説明

モータ駆動回路、および、モータ駆動システム

【課題】マイコンの限られた数のポートに対して伝達するモータの情報の種類を増加させることが可能なモータ駆動回路を提供する。
【解決手段】モータ駆動回路は、外部のマイコンとの通信に基づいて、モータの駆動を制御する。モータ駆動回路は、モータに流れるモータ電流に応じたアナログ信号をA/D変換し、このA/D変換により得られた第1のデジタル信号を出力するADコンバータを備える。モータ駆動回路は、第1のデジタル信号に基づいて、モータの回転数に応じた第2のデジタル信号を出力する回転数情報生成回路を備える。モータ駆動回路は、第2のデジタル信号をマイコンに出力する入出力回路を備える。回転数情報生成回路は、第2のデジタル信号の周期を、モータの回転数に関連づけた値に設定し、且つ、第2のデジタル信号のデューティ比を、モータの駆動に関する情報に関連づけた値に設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、モータ駆動回路、および、モータ駆動システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、モータを駆動するモータ駆動システムは、モータ駆動回路と、マイコンと、ドライバから構成される。
【0003】
通常、モータ駆動回路は、モータの回転数をマイコンに入力する。
【0004】
モータ駆動システムが適用されるアプリケーションによっては、モータの電流、電圧、および、電力等のモータの情報の出力が必要である場合がある。
【0005】
しかし、モータ駆動回路とマイコンとの間の通信は、モータ駆動の制御に割り当てられたマイコンのポートの数(例えば、1個)で制限され、伝達できる情報の種類も制限される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2008−245378
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
マイコンの限られた数のポートに対して伝達するモータの情報の種類を増加させることが可能なモータ駆動回路を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施例に従ったモータ駆動回路は、外部のマイコンとの通信に基づいて、モータの駆動を制御する。モータ駆動回路は、前記モータに流れるモータ電流に応じたアナログ信号をA/D変換し、このA/D変換により得られた第1のデジタル信号を出力するADコンバータを備える。モータ駆動回路は、ADコンバータから出力された第1のデジタル信号に基づいて、前記モータの回転数に応じた第2のデジタル信号を出力する回転数情報生成回路を備える。モータ駆動回路は、第2のデジタル信号を前記マイコンに出力する入出力回路を備える。回転数情報生成回路は、第2のデジタル信号の周期を、前記モータの回転数に関連づけた値に設定し、且つ、前記第2のデジタル信号のデューティ比を、前記モータの駆動に関する情報に関連づけた値に設定する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は、実施例1に係るモータ駆動システム1000の構成の一例を示す図である。
【図2】図2は、図1に示すモータMに流れるモータ電流の波形の一例を示す図である。
【図3】図3は、図2に示すモータ電流Imの波形に対応する第2のデジタル信号FGの波形の一例を示す図である。
【図4】図4は、図2に示すモータ電流Imの波形に対応する第2のデジタル信号FGの波形の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、各実施例について図面に基づいて説明する。なお、以下の実施例では、3相の駆動電圧により回転数が制御される3相モータの制御に適用した場合について説明する。しかし、駆動電圧により回転数が制御される他の種類のモータについても同様に適用することができる。
【実施例1】
【0011】
図1は、実施例1に係るモータ駆動システム1000の構成の一例を示す図である。
【0012】
図1に示すように、モータ駆動システム1000は、モータ駆動回路100と、ドライバ200と、マイコン300と、モータMと、抵抗RU、RV、RWと、分圧抵抗R1、R2と、直流電源VDDと、を備える。
【0013】
このモータ駆動システム1000は、例えば、エアコンや冷蔵庫等の製品に使用されるファンやコンプレッサの駆動用に適用される。
【0014】
マイコン300は、第2のデジタル信号(回転数情報信号)FGに基づいて、モータMの回転数を規定する回転数制御信号SRを、入出力回路に出力するようになっている。
【0015】
また、直流電源VDDは、ドライバ200に電源電圧Vdを出力するようになっている。
【0016】
分圧抵抗R1、R2は、直流電源VDDと接地との間に直列に接続されている。この分圧抵抗R1、R2は、直流電源VDDの出力電圧(電源電圧Vd)を分圧し、この分圧した電圧Vdcを出力するようになっている。
【0017】
モータMは、本実施例では、3相モータである。既述のように、モータMは、駆動電圧により回転数が制御される他の種類のモータであってもよい。
【0018】
ドライバ200は、一端が直流電源VDDに接続され、他端が抵抗RU、RV、RWを介して接地に接続されている。このドライバ200は、駆動制御信号SU、SX、SV、SY、SW、SZに応じて、モータMに対して電源電圧Vdを3相の駆動電圧U、V、Wで供給するようになっている。
【0019】
このドライバ200は、例えば、図1に示すように、6個のnMOSトランジスタ2a〜3fと、6個のダイオード2g〜2lを有する。
【0020】
駆動制御信号SUがゲートに入力されるnMOSトランジスタ2aと駆動制御信号SXがゲートに入力されるnMOSトランジスタ2bとは、直流電源10と接地との間に直列に接続されている。このnMOSトランジスタ2aとnMOSトランジスタ2bとの間の端子がモータMのU相のコイルに接続されている。この端子から駆動電圧UがU相のコイルに供給される。
【0021】
なお、ダイオード2gは、nMOSトランジスタ2aのドレイン/ソースに、カソード/アノードが接続されている。また、ダイオード2hは、nMOSトランジスタ2bのドレイン/ソースに、カソード/アノードが接続されている。
【0022】
また、駆動制御信号SVがゲートに入力されるnMOSトランジスタ2cと駆動制御信号SYがゲートに入力されるnMOSトランジスタ2dとは、直流電源10と接地との間に直列に接続されている。このnMOSトランジスタ2cとnMOSトランジスタ2dとの間の端子がモータMのV相のコイルに接続されている。この端子から駆動電圧VがV相のコイルに供給される。
【0023】
なお、ダイオード2iは、nMOSトランジスタ2cのドレイン/ソースに、カソード/アノードが接続されている。また、ダイオード2jは、nMOSトランジスタ2dのドレイン/ソースに、カソード/アノードが接続されている。
【0024】
また、駆動制御信号SWがゲートに入力されるnMOSトランジスタ2eと駆動制御信号SZがゲートに入力されるnMOSトランジスタ2fとは、直流電源10と接地との間に直列に接続されている。このnMOSトランジスタ2eとnMOSトランジスタ2fとの間の端子がモータMのW相のコイルに接続されている。この端子から駆動電圧WがW相のコイルに供給される。
【0025】
なお、ダイオード2kは、nMOSトランジスタ2eのドレイン/ソースに、カソード/アノードが接続されている。また、ダイオード2lは、nMOSトランジスタ2fのドレイン/ソースに、カソード/アノードが接続されている。
【0026】
モータMは、これらの3相の駆動電圧U、V、Wにより、3相のコイルに電流が流れて、駆動するようになっている。
【0027】
なお、抵抗RU、RV、RWは、それぞれ、nMOSトランジスタ2b、2d、2fと接地との間に接続されている。すなわち、モータMのコイルを流れた電流が抵抗RU、RV、RWを流れることになる。したがって、この抵抗RU、RV、RWの電圧または電流であるアナログ信号ImU、ImV、ImWは、モータM(モータMのコイル)に流れるモータ電流Imに応じたものとなる。
【0028】
また、モータ駆動回路100は、外部のマイコン300との通信に基づいて、駆動制御信号SU、SX、SV、SY、SW、SZによりドライバ200を制御(モータMに対する3相の駆動電圧U、V、Wを制御)して、モータMの駆動を制御するようになっている。
【0029】
ここで、モータ駆動回路100は、例えば、図1に示すように、回転数情報生成回路1と、入出力回路2と、駆動制御信号生成回路3と、ADコンバータ4と、を有する。
【0030】
入出力回路2は、マイコン300と接続されており、マイコン300と通信可能になっている。
【0031】
この入出力回路2は、マイコン300から出力された回転数制御信号SRを受信し、駆動制御信号生成回路3に出力するようになっている。また、入出力回路2は、回転数情報生成回路1から出力された第2のデジタル信号FGをマイコン300に出力するようになっている。
【0032】
なお、この入出力回路2との通信に割り当てられた、マイコン300のポートの数は、例えば、1個である。
【0033】
また、ADコンバータ4は、モータM(モータMのコイル)に流れるモータ電流Imに応じたアナログ信号(電流、電圧)ImU、ImV、ImWをA/D変換し、このA/D変換により得られた第1のデジタル信号を出力するようになっている。
【0034】
また、ADコンバータ4は、直流電源VDDから供給されモータMを駆動するための電源電圧Vdを分圧抵抗R1、R2により分圧した電圧Vdcが、入力されている。そして、ADコンバータ4は、電源電圧Vdに応じた電圧値(電圧Vdc)を、デジタル信号に変換して出力するようになっている。
【0035】
ここで、図2は、図1に示すモータMに流れるモータ電流の波形の一例を示す図である。
【0036】
図2に示すように、モータ電流Imは、モータMの回転に同期して、正弦波状に周期的に振幅が変化する。すなわち、モータ電流Imの振幅の周期t1、t2、t3を検出することにより、モータMの回転数を取得することができる。
【0037】
また、図1に示すように、回転数情報生成回路1は、ADコンバータ4から出力された第1のデジタル信号に基づいて、得られた該モータ電流Imの波形からモータMの回転数を検出し、検出されたモータMの回転数に応じた第2のデジタル信号FGを出力するようになっている。
【0038】
この回転数情報生成回路1は、第2のデジタル信号FGの周期を、検出されたモータMの回転数に関連づけた値に設定し、且つ、第2のデジタル信号FGのデューティ比を、モータMの駆動に関する情報に関連づけた値に設定するようになっている。
【0039】
ここで、図3は、図2に示すモータ電流Imの波形に対応する第2のデジタル信号FGの波形の一例を示す図である。
【0040】
図3において、第2のデジタル信号FGの周期t1、t2、t3は、検出されたモータMの回転数に関連づけた値に設定されている。さらに、第2のデジタル信号FGの周期t1、t2、t3に対して、“High”レベルの期間t1a、t2a、t3aは、デューティ比D1(=t1a/t1)、D2(=t2a/t2)、D3(=t3a/t3)がモータMの駆動に関する情報に関連づけた値になるように、設定される。
【0041】
なお、図3に示す例では、モータ電流Imの周期と第2のデジタル信号の周期とが同じになるように設定しているが、少なくとも、モータ電流Imの周期と第2のデジタル信号の周期とが一対一に対応するように設定すればよい。
【0042】
ここで、例えば、マイコン300は、モータMの駆動に関する情報とデューティ比の値との関係が予め格納されたテーブル(図示せず)等に基づいて、入力された第2のデジタル信号FGのデューティ比の値に対応するモータMの駆動に関する情報を取得する。
【0043】
なお、モータMの駆動に関する該情報は、例えば、モータ電流Im、モータMに印加されている電圧、または、モータMで消費されている電力の何れかである。
【0044】
なお、回転数情報生成回路1は、アナログ信号ImU、ImV、ImWおよび電圧Vdcに対応する第1のデジタル信号に基づいて、モータMに印加されている電圧、または、モータMで消費されている電力を取得することができるようになっている。
【0045】
また、モータMの駆動に関する該情報は、モータ電流Imが予め設定された基準値よりも大きいことを示すエラー信号、モータMに印加される電圧が予め設定された基準値よりも高いことを示すエラー信号、または、モータMで消費されている電力が予め設定された基準値よりも大きいことを示すエラー信号の何れかであってもよい。
【0046】
なお、マイコン300は、第2のデジタル信号FGに該エラー信号が含まれている場合に、モータMの回転を停止させるように回転数制御信号SRを出力するようにしてもよい。
【0047】
このように、モータ駆動回路100によれば、第2のデジタル信号FGにモータMの回転数の情報とモータ電流等のモータMの駆動に関する情報を含ませることができる。すなわち、マイコン300の限られた数のポートに対して伝達するモータMの情報の種類を増加させることができる。
【0048】
また、回転数情報生成回路1は、例えば、第2のデジタル信号FGのデューティ比に関連づけているモータMの駆動に関する情報の内容を変更(例えば、該モータ電流からモータMに印加されている電圧に変更)する場合には、第2のデジタル信号FGのデューティ比をモータMの駆動に関する情報の内容が変更されることを示す切替値に設定する。その後、回転数情報生成回路1は、変更後のモータMの駆動に関する情報に関連づけた第2のデジタル信号FGのデューティ比に設定する。
【0049】
例えば、図3において、デューティ比D2が該切替値である場合、デューティ比D1が変更前のモータMの駆動に関する情報(例えば、該モータ電流)に関連付けられ、デューティ比D3が変更後のモータMの駆動に関する情報(例えば、モータMに印加されている電圧)に関連付けられる。
【0050】
この場合、例えば、マイコン300は、第2のデジタル信号FGのデューティ比が該切替値であることを検出した場合には、その後に入力される第2のデジタル信号FGのデューティ比の値に対応するモータの駆動に関する情報の内容が変更(例えば、該モータ電流からモータMに印加されている電圧に変更)されていると認識する。
【0051】
そして、マイコン300は、例えば、既述のテーブルの内容を変更し、この変更後のテーブルに基づいて、該切替値を検出した後に入力された第2のデジタル信号FGのデューティ比の値に対応するモータMの駆動に関する情報を取得することができる。
【0052】
このように、モータ駆動回路100によれば、第2のデジタル信号FGにモータMの回転数の情報とモータ電流等のモータMの駆動に関する情報を含ませ、さらに、モータMの駆動に関する情報を変更することもできる。
【0053】
また、図1に示すように、駆動制御信号生成回路3は、マイコン300から入出力回路2を介して入力された、モータMの回転数を規定する回転数制御信号SRに基づいて、モータMを回転数制御信号SRにより規定された回転数で駆動するための既述の駆動制御信号SU、SX、SV、SY、SW、SZを生成する。
【0054】
なお、既述の図3では、第2のデジタル信号FGの1周期の“High”レベルの期間は連続しているが、図4に示すように、第2のデジタル信号FGのパルスを規定値よりも小さい複数のパルスに分割するようにしてもよい。この場合、回転数情報生成回路1は、この分割されたパルスに対して、特有なモータMの駆動に関する情報を関連付けるようにしてもよい。
【0055】
以上のように、本実施例1に係るモータ駆動回路100によれば、マイコンの限られた数のポートに対して伝達するモータの情報の種類を増加させることができる。
【0056】
また、モータ駆動回路100は、1つのデジタル信号の出力で2つの情報を出力できるため、マイコンの複雑な制御に対応でき、様々なアプリケーションに対応することができる。
【0057】
また、マイコンとモータ駆動回路100の配線数を削減できる。
【0058】
また、出力端子数(ポート数)が削減でき、パッケージの小型化や低コスト化を図ることができる。
【0059】
なお、実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。
【符号の説明】
【0060】
100 モータ駆動回路
200 ドライバ
300 マイコン
1000 モータ駆動システム
M モータ
RU、RV、RW 抵抗
R1、R2 分圧抵抗
VDD 直流電源

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部のマイコンとの通信に基づいて、モータの駆動を制御するモータ駆動回路であって、
前記モータに流れるモータ電流に応じたアナログ信号をA/D変換し、このA/D変換により得られた第1のデジタル信号を出力するADコンバータと、
前記ADコンバータから出力された第1のデジタル信号に基づいて、前記モータの回転数に応じた第2のデジタル信号を出力する回転数情報生成回路と、
前記第2のデジタル信号を前記マイコンに出力する入出力回路と、を備え、
前記回転数情報生成回路は、
前記第2のデジタル信号の周期を、前記モータの回転数に関連づけた値に設定し、且つ、前記第2のデジタル信号のデューティ比を、前記モータの駆動に関する情報に関連づけた値に設定する
ことを特徴とするモータ駆動回路。
【請求項2】
前記モータの駆動に関する前記情報は、前記モータ電流、前記モータに印加されている電圧、または、前記モータで消費されている電力の何れかである
ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路。
【請求項3】
前記モータの駆動に関する前記情報は、前記モータ電流が予め設定された基準値よりも大きいことを示すエラー信号、前記モータに印加される電圧が予め設定された基準値よりも高いことを示すエラー信号、または、前記モータで消費されている電力が予め設定された基準値よりも大きいことを示すエラー信号の何れかである
ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路。
【請求項4】
前記マイコンから前記入出力回路を介して入力された、前記モータの回転数を規定する回転数制御信号に基づいて、前記モータを前記回転数制御信号により規定された回転数で駆動するための駆動制御信号を生成する駆動制御信号生成回路をさらに備える
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のモータ駆動回路。
【請求項5】
前記回転数情報生成回路は、
前記第2のデジタル信号のデューティ比に関連づけている前記モータの駆動に関する情報の内容を変更する場合には、前記第2のデジタル信号のデューティ比を前記モータの駆動に関する情報の内容が変更されることを示す切替値に設定し、その後、変更後の前記モータの駆動に関する情報に関連づけた前記第2のデジタル信号のデューティ比に設定する
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のモータ駆動回路。
【請求項6】
モータと、
前記モータを駆動するための駆動電圧を前記モータに供給するドライバと、
外部のマイコンとの通信に基づいて、駆動制御信号により前記ドライバを制御することにより、前記モータの駆動を制御するモータ駆動回路と、を備え、
前記モータ駆動回路は、
前記モータに流れるモータ電流に応じたアナログ信号をA/D変換し、このA/D変換により得られた第1のデジタル信号を出力するADコンバータと、
前記ADコンバータから出力された前記第1のデジタル信号に基づいて、前記モータの回転数に応じた第2のデジタル信号を出力する回転数情報生成回路と、
前記第2のデジタル信号を前記マイコンに出力する入出力回路と、を有し、
前記回転数情報生成回路は、
前記第2のデジタル信号の周期を、前記モータの回転数に関連づけた値に設定し、且つ、前記第2のデジタル信号のデューティ比を、前記モータの駆動に関する情報に関連づけた値に設定する
ことを特徴とするモータ駆動システム。
【請求項7】
前記第2のデジタル信号に基づいて、前記モータの回転数を規定する回転数制御信号を、前記入出力回路に出力する前記マイコンをさらに備え、
前記モータ駆動回路は、
前記マイコンから前記入出力回路を介して入力された、前記モータの回転数を規定する回転数制御信号に基づいて、前記モータを前記回転数制御信号により規定された回転数で駆動するための駆動制御信号を生成する駆動制御信号生成回路をさらに有する
ことを特徴とする請求項6に記載のモータ駆動システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−200121(P2012−200121A)
【公開日】平成24年10月18日(2012.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−64067(P2011−64067)
【出願日】平成23年3月23日(2011.3.23)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】