説明

モバイルサービスのエリア品質調査方法およびプログラム

【課題】専用機材を用いることなく、所望のエリア品質を簡単に調査できるモバイルサービスのエリア品質調査方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】モバイル端末MNにダウンロードされた調査プログラムが実行されると、ステップS21では、モバイル端末MNに実装されているGPS機能を利用して現在位置が取得される。ステップS22では、無線基地局から送信されている無線信号の受信状態に基づいて無線品質が測定される。ステップS23では、現在位置および無線品質を含む調査結果が評価サーバ5へ返信される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モバイルサービスのエリア品質を調査する方法に係り、特に、エリア品質の歩行調査に好適な調査方法およびプログラムを提供することにある。
【背景技術】
【0002】
従来から、モバイルサービスのエリア品質に関する測定・評価を実施するために、電波強度や通信品質を測定する歩行調査や、専用機材を搭載した測定車両を用いた走行調査が行われている。歩行調査では、調査員が可搬性の専用端末を携帯し、屋内・屋外の様々な場所を移動しながら電波強度や通信品質を測定する。走行調査では、測定車両を走行させながら様々な場所における品質が測定・評価される。
【0003】
特許文献1には、電波測定装置によって測定された電波強度とGPSによって測定された位置情報とを対応付けて記憶し、電波強度および位置情報を用いて、地図上に電波強度をプロットすることにより、移動通信ネットワークのエリア品質を管理する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−271141号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の歩行調査では、品質測定用に特別な改修が加えられた専用端末や専用機材を用いて調査員が様々な場所におけるサービス品質を測定・評価する必要がある。しかしながら、調査員の人数や利用できる専用機材の数には制限があるため、大規模かつ定期的な品質評価を実施することが困難であった。また、測定する項目がRSSI(受信信号強度),SINR(信号対干渉雑音比),BER(ビット誤り率)など下位レイヤの品質に限定されており、上位レイヤの品質を調査できなかった。
【0006】
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、多数の専用機材や調査員を手配することなく、エリア品質を簡単に調査できるモバイルサービスのエリア品質調査方法およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明は、モバイル端末が無線基地局を中継して通信するモバイルサービスのエリア品質調査方法において、以下のような手順を具備した点に特徴がある。
【0008】
(1)モバイル端末がエリア品質の調査プログラムをダウンロードする手順と、モバイル端末が調査プログラムを実行する手順とを具備し、調査プログラムが、無線基地局から送信される信号に基づいて無線品質を計測する手順と、モバイル端末の現在位置を取得する手順と、
【0009】
前記無線品質の計測結果および現在位置を含む調査結果を評価サーバへ送信する手順とを具備したことを特徴とする。
【0010】
(2)調査プログラムがさらに、所定の通信アプリケーションを実行する手順と、通信アプリケーションの評価画面を表示する手順と、前記評価画面から入力された主観評価を取得する手順とを具備し、前記調査結果が主観評価を含むことを特徴とする。
【0011】
(3)調査プログラムがさらに、通信サービスの選択画面を表示する手順を具備し、所定の通信サービスを実行する手順では、選択された通信サービスが実行されることを特徴とする。
【0012】
(4)調査プログラムが、モバイル端末宛の電子メールに添付されてダウンロードされることを特徴とする。
【0013】
(5)モバイル端末を収容している無線基地局を識別して当該モバイル端末の位置情報を取得する手順と、所定位置のモバイル端末へ調査プログラムをダウンロードさせる手順とを具備したことを特徴とする。
【0014】
(6)モバイル端末が携帯電話であり、前記調査プログラムが携帯電話網でダウンロードされることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のモバイルサービスのエリア品質調査方法。
【0015】
(7)通信サービスのアクセス先が前記評価サーバであり、評価サーバにおいて通信サービスのアクセスログを収集する手順と、評価サーバにおいて各モバイル端末から受信した調査結果とアクセスログとを照合して、各モバイル端末で実行された通信サービスの品質を計測する手順とを具備したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、以下のような効果が達成される。
【0017】
(1)汎用のモバイル端末にエリア品質の調査プログラムをダウンロードさせ、これを実行させることで歩行調査用の端末として機能させるので、多数の専用機材や調査員を手配することなく、モバイルサービスのエリア品質を簡単に調査できるようになる。
【0018】
(2)調査プログラム上で通信アプリケーションを実行し、その評価を端末ユーザに入力させるようにしたので、上位レイヤのエリア品質を調査できるようになる。
【0019】
(3)調査プログラムが実行する通信アプリケーションを選択できるようにしたので、エリア品質を通信アプリケーションごとに調査できるようになる。
【0020】
(4)調査プログラムが、モバイル端末宛の電子メールに添付されてダウンロードされるようにしたので、調査プログラムを多数のモバイル端末へ簡単にダウンロードできるようになる。
【0021】
(5)調査の依頼側で各モバイル端末の現在位置を予め取得し、調査対象のエリアに位置しているモバイル端末に対して調査プログラムを選択的にダウンロードさせることができるので、モバイル端末に対する調査プログラムのダウンロードを効率的に行えるようになる。
【0022】
(6)モバイル端末として、広く普及している携帯電話を用いることができるので、エリア調査を広範囲にわたって簡単に行えるようになる。
【0023】
(7)評価に利用した通信サービスのアクセスログを収集して通信サービスの品質を計測し、この計測結果と当該通信サービスに対する端末ユーザの評価とを関連付けるようにしたので、通信サービスの主観的な評価と客観的な計測結果とを対応付けられるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明が適用される無線ネットワークの構成を示したブロック図である。
【図2】モバイル端末が調査プログラムを取得する第1の手法を示した図である。
【図3】モバイル端末が調査プログラムを取得する第2の手法を示した図である。
【図4】モバイル端末が調査プログラムを取得する第3の手法を示した図である。
【図5】モバイル端末の主要部の構成を示した機能ブロック図である。
【図6】モバイル端末の第1実施形態の動作を示したフローチャートである。
【図7】モバイル端末の画面表示が切り替わる様子を示した図である。
【図8】モバイル端末の画面表示が切り替わる様子を示した図である。
【図9】調査結果の集計例を示した図である。
【図10】モバイル端末の第2実施形態の動作を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明が適用される無線ネットワークの構成を示したブロック図であり、携帯電話1やPDA2などの多数のモバイル端末MNが無線基地局3や無線アクセスポイント4を経由して携帯電話網あるいはインターネット等のネットワークNWに接続されている。ネットワークNWにはさらに、モバイル端末MNで計測されたエリア品質の調査結果を収集する評価サーバ5が接続されている。モバイル端末MNは評価サーバ5からエリア品質の調査プログラムを取得して実行し、エリア品質の調査結果を評価サーバ5へ返信する。
【0026】
本実施形態では、モバイル端末MNが評価サーバ5から調査プログラムを取得する方式として、以下の3つの手法が用意されている。第1の手法では、図2に示したように、端末ユーザがモバイル端末MNから評価サーバ5のURLに自発的にアクセスして調査プログラムを要求すると、これに応答して評価サーバ5からモバイル端末MNへ調査プログラムが配信される。第2の手法では、図3に示したように、評価サーバ5が調査プログラムを電子メールに添付して端末ユーザのモバイル端末MNへ配信する。第3の手法では、図4に示したように、評価サーバ5からモバイル端末MNへ調査依頼のメッセージが電子メールで送信され、端末ユーザがモバイル端末MNから、電子メールに記述されている評価サーバ5のURLにアクセスして調査プログラムを取得する。
【0027】
前記第1の手法は、調査の依頼側が予めWeb上あるいは電子メールで調査対象の地域や時間帯などを調査プログラムのダウンロード先のURLと共に告知し、調査に参加することを望む端末ユーザに評価を依頼する場合に有効である。
【0028】
前記第2,3の手法は、調査の依頼側が各端末ユーザの大まかな位置情報を当該モバイル端末を収容している無線基地局を識別して把握し、調査対象の地域に位置している端末ユーザを選別して評価を依頼する場合に有効である。
【0029】
各モバイル端末MNでは、上記いずれかの手法で評価サーバ5から取得した調査プログラムを実行して下位レイヤの無線品質や上位レイヤの通信品質を評価し、その調査結果を評価サーバ5へ送信する。
【0030】
図5は、前記モバイル端末MNの主要部の構成を示した機能ブロック図であり、ここでは、本発明の説明に不要な構成は図示が省略されている。
【0031】
モバイル端末MNは、送受信部101、変復調部102、制御部103、表示部104、入力操作部105および音響部106を含み、前記制御部103は、CPU201、このCPU201により実行されるプログラムや各種の制御データを不揮発に記憶するROM202、およびダウンロードしたプログラムやデータを一時記憶すると共に前記CPU201にワークエリアを提供するRAM203を主要な構成としている。このような構成において、評価サーバ5からダウンロードされた調査プログラムは変復調部102で復調されて制御部103のRAM202に一時記憶され、CPU201により実行される。
【0032】
次いで、フローチャートを参照して本発明の動作を詳細に説明する。図6は、本発明の第1実施形態の動作を示したフローチャートであり、図7,8は、モバイル端末MNの画面表示が調査プログラムの進行と共に変化する様子を示した図である。
【0033】
モバイル端末MNにおいて調査プログラムが実行されると、ステップS1では、図6に示したように、タスク(ここでは、通信用アプリケーション)を選択させるメニュー画面が表示される。端末ユーザがいずれかのタスクを選択するとステップS3へ進み、前記選択されたタスクが実行される。すなわち、タスク「電話」が選択されると、予め登録されている宛先電話番号が自動的に発呼され、当該宛先で待機しているオペレータと端末ユーザとの通話が可能になる。タスク「Eメール」が選択されると、予め登録されている宛先アドレスへEメールが送信される。タスク「Web」が選択されると、予め登録されているWebアドレスがブラウザにより自動的にアクセスされ、その閲覧が可能になる。
【0034】
前記調査プログラムは、モバイル端末向けスクリプト言語(例えば、FlashLiteやJava(登録商標)Script)で作成することが可能であり、調査プログラムが例えばFlashLiteで作成されていれば、電話、Eメール、Webブラウザなどのネイティブアプリケーションは、以下のgetURL関数を用いることにより起動できる。

・電話 :getURL (tel:090xxxx)
・Eメール :getURL (mailto:xxx@xxx.co.jp?cc=xxx&bcc=xxx&subject=xxx&body=xxx)
・Webブラウザ :getURL (http://www.xxx.co.jp/)
【0035】
以上のようにして、選択されたタスクが完了するとステップS4へ進み、図8(a)に示したメニュー画面が表示される。いずれかのタスクが選択されるとステップS5へ進み、タスク「回答」が選択されたか否かが判定される。「回答」以外の「電話」、「Eメール」および「Web」のいずれかが選択されるとステップS3へ戻り、選択されたタスクが改めて実行される。
【0036】
これに対して、タスク「回答」が選択されるとステップS6へ進み、図8(b)に示した評価画面(質問1)が表示される。ここでは、質問「接続できましたか?」に対して2つの評価「できた」、「できない」が用意されている。端末ユーザが通信品質に関していずれかの評価を選択して「次へ」のボタンをクリックし、これがステップS7で検知されるとステップS8へ進む。ステップS8では、前記評価結果が一時記憶される。ステップS9では、全ての評価が完了したか否かが判定される。本実施形態では複数の評価項目が用意されており、未評価の項目が残っていれば、ステップS6へ戻って次の評価入力画面が表示される。
【0037】
本実施形態では、次いで図8(c)に示した評価画面(質問2)が表示される。ここでは、質問「不満を感じた点を選択して下さい」に対して複数の評価「つながりにくい」、「エラーが表示された」…「その他」などが用意されている。端末ユーザがいずれかの評価を選択して「次へ」のボタンをクリックし、これがステップS7で検知されるとステップS8へ進む。ステップS8では、前記評価結果が一時記憶される。評価結果の入力が全て完了するとステップS10へ進み、ユーザ情報の入力画面が表示される。本実施形態では、始めに図8(d)に示した性別の入力画面が表示され、次いで、図8(e)に示した年齢入力画面が表示される。
【0038】
ユーザ情報の入力が完了すると、ステップS11では図8(f)に示したメッセージ画面が表示され、モバイル端末MNに実装されているGPS機能を利用して現在位置が取得される。調査プログラムがFlashLiteで作成されていれば、以下に示すfscommand()を用いることで現在位置を取得できる。なお、url=http://xxxはGPS情報を送信するURLであり、評価サーバ5のURLを設定しておくものとする.

・fscommnad (device:location?url=http://xxx )
【0039】
GPS情報の取得が完了し、端末ユーザが「次へ」のボタンをクリックするとステップS12へ進む。ステップS12では、図8(g)に示したメッセージ画面が表示され、無線基地局から送信されている無線信号の受信状態に基づいて無線品質が測定される。本実施形態では、RSSI(受信信号強度)が測定される。調査プログラムがFlashLiteで作成されていれば、以下に示すfscommand()を用いることで受信信号強度を取得できる。

・fscommand2("GetSignalLevel");
【0040】
受信信号強度の取得が完了し、端末ユーザが「回答結果送信」のボタンをクリックするとステップS13へ進む。ステップS13では、前記通信アプリケーションの評価、ユーザ情報、現在位置および無線品質を含む調査結果が評価サーバ5へ返信される。調査プログラムがFlashLiteで作成されていれば、調査結果はgetURL関数を以下のように用いることにより送信できる。

・getURL("http://www.xxx.xxx.xxx", "_blank", "GET")
【0041】
ステップS14では、図8(h)に一例を示したメッセージ画面が表示され、調査の完了が端末ユーザに通知される。
【0042】
図9は、前記評価サーバ5が各モバイル端末MNから受信した評価結果を集計して得られた評価結果テーブルの一例を示した図であり、ユーザIDごとに回答状況、品質評価結果およびユーザ属性が紐付けられている。前記回答状況には、回答日時、評価位置(GPS情報)などが含まれる。品質評価結果には、タスク1の評価結果、タスク2の評価結果、受信電波強度などの評価が含まれる。ユーザ属性情報には被験者の性別や年齢が含まれる。
【0043】
なお、評価サーバ5にWebサーバ機能やメールサーバ機能を付加し、モバイル端末MNが評価サーバ5のWebサーバ機能やメールサーバ機能にアクセスして評価試験を行うようにすれば、評価サーバ5はWebアクセスの時刻やメール受信時刻をアクセスログとして収集できる。したがって、このような評価試験を行ったモバイル端末MNが送信する調査結果に、Webサーバへのアクセス時刻やメール送信時刻を記述することにより、評価サーバ5ではモバイル端末MNがWeb閲覧に要した時間やメール送信に要した時間を定量的に認識できる。したがって、これらの時間と端末ユーザの評価とを対応付ければ、通信サービスに対する端末ユーザの主観的な評価と客観的な評価とを関連付けられるようになる。
【0044】
なお、上記の第1実施形態では、モバイル端末で通信サービスを実行して端末ユーザに通信品質を評価させる上位レイヤの調査と、無線基地局から送信される信号の強度に基づいて無線品質を計測する下位レイヤの調査とが実施されるものとして説明したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、無線品質を計測する下位レイヤの調査のみが行われるようにしても良い。
【0045】
図10は、本発明の第2実施形態の動作を示したフローチャートであり、ここでは、調査プログラムが無線品質を計測する下位レイヤの調査のみを行うようにすることで、端末ユーザに一切の操作を要求することなく、歩行調査が行われるようにした点に特徴がある。
【0046】
ステップS21では、モバイル端末MNに実装されているGPS機能を利用して現在位置が取得される。ステップS22では、無線基地局から送信されている無線信号の受信状態に基づいてRSSI当の無線品質が測定される。ステップS23では、現在位置および無線品質を含む調査結果が評価サーバ5へ返信される。
【符号の説明】
【0047】
1…携帯電話,2…PDA,3…無線基地局,4…無線アクセスポイント,5…評価サーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
モバイル端末が無線基地局を中継して通信するモバイルサービスのエリア品質調査方法において、
モバイル端末がエリア品質の調査プログラムをダウンロードする手順と、
モバイル端末が調査プログラムを実行する手順とを具備し、
前記調査プログラムが、
無線基地局から送信される信号に基づいて無線品質を計測する手順と、
モバイル端末の現在位置を取得する手順と、
前記無線品質の計測結果および現在位置を含む調査結果を評価サーバへ送信する手順とを具備したことを特徴とするモバイルサービスのエリア品質調査方法。
【請求項2】
前記調査プログラムが、
所定の通信アプリケーションを実行する手順と、
前記通信アプリケーションの評価画面を表示する手順と、
前記評価画面から入力された主観評価を取得する手順とを具備し、
前記調査結果が主観評価を含むことを特徴とする請求項1に記載のモバイルサービスのエリア品質調査方法。
【請求項3】
前記調査プログラムが、通信サービスの選択画面を表示する手順をさらに具備し、
前記所定の通信サービスを実行する手順では、前記選択された通信サービスが実行されることを特徴とする請求項2に記載のモバイルサービスのエリア品質調査方法。
【請求項4】
前記調査プログラムが、モバイル端末宛の電子メールに添付されてダウンロードされることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のモバイルサービスのエリア品質調査方法。
【請求項5】
前記モバイル端末を収容している無線基地局を識別して当該モバイル端末の位置情報を取得する手順と、
所定位置のモバイル端末へ調査プログラムをダウンロードさせる手順とを具備したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のモバイルサービスのエリア品質調査方法。
【請求項6】
前記モバイル端末が携帯電話であり、前記調査プログラムが携帯電話網でダウンロードされることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のモバイルサービスのエリア品質調査方法。
【請求項7】
前記通信サービスのアクセス先が前記評価サーバであり、
前記評価サーバにおいて、前記通信サービスのアクセスログを収集する手順と、
前記評価サーバにおいて、各モバイル端末から受信した調査結果とアクセスログとを照合して、各モバイル端末で実行された通信サービスの品質を計測する手順とを具備したことを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載のモバイルサービスのエリア品質調査方法。
【請求項8】
前記請求項1ないし6のいずれかに記載のモバイルサービスのエリア品質調査方法をモバイル端末のコンピュータに実行させるエリア品質調査プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図9】
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【図10】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−288116(P2010−288116A)
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−140896(P2009−140896)
【出願日】平成21年6月12日(2009.6.12)
【出願人】(000208891)KDDI株式会社 (2,700)
【Fターム(参考)】