説明

ロータのエンドプレート、および回転電機

【課題】回転電機をより効率よく冷却させる。
【解決手段】回転電機は、ステータ12と、ロータ14と、を備える。ロータ14の軸方向の端部に配置されるエンドプレート20は、外周部分に、ロータ14の径方向に放射状に延びる径方向壁であって、周方向に複数配置された、径方向壁と、隣り合う径方向壁を繋ぐように周方向に配置された、周方向壁42と、を備える。エンドプレート20の外周部分には、径方向壁と周方向壁42とで区画された凹形状の溝44が形成されており、エンドプレート20の軸方向端面は、少なくとも周方向壁42の端部側が隆起するように傾斜していることが好ましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロータのエンドプレート、および回転電機に関する。
【背景技術】
【0002】
ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両には一般に、モータおよび/または発電機として機能し得る回転電機を備える。図4,5に例示する回転電機200は、内側に中空部分を形成するように配設されたステータ112と、ステータ112の中空部分に配置され、シャフト116を軸としてステータ112と対面して回転可能なロータ114とを備える。ロータ114の端部には、シャフト116の回転に伴いロータ114とともに回転するエンドプレート118,120が配置、固定されている。回転電機200の作動時には、シャフト116を回転軸の軸心としてエンドプレート118,120を含むロータ114が回転し、発熱する。
【0003】
回転電機の作動に伴うステータやロータの過熱を抑えるために、例えば、コイルエンドなどの冷却対象に向けて冷却媒体を噴出/吐出させる回転電機の冷却技術が開示されている(例えば特許文献1〜7)。
【0004】
特許文献1,2には、エンドプレートの、シャフトに対して周方向に複数の貫通孔を設け、ロータの回転速度に応じて異なる貫通孔から冷却媒体を冷却対象に向けて噴出させることについて開示されている。
【0005】
特許文献3には、エンドプレートの、ロータコアの軸方向に対向する側面に、冷却剤案内部としての溝が形成されているモータ冷却構造について開示されている。
【0006】
特許文献4には、回転電機のコイルエンド冷却装置において、エンドプレートとロータコア端面との間隙と、フランジ部の外周面とを、ロータ回転軸方向に対して斜めに傾斜する冷媒孔を設けたものについて開示されている。
【0007】
特許文献5には、先端がコイルエンドの軸方向中央位置に配置されたガイド部を備える回転電機について開示されている。
【0008】
特許文献6には、ステータコアの冷媒溝から、ステータコア端面とコイルエンドとの間に向けて噴出された冷媒が、冷媒ガイド部材のガイド部で受けられ、コイルエンドのステータコア端面と対向する部分の中心部に導かれるコイルエンド冷却装置について開示されている。
【0009】
特許文献7には、ロータ内に、一方端側に油孔が形成されており、シャフト内から供給される磁石を冷却する冷却オイルが流通する磁石冷却用オイル流通路と、ステータの上方に、ステータを冷却するための冷却オイルが流通するステータ冷却用オイル流通路とが設けられたモータについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2009−273285号公報
【特許文献2】特開2010−273504号公報
【特許文献3】特開2003−009467号公報
【特許文献4】特開2009−296772号公報
【特許文献5】特開2009−284603号公報
【特許文献6】特開2009−284718号公報
【特許文献7】特開2008−178243号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
ところで、図4に示す回転電機200は、冷却媒体を利用した複数の冷却機構を具備している。第1の冷却機構は、ロータ114の内部、例えばシャフト116の内部に冷却媒体を流通させた後、エンドプレート118,120から吐出された冷却媒体を、エンドプレート118,120の回転に伴う遠心力を利用してコイルエンド122bおよび/またはその近傍に飛散させる冷却機構である。図5では、経路Aとして例示している。
【0012】
一方、第2の冷却機構は、ステータ112の上方を、ロータ114の回転軸、つまりシャフト116に並行する方向に配置された冷媒流通管路124内に冷却媒体を流通させた後、冷却対象となるコイルエンド122a,122bの近傍に設けられた吐出孔124a,124bから吐出させる構成を有している。図5では、経路Bとして例示している。
【0013】
図5に例示するように、経路Aとして示す、エンドプレート120から吐出される冷却媒体は、エンドプレート120の回転により、特にコイルまたはコイルエンド122bの下方部分または内周部分に向けて飛散され、ステータ112の冷却に寄与する。しかし、エンドプレート120の回転によっては、飛散された冷却媒体をステータ112の冷却に十分に活用できない場合がありえた。
【0014】
一方、経路Bとして示す、ステータ112の上方を流通する冷却媒体は、ステータコアの端面よりも外側に突出するコイルエンド122b付近から吐出されると、コイルまたはコイルエンド122bの上方部分または外側部分を濡らしながら放熱し、回転電機の下部に降下する。しかし、構造上、コイルエンド122bの内側部分に冷却媒体を行き渡らせることは困難であり、特にコイルエンド122bの下方部分に冷却媒体を行き渡らせることは非常に困難である。
【0015】
さらに、エンドプレート120の端面形状によっては、冷却媒体がエンドプレート120を伝ってステータ112とロータ114との間のエアギャップに侵入し、ロータ114の回転効率を低下させる等の不具合も生じえた。
【0016】
本発明は、回転電機をより効率よく冷却させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明の構成は、以下の通りである。
【0018】
(1)内側部分に中空部分を形成するように配設されたステータと、前記中空部分に配置され、前記ステータと対面して回転可能なロータと、を備える回転電機において、前記ロータの軸方向の端部に配置されるエンドプレートであって、外周部分に、前記ロータの径方向に放射状に延びる径方向壁であって、周方向に複数配置された、径方向壁と、隣り合う前記径方向壁を繋ぐように周方向に配置された、周方向壁と、を備える、エンドプレート。
【0019】
(2)上記(1)に記載のエンドプレートにおいて、前記外周部分には、前記径方向壁と前記周方向壁とで区画された凹形状の溝が形成されており、軸方向端面は、少なくとも周方向壁側が隆起するように傾斜している、エンドプレート。
【0020】
(3)内側部分に中空部分を形成するように配設されたステータと、前記中空部分に配置され、前記ステータと対面して回転可能なロータと、前記ロータの軸方向の両端部分から突出するように前記ステータの端部に設けられたコイルエンドと、前記ロータの軸方向の端部に配置されるエンドプレートと、を備える回転電機であって、前記エンドプレートの外周部分に、前記ロータの径方向に放射状に延びる径方向壁であって、周方向に複数配置された、径方向壁と、隣り合う前記径方向壁を繋ぐように周方向に配置された、周方向壁と、を備える、回転電機。
【0021】
(4)上記(3)に記載の回転電機において、前記エンドプレートの外周部分には、前記径方向壁と前記周方向壁とで区画された凹形状の溝が形成されており、前記エンドプレートの軸方向端面は、少なくとも前記周方向壁の端部側が隆起するように傾斜している、回転電機。
【0022】
(5)上記(4)に記載の回転電機において、冷却媒体を前記ロータの回転軸に並行する方向に流通させるための冷媒流路をさらに備え、前記エンドプレートは、前記冷媒流路から流出し、前記凹形状の溝に一時的に貯留された冷却媒体を、前記エンドプレートの回転により冷却対象に向けて飛散するように形成されている、回転電機。
【0023】
(6)上記(3)または(4)に記載の回転電機において、前記エンドプレートは、前記ロータの内部を流通する冷却媒体を前記軸方向端面に吐出するための吐出孔を有し、前記吐出孔から吐出された前記冷却媒体を、前記エンドプレートの回転により前記冷却対象に向けて飛散するように形成されている、回転電機。
【発明の効果】
【0024】
回転電機の作動時における冷却効率を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の実施の形態における回転電機の構成の概略について説明するための図である。
【図2】図1に示す回転電機を部分的に拡大した模式図である。
【図3】図1に示すエンドプレート20のA−A断面図である。
【図4】回転電機の一例について説明するための図である。
【図5】図4に示す回転電機を部分的に拡大した模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、各図面において同じ構成については同じ符号を付し、場合によってはその説明を省略する。また、図面中および各図面間における各部材の寸法比は必ずしも実際の寸法比に一致していない。
【0027】
図1は、本発明の実施の形態における回転電機100の一例について示したものである。図2は、図1に示す回転電機100において、エンドプレート20およびその近傍の構成の概略について説明するための、部分的に拡大した模式図である。図3は、図1に示すエンドプレート20の構成の概略について説明するためのA−A断面視した図である。なお、図1に示すエンドプレート18およびその近傍の構成は、エンドプレート20およびその近傍の構成とほぼ同様とすることができるため、その説明は省略する。
【0028】
図1に例示する回転電機100は、内側部分に中空部分を形成するように配設された、固定子としてのステータ12と、ステータ12の内側部分に配置され、シャフト16を軸としてステータ12と所定の空隙、いわゆるエアギャップを隔てて対面するように回転可能な、回転子としてのロータ14とを備える。以下、シャフト16の長手方向を「軸方向」、当該軸方向に垂直な方向を「径方向」、シャフト16を軸としてロータ14が回転可能な方向(ロータ14の回転方向に対して反対方向を含む)を「周方向」と称する場合がある。また、「径方向」のうち、中心から離れて放射状に延びる方向を特に「放射方向」と称する場合もある。
【0029】
図1において、ステータ12は、ステータコア13と、ステータコア13に巻回または装着されたコイル22(「ステータコイル」とも称する)とを含み、構成されている。また、ステータ12の両端に突出するようにコイルエンド22a,22bが形成されている。一方、ロータ14は、ロータコア(図示せず)と、ロータ14の端部に配置、固定され、シャフト16の回転に伴いロータ14とともに回転するエンドプレート18,20とを含み、構成されている。
【0030】
回転電機100がモータとして機能するときには、二次電池や燃料電池などの電源からの直流電力を、必要に応じて昇圧コンバータを用いて所望の電圧に昇圧させて、インバータにより多相交流電力に変換した後にコイル22に通電し、ロータ14を回転させる。一方、回転電機100が発電機として機能するときには、ロータ14の回転によってコイル22に電流が流れ、このとき得られた電力は回生電力として二次電池等に充電され、または補機等の電子機器に供給され、駆動電力として消費される。
【0031】
コイル22は例えば、図示しない複数の相コイル(例えば、U相コイル、V相コイル、W相コイルからなる三相コイルなど)を構成する複数の巻線により形成させることができ、また、要求されるステータ12および/または回転電機100の性能や生産コスト等に応じて、いわゆる分布巻や集中巻など、種々の態様の巻線構造により構成することができる。また、コイル22として、例えば、丸線、角線、平角線など、種々の断面形状を有するコイル線を適用することができる。
【0032】
冷却装置30は、シャフト16(またはロータ14)の内部に導入された冷却媒体を、誘導路38を経由してエンドプレート20に誘導し、吐出孔40からエンドプレート端面21を経て、冷却対象50の特に下方部分および内周部分に向けて飛散させる第1の冷却機構(図2に示す経路A参照)と、冷媒送出ポンプ26と、冷媒供給流路28と、冷媒流通管路24と、を含み、吐出孔24a,24bから冷却対象50の特に上方部分および外周部分に向けて吐出させる第2の冷却機構(図2に示す経路B参照)とを含む。
【0033】
冷却装置30は、例えば、電動式または機械式の冷媒送出ポンプ26を利用して、内部に回転電機100が収容されたケース36に隣接または近接する図示しないギヤ室内のギヤオイルまたは図示しない自動変速装置内のATフルードなどの潤滑剤の少なくとも一部を冷却媒体として冷媒流通管路24に流通させる構成を有することができる。冷媒流通管路24は、ロータ14の回転軸に並行するように配置されている。冷媒流通管路24を流通する冷却媒体は、吐出孔24a,24bから冷却対象であるコイルエンド22a,22bに向けてそれぞれ吐出されるよう構成されている。他の実施の形態として、冷媒流通管路24にコイル22および/またはロータ14に向けて冷却媒体を吐出させることができる別の吐出孔をさらに設け、冷却媒体が冷却する冷却対象にコイル22やロータ14を含める構成とすることもできる。冷媒流通管路24をより安定に保持するために、例えば図示しないブラケットなどの固定化部材を用いてケース36に固定してもよい。
【0034】
また、冷媒流通管路24に設けられた吐出孔24a,24bや、エンドプレート18,20設けられた吐出孔から吐出され、ケース36内に溜まった冷却媒体を、回転電機100が収容されたケース36の外部に排出させるための冷媒排出流路29を設け、冷媒送出ポンプ26に戻す構成とすることができる。また、冷媒送出ポンプ26から送出された冷却媒体の一部を、第2の冷却機構としてシャフト16の内部に導入することができ、また、第2の冷却機構において利用される別の冷媒送出ポンプをさらに設けることもできる。また、冷媒送出ポンプ26から送出された冷却媒体を図示しないギヤ室または自動変速装置に戻し、場合によっては循環させる図示しない分岐路を設けることもできる。
【0035】
図2,3に示すように、エンドプレート20の外周部分に、周方向壁42と、径方向壁48とが設けられている。径方向壁48は、ロータ14の周方向に複数配置されており、各径方向壁48はそれぞれ、ロータ14の径方向に放射状に延びた形状を有している。一方、周方向壁42は、隣り合う径方向壁48を繋ぐように周方向に配置されており、エンドプレート20の外周部分には、径方向壁48と周方向壁42とで区画された凹形状の溝44が形成されている。なお、エンドプレート20に配置される径方向壁48の形状および/または数は、図3に例示するものと相違しても構わない。
【0036】
実施の形態において、エンドプレート20の軸方向端面(エンドプレート端面)21は、少なくとも周方向壁42の端部である飛散誘導端46側が隆起するように傾斜しており、エンドプレート20の回転に応じて冷却対象50に適切に飛散させることができるように構成されている。エンドプレート端面21は、ある一定の傾きを持った傾斜面であってもよく、図2に例示するように断面が弧状または湾曲形状であってもよい。
【0037】
一方、エンドプレート20の周縁部に形成された凹形状の溝44には、図2に示す経路Bを経て流出した冷却媒体の一部が一時的に貯留する。溝44に貯留した冷却媒体は、エンドプレート20の回転に応じて径方向壁48に当たり、冷却対象50のうち、特にコイルエンド122bの側方部分に向けて飛散する。このため、外周部分に周方向壁および径方向壁が設けられていないエンドプレートが設けられた回転電機と比較して、回転電機の作動時における冷却効率が向上する。
【0038】
また、エンドプレート20の周縁部に溝44を有することにより、冷却媒体がエンドプレート20の壁面を伝ってステータ12とロータ14の間のエアギャップへ侵入することを防止または抑制することができる。特に、溝44を構成する周方向壁42の内壁43を、軸方向の端部側に向けて傾斜させると、冷却媒体のエアギャップへの侵入がより効果的に抑制されるため、好適である。
【0039】
本発明の実施の形態において、エンドプレート18,20は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金など、従来のエンドプレートと同様の材料を用いて作製することができる。また、エンドプレート18,20を構成する周方向壁や径方向壁など、あらゆる部位を一体に成形してもよく、必要に応じて複数の部材を適用してもよい。
【0040】
本発明の実施の形態によれば、回転電機を収容する筐体内に導入された冷却媒体をより有効に活用して回転電機をより効率よく冷却させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明は、車両などの移動体に搭載されるモータジェネレータなど、冷却媒体を用いて冷却する様式の回転電機において利用することが可能である。
【符号の説明】
【0042】
12,112 ステータ、13 ステータコア、14,114 ロータ、16,116 シャフト、18,20,118,120 エンドプレート、21 エンドプレート端面、22 コイル、22a,22b,122a,122b コイルエンド、24,124 冷媒流通管路、24a,24b,40,124a,124b 吐出孔、26 冷媒送出ポンプ、28 冷媒供給流路、29 冷媒排出流路、30 冷却装置、36 ケース、38 誘導路、42 周方向壁、43 内壁、44 溝、46 飛散誘導端、48 径方向壁、50 冷却対象、100,200 回転電機。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内側部分に中空部分を形成するように配設されたステータと、前記中空部分に配置され、前記ステータと対面して回転可能なロータと、を備える回転電機において、前記ロータの軸方向の端部に配置されるエンドプレートであって、
外周部分に、前記ロータの径方向に放射状に延びる径方向壁であって、周方向に複数配置された、径方向壁と、
隣り合う前記径方向壁を繋ぐように周方向に配置された、周方向壁と、
を備えることを特徴とするエンドプレート。
【請求項2】
請求項1に記載のエンドプレートにおいて、
前記外周部分には、前記径方向壁と前記周方向壁とで区画された凹形状の溝が形成されており、
軸方向端面は、少なくとも周方向壁側が隆起するように傾斜していることを特徴とするエンドプレート。
【請求項3】
内側部分に中空部分を形成するように配設されたステータと、
前記中空部分に配置され、前記ステータと対面して回転可能なロータと、
前記ロータの軸方向の両端部分から突出するように前記ステータの端部に設けられたコイルエンドと、
前記ロータの軸方向の端部に配置されるエンドプレートと、
を備える回転電機であって、
前記エンドプレートの外周部分に、前記ロータの径方向に放射状に延びる径方向壁であって、周方向に複数配置された、径方向壁と、
隣り合う前記径方向壁を繋ぐように周方向に配置された、周方向壁と、
を備えることを特徴とする回転電機。
【請求項4】
請求項3に記載の回転電機において、
前記エンドプレートの外周部分には、前記径方向壁と前記周方向壁とで区画された凹形状の溝が形成されており、
前記エンドプレートの軸方向端面は、少なくとも前記周方向壁の端部側が隆起するように傾斜していることを特徴とする回転電機。
【請求項5】
請求項4に記載の回転電機において、
冷却媒体を前記ロータの回転軸に並行する方向に流通させるための冷媒流路をさらに備え、
前記エンドプレートは、前記冷媒流路から流出し、前記凹形状の溝に一時的に貯留された冷却媒体を、前記エンドプレートの回転により冷却対象に向けて飛散するように形成されていることを特徴とする回転電機。
【請求項6】
請求項3または4に記載の回転電機において、
前記エンドプレートは、前記ロータの内部を流通する冷却媒体を前記軸方向端面に吐出するための吐出孔を有し、
前記吐出孔から吐出された前記冷却媒体を、前記エンドプレートの回転により前記冷却対象に向けて飛散するように形成されていることを特徴とする回転電機。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2013−27244(P2013−27244A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−162253(P2011−162253)
【出願日】平成23年7月25日(2011.7.25)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】