説明

リアルサイズパッケージソケット

【課題】LSIなどの半導体デバイスや電子部品をプリント基板に実装する場合と同一配置を可能に挿着するリアルサイズパッケージソケットを提供する。
【解決手段】 高周波特性を有するLSIなどの半導体デバイスや電子部品をプリント基板1に直接実装する場合と同一配置を可能にして着脱自在に挿着するリアルサイズパッケージソケット10であって、半導体デバイス2の下面に備えられた複数の接続端子2aのそれぞれに対向して、電気的に導通可能に配置された複数のスパイラル状接触子3と、複数のスパイラル状接触子3を互いに電気的に絶縁する絶縁材5から形成され、複数の接続端子2aを位置決め可能にガイドする複数のガイド穴4aを設けたガイドフレーム4と、を備えたことを特徴とするリアルサイズパッケージソケット10である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子デバイスを着脱自在に実装するリアルサイズパッケージソケットに関し、特に、LSIなどの半導体デバイスや電子部品をプリント基板に実装する場合と同一配置で着脱自在の挿着を可能にするリアルサイズパッケージソケットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電子回路プリント基板には半田リフローなどによってLSIなどの半導体素子が実装されており、検査工程で不具合が検出された場合には半田を溶融させるなどの手段によってプリント基板から半導体素子を取り外していた。
【0003】
図6は、従来のICソケットの構成を示し、(a)は(b)に示すC−C線の縦断面図、(b)はその平面図である。図6の(a)に示すように、BGA(Ball Grid Array)パッケージ214には球状の接続端子201が設けられている。ソケット本体202は、所定のピッチで上下に設けられた貫通孔203,204に弾性を有するコンタクトピン205を実装し、図示しないプリント基板にネジ止めされ取り付けられている。コンタクトピン205は、コンタクト部206、湾曲部207、端子部208から構成されており、コンタクト部206は貫通孔203に挿入されている。湾曲部207は、コンタクト部206と一端を接続し、ほぼC字状に湾曲されて撓みやすくなっており、弾力性が期待できる。
【0004】
端子部208は、その一端が湾曲部207の他端に接続され、端子部208の他端が貫通孔204に挿入され、図示しないプリント基板に圧着されて電気的に接続されている。弾性ゴム209は、弾性体、例えば、シリコンゴムでシート状に形成されてソケット本体202の上面に取り付けられ、コンタクトピン205が挿入される貫通孔210が設けられている。フレキシブルプリント基板211は、弾性体のゴム209の上面に取り付けられ、球状の接続端子201に電気的に接続するとともに、コンタクトピン205に電気的に接続するスルーホール導体212を有している。
【0005】
また、フレキシブルプリント基板211には、図6の(b)に示すように、複数の孔213が設けられている。スルーホール導体212は、フレキシブルプリント基板211の上下にランドが形成されてランド同士を電気的に接続する。例えば、銅に金メッキが施されて球状の接続端子201の直径の8割ぐらいの大きさの直径に設定されている。
【0006】
このような構成において、BGAパッケージ214が上部から押し付けられてフレキシブルプリント基板211と弾性ゴム209とが変形し、球状の接続端子201がスルーホール導体212の孔に導かれる。さらに、BGAパッケージ214が押されると、球状の接続端子201を介して、フレキシルブルプリント基板211が押されて弾性ゴム209が変形する。
さらに押されることによって、弾性ゴム209が変形するとともに、フレキシブルプリント基板211のスルーホール導体212がコンタクトピン205のコンタクト部206に接触する。
【0007】
さらに押されて、コンタクトピン205の湾曲部207が変形し、球状の接続端子201とコンタクトピン205の電気的接続がスルーホール導体212を介して実現される。
この結果、球状の接続端子201と、スルーホール導体212と、コンタクトピン205とが電気的に接続できて、BGAパッケージ214と図示しないプリント基板との電気的接続が行なわれる。これによって、ICテスタはBGAパッケージ214の特性試験を行う。
【0008】
このように、弾性ゴム209が、フレキシブルプリント基板211のスルーホール導体212を柔軟に上下動させる。そして、BGAパッケージ214の球状の接続端子201をスルーホール導体212の孔に挿入して、球状の接続端子201と、スルーホール導体212と、コンタクトピン205との電気的接続を行なうことができる。
また、BGAパッケージ214に反りがあっても、弾性ゴム209で吸収することができる。
また、図6の(b)に示すように、フレキシブルプリント基板211には空気孔213が設けられているので、フレキシブルプリント基板211のスルーホール導体212を、個別に大きく上下動させることができる(例えば、特許文献1参照)。
【0009】
図7は、ソケットにLSIを装着する前の状態を示す断面図である。図7に示すように、押えカバー301の側部に回転可能なロックレバー302を取り付け、このロックレバー302の先端をベースハウジング303の側面対応位置に設けた突起304に係合させることによって、LSI305を押圧状態で固定している(例えば、特許文献2参照)。
【0010】
【特許文献1】特開2005−166477号公報(段落番号「0013〜0020」、図1、図2)
【特許文献2】実公平6−20309号公報(第1図、第2図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかしながら、前記ソケットは、球状の接続端子をスルーホール導体に接触させて電気的導通を図るための実装用のソケットであり、半田リフローをして接合させるため省スペースにできないという問題があった。
また、着脱自在にするためのロックレバーや突起を必要とし、やはりリアルサイズではないといった問題があった。
【0012】
そこで、本発明は前記問題を解決するために創案されたものであり、LSIなどの半導体デバイスや電子部品をプリント基板に実装する場合と同一配置を可能に挿着するリアルサイズパッケージソケットを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
前記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、高周波特性を有するLSIなどの半導体デバイス(2)や電子部品(8)を、プリント基板(1)に直接実装する場合と同一配置を可能にして着脱自在に挿着するリアルサイズパッケージソケット(10)であって、前記半導体デバイス(2)の下面に備えられた複数の接続端子(2a)のそれぞれに対向して、電気的に導通可能に配置された複数のスパイラル状接触子(3)と、前記複数のスパイラル状接触子(3)を互いに電気的に絶縁する絶縁材(5)から形成され、前記複数の接続端子(2a)を位置決め可能にガイドする複数のガイド穴(4a)を設けたガイドフレーム(4)と、を備えたことを特徴とする。
【0014】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のリアルサイズパッケージソケット(10)であって、前記ガイド穴(4a)は、前記ガイドフレーム(4)の表面に対して前記接続端子(2a)を挿入可能な開口部(12)と前記接続端子(2a)との間にクリアランスを有して奥に向かって拡径した形状を備えたことを特徴とする。
【0015】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のリアルサイズパッケージソケット(10)であって、前記開口部(12)の縦断面形状は円錐台形状であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
請求項1に係る発明によれば、LSIなどの半導体デバイスや電子部品を電気回路プリント基板に実装する場合と同一配置を可能にしたリアルサイズのシミュレータ等に着脱自在に挿着するリアルサイズパッケージソケットは、半導体デバイスの複数の接続端子を、ガイドフレームの上面に設けられた複数のガイド孔に挿入することによって、複数の接続端子を位置決め可能にガイドして、ガイドフレームに固定することができると共に、ガイド孔に配置されたスパイラル状接触子と電気的に導通可能にすることができる。これによって、LSIなどの半導体デバイスや電子部品を電気回路プリント基板に実装する場合と同一配置を可能に挿着するリアルサイズパッケージソケットを提供することができる。
【0017】
請求項2に係る発明は、ガイド孔が接続端子をガイドフレームの表面に対して等価投影した形状に形成された開口であるため、複数の接続端子をソケットに容易に固定することができる。また、開口が奥に向かって拡径した形状であるため、容易に着脱自在に装着することができる。これによって、LSIなどの半導体デバイスや電子部品を電気回路プリント基板に実装する場合と同一配置を可能にしたリアルサイズのシミュレータ等に挿着するリアルサイズパッケージソケットを提供することができる。
【0018】
請求項3に係る発明は、ガイド孔が、ガイドフレームの表面に円形状に開口されているため、球状の接続端子を容易に位置決めして嵌合することができる。これによって、LSIなどの半導体デバイスや電子部品を電気回路プリント基板に実装する場合と同一配置を可能にしたリアルサイズのシミュレータ等に挿着するリアルサイズパッケージソケットを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
<第1実施の形態>
本発明の第1実施の形態に係るリアルサイズパッケージソケットについて、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1実施の形態に係るリアルサイズパッケージソケットを備えたプリント基板の概略を示す正面図である。
図1に示すように、リアルサイズパッケージソケット10は、LSIなどの半導体デバイス2を直接、プリント基板1に接合する場合とほぼ同一寸法で挿着することができ、さらに、LSIなどの半導体デバイス2や電子部品8をプリント基板1に実装する場合と同一配置で着脱自在に挿着することができる。このリアルサイズパッケージソケット10は、プリント基板1の表面に電気的に接続されて配置されている。
例えば、LSI2が、白抜き矢印に示すように、このリアルサイズパッケージソケット10に着脱自在に装着される。このようなリアルサイズパッケージソケット10が、抵抗やコンデンサなどの電子部品8とともにプリント基板1上に複数配設されている。
【0020】
図2は、図1に示すA部の拡大図であり、図2の(a)は平面図、図2の(b)はB―B線の断面図である。
図2の(a)に示すように、リアルサイズパッケージソケット10のガイドフレーム4には複数のガイド穴4aが開口している。このガイド穴4aは、相手部品の接続端子2aがガイドフレーム4の上面に同一配置された形状に開口部12が設けられている。すなわち、このガイド穴4aは、本実施の形態では球状の接続端子2aを適用しているため円形状に開口されており、接続端子2aの直径と比較して若干大きいサイズになっている。
【0021】
また、図2の(b)に示すように、このガイド穴4aの開口部12は奥に向かって拡径した形状に形成されている。このように、裾野が拡がった円錐形状のスパイラル状接触子3を収納するのに都合よい。
また、このガイド穴4aはガイドフレーム4に設けられており、ガイドフレーム4は、ポリイミドの薄膜7上に積層されている。このポリイミドの薄膜7は、絶縁材であり、コア基板5の上に、表面に露出する必要のない部分の配線やランド1aを覆って設けられている。
【0022】
さらに、プリント基板1の上面にはランド1aを備えている。これらのランド1aは内壁面に金メッキ5aを施したスルーホール9によって電気的に接続されている。この金メッキ5a上の両面にそれぞれスパイラル状接触子3,3が電気的に導通して接合されている。
【0023】
このように、リアルサイズパッケージソケット10の下面にもスパイラル状接触子3が設けられているため、リアルサイズパッケージソケット10をプリント基板1に取り付けるときに、このスパイラル状接触子3をランド1aに位置決めして電気的に導通させている。このあと、リアルサイズパッケージソケット10の周囲を接着剤6で固定している。
【0024】
このとき、コア基板5の上面側のスパイラル状接触子3は上方へ膨らんだ凸形の円錐形状を保っているが、下面側のスパイラル状接触子3は、金メッキ5a面とランド1a面との間で、自然には円錐形状であったものが平面状に押圧されている。接着剤6の材料はエポキシ樹脂を用いているが、これに限るものではない。
【0025】
次に、本実施の形態に係るリアルサイズパッケージソケットの動作を説明する。
図3は、リアルサイズパッケージソケット、およびLSIを示し、図3の(a)はLSIをリアルサイズパッケージソケットに挿入する前の断面図であり、図3の(b)は挿入後の断面図である。
【0026】
図3の(a)(b)に示すように、リアルサイズパッケージソケット10は、LSI(半導体デバイス)2の下面に備えられた複数の球状の接続端子2aのそれぞれに対応して、電気的に導通可能に配置された複数のスパイラル状接触子3と、複数のスパイラル状接触子3を互いに電気的に絶縁して、電気的な絶縁材から形成されたガイドフレーム4と、複数の接続端子2aを位置決め可能にガイドする複数の円形状のガイド穴4aとを備えていることにより、図3の(b)に示すように、ガイド穴4aが接続端子2aを位置決めする。
その結果、LSI2は、リアルサイズパッケージソケット10に電気的に導通して着脱自在に装着される。
【0027】
図4は、LSIをリアルサイズパッケージソケット10に電気的に導通して確実に保持される様子を説明する図であり、図4の(a)はリアルサイズパッケージソケット、およびLSIの断面図、図4の(b)は(a)に示すe部の拡大図である。
図4の(a)に示すように、LSI(半導体デバイス)2をリアルサイズパッケージソケット10に押圧力Fで押圧すると、接続端子2aによってスパイラル状接触子3が撓み、付勢力fを発生させる。したがって、LSI2をリアルサイズパッケージソケット10へ装着するには、F>Σfであればよい。つまり、装着は、スパイラル状接触子3の付勢力fに抗して押圧力Fで押圧することになる。
取り外しは、この押圧力Fを解除することにより、スパイラル状接触子3の付勢力fによって離脱される。
【0028】
このように、LSI2などの半導体デバイスや電子部品をプリント基板1に実装する場合と着脱自在に挿着するリアルサイズパッケージソケット10は、半導体デバイス2の下面に備えられた複数の接続端子2aを、ガイドフレーム4の上面に設けられた複数のガイド穴4aに挿入することによって、複数の接続端子2aを位置決め可能にガイドしてガイドフレーム4に固定することができるとともに、ガイド穴4aに配置されたスパイラル状接触子3と電気的に導通することができる。
その結果、LSIなどの半導体デバイス2や電子部品をプリント基板1に実装する場合と同一配置を可能にして着脱自在に挿着するリアルサイズパッケージソケット10を提供することができる。
【0029】
また、円形状に開口されたガイド穴4aが接続端子2aをガイドフレーム4の表面に対して同一配置した開口部12が形成されたため、球状の接続端子2aを容易に位置決めができるとともに、複数の接続端子2aをソケット(リアルサイズパッケージソケット)10に容易に装着することができる。
【0030】
これにより、リアルサイズパッケージソケット10は、LSIなどの半導体デバイスや電子部品をプリント基板に実装する場合と同一配置で、プリント基板のリアルサイズのシミュレータ等に着脱自在に挿着することができる。
また、リアルサイズパッケージソケットを用いてリアル実装状態で特性検査を行なことができるため、短時間でのデバッグが可能である。
【0031】
<第2実施の形態>
本発明の第2実施の形態に係るリアルサイズパッケージソケットについて、図面を参照して説明する。第2実施の形態が前記した第1実施の形態と異なる点は、第1実施の形態では接続端子を球状としたが、第2実施の形態ではそれをランド状とした。
なお、第1実施の形態と重複する部分は同符号を付して、その説明は省略する。
【0032】
図5は、第2実施の形態に係るリアルサイズパッケージソケット、およびLSIを示し、図5の(a)はLSIをリアルサイズパッケージソケットに挿入する前の断面図であり、図5の(b)は挿入後の断面図である。
図5の(a)(b)に示すように、リアルサイズパッケージソケット11は、LSI(半導体デバイス)22の下面に備えられた複数のランド状の接続端子22aのそれぞれに対応して、電気的に導通可能に配置された複数のスパイラル状接触子3と、複数のスパイラル状接触子3を互いに電気的に絶縁して、電気的な絶縁材から形成されたガイドフレーム24と、複数の接続端子22aを位置決め可能にガイドする複数のガイド穴24aとを備えていることによって、図5の(b)に示すように、ガイド穴24aが接続端子22aを位置決めする。これによって、接続端子22aがランド状であってもLSI22は、リアルサイズパッケージソケット11に電気的に導通して確実に保持される。
【0033】
以上、好ましい実施の形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することのない範囲内において適宜の変更が可能である。例えば、本実施の形態では、ガイド穴4aは、円形状に限らず、四角形状、三角形状、楕円形状などに開口されても良い。さらに、接続端子の横断面を同一配置の開口部であれば、その他の形状でも構わない。
また、ランド状の接続端子22aの横断面は、円形状、四角形状、三角形状などで形成されており、ガイド穴24aは、ガイドフレームの表面に対して接続端子22aを同一配置にした配置に開口部が設けられており、それぞれの形状に合わせて、円形状、四角形状、三角形状などで形成されている。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】第1実施の形態に係るリアルサイズパッケージソケットを設けたプリント基板の正面図である。
【図2】図1に示すA部の拡大図であり、(a)は平面図、(b)はB―B線の断面図である。
【図3】第1実施の形態を示し、(a)はLSIを挿入する前の断面図であり、(b)は挿入後の断面図である。
【図4】(a)はリアルサイズパッケージソケット、および、LSIの断面図、(b)は(a)に示すe部の拡大図である。
【図5】第2実施の形態を示し、(a)はLSIを挿入する前の断面図であり、(b)は挿入後の断面図である。
【図6】従来例を示し、(a)は(b)に示すC−C線の縦断面図、(b)はその平面図である。
【図7】従来例の押えカバーを固定するためのロックレバーと突起を示す断面図である。
【符号の説明】
【0035】
1 プリント基板
1a 配線(ランド)
2,22 半導体デバイス(LSI)
2a,22a 接続端子
3 スパイラル状接触子
4,24 ガイドフレーム(ガラスエポキシ)
4a,24a ガイド穴
5 絶縁材(コア基板)
5a Auめっき(金メッキ)
6 接着剤(エポキシ樹脂)
7 ポリイミド
8 電子部品
9 スルーホール
10,11 リアルサイズパッケージソケット
12 開口部



【特許請求の範囲】
【請求項1】
高周波特性を有するLSIなどの半導体デバイス(2)や電子部品(8)をプリント基板(1)に直接実装する場合と同一配置を可能にして着脱自在に挿着するリアルサイズパッケージソケット(10)であって、
前記半導体デバイス(2)の下面に備えられた複数の接続端子(2a)のそれぞれに対向して、電気的に導通可能に配置された複数のスパイラル状接触子(3)と、
前記複数のスパイラル状接触子(3)を互いに電気的に絶縁する絶縁材(5)から形成され、前記複数の接続端子(2a)を位置決め可能にガイドする複数のガイド穴(4a)を設けたガイドフレーム(4)と、
を備えたことを特徴とするリアルサイズパッケージソケット(10)。
【請求項2】
前記ガイド穴(4a)は、前記ガイドフレーム(4)の表面に対して前記接続端子(2a)を挿入可能な開口部(12)と前記接続端子(2a)との間にクリアランスを有して奥に向かって拡径した形状を備えたことを特徴とする請求項1に記載のリアルサイズパッケージソケット(10)。
【請求項3】
前記開口部(12)の縦断面形状は円錐台形状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリアルサイズパッケージソケット(10)。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−287551(P2007−287551A)
【公開日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−115648(P2006−115648)
【出願日】平成18年4月19日(2006.4.19)
【出願人】(501348955)株式会社アドバンストシステムズジャパン (56)
【Fターム(参考)】