説明

フッ素系組成物

【課題】フッ素系撥水組成物、フッ素系撥油剤組成物およびフッ素系潤滑剤組成物といったフッ素系組成物であって、フッ素系添加剤を高濃度で配合が可能で、且つ低温においてもフッ素系添加剤が分離せず、引火点が無い組成物を提供する。
【解決手段】溶媒組成物の1〜90重量%のハイドロフルオロエーテルと、溶媒組成物の1〜90重量%のパーフルオロカーボンおよび/またはハイドロフルオロカーボン、とを含む溶媒組成物(ただし、さらに前記溶媒組成物にベンゾトリフルオライド類を含む場合であっても、ベンゾトリフルオライド類は前記溶媒組成物の50重量%を超えては含まれない)、およびフッ素系添加剤、を含むフッ素系組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フッ素系組成物に関し、特に、フッ素系撥水剤、フッ素系撥油剤またはフッ素系潤滑剤を含む、フッ素系撥水剤組成物、フッ素系撥油剤組成物、またはフッ素系潤滑剤組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、フッ素系化合物は、撥水剤、撥油剤または潤滑剤等様々な用途に用いられるようになってきている。このようなフッ素系化合物は、一般にフッ素系添加剤として溶剤その他の物質と混合して組成物の形態に調製され、通常は塗布、噴霧等の方法により対象物の表面に撥水性、撥油性、潤滑性を付与したり、液体のまま潤滑油や作動油として用いられたりしている。
【0003】
しかしながら、従来のフッ素系組成物は、フッ素系添加剤を高濃度で含有させることが難しく、低温ではフッ素系添加剤が分離してしまうことがあり、他方、引火点があるため保管や取り扱い上の難点があった。例えば、特開昭59−101319号公報(特許文献1)には、フッ素系樹脂を含む金型離型剤と、アセトン、メチルエチルケトンといった有機溶剤などを含む組成物が開示されているが、このような組成物は引火性を有するものである。また、特開2005−336234号公報(特許文献2)には、フッ素系樹脂を含む撥水撥油剤と、溶剤として脂肪族炭化水素に加えて、さらにプロピレングリコール誘導体を含む組成物が開示されているが、このような組成物もやはり引火性を有するものである。他方、特開2000−154400号公報(特許文献3)には、ハイドロフロロカーボン類とハイドロフロロエーテル類を含む引火点がない洗浄剤組成物が開示されているが、あくまで洗浄剤組成物にとどまり、何らかの機能を発揮するフッ素系添加剤を添加することは開示されていない。
【特許文献1】特開昭59−101319号公報
【特許文献2】特開2005−336234号公報
【特許文献3】特開2000−154400号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、フッ素系撥水組成物、フッ素系撥油剤組成物およびフッ素系潤滑剤組成物といったフッ素系組成物であって、フッ素系添加剤を高濃度で配合が可能で、且つ低温においてもフッ素系添加剤が分離せず、引火点が無い組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、特定のハイドロフルオロエーテルと特定のフルオロカーボンをフッ素系添加剤と組み合わせることにより、上記課題を解決できることを見出した。
【0006】
したがって、本発明のフッ素系組成物は、溶媒組成物の1〜90重量%のハイドロフルオロエーテルと、溶媒組成物の1〜90重量%のパーフルオロカーボンおよび/またはハイドロフルオロカーボン、とを含む溶媒組成物(ただし、さらに前記溶媒組成物にベンゾトリフルオライド類を含む場合であっても、ベンゾトリフルオライド類は前記溶媒組成物の50重量%を超えては含まれない)、およびフッ素系添加剤、を含むことを特徴とする。
【0007】
本発明の好適態様にあっては、前記フッ素系組成物であって、前記ハイドロフルオロエーテルが、式、R−O−R(式中、RはC〜C12の炭化水素アルキル基またはハイドロフルオロカーボン、RはC〜C12のパーフルオロカーボン又はハイドロフルオロカーボンである)を有することを特徴とする。
【0008】
本発明の他の好適態様にあっては、前記フッ素系組成物であって、パーフルオロカーボンが、炭素数3〜12のパーフルオロカーボンであることを特徴とする。
【0009】
本発明の別の好適態様にあっては、前記フッ素系組成物であって、前記ハイドロフルオロカーボンが、炭素数3〜12のハイドロフルオロカーボンであることを特徴とする。
【0010】
本発明のまた他の好適態様にあっては、前記フッ素系組成物であって、前記溶媒組成物が、ベンゾトリフルオライド類を0.1〜50重量%含み、前記ベンゾトリフルオライド類が、ベンゾトリフルオライド、モノクロロベンゾトリフルオライド、パラジクロロベンゾトリフルライド、オルトキシレントリフルオライド、メタキシレントリフルオライド、パラキシレントリフルオライド、トリス(トリフルオロメチル)ベンゼン、テトラキシ(トリフルオロメチル)ベンゼン、及び3,4−ジクロロベンゾトリフルオライドからなる群より選ばれることを特徴とする。
【0011】
本発明のさらに別の好適態様にあっては、前記フッ素系組成物であって、前記フッ素系添加剤が、一般式(1)の付加重合体、または一般式(1)および(2)の付加共重合体である、
CH=CRCOOR (1)
(式中、RはC〜C26のポリフルオロアルキル基、Rは水素またはメチル基、RはC2mであってm=1〜10のアルキレン基、又はフェニレン基である)
CH=CX (2)
(式中、X、Xは水素原子、メチル基、Cl、CN、COOR,CONR(式中、R,R、Rは水素原子、C〜C10のアルキル基、C〜C10のシクロアルキル基又はフェニル基である)からなる群より選ばれるものである)ことを特徴とする。
【0012】
本発明のさらに他の好適態様にあっては、前記フッ素系組成物であって、前記フッ素系添加剤が、分子量300〜3000のテトラフルオロエチレン重合体、クロロトリフルオロエチレン重合体、および分子量1000〜20000のパーフルオロポリエーテルからなる群より選ばれるものであることを特徴とする。
【0013】
本発明の別の好適態様にあっては、前記フッ素系組成物であって、前記フッ素系添加剤を、前記フッ素系組成物の0.1〜30重量%含んでなることを特徴とする。
【0014】
本発明の他の好適態様にあっては、前記フッ素系組成物であって、前記フッ素系組成物が、撥水剤組成物、撥油剤組成物、および潤滑剤組成物からなる群より選ばれる組成物であることを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下本発明につきさらに詳しく説明する。
【0016】
ハイドロフルオロエーテル
本発明において用いられるハイドロフルオロエーテル(HFE)は、特に限定されないが、好ましくは式、R−O−R(式中、RはC〜C12の炭化水素アルキル基またはハイドロフルオロカーボン、RはC〜C12の好ましくはC〜C12のパーフルオロカーボン又はハイドロフルオロカーボンである)を有するものである。
【0017】
ハイドロフルオロエーテルの具体例としては、メチルパーフルオロイソブチルエーテル、メチルパーフルオロブチルエーテル、HFE−347pc−f(CFCHOCFCHF)、HFC−52−13p(CFCFCFCFCFCHF)、HFC−569sf(CFCFCFCFCHCH)などを挙げることができる。具体的商品としてはアサヒクリンAE−3000(旭硝子)、アサヒクリンAC−2000(旭硝子)、アサヒクリンAC−4000(旭硝子)、ノベックHFE−7100(住友スリーエム)、ノベックHFE−7200(住友スリーエム)などがあげられる。上記ハイドロフルオロエーテルは単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
【0018】
本発明の組成物は、ハイドロフルオロエーテルをフッ素系組成物の1〜90重量%含み、好ましくは5〜90重量%含むことができる。これらの範囲より低い場合あるいは高い場合のいずれも本発明のフッ素系組成物が白濁、分離しやすくなり、また低温での分離が起きやすくなってしまう。
【0019】
パーフルオロカーボン
本発明において用いることのできるパーフルオロカーボン(PFC)は、完全フッ素化アルキル化合物であって、直鎖、分岐、環状か否かは問わない。炭素数の範囲は3〜12、好ましくは4〜10である。炭素数が少ないと揮発性が高すぎるため製品の揮発を防止する方法が必要となる。他方、炭素数多いと逆に揮発性が低すぎるため撥水・撥油の目的あるいは潤滑の目的で塗布した場所から溶媒が揮発せず残存してしまい、本来の撥水・撥油、潤滑の目的が得られ難くなってしまう。
【0020】
本発明において用いることのできるパーフルオロカーボンの具体例としては、パーフルオロブタン、パーフルオロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオクタン、パーフルオロノナン、パーフルオロデカンなどを挙げることができる。具体的な商品としてはフロリナート(住友スリーエム)、フルーテック(ローヌプラン)、ガルデン(アウジモント)、アルフード(旭硝子)などがあげられる。上記パーフルオロカーボンは単独又は2種類以上混合してもよい。
【0021】
ハイドロフルオロカーボン
本発明において用いることのできるハイドロフルオロカーボン(HFC)は、水素の一部がフッ素原子となった化合物であり、直鎖、分岐、環状か否かは問わず、化合物分子中にフッ素原子が少なくとも1個以上存在するものである。炭素数の範囲は3〜12、好ましくは4〜10である。炭素数が少ないと揮発性が高すぎるため製品の揮発を防止する方法が必要となる。他方、炭素数多いと逆に揮発性が低すぎるため撥水・撥油の目的あるいは潤滑の目的で塗布した場所から溶媒が揮発せず残存してしまい、本来の撥水・撥油、潤滑の目的が得られ難くなってしまう。
【0022】
ハイドロフルオロカーボンの具体例としては、HFC−43−10mee、1,1,1,3,3ペンタフルオロブタン、オクタフルオロシクロペンタン、2,3−ジハイドロデカフロロペンタンなどを挙げることができる。具体的商品としては、バートレル(三井・デュポンフロロケミカル)、ソルカン365mfc(ソルベイ)などがあげられる。上記ハイドロフルオロカーボンは単独又は2種類以上混合してもよい。
【0023】
本発明の組成物はパーフルオロカーボンおよび/またはハイドロフルオロカーボンを合計量で1〜90重量%含み、好ましくは5〜80重量%含むことができる。これらの範囲より低い場合あるいは高い場合のいずれも本発明のフッ素系組成物が白濁、分離しやすくなり、また低温での分離が起きやすくなってしまう。
【0024】
ベンゾトリフルオライド類
本発明において用いることのできるベンゾトリフルオライド類としては、特に限定されるものではないが、例えばベンゾトリフルオライド、モノクロロベンゾトリフルオライド、パラジクロロベンゾトリフルライド、オルトキシレントリフルオライド、メタキシレントリフルオライド、パラキシレントリフルオライド、トリス(トリフルオロメチル)ベンゼン、テトラキシ(トリフルオロメチル)ベンゼン、及び3,4−ジクロロベンゾトリフルオライドからなる群より選ばれるものを用いることができる。
【0025】
本発明の組成物は、ベンゾトリフルオライド類を含む場合には、ベンゾトリフルオライド類は前記溶媒組成物の50重量%を超えては含まれないもの、すなわち、50重量%以下を含むものとし、好ましくは0.1〜50重量%、より好ましくは1〜40重量%を含むものとする。ベンゾトリフルオライド類の濃度が高いと、引火性が発現することとなり好ましくない。
【0026】
フッ素系添加剤
本発明において用いられるフッ素系添加剤は、一般にフッ素系添加剤といえるものである限り特に限定されないが、典型的には、撥水剤、撥油剤、および潤滑剤からなる群より選ばれるフッ素系添加剤である。
【0027】
本発明において用いられるフッ素系添加剤のうち、フッ素系撥水剤、フッ素系撥油剤は、好ましくは、一般式(1)の付加重合体、または一般式(1)および(2)の付加共重合体であることができる。
CH=CRCOOR (1)
(式中、RはC〜C26のポリフルオロアルキル基、Rは水素またはメチル基、RはC2mであってm=1〜10のアルキレン基、又はフェニレン基である)
CH=CX (2)
(式中、X、Xは水素原子、メチル基、Cl、CN、COOR,CONR(式中、R,R、Rは水素原子、C〜C10のアルキル基、C〜C10のシクロアルキル基又はフェニル基である)からなる群より選ばれるものである)。好ましくは炭素数1〜16のパーフルオロアルキル基を含むものとできる。
【0028】
また、本発明において用いられるフッ素系添加剤のうち、フッ素系潤滑剤としては好ましくは潤滑油、作動油等の用途に用いられる潤滑剤を挙げることができ、例えば、パーフルオロポリエーテル、ポリテトラフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、パーフルオロエチレン等が挙げられ、好ましくは分子量300〜3000のテトラフルオロエチレン重合体、分子量300〜3000のクロロトリフルオロエチレン重合体、および分子量1000〜20000のパーフルオロポリエーテルからなる群より選ばれるものであることができる。具体的商品としては、フロンルーブ(旭硝子)、フォンブリン(アウジモント)、クライトックス(デュポン)、デムナム(ダイキン)などがあげられる。
【0029】
本発明の組成物は、フッ素系添加剤をフッ素系組成物の0.0001〜30重量%含み、好ましくは0.001〜30重量%、より好ましくは1〜25重量%、場合によっては5〜20重量%、含むことができる。これらの範囲より高い場合には、本発明のフッ素系組成物が白濁、分離しやすくなり、また低温での分離が起きやすくなってしまう。
【実施例】
【0030】
本実施例で用いた材料は以下の通りである。
(ハイドロフルオロカーボン)
ソルカン365mfc:ソルベイから販売されている1,1,1,3,3ペンタフルオロブタン
バートレル XF:三井・デュポンフロロケミカルから販売されているHFC−43−10mee
(ハイドロフルオロエーテル)
ノベックHFE−7100:住友スリーエムから販売されている、メチルパーフルオロブチルエーテル
アサヒクリンAE−3000:旭硝子から販売されている、HFE−347pc−f(CFCHOCFCHF
(ベンゾトリフルオライド類)
メタキシレントリフルオライド:セントラル硝子から販売されている、1,3−ジ(トリフルオロメチル)ベンゼン
パラキシレントリフルオライド:セントラル硝子から販売されている、1,4−ジ(トリフルオロメチル)ベンゼン
(フッ素系添加剤(撥水・撥油剤))
2−パーフルオロアルキルエチルアクリレート付加重合物
2−(パーフルオロオクチル)エチルメタクリレートとメタクリル酸エチル共付加重合物
(フッ素系添加剤(潤滑剤))
フロンループ FL−800:旭硝子から販売されている、クロロトリフルオロエチレン重合体
フロンループ FL−500:旭硝子から販売されている、クロロトリフルオロエチレン重合体
デムナム S−100:ダイキン工業から販売されている、パーフルオロポリエーテル
フォンブリン Y25:ソルベイソレクシスから販売されている、パーフルオロポリエーテル
【0031】
表1に示す成分を表1に示す量で混合して溶媒を調製し、さらに溶媒と撥水・撥油剤を表2に示す量で混合してフッ素系組成物を調製した。得られたフッ素系組成物の溶解性と引火点を表3に示す。
【表1】

【表2】

【表3】

【0032】
表4に示す成分を表4に示す量で混合して溶媒を調製し、さらに溶媒と潤滑剤を表5に示す量で混合してフッ素系組成物を調製した。得られたフッ素系組成物の溶解性と引火点を表6に示す。
【表4】

【表5】

【表6】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
溶媒組成物の1〜90重量%のハイドロフルオロエーテルと、
溶媒組成物の1〜90重量%のパーフルオロカーボンおよび/またはハイドロフルオロカーボン、
とを含む溶媒組成物(ただし、さらに前記溶媒組成物にベンゾトリフルオライド類を含む場合であっても、ベンゾトリフルオライド類は前記溶媒組成物の50重量%を超えては含まれない)、および
フッ素系添加剤、
を含むことを特徴とする、フッ素系組成物。
【請求項2】
前記ハイドロフルオロエーテルが、式、
−O−R
(式中、RはC〜C12の炭化水素アルキル基またはハイドロフルオロカーボン、RはC〜C12のパーフルオロカーボン又はハイドロフルオロカーボンである)を有する、請求項1に記載のフッ素系組成物。
【請求項3】
前記パーフルオロカーボンが、炭素数3〜12のパーフルオロカーボンである、請求項1に記載のフッ素系組成物。
【請求項4】
前記ハイドロフルオロカーボンが、炭素数3〜12のハイドロフルオロカーボンである、請求項1に記載のフッ素系組成物。
【請求項5】
前記溶媒組成物が、ベンゾトリフルオライド類を0.1〜50重量%含み、前記ベンゾトリフルオライド類が、ベンゾトリフルオライド、モノクロロベンゾトリフルオライド、パラジクロロベンゾトリフルライド、オルトキシレントリフルオライド、メタキシレントリフルオライド、パラキシレントリフルオライド、トリス(トリフルオロメチル)ベンゼン、テトラキシ(トリフルオロメチル)ベンゼン、及び3,4−ジクロロベンゾトリフルオライドからなる群より選ばれるものである、請求項1に記載のフッ素系組成物。
【請求項6】
前記フッ素系添加剤が、一般式(1)の付加重合体、または一般式(1)および(2)の付加共重合体である、
CH=CRCOOR (1)
(式中、RはC〜C26のポリフルオロアルキル基、Rは水素またはメチル基、RはC2mであってm=1〜10のアルキレン基、又はフェニレン基である)
CH=CX (2)
(式中、X、Xは水素原子、メチル基、Cl、CN、COOR,CONR(式中、R,R、Rは水素原子、C〜C10のアルキル基、C〜C10のシクロアルキル基又はフェニル基である)からなる群より選ばれるものである)、請求項1に記載のフッ素系組成物。
【請求項7】
前記フッ素系添加剤が、分子量300〜3000のテトラフルオロエチレン重合体、クロロトリフルオロエチレン重合体、および分子量1000〜20000のパーフルオロポリエーテルからなる群より選ばれるものである、請求項1に記載のフッ素系組成物。
【請求項8】
前記フッ素系添加剤を、前記フッ素系組成物の0.1〜30重量%含んでなる、請求項1に記載のフッ素系組成物。
【請求項9】
前記フッ素系組成物が、撥水剤組成物、撥油剤組成物、および潤滑剤組成物からなる群より選ばれる組成物である、請求項1に記載のフッ素系組成物。

【公開番号】特開2008−38108(P2008−38108A)
【公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−217986(P2006−217986)
【出願日】平成18年8月10日(2006.8.10)
【出願人】(505188168)株式会社 エフトロン (1)
【Fターム(参考)】