(例えばMP3)の音声データに変換し、この変換された音声データを音楽形式ファイルとして記録手段143によりHD6に記録させる。
【0034】
図2は本実施形態におけるハードディスク装置にMP3プレイヤなどの音声出力機器がUSBケーブルにより接続されている状態を簡略的に示す構成図である。図2において、ハードディスク装置Aは、筐体200を有し、この筐体200の前面には、電源キー201、記録キー202、再生キー203、停止キー204、メニューキー205、表示部206、USB出力端子16などが備えられている。USB出力端子16には、USBケーブルKの一方端子が接続され、USBケーブルKの他方端子がMP3プレイヤなどの音声出力機器Bの音声入力端子に接続されている。
【0035】
図3は本実施形態において記録予約画面の一例を示す図である。図3に示すように記録予約画面30には、当該番組を記録したい年月日を示す予約日、当該番組が放送される放送局のチャンネル、当該番組の記録開始時刻、当該番組の記録終了時刻、記録ビットレートに関係する記録モード、および記録対応モードの各項目が示されている。
【0036】
記録対応モードとしては、当該番組の映像音声データを通常にHD6に記録させる映像音声記録対応モードM1と、当該番組をHD6に記録するときに、当該番組の音声データを所定の音楽形式(例えばMP3)の音声データに変換して音楽形式ファイルとしてHD6に記録させる音声記録対応モードM2と、当該番組の映像音声データを映像音声ファイルとして通常にHD6に記録させると共に音声データを所定の音楽形式の音声データに変換して音楽形式ファイルとしてHD6に記録させる映像音声/音声記録対応モードM3とがある。音声記録対応モードM2または映像音声/音声記録対応モードM3に設定されない場合は、映像音声記録対応モードM1に自動的に設定されるようになっている。つまり、記録予約画面30がテレビジョン受像機Tのディスプレイ装置T1に表示されたとき、記録対応モードは、「MI」になっており、「M1」から「M2」または「M3」に変更することにより、「M2」または「M3」に設定される。
【0037】
この記録予約画面30の例では、1行目においては、予約日が2007年10月8日を示す「07/10/08」、チャンネルが6チャンネルを示す「6」、記録開始時刻が午後9時を示す「PM09:00」、記録終了時刻が午後10時を示す「PM10:00」、記録モードが例えば、XP,SP,LP,EPのうち、SPを示す「SP」、および記録対応モードが映像音声記録対応モードM1であることを示す「M1」が表示されている。
【0038】
また、2行目においては、予約日が2007年10月11日を示す「07/10/11」、チャンネルが4チャンネルを示す「4」、記録開始時刻が午後6時を示す「PM08:00」、記録終了時刻が午後9時を示す「PM09:00」、記録モードがLPを示す「LP」、および記録対応モードが音声記録対応モードM2であることを示す「M2」が表示されている。
【0039】
また、3行目においては、予約日が2007年10月15日を示す「07/10/15」、チャンネルが8チャンネルを示す「8」、記録開始時刻が午前10時を示す「AM10:00」、記録終了時刻が午前11時を示す「AM11:00」、記録モードがXPを示す「XP」、および記録対応モードが映像音声/音声記録対応モードM3であることを示す「M3」が表示されている。
【0040】
1行目に予約されている番組は、映像および音声を記録させておきたい番組であり、ユーザの好みによっても異なるが、例えばドラマや映画などある。2行目に予約されている番組は、音声だけを記録させておきたい番組であり、ユーザの好みによっても異なるが、例えば、漫才や落語、その他のお笑い番組、あるいは音楽番組などがある。3行目に予約されている番組は、映像および音声を通常に記録させておき、且つ音声だけ別に記録させておきたい番組であり、ユーザの好みによっても異なるが、音楽番組などがある。ここでは、例えば、1行目に予約されている番組の番組名はスペシャルドラマとし、2行目に予約されている番組の番組名は落語ライブとし、3行目に予約されている番組の番組名はスーパーミュージックとする。
【0041】
図4は本実施形態において再生リスト画面の一例を示す図である。図4において、再生リスト画面40は、説明の都合上、3個の番組の再生リストが表示されているとする。再生リスト画面40に示すように、タイトルNo.1のスペシャルドラマを再生すると、記録対応モードがM1であるので、テレビジョン受像機T(図1参照)で映像および音声を出力することができる。タイトルNo.2の落語ライブを再生すると、記録対応モードがM2であるので、外部接続の音声出力機器(MPプレイヤ、音楽プレイヤ、携帯電話機など)B(図1参照)で音声のみを再生することができる。タイトルNo.3のスーパーミュージックを再生すると、記録対応モードがM3であるので、映像および音声はテレビジョン受像機Tで出力でき、また、音声のみを音声出力機器Bから出力させることができる。
【0042】
図5は本実施形態において所望の番組を記録予約して記録するまでの処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1〜図4を参照して所望の番組を記録予約して記録するまでの処理を説明する。
【0043】
先ず、ユーザはリモコン18を操作し、記録予約画面30をテレビジョン受像機Tのディスプレイ装置T1に表示させる。そして、ユーザは、記録予約画面30を見て、リモコン18を操作して記録したい番組に対する予約情報を入力し、決定すると、システムコントローラ14は、番組の記録予約されたことを検知する(ステップS1)。
【0044】
例えば、スペシャルドラマを記録予約する場合、記録予約画面30に示すように、予約日が2007年10月8日を示す「07/10/08」、チャンネルが6チャンネルを示す「6」、記録開始時刻が午後9時を示す「PM09:00」、記録終了時刻が午後10時を示す「PM10:00」、および記録モードがSPを示す「SP」をリモコン18の操作により入力する。なお、記録対応モードは、最初、映像音声記録対応モードM1であることを示す「M1」に設定されている。
【0045】
また、例えば、落語ライブを記録予約する場合、記録予約画面30に示すように、予約日が2007年10月11日を示す「07/10/11」、チャンネルが4チャンネルを示す「4」、記録開始時刻が午後8時を示す「PM08:00」、記録終了時刻が午後9時を示す「PM09:00」、記録モードがLPを示す「LP」、および記録対応モードが音声記録対応モードM2であることを示す「M2」をリモコン18の操作により入力する。
【0046】
また、例えば、スーパーミュージックを記録予約する場合、記録予約画面30に示すように、予約日が2007年10月15日を示す「07/10/15」、チャンネルが8チャンネルを示す「8」、記録開始時刻が午前10時を示す「AM10:00」、記録終了時刻が午前11時を示す「AM11:00」、記録モードがXPを示す「XP」、および記録対応モードが映像音声/音声記録対応モードM3であることを示す「M3」をリモコン18の操作により入力する。
【0047】
そして、システムコントローラ14は、図示しないタイマにより計時されている時刻が予約日の記録開始時刻になったことを検知すると(ステップS2)、映像音声記録対応モードであるか(ステップS3)、音声記録対応モードであるか(ステップS4)、それとも映像音声/音声記録対応モードであるか(ステップS5)を判別する。
【0048】
システムコントローラ14は、例えば、07/10/08(2007年10月8日)のPM09:00になったことを検知し(ステップS2)、更に記録対応モードがM1であることを検知することにより、記録対応モードが映像音声記録対応モードM1であると判定し(ステップS3)、例えば、デジタルチューナ3をチャンネル6に選局設定し、HDD7を記録動作させ、HD6に記録モードSPで当該番組(この場合、スペシャルドラマ)の映像音声データ、即ち信号処理部4で復調や誤り訂正などのMPEGデコード処理を施したトランスポートストリームを圧縮処理部5で圧縮して、当該番組の映像音声データを映像音声ファイルとしてHD6に記録させる(ステップS6)。そして、システムコントローラ14は、記録終了時刻PM10:00になったことを検知すると(ステップS12)、当該番組(この場合、スペシャルドラマ)の記録を終了させ、HD6のディスク管理領域に、タイトルNo.として「1」、番組名として「スペシャルドラマ」、記録日として「07/10/08」、および記録対応モードとして「M1」を記録させ、HDD7の記録動作を停止させる。
【0049】
また、システムコントローラ14は、例えば、07/10/11(2007年10月11日)のPM08:00になったことを検知し(ステップS2)、更に記録対応モードがM2であることを検知することにより、記録対応モードが音声記録対応モードM2であると判定し(ステップS4)、例えば、デジタルチューナ3をチャンネル4に選局設定し、当該番組(この場合、落語ライブ)の音声データのみをMP3音楽形式でMP3音楽ファイルとしてHD6に記録させる。
【0050】
当該番組(この場合、落語ライブ)の音声データのみをMP3音楽形式でMP3音楽形式ファイルとしてHD6に記録させるには、システムコントローラ14の音声抽出手段は、信号処理部4で復調や誤り訂正などのMPEGデコード処理を施したトランスポートストリームから音声データを抽出する(ステップS7)。次に、システムコントローラ14の音声データ変換手段は、前記抽出された音声データをMP3音楽形式の音声データに変換し(ステップS8)、システムコントローラ14の記録手段143は、HDD7を記録動作させ、記録モードLPでMP3音楽形式の音声データを当該番組のMP3音楽ファイルとしてHD6に記録させる(ステップS9)。そして、システムコントローラ14は、記録終了時刻PM09:00になったことを検知すると(ステップS12)、当該番組(この場合、落語ライブ)の記録を終了させ、HD6のディスク管理領域に、タイトルNo.として「2」、番組名として「落語ライブ」、記録日として「07/10/11」、および記録対応モードとして「M2」を記録させ、HDD7の記録動作を停止させる。
【0051】
また、システムコントローラ14は、例えば、07/10/15(2007年10月15日)のAM10:00になったことを検知し(ステップS2)、更に記録対応モードがM3であることを検知することにより、記録対応モードが映像音声/音声記録対応モードM3であると判定し(ステップS5)、例えば、デジタルチューナ3をチャンネル8に選局設定し、当該番組(この場合、スーパーミュージック)の映像音声データを映像音声ファイルとして通常にHD6に記録させる(信号処理部4で復調や誤り訂正などのMPEGデコード処理を施したトランスポートストリームを圧縮処理部5で圧縮して記録させる)と共に、音声データをMP3音楽形式でMP3音楽ファイルとしてHD6に記録させる。
【0052】
当該番組(この場合、スーパーミュージック)の映像音声データを映像音声ファイルとして通常にHD6に記録させると共に、音声データをMP3音楽形式でMP3音楽形式ファイルとしてHD6に記録させるには、例えば、デジタルチューナ3をチャンネル8に選局設定し、HDD7を記録動作させ、HD6に記録モードXPで当該番組(この場合、スーパーミュージック)の映像音声データ、即ち信号処理部4で復調や誤り訂正などのMPEGデコード処理を施したトランスポートストリームを圧縮処理部5で圧縮して記録させる(ステップS10)。
【0053】
次に、システムコントローラ14は、HDD7を再生動作させ、HD6から前記記録された映像音声データを読み出させ(ステップS11)、システムコントローラ14の音声抽出手段は、映像音声データから音声データを抽出する(ステップS7)。次に、システムコントローラ14の音声データ変換手段は、前記抽出された音声データをMP3音楽形式の音声データに変換し(ステップS8)、システムコントローラ14の記録手段143は、HDD7を記録動作させ、記録モードXPでMP3音楽形式の音声データをMP3音楽形式ファイルとしてHD6に記録させる(ステップS9)。そして、システムコントローラ14は、記録終了時刻AM11:00になったことを検知すると(ステップS12)、当該番組(この場合、スーパーミュージック)の記録を終了させ、HD6のディスク管理領域に、タイトルNo.として「3」、番組名として「スーパーミュージック」、記録日として「07/10/15」、および記録対応モードとして「M3」を記録する。
【0054】
なお、記録対応モードが映像音声/音声記録対応モードM3である場合は、当該番組の映像および音声をテレビジョン受像機Tで出力したり、当該番組の音声のみを音声出力機器Bで出力したりできるように、映像音声出力または音声出力を選択できるように選択情報もHD6のディスク管理領域に記録される。この選択情報によって、再生する前に映像音声出力または音声出力を選択するための選択画面を表示し、ユーザに映像音声出力または音声出力の選択を促す。
【0055】
図6は本実施形態においてハードディスクに記録された番組を再生する場合の処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1〜図4を参照してハードディスクに記録された番組を再生する場合の処理について説明する。
【0056】
先ず、ユーザは、HD6に記録されている番組(タイトル)のうち再生したい番組を選択するため、再生リスト画面をディスプレイ装置T1に表示させるための再生リスト表示指示を、リモコン18の操作によってシステムコントローラ14に与えると(ステップN1)、システムコントローラ14は、HDD7を再生動作させ、HD6からディスク管理情報を読み出させ、このディスク管理情報に基づいて再生リスト画面データを作成し、この再生リスト画面データをOSD部10のOSD処理を経てテレビジョン受像機Tのディスプレイ装置T1に供給することにより、ディスプレイ装置T1に、例えば図4に示すような再生リスト画面40を表示させる(ステップN2)。
【0057】
そして、ユーザは、ディスプレイ装置T1に表示された再生リスト画面40を見ながらリモコン18を操作して所望の番組名を選択して決定すると、システムコントローラ14は、その番組名が選択・決定されたことを検知する(ステップN3)。例えば、スペシャルドラマが選択・決定されたことが検知されたとすると、システムコントローラ14は、HDD7を制御してHD6のディスク管理領域からディスク管理情報を読み出させ、このディスク管理情報に含まれる記録対応モードが映像音声記録対応モードM1であることを検知することにより、スペシャルドラマのファイルが映像音声ファイルであると判定し(ステップN4)、HDD7を制御してHD6からスペシャルドラマの映像音声ファイルを再生させる(ステップN5)。そして、システムコントローラ14は、そのスペシャルドラマの映像音声ファイルの再生が終了したことを検知すると(ステップN8)、スペシャルドラマの映像音声ファイルの再生に関する処理は終了する。
【0058】
また、ステップN3において、落語ライブが選択・決定されたことが検知されたとすると、システムコントローラ14は、HDD7を制御してHD6のディスク管理領域からディスク管理情報を読み出させ、このディスク管理情報に含まれる記録対応モードが音声記録対応モードM2であることを検知することにより、落語ライブのファイルがMP3音楽ファイルであると判定し(ステップN6)、HDD7を制御してHD6から落語ライブのMP3音楽ファイルを再生させる(ステップN7)。そして、システムコントローラ14は、その落語ライブのMP3音楽ファイルの再生が終了したことを検知すると(ステップN8)、落語ライブのMP3音楽ファイルの再生に関する処理は終了する。
【0059】
また、ステップN3において、スーパーミュージックが選択・決定されたことが検知されたとすると、システムコントローラ14は、HDD7を制御してHD6のディスク管理領域からディスク管理情報を読み出させ、このディスク管理情報に含まれる記録対応モードが映像音声/音声記録対応モードM3であることを検知することにより、スーパーミュージックのファイルが映像音声ファイルであると判定すると共に、スーパーミュージックのファイルがMP音楽ファイルであると判定すると(ステップN9)、前記ディスク管理情報に含まれる選択情報に基づいて選択画面(図示せず)をディスプレイ装置T1に表示させる(ステップN10)。
【0060】
そして、ユーザは、その選択画面を見て、リモコン18を操作して、選択画面中の項目「映像音声出力」を選択して決定すると、システムコントローラ14は、「映像音声出力」が選択されたことを検知し(ステップN11)、HDD7を制御してHD6からスーパーミュージックの映像音声ファイルを再生させる(ステップN5)。そして、システムコントローラ14は、そのスーパーミュージックの映像音声ファイルの再生が終了したことを検知すると(ステップN8)、スーパーミュージックの映像音声ファイルの再生に関する処理は終了する。
【0061】
また、ユーザは、前記選択画面を見て、リモコン18を操作して、選択画面中の項目「音声出力」を選択して決定すると、システムコントローラ14は、「音声出力」が選択されたことを検知し(ステップN12)、HDD7を制御してHD6からスーパーミュージックのMP3音楽ファイルを再生させる(ステップN7)。そして、システムコントローラ14は、そのスーパーミュージックのMP3音楽ファイルの再生が終了したことを検知すると(ステップN8)、スーパーミュージックのMP3音楽ファイルの再生に関する処理は終了する。
【0062】
以上説明したように本実施形態によれば、テレビ番組の音声を音楽形式ファイルとしてHD6に記録することもできるようになり、また、所定の音楽形式のファイルを再生可能または記録再生可能な構成を有する音声出力機器Bの音声入力端子B1にUSBケーブルKを介して接続可能なUSB端子16を設けたことにより、ハードディスク装置Aから出力された番組の音声の音楽形式ファイルを音声出力機器Bに転送でき、これにより、音声出力機器Bに番組の音声の音楽形式ファイルを、再生させたり、記録させたりすることができる。
【0063】
したがって、ハードディスク装置Aに音声出力機器Bを接続した場合、漫才や落語、その他のお笑い番組、あるいは音楽番組などの音声を音声出力機器Bから出力できる。また、音声出力機器Bが記録機能も有している場合には、音声出力機器Bは、漫才や落語、その他のお笑い番組、あるいは音楽番組などを記録でき、再生時には、漫才や落語、その他のお笑い番組、あるいは音楽番組などの音声を、手軽に楽しむことができる。
【産業上の利用可能性】
【0064】
本発明は、ハードディスク装置に利用可能であり、番組の音声だけでも音楽形式ファイルとしてハードディスクに記録でき、音声出力機器を接続すれば、ハードディスクから再生された音楽形式ファイルを音声出力機器から音声として出力でき、また、音声出力機器が記録機能を有していれば、ハードディスクから再生された音楽形式ファイルを記録できる。
【図面の簡単な説明】
【0065】
【図1】本発明の一実施形態に係るハードディスク装置の構成を示すブロック図である。
【図2】前記実施形態におけるハードディスク装置にMP3プレイヤなどの音声出力機器がUSBケーブルにより接続されている状態を簡略的に示す構成図である。
【図3】前記実施形態において記録予約画面の一例を示す図である。
【図4】前記実施形態において再生リスト画面の一例を示す図である。
【図5】前記実施形態において所望の番組を記録予約して記録するまでの処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】前記実施形態においてハードディスクに記録された番組を再生する場合の処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
【0066】
A ハードディスク装置
B 音声出力機器
K USBケーブル
6 HD(ハードディスク)
16 USB端子(音声出力端子)
141 音声データ抽出手段
142 音声データ変換手段
143 記録手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハードディスクに情報を記録したり、ハードディスクに記録された情報を再生したりするハードディスク装置において、
所定の音楽形式のファイルを再生可能または記録再生可能な構成を有する音声出力機器の音声入力端子にケーブルを介して接続可能な音声出力端子を設け、
更に、テレビジョン放送の番組をハードディスクに記録するときに、前記番組の音声データを所定の音楽形式の音声データに変換して音楽形式ファイルとして前記ハードディスクに記録させる音声記録対応モードと、前記番組の映像音声データを映像音声ファイルとして通常に前記ハードディスクに記録させると共に音声データを所定の音楽形式の音声データに変換して音楽形式ファイルとして前記ハードディスクに記録させる映像音声/音声記録対応モードとを追加したことを特徴とするハードディスク装置。
【請求項2】
前記番組の映像音声データから音声データを抽出する音声データ抽出手段と、前記抽出された音声データを所定の音楽形式の音声データに変換する音声データ変換手段と、前記変換された音声データを音楽形式ファイルとして前記ハードディスクに記録させたり前記番組の映像音声データを映像音声ファイルとして通常に前記ハードディスクに記録させたりする記録手段とを備え、
音声記録対応モードに設定されている場合、予約日の記録開始時刻になると、前記番組の映像音声データから前記音声抽出手段により音声データを抽出し、前記抽出された音声データを前記音声データ変換手段により所定の音楽形式の音声データに変換し、前記変換された音声データを音楽形式ファイルとして前記記録手段により前記ハードディスクに記録させ、
前記映像音声/音声記録対応モードに設定されている場合、予約日の記録開始時刻になると、前記番組の映像音声データを映像音声ファイルとして前記記録手段により通常に前記ハードディスクに記録させ、前記ハードディスクから読み出された前記番組の映像音声データから前記音声抽出手段により音声データを抽出し、前記抽出された音声データを前記音声データ変換手段により所定の音楽形式の音声データに変換し、前記変換された音声データを音楽形式ファイルとして前記記録手段により前記ハードディスクに記録させることを特徴とする請求項1に記載のハードディスク装置。
【請求項3】
前記所定の音楽形式とは、MP3音楽形式であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のハードディスク装置。
【請求項4】
前記音声出力機器の音声入力端子にケーブルを介して接続可能な音声出力端子は、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)端子で構成したことを特徴とする請求項1に記載のハードディスク装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−124281(P2009−124281A)
【公開日】平成21年6月4日(2009.6.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−293860(P2007−293860)
【出願日】平成19年11月13日(2007.11.13)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】