説明

ポリエチレンテレフタレートシートの製造方法とそのシートを用いて形成した食品容器

【課題】回収容器の食品容器への再利用に際して、食品衛生上の課題を解消し、食品容器の廃棄品を利用するものでありながら、衛生的で清潔な食品容器を得ることができる手段の提供。
【解決手段】ポリエチレンテレフタレートの使用済み容器の再生材料からなるシート状膜を中間膜2としてその表背両面に、ポリエチレンテレフタレートの新素材からなる2枚の薄膜1,3を、前記中間膜2に近接配置した2台の樹脂シート成型機A,Bから押し出し溶融状態で加圧接着させて三層状に形成したポリエチレンテレフタレートシートSを、前記シート状膜21を中間膜2としてその表背両面に接当させるとともに、これらを表背両面から加圧して溶融接着させることにより三層一体状に形成したポリエチレンテレフタレートシートSを製造する。また、このポリエチレンテレフタレートシートSを食品容器の成形素材として、シート膨出成形手段によって適宜の形状に膨出成形させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリエチレンテレフタレート(一般にPETまたはPET樹脂として周知されているので、以下請求項関連説明部分を除きPETまたはPET樹脂という)製の回収容器を主たる素材として製造するシートの製法このシートを使用して適宜形状に膨出成形させた食品容器に関するものである。
【0002】
殊に、本発明にいうところのPET製シートは、使用済みPET容器の回収品を再生材料としてシート形成上の主材料として使用するシートの製法でありながら、新品のPET素材のみで製造されたシートと同様の極めて衛生的な樹脂シートを得る方法と、このシートを使用して、新品のPET素材のみで製造されたシートで形成された容器と同様の極めて衛生的な食品容器を得る手段に関するものである。
【背景技術】
【0003】
ここにいうPET樹脂は、石油精製系樹脂のうち、強靱でガスバリア性に優れていて、機械特性・熱特性・成形容易性能に優れ、非ダイオキシン発生性能にも優れているため、食品衛生上において清潔で好ましい素材として大いに使用されている。最も周知されている食品容器としては、清涼飲料、鉱泉水、お茶、果実飲料等の液体容器として周知され、即ち、ペットボトルの名称で周知され多用されている。他方、惣菜や生鮮食品、和菓子等の蓋付き容器やトレー状容器として、また、鶏卵包装用容器として使用されていることも一般に周知されている。
【0004】
一般に周知のペットボトルが、その成形素材としてPET樹脂が使用されていることも周知である。このことは、例えば、後記の特許文献1にみられる通りである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−239246号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この文献にみられるペットボトルは、現に膨大な量が生産され、使用され、廃棄されている。しかしながら、このPET素材は、前記のように、容器の素材として、殊に、食品関連容器の素材として、優れた特性を備えているものであるため多用されているものであるが、これが使用後に大量廃棄されていることは決して好ましい処分方法ではない。
【0007】
この廃棄容器の再利用に当たっては、大きな回収コストがかかること、回収した容器を再び食品容器としてリユースしたり、リサイクル材として再利用することは、絶対的な清潔性が求められる食品衛生上の課題から再利用が難しいため、食品以外の容器や日用品等の素材として再利用されたり、繊維化して再利用することが行われている。しかしながら、それらの再利用に必要な素材の絶対量は、ペットボトルや食品容器として使用されている膨大な量に比して極めて少量であるため、圧倒的な需要量のある食品関連容器への再転換や再利用の手段が待望されている。
【0008】
そこで、本発明は、このような回収容器の食品容器への再利用に際して、食品衛生上の課題を解消し、食品容器の廃棄品を利用するものでありながら、衛生的で清潔な食品容器を得ることができる素材シートの形成手段と、その素材シートを利用した食品容器を提供しようとするものである。殊に、素材シートの形成時に清潔さを維持しておくことが容易に得られる手段を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
該目的を達成するために講じた本発明にいう請求項1に記載のポリエチレンテレフタレートシートを製造する方法の構成を、実施例において使用した符号を用いて説明すると、ポリエチレンテレフタレートの使用済み容器の回収品を材料として製造したシート状膜21を巻き取った素材ドラム20から当該シート状膜21を引き出し、この引き出しシート状膜21の表背面に近接配置した2台の樹脂シート成型機A,Bからポリエチレンテレフタレートの新素材からなる2枚の薄膜1,3を押し出し、この押し出した薄膜1,3のそれぞれを溶融状態で、前記シート状膜21を中間膜2としてその表背両面に接当させるとともに、これらを表背両面から加圧して溶融接着させることにより三層一体状に形成したポリエチレンテレフタレートシートSを製造する方法としたものである。
【0010】
請求項2に記載のポリエチレンテレフタレートシートの製造方法の構成は、ポリエチレンテレフタレートの使用済み容器の回収品を材料として製造したシート状膜21を巻き取った素材ドラム20から当該シート状膜21を引き出し、この引き出しシート状膜21の表背面に近接配置した1台の樹脂シート成型機Cより延設形成した二つの樹脂押出ノズルn,nから、ポリエチレンテレフタレートの新素材からなる2枚の薄膜1,3を押し出し、この押し出した薄膜1,3のそれぞれを溶融状態で、前記シート状膜21を中間膜2としてその表背両面に接当させるとともに、これらを表背両面から加圧して溶融接着させることにより三層一体状に形成したポリエチレンテレフタレートシートSを製造する方法としたものである。
【0011】
また、請求項3に記載のポリエチレンテレフタレート製の食品容器の構成は、ポリエチレンテレフタレートの使用済み容器の回収品を材料として製造したシート状膜21を巻き取った素材ドラム20から当該シート状膜21を引き出し、この引き出しシート状膜21の表背面に近接配置した2台の樹脂シート成型機A,Bからポリエチレンテレフタレートの新素材からなる2枚の薄膜1,3を押し出し、この押し出した薄膜1,3のそれぞれを溶融状態で、前記シート状膜21を中間膜2としてその表背両面に接当させるとともに、これらを表背両面から加圧して溶融接着させることにより三層一体状に形成したポリエチレンテレフタレートシートSを成形素材として、シート膨出成型機によって適宜の形状に膨出成形させた構成としたものである。
【0012】
請求項4に記載のポリエチレンテレフタレート製の食品容器の構成は、ポリエチレンテレフタレートの使用済み容器の回収品を材料として製造したシート状膜21を巻き取った素材ドラム20から当該シート状膜21を引き出し、この引き出しシート状膜21の表背面に近接配置した1台の樹脂シート成型機Cより延設形成した二つの樹脂押出ノズルn,nから、ポリエチレンテレフタレートの新素材からなる2枚の薄膜1,3を押し出し、この押し出した薄膜1,3のそれぞれを溶融状態で、前記シート状膜21を中間膜2としてその表背両面に接当させるとともに、これらを表背両面から加圧して溶融接着させることにより三層一体状に形成したポリエチレンテレフタレートシートSを成形素材として、シート膨出成型機によって適宜の形状に膨出成形させた構成としたものである。
【発明の効果】
【0013】
以上の説明から既に明らかなように、本発明にいうところの請求項1に記載の第1の構成は、ポリエチレンテレフタレートの使用済み容器の回収品を材料としてシート状膜を製造し、これを巻き取った素材ドラムから引き出したシート状膜の表背面に、ポリエチレンテレフタレートの新素材からなる2枚の薄膜を押し出し、中間膜の表背両面に溶融状態で接当させて、これらを表背両面から加圧し溶融接着させて三層一体状のポリエチレンテレフタレートシートを製造するようにしたものであるから、使用済み回収容器を裁断してフレーク化加工することやそのペレットの製造を、新素材からなる薄膜の製造域とは別領域や区画した領域での、廃品処理工場内やその隣接域で、廃品のシート状膜を先行して製造しておくことができ、これを新素材からなる薄膜の製造域に運搬または移行させて、その表背両面に新素材からなる2枚の薄膜を接当させて、溶融状態で加圧接着させるようにしたので、食品容器の廃棄素材を使用するものでありながら、シート全体を新素材によって形成した一層状の一枚シートと同様に、食品容器の素材シートに適した衛生的で清潔なシートを得ることができるという顕著な効果を有する。
【0014】
請求項2に記載の第2の構成は、1台の樹脂シート成型機を用いて、二つの樹脂押出ノズルからポリエチレンテレフタレートの新素材からなる2枚の薄膜を押し出して、使用済み容器の回収材料で形成した中間膜の表背両面に溶融接着させて、三層一体状のポリエチレンテレフタレートシートを製造するようにしたものであるから、前記と同様に、廃棄素材を使用したものでありながら、シート全体を新素材によって形成した一層状の一枚シートと同様に、食品容器の素材シートとして適切な衛生的で清潔なシートを得ることができるという効果を有するものである。更に、樹脂シート成型機は1台で良いので、樹脂シート成型機を2台使用する場合に比して、必要空間を狭くすることができるという効果も有しているものである。
【0015】
また、本発明にいうところの請求項3に記載の第3の構成は、食品容器の廃棄素材を使用するものでありながら、このように衛生的で清潔なシートを容器製造のための素材シートとして利用するものであるから、全材料を新素材で形成した一枚のシートと全く同様に加工することができ、現在使用している全材料を新素材で形成したシートの膨出加工機にそのまま使用することができ、衛生的で清潔な食品容器を得ることができるという効果を期待することができるものである。
【0016】
請求項4に記載の第4の構成も、食品容器の廃棄素材を使用するものでありながら、前記の食品容器の場合と同様に、衛生的で清潔な食品容器を得ることができるという効果を期待することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】第1実施例のシートの製造手段を説明する概略側面図。
【図2】図1の製造手段で形成したシートの拡大断面図。
【図3】第2実施例のシートの製造手段を説明する概略側面図。
【図4】第3実施例のシートの製造手段を説明する概略側面図。
【図5】図4の第3実施例に使用する樹脂押出成型機の構造説明用の概略平面図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明は、上記の構成としたものであるから、その実施に当たっては、廃棄回収容器の再生材料からなる中間膜のシート全体に占める割合を可能な限り大きくして、その表裏に溶着形成する新素材からなる薄膜を可能な限り薄くして実施することにより、新素材の使用量を最低限に抑えて実施するのが好ましい。
【実施例1】
【0019】
以下本発明の第1実施例について図面に基づいて説明する。図1に示した符号20は、PET樹脂製の使用済み廃棄容器の回収品を材料として所要の大きさのフレーク状に裁断した素材だけを図外の樹脂シート成型機のホッパーに投入して、同機のノズルから所定厚さに、例えば肉厚0.5〜0.8mm厚に押し出してシート状膜21を形成し、これを常温下で硬化させ、所定の長さに、例えば長さ1,000mをドラム巻きにして巻き取った素材ドラムを示す。
【0020】
この素材ドラム20は、本発明にいうところのPET樹脂Sの製造域とは別の、廃棄容器の回収品をフレーク状に裁断する廃品加工領域または同領域に隣接して設置された樹脂シート成型機によって予め先行形成される。
【0021】
このようにして先行形成された素材ドラム20をPET樹脂の新素材の取り扱い工場内または取り扱い領域に運搬し、当該シート状膜21の先端を対向配置した引き出しローラ4,4によって挟持させながら引き出して、このシート状膜21の通過領域の表背面(図1の左右)に近接配置してある2台の樹脂シート成型機A,Bから、PET樹脂の新素材からなる2枚の薄膜1,3をそれぞれ押し出して、この押し出し直後の箇所に対向配置させた第1加圧ローラ5,5によって薄膜1,3のそれぞれを溶融状態のままで、シート状膜21を中間膜2としてその表背両面に案内接当させると同時に、これらを表背両面から加圧して溶融接着させることにより三層一体状に形成したPET樹脂シートSを製造するようにしたものである。該実施例図では、これらの第1加圧ローラ5,5の下方に第2加圧ローラ6,6を配置して、シートSを再度加圧するようにしてある。
【0022】
このようにして形成したシートSは、図2に拡大して示したように、中間層2の表裏に薄膜が一体的に形成されている構造となっている。参考までに、ここに示したシートSの厚さについて例示すると、全体厚さを0.8mmとしたとき、中間層2の厚さ0.6mm、表裏の薄膜1,3の厚さ0.1mmという厚さのものである。
【実施例2】
【0023】
図3は、第2実施例を示した図であって、前記図1に示した素材ドラム20の載置領域と、これを利用したシートSの製造領域とを区画した実施例を示したもので、素材ドラム20の載置領域をシートSの製造領域の上階に形成し、これらの境界フロア7にシート状膜21の供給口8を形成して、上下階で作業域を区画してある実施例を示したもので、このようにすることによって、新材シートSの製造領域と廃材シートの製造領域との無制限な空気循環を遮断するようにしたものである。
【実施例3】
【0024】
図4及び図5は、第3実施例を示した図であって、この第3実施例に示した樹脂シート成型機Cは、1台の成型機から二つの樹脂押出ノズルn,nを突出させ、溶融樹脂通路を図5のように本体通路r1から分岐通路r2を介して左右に分岐させた2本の通路r3,r3を前記ノズルn,nに案内させ、前記二つの樹脂押出ノズルn,nからPET樹脂の新素材からなる2枚の薄膜1,3を、回収材料で形成したシートを中間膜2として、その表背両面に向かって押し出し、図4のように、この押し出し直後の箇所に対向配置させた第1加圧ローラ5,5によって薄膜1,3を中間膜2の表背両面に接当させると同時に加圧して溶融接着させて三層一体状に形成したPET樹脂シートSを製造するようにしたものである。図4では、これらの第1加圧ローラ5,5の下方に第2加圧ローラ6,6を配置して、シートSを再加圧するようにしてある。
【0025】
該第3実施例は、1台の樹脂シート成型機Cを使用して、再生材で形成した中間膜2の表背両面に新素材で形成した薄膜1,3を溶融接着させて三層一体状のPET樹脂シートSを製造するようにしたものであるから、新素材押し出し用の樹脂シート成型機Cが1台で済み、初期投資の低廉化とシート成形作業空間の狭小化と表背両面の薄膜1,3の均質化とが得られる利点がある。
【0026】
他方、前記第1実施例や第2実施例に示したように、表背両面の新素材薄膜1,3の製造を2台の樹脂シート成型機A,Bを使用して押し出し成形する場合には、一方のシートの色を無色透明のものとし、他方のシートの色を有色のものとする等、それぞれのシートの色を異なる色彩のものとしたり、別色彩の色線を付けてあるものを容易に押し出し成形することができるという利点がある。
【0027】
以上本発明の代表的と思われる実施例について説明したが、本発明は、必ずしもこれらの実施例に示した構造のみに限定されるものではなく、本発明にいうところの前記の構成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、上記の効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
【産業上の利用可能性】
【0028】
本発明いうところの、殊に、PET樹脂シートの製造方法は、膨大な量が生産され、使用され、廃棄されている現状下にあるPET素材容器を、食品関連容器の素材として大量に再生使用することができるので、この技術が公開されることによって世上に受け入れられ重宝に使用される可能性が大なるものである。
【符号の説明】
【0029】
1 薄膜
2 中間膜
3 薄膜
20 素材ドラム
21 シート状膜
A 樹脂シート成型機
B 樹脂シート成型機
C 樹脂シート成型機
S ポリエチレンテレフタレートシート
n 樹脂押出ノズル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリエチレンテレフタレートの使用済み容器の回収品を材料として製造したシート状膜(21)を巻き取った素材ドラム(20)から当該シート状膜(21)を引き出し、
この引き出しシート状膜(21)の表背面に近接配置した2台の樹脂シート成型機(A,B)からポリエチレンテレフタレートの新素材からなる2枚の薄膜(1,3)を押し出し、
この押し出した薄膜(1,3)のそれぞれを溶融状態で、前記シート状膜(21)を中間膜(2)としてその表背両面に接当させるとともに、これらを表背両面から加圧して溶融接着させることにより三層一体状に形成したポリエチレンテレフタレートシート(S)を製造するポリエチレンテレフタレートシートの製造方法。
【請求項2】
ポリエチレンテレフタレートの使用済み容器の回収品を材料として製造したシート状膜(21)を巻き取った素材ドラム(20)から当該シート状膜(21)を引き出し、
この引き出しシート状膜(21)の表背面に近接配置した1台の樹脂シート成型機(C)より延設形成した二つの樹脂押出ノズル(n,n)から、ポリエチレンテレフタレートの新素材からなる2枚の薄膜(1,3)を押し出し、
この押し出した薄膜(1,3)のそれぞれを溶融状態で、前記シート状膜(21)を中間膜(2)としてその表背両面に接当させるとともに、これらを表背両面から加圧して溶融接着させることにより三層一体状に形成したポリエチレンテレフタレートシート(S)を製造するポリエチレンテレフタレートシートの製造方法。
【請求項3】
ポリエチレンテレフタレートの使用済み容器の回収品を材料として製造したシート状膜(21)を巻き取った素材ドラム(20)から当該シート状膜(21)を引き出し、
この引き出しシート状膜(21)の表背面に近接配置した2台の樹脂シート成型機(A,B)からポリエチレンテレフタレートの新素材からなる2枚の薄膜(1,3)を押し出し、
この押し出した薄膜(1,3)のそれぞれを溶融状態で、前記シート状膜(21)を中間膜(2)としてその表背両面に接当させるとともに、これらを表背両面から加圧して溶融接着させることにより三層一体状に形成したポリエチレンテレフタレートシート(S)を成形素材として、
シート膨出成型機によって適宜の形状に膨出成形させたポリエチレンテレフタレート製の食品容器。
【請求項4】
ポリエチレンテレフタレートの使用済み容器の回収品を材料として製造したシート状膜(21)を巻き取った素材ドラム(20)から当該シート状膜(21)を引き出し、
この引き出しシート状膜(21)の表背面に近接配置した1台の樹脂シート成型機(C)より延設形成した二つの樹脂押出ノズル(n,n)から、ポリエチレンテレフタレートの新素材からなる2枚の薄膜(1,3)を押し出し、
この押し出した薄膜(1,3)のそれぞれを溶融状態で、前記シート状膜(21)を中間膜(2)としてその表背両面に接当させるとともに、これらを表背両面から加圧して溶融接着させることにより三層一体状に形成したポリエチレンテレフタレートシート(S)を成形素材として、
シート膨出成型機によって適宜の形状に膨出成形させたポリエチレンテレフタレート製の食品容器。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−102024(P2011−102024A)
【公開日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−261194(P2009−261194)
【出願日】平成21年11月16日(2009.11.16)
【出願人】(509246301)
【Fターム(参考)】