説明

ヘスペリジンの製造方法

【課題】能率的なプロセスでヘスペリジンを高い収率で得ることができるヘスペリジンの製造方法を提供する。
【解決手段】柑橘類を、水および有機溶剤のうちのいずれか一方または双方からなる溶剤と接触させ、マイクロ波を照射しながら抽出処理して抽出液を得(抽出処理工程)、抽出液に含まれる固形分を除去してヘスペリジンを含む清澄抽出液を得る(ヘスペリジン取得工程)。柑橘類1質量部に対して前記溶剤を6〜25質量部用い、抽出温度は110〜190℃である。抽出液を冷却して結晶スペリジンを得る。柑橘類は、温州みかんの果皮である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘスペリジンの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
下記式で示される構造をもつヘスペリジンは、ポリフェノールの一種であり、柑橘類の果皮および薄皮に多く含まれる。ヘスペリジンは、毛細血管の強化、血中コレステロール値の改善効果、血流改善効果、抗アレルギー作用、発ガン抑制作用等、様々な機能性を有しており、医薬品、食品添加物や化粧料等の幅広い用途への応用が期待されている。
【0003】
【化1】

【0004】
柑橘類からヘスペリジンを得る方法として、例えば、未成熟な柑橘類果実をエタノール濃度が40〜60%のエタノール水溶液で抽出してヘスペリジンを含有したエキスを得る技術が開示されている(特許文献1参照)。
また、柑橘類の搾汁粕(果皮)にアルカリ土類金属化合物とpH調整剤とを添加して、pHを11.5〜12.5に調整した後に撹拌混合し、撹拌混合液を圧搾し、得られる圧搾液を遠心分離してヘスペリジンを得る技術が開示されている。(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−132791
【特許文献2】特開平8−188593
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記した従来技術は、いずれも、能率的なプロセスでヘスペリジンを高い収率で得るうえで、必ずしも十分ではないように思われる。
【0007】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、能率的なプロセスでヘスペリジンを高い収率で得ることができるヘスペリジンの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るヘスペリジンの製造方法は、柑橘類を、水および有機溶剤のうちのいずれか一方または双方からなる溶剤と接触させ、マイクロ波を照射しながら抽出処理して抽出液を得る抽出処理工程と、該抽出液に含まれる固形分を除去してヘスペリジンを含む清澄抽出液を得るヘスペリジン取得工程を有することを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係るヘスペリジンの製造方法は、好ましくは、前記抽出処理工程において、抽出温度が110〜190℃であることを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係るヘスペリジンの製造方法は、好ましくは、前記ヘスペリジン取得工程において、前記抽出液を冷却して結晶スペリジンを得ることを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係るヘスペリジンの製造方法は、好ましくは、前記柑橘類1質量部に対して前記溶剤を6〜25質量部用いることを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係るヘスペリジンの製造方法は、好ましくは、前記抽出工程で得られる抽出残さを、水および有機溶剤のうちのいずれか一方または双方からなる溶剤と接触させ、マイクロ波を照射しながら抽出処理して二次抽出液を得る二次抽出処理工程と、該二次抽出液に含まれる固形分を除去してヘスペリジンを含む清澄二次抽出液を得るヘスペリジン二次取得工程をさらに有することを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係るヘスペリジンの製造方法は、好ましくは、前記柑橘類が温州みかんの果皮であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係るヘスペリジンの製造方法は、柑橘類を、水および有機溶剤のうちのいずれか一方または双方からなる溶剤と接触させ、マイクロ波を照射しながら抽出処理して抽出液を得る抽出処理工程と、抽出液に含まれる固形分を除去してヘスペリジンを含む清澄抽出液を得るヘスペリジン取得工程を有するため、能率的なプロセスでヘスペリジンを高い収率で得ることができる。
また、本発明に係るヘスペリジンの製造方法は、好ましくは、抽出工程で得られる抽出残さを、水および有機溶剤のうちのいずれか一方または双方からなる溶剤と接触させ、マイクロ波を照射しながら抽出処理して二次抽出液を得る二次抽出処理工程と、二次抽出液に含まれる固形分を除去してヘスペリジンを含む清澄二次抽出液を得るヘスペリジン二次取得工程をさらに有するため、スペリジンをより高い収率で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】図1は結晶物のカーボン・サーティーン核磁気共鳴分析(13C NMR)のシグナル帰属データである。
【図2】図2は結晶物のナノ-エレクトロスプレイ質量分析(ESI-MS)チャートである。
【図3】図3は結晶物とヘスペリジン標準物質の紫外・可視分光分析(UV-Vis)のチャートである。
【図4】図4は結晶物とヘスペリジン標準物質のフーリエ変換型赤外分光分析 (FT-IR)チャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の実施の形態について、以下に説明する。
【0017】
日本国における主要な果実の1つであるみかん(ここでは、ミカン科ミカン亜科のミカン連およびミカン属の総称である柑橘類と同義とする。以下、柑橘類という。)は、そのまま皮を剥いて食することや、搾汁して果汁を飲料することを目的として栽培されるので、成熟期に採取されるのが通常である。
このとき、柑橘類の成熟果実の品質向上を目的として、未成熟の果実(以下、摘果果実という。)を間引くことが行われている。しかし、摘果果実は、果汁の一部が飲料用等に利用されるものの、大半が廃棄処理されており、その年間の廃棄量は温州みかんの日本国内生産量である約84万トン/年に匹敵する。特に搾汁カス(果皮)については、ごく一部が家畜の飼料等に利用されるに過ぎない。
このため、前記した幅広い用途を有するヘスペリジンの原料としての観点とともに、資源の有効利用の観点からも、柑橘類から能率的にかつ高収率でヘスペリジンを製造する技術が求められている。
【0018】
本実施の形態に係るヘスペリジンの製造方法は、抽出処理工程と、ヘスペリジン取得工程を有する。
抽出処理工程では、柑橘類を、水および有機溶剤のうちのいずれか一方または双方からなる溶剤と接触させ、マイクロ波を照射しながら抽出処理して抽出液を得る。ヘスペリジン取得工程では、抽出液に含まれる固形分を除去してヘスペリジンを含む清澄抽出液を得る。
【0019】
柑橘類は、上記したようにミカン科ミカン亜科のミカン連およびミカン属をいう。
本実施の形態において柑橘類の種類は特に限定するものではないが、温州みかんであると、ヘスペリジンの含有量が他のみかんよりも多いため、好ましい。
柑橘類は、成熟果実および摘果果実のいずれを用いてもよいが、摘果果実には成熟果実に比べて多量のヘスペリジンが含有されているため、より好ましい。
柑橘類は、果汁および果皮のいずれを用いてもよいが、温州みかんを用いる場合、果皮には、果汁と同程度の質量であるため、より好ましい。
果皮は、果汁と分離しただけの未乾燥の状態であってもよいが、果汁と分離した後に乾燥し、適宜の細かさに粉砕して用いると、より好ましい。
【0020】
柑橘類からヘスペリジンを抽出するために用いる溶剤は、水および有機溶剤のうちのいずれか一方または双方を適宜用いることができるが、抽出効率の観点からは、有機溶剤を単独で用い、あるいは水と併用することが好ましい。
【0021】
有機溶剤は、種類を特に限定するものではなく、例えば、アルコ−ル、脂肪族炭化水素、脂肪族エ−テル、芳香族炭化水素等を用いることができる。このうち、アルコールが好ましく、アルコールのなかでもエタノールがより好ましい。
溶剤は、柑橘類1質量部に対して6〜25質量部用いることが好ましい。溶剤の量は、6質量部を大きく下回ると、ヘスペリジンの抽出収率が大きく低下するおそれがあり、一方、25質量部を大きく上回ると、大量の溶剤を無用に消費し、かつ抽出後の溶剤の処理が煩雑となるおそれがある。
【0022】
マイクロ波は、周波数として例えば800MHz〜20GHzを用いることができるが、300MHz〜20GHzであると好ましい。マイクロ波は、連続的に照射してもよく、また、短時間に分けて断続的に繰り返し照射してもよい。
マイクロ波の照射時間は、特に限定するものではないが、ヘスペリジンの抽出を効率的に行う観点からは、2〜5分間程度で十分である。
【0023】
抽出温度(反応温度)は、110〜190℃であり、好ましくは、130〜170℃である。抽出温度は、110℃を大きく下回ると、十分な抽出が行えないおそれがあり、一方、190℃を大きく上回ると、ヘスペリジンの分解等の副反応が発生するおそれがある。
上記抽出温度を保持する抽出温度保持時間は、特に限定するものではなく、例えば数〜十数分間程度とすることができる。また、マイクロ波を照射して所定の抽出温度に到達した時点でマイクロ波による加熱を停止し、すなわち、抽出温度保持時間を実質的に設けなくともよい。
上記所定の抽出温度を得るための加熱は、マイクロ波の照射のみで行ってもよいが、これに限らず、例えば油浴等の補助加熱源を併用してもよい。また、抽出温度を保持するための加熱源はマイクロ波または補助加熱源のいずれであってもよい。
【0024】
ヘスペリジン取得工程では、抽出液に含まれる固形分を、ろ過あるいは遠心分離等の適宜の方法により除去してヘスペリジンを含む清澄抽出液を得る。さらに、清澄抽出液から溶剤を除去することで、高濃度のヘスペリジンを得ることができる。
清澄抽出液(以下、不明確とならない範囲でこれを単に抽出液ということがある。)から溶剤を除去して高濃度ヘスペリジンを得るには、例えば蒸留操作等の適宜の方法を用いることができるが、抽出液を静置、冷却し、ヘスペリジンを結晶として析出、沈殿させることが好ましい。このとき、冷却温度は例えば0〜10℃、好ましくは0〜5℃であり、静置時間は例えば12〜24時間、好ましくは18〜24時間である。析出した沈殿物と上澄み液をろ過分離し、沈殿物を水で洗浄、乾燥することにより、高濃度のヘスペリジンを得ることができる。
【0025】
以上説明した本実施の形態に係るヘスペリジンの製造方法によれば、能率的なプロセスでヘスペリジンを高い収率で得ることができる。
【0026】
つぎに、本実施の形態に係るヘスペリジンの製造方法において、上記の抽出工程で得られる抽出残さを、水および有機溶剤のうちのいずれか一方または双方からなる溶剤と接触させ、マイクロ波を照射しながら抽出処理して二次抽出液を得る二次抽出処理工程と、二次抽出液に含まれる固形分を除去してヘスペリジンを含む清澄二次抽出液を得るヘスペリジン二次取得工程をさらに有すると、スペリジンをより高い収率で得ることができる。
ここで、二次抽出処理工程およびヘスペリジン二次取得工程における原料および処理条件については、上記した抽出工程およびヘスペリジン取得工程におけるものと同様とすることができる。
【実施例】
【0027】
実施例を挙げて、本発明をさらに説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではない。
【0028】
(原料柑橘類の果皮質量割合評価)
柑橘類である、温州みかん、タンカン、ポンカン、スダチ各々10個ずつを凍結乾燥し、果皮と果皮以外に分離し、それぞれの質量を測定し、果皮質量割合(単位:質量% ={果実1個あたり平均果皮質量/果実1個あたり平均質量}×100)を求めた。結果を表1に示す。
果皮質量割合が一番高い柑橘類は温州みかんであった。
【0029】
【表1】

【0030】
(実施例1)
温州みかんの未成熟果実の凍結乾燥果皮粉末1gを、マイルストーンゼネラル社製TFM(<1%の過フルオロプロピルビニールエーテルを含むポリテトラフルオロエチレン)分解容器(容量50ml 、耐温度300℃、耐圧10MPa)に取り、70質量%エタノール水溶液20mlを加えるとともに、磁石式攪拌子をセットした後、モノブロックの高圧セグメントセットに装着して密詮した。
容器内容物を攪拌しながら、マイクロ波の動作条件を、出力500W、反応温度(抽出温度)140℃に制御プログラムをセットし、マイクロ波を照射した。2分程度で設定温度に達した後その温度を5分間さらに保持し(加熱保持時間 抽出保持時間)、マイクロ波照射を停止した。マイクロ波加熱装置としては、マイルストーンゼネラル社製MicroSYNTH(1000W、2.45GHz)を用いた。
その後、氷水中で冷却し、反応容器を開放し、容器内の懸濁溶液をろ過し、抽出液(清澄抽出液)を得た。
カーボン・サーティーン核磁気共鳴分析(13C NMR)、ナノ-エレクトロスプレイ質量分析(ESI-MS)、紫外・可視分光分析(UV-Vis)、フーリエ変換型赤外分光分析 (FT-IR)を行い、ヘスペリジン標準物質の各分析チャートや分析スペクトル値より、抽出液から得られるヘスペリジンを同定した。なお、図1〜図4に、説明を後述する沈殿物(結晶物)についての同定チャート等を示す。
図1のカーボン・サーティーン核磁気共鳴分析(13C NMR)のシグナル帰属データで、炭素番号とケミカルシフトの値がヘスペリジンの各部分構造の存在を示し、これらは文献値と一致した。図2のナノ-エレクトロスプレイ質量分析(ESI-MS)のチャートで、ヘスペリジンの分子量(計算値)610.197に対して、分子量+1で実測値611.285〔M+H〕+、分子量+23で実測値633.254〔M+Na〕+であり、それぞれ実測値から得られる分子量は計算値と一致した。図3の紫外・可視分光分析(UV-Vis)のチャート(分析条件 λmax285nm、ε26138.0)および図4のフーリエ変換型赤外分光分析 (FT-IR)チャートで、結晶物(析出成分)とヘスペリジン標準物質のピークが一致した。
この抽出液をHPLC(高速液体クロマトグラフィー)にて分析を行い、ヘスペリジンのピーク面積から乾燥果皮1g当りのヘスペリジン抽出量(mg/g)を求めた。このとき、温州みかんの未成熟果実の凍結乾燥果皮粉末1gにジメチルスルホキシド/メタノール=1:1混合溶液10mlを加え、室温で30分間振とうによる抽出を行い、抽出液をHPLCにて分析し、ヘスペリジンのピーク面積から乾燥果皮1g当りのヘスペリジン含有量を(mg/g)を求めた。結果は64.3mg/gであった。この64.3mg/g値を基準(乾燥果皮中に含まれるヘスペリジン量とみなす。)として、これに対する抽出液についてのヘスペリジン抽出量(mg/g)の比率(抽出液についてのヘスペリジン抽出量(mg/g)/基準)から抽出収率(質量%)を求めた。
これらの結果を表2に示す。
【0031】
(実施例2〜6)
実施例1において凍結乾燥果皮粉末量を2g、3g、4g、5g、6gに変えた以外は実施例1と同様の操作を行い、ヘスペリジン抽出量(mg/g)等を求めた。結果を表2に示す。
【0032】
【表2】

【0033】
(実施例7〜27)
温州みかんの未成熟果実の凍結乾燥果皮粉末2gを用い、マイクロ波の動作条件を、出力500W、反応温度を60℃〜180℃、加熱保持時間を0分〜10分の間で変化させた以外は実施例1と同様の操作を行い、抽出液中のヘスペリジン抽出量(mg/g)等を求めた。各加熱条件と結果を表3〜5に示す。
【0034】
【表3】

【0035】
【表4】

【0036】
【表5】

【0037】
(比較例1)
還流管と攪拌装置をセットしたガラス容器に、凍結乾燥果皮粉末2g、70%エタノール水溶液20mlをセットし、マイクロ波加熱の替わりにオイルバス加熱にて、140℃で2時間攪拌した。
加熱終了後、氷水中で冷却し、反応容器を開放し、容器内の懸濁溶液をろ過し、抽出液を得た。
この抽出液をHPLCにて分析を行い、ヘスペリジンのピーク面積から乾燥果皮1g当りのヘスペリジン抽出量(mg/g)を求めた。結果は抽出量3.2mg/g、抽出収率5.0%であった。
【0038】
(実施例28〜42)
実施例9〜13、16〜20、23〜27で得られた抽出液を、庫内温度2℃の冷蔵庫に24時間静置し、沈殿物(結晶物)と上澄み液を得た。上澄み液をHPLCにて分析を行い、ヘスペリジンの残存量(mg/g)を求めた。
抽出液中の抽出量から上記ヘスペリジンの残存量を差し引くことで沈殿物の量と沈殿物収率(沈殿物ヘスペリジン収率)を算出した。結果を表6〜8に示す。
【0039】
【表6】

【0040】
【表7】

【0041】
【表8】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
柑橘類を、水および有機溶剤のうちのいずれか一方または双方からなる溶剤と接触させ、マイクロ波を照射しながら抽出処理して抽出液を得る抽出処理工程と、該抽出液に含まれる固形分を除去してヘスペリジンを含む清澄抽出液を得るヘスペリジン取得工程を有することを特徴とするヘスペリジンの製造方法。
【請求項2】
前記抽出処理工程において、抽出温度が110〜190℃であることを特徴とする請求項1記載のヘスペリジンの製造方法。
【請求項3】
前記ヘスペリジン取得工程において、前記抽出液を冷却して結晶スペリジンを得ることを特徴とする請求項1記載のヘスペリジンの製造方法。
【請求項4】
前記柑橘類1質量部に対して前記溶剤を6〜25質量部用いることを特徴とする請求項1または2記載のヘスペリジンの製造方法。
【請求項5】
前記抽出工程で得られる抽出残さを、水および有機溶剤のうちのいずれか一方または双方からなる溶剤と接触させ、マイクロ波を照射しながら抽出処理して二次抽出液を得る二次抽出処理工程と、該二次抽出液に含まれる固形分を除去してヘスペリジンを含む清澄二次抽出液を得るヘスペリジン二次取得工程をさらに有することを特徴とする請求項1記載のヘスペリジンの製造方法。
【請求項6】
前記柑橘類が温州みかんの果皮であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のヘスペリジンの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−105646(P2011−105646A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−262402(P2009−262402)
【出願日】平成21年11月18日(2009.11.18)
【出願人】(000006644)新日鐵化学株式会社 (747)
【Fターム(参考)】