説明

ボタン電話機

【課題】局線数の増加に、減少させた数の局線ボタンで対処できるようにする。
【解決手段】第1及び第2の局線L1及びL2の制御状況を表示する第1及び第2のLED LED#1及びLED#2を備えた局線ボタンK1と、この局線ボタンK1の所定時間以内の押下回数により第1及び第2の局線L1及びL2を選択制御する制御部とを有することを特徴とするボタン電話機。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はボタン電話機に関する。本発明は、また、ボタン電話機と主装置とを有するボタン電話システムに関する。本発明は、更に、ボタン電話機の局線制御方法及びボタン電話機の局線制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、ボタン電話システムに接続される局線数が増える傾向にあり、端末としてのボタン電話機に具備される局線ボタン数も増え、端末(ボタン電話機)上の局線ボタンが煩雑になっている。
【0003】
特許文献1は、図3及び[0015]段落に、外線が通話中であるか保留中であるかを外線表示器の点灯状態と点滅状態により表示することを開示している。
【0004】
【特許文献1】実開平5−43643号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、上記欠点を除去し、局線数の増加に、減少させた数の局線ボタンで対処できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様によれば、
第1及び第2の局線の制御状況を表示する第1及び第2の発光素子を備えた局線ボタンと、
この局線ボタンの所定時間以内の押下回数により前記第1及び前記第2の局線を選択制御する制御部とを有することを特徴とするボタン電話機が得られる。
【0007】
本発明の第2の態様によれば、
ボタン電話機と、第1及び第2の局線と前記ボタン電話機との間に接続された主装置とを有するボタン電話システムにおいて、
前記ボタン電話機は、
前記第1及び前記第2の局線の制御状況を表示する第1及び第2の発光素子を備えた局線ボタンと、
この局線ボタンの所定時間以内の押下回数により前記第1及び前記第2の局線を選択制御する制御部とを有することを特徴とするボタン電話システムが得られる。
【0008】
本発明の第3の態様によれば、
第1及び第2の局線の制御状況を表示する第1及び第2の発光素子を備えた局線ボタンを有するボタン電話機の局線制御方法であって、
前記局線ボタンの所定時間以内の押下回数により前記第1及び前記第2の局線を選択制御する制御ステップを有することを特徴とするボタン電話機の局線制御方法が得られる。
【0009】
本発明の第4の態様によれば、
コンピュータに所定の処理を実行させ、前記コンピュータを、第1及び第2の局線の制御状況を表示する第1及び第2の発光素子を備えた局線ボタンを有するボタン電話機として機能させるための局線制御プログラムであって、
前記所定の処理は、
前記局線ボタンの所定時間以内の押下回数により前記第1及び前記第2の局線を選択制御する制御ステップを有することを特徴とするボタン電話機の局線制御プログラムが得られる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、局線数に対して半分の数の局線ボタン数で局線を制御することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
次に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0012】
以下に述べる本発明の実施形態は、局線ボタンを有するボタン電話機を備えたボタン電話システムにおいて、1つの局線ボタンに2つの局線を割り当ることを特徴とする。このため、ボタン電話機において、1つの局線ボタンに2つの発光素子(例えば、LED:Light Emitting Diode)に対応させ、ボタンの押下回数により2つの局線を選択制御する。これらLEDの点灯により局線使用状態を表示する。
【0013】
図1を参照すると、本発明の一実施形態によるボタン電話機において用いられる局線ボタンK1が示されている。この局線ボタンK1は、第1及び第2の局線(局線L1及び局線L2)の制御状況を表示する第1及び第2の発光素子として第1及び第2のLED(LED#1及びLED#2)を備えている。第1のLED(LED#1)は、第1の局線L1の制御状況を表示するものであり、第2のLED(LED#2)は、第2の局線L2の制御状況を表示するものである。
【0014】
図2を参照すると、本発明の一実施形態によるボタン電話機TS1が示されている。このボタン電話機TS1は、図1で説明した第1及び第2の局線(局線L1及び局線L2)の制御状況を表示する第1及び第2のLED(LED#1及びLED#2)を備えた局線ボタンK1を有する。このボタン電話機TS1は、また、第3及び第4の局線の制御状況を表示する第3及び第4のLED(LED#3及びLED#4)を備えた局線ボタンK2及び第5及び第6の局線の制御状況を表示する第5及び第6のLED(LED#5及びLED#6)を備えた局線ボタンK3を有する。
【0015】
図3を参照すると、本発明の一実施形態によるボタン電話機TS1を有するボタン電話システムが示されている。図示のボタン電話システムは、特に、互いに同様の構造を有する複数のボタン電話機TS1乃至TSn(nは1以上の整数)を備えている例を示しているが、ボタン電話システムは、少なくともボタン電話機TS1を有していればよい。
【0016】
ボタン電話システムは、更に、第1及び第2の局線L1及びL2とボタン電話機TS1乃至TSnとの間に接続された主装置MUを有する。
【0017】
主装置MUでは、スイッチ部103が局側インターフェース部101を介して第1及び第2の局線L1及びL2へ接続され、ボタン電話機インターフェース部102を介して内線側のボタン電話機TS1乃至TSnへ接続されている。スイッチ部103は、ボタン電話機TS1乃至TSnと局線L1及びL2を接続するものであり、ボタン電話機TS1乃至TSnと局線L1及びL2の通話について制御部104の制御下で呼制御を行っている。主装置MUにおいて、スイッチ部103は局側インターフェース部101を介して前述の第3乃至第6の局線(図示せず)にも接続されている。
【0018】
制御部104には局線側の局線L1及びL2毎の状態と、ボタン電話機TS1乃至TSn毎の状態を記憶する状態記憶部105と通話接を制御する呼処理部106を持つ。この制御部104にてボタン電話機TS1乃至TSnと主装置MUとのコマンドによる制御を行う。
【0019】
図2に戻って、本発明の一実施形態によるボタン電話機TS1の内部構成を更に説明する。なお、上述のようにボタン電話機TSn(図3)もボタン電話機TS1と同様の内部構成を有する。
【0020】
ボタン電話機TS1は、主装置MU側からの制御信号を受け取るインターフェース部201、LED#1、LED#2、LED#3、LED#4、LED#5、及びLED#6を駆動表示するLED駆動表示部202、電話番号などを表示するLCD(Liquid Crystal Display)からなる表示部203と、電話機からの入力部であるとなるキーボード部204を有する。キーボード部204は、上述の局線ボタンK1〜K3もキーとして含んでいる。ボタン電話機TS1は、更に、キー判断部/タイマ205を有する。キー判断部/タイマ205は、キー(局線ボタン)操作を判断するキー判断部とキー(局線ボタン)押下時間決定及びLEDの点滅の時間のためのタイマを有する。ボタン電話機TS1は、更に、通話のための通話回路206、送受話器(ハンドセット)207、着信音を出力する呼出信号音発生部208、局線制御プログラム及びその他のプログラムの記憶部であるROM(Read Only Memory)209、RAM(Random Access Memory)210、及び全体を制御する制御部(CPU:Central Processing Unit)200からなる。主装置MUにボタン電話機TS1が接続され、主装置MU側から制御信号が送られ、接続後は通話信号の送受が行われる。
【0021】
局線制御プログラムは、後に述べるように、コンピュータをボタン電話機TS1として機能させるためのプログラムである。この局線制御プログラムを、ROM209の代りに、記録媒体RMに記録させておいても良い。この場合、局線制御プログラムは、記録媒体RMからコンピュータに読み込まれ、ボタン電話機TS1の動作を後に述べるように制御する。
【0022】
次に、図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態によるボタン電話機TS1の動作を説明する。以下、第1及び第2の局線(局線L1及び局線L2)の制御状況を表示する第1及び第2のLED(LED#1及びLED#2)を備えた局線ボタンK1についての動作を説明する。第3及び第4の局線の制御状況を表示する第3及び第4のLED(LED#3及びLED#4)を備えた局線ボタンK2の動作及び第5及び第6の局線の制御状況を表示する第5及び第6のLED(LED#5及びLED#6)を備えた局線ボタンK3の動作は、第1及び第2のLED(LED#1及びLED#2)を備えた局線ボタンK1についての動作と同様である。
【0023】
このボタン電話機TS1において、第1及び第2のLED LED#1及びLED#2は、制御部200の制御下で、図4の通りに消灯、点灯、点滅(速い)、点滅(遅い)する。
【0024】
即ち、制御部200は、主装置MUを介して第1の局線L1(或いは第2の局線L2)の状態を知ることができ、第1の局線L1(或いは第2の局線L2)が本ボタン電話機TS1或いは他ボタン電話機にて使用中でも呼び出し中でも保留中でもないときは動作なしと判断して第1のLED LED#1(或いは第2のLED LED#2)を消灯状態とする。
【0025】
また、制御部200は、第1の局線L1(或いは第2の局線L2)が本ボタン電話機TS1或いは他ボタン電話機にて使用中であれば、局線使用中と判断して第1のLED LED#1(或いは第2のLED LED#2)を点灯状態とする。
【0026】
更に、制御部200は、第1の局線L1(或いは第2の局線L2)が本ボタン電話機TS1或いは他ボタン電話機にて呼び出し中であれば、局線呼び出し中と判断して第1のLED LED#1(或いは第2のLED LED#2)を点滅(速い)点滅状態とする。
【0027】
更にまた、制御部200は、第1の局線L1(或いは第2の局線L2)が本ボタン電話機TS1或いは他ボタン電話機にて保留中であれば、局線保留中と判断して第1のLED LED#1(或いは第2のLED LED#2)を点滅(速い)点滅状態とする。
【0028】
図1及び図2において、制御部200は、第1の局線L1が図4に示された各状態のとき及び第2の局線L2が図4に示された各状態のときに、局線ボタンK1を押下した場合の動作を図5に示す。
【0029】
図1、図2、図3、及び図5を参照して、制御部200は、第1の局線L1及び第2の局線L2の状態において両方応答や捕捉が出来る場合は、局線ボタン(キースイッチ)K1の押下回数により押下の入力を決定する。即ち、局線ボタン(キースイッチ)K1の1回目の押下と2回目の押下にて状態が変わる。制御部200は、1回目の押下にてキー判断部/タイマ205(図2)のタイマーを起動させ、タイマーに設定された所定時間内(例えば0.5秒以内)に2回目の押下がなされないと1回目の押下として入力を決定する。制御部200は、タイマーに設定された所定時間内(例えば0.5秒以内)に2回目の押下がなされれば、2回目の押下として入力を決定する。制御部200は、局線ボタン(キースイッチ)K1がダブルクリックされたか否かで押下回数が2か1かを決定する。
【0030】
<第1の局線L1と第2の局線L2との状態>
制御部200は、図5から明らかなように、基本的な動作として1回目の押下との決定により第1の局線L1を制御し、2回目の押下との決定により第2の局線L2を制御する。制御部200は、
1)局線L1が動作なしで、局線L2に着信がある場合、1回では着信応答となるが、着信を取らずに局線L1を捕捉したい場合は、2回押下することで捕捉できる。
【0031】
2)局線L1にて通話中に局線2に着信があった場合は、通話相手へ保留する旨のを通話相手へ告げて、局線ボタン(キースイッチ)K1押下にてこの着信へ応答となる。
【0032】
3)同時に着信がある場合や、同時に保留の場合は基本的な局線ボタン(キースイッチ)K1の動作である1回目の押下との決定により局線L1の制御、2回目の押下との決定により局線L2の制御となる。
【0033】
<局線ボタン(キースイッチ)K1押下の判断>
2回押下の判断は、キー判断部/タイマ205(図2)のキー判断部とタイマにて判断し、制御部200は、主装置MU(図3)へ図5の制御に対応する制御コマンドを送信することで行う。従って、制御部200は、2回目の押下を判断した場合は、図5の制御に対応するコマンドを主装置MU(図3)へ送ることで、主装置MU(図3)側にて表1にて指定された動作を行う。
【0034】
例えば、局線L1と局線L2に着信があって局線L2の着信を受けたい場合は、局線ボタン(キースイッチ)K1操作による2回目の押下を判断し、局線L2を捕捉するコマンドを主装置MU(図3)側へ送ることで、主装置MU(図3)側にて局線L2の着信に対して応答し、当該ボタン電話機TS1と接続することで、局線L2への着信応答が出来る。
【0035】
<着信>
上記局線側の捕捉や保留状態およびボタン電話機TS1との接続は、主装置MU(図3)側にて呼処置制御し、ボタン電話機TS1側へ制御コマンドを送ることで制御している。局線L1への着信を主装置MUにて判断すると、ボタン電話機TS1側へ局線L1への着信であることのコマンドを送ると、着信コマンドを受けたボタン電話機TS1側は、このコマンドにて局線L1の第1のLED LED#1をタイマからの早い間隔にて点滅させると共に、呼出信号音発生部208から着信鳴動音を出力し、着信したことを音と、第1のLED LED#1の速い点滅にて表示する。
【0036】
<回線捕捉>
局線L1の捕捉は、局線ボタン(キースイッチ)K1を1回だけ押下すると、押下した内容をキー判断部にて所定時間以内に局線ボタン(キースイッチ)K1の次の押下がなされなかったと判断し、局線L1の捕捉と制御部200にて判断して主装置MU側へ捕捉コマンドを送る。主装置MUは、送られた捕捉コマンドにて局線L1と捕捉コマンドを判断し、主装置MU側にて局線L1を捕捉し、局線L1をボタン電話機TS1へ接続する。接続されたボタン電話機TS1にて局線L1が捕捉される。以降は通常の発信動作となるので、説明は省略する。
【0037】
以上説明したように、図2において、ボタン電話機TS1の制御部200は、ROM209に記憶されている局線制御プログラム或いは記録媒体RMに記録させている局線制御プログラムに従って所定の処理を実行する。即ち、制御部200は、所定の処理として、図1及び図2において局線ボタンK1の所定時間以内の押下回数により第1及び第2の局線L1及びL2を選択制御する。特に、制御部200は、局線ボタンK1の1回目の押下から所定時間以内に次の押下がなされない場合に押下回数を1と決定する。制御部200は、局線ボタンK1の1回目の押下から所定時間以内に次の押下がなされた場合には押下回数を2と決定する。制御部200は、押下回数を1と決定したときには第1の局線L1を制御し、押下回数を2と決定したときには第2の局線L2を制御する。
【0038】
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。表1を下記に示し、状態を説明する。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の一実施形態によるボタン電話機において用いられる局線ボタンを示した図である。
【図2】本発明の一実施形態によるボタン電話機のブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態によるボタン電話機を有するボタン電話システムのブロック図である。
【図4】図1の局線ボタンにおける第1及び第2のLEDの動作状態を説明するための図である。
【図5】図1の局線ボタンを押下した場合の状態別の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
【0040】
K1 局線ボタン
L1 第1の局線
L2 第2の局線
LED#1 第1のLED
LED#2 第2のLED
TS1 ボタン電話機
200 制御部
205 キー判断部/タイマ
209 ROM(局線制御プログラム)
RM 記録媒体(局線制御プログラム)
MU 主装置
TSn ボタン電話機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1及び第2の局線の制御状況を表示する第1及び第2の発光素子を備えた局線ボタンと、
この局線ボタンの所定時間以内の押下回数により前記第1及び前記第2の局線を選択制御する制御部とを有することを特徴とするボタン電話機。
【請求項2】
前記制御部は、前記局線ボタンの1回目の押下から前記所定時間以内に次の押下がなされない場合に前記押下回数を1と決定することを特徴とする請求項1に記載のボタン電話機。
【請求項3】
前記制御部は、前記局線ボタンの1回目の押下から前記所定時間以内に次の押下がなされた場合に前記押下回数を2と決定することを特徴とする請求項2に記載のボタン電話機。
【請求項4】
前記制御部は、前記押下回数を1と決定したときには前記第1の局線を制御し、前記押下回数を2と決定したときには前記第2の局線を制御することを特徴とする請求項3に記載のボタン電話機。
【請求項5】
ボタン電話機と、第1及び第2の局線と前記ボタン電話機との間に接続された主装置とを有するボタン電話システムにおいて、
前記ボタン電話機は、
前記第1及び前記第2の局線の制御状況を表示する第1及び第2の発光素子を備えた局線ボタンと、
この局線ボタンの所定時間以内の押下回数により前記第1及び前記第2の局線を選択制御する制御部とを有することを特徴とするボタン電話システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記局線ボタンの1回目の押下から前記所定時間以内に次の押下がなされない場合に前記押下回数を1と決定することを特徴とする請求項5に記載のボタン電話システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記局線ボタンの1回目の押下から前記所定時間以内に次の押下がなされた場合に前記押下回数を2と決定することを特徴とする請求項6に記載のボタン電話システム。
【請求項8】
前記制御部は、前記押下回数を1と決定したときには前記第1の局線を選択制御し、前記押下回数を2と決定したときには前記第2の局線を選択制御することを特徴とする請求項7に記載のボタン電話システム。
【請求項9】
第1及び第2の局線の制御状況を表示する第1及び第2の発光素子を備えた局線ボタンを有するボタン電話機の局線制御方法であって、
前記局線ボタンの所定時間以内の押下回数により前記第1及び前記第2の局線を選択制御する制御ステップを有することを特徴とするボタン電話機の局線制御方法。
【請求項10】
前記制御ステップは、前記局線ボタンの1回目の押下から前記所定時間以内に次の押下がなされない場合に前記押下回数を1と決定することを特徴とする請求項9に記載のボタン電話機の局線制御方法。
【請求項11】
前記制御ステップは、前記局線ボタンの1回目の押下から前記所定時間以内に次の押下がなされた場合に前記押下回数を2と決定することを特徴とする請求項10に記載のボタン電話機の局線制御方法。
【請求項12】
前記制御ステップは、前記押下回数を1と決定したときには前記第1の局線を制御し、前記押下回数を2と決定したときには前記第2の局線を制御することを特徴とする請求項11に記載のボタン電話機の局線制御方法。
【請求項13】
コンピュータに所定の処理を実行させ、前記コンピュータを、第1及び第2の局線の制御状況を表示する第1及び第2の発光素子を備えた局線ボタンを有するボタン電話機として機能させるための局線制御プログラムであって、
前記所定の処理は、
前記局線ボタンの所定時間以内の押下回数により前記第1及び前記第2の局線を選択制御する制御ステップを有することを特徴とするボタン電話機の局線制御プログラム。
【請求項14】
前記制御ステップは、前記局線ボタンの1回目の押下から前記所定時間以内に次の押下がなされない場合に前記押下回数を1と決定することを特徴とする請求項13に記載のボタン電話機の局線制御プログラム。
【請求項15】
前記制御ステップは、前記局線ボタンの1回目の押下から前記所定時間以内に次の押下がなされた場合に前記押下回数を2と決定することを特徴とする請求項14に記載のボタン電話機の局線制御プログラム。
【請求項16】
前記制御ステップは、前記押下回数を1と決定したときには前記第1の局線を制御し、前記押下回数を2と決定したときには前記第2の局線を制御することを特徴とする請求項15に記載のボタン電話機の局線制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−246661(P2009−246661A)
【公開日】平成21年10月22日(2009.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−90553(P2008−90553)
【出願日】平成20年3月31日(2008.3.31)
【出願人】(000227205)NECインフロンティア株式会社 (1,047)
【Fターム(参考)】