ヒトIL−12サイトカインファミリーに対するアプタマーおよび自己免疫疾患の治療剤としてのそれらの使用
本発明は、サイトカインが病因に関係している免疫疾患を治療するための物質および方法を提供する。本発明の物質および方法は、自己免疫疾患の治療に有用である。本発明の物質および方法は、ヒトIL−23および/またはヒトIL−12サイトカインに結合することができ、従ってそれらの生物活性を調節する、かつ免疫、自己免疫および癌療法における治療薬として有用である核酸リガンドに関する。1実施形態において、本発明はIL−23に特異的に結合するアプタマーを提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
IL−23に特異的に結合するアプタマー。
【請求項2】
IL−23が、IL−23の機能と本質的に同じである生体機能を果たすIL−23の改変体である、請求項1に記載のアプタマー。
【請求項3】
前記IL−23の改変体が、IL−23のものと実質的に同じ構造および実質的に同じ前記アプタマーへの結合能力を有する、請求項2に記載のアプタマー。
【請求項4】
IL−23またはその改変体が、配列番号4および5を含む配列と少なくとも70%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項3に記載のアプタマー。
【請求項5】
IL−23またはその改変体が、配列番号4および5を含む配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項3に記載のアプタマー。
【請求項6】
IL−23またはその改変体が、配列番号4および5を含む配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項3に記載のアプタマー。
【請求項7】
IL−23またはその改変体が、配列番号4および5を含むアミノ酸配列を有する、請求項3に記載のアプタマー。
【請求項8】
リボ核酸である、請求項7に記載のアプタマー。
【請求項9】
1本鎖リボ核酸である、請求項8に記載のアプタマー。
【請求項10】
デオキシリボ核酸である、請求項7に記載のアプタマー。
【請求項11】
1本鎖デオキシリボ核酸である、請求項10に記載のアプタマー。
【請求項12】
約100nMまたはそれ以下のIL−23またはその改変体についての解離定数を有する、請求項7に記載のアプタマー。
【請求項13】
約50nMまたはそれ以下のIL−23またはその改変体についての解離定数を有する、請求項12に記載のアプタマー。
【請求項14】
約10nMまたはそれ以下のヒトIL−23またはその改変体についての解離定数を有する、請求項13に記載のアプタマー。
【請求項15】
約1nMまたはそれ以下のヒトIL−23またはその改変体についての解離定数を有する、請求項14に記載のアプタマー。
【請求項16】
少なくとも1つの化学修飾を含む、請求項7に記載のアプタマー。
【請求項17】
前記修飾が、核酸の、糖位置での化学的置換、リン酸エステル位置での化学的置換および塩基位置での化学的置換から成る群より選択される、請求項16に記載のアプタマー。
【請求項18】
前記修飾が、修飾ヌクレオチドの組み込み;3’キャッピング;高分子量非免疫原性化合物への結合体化;親油性化合物への結合体化;およびリン酸エステル骨格修飾から成る群より選択される、請求項16に記載のアプタマー。
【請求項19】
前記非免疫原性高分子量化合物が、ポリアルキレングリコールである、請求項18に記載のアプタマー。
【請求項20】
前記ポリアルキレングリコールが、ポリエチレングリコールである、請求項19に記載のアプタマー。
【請求項21】
前記骨格修飾が、1つまたはそれ以上のホスホロチオエートのリン酸エステル骨格への組み込みを含む、請求項18に記載のアプタマー。
【請求項22】
前記リン酸エステル骨格における10より少ないホスホロチオエートの組み込みを含む、請求項21に記載のアプタマー。
【請求項23】
前記リン酸エステル骨格における6より少ないホスホロチオエートの組み込みを含む、請求項22に記載のアプタマー。
【請求項24】
前記リン酸エステル骨格における3より少ないホスホロチオエートの組み込みを含む、請求項23に記載のアプタマー。
【請求項25】
IL−23またはその改変体の機能を調節する、請求項7に記載のアプタマー。
【請求項26】
IL−23またはその改変体の機能を阻害する、請求項25に記載のアプタマー。
【請求項27】
IL−23またはその改変体の機能をインビボで阻害する、請求項26に記載のアプタマー。
【請求項28】
IL−23受容体へのIL−23の結合を防止する、請求項26に記載のアプタマー。
【請求項29】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択されるヌクレオチド配列を含むアプタマーのものと実質的に同じIL−23への結合能力を有する、請求項1に記載のアプタマー。
【請求項30】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択されるヌクレオチド配列を含むアプタマーのものと実質的の同じ構造および実質的に同じIL−23への結合能力を有する、請求項1に記載のアプタマー。
【請求項31】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択される配列のうちのいずれか1つと少なくとも80%同一の核酸配列を含む、請求項1に記載ののアプタマー。
【請求項32】
前記アプタマー核酸配列が、配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択される配列のうちのいずれか1つと少なくとも90%同一である、請求項31に記載のアプタマー。
【請求項33】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択される配列のうちのいずれか1つの固有の配列領域における20の連続するヌクレオチド配列と同一である20の連続するヌクレオチドを含む、請求項1に記載のアプタマー。
【請求項34】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択される配列のうちのいずれか1つの固有の配列領域における8つの連続するヌクレオチド配列と同一である8つの連続するヌクレオチドを含む、請求項33に記載のアプタマー。
【請求項35】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択される配列のうちのいずれか1つの固有の配列領域における4つの連続するヌクレオチドの配列と同一である4つの連続するヌクレオチドを含む、請求項34に記載のアプタマー。
【請求項36】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択されるヌクレオチド配列を含む、IL−23またはその改変体に結合し得る、アプタマー。
【請求項37】
少なくとも1つの化学修飾をさらに含む、請求項36に記載のアプタマー。
【請求項38】
前記修飾が、核酸の、糖位置での化学的置換、リン酸エステル位置での化学的置換および塩基位置での化学的置換から成る群より選択される、請求項37に記載のアプタマー。
【請求項39】
前記修飾が、修飾ヌクレオチドの組み込み;3’キャッピング;高分子量、非免疫原性化合物への結合体化;親油性化合物への結合体化;およびリン酸エステル骨格修飾から成る群より選択される、請求項37に記載のアプタマー。
【請求項40】
前記高分子量非免疫原性化合物が、ポリアルキレングリコールである、請求項39に記載のアプタマー。
【請求項41】
前記ポリアルキレングリコールが、ポリエチレングリコールである、請求項40に記載のアプタマー。
【請求項42】
前記骨格修飾が、1つまたはそれ以上のホスホロチオエートのリン酸エステル骨格への組み込みを含む、請求項39に記載のアプタマー。
【請求項43】
前記リン酸エステル骨格における10より少ないホスホロチオエートの組み込みを含む、請求項42に記載のアプタマー。
【請求項44】
前記リン酸エステル骨格における6より少ないホスホロチオエートの組み込みを含む、請求項43に記載のアプタマー。
【請求項45】
前記リン酸エステル骨格における3より少ないホスホロチオエートの組み込みを含む、請求項44に記載のアプタマー。
【請求項46】
IL−12にさらに結合し得る、請求項1に記載のアプタマー。
【請求項47】
IL−12が、IL−12の機能と本質的に同じ機能である生体機能を果たすIL−12の改変体である、請求項46に記載のアプタマー。
【請求項48】
IL−12の改変体が、IL−12のものと実質的に同じ構造および実質的に同じ前記アプタマーへの結合能力を有する、請求項47に記載のアプタマー。
【請求項49】
IL−12またはその改変体が、配列番号4および6を含む配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項48に記載のアプタマー。
【請求項50】
IL−12またはその改変体が、配列番号4および6を含む配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項48に記載のアプタマー。
【請求項51】
IL−12またはその改変体が、配列番号4および6を含むアミノ酸配列を有する、請求項48に記載のアプタマー。
【請求項52】
IL−12またはその改変体の機能を調節する、請求項51に記載のアプタマー。
【請求項53】
IL−12またはその改変体の機能を阻害する、請求項52に記載のアプタマー。
【請求項54】
IL−12またはその改変体の機能をインビボで阻害する、請求項53に記載のアプタマー。
【請求項55】
IL−12受容体へのIL−12の結合を防止する、請求項53に記載のアプタマー。
【請求項56】
IL−23またはその改変体が、マウスIL−23である、請求項4に記載のアプタマー。
【請求項57】
マウスIL−23が、配列番号315および配列番号316を含むアミノ酸配列を有する、請求項56に記載のアプタマー。
【請求項58】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−130、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号203−314から成る群より選択される核酸配列を含むアプタマーまたはその塩の治療有効量、および薬学的に受容可能な担体または希釈剤を含む医薬組成物。
【請求項59】
請求項58に記載の組成物を脊椎動物に投与することを含む、IL−23により媒介される疾患を治療、予防または改善する方法。
【請求項60】
前記脊椎動物が、哺乳動物である、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記哺乳動物が、ヒトである、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記疾患が、自己免疫疾患、炎症性疾患、癌、骨粗しょう症における骨吸収、およびI型糖尿病から成る群より選択される、請求項59に記載の方法。
【請求項63】
前記自己免疫疾患が、多発性硬化症、関節リウマチ、乾癬、全身性エリテマトーデスおよび過敏性腸疾患から成る群より選択される、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
前記癌が、結腸癌、肺癌および肺転移から成る群より選択される、請求項62に記載の方法。
【請求項65】
前記過敏性疾患が、クローン病および潰瘍性大腸炎から成る群より選択される、請求項63に記載の方法。
【請求項66】
配列番号14、配列番号17−19、配列番号21、配列番号27−32、配列番号34−40、配列番号42、配列番号49、配列番号60−61、配列番号91−92、配列番号94、および配列番号103−118から成る群より選択される核酸配列を含むアプタマーまたはその塩の治療有効量および薬学的に受容可能な担体または希釈剤を含む医薬組成物。
【請求項67】
請求項66に記載の組成物をヒトに投与することを含む、IL−12により媒介される疾患を治療、予防または改善する方法。
【請求項68】
前記疾患が、自己免疫疾患、炎症性疾患、癌、骨粗しょう症における骨吸収、およびI型糖尿病から成る群より選択される、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記自己免疫疾患が、多発性硬化症、関節リウマチ、乾癬、全身性エリテマトーデスおよび過敏性腸疾患から成る群より選択される、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
前記癌が、結腸癌、肺癌および肺転移から成る群より選択される、請求項68に記載の方法。
【請求項71】
前記過敏性疾患が、クローン病および潰瘍性大腸炎から成る群より選択される、請求項69に記載の方法。
【請求項72】
IL−23またはその改変体含むことが推測される組成物と請求項36に記載のアプタマーとを接触させる工程、およびIL−23またはその改変体の存在または不在を検出する工程を含む、診断方法。
【請求項73】
インビトロ診断薬として使用するための請求項36に記載のアプタマー。
【請求項74】
インビボ診断薬として使用するための請求項36に記載のアプタマー。
【請求項75】
インビボでの疾患の治療、予防または改善において使用するための請求項36に記載のアプタマー。
【請求項1】
IL−23に特異的に結合するアプタマー。
【請求項2】
IL−23が、IL−23の機能と本質的に同じである生体機能を果たすIL−23の改変体である、請求項1に記載のアプタマー。
【請求項3】
前記IL−23の改変体が、IL−23のものと実質的に同じ構造および実質的に同じ前記アプタマーへの結合能力を有する、請求項2に記載のアプタマー。
【請求項4】
IL−23またはその改変体が、配列番号4および5を含む配列と少なくとも70%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項3に記載のアプタマー。
【請求項5】
IL−23またはその改変体が、配列番号4および5を含む配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項3に記載のアプタマー。
【請求項6】
IL−23またはその改変体が、配列番号4および5を含む配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項3に記載のアプタマー。
【請求項7】
IL−23またはその改変体が、配列番号4および5を含むアミノ酸配列を有する、請求項3に記載のアプタマー。
【請求項8】
リボ核酸である、請求項7に記載のアプタマー。
【請求項9】
1本鎖リボ核酸である、請求項8に記載のアプタマー。
【請求項10】
デオキシリボ核酸である、請求項7に記載のアプタマー。
【請求項11】
1本鎖デオキシリボ核酸である、請求項10に記載のアプタマー。
【請求項12】
約100nMまたはそれ以下のIL−23またはその改変体についての解離定数を有する、請求項7に記載のアプタマー。
【請求項13】
約50nMまたはそれ以下のIL−23またはその改変体についての解離定数を有する、請求項12に記載のアプタマー。
【請求項14】
約10nMまたはそれ以下のヒトIL−23またはその改変体についての解離定数を有する、請求項13に記載のアプタマー。
【請求項15】
約1nMまたはそれ以下のヒトIL−23またはその改変体についての解離定数を有する、請求項14に記載のアプタマー。
【請求項16】
少なくとも1つの化学修飾を含む、請求項7に記載のアプタマー。
【請求項17】
前記修飾が、核酸の、糖位置での化学的置換、リン酸エステル位置での化学的置換および塩基位置での化学的置換から成る群より選択される、請求項16に記載のアプタマー。
【請求項18】
前記修飾が、修飾ヌクレオチドの組み込み;3’キャッピング;高分子量非免疫原性化合物への結合体化;親油性化合物への結合体化;およびリン酸エステル骨格修飾から成る群より選択される、請求項16に記載のアプタマー。
【請求項19】
前記非免疫原性高分子量化合物が、ポリアルキレングリコールである、請求項18に記載のアプタマー。
【請求項20】
前記ポリアルキレングリコールが、ポリエチレングリコールである、請求項19に記載のアプタマー。
【請求項21】
前記骨格修飾が、1つまたはそれ以上のホスホロチオエートのリン酸エステル骨格への組み込みを含む、請求項18に記載のアプタマー。
【請求項22】
前記リン酸エステル骨格における10より少ないホスホロチオエートの組み込みを含む、請求項21に記載のアプタマー。
【請求項23】
前記リン酸エステル骨格における6より少ないホスホロチオエートの組み込みを含む、請求項22に記載のアプタマー。
【請求項24】
前記リン酸エステル骨格における3より少ないホスホロチオエートの組み込みを含む、請求項23に記載のアプタマー。
【請求項25】
IL−23またはその改変体の機能を調節する、請求項7に記載のアプタマー。
【請求項26】
IL−23またはその改変体の機能を阻害する、請求項25に記載のアプタマー。
【請求項27】
IL−23またはその改変体の機能をインビボで阻害する、請求項26に記載のアプタマー。
【請求項28】
IL−23受容体へのIL−23の結合を防止する、請求項26に記載のアプタマー。
【請求項29】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択されるヌクレオチド配列を含むアプタマーのものと実質的に同じIL−23への結合能力を有する、請求項1に記載のアプタマー。
【請求項30】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択されるヌクレオチド配列を含むアプタマーのものと実質的の同じ構造および実質的に同じIL−23への結合能力を有する、請求項1に記載のアプタマー。
【請求項31】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択される配列のうちのいずれか1つと少なくとも80%同一の核酸配列を含む、請求項1に記載ののアプタマー。
【請求項32】
前記アプタマー核酸配列が、配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択される配列のうちのいずれか1つと少なくとも90%同一である、請求項31に記載のアプタマー。
【請求項33】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択される配列のうちのいずれか1つの固有の配列領域における20の連続するヌクレオチド配列と同一である20の連続するヌクレオチドを含む、請求項1に記載のアプタマー。
【請求項34】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択される配列のうちのいずれか1つの固有の配列領域における8つの連続するヌクレオチド配列と同一である8つの連続するヌクレオチドを含む、請求項33に記載のアプタマー。
【請求項35】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択される配列のうちのいずれか1つの固有の配列領域における4つの連続するヌクレオチドの配列と同一である4つの連続するヌクレオチドを含む、請求項34に記載のアプタマー。
【請求項36】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−134、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号199−314から成る群より選択されるヌクレオチド配列を含む、IL−23またはその改変体に結合し得る、アプタマー。
【請求項37】
少なくとも1つの化学修飾をさらに含む、請求項36に記載のアプタマー。
【請求項38】
前記修飾が、核酸の、糖位置での化学的置換、リン酸エステル位置での化学的置換および塩基位置での化学的置換から成る群より選択される、請求項37に記載のアプタマー。
【請求項39】
前記修飾が、修飾ヌクレオチドの組み込み;3’キャッピング;高分子量、非免疫原性化合物への結合体化;親油性化合物への結合体化;およびリン酸エステル骨格修飾から成る群より選択される、請求項37に記載のアプタマー。
【請求項40】
前記高分子量非免疫原性化合物が、ポリアルキレングリコールである、請求項39に記載のアプタマー。
【請求項41】
前記ポリアルキレングリコールが、ポリエチレングリコールである、請求項40に記載のアプタマー。
【請求項42】
前記骨格修飾が、1つまたはそれ以上のホスホロチオエートのリン酸エステル骨格への組み込みを含む、請求項39に記載のアプタマー。
【請求項43】
前記リン酸エステル骨格における10より少ないホスホロチオエートの組み込みを含む、請求項42に記載のアプタマー。
【請求項44】
前記リン酸エステル骨格における6より少ないホスホロチオエートの組み込みを含む、請求項43に記載のアプタマー。
【請求項45】
前記リン酸エステル骨格における3より少ないホスホロチオエートの組み込みを含む、請求項44に記載のアプタマー。
【請求項46】
IL−12にさらに結合し得る、請求項1に記載のアプタマー。
【請求項47】
IL−12が、IL−12の機能と本質的に同じ機能である生体機能を果たすIL−12の改変体である、請求項46に記載のアプタマー。
【請求項48】
IL−12の改変体が、IL−12のものと実質的に同じ構造および実質的に同じ前記アプタマーへの結合能力を有する、請求項47に記載のアプタマー。
【請求項49】
IL−12またはその改変体が、配列番号4および6を含む配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項48に記載のアプタマー。
【請求項50】
IL−12またはその改変体が、配列番号4および6を含む配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項48に記載のアプタマー。
【請求項51】
IL−12またはその改変体が、配列番号4および6を含むアミノ酸配列を有する、請求項48に記載のアプタマー。
【請求項52】
IL−12またはその改変体の機能を調節する、請求項51に記載のアプタマー。
【請求項53】
IL−12またはその改変体の機能を阻害する、請求項52に記載のアプタマー。
【請求項54】
IL−12またはその改変体の機能をインビボで阻害する、請求項53に記載のアプタマー。
【請求項55】
IL−12受容体へのIL−12の結合を防止する、請求項53に記載のアプタマー。
【請求項56】
IL−23またはその改変体が、マウスIL−23である、請求項4に記載のアプタマー。
【請求項57】
マウスIL−23が、配列番号315および配列番号316を含むアミノ酸配列を有する、請求項56に記載のアプタマー。
【請求項58】
配列番号13−66、配列番号71−88、配列番号91−96、配列番号103−118、配列番号124−130、配列番号135−159、配列番号162、配列番号164−172、配列番号176−178、配列番号181−196、および配列番号203−314から成る群より選択される核酸配列を含むアプタマーまたはその塩の治療有効量、および薬学的に受容可能な担体または希釈剤を含む医薬組成物。
【請求項59】
請求項58に記載の組成物を脊椎動物に投与することを含む、IL−23により媒介される疾患を治療、予防または改善する方法。
【請求項60】
前記脊椎動物が、哺乳動物である、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記哺乳動物が、ヒトである、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記疾患が、自己免疫疾患、炎症性疾患、癌、骨粗しょう症における骨吸収、およびI型糖尿病から成る群より選択される、請求項59に記載の方法。
【請求項63】
前記自己免疫疾患が、多発性硬化症、関節リウマチ、乾癬、全身性エリテマトーデスおよび過敏性腸疾患から成る群より選択される、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
前記癌が、結腸癌、肺癌および肺転移から成る群より選択される、請求項62に記載の方法。
【請求項65】
前記過敏性疾患が、クローン病および潰瘍性大腸炎から成る群より選択される、請求項63に記載の方法。
【請求項66】
配列番号14、配列番号17−19、配列番号21、配列番号27−32、配列番号34−40、配列番号42、配列番号49、配列番号60−61、配列番号91−92、配列番号94、および配列番号103−118から成る群より選択される核酸配列を含むアプタマーまたはその塩の治療有効量および薬学的に受容可能な担体または希釈剤を含む医薬組成物。
【請求項67】
請求項66に記載の組成物をヒトに投与することを含む、IL−12により媒介される疾患を治療、予防または改善する方法。
【請求項68】
前記疾患が、自己免疫疾患、炎症性疾患、癌、骨粗しょう症における骨吸収、およびI型糖尿病から成る群より選択される、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記自己免疫疾患が、多発性硬化症、関節リウマチ、乾癬、全身性エリテマトーデスおよび過敏性腸疾患から成る群より選択される、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
前記癌が、結腸癌、肺癌および肺転移から成る群より選択される、請求項68に記載の方法。
【請求項71】
前記過敏性疾患が、クローン病および潰瘍性大腸炎から成る群より選択される、請求項69に記載の方法。
【請求項72】
IL−23またはその改変体含むことが推測される組成物と請求項36に記載のアプタマーとを接触させる工程、およびIL−23またはその改変体の存在または不在を検出する工程を含む、診断方法。
【請求項73】
インビトロ診断薬として使用するための請求項36に記載のアプタマー。
【請求項74】
インビボ診断薬として使用するための請求項36に記載のアプタマー。
【請求項75】
インビボでの疾患の治療、予防または改善において使用するための請求項36に記載のアプタマー。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図2】
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【図16】
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【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【公表番号】特表2007−527246(P2007−527246A)
【公表日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−502114(P2007−502114)
【出願日】平成17年3月7日(2005.3.7)
【国際出願番号】PCT/US2005/007666
【国際公開番号】WO2005/086835
【国際公開日】平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願人】(504466487)アーケミックス コーポレイション (10)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年3月7日(2005.3.7)
【国際出願番号】PCT/US2005/007666
【国際公開番号】WO2005/086835
【国際公開日】平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願人】(504466487)アーケミックス コーポレイション (10)
【Fターム(参考)】
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