説明

パッチアンテナ、アンテナユニット及びアンテナ装置

【課題】パッチアンテナの高仰角における指向性利得を大きくするとともに、同一の仰角における全方位角の指向性利得を均等にすることである。
【解決手段】パッチアンテナ11は、天面にアンテナ電極43を有するパッチアンテナ本体部40と、パッチアンテナ本体部40の天面に装着された導波器60と、を備える。導波器60は、パッチアンテナ本体部40よりも大きな平面を有し、当該平面にL字スリット621を有する天板62と、パッチアンテナ本体部40の天面と天板62との間に配置され、アンテナ電極43と天板62とを所定の距離で離間する離間部61と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パッチアンテナと、当該パッチアンテナを有するアンテナユニットと、当該アンテナユニットを有するアンテナ装置と、に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、衛星波又は地上波を受信して、デジタルラジオ放送を聴取可能にしたデジタルラジオ受信機が開発され、米国において実用化されている。このデジタルラジオ受信機は、一般的に、自動車等の移動体に搭載され、周波数が約2.3GHz帯の電波を受信してラジオ放送を聴取することが可能である。例えば、シリウス衛星ラジオ用アンテナ装置は、周回衛星3個(シンクロ型)から円偏波電波を受信し、不感地帯では地上直線偏波設備から電波を受信する。
【0003】
デジタルラジオ受信機は、電波を受信するアンテナ装置を有する。このアンテナ装置は、移動体の室外に取り付けられる。このアンテナ装置は、アンテナユニットと、このアンテナユニットを覆うためのアンテナケースと、から構成される。アンテナケースは、ドーム状のトップカバーとボトムプレートとから構成される。アンテナユニットは、アンテナエレメントと、回路基板と、シールドケースと、から構成される。アンテナエレメントは、例えば、セラミック製のパッチアンテナで構成され、電波を受信する。回路基板には、このアンテナエレメントで受信した信号に対して信号増幅などの各種信号処理を施す信号処理回路が形成されている。シールドケースは、信号処理回路を外部電場及び外部磁場からシールドする。
【0004】
パッチアンテナは、アンテナ電極と、接地導体と、アンテナ電極及び接地導体の間に設けられたセラミック製のアンテナの基板部と、アンテナ電極に電気的に接続された給電ピンと、を備える。このアンテナ電極部の上に、矩形の穴部を有する天板を導波路として設けたパッチアンテナが知られている(例えば、特許文献1参照)。矩形の穴部を有する天板を設けることで、パッチアンテナの高仰角における指向性利得を大きくすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−237813号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、従来の導波器を有するパッチアンテナにおいて、同一の仰角における全方位角の指向性利得をより均等にする要請があった。
【0007】
本発明の課題は、パッチアンテナの高仰角における指向性利得を大きくするとともに、同一の仰角における全方位角の指向性利得を均等にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のパッチアンテナは、
天面にアンテナ電極を有するパッチアンテナ本体部と、
前記パッチアンテナ本体部の天面に装着された導波器と、を備え、
前記導波器は、
前記パッチアンテナ本体部よりも大きな平面を有し、当該平面にL字スリットを有する天板と、
前記パッチアンテナ本体部の天面と前記天板との間に配置され、前記アンテナ電極と当該天板とを所定の距離で離間する離間部と、を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明のアンテナユニットは、
請求項1に記載のパッチアンテナと、
前記パッチアンテナで受信した信号を処理する信号処理回路が形成された回路基板と、
前記信号処理回路をシールドするシールドケースと、を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明のアンテナ装置は、
請求項2に記載のアンテナユニットと、
ボトムプレートと、
前記アンテナユニットと前記ボトムプレートとの間に配置され、当該アンテナユニットを当該ボトムプレート上に固定させるユニット固定部材と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、パッチアンテナの高仰角における指向性利得を大きくできるとともに、水平面の全方位角の指向性利得を均等にできる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る実施の形態のアンテナ装置の分解斜視図である。
【図2】天板の寸法及び配置を示す平面図である。
【図3】導波器無しのパッチアンテナと実施の形態のパッチアンテナとにおける仰角に対するアンテナ利得(ゲイン)を示す図である。
【図4】(a)は、L字スリット無しの導波器を有するパッチアンテナの指向性利得を示す図である。(b)は、実施の形態のパッチアンテナの指向性利得を示す図である。
【図5】車体に取り付けられたアンテナ装置における模式的な指向性利得を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
【0014】
図1を参照して、本実施の形態のパッチアンテナ11を含むアンテナ装置1について説明する。図1に、アンテナ装置1の分解構成を示す。図1に示すアンテナ装置1は、衛星デジタルラジオ受信機用のアンテナ装置であって、自動車等の移動体の屋根に設置されて使用される。
【0015】
図示のアンテナ装置1は、アンテナユニット12と、このアンテナユニット12を覆うためのアンテナケースと、から構成される。このアンテナケースは、ドーム状のトップカバー(図示略)とボトムプレート14と、から構成される。アンテナユニット12は、トップカバー内に収納される。
【0016】
アンテナユニット12は、パッチアンテナ11と、回路基板22と、シールドケース24と、を有する。パッチアンテナ11は、衛星波を受信して受信信号を出力する。回路基板22には、パッチアンテナ11から出力された受信信号に対して信号増幅などの各種信号処理を施す回路(以下、信号処理回路という)が形成されている。パッチアンテナ11と回路基板22とは、図示しない両面テープなどによって接合される。
【0017】
回路基板22には、受信信号をアンテナケースの外部に取り出すためのケーブル(図示略)が接続される。また、回路基板22には、パッチアンテナ11が配置された側とは反対側の主面に、上記信号処理回路をシールドするためのシールドケース24が取り付けられている。
【0018】
シールドケース24は、回路基板22に接続されているケーブルを通すための開口24aを持つ。シールドケース24は、その両側側面から外側へ延びる一対の耳241を有する。これら耳241には、螺子26を貫通するための貫通穴24bが空けられている。
【0019】
アンテナ装置1は、アンテナユニット12とボトムプレート14との間に配置されたユニット固定部材30を備えている。このユニット固定部材30は、後述するように、当該アンテナ装置1を移動体(車体)の屋根に仮固定し、かつアンテナユニット12をボトムプレート14上に固定するためのものである。すなわち、アンテナユニット12の真下にユニット固定部材30が配置されている。
【0020】
一方、ボトムプレート14は、このユニット固定部材30を収容するための凹部141を持つ。ボトムプレート14は、3本の螺子26が螺合される螺子穴142aが切られた3つのボス142を有する。これら3つのボス142の内の2つは、シールドケース24の一対の耳241と対応する位置に設けられている。
【0021】
ユニット固定部材30は、ボトムプレート14の上記3つのボス142と対応する位置に、ボスを受ける3つのボス受け部31を持つ。これらボス受け部31には、3本の螺子26を連通するための連通穴31aが空けられている。ユニット固定部材30は、回路基板22に接続されているケーブルを通すための穴30aを持つ。更に、ユニット固定部材30は、アンテナ装置1を移動体(車体)の屋根に対して仮止めするために下方へ延在する一対のツメ32を持つ。
【0022】
ボトムプレート14には、凹部141にケーブルを通すための穴141aと、一対のツメ32を通すための2つの穴141bと、が空けられている。
【0023】
以下、図1を参照して、このような構成のアンテナ装置1を移動体(車体)に固定する方法について説明する。
【0024】
先ず、ユニット固定部材30の一対のツメ32をボトムプレート14の2つの穴141bに通す。このとき、ボトムプレート14の3つのボス142は、ユニット固定部材30のボス受け部31に挿入された状態で受けられる。
【0025】
次に、3本の螺子26を、シールドケース24の2つの貫通穴24bおよびユニット固定部材30の3つの連通穴31aを介して、ボス142の螺子穴142aに螺子止めする。これにより、アンテナユニット12は、ユニット固定部材30を介してボトムプレート14上に固定される。
【0026】
次に、ボトムプレート14の下面から下方へ延在する円筒状のボルト50を移動体(車体)の屋根(図示略)に空けられた開口(図示略)に通す。これにより、アンテナ装置1は、移動体(車体)の屋根上に仮固定される。
【0027】
そして、ナット(図示略)をボルト50に螺合することによって、アンテナ装置1は、移動体(車体)の屋根上に本固定される。
【0028】
このように本実施の形態では、アンテナ装置1を移動体(車体)上に仮固定し、かつパッチアンテナ11をボトムプレート14上に固定するためのユニット固定部材30を、アンテナユニット12の真下に配置して、ユニット固定部材30をパッチアンテナ11と重なるような配置にしている。この結果、アンテナケース内にて必要となるスペースを縮小することができる。その為、より小型でデザイン性の高いアンテナ装置1を提供することが可能となる。
【0029】
パッチアンテナ11は、導波器60と、パッチアンテナ本体部40と、を備える。パッチアンテナ本体部40は、接地導体41と、基板部42と、アンテナ電極43と、給電ピン44と、を備える。接地導体41は、基板部42の底面に形成された金属導体部である。基板部42は、セラミック製の誘電体の基板である。基板部42は、磁性体又は磁性誘電体としてもよい。基板部42は、例えば、平面がR形の直方体の形状を有する。アンテナ電極43は、基板部42の天面に形成され、接地されている金属導体部である。接地導体41及びアンテナ電極43は、例えば、基板部42の底面及び天面へのスクリーン印刷により形成される。
【0030】
給電ピン44は、接地導体41及び基板部42を貫通して配置され、アンテナ電極43に電気的に接続されている。給電ピン44は、回路基板22の給電部に接続されている。接地導体41は、回路基板22のグランド部に接続されている。
【0031】
導波器60は、パッチアンテナ本体部40の天面に装着されている。導波器60は、離間部61と、天板62と、を有する。離間部61は、発泡性のクッション部材等により構成されている。離間部61は、例えば、ポリウレタン発砲体から構成されるが、できるだけ誘電率が低い材料で構成されるものが望ましい。離間部61は、アンテナ電極43の天面に貼り付けられており、アンテナ電極43と天板62とを所定の距離で離間する。
【0032】
天板62は、離間部61の天面に装着されている角形で矩形の平板である。天板62は、アルミや銅や鉄等の金属板である。天板62は、金属テープで構成してもよい。天板62は、L字の帯形状のスリットであるL字スリット621を有する。
【0033】
次に、図2を参照して、天板62の寸法及び配置の一例を説明する。図2に、天板62の寸法及び配置を示す。
【0034】
図2示すように、X軸及びY軸をとるものとする。天板62は、天面が正方形のパッチアンテナ本体部40の上に、離間部61を介して配置されている。天板62のL字スリット621は、天板62の平面において、給電ピン44と対角方向の位置に配置されることが好ましい。
【0035】
天板62のY軸方向の長さをL1とし、同じくX軸方向の長さをL2とする。L字スリット621の長手方向の帯部の長さをL3とし、同じく短手方向の帯部の長さをL4とする。また、L字スリット621の長手方向の帯部の幅をL5とし、同じく短手方向の帯部の幅をL6とする。また、天板62の左端からL字スリット621までのY軸方向の長さをL7とし、天板62の上端からL字スリット621までのX軸方向の長さをL8とする。また、パッチアンテナ本体部40(基板部42)の平面の一辺の長さをL0とする。
【0036】
長さL1,L2について、L1,L2>L0とする。天板62は、平面において、パッチアンテナ本体部40を隠す大きさ及び配置にされているものとする。また、長さL3,L4について、L3,L4<L0とする。L字スリット621は、平面において、パッチアンテナ本体部40の内側に配置されていることが好ましい。また、長さL3,L4について、L3>L4とするのが好ましいが、L3=L4としてもよい。
【0037】
天板62の天板の寸法及び配置の一例を示す。パッチアンテナ本体部40(基板部42)について、L0=23[mm]とする。また、天板62について、L1=L2=31[mm]とする。L3=20[mm]、L4=12[mm]とする。L5=L6=3[mm]とする。また、L7=L8=7[mm]とする。また、アンテナ電極43と天板62との間の距離(離間部61の厚さ)を、2[mm]とする。
【0038】
次いで、図3〜図5を参照して、パッチアンテナ11のアンテナ特性を説明する。図3に、導波器60無しのパッチアンテナ(パッチアンテナ本体部40)とパッチアンテナ11とにおける仰角に対するアンテナ利得(ゲイン)を示す。図4(a)に、L字スリット無しの導波器を有するパッチアンテナの指向性利得を示す。図4(b)に、パッチアンテナ11の指向性利得を示す。図5に、車体2に取り付けられたアンテナ装置における模式的な指向性利得を示す。
【0039】
図3に示すように、上記寸法及び配置の一例のパッチアンテナ11について、仰角に対するアンテナ利得(ゲイン)をシミュレーションした。また、上記寸法及び配置の一例のパッチアンテナ11のうち、導波器60が無いパッチアンテナ(パッチアンテナ本体部40)のアンテナ利得をシミュレーションした。また、次表1に図3のグラフの数値を示す。
【表1】

【0040】
パッチアンテナ11と、パッチアンテナ本体部40とは、ともに仰角が大きくなるにつれてアンテナ利得が上昇している。さらに、パッチアンテナ11は、パッチアンテナ本体部40よりも、仰角が大きくなるにつれてアンテナ利得が大きくなる傾きが大きい。このため、導波器60により、パッチアンテナ11は、高仰角で高いアンテナ利得が得られていることが分かった。
【0041】
図4(a)に示すように、天板62にL字スリット621が無い上記寸法及び配置の一例のパッチアンテナの低仰角(5°)における全方位角の指向性利得をシミュレーションした。低仰角(5°)におけるL字スリット621が無い導波器を有するパッチアンテナの全方位角のゲインの平均値と、ゲインの最大値と、ゲインの最小値と、ゲインの最大値−最小値の値とは、次表2のようになった。
【表2】

【0042】
また、図4(b)に示すように、上記寸法の一例のパッチアンテナ11の低仰角(5°)における全方位角の指向性利得をシミュレーションした。低仰角(5°)におけるパッチアンテナ11の全方位角のゲインの平均値と、ゲインの最大値と、ゲインの最小値と、ゲインの最大値−最小値の値とは、次表3のようになった。
【表3】

【0043】
このように、パッチアンテナ11は、L字スリット621が無い導波器を有するパッチアンテナよりも、低仰角における全方位角のゲインの平均値が小さい。よって、パッチアンテナ11は、L字スリット621が無い導波器を有するパッチアンテナよりも、高仰角におけるアンテナ利得が大きいことが分かった。
【0044】
また、パッチアンテナ11は、L字スリット621が無い導波器を有するパッチアンテナよりも、全方位角のゲインの最大値−最小値の値が小さい。よって、パッチアンテナ11は、L字スリット621が無い導波器を有するパッチアンテナよりも、方位角によらずより均等のゲインが得られていることが分かった。
【0045】
図4(a)、図4(b)のアンテナ特性を、図5に模式的に示す。図5に示すように、パッチアンテナ11を有するアンテナ装置1が取り付けられた車体2の水平面を考える。アンテナ装置1における指向性利得を実線で示す。また、比較対象として、L字スリット621が無い導波器を有するパッチアンテナを有するアンテナ装置における指向性利得を点線で示す。アンテナ装置1におけるアンテナ利得は、L字スリット621が無いパッチアンテナを有するアンテナ装置に比べて、より円形の指向性利得が得られている。
【0046】
以上、本実施の形態によれば、パッチアンテナ11が、離間部61と、L字スリット621を有する天板62と、を有する導波器60を備える。このため、パッチアンテナ11の高仰角における指向性利得を大きくできるとともに、同一の仰角における全方位角の指向性利得を均等にできる。
【0047】
また、アンテナユニット12は、パッチアンテナ11を備える。このため、高仰角における指向性利得を大きくできるとともに、同一の仰角における全方位角の指向性利得を均等にできるアンテナユニット12を構成できる。また、アンテナ装置1は、アンテナユニット12を備える。このため、高仰角における指向性利得を大きくできるとともに、同一の仰角における全方位角の指向性利得を均等にできるアンテナ装置1を構成できる。
【0048】
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係るパッチアンテナ、アンテナユニット及びアンテナ装置の一例であり、これに限定されるものではない。
【0049】
上記実施の形態において、天板62は、角形の平板であったが、これに限定されるものではない。例えば、天板62が、R形の平板であるものとしてもよい。
【0050】
また、上記実施の形態において、パッチアンテナ11、アンテナユニット12、アンテナ装置1は、衛星ラジオの受信アンテナとしたが、これに限定されるものではない。パッチアンテナ11、アンテナユニット12、アンテナ装置1を、他の通信方式や共振周波数の無線通信に適用することとしてもよい。
【0051】
その他、上記実施の形態におけるアンテナ装置1の細部構成及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【符号の説明】
【0052】
1 アンテナ装置
12 アンテナユニット
11 パッチアンテナ
40 パッチアンテナ本体部
41 接地導体
42 基板部
43 アンテナ電極
44 給電ピン
60 導波器
61 離間部
62 天板
621 L字スリット
22 回路基板
24 シールドケース
241 耳
24a 開口
24b 貫通穴
30 ユニット固定部材
30a 穴
31 ボス受け部
31a 連通穴
32 ツメ
26 螺子
14 ボトムプレート
141 凹部
141a,141b 穴
142a 螺子穴
142 ボス
50 ボルト
2 車体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
天面にアンテナ電極を有するパッチアンテナ本体部と、
前記パッチアンテナ本体部の天面に装着された導波器と、を備え、
前記導波器は、
前記パッチアンテナ本体部よりも大きな平面を有し、当該平面にL字スリットを有する天板と、
前記パッチアンテナ本体部の天面と前記天板との間に配置され、前記アンテナ電極と当該天板とを所定の距離で離間する離間部と、を備えることを特徴とするパッチアンテナ。
【請求項2】
請求項1に記載のパッチアンテナと、
前記パッチアンテナで受信した信号を処理する信号処理回路が形成された回路基板と、
前記信号処理回路をシールドするシールドケースと、を備えることを特徴とするアンテナユニット。
【請求項3】
請求項2に記載のアンテナユニットと、
ボトムプレートと、
前記アンテナユニットと前記ボトムプレートとの間に配置され、当該アンテナユニットを当該ボトムプレート上に固定させるユニット固定部材と、を備えることを特徴とするアンテナ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−216939(P2011−216939A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−80177(P2010−80177)
【出願日】平成22年3月31日(2010.3.31)
【出願人】(000006220)ミツミ電機株式会社 (1,651)
【Fターム(参考)】